JPH0524834B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0524834B2
JPH0524834B2 JP60263800A JP26380085A JPH0524834B2 JP H0524834 B2 JPH0524834 B2 JP H0524834B2 JP 60263800 A JP60263800 A JP 60263800A JP 26380085 A JP26380085 A JP 26380085A JP H0524834 B2 JPH0524834 B2 JP H0524834B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
thickness
plastic sheet
foamable plastic
laminated molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60263800A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62124934A (ja
Inventor
Norio Umetsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dynic Corp
Original Assignee
Dynic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Dynic Corp filed Critical Dynic Corp
Priority to JP26380085A priority Critical patent/JPS62124934A/ja
Publication of JPS62124934A publication Critical patent/JPS62124934A/ja
Publication of JPH0524834B2 publication Critical patent/JPH0524834B2/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばカメラのケース、ハンドバツ
ク、各種カバンの構造材として使用でき、一体成
形可能な積層成形材料に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、カメラのハードケースやトランクなどの
ように外形を維持する必要のあるケース類は、芯
材を予めその形に成形しておき、外面に表装材を
貼り合せ、内面に内貼りを貼り合せてある。芯材
としては、例えばボール紙、プラスチツク板、木
板、金属板など、表装材としては塩化ビニルシー
ト、ポリウレタンシート、天然皮革、織布、不織
布など、内貼りとしては織布、各種プラスチツク
シート、などが使用されていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記した材料によるケース類の製造は、芯材の
成形工程に加えて表装材、内貼りの貼り合せ工程
が必要で、手数がかゝる。表装材を貼り合せる際
にしわやたるみができやすく、美麗に仕上るには
熟練を要する。 本発明はこのような問題点を解消し、ケース類
などを一体成形により美麗に、安価に量産するこ
とが可能な積層成形材料を提供しようとするもの
である。 〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するための、本発明を適用す
る積層成形材料を実施例に対応する第1図により
説明する。同図に示すように積層成形材料1は、
表装材シート2と発泡性プラスチツクシート3と
ニードルパンチ不織布シート4とがこの順で積層
されている。発泡性プラスチツクシート3は、発
泡倍率が10〜50倍で、表装材シートおよびニード
ルパンチ不織布シート4のいずれよりも厚くなつ
ている。 〔作 用〕 本発明の積層成形材料1は、各シート2,3,
4が積層されている構造のため、加熱・加圧によ
り一体の成形ができる。そして各シート2,3,
4のなかで芯材に相当する発泡性プラスチツクシ
ート3が適度な発泡倍率と厚さになつているた
め、成形後の形維持性がよいにも拘らず、軽量に
仕上る。 〔実施例〕 以下、第1図〜第3図により本発明を適用した
積層成形材料の実施例1〜5を詳細に説明する。
なお比較例1〜3は本発明を適用外の積層成形材
料の例である。 実施例 1 中間層である発泡性プラスチツクシート3とし
て厚さ5mm、発泡倍率15倍の発泡ポリエチレンシ
ートを用いる。発泡性プラスチツクシート3の片
面に通常のポリエステル繊維3デニール×51mmの
みからなり綿目付170g/m2の厚さ1mmのニード
ルパンチ不織布4をフレームラミネートする。シ
ート3のもう一方の面には、表装材シート2とし
て通常のポリエステル繊維3デニール×51mm80
%、低融点ポリエステル繊維4デニール×51mm20
%の配合からなる綿目付200g/m2で厚さ2mmの
ニードルパンチ不織布にロータリースクリーン印
刷をほどこし、更に撥水、撥油加工をほどこし外
観を整えた不織布を、印刷面が表になるようにし
てフレームラミネートする。得られた積層成形材
料1は重さ705g/m2である。この積層成形材料
1を適当な条件で加熱後第2図に示すように、め
す金型6に置き、おす金型5に圧力Pを加えプレ
ス成形する。すると積層成形材料1は厚さ減を起
しながら第3図に示すような、積層成形材料1の
成形品ができる。この成形品の肉厚は約3mmにな
る。 実施例 2 発泡性プラスチツクシート3として厚ま5mm、
発泡倍率10倍の発泡ポリエチレンシートを用い、
その他は実施例1と同じ条件で成形品を造る。 実施例 3 発泡性プラスチツクシート3として厚さ5mm、
発泡倍率25倍の発泡ポリエチレンシートを用い、
通常ポリエステル繊維3デニール×51mm70%と低
融点ポリエステル繊維4デニール×51mm30%とか
らなり綿目付200g/m2で厚さ1mmの不織布に、
実施例1と同様にロータリースクリーン印刷等の
処理をほどこして成形品を造る。 実施例 4 発泡性プラスチツクシート3として厚さ5mm、
発泡倍率35倍の発泡ポリエチレンシートを用い、
その他は実施例2と同じ条件で成形品を造る。 実施例 5 発泡性プラスチツクシート3として厚さ5mm、
発泡倍率50倍の発泡ポリエチレンシートを用い、
通常のポリエステル繊維3デニール×51mm60%と
低融点ポリエステル繊維40%とからなり綿目付
250g/m2で厚さ2.5mmのニードルパンチ不織布
に、実施例1と同様に印刷等の処理をほどこして
成形品を造る。 比較例 1 発泡性プラスチツクシート3として厚さ5mm、
発泡倍率5倍の発泡ポリエチレンシートを用い、
その他の実施例1と同じ条件で成形品を造る。 比較例 2 発泡性プラスチツクシート3として厚さ5mm、
発泡倍率55倍の発泡ポリエチレンシートを用い、
その他は実施例5と同じ条件で成形品を造る。 比較例 3 発泡性プラスチツクシート3として厚さ2mm、
発泡倍率15倍の発泡ポリエチレンシートを用い、
その他は実施例1と同じ条件で成形品を造る。上
記各例の積層成形材料について性能を比較したの
が下表である。 表からも解るように積層成形材料1は成形によ
り厚さ減を起し、この厚さ減の度合ににより、表
装材2の部分の仕上り状態の良否が変る。厚さ減
は発泡性プラスチツクシート3と不織布シート4
が圧縮されることにより起るものであるが、発泡
性プラスチツクシート3が表装材シート2に接触
しているため、主として発泡性プラスチツクシー
ト3の厚さ減が表面の仕上り状態に影響を与え
る。発泡性プラスチツクシート3の厚さ減は、発
泡倍率が多ければ大きく、発泡倍率が少なければ
小さい。また、成形品の肉厚が薄いと軟弱にな
り、僅かな外力が加わつただけで変形してしま
う。
【表】
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明を適用した積層成
形材料を使用すれば、ケース類の製造をするに際
し、表装材、内貼りの貼り合せ工程が不必要で、
一体成形ができる。そのため製造が簡単になり、
安価に量産することが可能になる。また従来、表
装材を貼り合せる際にできやすかつた皺やたる
み、ひきつれがなく、美麗に仕上る。できた成形
品は軽量で表皮も内層もソフトな風合いを保ち、
しかも形状維持持性が良く型崩れしないので、そ
の中に保存する物を充分に保護できるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する積層成形材料の断面
図、第2図は積層成形材料で成形する途中の断面
図、第3図は積層成形材料の成形品断面図。 1……積層成形材料、2……表装材シート、3
……発泡性プラスチツクシート、4……ニードル
パンチ不織布シート、5,6……金型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表装材シートと、発泡倍率が10〜50倍の発泡
    性プラスチツクシートと、ニードルパンチ不織布
    シートとがこの順で積層されており、該発泡性プ
    ラスチツクシートが該表装材シートおよび該ニー
    ドルパンチ不織布シートのいずれよりも厚いこと
    を特徴とする積層成形材料。
JP26380085A 1985-11-26 1985-11-26 積層成形材料 Granted JPS62124934A (ja)

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JP26380085A JPS62124934A (ja) 1985-11-26 1985-11-26 積層成形材料

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JP26380085A JPS62124934A (ja) 1985-11-26 1985-11-26 積層成形材料

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JPS62124934A JPS62124934A (ja) 1987-06-06
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6255237B1 (en) 1998-10-19 2001-07-03 Sumitomo Chemical Company Limited Laminated sheet

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527260A (en) * 1978-08-18 1980-02-27 Achilles Corp Production method of surface leather material
JPS5616585B2 (ja) * 1976-12-16 1981-04-17
JPS5896544A (ja) * 1981-12-02 1983-06-08 日本スチレンペ−パ−株式会社 成形用積層シ−ト

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5616585U (ja) * 1979-07-16 1981-02-13

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JPS62124934A (ja) 1987-06-06

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