JPH05250219A - テストプログラムの網羅率測定装置 - Google Patents

テストプログラムの網羅率測定装置

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Publication number
JPH05250219A
JPH05250219A JP4038932A JP3893292A JPH05250219A JP H05250219 A JPH05250219 A JP H05250219A JP 4038932 A JP4038932 A JP 4038932A JP 3893292 A JP3893292 A JP 3893292A JP H05250219 A JPH05250219 A JP H05250219A
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JP
Japan
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branch
signal line
microinstruction
information
sequence control
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Application number
JP4038932A
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English (en)
Inventor
Takao Kishi
高夫 岸
Hirokazu Furuya
浩和 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Computertechno Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05250219A publication Critical patent/JPH05250219A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マイクロプログラムの網羅率測定時間の短縮
化。 【構成】マイクロ命令格納手段2内のマイクロ命令の分
岐条件選択フィールドにより選択される分岐条件と、シ
ーケンス制御フィールドよりマイクロ命令の分岐情報を
作成する分岐情報作成手段3と、マイクロ命令の存在す
る各アドレスに対して1ワードが定義され分岐情報作成
手段の出力を記憶する情報記憶手段4と、マイクロ命令
格納手段2のシーケンス制御フィールドの情報をエンコ
ードし情報記憶手段4に出力するエンコーダ5と、情報
記憶手段4に対するライトアドレスを出力するアドレス
格納手段1から成り、分岐情報作成手段3の出力である
分岐方向とエンコーダ5の出力である分岐種別を情報記
憶手段4に同時に書き込む。 【効果】実行したマイクロ命令を調べ直すまでもなく網
羅率を測定することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明のテストプログラムの網羅
率測定装置、特にマイクロプログラムを利用した情報処
理装置におけるマイクロプログラムの走行評価状況の測
定を行うテストプログラムの網羅率測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプログラムを使用する情報処理
装置に対し、テストプログラムを使用して機能テストを
行なう場合、このテストプログラムが全機能に対してど
れだけ試験が行なえたかを判断するため、マイクロプロ
グラムの全ステップに対し実行したステップの割合であ
る網羅率を測定することが知られている。
【0003】従来のこの種のテストプログラムの網羅率
測定装置は、RAM等の情報記憶手段に、マイクロ命令
アドレスをライトアドレスとしてそのアドレスのマイク
ロ命令が実行されたか否か、あるいはどのような分岐を
行なったか否かを記憶させてゆく手段を用いている。図
3は、このような従来例であり、一方向分岐(無条件分
岐、又は分岐無し)、2方向分岐、4方向分岐が可能で
あるマイクロ命令に対する網羅率測定装置を示すブロッ
ク図である。図3において、アドレス格納手段305
は、現在実行中のマイクロ命令のアドレスを信号線31
を使用して受けとり、信号線31の指示により格納す
る。マイクロ命令格納手段306は、現在実行中のマイ
クロ命令を信号線33を使用して受けとり信号線31の
指示により格納する。マイクロ命令格納手段306に格
納されたマイクロ命令は信号線36により読出されるシ
ーケンス制御情報と、信号線37により読出される分岐
条件選択情報と、その他とに分割される。
【0004】分岐情報作成手段307は、マイクロ命令
格納手段306より信号線36と信号線37を使用しシ
ーケンス制御情報と分岐条件選択情報を受けとり、信号
線34から受けとる分岐条件群より分岐条件を選択し、
マイクロ命令の分岐方向を決定し、4つの分岐方向の各
々に対応した信号線301,302,303,304の
内、分岐方向に対応した1つの信号線に分岐先である事
を示す値(論理値“1”)を値の3つの信号線には分岐
先ではない事を示す値(論理値“0”)をそれぞれ出力
する。
【0005】情報記憶手段308は、ライトイネーブル
WEに接続される信号線38が論理値“1”である時
に、ライトアドレウWAに接続されている信号線35で
示されるアドレスにライトデータS11,S12,S13,S
14に接続されている信号線301,302,303,3
04により伝えられる分岐方向情報を書込む。
【0006】以下に、図4のマイクロプログラムを走行
させた場合における、図3に示した従来のテストプログ
ラムの網羅率測定装置の動作を説明する。
【0007】信号線31の指示により処理Aのマイクロ
命令のアドレス“a”がアドレス格納手段305に、処
理Aのマイクロ命令がマイクロ命令格納手段306にそ
れぞれ格納される。
【0008】処理Aは2方向分岐であり、処理Cへ分岐
する場合、信号線302に論理値“0”が出力される。
【0009】情報記憶手段308は、信号線38の指示
によりアドレス“a”の1ワードに対し、信号線30
1,302,303,304の値を、各々対応するフィ
ールドに以前記憶された内容に対し論理和をとり記憶す
る。
【0010】次に、処理Cのマイクロ命令アドレス
“C”とマイクロ命令が信号線31の指示によりアドレ
ス格納手段305とマイクロ命令格納手段306に格納
される。
【0011】処理Cは無条件分岐(1方向分岐)である
から、信号線301に論理値“1”が、信号線302,
303,304に論理値“0”がそれぞれ出力される。
【0012】情報記憶手段308は、信号線38の指示
によりアドレス“C”の1ワードに対し、信号線30
1,302,303,304の値を各々対応するフィー
ルドに以前記憶された内容に対し論理和をとり記憶す
る。
【0013】以後、同様にして処理F等が実行され記憶
される。
【0014】上記の処理を完了した時点で情報記憶手段
308の内容は例えば図5に示した値となる。ここで各
アドレスに対応する処理が無条件分岐(1方向分岐),
2方向分岐,4方向分岐からの情報をマイクロプログラ
ムより求め、無条件分岐(1方向分岐)の場合は分岐方
向1の情報のみを有効とし、2方向分岐の場合は分岐方
向1と分岐方向2の情報のみを有効とし、4方向分岐の
場合は分岐方法1,分岐方向2,分岐方向3,分岐方向
4の情報を有効とすることにより、処理Dは分岐方向2
への分岐が行なわれていない事がわかり、処理Dから処
理Fへのマイクロプログラムの流れが未評価であること
が判明する。
【0015】分岐情報作成手段307の詳細ブロック図
の例を示すたものが図6である。
【0016】図6において、信号線34は8ビットの分
岐条件群であり、4ビットと4ビットの2つのグループ
に分れ、分岐条件選択情報である信号線37の2ビット
により各々1ビットが分岐条件選択手段42と分岐条件
選択手段43により選択され信号線313と信号線31
4に出力される。信号線36はシーケンス制御情報であ
り、シーケンス制御情報デコード手段40により無条件
分岐,2方向分岐,4方向分岐に分類される。
【0017】シーケンス制御情報デコード手段40は、
シーケンス制御情報が無条件である時、信号線310と
信号線311に論理値“0”を出力し、またシーケンス
制御情報が2方向分岐である場合は信号線310に論理
値“0”を、信号線311に論理値“1”をそれぞれ出
力し、またシーケンス制御情報が4方向分岐である場合
は信号線310に論理値“1”を、信号線311に論理
値“0”をそれぞれ出力する。
【0018】論理和手段44は信号線310と信号線3
11の論理和を信号線312に出力する。論理積手段4
5は信号線313に示される分岐条件と信号線310の
論理積をとり信号線315に出力する。論理積手段46
は信号線314に示される分岐条件と信号線312の論
理積をとり信号線316に出力する。
【0019】信号線315と信号線316は分岐方向が
エンコード化されたコードとなっており、シーケンス制
御情報が2方向分岐の場合は“00”と“01”、分岐
種別情報が4方向分岐の場合は“00”,“01”,
“10”と“11”のコードをとりうる。
【0020】分岐方向デコード手段41は信号線315
と信号線316より得られる分岐方向のコードをデコー
ドし、信号線301,信号線302,信号線303,信
号線304の内分岐方向に対応した1つの信号線に論理
値“1”を、他の3つの信号線に論理値“0”をそれぞ
れ出力する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテスト
プログラムの網羅率測定装置では、プログラム中の任意
のステップが実行されたか否かと、着目しているステッ
プがどのステップからの分岐によって実行したかという
点のみを採取しているため、マイクロプログラムが取り
得るステップの全ケースがテストされたか否かを評価す
るためには、測定したマイクロプログラムのマイクロ命
令を調べ、どのようなシーケンス制御によって実行した
のか判断する必要がある。
【0022】ところが、マイクロプログラムの網羅率の
測定は、情報処理装置の検査段階で用いられることが多
く、検査段階ではマイクロプログラムの変更等が頻繁に
行なわれることが多い。この結果、マイクロプログラム
の変更があり測定結果を行なうたびに集計方法を変更す
る必要が生じるので、評価時間がかかるという問題点が
あった。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、マイク
ロ命令のシーケンスを記述するシーケンス制御フィール
ドとマイクロ命令の分岐条件の選択を記述する分岐条件
選択フィールドを有するマイクロ命令により制御される
情報処理装置のテストプログラムの網羅率測定装置であ
って、実行中のマイクロ命令の前記分岐条件選択フィー
ルドにより選択される分岐条件と前記シーケンス制御フ
ィールドより該マイクロ命令の分岐情報を作成する分岐
情報作成手段と、マイクロ命令の存在する各アドレスに
対応して1ワードが定義され前記分岐情報作成手段出力
を記憶する分岐情報記憶手段を有し、前記分岐情報作成
手段においては、前記シーケンス制御フィールドより該
マイクロ命令が分岐命令であったか否か、あるいは分岐
命令であった場合にはどのような分岐命令であったかを
示す分岐種別情報と、前記分岐条件選択フィールドによ
り選択された分岐条件と前記シーケンス制御フィールド
より該マイクロ命令の分岐しうる最大分岐数のうち該マ
イクロ命令がいずれの方向に進んだかを示す分岐方向情
報を出力することを特徴とする。
【0024】
【実施例】次に本発明について図面を参照しなから説明
する。
【0025】図1は本発明の一実施例で、1方向分岐
(無条件分岐又は分岐無し),2方向分岐,4方向分岐
が可能であるマイクロ命令に対する網羅率測定装置のブ
ロック図である。
【0026】図1において、アドレス格納手段1は、現
在実行中のマイクロ命令のアドレスを信号線12を使用
して受けとり、信号線11の指示により格納する。マイ
クロ命令格納手段2は、マイクロ命令を信号線12を使
用して受けとり信号線11の指示により格納する。マイ
クロ命令格納手段2に格納されたマイクロ命令は、信号
線16として読出されるシーケンス制御情報、信号線1
7として読出される分岐条件選択情報と、その他とに分
割される。
【0027】分岐情報作成手段3は、マイクロ命令格納
手段2より信号線16と信号線17を使用しシーケンス
制御情報と分岐条件選択情報を受けとり、信号線14か
ら受けとる分岐条件群より分岐条件を選択し、マイクロ
命令の分岐方向を決定し、4つの分岐方向の各々に対応
した信号線101,102,103,104の内分岐方
向に対応した1つの信号線に分岐先である事を示す値
(論理値“1”)を、他の3つの信号線には分岐先では
ない事を示す値(論理値“0”)をそれぞれ出力する。
【0028】また、エンコーダ5は信号線16からのシ
ーケンス制御情報を1方向分岐は“00”、2方向分岐
は“01”、4方向分岐は“10”のように2ビットに
エンコードして信号線105,106にそれぞれ出力す
る。
【0029】情報記憶手段4は、ライトイネーブルWE
に接続される信号線18が論理値“1”である時に、ラ
イトアドレスWAに接続されている信号線15で示され
てりうアドレスにライトデータであるS1 ,S2
3 ,S4 ,S5 ,S6 に接続されている信号線10
1,102,103,104,105,106により伝
えられる分岐方向とシーケンス制御情報を書込む。
【0030】次に、図4にマイクロプログラムを走行さ
せた場合における本例の動作を説明する。
【0031】信号線11の指示により処理Aのマイクロ
命令アドレス“a”がアドレス格納手段1に処理Aのマ
イクロ命令がマイクロ命令格納手段2にそれぞれ格納さ
れる。処理Aは2方向分岐であり、処理Cへ分岐した場
合、信号線102に論理値“1”が、信号線101,1
03,104に論理値“0”が、また分岐種別をあらわ
す信号線105に“0”、106には“1”がそれぞれ
出力される。
【0032】情報記憶手段4は、信号線18の指示によ
りアドレス“a”の1ワード対し、信号線101,10
2,103,104,105,106に値を、各々対応
するフィールドに以前に格納された内容に対し論理和を
とり記憶する。
【0033】次に、処理Cのマイクロ命令アドレス
“C”とマイクロ命令が信号線11の指示によりアドレ
ス格納手段1とマイクロ命令格納手段2に格納される。
【0034】処理Cは無条件分岐(1方向分岐)である
から、信号線101に論理値“1”が、信号線102,
103,104,105,106に論理値“0”が出力
される。
【0035】情報記憶手段4は、信号線18の指示によ
りアドレス“C”の1ワードに対し、信号線101,1
02,103,104,105,106の値を、各々対
応するフィールドに以前記憶された内容に対し論理和を
とり記憶する。
【0036】以後、同様にして処理F等が実行され記憶
される。
【0037】上記の処理を完了した時点で情報記憶手段
4の内容は例えば図7に示した値となる。図をみると明
らかなように、処理Dは2方向分岐を行うが分岐方向2
への分岐が行なわれていない事がわかり、処理Dから処
理Fへとマイクロプログラムの流れが未評価であること
がすぐに判明する。
【0038】分岐情報作成手段3の詳細ブロック図の例
を示すたものが図8である。
【0039】図8において、信号線14は8ビットの分
岐条件群であり、4ビットと4ビットの2つのグループ
に分れ、分岐条件選択情報である信号線17の2ビット
により各々1ビットが分岐条件選択手段62と分岐条件
選択手段63により選択され信号線53と信号線54に
出力される。信号線16はシーケンス制御情報であり、
種別デコード手段60により無条件分岐,2方向分岐,
4方向分岐に分類される。
【0040】シーケンス制御情報デコード手段60は、
シーケンス制御情報が無条件である時、信号線50と信
号線51に論理値“0”を出力し、またシーケンス制御
情報が2方向である場合は信号線50に論理値“0”
を、信号線51に論理値“1”をそれぞれ出力し、また
シーケンス制御情報が4方向分岐である場合は信号線5
0に論理値“1”を、信号線51に論理値“0”をそれ
ぞれ出力する。
【0041】論理和手段64は信号線50と信号線51
の論理和を信号線52に出力する。論理積手段65は信
号線53に示される分岐条件と信号線50の論理積をと
り信号線55に出力する。論理積手段66は信号線54
に示される分岐条件と信号線52の論理積をとり信号線
55に出力する。
【0042】信号線55と信号線56は分岐方向がエン
コード化されたコードとなっており、シーケンス制御情
報が無条件の場合は“00”、シーケンス制御情報が2
方向分岐の場合は“00”と”01”、シーケンス制御
情報が4方向分岐の場合は“00”,“01”,“1
0”,と“11”のコードをとりうる。
【0043】分岐方向デコード手段61は信号線55と
信号線56より得られる分岐方向のコードをデコード
し、信号線101,102,103,104の内分岐方
向に対応した1つの信号線に論理値“1”を、他の3つ
の信号線に論理値“0”をそれぞれ出力する。
【0044】以上説明したように、このような実施例に
より分岐種別情報も記憶していくことにより評価時間の
削減ができる。なお、このような効果は図2に示す本発
明の第2の実施例によっても実現できる。
【0045】図2におけるアドレス格納手段6,マイク
ロ命令格納手段7,信号線21,22,23,24,2
5,26,27,28は先に説明した図1におけるアド
レス格納手段1,マイクロ命令格納手段2,信号線1
1,12,13,14,15,16,17,18と同じ
機能をもつ。
【0046】分岐情報作成手段8は信号線26と信号線
27を使用てシーケンス制御情報と分岐条件選択情報を
受けとり、信号線24から受けとる分岐条件群より分岐
条件を選択し、マイクロ命令の分岐方向を決定し、4つ
の分岐方向の各々に対応した信号線201,202,2
03,204の内、分岐方向に対応した1つの信号線に
分岐先であることを示す値(論理値“1”)を出力す
る。また、無条件分岐命令あるいは2方向分岐命令が出
現した場合には、マイクロ命令が分岐し得ない方向には
分岐したことを示す値(論理値“1”)を、分岐しなか
った方向には論理値“0”をそれぞれ出力する。
【0047】情報記憶手段9は、ライトイネーブルWE
に接続される信号線28が論理値“1”である時に、ラ
イトアドレスWAに接続されている信号線25で示され
ているアドレスにライトデータであるS7 ,S8
9 ,S10に接続されている信号線201,202,2
03,204により伝えられる分岐方向と分岐し得ない
方向に“1”を書き込む。
【0048】図4のマイクロプログラムを走行させた場
合には、まず処理Aにおいては、2方向分岐であり、処
理Cへ分岐した場合は信号線202,203,204に
論理値“1”が、信号線201に論理値“0”がそれぞ
れ出力される。情報記憶手段9は、信号線28の指示に
よりアドレス“a”の1ワードに対し、信号線201,
202,203,204の値を各々対応するフィールド
に以前に記憶された内容に対し論理和をとり記憶する。
【0049】処理Cは無条件分岐(1方向分岐)である
から信号線C201,202,203,204に論理値
“1”が出力される。
【0050】情報記憶手段9は、信号線28の指示によ
り、アドレスCの1ワードに対し、信号線201,20
2,203,204の値を、各々対応するフィールドに
以前記憶された内容に論理和をとり記憶する。
【0051】以後同様にして処理F等が実行され記憶さ
れる。
【0052】上記の処理を完了した時点で、情報記憶手
段9の内容は例えば図9に示した値となる。図9をみる
と明らかなように、処理Dは分岐命令であるが、分岐済
でない方向があることがわかり処理Dから処理Fへのマ
イクロプログラムの流れが未評価であることがすぐに判
明する。
【0053】分岐情報作成手段8の詳細ブロックの例を
示したものが図10である。
【0054】図10において、信号線24,26,2
7,70,71,72,73,74,75,76,20
1,205,206,207シーケンス制御情報デコー
ド手段80,81、分岐条件選択手段82,83、論理
割手段84は図8における信号線14,16,17,5
0,51,52,53,54,55,56,101,1
02,103,104、シーケンス制御情報デコード手
段60,61、分岐条件選択手段62,63、論理和手
段64と同じ機能をもつ。
【0055】論理積手段85は信号線73に示される分
岐条件と信号線70の論理積をとり正論利と負論理を各
々信号線75,77に出力する。論理積手段86は信号
線74に示される分岐条件と信号線72の論理積をとり
正論理,負論理を各々信号線76,78に出力する。論
理積手段87は信号線77と信号線78の論理積をとり
信号線79に出力する。論理手段88は信号線205と
信号線79の論理和をとり信号線202に出力する。論
理和手段89は、信号線206と信号線76と信号線7
9の論理和をとり信号線203に出力する。論理和手段
90は信号線207と信号線76と信号線79の論理和
をとり信号線204に出力する。
【0056】これらの結果、信号線201,202,2
03,204には分岐方向に対応した1つの信号線と分
岐数が最大値に満たなかった場合の分岐し得ない方向に
論理値“1”が、分岐し得るが分岐が行なわれなかった
方向には論理値“0”がそれぞれ出力される。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、使用したマイクロプロ
グラムの分岐種別を調べ直すまでもなく、分岐方向の網
羅率測定を評価することができるので、大幅な評価時間
の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例をあらわすブロック図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例をあらわすブロック図で
ある。
【図3】従来の技術をあらわすブロック図である。
【図4】従来装置ではデータ採取に時間を必要とし本発
明により測定時間の短縮が行なわれたマイクロプログラ
ムの流れ図である。
【図5】図4に示したマイクロプログラムを実行した場
合における、図3内の情報記憶手段8の記憶内容を示
す。
【図6】図3内の分岐情報作成手段7の詳細ブロック図
の例である。
【図7】図4に示したマイクロプログラムを実行した場
合における、図1内の情報記憶手段4の記憶内容を示
す。
【図8】図1内の分岐情報作成手段3の詳細ブロック図
の例である。
【図9】図4に示したマイクロプログラムを実行させた
場合における図2内の情報記憶手段9の記憶内容を示
す。
【図10】図2内の分岐情報作成手段8の詳細ブロック
図の例である。
【符号の説明】
1 アドレス格納手段 2 マイクロ命令格納手段 3 分岐情報作成手段 4 情報記憶手段 5 エンコーダ 6 アドレス格納手段 7 マイクロ命令格納手段 8 分岐情報作成手段 9 情報記憶手段 305 アドレス格納手段 306 マイクロ命令格納手段 307 分岐情報作成手段 308 情報記憶手段 40 シーケンス制御情報デコード手段 41 分岐方向デコード手段 42 分岐条件選択手段 43 分岐条件選択手段 44 論理和手段 45 論理積手段 46 論理積手段 60 シーケンス制御情報デコード手段 61 分岐方向デコード手段 62 分岐条件選択手段 63 分岐条件選択手段 64 論理和手段 65 論理積手段 66 論理積手段 80 シーケンス制御情報デコード手段 81 分岐方向デコード手段 82 分岐条件選択手段 83 分岐条件選択手段 84 論理和手段 85 論理積手段 86 論理積手段 87 論理積手段 88 論理和手段 89 論理和手段 90 論理和手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ命令のシーケンスを記述するシ
    ーケンス制御フィールドとマイクロ命令の分岐条件の選
    択を記述する分岐条件選択フィールドを有するマイクロ
    命令により制御される情報処理装置のテストプログラム
    の網羅率測定装置であって、 実行中のマイクロ命令の前記分岐条件選択フィールドに
    より選択される分岐条件と前記シーケンス制御フィール
    ドより該マイクロ命令の分岐情報を作成する分岐情報作
    成手段と、 マイクロ命令の存在する各アドレスに対応して1ワード
    が定義され前記分岐情報作成手段出力を記憶する分岐情
    報記憶手段を有し、 前記分岐情報作成手段においては、前記シーケンス制御
    フィールドより該マイクロ命令が分岐命令であったか否
    か、あるいは分岐命令であった場合にはどのような分岐
    命令であったかを示す分岐種別情報と、前記分岐条件選
    択フィールドにより選択された分岐条件と前記シーケン
    ス制御フィールドより該マイクロ命令の分岐しうる最大
    分岐数のうち該マイクロ命令がいずれの方向に進んだか
    を示す分岐方向情報を出力することを特徴とするテスト
    プログラムの網羅率測定装置。
  2. 【請求項2】 前記分岐情報作成手段においては、前記
    分岐種別情報を出力せず、前記分岐条件選択フィールド
    により選択された分岐条件と前記シーケンス制御フィー
    ルドから前記分岐方向情報を作成する際に、無条件分岐
    命令あるいは条件分岐命令でも分岐数が前記最大の分岐
    数に満たないマイクロ命令が出現した場合には、該マイ
    クロ命令が分岐し得ない方向には分岐済であることを示
    すように前記分岐方向情報を作成することを特徴とする
    請求項1記載のテストプログラムの網羅率測定装置。
JP4038932A 1992-02-26 1992-02-26 テストプログラムの網羅率測定装置 Pending JPH05250219A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60147851A (ja) * 1984-01-13 1985-08-03 Nec Corp マイクロプログラム制御装置
JPH0319043A (ja) * 1989-06-16 1991-01-28 Nec Corp マイクロプログラムの網羅率測定装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60147851A (ja) * 1984-01-13 1985-08-03 Nec Corp マイクロプログラム制御装置
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