JPH05248670A - 加湿器およびこれを含む空気調和装置 - Google Patents
加湿器およびこれを含む空気調和装置Info
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- JPH05248670A JPH05248670A JP4047024A JP4702492A JPH05248670A JP H05248670 A JPH05248670 A JP H05248670A JP 4047024 A JP4047024 A JP 4047024A JP 4702492 A JP4702492 A JP 4702492A JP H05248670 A JPH05248670 A JP H05248670A
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- supply valve
- water
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Abstract
(57)【要約】
【構成】この加湿器は、加湿用の水を溜める水タンク２
に水位検出用のフロートスイッチ７を有する。給水弁４
が開放されてから所定時間Ｔ１経過後に所定の高水位が
検出されない場合に、フロートスイッチ７の異常と判断
し、給水弁４を閉じ且つ異常報知用のランプＣを点灯す
るフロートスイッチ異常処理部８５を設けた。 【効果】水タンク２のオーバーフローによる水漏れの発
生を防止することができる。
に水位検出用のフロートスイッチ７を有する。給水弁４
が開放されてから所定時間Ｔ１経過後に所定の高水位が
検出されない場合に、フロートスイッチ７の異常と判断
し、給水弁４を閉じ且つ異常報知用のランプＣを点灯す
るフロートスイッチ異常処理部８５を設けた。 【効果】水タンク２のオーバーフローによる水漏れの発
生を防止することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、室内等の乾燥した空
気に水分を供給して湿度を上昇させる加湿器、およびこ
の加湿器を含んだ空気調和装置に関する。
気に水分を供給して湿度を上昇させる加湿器、およびこ
の加湿器を含んだ空気調和装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記加湿器として、水タンク内に収容し
た多数の中空多孔性部材内に通気することにより加湿を
行うものがあり、通常、水タンク内に、水位を検出する
フロートスイッチが設けられるとともに、水タンクへの
給水路に、フロートスイッチの検出水位に応じて開閉さ
れる給水弁が設けられている。
た多数の中空多孔性部材内に通気することにより加湿を
行うものがあり、通常、水タンク内に、水位を検出する
フロートスイッチが設けられるとともに、水タンクへの
給水路に、フロートスイッチの検出水位に応じて開閉さ
れる給水弁が設けられている。
【０００３】そして、この加湿器においては、運転中、
フロートスイッチによる検出水位が所定の低水位になる
と、給水弁を開放して給水し、検出水位が所定の高水位
になると、給水弁を閉鎖して給水を停止するようにして
いる。これにより、水タンク内が一定範囲の水位に保た
れるようになっている。
フロートスイッチによる検出水位が所定の低水位になる
と、給水弁を開放して給水し、検出水位が所定の高水位
になると、給水弁を閉鎖して給水を停止するようにして
いる。これにより、水タンク内が一定範囲の水位に保た
れるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フロートス
イッチの故障等、何らかの原因で、水タンク内の水位が
上記所定の高水位を超える場合があった。このように所
定の高水位を超えた場合に対しては、従来、何らの対処
もしていなかったので、水タンクから水がオーバーフロ
ーして、天井等に漏水する虞があった。
イッチの故障等、何らかの原因で、水タンク内の水位が
上記所定の高水位を超える場合があった。このように所
定の高水位を超えた場合に対しては、従来、何らの対処
もしていなかったので、水タンクから水がオーバーフロ
ーして、天井等に漏水する虞があった。
【０００５】そこで、この発明の目的は、水タンクから
のオーバーフローによる水漏れを防止することができる
加湿器およびこれを含んだ空気調和装置を提供すること
である。
のオーバーフローによる水漏れを防止することができる
加湿器およびこれを含んだ空気調和装置を提供すること
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る加湿器
は、加湿用の水を溜める水タンク内への給水路を開閉す
る給水弁と、水タンク内の水位を検出するフロートスイ
ッチと、フロートスイッチからの信号に応じて給水弁を
開閉する給水弁制御部を含んだ制御手段とを備えた加湿
器において、加湿器の異常を報知する異常報知手段を備
え、上記制御手段は、給水弁が開放されてから所定時間
経過後にタイマー信号を出力する開放時作動タイマー部
と、この開放時作動タイマー部によるタイマー信号を受
けて駆動され、フロートスイッチにより所定の高水位が
検出されない場合に、フロートスイッチの異常と判断
し、給水弁制御部に給水弁を閉鎖させ且つ異常報知手段
に異常報知を行わせるフロートスイッチ異常処理部とを
含んでいることを特徴とするものである。
は、加湿用の水を溜める水タンク内への給水路を開閉す
る給水弁と、水タンク内の水位を検出するフロートスイ
ッチと、フロートスイッチからの信号に応じて給水弁を
開閉する給水弁制御部を含んだ制御手段とを備えた加湿
器において、加湿器の異常を報知する異常報知手段を備
え、上記制御手段は、給水弁が開放されてから所定時間
経過後にタイマー信号を出力する開放時作動タイマー部
と、この開放時作動タイマー部によるタイマー信号を受
けて駆動され、フロートスイッチにより所定の高水位が
検出されない場合に、フロートスイッチの異常と判断
し、給水弁制御部に給水弁を閉鎖させ且つ異常報知手段
に異常報知を行わせるフロートスイッチ異常処理部とを
含んでいることを特徴とするものである。
【０００７】また、請求項２に係る加湿器は、上記制御
手段は、給水弁が閉鎖されてから所定時間経過後にタイ
マー信号を出力する閉鎖時作動タイマー部と、この閉鎖
時作動タイマー部によるタイマー信号を受けて駆動さ
れ、フロートスイッチにより所定の高水位が検出された
場合に、給水弁の異常と判断し、異常報知手段に異常報
知を行わせる給水弁異常処理部とを含んでいることを特
徴とするものである。
手段は、給水弁が閉鎖されてから所定時間経過後にタイ
マー信号を出力する閉鎖時作動タイマー部と、この閉鎖
時作動タイマー部によるタイマー信号を受けて駆動さ
れ、フロートスイッチにより所定の高水位が検出された
場合に、給水弁の異常と判断し、異常報知手段に異常報
知を行わせる給水弁異常処理部とを含んでいることを特
徴とするものである。
【０００８】さらに、請求項２記載の加湿器を含む空気
調和装置において、上記制御手段に設けられ、空気調和
装置の運転の停止後に、タイマー信号によらずに給水弁
異常処理部を駆動する停止時駆動部とを備えたことを特
徴とするものである。
調和装置において、上記制御手段に設けられ、空気調和
装置の運転の停止後に、タイマー信号によらずに給水弁
異常処理部を駆動する停止時駆動部とを備えたことを特
徴とするものである。
【０００９】
【作用】上記請求項１に係る加湿器によれば、給水弁が
開放されてから所定時間経過すると、開放時作動タイマ
ー部からのタイマー信号を受けたフロートスイッチ異常
処理部が、フロートスイッチによって所定の高水位が検
出されない場合に、フロートスイッチの異常と判断し、
給水弁制御部によって給水を停止させるとともに異常報
知手段によって異常報知を行わせるまた、請求項２に係
る加湿器によれば、給水弁が閉鎖されてから所定時間経
過すると、閉鎖時作動タイマー部からのタイマー信号を
受けた給水弁異常処理部が、フロートスイッチによって
所定の高水位が検出された場合に、給水弁の異常と判断
し、異常報知手段によって異常報知を行わせる。
開放されてから所定時間経過すると、開放時作動タイマ
ー部からのタイマー信号を受けたフロートスイッチ異常
処理部が、フロートスイッチによって所定の高水位が検
出されない場合に、フロートスイッチの異常と判断し、
給水弁制御部によって給水を停止させるとともに異常報
知手段によって異常報知を行わせるまた、請求項２に係
る加湿器によれば、給水弁が閉鎖されてから所定時間経
過すると、閉鎖時作動タイマー部からのタイマー信号を
受けた給水弁異常処理部が、フロートスイッチによって
所定の高水位が検出された場合に、給水弁の異常と判断
し、異常報知手段によって異常報知を行わせる。
【００１０】さらに、請求項３に係る空気調和装置によ
れば、空気調和装置の運転が停止されている場合にも、
停止時駆動部によって給水弁異常処理部が駆動されるの
で、異常報知を行うことができる。
れば、空気調和装置の運転が停止されている場合にも、
停止時駆動部によって給水弁異常処理部が駆動されるの
で、異常報知を行うことができる。
【００１１】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図３は、この発明の一実施例の加湿器の概略構
成図であり、図４はこの加湿器を組み込んだ空気調和装
置Ｂの概略構成図である。図３を参照して、この加湿器
Ａは、多数の中空多孔性部材１を収容した水タンク２
と、この水タンク２内への給水路３を開閉する給水弁４
と、水タンク２からの排水路５を開閉する排水弁６と、
水タンク２内の水位を検出するフロートスイッチ７と、
水タンク２の下方に配置されたドレンパン９とを備えて
いる。この加湿器Ａでは、空気調和装置Ｂによる送風が
上記中空多孔性部材１内に導入され、この送風による通
気が加湿されるようになっている。
明する。図３は、この発明の一実施例の加湿器の概略構
成図であり、図４はこの加湿器を組み込んだ空気調和装
置Ｂの概略構成図である。図３を参照して、この加湿器
Ａは、多数の中空多孔性部材１を収容した水タンク２
と、この水タンク２内への給水路３を開閉する給水弁４
と、水タンク２からの排水路５を開閉する排水弁６と、
水タンク２内の水位を検出するフロートスイッチ７と、
水タンク２の下方に配置されたドレンパン９とを備えて
いる。この加湿器Ａでは、空気調和装置Ｂによる送風が
上記中空多孔性部材１内に導入され、この送風による通
気が加湿されるようになっている。
【００１２】図４を参照して、空気調和装置Ｂは天井裏
面１００に配置されており、室内の壁面に取り付けられ
たコントローラ部Ｂ１を有している。このコントローラ
部Ｂ１には、加湿器Ａの運転を制御する制御手段８が内
装されていると共に、加湿器の異常報知を行う異常報知
手段としてのランプＣが設けられている。この異常報知
用のランプＣは、制御手段８の、後述する報知制御部８
３によって点灯または消灯される。
面１００に配置されており、室内の壁面に取り付けられ
たコントローラ部Ｂ１を有している。このコントローラ
部Ｂ１には、加湿器Ａの運転を制御する制御手段８が内
装されていると共に、加湿器の異常報知を行う異常報知
手段としてのランプＣが設けられている。この異常報知
用のランプＣは、制御手段８の、後述する報知制御部８
３によって点灯または消灯される。
【００１３】中空多孔性部材１は、水の通過を遮断し、
水蒸気の通過を許容する材料で構成されたパイプからな
る。ファン１０により中空多孔性部材１の内部へ通気す
ることにより、この通気が加湿されるようになってい
る。給水弁４および排水弁６は、電磁弁からなり、後述
する給水弁制御部８１および排水弁制御部８２により、
その開閉が制御される。フロートスイッチ７は、所定の
低水位Ｌおよび高水位Ｈを検知する公知の構成のもので
ある。
水蒸気の通過を許容する材料で構成されたパイプからな
る。ファン１０により中空多孔性部材１の内部へ通気す
ることにより、この通気が加湿されるようになってい
る。給水弁４および排水弁６は、電磁弁からなり、後述
する給水弁制御部８１および排水弁制御部８２により、
その開閉が制御される。フロートスイッチ７は、所定の
低水位Ｌおよび高水位Ｈを検知する公知の構成のもので
ある。
【００１４】ブロック図を示す図１を参照して、制御手
段８の構成について説明する。制御手段８は、給水弁制
御部８１、排水弁制御部８２、報知制御部８３、開放時
作動タイマー部８４、フロートスイッチ異常処理部８
５、閉鎖時作動タイマー部８６、給水弁異常処理部８
７、本機運転・停止判断部８８、および暖房・加湿要求
判断部８９を含んでいる。
段８の構成について説明する。制御手段８は、給水弁制
御部８１、排水弁制御部８２、報知制御部８３、開放時
作動タイマー部８４、フロートスイッチ異常処理部８
５、閉鎖時作動タイマー部８６、給水弁異常処理部８
７、本機運転・停止判断部８８、および暖房・加湿要求
判断部８９を含んでいる。
【００１５】給水弁制御部８１は、フロートスイッチ７
からの信号を受け、加湿器Ａの運転中、フロートスイッ
チ７による検出水位が所定の低水位Ｌになると、給水弁
４を開放して水タンク２内へ給水し、検出水位が所定の
高水位Ｈになると、給水弁４を閉鎖して給水を停止する
ように制御する。これにより、水タンク２内が、低水位
Ｌと高水位Ｈの間という一定範囲の水位に保たれるよう
になっている。
からの信号を受け、加湿器Ａの運転中、フロートスイッ
チ７による検出水位が所定の低水位Ｌになると、給水弁
４を開放して水タンク２内へ給水し、検出水位が所定の
高水位Ｈになると、給水弁４を閉鎖して給水を停止する
ように制御する。これにより、水タンク２内が、低水位
Ｌと高水位Ｈの間という一定範囲の水位に保たれるよう
になっている。
【００１６】排水弁制御部８２は、所要時に排水弁６を
開放して、水タンク２内の水を排水する。開放時作動タ
イマー部８４は、給水弁４が開放されてから所定時間Ｔ
１経過後にフロートスイッチ異常処理部８５にタイマー
信号を出力する。フロートスイッチ異常処理部８５は、
開放時作動タイマー部８４からのタイマー信号を受け、
フロートスイッチ７からの信号に基づいて、所定の高水
位Ｈが検出されない場合に、フロートスイッチ７の異常
と判断し、給水弁制御部８１に給水弁４を閉鎖させ、報
知制御部８３によってランプＣに異常表示の点灯を行わ
せる。上記の所定時間Ｔ１は、通常状態で給水してから
高水位になるのに十分を時間であって且つ水タンク２か
らのオーバーフローが発生しない程度の時間に、給水能
力等に基づいて予め設定されている。
開放して、水タンク２内の水を排水する。開放時作動タ
イマー部８４は、給水弁４が開放されてから所定時間Ｔ
１経過後にフロートスイッチ異常処理部８５にタイマー
信号を出力する。フロートスイッチ異常処理部８５は、
開放時作動タイマー部８４からのタイマー信号を受け、
フロートスイッチ７からの信号に基づいて、所定の高水
位Ｈが検出されない場合に、フロートスイッチ７の異常
と判断し、給水弁制御部８１に給水弁４を閉鎖させ、報
知制御部８３によってランプＣに異常表示の点灯を行わ
せる。上記の所定時間Ｔ１は、通常状態で給水してから
高水位になるのに十分を時間であって且つ水タンク２か
らのオーバーフローが発生しない程度の時間に、給水能
力等に基づいて予め設定されている。
【００１７】閉鎖時作動タイマー部８６は、給水弁４が
閉鎖されてから所定時間Ｔ２経過後に給水弁異常処理部
８７にタイマー信号を出力する。給水弁異常処理部８７
は、閉鎖時タイマー部８６によるタイマー信号を受け、
フロートスイッチ７により所定の高水位が検出された場
合に、給水弁４の異常と判断し、報知制御部８３によっ
てランプＣに異常表示の点灯を行わせる。上記の所定時
間Ｔ２は、フロートスイッチ７が高水位Ｈを検出した状
態で給水が停止されてから通常の加湿運転をした場合
に、水タンク２内の水の減少によりフロートスイッチ７
が高水位Ｈを検出しなくなるのに十分な時間に設定して
ある。
閉鎖されてから所定時間Ｔ２経過後に給水弁異常処理部
８７にタイマー信号を出力する。給水弁異常処理部８７
は、閉鎖時タイマー部８６によるタイマー信号を受け、
フロートスイッチ７により所定の高水位が検出された場
合に、給水弁４の異常と判断し、報知制御部８３によっ
てランプＣに異常表示の点灯を行わせる。上記の所定時
間Ｔ２は、フロートスイッチ７が高水位Ｈを検出した状
態で給水が停止されてから通常の加湿運転をした場合
に、水タンク２内の水の減少によりフロートスイッチ７
が高水位Ｈを検出しなくなるのに十分な時間に設定して
ある。
【００１８】本機運転・停止判断部８８は、空気調和装
置Ｂ本機が運転されているか停止されているかを判断す
る。暖房・加湿要求判断部８９は、空気調和装置Ｂが暖
房運転され且つ加湿器が運転されているか否かを判断す
る。停止時駆動部９０は、空気調和装置の運転の停止後
に、タイマー信号によらずに給水弁異常処理部８７を駆
動する。
置Ｂ本機が運転されているか停止されているかを判断す
る。暖房・加湿要求判断部８９は、空気調和装置Ｂが暖
房運転され且つ加湿器が運転されているか否かを判断す
る。停止時駆動部９０は、空気調和装置の運転の停止後
に、タイマー信号によらずに給水弁異常処理部８７を駆
動する。
【００１９】ドレンパン９には、ドレンパン９内の水を
屋外へ排出するためのパイプが接続されるドレン穴９ａ
が設けられている。次に、図２のフローに基づいて、制
御の流れについて説明する。まず、ステップＳ１におい
てランプ消灯等の初期設定がなされ、空気調和装置Ｂが
運転されているか否かが判断され（ステップＳ２）、運
転されている場合には、暖房運転されており且つ加湿器
Ｂが運転されているか否かが判断される（ステップＳ
３）。暖房運転されており且つ加湿器Ｂが運転されてい
る場合には、給水弁４を開放して給水を開始し（ステッ
プＳ４）、給水開始から所定時間Ｔ１が経過しているか
否かが判断され（ステップＳ５）、経過している場合に
は、フロートスイッチ７の検出水位が所定の高水位Ｈか
否かが判断される（ステップＳ６）。このステップＳ６
において、所定の高水位Ｈでないと判断された場合、フ
ロートスイッチ異常処理部８５により給水弁４が閉じら
れるとともにランプＣによる異常表示の点灯が行われる
（ステップＳ７）。すなわち、給水が開始されてから当
然に高水位Ｈになってしかるべき時間Ｔ１が経過したに
もかかわらず、高水位Ｈが検出されない場合に、フロー
トスイッチ７の異常と判断されるわけである。そして、
加湿器Ａの運転が停止された（ステップＳ８）後、ラン
プＣが消灯される（ステップＳ９）。
屋外へ排出するためのパイプが接続されるドレン穴９ａ
が設けられている。次に、図２のフローに基づいて、制
御の流れについて説明する。まず、ステップＳ１におい
てランプ消灯等の初期設定がなされ、空気調和装置Ｂが
運転されているか否かが判断され（ステップＳ２）、運
転されている場合には、暖房運転されており且つ加湿器
Ｂが運転されているか否かが判断される（ステップＳ
３）。暖房運転されており且つ加湿器Ｂが運転されてい
る場合には、給水弁４を開放して給水を開始し（ステッ
プＳ４）、給水開始から所定時間Ｔ１が経過しているか
否かが判断され（ステップＳ５）、経過している場合に
は、フロートスイッチ７の検出水位が所定の高水位Ｈか
否かが判断される（ステップＳ６）。このステップＳ６
において、所定の高水位Ｈでないと判断された場合、フ
ロートスイッチ異常処理部８５により給水弁４が閉じら
れるとともにランプＣによる異常表示の点灯が行われる
（ステップＳ７）。すなわち、給水が開始されてから当
然に高水位Ｈになってしかるべき時間Ｔ１が経過したに
もかかわらず、高水位Ｈが検出されない場合に、フロー
トスイッチ７の異常と判断されるわけである。そして、
加湿器Ａの運転が停止された（ステップＳ８）後、ラン
プＣが消灯される（ステップＳ９）。
【００２０】一方、ステップＳ３において、暖房運転お
よび加湿器Ｂの運転の何れかがなされていないと判断さ
れた場合や、並びにステップＳ６において、フロートス
イッチ７が所定の高水位Ｈを検出した場合は、ステップ
Ｓ７に進んで給水弁４が閉じられ、給水が停止される
（ステップＳ１０）。そして、この給水の停止から所定
時間Ｔ２が経過したか否かが判断され（ステップＳ１
１）、経過している場合には、フロートスイッチ７の検
出水位が所定の高水位Ｈか否かが判断される（ステップ
Ｓ１２）。このステップ１２において、所定の高水位Ｈ
であると判断された場合、給水弁異常処理部８７によっ
てランプＣによる異常表示の点灯が行われる（ステップ
Ｓ１３）。
よび加湿器Ｂの運転の何れかがなされていないと判断さ
れた場合や、並びにステップＳ６において、フロートス
イッチ７が所定の高水位Ｈを検出した場合は、ステップ
Ｓ７に進んで給水弁４が閉じられ、給水が停止される
（ステップＳ１０）。そして、この給水の停止から所定
時間Ｔ２が経過したか否かが判断され（ステップＳ１
１）、経過している場合には、フロートスイッチ７の検
出水位が所定の高水位Ｈか否かが判断される（ステップ
Ｓ１２）。このステップ１２において、所定の高水位Ｈ
であると判断された場合、給水弁異常処理部８７によっ
てランプＣによる異常表示の点灯が行われる（ステップ
Ｓ１３）。
【００２１】すなわち、ステップＳ６からステップＳ１
０を経てステップＳ１３へ至る流れで見ると、給水が停
止されてから加湿による水の減少で高水位Ｈが検出され
なくなる所定時間Ｔ２が経過しているにもかかわらず、
高水位Ｈが検出された場合に、給水弁４の異常と判断さ
れるわけである。また、ステップＳ３からステップＳ１
０を経てステップＳ１３へ至る流れで見ると、この場
合、加湿運転はなされていないが空気調和装置Ｂが運転
されており、空気調和装置Ｂによる送風によってある程
度の時間は加湿が続行され、水タンク２内の水が減少し
て高水位Ｈが検出されなくなる筈なので、高水位Ｈが検
出された場合には同様にして給水弁４の異常と判断でき
るのである。
０を経てステップＳ１３へ至る流れで見ると、給水が停
止されてから加湿による水の減少で高水位Ｈが検出され
なくなる所定時間Ｔ２が経過しているにもかかわらず、
高水位Ｈが検出された場合に、給水弁４の異常と判断さ
れるわけである。また、ステップＳ３からステップＳ１
０を経てステップＳ１３へ至る流れで見ると、この場
合、加湿運転はなされていないが空気調和装置Ｂが運転
されており、空気調和装置Ｂによる送風によってある程
度の時間は加湿が続行され、水タンク２内の水が減少し
て高水位Ｈが検出されなくなる筈なので、高水位Ｈが検
出された場合には同様にして給水弁４の異常と判断でき
るのである。
【００２２】その後、フロートスイッチ７によって所定
の低水位Ｌが検出されるか否かが判断され（ステップＳ
１４）、検出されない場合には、ステップＳ１４に戻
り、検出された場合には、ステップＳ１５に進んでラン
プＣが消灯されたる。ステップＳ１１において、フロー
トスイッチ７が所定の高水位Ｈを検出しなかった場合に
は、ステップＳ２に戻る。
の低水位Ｌが検出されるか否かが判断され（ステップＳ
１４）、検出されない場合には、ステップＳ１４に戻
り、検出された場合には、ステップＳ１５に進んでラン
プＣが消灯されたる。ステップＳ１１において、フロー
トスイッチ７が所定の高水位Ｈを検出しなかった場合に
は、ステップＳ２に戻る。
【００２３】また、ステップＳ２において、空気調和装
置Ｂの運転が停止されていると判断された場合、排水弁
６が開放された（ステップＳ１６）後、ステップＳ１２
に進んで、空気調和装置Ｂの停止中に給水弁４の異常が
発生しないかが監視されることになる。この実施例に係
る加湿器によれば、給水弁４が開放されてから所定の高
水位Ｈが検出される筈の所定時間Ｔ１が経過しても所定
の高水位Ｈが検出されない場合に、フロートスイッチ７
の異常と判断して、給水を停止するとともにランプＣに
よって異常表示を行うので、水タンク２のオーバーフロ
ーによる水漏れを防止することができる。
置Ｂの運転が停止されていると判断された場合、排水弁
６が開放された（ステップＳ１６）後、ステップＳ１２
に進んで、空気調和装置Ｂの停止中に給水弁４の異常が
発生しないかが監視されることになる。この実施例に係
る加湿器によれば、給水弁４が開放されてから所定の高
水位Ｈが検出される筈の所定時間Ｔ１が経過しても所定
の高水位Ｈが検出されない場合に、フロートスイッチ７
の異常と判断して、給水を停止するとともにランプＣに
よって異常表示を行うので、水タンク２のオーバーフロ
ーによる水漏れを防止することができる。
【００２４】しかも、給水弁４が閉鎖されてから所定の
高水位Ｈが検出されなくなる筈の所定時間Ｔ２が経過し
た後に、所定の高水位Ｈが検出された場合に、給水弁４
の異常と判断して、ランプＣによって異常表示を行うの
で、水タンク２のオーバーフローによる水漏れの防止に
有効である。そして、この加湿器Ａを有する空気調和装
置Ｂによれば、空気調和装置Ｂの運転が停止されている
場合にも、異常表示を行うことができ、水漏れの防止効
果が高い。
高水位Ｈが検出されなくなる筈の所定時間Ｔ２が経過し
た後に、所定の高水位Ｈが検出された場合に、給水弁４
の異常と判断して、ランプＣによって異常表示を行うの
で、水タンク２のオーバーフローによる水漏れの防止に
有効である。そして、この加湿器Ａを有する空気調和装
置Ｂによれば、空気調和装置Ｂの運転が停止されている
場合にも、異常表示を行うことができ、水漏れの防止効
果が高い。
【００２５】なお、上記実施例において、排水弁６が空
気調和装置Ｂの運転の停止に応じて開放されるものでな
くても良い。また、制御手段８の少なくとも一部の機能
をシーケンス制御にて行うことができる。さらに、異常
報知手段としては、上記のランプＣの他、電光文字や液
晶文字による表示手段や、ブザー等の警報手段を用いる
ことができる。
気調和装置Ｂの運転の停止に応じて開放されるものでな
くても良い。また、制御手段８の少なくとも一部の機能
をシーケンス制御にて行うことができる。さらに、異常
報知手段としては、上記のランプＣの他、電光文字や液
晶文字による表示手段や、ブザー等の警報手段を用いる
ことができる。
【００２６】その他、この発明の要旨を変更しない範囲
で種々の設計変更を施すことができる。
で種々の設計変更を施すことができる。
【００２７】
【発明の効果】請求項１に係る加湿器によれば、給水弁
が開放されてから所定時間経過しても所定の高水位が検
出されない場合に、フロートスイッチの異常と判断し
て、給水を停止するとともに異常報知手段によって異常
報知を行うので、水タンクのオーバーフローによる水漏
れを防止することができる。
が開放されてから所定時間経過しても所定の高水位が検
出されない場合に、フロートスイッチの異常と判断し
て、給水を停止するとともに異常報知手段によって異常
報知を行うので、水タンクのオーバーフローによる水漏
れを防止することができる。
【００２８】また、請求項２に係る加湿器によれば、給
水弁が閉鎖されてから所定時間経過しても所定の高水位
が検出された場合に、給水弁の異常と判断して、異常報
知手段によって異常報知を行うので、水タンクのオーバ
ーフローによる水漏れの防止に有効である。さらに、請
求項３に係る空気調和装置によれば、空気調和装置の運
転が停止されている場合にも、異常報知を行うことがで
き、水漏れの防止効果が高い。
水弁が閉鎖されてから所定時間経過しても所定の高水位
が検出された場合に、給水弁の異常と判断して、異常報
知手段によって異常報知を行うので、水タンクのオーバ
ーフローによる水漏れの防止に有効である。さらに、請
求項３に係る空気調和装置によれば、空気調和装置の運
転が停止されている場合にも、異常報知を行うことがで
き、水漏れの防止効果が高い。
【図１】本発明の一実施例に係る加湿器の制御手段を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】制御手段による制御のフローチャートである。
【図３】加湿器の概略側面図である。
【図４】加湿器を含む空気調和装置の概略側面図であ
る。
る。
２ 水タンク ３ 給水路 ４ 給水弁 ７ フロートスイッチ ８ 制御手段 ８１ 給水弁制御部 ８４ 開放時作動タイマー部 ８５ フロートスイッチ異常処理部 ８６ 閉鎖時作動タイマー部 ８７ 給水弁異常処理部 ９０ 停止時駆動部 Ｃ ランプ（異常報知手段）
Claims (3)
- 【請求項１】加湿用の水を溜める水タンク（２）内への
給水路（３）を開閉する給水弁（４）と、水タンク
（２）内の水位を検出するフロートスイッチ（７）と、
フロートスイッチ（７）からの信号に応じて給水弁
（４）を開閉する給水弁制御部（８１）を含んだ制御手
段（８）とを備えた加湿器において、 加湿器の異常を報知する異常報知手段（Ｃ）を備え、 上記制御手段（８）は、 給水弁（４）が開放されてから所定時間経過後にタイマ
ー信号を出力する開放時作動タイマー部（８４）と、 この開放時作動タイマー部（８４）によるタイマー信号
を受けて駆動され、フロートスイッチ（７）により所定
の高水位が検出されない場合に、フロートスイッチ
（７）の異常と判断し、給水弁制御部（８１）に給水弁
（４）を閉鎖させ且つ異常報知手段（Ｃ）に異常表示を
行わせるフロートスイッチ異常処理部（８５）とを含ん
でいることを特徴とする加湿器。 - 【請求項２】上記制御手段（８）は、 給水弁（４）が閉鎖されてから所定時間経過後にタイマ
ー信号を出力する閉鎖時作動タイマー部（８６）と、 この閉鎖時作動タイマー部（８６）によるタイマー信号
を受けて駆動され、フロートスイッチ（７）により所定
の高水位が検出された場合に、給水弁（４）の異常と判
断し、異常報知手段（Ｃ）に異常表示を行わせる給水弁
異常処理部（８７）とを含んでいることを特徴とする請
求項１記載の加湿器。 - 【請求項３】請求項２記載の加湿器を含む空気調和装置
において、 上記制御手段（８）に設けられ、空気調和装置の運転の
停止後に、タイマー信号によらずに給水弁異常処理部
（８７）を駆動する停止時駆動部（８８）とを備えたこ
とを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4047024A JPH05248670A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 加湿器およびこれを含む空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4047024A JPH05248670A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 加湿器およびこれを含む空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05248670A true JPH05248670A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12763615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4047024A Pending JPH05248670A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 加湿器およびこれを含む空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05248670A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009097759A (ja) * | 2007-10-15 | 2009-05-07 | Nohmi Bosai Ltd | 降温用噴霧システム |
| JP2015058080A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | パナソニック株式会社 | 液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
| CN106765797A (zh) * | 2017-02-10 | 2017-05-31 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种加湿器 |
| JP2020008225A (ja) * | 2018-07-10 | 2020-01-16 | ダイキン工業株式会社 | 加湿装置及び換気装置 |
| JP2020051718A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | シャープ株式会社 | 加湿装置 |
| JP2021050877A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 電解水散布装置 |
| WO2021145207A1 (ja) * | 2020-01-15 | 2021-07-22 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 空気浄化装置 |
| CN113959055A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-21 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 用于冷冻水列间空调的控制方法及装置、冷冻水列间空调 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4047024A patent/JPH05248670A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN106765797B (zh) * | 2017-02-10 | 2022-05-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种加湿器 |
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| CN114786736A (zh) * | 2020-01-15 | 2022-07-22 | 松下知识产权经营株式会社 | 空气净化装置 |
| CN113959055A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-21 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 用于冷冻水列间空调的控制方法及装置、冷冻水列间空调 |
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