JP6107871B2 - 応急排水機能を有する空気調和機 - Google Patents

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本発明は、空気調和機に関するものである。
従来、空気調和機のドレンパンに排水不良を防止するための薬剤を供給するシステムが知られている。このようなシステムとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2006−55690号公報
空気調和機のドレンパンにおける排水不良の発生を防止するための対策は知られているが、排水不良が実際に発生した場合に実施される応急的な対策は知られていない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、ドレンパンにおける排水不良に対する応急処置を行うことができる応急排水機能を有する空気調和機を提供することである。
本発明に係る応急排水機能を有する空気調和機は、室内機の内部に設けられ、ドレンパンに溜まったドレン水を吸込口から吸い込んで排水するドレンポンプと、ドレンパンに溜まったドレン水の水位を検出する水位検出部と、予め洗浄用の薬剤が貯留された容器を有し、容器からドレンパンに薬剤を投入する薬剤投入装置と、予め設定された水位が水位検出部により検出された場合に薬剤投入装置を動作させる薬剤投入制御部と、を備えたものである。
本発明に係る応急排水機能を有する空気調和機は、室内機の内部に設けられ、ドレンパンに溜まったドレン水を吸込口から吸い込んで排水するドレンポンプと、ドレンパンに溜まったドレン水の水位を検出する水位検出部と、予め洗浄用の薬剤が貯留された容器を有し、容器からドレンパンに薬剤を投入する薬剤投入装置と、薬剤投入装置を動作させる薬剤投入制御部と、薬剤投入制御部を動作させるための応急処置操作部と、予め設定された水位が水位検出部により検出された場合に情報を報知する報知部と、を備え、薬剤投入制御部は、予め設定された水位が水位検出部により検出された場合及び応急処置操作部に対する操作が行われた場合に薬剤投入装置を動作させるものである。
本発明に係る応急排水機能を有する空気調和機において、薬剤投入制御部は、予め設定された水位が水位検出部により検出された場合又は応急処置操作部に対する操作が行われた場合に薬剤投入装置を動作させる。このため、本発明によれば、ドレンパンにおける排水不良に対する応急処置を行うことができる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の構成図である。 本発明の実施の形態1における薬剤投入装置の他の例を示す第1の図である。 本発明の実施の形態1における薬剤投入装置の他の例を示す第2の図である。 本発明の実施の形態1における空気調和機の動作例を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施の形態1における空気調和機の動作例を示す第2のフローチャートである。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における空気調和機の構成図である。
図1に示すように、空気調和機は、熱交換器1、ドレンパン2、ドレンポンプ3、排水管4、ドレンポンプ駆動部5、水位検出器7、薬剤投入装置8、制御装置9及びリモコン10を備えている。また、空気調和機は、図示しない送風ファン及び圧縮機を備えている。熱交換器1、ドレンパン2、ドレンポンプ3及び送風ファンは、例えば、空気調和機の室内機の内部に設けられている。圧縮機は、例えば、空気調和機の室外機の内部に設けられている。圧縮機は、熱交換器1を通る熱媒体を圧送するものである。圧縮機は、例えば、1つ又は複数の室内機の内部に設けられた熱交換器1に熱媒体を循環させる。送風ファンは、熱交換器1により温度調整された空気を室内機から送り出すものである。
ドレンパン2は、熱交換器1の下方に設けられている。ドレンパン2は、熱交換器1で発生したドレン水6を受けるためのものである。ドレンパン2の内側の底部には、周囲よりも低くなった窪み2aが形成されている。窪み2aには、図示しない排水口が形成されている。排水口は、通常時は栓で塞がれている。ドレンパン2の内側の底部は、傾斜部を有している。傾斜部は、ドレンパン2の底部のうち、例えば、熱交換器1の直下の部位から窪み2aの縁にかけて形成されている。傾斜部は、窪み2aに近づくにつれて低くなるように形成されている。つまり、ドレンパン2は、熱交換器1から滴下したドレン水6が窪み2aに集まるように形成されている。
ドレンポンプ3は、吸込口3aを有している。ドレンポンプ3は、吸込口3aが窪み2aの上方に配置されるように設けられている。排水管4は、ドレンポンプ3に接続されている。ドレンポンプ駆動部5は、ドレンポンプ3に接続されている。ドレンポンプ駆動部5は、制御装置9と電気的に接続されている。ドレンポンプ駆動部5は、例えば、DCモータ等である。
水位検出器7は、ドレンパン2の内側に配置されている。水位検出器7は、制御装置9と電気的に接続されている。水位検出器7は、例えば、温度変化を検出するセンサ、レベルセンサ又はフロートスイッチ等である。水位検出器7は、例えば、ドレンポンプ3に固定されている部材に取り付けられている。なお、水位検出器7は、フロートスイッチである場合は、ドレンパン2に溜まったドレン水6に浮かぶように設けられている。
薬剤投入装置8は、ドレンパン2の内側又はドレンパン2の上方に配置されている。薬剤投入装置8は、例えば、ドレンポンプ3付近に配置されている。薬剤投入装置8は、予め一定量の洗浄用の薬剤が貯留された図示しない容器を有している。薬剤は、例えば、ドレンパン2に発生するスライム等の汚れを分解するものである。薬剤は、例えば、液体である。薬剤投入装置8は、制御装置9と電気的に接続されている。
制御装置9は、空調制御部11、水位検出部12及び薬剤投入制御部13を備えている。リモコン10は、報知部14及び応急処置操作部15を備えている。リモコン10は、例えば、制御装置9と無線通信を行う機能を有している。リモコン10は、利用者が空気調和機を操作するために用いられる。報知部14は、例えば、液晶画面及びスピーカー等である。応急処置操作部15は、例えば、押しボタン等である。
ドレンポンプ駆動部5は、ドレンポンプ3を駆動させる。ドレンポンプ3は、ドレンパン2に溜まったドレン水6を吸込口3aから吸い込み、排水管4を介して排水する。空調制御部11は、ドレンポンプ駆動部5の動作を制御する。つまり、空調制御部11は、ドレンポンプ3の動作を制御する。
空調制御部11は、送風ファン及び圧縮機の動作を制御する。空調制御部11は、室内機が1つだけ存在する場合、例えば圧縮機の駆動を開始又は停止させることで、熱交換器1に熱媒体を循環させるか否かを制御する。空調制御部11は、室内機が複数存在する場合、例えば熱媒体の経路に設けられた弁を開閉することで、熱交換器1に熱媒体を循環させるか否かを室内機ごとに制御する。
ドレンパン2に発生したスライム等の汚れが吸込口3aに詰まった場合、ドレンポンプ3による排水が阻害される。ドレンポンプ3による排水が阻害されると、ドレンパン2におけるドレン水6の水位が上昇する。
水位検出部12は、水位検出器7からの信号に基づいて、ドレンパン2に溜まったドレン水6の水位を検出する。報知部14は、文字、画像及び音声等で情報を報知する。応急処置操作部15は、例えば利用者等の任意により、薬剤投入制御部13を動作させるために操作される。以下、応急処置操作部15に対する操作を「応急処置操作」とも呼ぶ。
薬剤投入制御部13は、薬剤投入装置8を動作させる。薬剤投入装置8は、動作すると、容器からドレンパン2に薬剤を投入する。薬剤投入装置8は、窪み2a及び吸込口3aを中心とした範囲の汚れが分解されるように、薬剤を投入する。薬剤投入装置8は、例えば、直接的に窪み2aに向かって薬剤を投入するものである。
図2は、実施の形態1における薬剤投入装置の他の例を示す第1の図である。図3は、実施の形態1における薬剤投入装置の他の例を示す第2の図である。
薬剤投入装置8は、図2に示すように、ノズル部16を有するものでもよい。ノズル部16は、薬剤が貯留された容器に通じている。ノズル部16の先端は、吸込口3aの縁部に向けられている。図2に示す薬剤投入装置8は、動作すると、ノズル部16から吸込口3aの縁部に向かって液体の薬剤を射出する。
薬剤投入装置8は、図3に示すように、管部17を有するものでもよい。管部17は、薬剤が貯留された容器に接続され、途中から複数に分岐している。管部17が分岐する数は、例えば、4本又は6本等である。管部17の分岐した先のそれぞれの端部には、液体の薬剤を流出させるための流出口17aが形成されている。流出口17aは、吸込口3aの縁部に隣接するように配置されている。図3は、管部17が4本に分岐した形状に形成された場合を示している。図3において、管部17が4本に分岐したうちの1本は、ドレンポンプ3の背後に配置されているため図示されていない。図3に示す場合、4つの流出口17aは、吸込口3aの縁部の周りに等間隔に配置されている。
薬剤投入装置8は、例えば、容器の下部を開放することで重力により薬剤を流出させるものでもよい。薬剤投入装置8は、例えば、図示しないポンプ等の動力により容器から薬剤を送り出すものでもよい。薬剤投入装置8は、例えば、薬剤とともに加圧した気体が封入された容器を有し、当該気体の圧力により容器から薬剤を押し出すものでもよい。
制御装置9は、水位検出部12により予め設定された水位が検出された場合に、リモコン10に対して信号を送信する。予め設定された水位は、例えば、異常レベル及び予防レベルである。異常レベルは、例えば、室内機の運転を停止すべき水位である。異常レベルは、例えば、ドレンパン2からドレン水6が溢れる水位よりも一定量低い水位として設定される。予防レベルは、例えば、室内機の運転は継続可能であるが、点検を実施することが望ましい水位である。予防レベルは、異常レベルよりも低く且つドレンパン2に汚れが発生していない状態における水位よりも高い水位として設定される。制御装置9は、水位検出部12により異常レベルが検出された場合、リモコン10に対して異常信号を送信する。制御装置9は、水位検出部12により予防レベルが検出された場合、リモコン10に対して警告信号を送信する。
報知部14は、リモコン10が制御装置9から受信した信号等に基づいて、メッセージを報知する。報知部14は、リモコン10が制御装置9から異常信号を受信した場合、例えば、異常メッセージを報知する。異常メッセージは、例えば、ドレン水6の排水不良により空気調和機が運転できなくなることを伝え、保守作業者へ連絡することを促すものである。報知部14は、リモコン10が制御装置9から警告信号を受信した場合、例えば、警告メッセージを報知する。警告メッセージは、例えば、ドレン水6の水位が上昇してきていることを伝え、空気調和機の点検を実施することを推奨するものである。
薬剤投入制御部13は、予め設定された水位が水位検出部12により検出された場合又は応急処置操作部15が操作された場合に、薬剤投入装置8を動作させる。つまり、薬剤投入制御部13は、例えば、予防レベルの検出、異常レベルの検出及び応急処置操作部15に対する操作の少なくとも1つを条件として、薬剤投入装置8を動作させる。薬剤投入制御部13が薬剤投入装置8を動作させる条件は、予め設定される。薬剤投入制御部13が薬剤投入装置8を動作させる条件は、例えばリモコン10等を操作することにより変更可能であってもよい。なお、薬剤投入装置8の容器に入っている薬剤の量は、例えば、ドレンパン2の水位が異常レベルである状態で全量が投入されてもドレンパン2からドレン水6が溢れないように設定されている。
薬剤投入制御部13は、例えば、水位検出部12により予防レベルが検出され且つ異常レベルが検出されていない場合には薬剤投入装置8を動作させず、水位検出部12により異常レベルが検出された場合に自動的に薬剤投入装置8を動作させてもよい。つまり、薬剤投入装置8は、ドレン水6の水位が予防レベルの時点では薬剤を投入せず、ドレン水6の水位が異常レベルに達した時点で薬剤を投入するように設定されてもよい。
薬剤投入制御部13は、例えば、水位検出部12により予防レベルが検出され且つ異常レベルが検出されていない場合に自動的に薬剤投入装置8を動作させてもよい。つまり、薬剤投入装置8は、ドレン水6の水位が予防レベルに達した時点で薬剤を投入するように設定されてもよい。
薬剤投入制御部13は、例えば、水位検出部12により予防レベルが検出された場合及び水位検出部12により異常レベルが検出された場合には自動的に薬剤投入装置8を動作させず、応急処置操作部15が操作された場合にのみ薬剤投入装置8を動作させてもよい。つまり、薬剤投入装置8は、ドレン水6の水位に関係なく、応急処置操作が実施された際にのみ薬剤を投入するように設定されてもよい。
薬剤投入制御部13は、例えば、水位検出部12により予防レベルが検出され且つ異常レベルが検出されていない場合には自動的に薬剤投入装置8を動作させず、水位検出部12により異常レベルが検出された場合及び応急処置操作部15が操作された場合に薬剤投入装置8を動作させてもよい。つまり、薬剤投入装置8は、ドレン水6の水位が予防レベルの時点では薬剤を投入せず、ドレン水6の水位の異常レベルに達した時点又は応急処置操作が実施された際のいずれか早い時に薬剤を投入するように設定されてもよい。
図4は、実施の形態1における空気調和機の動作例を示す第1のフローチャートである。図4は、薬剤投入装置8が、ドレン水6の水位が予防レベルの時点では薬剤を投入せず、ドレン水6の水位が異常レベルに達した時点で薬剤を投入するように設定されている場合を示している。
水位検出部12は、室内機の運転中にドレン水6の水位を検出し(ステップS101)、水位が予防レベル以上であるか否かを判定する(ステップS102)。ステップS102で水位が予防レベル以上であると判定された場合、水位検出部12は、水位が異常レベル以上であるか否かを判定する(ステップS103)。ステップS102で水位が予防レベル未満であると判定された場合、ステップS103以降の処理は行われず、室内機の運転が継続される。なお、ステップS102で水位が予防レベル未満であると判定された場合に、ステップS101からの処理を繰り返すこととしてもよい。
ステップS103で水位が異常レベル以上であると判定された場合、空調制御部11は、室内機の運転を停止させる(ステップS104)。ステップS104において、空調制御部11は、例えば、熱交換器1への熱媒体の循環、送風ファンの駆動及びドレンポンプ3の駆動を停止させる。報知部14は、異常メッセージを報知する(ステップS105)。薬剤投入制御部13は、薬剤投入装置8を動作させて薬剤の投入を行わせる(ステップS106)。
空調制御部11は、薬剤の投入が行われてから予め設定された時間の経過後に、ドレンポンプ3の駆動を再開させる(ステップS107)。つまり、空調制御部11は、薬剤の投入後にドレン水6の排水を試みる。当該時間は、例えば、窪み2a及び吸込口3a周辺の汚れが薬剤により分解されるまでに要する時間である。水位検出部12は、ドレンポンプ3の駆動の再開後にドレン水6の水位を検出し(ステップS108)、水位が異常レベル以上であるか否かを判定する(ステップS109)。
ステップS109で水位が異常レベル未満であると判定された場合、空調制御部11は、室内機の運転を再開させる(ステップS110)。ステップS110において、空調制御部11は、例えば、ドレンポンプ3の駆動を継続させるとともに熱交換器1への熱媒体の循環及び送風ファンの駆動を再開させる。つまり、薬剤の投入後に排水が成功し、ドレン水6の水位が低下した場合は、室内機の運転が再開される。なお、薬剤投入制御部13は、ステップS109で水位が異常レベル未満であると判定された場合に、薬剤投入装置8の動作を停止させてもよい。
一方、ステップS109で水位が異常レベル以上であると判定された場合、空調制御部11は、ドレンポンプ3の駆動を停止させる(ステップS111)。つまり、薬剤の投入後も排水が成功せず、ドレン水6の水位が低下しない場合は、室内機の運転が再開されない。
ステップS103で水位が異常レベル未満であると判定された場合、報知部14は、警告メッセージを報知する(ステップS112)。この場合、ドレン水6の水位が予防レベル以上であるが異常レベルには達していないため、室内機の運転は停止されない。
図5は、実施の形態1における空気調和機の動作例を示す第2のフローチャートである。図5は、薬剤投入装置8が、ドレン水6の水位に関係なく、応急処置操作が実施された際にのみ薬剤を投入するように設定されている場合を示している。
ステップS201からステップS204までの処理は、図4におけるステップS101からステップS104までの処理と同様である。ステップS204に続いて、報知部14は、異常メッセージを報知する(ステップS205)。ステップS205で報知される異常メッセージには、例えば、応急処置操作について案内する内容が含まれている。ステップS205で異常メッセージが報知された後、制御装置9は、応急処置操作が実施されたか否かを判定する(ステップS206)。
ステップS206で応急処置操作が実施されたと判定された場合、薬剤投入制御部13は、薬剤投入装置8を動作させて薬剤の投入を行わせる(ステップS207)。一方、ステップS206で応急処置操作が実施されたと判定されなかった場合、薬剤投入制御部13は、薬剤投入装置8を動作させない。ステップS208からステップS212までの処理は、図4におけるステップS107からステップS111までの処理と同様である。
ステップS203で水位が異常レベル未満であると判定された場合、報知部14は、警告メッセージを報知する(ステップS213)。この場合、ドレン水6の水位が予防レベル以上であるが異常レベルには達していないため、室内機の運転は停止されない。ステップS213で報知される警告メッセージには、例えば、応急処置操作について案内する内容が含まれている。ステップS213で警告メッセージが報知された後、制御装置9は、応急処置操作が実施されたか否かを判定する(ステップS214)。
ステップS214で応急処置操作が実施されたと判定された場合、薬剤投入制御部13は、薬剤投入装置8を動作させて薬剤の投入を行わせる(ステップS215)。一方、ステップS214で応急処置操作が実施されたと判定されなかった場合、薬剤投入制御部13は、薬剤投入装置8を動作させない。
なお、図4に示すステップS104及び図5に示すステップS204の処理は、行わなくともよい。この場合、ステップS107、S110、S208及びS211の処理は不要である。この場合、ステップS108及びS209において、水位検出部12は、薬剤の投入が行われてから予め設定された時間の経過後にドレン水6の水位を検出する。この場合、ステップS111及びS212において、空調制御部11は、例えば、熱交換器1への熱媒体の循環、送風ファンの駆動及びドレンポンプ3の駆動を停止させる。つまり、空調制御部11は、薬剤の投入前に異常レベルが検出された時点では室内機の運転を停止させず、薬剤投入装置8が動作してから予め設定された時間の経過後に異常レベルが水位検出部12により検出された場合に室内機の運転を停止させてもよい。
図4及び図5に示す動作において薬剤の投入が行われた場合、薬剤投入装置8に薬剤を補充する必要がある。薬剤の補充は、例えば、空気調和機の点検及びドレンパン2の清掃時に、保守作業者によって行われる。薬剤を補充する際は、容器に新たな薬剤を追加してもよいし、容器ごと新しいものに交換してもよい。
実施の形態1において、薬剤投入装置8は、予め洗浄用の薬剤が貯留された容器を有し、動作すると容器からドレンパン2に薬剤を投入する。薬剤投入制御部13は、例えば、予め設定された水位が水位検出部により検出された場合に、自動的に薬剤投入装置8を動作させる。つまり、空気調和機は、ドレンパン2において排水不良が発生していない場合は薬剤を使用せず、排水不良が発生した場合は自動的に薬剤を投入する。このため、空気調和機のドレンパン2における排水不良に対する応急処置を行うことができる。つまり、実施の形態1における空気調和機は、応急排水機能を有している。その結果、排水不良が発生した場合に、応急的に室内機の運転を継続することが可能となる。これにより、例えば、病室及びサーバー室等の空調が必要不可欠な環境において、室内機の運転が停止することを防止できる。
実施の形態1において、報知部14は、予め設定された水位である異常レベルが水位検出部12により検出された場合に、異常メッセージを報知する。薬剤投入制御部13は、例えば、異常レベルが水位検出部12により検出された場合に、自動的に薬剤投入装置8を動作させる。この場合、空気調和機は、ドレン水6の水位が異常レベルまで上昇して室内機の運転が停止した際に、その旨を報知するとともにドレンパン2に薬剤を投入する。このため、保守作業者へ連絡することを利用者に促すとともに、空気調和機のドレンパン2における排水不良に対する応急処置を行うことができる。その結果、排水不良が発生した場合に、保守作業者が対応するまでの間であっても、応急的に室内機の運転を継続することが可能となる。
実施の形態1において、空調制御部11は、室内機の運転を制御する。空調制御部11は、例えば、異常レベルが水位検出部12により検出された場合に、室内機の運転を停止させる。この場合、さらなるドレン水6の発生を抑制し、ドレンパン2からドレン水6が溢れることを確実に防止できる。また、吸込口3a周囲の流動性が低い状態におけるドレンポンプ3の駆動によってドレンポンプ駆動部5の負荷が増大することを防止できる。
実施の形態1において、空調制御部11は、室内機の運転を制御する。空調制御部11は、例えば、薬剤投入装置8が動作する前には室内機の運転を停止させず、薬剤投入装置8が動作してから予め設定された時間の経過後に異常レベルが水位検出部12により検出された場合に室内機の運転を停止させ、薬剤投入装置8が動作してから当該時間の経過後に異常レベルが水位検出部12により検出されなかった場合に室内機の運転を停止させない。つまり、空調制御部11は、例えば、一旦異常レベルが検出されたとしても、薬剤の投入により排水が成功した場合は、室内機の運転を停止させない。この場合、室内機の運転をわずかな時間も途切れさせることなく継続することが可能となる。
実施の形態1において、報知部14は、予め設定された水位であり異常レベルよりも低い予防レベルが水位検出部12により検出された場合に、警告メッセージを報知する。このため、ドレン水6の水位が異常レベルまで上昇する前の時点で、空気調和機の点検を利用者に促すことができる。その結果、保守作業者によって空気調和機の点検及びドレンパン2の清掃が実施されれば、ドレンパン2における排水不良により室内機の運転が停止することを予防できる。
実施の形態1において、薬剤投入制御部13は、例えば、予防レベルが水位検出部12により検出された場合に、自動的に薬剤投入装置8を動作させる。この場合、空気調和機は、ドレン水6の水位が異常レベルまで上昇する前の時点で、警告メッセージを報知するとともにドレンパン2に薬剤を投入する。このため、空気調和機の点検を利用者に促すとともに、ドレン水6の水位が異常レベルまで上昇する時期を遅らせることができる。その結果、保守作業者がすぐに対応できない場合であっても、室内機の運転が停止することを防止できる。
実施の形態1において、報知部14は、予め設定された水位が水位検出部12により検出された場合に、情報を報知する。薬剤投入制御部13は、例えば、応急処置操作部15に対する操作が行われた場合に薬剤投入装置8を動作させる。この場合、空気調和機は、ドレン水6の水位に基づいて情報を報知するが、薬剤の投入を自動的には行わない。このため、利用者は、薬剤を投入するか否か及び薬剤をいつ投入するかについて任意に決定することができる。例えば、利用者は、報知部14により警告メッセージが報知された時点で、早めに薬剤を投入しておくことができる。また、例えば、利用者は、報知部14により異常メッセージが報知されたとしても、室内機の運転を継続する必要がなければ、薬剤の投入を行わずに保守作業者に連絡することができる。つまり、利用者は、空気調和機が有する応急排水機能をいつ利用するかを選択できる。その結果、空気調和機のドレンパン2における排水不良に対する応急処置を行うことを可能としつつ、利用者に多様な選択肢を与えることができる。
実施の形態1において、ドレンパン2の内側の底部には、周囲よりも水深が深くなる窪み2aが形成されている。吸込口3aは、窪み2aの上方に配置されている。薬剤投入装置8は、例えば、直接的に窪み2aに向かって薬剤を投入する。この場合、ドレンパン2の窪み2a及び吸込口3aを中心とした一部の範囲の汚れだけが分解される。これにより、窪み2aに蓄積していた汚れが分解され、吸込口3aの周囲の流動性が高まるため、排水不良を解消できる。また、窪み2aから離れた位置の汚れが窪み2aまで流れてきて再び排水が阻害されることを防止できる。
実施の形態1において、薬剤投入装置8は、例えば、前記吸込口3aの縁部に向かって液体の薬剤を射出する。この場合、吸込口3aに詰まっている汚れが効果的に分解されるとともに、吸込口3aの下方に流れた薬剤により窪み2aに蓄積していた汚れが分解される。これにより、吸込口3aの内側及び周囲の流動性が高まるため、排水不良をより効果的に解消できる。また、窪み2aから離れた位置の汚れが窪み2aまで流れてくることがないため、再び排水が阻害されることを防止できる。
実施の形態1において、例えば、薬剤投入装置8は、容器に接続された管部17を有している。管部17には、液体の薬剤を流出させるための流出口17aが形成されている。流出口17aは、吸込口3aの縁部に隣接するように配置されている。この場合、薬剤が投入されると、吸込口3aに詰まっている汚れが効果的に分解されるとともに、吸込口3aの下方に流れた薬剤により窪み2aに蓄積していた汚れが分解される。これにより、吸込口3aの内側及び周囲の流動性が高まるため、排水不良をより効果的に解消できる。また、窪み2aから離れた位置の汚れが窪み2aまで流れてくることがないため、再び排水が阻害されることを防止できる。
実施の形態1において、薬剤投入装置8は、錠剤の薬剤を投入するものでもよい。また、薬剤投入装置8は、液体の薬剤を封入したカプセルを投入するものでもよい。この場合、より簡単に薬剤の補充作業を行うことができる。
実施の形態1において、空調制御部11は、室内機の運転を停止させる際にドレンポンプ3の駆動を停止させなくともよい。つまり、空調制御部11は、送風ファン及び熱交換器1による空調機能を停止させた状態であっても、ドレンポンプ3による排水機能は停止させなくともよい。この場合、排水不良が解消された際に迅速にドレン水6を排水することができる。また、空調制御部11は、室内機の運転を停止させる際に送風ファンの駆動を停止させなくともよい。この場合、温度調整を伴わない送風を実施することは可能である。
実施の形態1において、報知部14及び応急処置操作部15は、例えば、空気調和機の室内機に設けてもよい。また、報知部14は、薬剤投入装置8が動作した際又は応急処置操作部15が操作された際に、例えば、応急処置メッセージを報知してもよい。応急処置メッセージは、例えば、排水不良に対する応急処置を実施している旨を示すものである。この場合、利用者の利便性を向上させることができる。
実施の形態1において、応急処置操作部15は、通常時は無効化され、予め設定された水位が水位検出部12により検出された場合にのみ有効化されるものであってもよい。また、薬剤投入制御部13は、予め設定された水位である予防レベル又は異常レベルが水位検出部12により検出され且つ応急処置操作部15に対する操作が行われた場合に、薬剤投入装置8を動作させてもよい。つまり、空気調和機は、ドレンパン2において排水不良が発生していない状態では、応急処置操作部15が操作されても薬剤の投入を行わないように設定されてもよい。この場合、応急処置操作部15の誤操作によって薬剤が投入されることを防止できる。
実施の形態1において、制御装置9又はリモコン10は、保守作業者に対して自動的に報知を行ってもよい。制御装置9又はリモコン10は、例えば、予防レベルの検出、異常レベルの検出、応急処置操作の実施又は薬剤投入装置8の動作等の少なくとも1つを条件として、保守作業者に排水不良の発生を報知してもよい。この場合、利用者は、より迅速に保守作業者による対応を受けることができる。
1 熱交換器
2 ドレンパン
3 ドレンポンプ
3a 吸込口
4 排水管
5 ドレンポンプ駆動部
6 ドレン水
7 水位検出器
8 薬剤投入装置
9 制御装置
10 リモコン
11 空調制御部
12 水位検出部
13 薬剤投入制御部
14 報知部
15 応急処置操作部
16 ノズル部
17 管部
17a 流出口

Claims (12)

  1. 室内機の内部に設けられ、ドレンパンに溜まったドレン水を吸込口から吸い込んで排水するドレンポンプと、
    前記ドレンパンに溜まったドレン水の水位を検出する水位検出部と、
    予め洗浄用の薬剤が貯留された容器を有し、前記容器から前記ドレンパンに薬剤を投入する薬剤投入装置と、
    予め設定された水位が前記水位検出部により検出された場合に前記薬剤投入装置を動作させる薬剤投入制御部と、
    を備えた応急排水機能を有する空気調和機。
  2. 予め設定された水位である異常レベルが前記水位検出部により検出された場合に異常メッセージを報知する報知部を備え、
    前記薬剤投入制御部は、前記異常レベルが前記水位検出部により検出された場合に前記薬剤投入装置を動作させる請求項1に記載の応急排水機能を有する空気調和機。
  3. 前記室内機の運転を制御する空調制御部を備え、
    前記空調制御部は、前記異常レベルが前記水位検出部により検出された場合に前記室内機の運転を停止させる請求項2に記載の応急排水機能を有する空気調和機。
  4. 前記室内機の運転を制御する空調制御部を備え、
    前記空調制御部は、前記薬剤投入装置が動作してから予め設定された時間の経過後に前記異常レベルが前記水位検出部により検出された場合に前記室内機の運転を停止させ、前記薬剤投入装置が動作してから当該時間の経過後に前記異常レベルが前記水位検出部により検出されなかった場合に前記室内機の運転を停止させない請求項2に記載の応急排水機能を有する空気調和機。
  5. 前記報知部は、予め設定された水位であり前記異常レベルよりも低い予防レベルが前記水位検出部により検出された場合に警告メッセージを報知する請求項2から4のいずれか1項に記載の応急排水機能を有する空気調和機。
  6. 前記室内機の運転を制御する空調制御部と、
    予め設定された水位である異常レベルが前記水位検出部により検出された場合に異常メッセージを報知し、予め設定された水位であり前記異常レベルよりも低い予防レベルが前記水位検出部により検出された場合に警告メッセージを報知する報知部と、
    を備え、
    前記薬剤投入制御部は、前記予防レベルが前記水位検出部により検出された場合に前記薬剤投入装置を動作させ、
    前記空調制御部は、前記異常レベルが前記水位検出部により検出された場合に前記室内機の運転を停止させる請求項1に記載の応急排水機能を有する空気調和機。
  7. 室内機の内部に設けられ、ドレンパンに溜まったドレン水を吸込口から吸い込んで排水するドレンポンプと、
    前記ドレンパンに溜まったドレン水の水位を検出する水位検出部と、
    予め洗浄用の薬剤が貯留された容器を有し、前記容器から前記ドレンパンに薬剤を投入する薬剤投入装置と、
    前記薬剤投入装置を動作させる薬剤投入制御部と、
    前記薬剤投入制御部を動作させるための応急処置操作部と、
    予め設定された水位が前記水位検出部により検出された場合に情報を報知する報知部と、
    を備え、
    前記薬剤投入制御部は、予め設定された水位が前記水位検出部により検出された場合及び前記応急処置操作部に対する操作が行われた場合に前記薬剤投入装置を動作させる応急排水機能を有する空気調和機。
  8. 前記室内機の運転を制御する空調制御部を備え、
    前記報知部は、予め設定された水位である異常レベルが前記水位検出部により検出された場合に異常メッセージを報知し、
    前記空調制御部は、前記異常レベルが前記水位検出部により検出された場合に前記室内機の運転を停止させる請求項7に記載の応急排水機能を有する空気調和機。
  9. 前記報知部は、予め設定された水位であり前記異常レベルよりも低い予防レベルが前記水位検出部により検出された場合に警告メッセージを報知する請求項8に記載の応急排水機能を有する空気調和機。
  10. 前記ドレンパンの内側の底部には、窪みが形成され、
    前記吸込口は、前記窪みの上方に配置され、
    前記薬剤投入装置は、前記窪みに向かって薬剤を投入する請求項1から9のいずれか1項に記載の応急排水機能を有する空気調和機。
  11. 前記ドレンパンの内側の底部には、窪みが形成され、
    前記吸込口は、前記窪みの上方に配置され、
    前記薬剤投入装置は、前記吸込口の縁部に向かって液体の薬剤を射出する請求項1から9のいずれか1項に記載の応急排水機能を有する空気調和機。
  12. 前記ドレンパンの内側の底部には、窪みが形成され、
    前記吸込口は、前記窪みの上方に配置され、
    前記薬剤投入装置は、前記容器に接続された管部を有し、
    前記管部には、液体の薬剤を流出させるための流出口が形成され、
    前記流出口は、前記吸込口の縁部に隣接するように配置された請求項1から9のいずれか1項に記載の応急排水機能を有する空気調和機。
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