JP2020051718A - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020051718A
JP2020051718A JP2018183942A JP2018183942A JP2020051718A JP 2020051718 A JP2020051718 A JP 2020051718A JP 2018183942 A JP2018183942 A JP 2018183942A JP 2018183942 A JP2018183942 A JP 2018183942A JP 2020051718 A JP2020051718 A JP 2020051718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
unit
water level
humidifier
storage container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018183942A
Other languages
English (en)
Inventor
浩平 森田
Kohei Morita
浩平 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2018183942A priority Critical patent/JP2020051718A/ja
Publication of JP2020051718A publication Critical patent/JP2020051718A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ユーザに対して、加湿器を構成する各部の異常を正確に通知し、さらに各部のメンテナンスの要否を、適切なタイミングで通知する。【解決手段】本発明の加湿器は、貯水容器と、貯水容器の水位を検出する水位検出部と、貯水容器の水の減少量を予測する予測部と、水位検出部により検出された水位および予測部により予測された水の減少量に基づいて、加湿装置の異常を判定する判定部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、加湿装置に関する。
従来、貯水容器の水量を検出し、水量表示を行うことのできる加湿装置が知られている。このような加湿装置は、例えば、特許文献1に示されている。特許文献1に記載の加湿装置は、加湿フィルタと、加湿フィルタを介して本体内に吸気し、排気口より室内に排気する送風手段を備える。また、特許文献1に記載の加湿装置は、貯水容器の水量を検出する水量検出手段と、空気中の湿度を検出する湿度検出手段と、デジタル表示手段を備える。そして、水量検出手段は、貯水容器の水量を複数の段階で水量を検出し、検出した水量をデジタル表示手段に表示する。
特開2012−77940号公報
上記加湿装置は、貯水容器の残水量から、加湿可能な運転時間を予測する。しかしながら、貯水容器の残水量から予測した運転時間は、実際の運転時間と比べて、差異が生じる場合がある。特に、加湿フィルタに汚れが生じた場合、水分が蒸発しにくくなることで加湿量が減少し、予測された運転時間より、実際の運転時間の方が長くなる。また、漏水等の異常がある場合、予測された運転時間よりも、実際の運転時間の方が短くなる。
本発明の目的は、加湿装置を構成する各部の異常を正確に通知し、さらに各部のメンテナンスの要否を、適切なタイミングで通知することができる技術を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の加湿装置は、貯水容器と、前記貯水容器の水位を検出する水位検出部と、前記貯水容器の水の減少量を予測する予測部と、前記水位検出部により検出された水位および前記予測部により予測された水の減少量に基づいて、加湿装置の異常を判定する判定部と、を有する。
本発明によれば、加湿装置は、ユーザに対して各部の異常を正確に通知し、さらに各部のメンテナンスの要否を、適切なタイミングで通知することができる。これにより、ユーザは、不要なメンテナンスを行うことを抑制でき、加湿装置を効率的に稼働させることができる。
第1実施形態に係る加湿装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る制御部のブロック図である。 第1実施形態に係る加湿装置の判定処理および通知処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る加湿装置の風量と加湿量との関係を示す図である。 第1実施形態に係る加湿装置の温度と湿度との関係を示す図である。 第1実施形態に係る加湿装置の水位と30分あたりの加湿量との関係を示す図である。 第2実施形態に係る加湿装置の判定処理および通知処理を示すフローチャートである。
<1.第1実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、第1実施形態に係る加湿装置10の構成の一例を示す図である。加湿装置10は、加湿された空気を加湿対象へ供給する装置である。加湿装置10は、例えば、家庭用として室内で利用される。加湿装置10は、加湿対象である室内に加湿された空気を供給することによって室内の湿度を高くする。
図1に示すように、加湿装置10は、例えば、筐体20、貯水容器30、ファン40、水位検出部である第1センサ50、第2センサ60、通知部70、および制御部80を有する。筐体20は、吸気口21、送風口22、および開閉部23を備える、箱状の部材である。筐体20は、加湿装置10を構成する各部のうち、少なくとも、貯水容器30、ファン40、および第1センサ50を内部に収容する。また、筐体20の外側には、操作部24が配置される。操作部24は、加湿装置10を動作させるための電源ボタンや、加湿装置10の動作条件等を設定するためのボタン等を備える。
貯水容器30は、例えば、給水された水を内部に貯水するトレイ状の容器である。ユーザは、筐体20の開閉部23を開くことで貯水容器30を取り出して、給水や水の交換をすることができる。貯水容器30の内部には、加湿フィルタ31が配置される。
加湿フィルタ31は、通気性および吸水性を有する部材であり、例えば、不織布等によって形成される。加湿フィルタ31の一部は、貯水容器内の水に浸漬して水を吸収する。これにより、加湿フィルタ31の全体に水が行きわたる。また、加湿フィルタ31は、貯水容器30または筐体20に対して、取り外し可能に取り付けられている。ユーザは、加湿フィルタ31を取り外して、汚れを除去するための清掃や交換等のメンテナンスを行うことができる。
ファン40は、吸気口21から空気を吸引して、当該空気を送風口22から放出させるための気流を発生させる。具体的には、例えば、ファン40は、複数の羽根を備えた羽根車41および駆動源であるファンモータ42を有する。羽根車41は、ファンモータ42の駆動力によって回転し、貯水容器30に向けて気流を発生させる。具体的には、図1中に矢印で示すように、羽根車41は、吸気口21から、加湿フィルタ31のうち水面から露出した部分に向かう気流を発生させる。そして、気流は、加湿フィルタ31に吸収された水分を含みつつ、加湿フィルタ31を通過する。そして、水分を含んだ気流は、さらに送風口22へと向かう。これにより、加湿された空気は、送風口22から外部に放出される。また、ファンモータ42は、羽根車41の回転速度(以下、単に、回転速度と記載する。)に係る出力値を制御部80へ送信する。
第1センサ50は、貯水容器30の水位(以下、単に、水位と記載する。)を検出するセンサである。第1センサ50は、例えば、貯水容器30の上方に配置される。本実施形態の第1センサ50は、TOF(Time of Flight)方式を用いるセンサである。第1センサ50は、水面に向けて光を照射して、反射光を受光素子によって受光する。そして、第1センサ50は、光を照射してから、受光素子で受光するまでの時間を測定することによって、貯水容器30の底面から水面までの距離である水位を検出する。第1センサ50は、検出した水位を制御部80へ送信する。なお、第1センサは、上記水面の高さを検出するものであれば、その他のセンサであってもよい。
第2センサ60は、空気の温度および/または湿度を検出する。第2センサ60は、筐体20の外壁面に配置され、筐体20外部の温度または湿度を検出する。なお、第2センサは温度および湿度を検出する温湿度センサで構成されてもよい。第2センサ60は、検出した温度または湿度を制御部80へ送信する。なお、図1の例では、第2センサ60は、一つの温湿度センサによって構成されているが、二つ以上の温湿度センサによって構成されてもよい。また、第2センサ60は、温度を検出する温度センサと、湿度を検出する湿度センサと、で個別に構成されてもよい。
通知部70は、ユーザに表示および/または報知するための通知信号を発生させる。具体的には、通知部70は、例えば、制御部80からの信号に基づいて、通知信号である警報音や警告表示等を発する。通知部70は、筐体の外部に配置される。通知部70は、例えば、ブザーやLED等によって構成される。ユーザは、通知部70による通知に基づいて、通知の種類等に応じて、各部の異常の有無や、各部のメンテナンスの要否を判断できる。
制御部80は、加湿装置10の各部を動作制御する。図1中に概念的に示すように、制御部80は、例えば、CPU等のプロセッサ801、RAM等のメモリ802、およびハードディスクドライブ等の記憶部803によって構成される。記憶部803には、加湿装置10の動作を実行するためのプログラムPが記憶されている。また、制御部80は、操作部24、ファンモータ42、第1センサ50、第2センサ60、および通知部70と、通信可能に接続される。制御部80は、各部からの検出信号を取得するとともにプログラムPに従って、各部を制御する。これにより、加湿装置10における動作が実行される。
図2は、加湿装置10による各部の異常の判定や、各部のメンテナンスの要否の通知を実現するための制御部80の機能を、概念的に示したブロック図である。図2に示すように、制御部80は、第1取得部81、第2取得部82、第3取得部83、予測部84、算出部85、判定部86、および指令部87を有する。これらの各部の機能は、プログラムPに基づいて、プロセッサ801が動作することにより実現される。これらの各部の具体的な動作については、後述する。
<1−2.異常判定処理および通知処理について>
続いて、加湿装置10による、各部の異常の判定処理および各部のメンテナンスの要否の通知処理の詳細について説明する。図3は、加湿装置10における、各部の異常判定処理および通知処理のフローを示すフローチャートである。加湿装置10は、各部の異常を判定して、各部の異常や各部のメンテナンスの要否を通知する際、第1センサ50および第2センサ60の検出値、およびファンモータ42の出力値を取得しながら、図3の処理を実行する。
加湿装置10は、先ず、第1センサ50による検出処理を行う。第1センサ50は、水位を検出し、第1検出信号D1を制御部80へ出力する。制御部80に第1検出信号D1が入力されると、第1取得部81は、第1検出信号D1が表す、水位WL0を取得する(ステップS1)。そして、制御部80は、水位WL0が取得されると、WL1およびWL2をWL0に書き換える(ステップS2、ステップS3)。ここで、WL1は、1分毎に取得される水位であり、WL2は30分毎に取得される水位である。すなわち、ステップS2およびステップS3の処理は、WL1およびWL2を初期の水位に書き換えるための処理である。
次に、制御部80は、ステップS1における水位WL0の取得から1分が経過するまでの間、処理の進行を待機させる(ステップS4においてN)。一方で、制御部80は、ステップS1における水位WL0の取得から1分が経過すると(ステップS4においてY)、1分毎の時間のカウント(図3においてCNT)を加算する(ステップS5)。そして、制御部80は、再度、水位WL0を取得し(ステップS6)、WL1をステップS1から1分経過後に取得された水位WL0に書き換える(ステップS7)。
次に、制御部80は、第2センサ60による検出処理を行う。第2センサ60は、筐体20外部における空気の温度および湿度を実測し、第2検出信号D2を制御部80へ出力する。制御部80に第2検出信号D2が入力されると、第2取得部82は、第2検出信号D2が表す筐体20外部における空気の温度および湿度(図3においてTH)を取得する(ステップS8)。なお、上記のように第2センサ60は温度または湿度を検出するようにしてもよい。
次に、制御部80は、ファンモータ42の出力値について検出処理を行う。ファンモータ42は、回転速度に係る第3検出信号D3を、を制御部80へ出力する。制御部80に第3検出信号D3が入力されると、第3取得部83は、第3検出信号D3が表す回転速度(図3においてFR)を取得する(ステップS9)。このように、制御部80は、第1センサ50に基づく水位を取得するとともに、水位とは別に、第2センサ60に基づく空気の温湿度およびファンモータ42の回転速度を取得する。
続いて、制御部80の予測部84は、水位WL1、温湿度TH、および回転速度FRに基づいて、1分あたりの貯水容器30内の水の減少量である、予測加湿量(図3においてHE)を算出する。予測加湿量は、例えば、1分の間に、水位、温湿度、および回転速度に基づいて予測される、貯水容器30内から蒸発する水の量である。なお、上記においては、水位、温湿度、および回転速度に基づいて予測加湿量を算出する場合について説明したが、本実施の形態はこれに限られず、例えば温度または湿度のみ等に基づいて算出するように構成してもよい。
図4は、加湿装置10における、風量と加湿量との関係を示す図である。図4に示すように、加湿装置10における運転モードでは、静音、中、強の順に、風量が高くなり、加湿量が高くなる。すなわち、加湿量は、回転速度が速いほど多くなる。したがって、予測部84は、回転速度が速いほど、加湿量が多くなるように予測する。
図5は、加湿装置10の運転モードが強の場合における、湿度と温度との関係を示す図である。図5に示すように、加湿量は、湿度が低いほど多くなり、温度が高いほど多くなる。したがって、予測部84は、湿度が低いほど、または、温度が高いほど、加湿量が多くなるように予測する。
図6は、加湿装置10における、水位と、30分あたりの加湿量との関係を示す図である。図6において、横軸、左側の縦軸、および右側の縦軸は、それぞれ、時間、水位、および加湿量を示す。また、記号●および▲でプロットされたデータ系列は、それぞれ水位および30分単位の加湿量を示すデータである。図6に示すように、水位が低下するにつれ、30分あたりの加湿量が増加する。これは、水位が低下することにより、加湿フィルタ31のうち水面から露出する部分が増え、その結果、加湿フィルタ31からの水分の蒸発量が増えたことによるものである。したがって、予測部84は、水位が低いほど、加湿量が多くなるように予測する。
このように、加湿装置10における加湿量は、温度、湿度、風量、および水位に関係する。制御部80の記憶部803は、例えば、図3、図4、および図5に示すようなデータや、ファンモータ42における回転数や回転速度等のパラメータを記憶している。そして、予測部84は、第1取得部81、第2取得部82、および第3取得部83がそれぞれ取得した、水位WL1、温湿度TH、および回転速度FRに基づいて、当該データを参照しつつ、1分あたりの加湿量THの予測値である予測加湿量HEを算出する(ステップS10)。このように、予測加湿量は、水位、温湿度、および回転速度の3つの情報を取得することで、より正確に算出することができる。
また、ステップS10では、上述のような予測加湿量HEを1分毎に算出して、30分の間、ステップS4〜ステップS9の処理を繰り返し(ステップS11においてN)、予測加湿量HEを積算する。このように、予測部84は、1分毎の予測加湿量を積算することで、30分間の合計の予測加湿量を算出する(ステップS10)。これにより、30分の間に、外気の温度や湿度に変化が生じた場合であっても、予測部84は、正確に予測加湿量を算出できる。
なお、ステップS4〜ステップS11の処理は、ステップS1による水位WL0の取得から30分間繰り返される。このため、ステップS7により書き換えられるWL1は、ステップS1から30分間経過時点での水位である。したがって、ステップS12以降では、WL1は、ステップS1から30分経過時点での水位に書き換えられて処理が実行される。
続いて、制御部80は、30分が経過すると(ステップS11においてY)、カウント時間CNTを0にリセットする(ステップS12)。そして、制御部80の算出部85は、ステップS3により書き換えられた初期の水位WL2と、ステップS7により書き換えられたステップS1から30分経過時点での水位WL1から、実績加湿量HRを算出する(ステップS13)。そして、制御部80は、水位WL2をステップS1から30分経過時点での水位WL1に書き換える(ステップS14)。ここで、実績加湿量HRとは、30分の間の実際の加湿量である。実績加湿量HRは、例えば、WL2×S−WL1×Sにより求めることができる。ここで、Sは、貯水容器30内の水面の面積である。
続いて、判定部86は、予測加湿量HEと実績加湿量HRとを比較する(ステップS15)。ここで、判定部86は、予測加湿量HEと実績加湿量HRのうち、いずれが大きいかを判定する。そして、判定部86は、予測加湿量HEと実績加湿量HRとの差の絶対値が、第1所定値である予め設定された閾値kよりも大きいと判定した場合(ステップS15においてY)、指令部87が、通知部70を制御する(ステップS16)。指令部87は、ステップS15における判定結果に基づいて、通知部70に指令信号を出力する。そして、通知部70は、指令信号に基づいて通知信号を発する。一方、判定部86は、予測加湿量HEと実績加湿量HRとの差の絶対値が、閾値kよりも小さいと判定した場合(ステップS15においてN)、再びステップS4に戻り、各ステップを順次実行させる。このように、制御部80は、30分ごとにステップS4〜ステップS15を繰り返すことで、30分ごとの判定処理を行う。
指令部87は、ステップS15における判定結果に基づいて、通知部70に指令信号を出力する。そして、通知部70は、指令信号に基づいて通知信号を発する。なお、指令部87、測加湿量HEと実績加湿量HRとの差の絶対値と、閾値kと、の差に基づいて、異なる指令信号を発するものであってもよい。そして、通知部70は、当該異なる指令信号に基づいて、それぞれ異なる通知信号を発するものであってもよい。かかる場合、ユーザは、各部の異常の重大さや、メンテナンスの緊急性について、段階的に知ることができる。その結果、加湿装置10の使い勝手がより向上する。
なお、加湿量は、加湿フィルタ31に汚れがある場合、水分の蒸発が妨げられることにより減少する。このとき、予測加湿量HEは、実績加湿量HRよりも大きくなる。ここで、制御部80は、予測加湿量HEが実績加湿量HRよりも大きいときに、通知部70を制御して通知部70に通知を行わせる。
具体的には、制御部80の判定部86は、先ず、実績加湿量HRと、予測加湿量HEとを比較する。そして、判定部86は、予測加湿量HEが実績加湿量HRよりも大きいと判定し、さらに、実績加湿量HRと予測加湿量HEとの差異の絶対値が、閾値k1(例えば、実績加湿量HRの10%の値)よりも大きいと判定した場合に、指令部87は、第1指令信号を出力する。そして、通知部70は、第1指令信号に基づいて、第1通知信号を発生させる。これにより、ユーザは、第1通知信号に基づいて、加湿フィルタ31に汚れが生じていると判断でき、加湿フィルタ31の掃除や交換等のメンテナンスを行うことができ得る。したがって、ユーザは、加湿フィルタ31が汚れた状態での加湿装置10の稼働を抑制できる。また、ユーザは、適切なタイミングで、加湿フィルタ31のメンテナンスを行うことでき得る。その結果、加湿装置10を効率的に稼働させることができる。
一方、貯水容器30の水漏れや、第1センサ50の汚れが生じている場合、予測加湿量HEは、実績加湿量HRよりも小さくなる。ここで、制御部80は、予測加湿量HEが実績加湿量HRよりも小さいときに、通知部70を制御して通知部70に通知を行わせる。
具体的には、制御部80の判定部86は、先ず、実績加湿量HRと、予測加湿量HEとを比較する。そして、判定部86は、予測加湿量HEが実績加湿量HRよりも小さいと判定し、さらに、実績加湿量HRと予測加湿量HEとの差異の絶対値が、閾値k2(例えば、実績加湿量HRの10%の値)よりも大きいと判定した場合に、指令部87は、第2指令信号を出力する。そして、通知部70は、第2指令信号に基づいて、第2通知信号を発生させる。これにより、ユーザは、第2通知信号に基づいて、貯水容器30の水漏れや、第1センサ50に汚れが生じていると判断でき、これらのメンテナンスを行うことができる。したがって、ユーザは、貯水容器30の水漏れや、第1センサ50の汚れが生じた状態での加湿装置10の稼働を抑制でき得る。また、ユーザは、適切なタイミングで、貯水容器30や第1センサ50のメンテナンスを行うことでき得る。その結果、加湿装置10を効率的に稼働させることができる。
なお、図3の例では、図示の便宜上、ステップS1〜ステップS16の処理を直列的に図示しているが、本発明はこれに限られない。例えば、ステップS2およびステップS3は、ステップS1が実行された後に、同時に実行されることが好ましい。また、ステップS7〜ステップS10は、ステップS6が実行された後に、同時に実行されることが好ましい。また、ステップS11〜ステップS16は、同時に実行されることが好ましい。
また、本実施の形態は上記フローに限られるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記においては、通知部70が加湿フィルタ31の交換等および水漏れ等を通知する場合について説明したが、前者または後者のいずれかのみを通知するように構成してもよい。また、通知部70が、ファンモータ42の不良について通知するように構成してもよい。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の加湿装置10による異常判定処理および通知処理は、さらに誤判定および誤通知を防止するためのステップを有する。ここで、制御部80は、貯水容器30の水位の上昇を検出した場合、第1所定時間t1の経過後に、加湿装置10の異常の判定を再開させる。また、制御部80は、水位検出部である第1センサ50で検出された水位に基づいて算出された水の減少量(実績加湿量HR)が、第2所定値h以上である場合、第2所定時間t2の経過後に、加湿装置10の異常の判定を再開させる。具体的なフローについては、以下で説明する。なお、本実施形態の加湿装置10の構成は、第1実施形態と同じであるため、その説明は省略する。また、本実施形態の加湿装置10の判定処理および通知処理については、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図7は、本実施形態に係る加湿装置10における、判定処理および通知処理を示すフローチャートである。図7に示すように、加湿装置10の判定処理および通知処理においては、制御部80は、先ずステップS1aで、水位WL0を取得する。そして、制御部80は、ステップS2a〜ステップS6aに従って、1分経過後の水位WL0を取得する。ステップS1a〜ステップS6aについては、第1実施形態におけるステップS1〜ステップS6と同様であるため、詳細な説明は省略する。
続いて、判定部86は、ステップS2aの水位WL1と、ステップS6Aで取得された水位WL0とを比較する(ステップS21a)。ここで、判定部86は、水位WL0が水位WL1よりも大きい値であると判定すると(ステップS21aにおいてN)、制御部80は、所定の時間t1が経過するまで処理の進行を停止させる(ステップS22a)。そして、制御部80は、t1が経過すると再びステップS4aに戻り、ステップS5aにおいて、ステップS5における加算時間にt1を加えて、ステップS6a〜ステップS10aを順次実行させる。これにより、制御部80は、ステップS10aにおいて、t1を加えた時間での予測加湿量HEを算出させる。
一方、判定部86は、水位WL0が水位WL1よりも小さい値であると判定すると(ステップS21aにおいてY)、制御部80は、ステップS7a〜ステップS10aを順次実行させて、予測加湿量HEを算出させる。ここで、ステップS7a〜ステップS10aについては、第1実施形態におけるステップS7〜ステップS10と同様であるため、詳細な説明は省略する。なお、制御部80は、ステップS22aにおいて、所定の時間t1が経過するまでの間、処理を停止させていた。しかしながら、制御部80は、ステップS22aにおいて、カウント時間CNTを0にリセットする処理を実行させて、再度ステップS4aから順次処理を実行させてもよい。
続いて、制御部80は、ステップS11a〜ステップS13aを順次実行させて、実績加湿量HRを算出させる。そして、判定部86は、実績加湿量HRが第2所定値である予め設定された閾値hよりも、大きいか否かを判定する(ステップS23a)。判定部86は、実績加湿量HRが閾値hよりも大きいと判定すると(ステップS23aにおいてY)、制御部80は、第2所定時間t2が経過するまで処理の進行を停止させる(ステップS24a)。そして、制御部80は、t2が経過すると再びステップS4aに戻り、ステップS5におけるカウント時間にt2を加えた時間での予測加湿量HEを算出する。
一方、判定部86は、実績加湿量HRが閾値hよりも小さいと判定すると(ステップS24においてN)、制御部80は、ステップS14a〜ステップS16aを順次実行させて、判定処理および通知処理を行う。ここで、ステップS11a〜ステップS16aについては、第1実施形態におけるステップS11〜ステップS16と同様であるため、詳細な説明は省略する。なお、制御部80は、ステップS24aにおいて、所定の時間t2が経過するまでの間、処理を停止させていた。しかしながら、制御部80は、ステップS24aにおいて、判定処理をスキップさせてもよい。
ここで、閾値hとは、例えば、30分ごとに判定処理を行う場合、貯水容器30の容積の1/10〜1/20の値であることが好ましい。すなわち、貯水容器30の容積が5Lとすると、h=250mL〜500mLとなる。このように設定することで、誤判定および誤通知をより正確に抑制できる。
このように、本実施形態の加湿装置10は、水位の上昇や下降があった場合でも、所定時間t1やt2が経過するまでの間、判定処理を停止する。特に、ユーザが、加湿装置10を動かした場合や、貯水容器30に給水した場合に、水位は急激に変動する。しかしながら、本実施形態の加湿装置10では、水位に変動が生じた場合であっても、水位の変動が治まった後に、水位を取得することができる。そして、本実施形態の加湿装置10は、所定の時間t1やt2を考慮した予測加湿量HEや実績加湿量HRに基づいて、通知部70を制御する。これにより、加湿装置10は、水面に急激な変動があった場合でも、誤判定および誤通知の発生を抑制することができる。
<3.変形例>
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、制御部は、水位、温度、湿度およびファンモータの出力値から、予測加湿量を算出していた。しかしながら、予測加湿量は、水位、温度、湿度およびファンモータ42のうち、少なくとも一つから算出してもよい。これにより、加湿装置の構成を簡略化することができ、加湿装置のコストを削減することができる。
また、上記の実施形態では、第1センサは、TOF方式を用いる光学式のセンサであった。しかしながら、第1センサは、重量センサ等の他の方式を用いるセンサであってもよい。この場合、重量センサを貯水容器の下に配置すればよい。そして、重量センサは、貯水容器の重量を検出すればよい。このようにすれば、水位の検出において、水位の変動の影響を少なくすることができる。その結果、誤通知をより抑制することができる。
また、上記の実施形態では、制御部は、ファンモータの出力値を取得していた。しかしながら、制御部は、ファンにより生じる風量を取得してもよい。この場合、風量センサを送風口の近傍に設ければよい。そして、制御部は、風量センサの検出値を取得して、予測加湿量を算出すればよい。このようにすれば、加湿装置による風量の実測値を取得することができる。その結果、制御部は、予測加湿量をより正確に算出できる。
また、上記実施形態では、制御部は、単位時間を30分として30分ごとに異常の判定を行っていた。しかしながら、単位時間は、30分より短くてもよく、30分より長くてもよい。制御部は、例えば単位時間を5分として、予測加湿量および実績加湿量の算出を行い、異常の判定を行ってもよい。これにより、ユーザは、各部に急な異常が生じた場合であっても、異常の有無を正確に判断することができる。また、ユーザは、各部のメンテナンスを適切に行うことができる。
また、制御部は、例えば単位時間を1時間として、予測加湿量および実績加湿量の算出し、異常の判定を行ってもよい。これにより、ユーザは、より正確に各部の異常の有無を判断することができる。また、制御部の負荷を軽減することができる。
また、上記実施形態では、制御部は、水位、温湿度および回転速度を1分毎に取得していた。しかしながら、水位、温湿度および回転速度を取得する単位時間は、1分よりも短くてもよく、1分よりも長くてもよい。例えば、単位時間を30秒とすれば、より正確に加湿量を予測することができる。また、例えば、単位時間を5分とすれば、予測加湿量および実績加湿量の算出処理の負荷を軽減できる。
また、上記の実施形態では、第2センサは、筐体の外壁面に配置されていた。しかしながら、第2センサは、筐体の内部に配置され、筐体内部の温湿度を検出してもよい。これにより、制御部は、筐体外部および内部の温湿度を取得することができる。その結果、制御部は、予測加湿量をより正確に算出できる。
また、第2センサは、筐体から離れた場所に存在してもよい。すなわち、制御部は、第2センサにより検出される温湿度を、例えば、スマートフォンのような他の電子機器から取得してもよい。この場合、制御部は、スマートフォンからの通信を受信する受信部を有するものであればよい。これにより、加湿装置から第2センサを省略でき、簡易な構成とすることができる。
また、上記実施形態の図1の例では、制御部は、筐体の内部に配置されていた。しかしながら、制御部のうち少なくとも一部は、筐体の外部に配置されてもよく、筐体から離れた場所に存在してもよい。この場合、加湿装置は、外部からの情報を受信する受信部および各部への動作指令を行う指令部を有するものであればよい。また、加湿装置を構成する各部は、それぞれ、当該受信部を直接備えてもよい。そして、加湿装置を構成する各部は、当該受信部が受信した信号に基づいて、動作するものであってもよい。
また、加湿装置は、加湿装置とは別の電子機器に向けて、各部に係る信号を発信する、発信部を有してもよい。これにより、ユーザは、例えばスマートフォンのような電子機器を用いて、離れた場所から加湿装置を稼働させたり、管理したりすることができる。その結果、加湿装置の使いやすさを、より向上させることができる。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
10 加湿装置
20 筐体
30 貯水容器
31 加湿フィルタ
40 ファン
50 第1センサ
60 第2センサ
70 通知部
80 制御部

Claims (7)

  1. 貯水容器と、
    前記貯水容器の水位を検出する水位検出部と、
    前記貯水容器の水の減少量を予測する予測部と、
    前記水位検出部により検出された水位および前記予測部により予測された水の減少量に基づいて、加湿装置の異常を判定する判定部と、
    を有する加湿装置。
  2. 前記貯水容器に向けて気流を発生させるファンをさらに有し、
    前記予測部は、さらに前記ファンの回転数に基づいて前記貯水容器の水の減少量を予測する、請求項1に記載の加湿装置。
  3. 湿度を検出する湿度センサをさらに有し、
    前記予測部は、さらに前記湿度センサによって検出された湿度に基づいて、前記貯水容器の水の減少量を予測する、請求項1または請求項2に記載の加湿装置。
  4. 前記判定部は、前記水位検部で検出された水位に基づいて算出された水の減少量と、前記予測部により予測された水の減少量との間に、第1所定値以上の差異が有る場合に、前記加湿装置の異常と判定する、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の加湿装置。
  5. 前記判定部により前記加湿装置の異常を判定した場合に、表示または報知する通知部をさらに有する、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の加湿装置。
  6. 前記判定部は、前記貯水容器の水位の上昇を検出した場合、第1所定時間の経過後に、前記加湿装置の異常を判定する、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の加湿装置。
  7. 前記判定部は、前記水位検部で検出された水位に基づいて算出された水の減少量が、第2所定値以上である場合、第2所定時間の経過後に、前記加湿装置の異常を判定する、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の加湿装置。
JP2018183942A 2018-09-28 2018-09-28 加湿装置 Pending JP2020051718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018183942A JP2020051718A (ja) 2018-09-28 2018-09-28 加湿装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018183942A JP2020051718A (ja) 2018-09-28 2018-09-28 加湿装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020051718A true JP2020051718A (ja) 2020-04-02

Family

ID=69996590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018183942A Pending JP2020051718A (ja) 2018-09-28 2018-09-28 加湿装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020051718A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112377999A (zh) * 2020-11-13 2021-02-19 佛山市顺德区美的电子科技有限公司 除湿控制方法、除湿设备及计算机可读存储介质
DE102021104103A1 (de) 2020-03-23 2021-09-23 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Kommunikationsgerät und Speichermedium
CN115095932A (zh) * 2022-05-24 2022-09-23 北京小米移动软件有限公司 加湿器及加湿器的初过滤网的堵塞提示方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532931U (ja) * 1991-10-03 1993-04-30 松下精工株式会社 加湿機
JPH05187690A (ja) * 1992-01-07 1993-07-27 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置用加湿器の監視装置
JPH05248670A (ja) * 1992-03-04 1993-09-24 Daikin Ind Ltd 加湿器およびこれを含む空気調和装置
JP2006170460A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Dainichi Co Ltd 加湿器
JP2010071604A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Mitsubishi Electric Corp 加湿装置
JP2012077940A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Panasonic Corp 加湿機能付空気清浄機
JP2015040688A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 シャープ株式会社 加湿装置
US20170219410A1 (en) * 2016-01-28 2017-08-03 Essick Air Products, Inc. Climate control device with improved liquid level sensing

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532931U (ja) * 1991-10-03 1993-04-30 松下精工株式会社 加湿機
JPH05187690A (ja) * 1992-01-07 1993-07-27 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置用加湿器の監視装置
JPH05248670A (ja) * 1992-03-04 1993-09-24 Daikin Ind Ltd 加湿器およびこれを含む空気調和装置
JP2006170460A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Dainichi Co Ltd 加湿器
JP2010071604A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Mitsubishi Electric Corp 加湿装置
JP2012077940A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Panasonic Corp 加湿機能付空気清浄機
JP2015040688A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 シャープ株式会社 加湿装置
US20170219410A1 (en) * 2016-01-28 2017-08-03 Essick Air Products, Inc. Climate control device with improved liquid level sensing

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021104103A1 (de) 2020-03-23 2021-09-23 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Kommunikationsgerät und Speichermedium
CN112377999A (zh) * 2020-11-13 2021-02-19 佛山市顺德区美的电子科技有限公司 除湿控制方法、除湿设备及计算机可读存储介质
CN115095932A (zh) * 2022-05-24 2022-09-23 北京小米移动软件有限公司 加湿器及加湿器的初过滤网的堵塞提示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102460236B1 (ko) 공기청정 시스템 및 그 제어 방법
JP2020051718A (ja) 加湿装置
US9186609B2 (en) Filter clog sensing system and method for compensating in response to blower speed changes
JP7091899B2 (ja) 除湿機
CN112815472A (zh) 一种空调脏堵检测方法、装置及空调器
JP5962029B2 (ja) 熱交換換気装置
JP3972723B2 (ja) 空気調和装置
KR102108356B1 (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
JP5800737B2 (ja) 空気調和機の室内機及び空気調和機
JP6367585B2 (ja) 浴室装置
JP2017053537A (ja) 空調機、及び空調システム
KR20150003503A (ko) 수조 청소 알람 기능을 구비하는 가습기 및 이의 수조 청소 알람 방법
JP2009262020A (ja) 空気清浄機
CN113116247A (zh) 清洁机器人维护方法、清洁机器人、清洁系统及存储介质
JP4854683B2 (ja) 洗濯乾燥機
CA3044571A1 (en) Systems and methods of predicting life of a filter in an hvac system
KR102007303B1 (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
KR101344677B1 (ko) 가습기 및 그의 제어방법
JP2010089043A (ja) 空気清浄機
KR20170058100A (ko) 공기 조화 장치
JP2007029490A (ja) 自走式掃除機およびそのプログラム
JP6107871B2 (ja) 応急排水機能を有する空気調和機
JPWO2019012591A1 (ja) 浴室乾燥機
JP7148447B2 (ja) 水位検知装置、および、加湿装置
CN112630857B (zh) 水洗空气装置的甩水组件堵塞检测方法、装置及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220628