JPH05248684A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH05248684A
JPH05248684A JP4046743A JP4674392A JPH05248684A JP H05248684 A JPH05248684 A JP H05248684A JP 4046743 A JP4046743 A JP 4046743A JP 4674392 A JP4674392 A JP 4674392A JP H05248684 A JPH05248684 A JP H05248684A
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group
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indoor unit
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Yasuyuki Matsukawa
泰幸 松川
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、集中制御装置からシルアル伝送さ
れる通信データで複数台の室内機を制御する空気調和機
に関し、同一グループの室内機を同時に動作させること
を目的とする。 【構成】 相手種別データと相手アドレスデータと制御
データとを有する通信データを伝送する集中制御装置A
と、リモコンC1〜C9により設定されたグループ番号
を記憶するメモリー15,25,…95と、相手種別デ
ータに応じて相手アドレスデータの室内機番号と自己の
室内機番号、または、相手アドレスデータのグループ番
号とメモリーに記憶されたグループ番号とを比較して自
己に関するものかを判断する判別手段13,23,…9
3と、通信データが自己に関するもののとき制御データ
が運転情報であればその運転情報に従って運転する運転
制御手段14,24,…94とを有する複数台の室内機
B1,B2,…B9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集中制御装置からのシリ
アル通信データにより複数台の室内機の運転を制御する
空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、集中制御装置からのシリアル通信
データにより複数台の室内機の運転を制御する空気調和
機が提案されている(例えば、特開昭59−63438
号公報)。
【0003】以下、上記従来のこの種の空気調和機につ
いて説明する。従来のこの種の空気調和機は、送信相手
の室内機番号を示す相手アドレスデータと制御データと
を有する通信データを複数台の室内機にシリアルに伝送
する集中制御装置と、相手アドレスデータの室内機番号
と自己の室内機番号とを比較して自己に関するものであ
るかどうかを判断する判別手段と、判別手段で自己に関
するものと判断したとき制御データに従って運転する運
転制御手段とを有する複数台の室内機とを備えている。
【0004】また、複数台の室内機は予めグループ分け
されており、集中制御装置のグループ一括キー入力操作
部を操作すると、グループを構成する各室内機に対応す
る個別キー入力操作部を全て操作した場合と同じことに
なり、グループ内の室内機は同じ動作をさせることがで
きる。
【0005】室内機は集中制御装置から通信データを受
信すると通信データ内の相手アドレスデータの室内機番
号と自己の室内機番号とを比較して自己に関するもので
あるかどうかを判断し、自己に関するものであれば通信
データ内の制御データに従って運転する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の空気調和機の室内機は、集中制御装置から通信データ
を受信すると通信データ内の相手アドレスデータの室内
機番号と自己の室内機番号とを比較して自己に関するも
のであるかどうかを判断する構成になっていたので、集
中制御装置がグループ別制御を行う場合、室内機の台数
が多ければグループ内の室内機が全て動作するまで時間
がかかるという欠点があった。
【0007】また室内機においては、グループ制御時の
グループ番号の設定、変更及び確認が容易にできないと
いう欠点があった。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、集中制御装置がグループ別制御を行う場合にグルー
プ内の室内機が全て動作するまで時間がかからず、グル
ープ番号の設定、変更及び確認が容易にできる空気調和
機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の空気調和機は、集中制御装置が、個別制御
かグループ別制御かを区別する相手種別データと送信相
手を示す相手アドレスデータと制御データとを有する通
信データを複数台の室内機にシリアルに伝送するのであ
る。
【0010】リモコンは、グループ番号設定手段におい
て設定されたグループ番号を室内機に送信するのであ
る。各室内機は、リモコンから送信されたグループ番号
を記憶する書き換え可能なメモリーと、前記相手種別デ
ータが個別制御を示しているときは前記相手アドレスデ
ータの室内機番号と自己の室内機番号とを比較して自己
に関するものであるかどうかを判断し、前記相手種別デ
ータがグループ別制御を示しているときは前記相手アド
レスデータのグループ番号と前記メモリーに記憶された
グループ番号とを比較して自己に関するものであるかど
うかを判断する判別手段と、前記判別手段で自己に関す
るものと判断したとき前記制御データが運転情報であれ
ば前記運転情報に従って運転する運転制御装置とを有し
ているのである。
【0011】また、さらにリモコンにグループ番号設定
手段において設定されたグループ番号を表示するグルー
プ番号表示手段を有するのである
【0012】
【作用】上記構成において、室内機は、グループ番号設
定手段により設定されたグループ番号をリモコンより受
信し、書き換え可能なメモリーにそのグループ番号を記
憶する。
【0013】次に、集中制御装置からグループ別制御を
示す相手種別データとグループ番号を示す相手アドレス
データと運転情報を示す制御データとを有する通信デー
タを複数台の室内機に伝送すると、判別手段で相手アド
レスデータのグループ番号とメモリーに記憶されたグル
ープ番号とを比較して自己に関するものであると判断し
た室外機は運転情報に従って運転する。
【0014】そのため、集中制御装置がグループ別制御
を行う場合にグループ内の室内機が全て動作するまで時
間がかからず、グループの再編成、変更が容易にでき
る。
【0015】また、リモコンのグループ番号表示手段に
よりグループ番号を表示することにより容易にグループ
番号を確認することができる。
【0016】
【実施例】以上本発明の一実施例の空気調和機につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例における空気調和機のブロック図、図2は本発明の
一実施例の空気調和機の室内機の動作を示すフローチャ
ート、図3は本発明の一実施例の空気調和機のグループ
別制御時の通信データの構成を示すデータ構成図であ
る。
【0017】図1において、Aは、個別制御キーとグル
ープ別制御キーとを有する相手種別データ入力手段1
と、各室内機に対応して設けられ室内機番号が表示され
た複数の室内機番号キーを有する室内機番号入力手段2
と、各グループに対応して設けられグループ番号が表示
された複数のグループ番号キーを有するグループ番号入
力手段3と、運転キー、停止キー等を有する運転情報入
力手段4と、9台の室内機B1〜B9に通信データを伝
送する集中制御装置側伝送手段5とを備えた集中制御装
置である。
【0018】集中制御装置側伝送手段5は、相手種別デ
ータ入力手段1と室内機番号入力手段2とグループ番号
入力手段3と運転情報入力手段4からの入力によりアド
レスデータADと制御データDTとを有する通信データ
を複数台の室内機にシリアルに伝送する。
【0019】アドレスデータADは、個別制御かグルー
プ別制御かを区別する相手種別データPRと送信元を示
す自己アドレスデータSAと送信相手を示す相手アドレ
スデータDAとから構成される。
【0020】9台の室内機B1〜B9は、リモコンと伝
送する第1室内機側伝送手段11,21,…91と、集
中制御装置側伝送手段5からの通信データを受信する第
2室内機側伝送手段12,22,…92と、相手アドレ
スデータDAから通信データが自己に関するものである
かどうかを判断する判別手段13,23,…93と、判
別手段13,23,…93で自己に関するものと判断し
たとき制御データDTに従って動作する運転制御手段1
4,24,…94と、グループ番号を記憶する書き換え
可能なメモリー15,25,…95とを備える。
【0021】判別手段13,23,…93は、相手種別
データPRが個別制御を示しているときは相手アドレス
データDAの室内機番号と自己の室内機番号とを比較し
て自己に関するものであるかどうかを判断し、相手種別
データPRがグループ別制御を示しているときは相手ア
ドレスデータDAのグループ番号とメモリー15,2
5,…95に記憶されたグループ番号とを比較して自己
に関するものであるかどうかを判断する。
【0022】9台のリモコンC1〜C9は、室内機と伝
送するリモコン側伝送手段16,26,…96と、グル
ープ番号を設定するグループ番号設定手段17,27,
…97と、グループ番号を表示するグループ番号表示手
段18,28,…98を備えている。
【0023】以上のように構成された本実施例の空気調
和機について、室内機B1をグループ1に入れ、室内機
B2をグループ2に入れ、室内機B9をグループ1に入
れた後、グループ1の室内機を運転させるときの動作
を、図2を参照しながら以下に説明する。
【0024】まず、リモコンC1において、グループ番
号設定手段17によりグループ番号を”1”と設定し、
グループ番号表示手段18を用いてグループ番号”1”
を表示する。さらにリモコン側伝送手段16より室内機
にグループ番号”1”を送信する。
【0025】室内機B1では、リモコンC1から送信さ
れたグループ番号”1”を第1室内機側伝送手段11で
受信し(ステップ1をY側へ分岐)、メモリー15にリ
モコンC1から送られたグループ番号”1”を記憶させ
る(ステップ2)。
【0026】次に、リモコンC2において、グループ番
号設定手段27によりグループ番号を”2”と設定し、
グループ番号表示手段28を用いてグループ番号”2”
を表示する。さらにリモコン側伝送手段26より室内機
にグループ番号”2”を送信する。
【0027】室内機B2では、リモコンC2から送信さ
れたグループ番号”2”を第1室内機側伝送手段21で
受信し(ステップ1をY側へ分岐)、メモリー25にリ
モコンC2から送られたグループ番号”2”を記憶させ
る(ステップ2)。
【0028】次に、リモコンC9において、グループ番
号設定手段97によりグループ番号を”1”と設定し、
グループ番号表示手段98を用いてグループ番号”1”
を表示する。さらにリモコン側伝送手段96より室内機
にグループ番号”1”を送信する。
【0029】室内機B9では、リモコンC9から送信さ
れたグループ番号”1”を第1室内機側伝送手段91で
受信し(ステップ1をY側へ分岐)、メモリー95にリ
モコンC9から送られたグループ番号”1”を記憶させ
る(ステップ2)。
【0030】なお、室内機B1をグループ1から外し、
グループ2に入れるときは、リモコンC1において、グ
ループ番号設定手段17によりグループ番号を”2”と
設定しなおすことにより、グループ番号表示手段18を
用いてグループ番号”2”を表示し、さらにリモコン側
伝送手段16より室内機にグループ番号”2”を送信す
ることにより可能となる。
【0031】次に、集中制御装置Aは、相手種別データ
入力手段1と室内機番号入力手段2とグループ番号入力
手段3と運転情報入力手段4からの入力により、個別制
御かグループ別制御かを区別する相手種別データPRと
送信元を示す自己アドレスデータSAと送信相手を示す
相手アドレスデータDAと制御データDTとを有する通
信データを集中制御側伝送手段5より複数台の室内機に
シリアルに伝送する。
【0032】そして、9台の室内機B1〜B9は、集中
制御装置側伝送手段5からの通信データを第2室内機側
伝送手段12,22,…92が受信する(ステップ3を
Y側へ分岐)と、相手アドレスデータSAから通信デー
タが自己に関するものであるかどうかを判別手段13,
23,…93が判断し、判別手段13,23,…93で
自己に関するものと判断したとき(ステップ4をY側へ
分岐後ステップ5をY側へ分岐、またはステップ4をN
側へ分岐後ステップ6をY側へ分岐)制御データDTに
従って運転制御手段14,24,…94が動作する(ス
テップ7)。
【0033】判別手段13,23,…93は、相手種別
データPRが個別制御を示しているとき(ステップ4を
Y側へ分岐)は相手アドレスデータDAの室内機番号と
自己の室内機番号とを比較して自己に関するものである
かどうかを判断し(ステップ5)、相手種別データPR
がグループ別制御を示しているとき(ステップ4をN側
へ分岐)は相手アドレスデータDAのグループ番号とメ
モリー15,25,…95に記憶されたグループ番号と
を比較して自己に関するものであるかどうかを判断する
(ステップ6)。
【0034】運転制御手段14,24,…94は、判別
手段13,23,…93で自己に関するものと判断した
とき制御データに従って運転する(ステップ7)。
【0035】本実施例の空気調和機は以上のように構成
されているので、集中制御装置Aがグループ別制御を行
う場合にグループ内の室内機B1〜B9が全て動作する
まで時間がかからず、グループの再編成、変更が容易に
できる。また、リモコンC1〜C9のグループ番号表示
手段18,28,…98によりグループ番号を表示する
ことにより容易にグループ番号を確認することができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機は、集
中制御装置が、個別制御かグループ別制御かを区別する
相手種別データと送信相手を示す相手アドレスデータと
制御データとを有する通信データを複数台の室内機にシ
リアルに伝送するのである。
【0037】そして、各室内機は、リモコンにより設定
されたグループ番号を記憶する書き換え可能なメモリー
と、前記相手種別データが個別制御を示しているときは
前記相手アドレスデータの室内機番号と自己の室内機番
号とを比較して自己に関するものであるかどうかを判断
し、前記相手種別データがグループ別制御を示している
ときは前記相手アドレスデータのグループ番号と前記メ
モリーに記憶されたグループ番号とを比較して自己に関
するものであるかどうかを判断する判別手段と、前記判
別手段で自己に関するものと判断したとき前記制御デー
タに従って運転する運転制御手段とを有しているのであ
る。
【0038】そのため、集中制御装置がグループ別制御
を行う場合にグループ内の室内機が全て動作するまで時
間がかからず、グループの再編成、変更が容易にでき
る。
【0039】またリモコンにおいてはグループ番号設定
手段により設定されたグループ番号をグループ番号表示
手段により表示することによりグループ番号を表示する
ことにより容易にグループ番号を確認することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和機のブロッ
ク図
【図2】同実施例の空気調和機の室内機の動作を示すフ
ローチャート
【図3】同実施例の空気調和機のグループ別制御時の通
信データの構成を示すデータ構成図
【符号の説明】
A 集中制御装置 B1,B2,B9 室内機 C1,C2,C9 リモコン 1 相手種別データ入力手段 2 室内機番号入力手段 3 グループ番号入力手段 4 運転情報入力手段 5 集中制御装置側伝送手段 11 第1室内機側伝送手段 12 第2室内機側伝送手段 13 判別手段 14 運転制御手段 15 メモリー 16 リモコン側伝送手段 17 グループ番号設定手段 18 グループ番号表示手段 21 第1室内機側伝送手段 22 第2室内機側伝送手段 23 判別手段 24 運転制御手段 25 メモリー 26 リモコン側伝送手段 27 グループ番号設定手段 28 グループ番号表示手段 91 第1室内機側伝送手段 92 第2室内機側伝送手段 93 判別手段 94 運転制御手段 95 メモリー 96 リモコン側伝送手段 97 グループ番号設定手段 98 グループ番号表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別制御かグループ別制御かを区別する
    相手種別データと送信相手を示す相手アドレスデータと
    制御データとで構成される通信データを複数台の室内機
    にシリアルに伝送する集中制御装置と、グループ番号を
    設定するグループ番号設定手段を有し前記グループ番号
    設定手段により設定されたグループ番号を室内機にシリ
    アルに伝送するリモコンと、グループ番号を記憶する書
    き換え可能なメモリーと、前記相手種別データが個別制
    御を示しているときは前記相手アドレスデータの室内機
    番号と自己の室内機番号とを比較して自己に関するもの
    であるかどうかを判断し、前記相手種別データがグルー
    プ別制御を示しているときは前記相手アドレスデータの
    グループ番号と前記メモリーに記憶されたグループ番号
    とを比較して自己に関するものであるかどうかを判断す
    る判別手段と、前記判別手段で自己に関するものと判断
    したとき前記制御データが運転情報であれば前記運転情
    報に従って運転する運転制御手段とを有する前記複数台
    の室内機とを備えた空気調和機。
  2. 【請求項2】 グループ番号設定手段により設定された
    グループ番号を表示させるグループ番号表示手段をリモ
    コンに有することを特徴とした請求項1記載の空気調和
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1130333A2 (en) 2000-03-02 2001-09-05 SANYO ELECTRIC Co., Ltd. Refrigerating/air-conditioning apparatus and control method therefor
WO2019024527A1 (zh) * 2017-07-31 2019-02-07 广东美的暖通设备有限公司 控制方法、控制系统及线控器

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