JPH0524709Y2 - - Google Patents

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JPH0524709Y2
JPH0524709Y2 JP5301788U JP5301788U JPH0524709Y2 JP H0524709 Y2 JPH0524709 Y2 JP H0524709Y2 JP 5301788 U JP5301788 U JP 5301788U JP 5301788 U JP5301788 U JP 5301788U JP H0524709 Y2 JPH0524709 Y2 JP H0524709Y2
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JP
Japan
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pallet
shaft
width direction
shafts
supported
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JP5301788U
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JPH01156181U (ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、移動歩道のパレツト、とくに幅の
広いパレツトに関するものである。
【従来の技術】
第4図は実開昭60−81979号公報に示された従
来の移動歩道の概略側面図である。第4図におい
て、1は主枠であり、主枠1内には、左、右1対
の往路用ガイドレール2および帰路用ガイドレー
ル3が上部および下部に配置して主枠1の長手方
向に沿つて水平に配設されているとともに、左、
右ガイドレール間にパレツトを無端状に連結した
左、右1対のパレツト駆動リンク4が設けられて
いる。これらのリンク4には、第5図、第6図に
も示すように、多数のパレツト軸5が所定間隔で
軸架され、パレツト軸5の両端部に装着されたロ
ーラ6が転動自在に上記ガイドレール2,3に支
持されている。上記パレツト軸5には後述するよ
うにパレツト7の両端部が保持されている。ま
た、主枠1内の左、右パレツト駆動リンク4間の
内周側には、これらのリンク4を駆動し、パレツ
ト軸5を介してパレツト7を走行させるための駆
動装置8が設置されている。 第5図、第6図に示すように、パレツト7は、
複数の踏板10A,10Bをこれらの踏板10
A,10Bの裏面にパレツト幅方向に沿つて設け
た前、後補強部材12によつて幅方向に互いに結
合することで構成されている。上記踏板10A,
10Bの裏面にブラケツト11がボルトなどで固
定され、ブラケツト11がパレツト軸5に相対回
動可能に保持されていることで、パレツト7の両
端部がパレツト軸5に連結されている。 上記パレツト7は、移動歩道の往路の一端部で
乗客を乗せ、駆動装置8によつて走行することで
往路の他端部で乗客を降すが、この間乗客の負荷
をブラケツト11によつてパレツト軸5、ローラ
6を介してガイドレール2により支持している。
【考案が解決しようとする課題】
従来の移動歩道のパレツトは、以上のように構
成され、例えば1.4m以上のパレツト幅にするな
ど、パレツト幅が大きくなると、乗客の負荷によ
るパレツトの撓み量が異常に大きくなるので、踏
板10A,10Bを結合する補強部材12の断面
サイズを大きくして剛性、強度を大きくしたり、
パレツト軸5の軸径サイズを大きくしたりするこ
とで対処しているが、これらは重量が増加し、コ
ストアツプになるという問題点があつた。 この考案は、上記のような問題点を解決して、
補強部材やパレツト軸のサイズアツプなしに、幅
の広い場合でも乗客の荷重によつて撓まないよう
に剛性を向上させた移動歩道のパレツトを得るこ
とを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
この考案に係る移動歩道のパレツトは、複数の
踏板をパレツト幅方向に互いに結合する補強部材
の上記幅方向ほぼ中央部に支持部材を設け、支持
部材にパレツト軸を支持させたものである。
【作用】
この考案における移動道路のパレツトでは、通
常、補強部材の剛性がパレツト軸の剛性より大き
いことを利用し、上記補強部材のパレツト幅方向
ほぼ中央部に設けた支持部材を介してパレツト軸
を補強部材に支持することにより、パレツトに乗
客の負荷がかかつた場合にパレツト軸には逆曲げ
モーメントが作用することで、補強部材およびパ
レツト軸の剛性を大きくしなくても、パレツトの
撓みを抑制することができる。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第3
図について説明する。 第1図、第2図および第3図において、第4図
ないし第6図と同一符号は相当部分を示し、この
実施例では、踏板10A,10Bの裏面に設けた
突出部15に支持されて踏板10A,10Bを結
合する前、後補強部材12のパレツト7幅方向ほ
ぼ中央部に支持部材13A,13Bが固定されて
いる。支持部材13A,13Bに形成された横U
字状の凹部に軸受14がそれぞれ保持され、軸受
14を介しパレツト軸5が回動自在に支持されて
いる。上記支持部材13A,13Bは互いに干渉
しないように幅方向にずらせてある。なお、この
実施例の上述した以外の構成は、第4図ないし第
6図に示す従来のものと同様である。 この実施例による移動歩道のパレツト7は、以
上のように構成され、通常、補強部材12のパレ
ツト幅方向の剛性がパレツト軸5の同方向の剛性
より大きいので、パレツト7の幅方向中央部が支
持部材13A,13Bおよびこれらの支え金であ
る補強部材12を介してパレツト軸5を支持する
ことになり、パレツト7に乗客の負荷がかかつた
場合にはパレツト軸5に逆曲げモーメントを作用
させることにより、パレツト7の撓み量の増大を
抑えることができる。したがつて、パレツト7の
幅が広い場合にも、補強部材12やパレツト軸5
のサイズを大きくしてこれらの重量を増加させる
ことなしに、パレツト7全体としての剛性を大き
くすることができる。また、この実施例では、支
持部材13A,13Bに軸受14を設けたので、
軸受14によつてパレツト軸5を拘束し、パレツ
ト軸5と補強部材12との結合効果を高めること
ができる。 なお、この考案において、パレツト軸の支持は
前、後補強部材の一方に支持部材を設けて行うだ
けでもよいが、補強部材の両方に支持部材を設
け、これらによつてパレツト軸を支持すること
で、効果をより大きくすることができる。
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、複数
の踏板をパレツト幅方向に互いに結合する補強部
材の上記幅方向ほぼ中央部に設けた支持部材に、
パレツト軸を支持させたことにより、パレツトの
幅が広い移動歩道でも、補強部材やパレツト軸の
サイズを大きくしなくても、パレツトの剛性を大
きくすることができ、したがつてパレツト全体の
重量をほとんど増加させることなく、パレツトの
負荷による撓みが抑制でき、コストが安い移動歩
道のパレツトが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る移動歩道の
パレツトを示す平面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第1図の−線矢視正面
図、第4図は従来の移動歩道の全体を示す概略側
面図、第5図は従来の移動歩道のパレツトを示す
平面図、第6図は同正面図である。 2……往路用ガイドレール、4……パレツト駆
動チエーン、5……パレツト軸、6……ローラ、
7……パレツト、8……駆動装置、10A,10
B……踏板、11……ブラケツト、12……補強
部材、13A,13B……支持部材、14……軸
受。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1対の無端状パレツト駆動リンクに所定間隔で
    パレツト軸を軸架し、これらのパレツト軸の両端
    部に設けたローラをガイドレールに支持し、上記
    パレツト軸にパレツトの両端部を保持させた移動
    歩道のパレツトにおいて、複数の踏板をこれらの
    踏板のパレツト軸方向に沿つて設けた補強部材に
    よつて上記幅方向に互いに結合し、補強部材のパ
    レツト幅方向ほぼ中央部に支持部材を設け、支持
    部材に上記パレツト軸を支持させたことを特徴と
    する移動歩道のパレツト。
JP5301788U 1988-04-20 1988-04-20 Expired - Lifetime JPH0524709Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5301788U JPH0524709Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5301788U JPH0524709Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01156181U JPH01156181U (ja) 1989-10-26
JPH0524709Y2 true JPH0524709Y2 (ja) 1993-06-23

Family

ID=31279015

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JP5301788U Expired - Lifetime JPH0524709Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20

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