JPH05249786A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05249786A
JPH05249786A JP4048957A JP4895792A JPH05249786A JP H05249786 A JPH05249786 A JP H05249786A JP 4048957 A JP4048957 A JP 4048957A JP 4895792 A JP4895792 A JP 4895792A JP H05249786 A JPH05249786 A JP H05249786A
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charging
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image forming
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JP4048957A
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Toru Honma
亨 本間
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Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿画像の画質に応じて画像濃度及び階調性
のバランスを選択的に調整可能とし、画像形成可能な原
稿の種類を増大し、装置の機能拡大を図る。 【構成】 画像情報センサ73からの検出結果に応じ
て、あるいは帯電・露光選択キ−42dにより選択され
る演算回路84a〜84eを設ける。これにより原稿画
像の画質に応じて、帯電チャ−ジャ21及び露光ランプ
51への印加電圧を調整し、画像濃度及び階調性のバラ
ンスを原稿画質に適する様選択的に調整する事により、
画像形成可能な原稿の種類の増大を図り、装置の機能拡
大を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置等におい
て、原稿の画質に応じて帯電及び露光条件を設定可能と
する画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真装置等において、画像形
成工程中の感光体の帯電時における帯電々圧及び、この
帯電々圧に対する露光装置の露光々量は、通常は一般的
な文字原稿等に適した階調性が得られる様、特定の値に
固定的に設定されている。又近年、中間濃度が用いられ
る写真原稿用に、特に写真原稿に適した階調性が得られ
る様、操作パネル上より帯電々圧及び露光々量を設定し
直せる装置も開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来電子写真装置にあ
っては、画像の階調性は、事務用等の文字原稿に適する
様に固定的に設定されるか、せいぜい写真原稿に適する
階調性が得られるのみであった。
【0004】このため、特にベタ黒部のみからなる毛筆
原稿や、毛筆と文字の組み合わせからなる原稿、更には
文字と写真の組み合わせからなる原稿等の、文字原稿あ
るいは写真原稿以外の原稿のコピ−には適さず、近年情
報の多様化により原稿の種類が増えているにもかかわら
ず、コピ−を行えない場合を多々生じていた。
【0005】そこで本発明は上記課題を解決するもの
で、文字原稿及び写真原稿に限らず、その他の原稿であ
っても適正な階調性を得る事により、コピ−画像を得る
事が可能となり、コピ−可能な原稿種類の増大により装
置の機能拡大を図る事が出来る画像形成装置を提供する
事を目的とする
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、像担持体と、この像担持体上に原稿に対
応する画像を形成する画像形成手段とを具備する画像形
成装置において、上記像担持体に一様に電荷を付与する
帯電手段と、上記原稿を照射する発光手段及びこの発光
手段による上記原稿からの反射光を上記像担持体に集光
する集光手段とからなる露光手段と、上記帯電手段の任
意の帯電条件及びこの任意の帯電条件に対して特定され
る上記発光手段の発光条件からなり画像形成時に実施さ
れる複数組の画像形成条件を設定する条件設定手段と、
上記原稿の画像情報を検出する検出手段と、この検出手
段による検出結果に応じて上記帯電手段及び上記発光手
段を上記条件設定手段内の任意の画像形成条件に設定す
る制御手段とを設けるものである。
【0007】又本発明は、上記課題を解決するために、
像担持体と、この像担持体上に原稿に対応する画像を形
成する画像形成手段とを具備する画像形成装置におい
て、上記像担持体に一様に電荷を付与する帯電手段と、
上記原稿を照射する発光手段及びこの発光手段による上
記原稿からの反射光を上記像担持体に集光する集光手段
とからなる露光手段と、上記帯電手段の任意の帯電条件
及びこの任意の帯電条件に対して特定される上記発光手
段の発光条件からなり画像形成時に実施される複数組の
画像形成条件を設定する条件設定手段と、上記複数組の
画像形成条件の内任意の1組を指定する呼び出し手段
と、上記帯電手段及び上記発光手段を上記呼び出し手段
により指定された上記条件設定手段内の任意の画像形成
条件に設定する制御手段とを設けるものである。
【0008】
【作用】本発明は上記の様に構成され、帯電チャ−ジャ
の帯電条件及び帯電条件に対して特定される露光ランプ
の発光条件とを設定し直し、多種の階調性を得る事によ
り、文字原稿及び写真原稿以外の原稿の画像形成を可能
とし、装置の機能拡大を図るものである。
【0009】
【実施例】先ず本発明の原理について説明する。画像形
成を行う場合に、例えば、帯電時における感光体の表面
電位Vを一定として、露光ランプへの印加電圧V
exp を50〜78[V]迄変化させると、原稿濃度
に対する画像濃度特性は図5に示すような結果が得ら
れ、露光々量を低減すると画像濃度が改善されるものの
階調性が低下され、露光々量を増大すると画像濃度は低
減されるものの、階調性が改善される。
【0010】一方、露光時における露光ランプへの印加
電圧Vexpoを一定として、感光体の表面電位V
−400〜−800[V]迄変化させると、原稿濃度に
対する画像濃度特性は図6に示すような結果が得られ、
表面電位を増大すると毛筆原稿やベタ黒原稿に適する十
分な画像濃度を得られるものの階調性が低下され、表面
電位を低減すると写真原稿に最適な階調性を得られるも
のの画像濃度は低減されてしまう。
【0011】これらの事から本発明は、例えば、表面電
位を増大し所望の画像濃度を得る場合は、露光々量を増
大する事により階調性を改善する一方、表面電位を低減
し所望の階調性を得る場合は、露光々量を低減する事に
より画像濃度を改善するというように、表面電位と共に
露光々量を調整する事により、原稿画像に応じて、より
必要とされる所望の画像濃度あるいは所望の階調性を得
た上で、更に階調性を改善したりあるいは画像濃度を改
善することにより、より再現性の向上を図るものであ
る。
【0012】以下本発明の実施例を図1乃至図4に示す
実施例を参照して説明する。図1は、電子写真装置全体
の内部構成を示すもので、装置本体1内には、帯電、露
光、現像、転写、剥離、清掃、除電、定着等を行う画像
形成手段2が内蔵され、装置本体1の上面には原稿Dを
載置する原稿台3が設けられている。尚4は原稿カバ−
である。
【0013】この装置本体1内には、像担持体であるド
ラム状の感光体20が配置され、感光体20の周囲に
は、その回転方向に沿って従来より周知の、帯電手段で
ある帯電チャ−ジャ21、露光装置22の露光部22
a,現像装置23、転写チャ−ジャ25、剥離チャ−ジ
ャ26、清掃装置27、除電装置28が順次配置されて
いる。
【0014】ここで帯電チャ−ジャ21は、帯電時にお
ける感光体20の表面電位を−800〜−400[V]
に変動させるため、高圧電源70により帯電グリッド2
1aに印加されるグリッド電圧を−840〜−440
[V]に変動されるようになっている。
【0015】次に露光装置22及び、検出手段であり原
稿Dの画像情報を検出する画像情報センサ73について
詳述する。露光装置22は、装置本体1の上面に設けら
れた原稿台3に載置される原稿Dの背部をリフレクタ5
0で囲繞された発光手段である露光ランプ51で照ら
し、その原稿Dから反射された光像を集光手段である第
1乃至第3の反射ミラ−52〜54及びレンズユニット
55並びに第4乃至第6の反射ミラ−56〜58を順次
介して感光体20に導くようになっている。
【0016】そして露光ランプ51はランプ制御部71
によりその印加電圧を50〜78[V]に変動されるよ
うに成っている。
【0017】更に、レンズユニット55内には、チャ−
ジカップリングデバイス(以下CCDと称す。)からな
り、露光装置22による露光々路22bを妨げない様位
置される検出手段である画像情報センサ73が設けられ
ている。この画像情報センサ73は、露光ランプ51に
よる原稿Dからの反射光を、第1乃至第3の反射ミラ−
を介して受光するが、この受光量が原稿Dの画像の種類
に応じて変動される事から、原稿Dの画像情報を受光量
として検出するものである。
【0018】そしてこの画像情報センサ73での受光量
に応じて、帯電チャ−ジャ21の帯電グリッド21a及
び露光ランプ51への印加電圧が制御される事となる。
【0019】即ち、例えば、原稿Dがベタ黒部からなる
毛筆原稿である場合、画像情報センサ73によりその旨
が検知されると、制御装置72は、高圧電源70による
グリッド電圧を−840[V]とし感光体20を−80
0[V]に帯電し、十分な画像濃度を得る一方、露光ラ
ンプ51への印加電圧を78[V]とし、露光々量を増
大する事により階調性の改善を図ることとなる。一方、
原稿Dが写真原稿である場合、画像情報センサ73によ
りその旨が検知されると、制御装置72は、高圧電源7
0によるグリッド電圧を−440[V]とし感光体20
を−400[V]に帯電し、十分な階調性を得る一方、
露光ランプ51への印加電圧を50[V]とし、露光々
量を低減する事により画像濃度の向上を図る事となる。
【0020】更に装置本体1の下方部には、感光体20
の転写位置25aに供給される用紙Pを収納する給紙カ
セット装置10が装着されている。又、装置本体1の右
側部には、用紙Pを手差しにより装置本体1に供給する
給紙トレイ11が設けられている。
【0021】そして装置本体1内には、給紙カセット装
置10、あるいは給紙トレイ11、から供給された用紙
を、感光体20の転写位置25aを経て排紙トレイ9に
導く用紙搬送路31が形成されている。
【0022】この用紙搬送路31の感光体20より上流
側には、用紙Pの先端を揃え、感光体20との同期を取
りつつ用紙を搬送するレジストロ−ラ対32が配設さ
れ、下流側には、定着ロ−ラ33、搬送路33a、排紙
ロ−ラ対34が配置されている。チャ−ジャ26と定着
ロ−ラ33との間には、搬送ベルト36が配設されてい
る。
【0023】一方、37aは給紙カセット装置10から
用紙Pを一枚ずつ取り出し第1の分離装置38aに供給
する第1のピックアップロ−ラであり、37bは給紙ト
レイ11から用紙Pを一枚ずつ取り出し第2の分離装置
38bに供給する第2のピックアップロ−ラである。
【0024】又、装置本体1上面には、操作パネル40
が設けられ、この操作パネル40にはコピ−倍率、コピ
−枚数あるいは帯電・露光の選択値等の表示を行うメッ
セ−ジパネル41a、装置本体1の動作状態を示す表示
パネル41b等の表示部41が設けられている。更に操
作パネル40には、コピ−キ−42a、テンキ−42
b、自動帯電・露光モ−ド/マニュアルモ−ドを切り換
える帯電・露光モ−ド設定キ−42c、呼び出し手段で
ある帯電・露光選択キ−42d、用紙選択キ−42e、
倍率キ−42f等の操作キ−42が設けられている。
【0025】次に図3は装置本体1の制御系のブロック
図を示し、制御装置72の入力側には入力インタフェ−
ス回路74を介し操作パネル40上の帯電・露光モ−ド
設定キ−42c、第1乃至第5の選択キ−より成る帯電
・露光選択キ−42dを含む各入力キー76、画像情報
センサ73あるいは用紙搬送路31上の用紙検知スイッ
チ(図示せず)、トナ−濃度センサ(図示せず)等その
他各種スイッチ・センサ類77等が接続されている。
【0026】一方、制御装置72の出力側には出力イン
タフェ−ス78を介し、操作パネル40上の表示部41
を駆動する表示ドライバ80、帯電チャ−ジャ21の帯
電グリッド21aに電圧を印加する高圧電源70及び露
光ランプ51を制御するランプ制御部71の条件設定を
行う条件設定手段である画質調整システム84、その他
各種の高圧電源部81、感光体20や現像装置23ある
いは搬送ベルト36等、装置本体1の各種駆動系82a
の駆動を行うドライバ82等が接続されている。
【0027】尚、画質調整システム84は、高圧電源7
0による印加電圧[V]を840[V]、740
[V]、640[V]、540[V]、440[V]の
5段階に設定し、更に夫々の高圧電源70による印加電
圧に対してランプ制御部71による印加電圧[V
expo]を、78[V]、71[V]、64[V]、
57[V]、50[V]に設定する第1乃至第5の演算
回路84a〜84eから成っており、各演算回路84a
〜84eは、操作パネル40上の帯電・露光選択キ−4
2dからのキ−インあるいは画像情報センサ73の受光
量に応じて選択される。即ち、帯電・露光モ−ド設定キ
−42cによりマニュアルモ−ドが選択される場合、帯
電・露光選択キ−42dを必要回数キーインする事によ
り第1乃至第5の演算回路84a〜84eのいずれかが
選択されると共に、いずれの演算回路であるかが、メッ
セージパネル41aに表示される。一方、帯電・露光モ
−ド設定キ−42により自動帯電・露光モ−ドが選択さ
れる場合は、原稿画像の種類により変動される画像情報
センサ73の受光量に応じて、制御装置72内の比較回
路(図示せず)により第1乃至第5の演算回路84a〜
84eのいずれかが選択される事となる。
【0028】次に作用についてのべる。文字原稿等の通
常のコピ−を行う場合、装置本体にあっては、帯電・露
光モ−ド設定キ−42cによりマニュアルモ−ドに設定
され、更に帯電・露光選択キ−42dの第3の選択キ−
により第3の演算回路84cが選択され、文字原稿に適
するよう、高圧電源70による帯電チャ−ジャ21への
印加電圧が640[V]、ランプ制御部71による露光
ランプ51への印加電圧が64[V]となる様に設定さ
れている。
【0029】そして通常の文字原稿の場合は、上述の様
に帯電チャ−ジャ21及び露光ランプ51が文字原稿用
に設定された状態において、原稿Dを原稿台3上に載置
し、コピ−枚数、コピ−倍率、用紙サイズ、画像濃度等
のコピ−条件を操作パネル40上のテンキ−42b等に
よりセットし、コピ−キ−42aをオンする。これによ
り制御装置72によりコピ−が開始され、感光体20は
その回転に従い順次帯電、露光、現像の各工程を実施さ
れ、現像画像を形成される。
【0030】即ち、感光体20は、640[V]の印加
電圧が印加される帯電チャ−ジャ21により一様600
[V]に帯電された後、64[V]が印加される露光ラ
ンプ51により露光位置22aにて原稿画像を露光され
静電潜像を形成され、更に現像装置23に達し静電潜像
を現像される。
【0031】一方、給紙カセット装置10にあっては、
コピ−キ−42aのオンにより第1のピックアップロ−
ラ37aが駆動され、給紙カセット装置10より用紙P
が取り出される。そしてこの取り出された用紙Pは第1
の分離装置38aにより分離され、レジストロ−ラ対3
2位置で一旦停止され、感光体20上に形成される静電
粉像に同期して転写位置25aに送られ静電粉像を転写
される。
【0032】この後静電粉像を転写された用紙Pは剥離
チャ−ジャ26により、感光体20から剥離され、搬送
ベルト36により搬送され、定着ロ−ラ33に送られて
画像を定着され、排紙トレイ9方向に排出される。尚、
転写終了後感光体20は、清掃装置27、除電装置28
を経て次のコピ−可能とされる。そして上述の画像形成
手段2によるコピ−操作及び用紙Pの搬送操作を繰り返
し、必要枚数のコピ−を得た後、全てのコピ−操作を終
了する。
【0033】次に例えば、ベタ黒部からなる毛筆原稿の
コピ−を行う場合、原稿Dを原稿台3上に載置し、コピ
−枚数、コピ−倍率、用紙サイズ、画像濃度等のコピ−
条件を操作パネル40上のテンキ−42b等によりセッ
トした後、装置本体1が、通常の文字原稿用に設定され
ていることから、装置本体1を原稿に適したモ−ドに設
定し直す。
【0034】この時、最適なモ−ドが不明である場合
は、帯電・露光モ−ド設定キ−42cにより、自動帯電
・露光モ−ドに切り替える一方、必要とする設定モ−ド
が解っている場合は、帯電・露光選択キ−42dの例え
ば第1の選択キ−により第1の演算回路84aを選択す
れば良い。これにより帯電・露光選択キ−42dにより
第1の演算回路84aを選択した場合は、高圧電源70
による帯電チャ−ジャ21への印加電圧が840
[V]、ランプ制御部71による露光ランプ51への印
加電圧が78[V]に設定され、階調性は無いものの、
濃い画像濃度が得られ、毛筆原稿に適したモ−ドに設定
される。そしてこの後コピ−キ−42aのオンにより、
前述の文字原稿時と同様にコピ−操作が行われる事とな
る。但し、帯電時、感光体20は、840[V]の印加
電圧が印加される帯電チャ−ジャ21により一様800
[V]に帯電され、露光時には、78[V]が印加され
る露光ランプ51により露光される事と成る。
【0035】一方、帯電・露光モ−ド設定キ−42cに
より自動帯電・露光モ−ドを設定した場合は、コピ−キ
−42aオンにより先ず原稿Dの画像情報の検知を開始
する。即ち、露光ランプの露光々量を通常の文字原稿露
光時と同量に設定し、他の画像形成手段は駆動する事無
く、露光装置22のみを走査する事となる。これにより
64[V]が印加される露光ランプ51による原稿Dか
らの反射光が第1乃至第3の反射ミラ−52〜54を介
し画像情報センサ73に受光され、制御装置72に入力
される。これにより制御装置72はこの受光量に相当す
る第1乃至第5のいずれかの演算回路84a〜84eを
選択する。
【0036】即ち、原稿Dが毛筆原稿であり、画像情報
センサ73によりその旨が検知されると、制御装置72
は、第1の演算回路84aを選択し、高圧電源70によ
る帯電チャ−ジャ21への印加電圧を840[V]に、
又ランプ制御部71による露光ランプ51への印加電圧
を78[V]に設定し、これに続いて、画像形成手段2
による前述の文字原稿時と同様のコピ−が操作が行われ
る事となる。但し、帯電時には、感光体20は、840
[V]の印加電圧が印加される帯電チャ−ジャ21によ
り一様に800[V]に帯電され、露光時には、78
[V]が印加される露光ランプ51により露光される事
と成る。
【0037】次に写真と文字の組み合わせからなる原稿
のコピ−を行う場合も毛筆原稿の時と同様に、原稿Dを
原稿台3上に載置し、コピ−枚数、コピ−倍率、用紙サ
イズ、画像濃度等のコピ−条件を操作パネル40上のテ
ンキ−42b等によりセットした後、装置本体1を原稿
に適したモ−ドに設定し直す。
【0038】即ち、帯電・露光モ−ド設定キ−42cに
より自動帯電・露光モ−ドを設定し、コピ−キ−42a
をオンし、原稿Dの画像情報の検知のため、露光ランプ
の露光々量を通常の文字原稿露光時と同量に設定し露光
走査を行う。これにより64[V]が印加される露光ラ
ンプ51による原稿Dからの反射光が第1乃至第3の反
射ミラ−52〜54を介し画像情報センサ73に受光さ
れ、制御装置72に入力され、受光量に相当する第1乃
至第5のいずれかの演算回路84a〜84eが選択され
る。
【0039】ここで例えば画像情報センサ73の受光量
により写真原稿と文字原稿の中間に適する第4の演算回
路84dが選択されると、高圧電源70による帯電チャ
−ジャ21への印加電圧が540[V]に、又ランプ制
御部71による露光ランプ51への印加電圧が57
[V]に設定され、これに続いて、画像形成手段2によ
る前述の文字原稿時等と同様のコピ−操作が行われる事
となる。但し、帯電時には、感光体20は、540
[V]の印加電圧が印加される帯電チャ−ジャ21によ
り一様に500[V]に帯電され、露光時には、57
[V]が印加される露光ランプ51により露光される事
となる。
【0040】この後、写真原稿や毛筆原稿等の様に特に
階調性や濃い画像濃度が要求される原稿のコピ−を終了
した後は、一般的な文字原稿に適する様、帯電・露光モ
−ド設定キ−42cをマニュアルモ−ドとし、帯電・露
光選択キ−42dの第3の選択キ−により装置本体1を
通常モ−ドに設定し直せば良い。
【0041】尚本実施例を東芝製複写機ED−2510
に適応し、原稿の種類を変えて画像形成実験を行った
所、図4に示すような実験結果が得られた。
【0042】即ち(ア)毛筆原稿、(イ)毛筆原稿と文
字原稿との組み合わせ、(ウ)文字原稿、(エ)文字原
稿と写真原稿との組み合わせ、(オ)写真原稿である夫
々の原稿に対し、帯電チャ−ジャ21への印加電圧及び
露光ランプ51への印加電圧を(あ)840[V]−7
8[V]、(い)740[V]−71[V]、(う)6
40[V]−64[V]、(え)540[V]−57
[V]、(お)440[V]−50[V]に設定し、画
像形成を行った。
【0043】この結果、(ア)毛筆原稿にあっては、単
に帯電チャ−ジャ21の印加電圧を840[V]と高く
した場合[A]と異なり背景部汚れが少なく、十分な画
像濃度が得られた。一方、(オ)写真原稿にあっては、
単に帯電チャ−ジャ21の印加電圧を440[V]と低
くした場合、[B]と異なり薄色部の再現性に優れ、良
好な階調性が得られた。尚、(イ)毛筆原稿と文字原稿
との組み合わせ、(エ)文字原稿と写真原稿との組み合
わせ等の原稿においても良好な画像が得られた。
【0044】この様に構成すれば、原稿の画像情報の検
知結果に応じて、あるいは帯電・露光選択キ−42dか
ら電圧を制御する演算回路84a〜84eを選択し、装
置本体1の帯電チャ−ジャ21及び露光ランプ51への
印加電圧を制御する事により、画質の異なる多種類の原
稿に対して、夫々原稿種類に応じて必要とされる階調性
を損なうこと無く更には画像濃度も得られ、原稿の画質
にかかわらず画像の再現性が向上され、多種類の原稿の
画像形成が可能となり、機能が拡大される。
【0045】尚、本発明は、上記一実施例に限られるも
のでは無く、その趣旨を変えない範囲での変更は可能で
あって、例えば原稿の種類に応じた帯電手段及び発光手
段への印加電圧を設定する条件設定手段は、演算回路で
なく、原稿種類毎に条件を記憶したメモリ等であっても
良い。又その設定値等も任意であるし、スライドボリュ
ーム等を使い階調整をアナログ的に調節することも可能
である。更に画像形成条件を呼び出すのに検出手段ある
いは呼び出し手段のいずれかを設けるのみであっても良
い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
種多様な画質の異なる原稿画像であっても、画像形成
時、帯電手段の帯電条件及び発光手段の発光条件を設定
し直す事により、原稿毎に適した帯電を行い更にこの帯
電に対し特定される露光を行える事から、原稿毎に夫々
異なる、画像形成上の重要な要素である画像濃度及びこ
れと相反する階調性のバランスを選択的に設定する事が
出来る。従って、多種多様な原稿画像のいずれに対して
も希望の画像濃度あるいは希望の階調性にて画像を再現
出来、従来に比し画像形成可能な原稿の種類を増大出
来、装置の機能拡大が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置本体を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の操作パネルを示す平面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の装置本体の制御系を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の一実施例を東芝製複写機ED−251
0に適応し、原稿の画質に応じて、帯電々圧及び露光々
量を変動した場合の原稿濃度に対するコピ−濃度を示す
実験結果である。
【図5】本発明の原理において帯電々圧を一定とし、露
光々量を変動した場合の原稿濃度に対するコピ−濃度を
示す実験結果である。
【図6】本発明の原理において露光々量を一定とし、帯
電々圧を変動した場合の原稿濃度に対するコピ−濃度を
示す実験結果である。
【符号の説明】
1…装置本体 20…感光体 21…帯電装置 22…露光装置 42c…帯電・露光モ−ド設定キ− 42d…帯電・露光選択キ− 51…露光ランプ 70…高圧電源 72…制御装置 73…画像情報センサ 84…画像調整システム 84a〜84e…第1乃至第5の演算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、この像担持体上に原稿に対
    応する画像を形成する画像形成手段とを具備する画像形
    成装置において、前記像担持体に一様に電荷を付与する
    帯電手段と、前記原稿を照射する発光手段及びこの発光
    手段による前記原稿からの反射光を前記像担持体に集光
    する集光手段とからなる露光手段と、前記帯電手段の任
    意の帯電条件及びこの任意の帯電条件に対して特定され
    る前記発光手段の発光条件からなり画像形成時に実施さ
    れる複数組の画像形成条件を設定する条件設定手段と、
    前記原稿の画像情報を検出する検出手段と、この検出手
    段による検出結果に応じて前記帯電手段及び前記発光手
    段を前記条件設定手段内の任意の画像形成条件に設定す
    る制御手段とを具備する事を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体と、この像担持体上に原稿に対
    応する画像を形成する画像形成手段とを具備する画像形
    成装置において、前記像担持体に一様に電荷を付与する
    帯電手段と、前記原稿を照射する発光手段及びこの発光
    手段による前記原稿からの反射光を前記像担持体に集光
    する集光手段とからなる露光手段と、前記帯電手段の任
    意の帯電条件及びこの任意の帯電条件に対して特定され
    る前記発光手段の発光条件からなり画像形成時に実施さ
    れる複数組の画像形成条件を設定する条件設定手段と、
    前記複数組の画像形成条件の内任意の1組を指定する呼
    び出し手段と、前記帯電手段及び前記発光手段を前記呼
    び出し手段により指定された前記条件設定手段内の任意
    の画像形成条件に設定する制御手段とを具備する事を特
    徴とする画像形成装置。
JP4048957A 1992-03-06 1992-03-06 画像形成装置 Pending JPH05249786A (ja)

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