JPH05246978A - 5−カルボキシアルカノイルアミノスルホンアニリド化合物 - Google Patents

5−カルボキシアルカノイルアミノスルホンアニリド化合物

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JPH05246978A
JPH05246978A JP4050371A JP5037192A JPH05246978A JP H05246978 A JPH05246978 A JP H05246978A JP 4050371 A JP4050371 A JP 4050371A JP 5037192 A JP5037192 A JP 5037192A JP H05246978 A JPH05246978 A JP H05246978A
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JP
Japan
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compound
formula
group
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methanesulfonamide
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Pending
Application number
JP4050371A
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English (en)
Inventor
Yoshinari Yoshikawa
賢成 吉川
Hideji Saito
秀次 齋藤
Yoichi Shimazaki
洋一 島崎
Mariko Kashiwa
真理子 柏
Katsuo Hatayama
勝男 畑山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Priority to CA002115242A priority patent/CA2115242A1/en
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Priority to EP92916811A priority patent/EP0641774B1/en
Priority to US08/190,123 priority patent/US5374764A/en
Priority to AT92916811T priority patent/ATE137743T1/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作用および抗ア
レルギー作用を有し、かつ安全性の高い、新しいスルホ
ンアミドタイプの化合物を提供する。 【構成】 式 (式中、R1は炭素原子数1〜5個のアルキル基を示
し、R2は炭素原子数3〜8個のシクロアルキル基を示
し、R3は水素原子、炭素原子数1〜8個のアルキル基
またはベンジル基を示し、Xは酸素原子または硫黄原子
を示し、mは1〜4の整数を示す。)で表される5−カ
ルボキシアルカノイルアミノスルホンアニリド化合物お
よびその塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗炎症作用、解熱作
用、鎮痛作用および抗アレルギー作用を有する5−カル
ボキシアルカノイルアミノスルホンアニリド化合物なら
びにその塩に関する。
【0002】
【従来の技術】抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作用を有す
るスルホンアミド化合物に関しては、米国特許第3,8
40,597号明細書、同第3,806,024号明細
書、特開昭61−10548号公報、特開昭63−19
0869号公報、特開平2−268号公報に記載の化合
物[例えば、N−(4−ニトロ−2−フェノキシフェニ
ル)メタンスルホンアミド、N−(2−シクロヘキシル
オキシ−4−ニトロフェニル)メタンスルホンアミドな
ど]などが知られているが、5−カルボキシアルカノイ
ルアミノスルホンアニリド化合物に関しては全く知られ
ていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、抗炎
症作用、解熱作用、鎮痛作用および抗アレルギー作用を
有し、かつ安全性の高い、新しいスルホンアミドタイプ
の化合物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
の解決を目的に鋭意検討した結果、下記に示される5−
カルボキシアルカノイルアミノスルホンアニリド化合物
が目的を達成できることを見い出し、本発明を完成し
た。
【0005】本発明は、式
【0006】
【0007】(式中、R1は炭素原子数1〜5個のアル
キル基を示し、R2は炭素原子数3〜8個のシクロアル
キル基を示し、R3は水素原子、炭素原子数1〜8個の
アルキル基またはベンジル基を示し、Xは酸素原子また
は硫黄原子を示し、mは1〜4の整数を示す。)で表さ
れる5−カルボキシアルカノイルアミノスルホンアニリ
ド化合物およびその塩である。
【0008】本発明において、R1の炭素原子数1〜5
個のアルキル基とは、直鎖状のアルキル基であり、例え
ばメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基
およびn−ペンチル基である。R2の炭素原子数3〜8
個のシクロアルキル基とはシクロプロピル基、シクロブ
チル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロ
ヘプチル基およびシクロオクチル基である。R3の炭素
原子数1〜8個のアルキル基とは直鎖状または分枝鎖状
のアルキル基であり、例えばメチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチ
ル基、n−ペンチル基、2−メチルブチル基、3−メチ
ルブチル基、n−ヘキシル基、3−メチルペンチル基、
4−メチルペンチル基、2−エチルブチル基、n−ヘプ
チル基、n−オクチル基などである。式(I)の化合物
の塩とはナトリウム、カリウムなどとのアルカリ金属
塩、カルシウム、マグネシウムなどとのアルカリ土類金
属塩、アンモニウム塩およびエタノールアミン、リジ
ン、アルギニンなどの有機塩基との塩である。
【0009】本発明の式(I)の化合物は、例えば、下
記に示す方法によって製造することができる。
【0010】(1)式(I)においてR3が水素原子以
外の化合物は、2−フルオロ−5−ニトロアニリンを出
発原料として以下のようにして得ることができる。
【0011】
【0012】(反応式中、R1、R2、Xおよびmは前記
と同意義であり、R4は水素原子以外のR3を示す。) (a)すなわち、まず、2−フルオロ−5−ニトロアニ
リンのアミノ基を式(II) R1−SO3H(式中、R1
は前記と同意義である。)で表されるスルホン酸化合物
またはその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン化物、酸
無水物など)と反応させることにより、式(III)の化
合物を得ることができる。本反応は、アミノ基をスルホ
ニル化する通常の方法で行うことができる。式(II)の
スルホン酸化合物を使用する場合には、N,N′−ジシ
クロヘキシルカルボジイミドなどの縮合剤の存在下に行
うのが好ましい。また、反応性誘導体を使用する場合に
は塩基存在下で行うのが好ましく、塩基としては水酸化
リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウムなどの無機塩基またはトリエチルアミン、ト
リ−n−ブチルアミン、1,5−ジアザビシクロ[4.
3.0]−5−ノネン、1,8−ジアザビシクロ[5.
4.0]−7−ウンデセン、4−メチルモルホリン、1
−メチルピペリジン、ピリジン、N,N−ジメチルアミ
ノピリジンなどの有機塩基が挙げられる。本反応は、通
常溶媒中で行われ、溶媒としてはジクロロメタン、クロ
ロホルム、酢酸エチル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、エチルエーテル、ベンゼン、トルエン、キシレン、
アセトン、アセトニトリル、水、ピリジン、N,N−ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどが挙げ
られる。
【0013】(b)次いで式(III)の化合物と式 R2
−XH(式中、R2およびXは前記と同意義である。)
で表される化合物を塩基存在下、縮合させることによ
り、式(IV)の化合物を得ることができる。本反応にお
ける塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化
物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属
炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの
アルカリ金属炭酸水素塩、水素化ナトリウム、水素化カ
リウムなどのアルカリ金属水素化物、金属ナトリウム、
ナトリウムアミドなどの無機塩基またはトリエチルアミ
ン、トリ−n−ブチルアミン、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]−5−ノネン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]−7−ウンデセン、ピリジン、N,N−
ジメチルアミノピリジンなどの有機塩基などが挙げられ
る。本反応は、無溶媒で、またはジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、エチルエーテル、石油エーテル、n−ヘキ
サン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロロベンゼン、ピリジン、N,N−ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド、ジクロロメタン、ク
ロロホルムなどの溶媒を任意に選択して行うことができ
る。更に、本反応においては、ヨウ化カリウム、トリス
[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]アミン、テト
ラ−n−ブチルアンモニウムクロリド、テトラ−n−ブ
チルアンモニウムブロミド、ベンジルトリエチルアンモ
ニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモニウムブロ
ミド、トリカプチルメチルアンモニウムクロリドなどの
4級アンモニウム塩、18−クラウン−6 エーテルな
どのクラウンエーテルなどを加えることにより反応を加
速することもできる。
【0014】(c)次いで、式(IV)の化合物のニトロ
基を還元してアミノ体[式(V)の化合物]とする。本
反応はニトロ基を還元してアミノ基とする通常の還元方
法でよく、例えば、パラジウム−炭素、ラネーニッケ
ル、白金などを触媒として用いる接触還元、鉄や錫を用
いる還元、硫化ナトリウム−塩化アンモニウムを用いる
還元、水素化ホウ素ナトリウム、水素化リチウムアルミ
ニウムなどを用いる還元などが挙げられる。本反応に用
いる溶媒としては、還元方法により任意に選択すればよ
く、一般的にはメタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノールなどのアルコール、水、酢酸、
酢酸エチル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセト
ニトリルなどが挙げられる。
【0015】(d)引き続き、上記で得た式(V)の化
合物のアミノ基を式(VI) R4−OCO−(CH2)m
−COOH(式中、R4およびmは前記と同意義であ
る。)で表される化合物またはその酸ハロゲン化物でア
シル化することにより、式(VII)の化合物を得ること
ができる。式(VI)で表されるカルボン酸を使用する場
合には、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、
1,1′−カルボジイミダゾール、メタンスルホニルク
ロリド、エチルクロロホルメートなどの縮合剤の存在下
に行うのが好ましい。また、式(VI)の化合物の酸ハロ
ゲン化物を使用する場合には塩基存在下で行うのが好ま
しく、塩基としては水酸化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの無機塩基
またはトリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、
1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン、
1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセ
ン、4−メチルモルホリン、1−メチルピペリジン、ピ
リジン、N,N−ジメチルアミノピリジンなどの有機塩
基が挙げられる。本反応は、通常溶媒中で行うが、溶媒
としてはジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、アセトン、アセトニトリ
ル、水、ピリジン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドなどが挙げられる。
【0016】(e)最後に、式(VII)の化合物を硝酸
または硝酸塩などのニトロ化剤を用いてニトロ化するこ
とにより、R3が水酸基以外の本発明の化合物[式(I
a)の化合物]を得ることができる。ニトロ化反応に用
いる硝酸塩としては硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝
酸鉄、硝酸ウレアなどが挙げられる。本反応で使用する
溶媒はニトロ化剤に応じて任意に選択するのが好まし
く、酢酸、無水酢酸、トリフルオロ酢酸、硫酸、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、ベンゼン、ジオキサン、エタ
ノールなどが挙げられる。
【0017】(2)上記(1)の式(Ia)においてm
が1であり、R4がメチル基以外の基である化合物は、
式(VII)においてmが1であり、R4がメチル基である
化合物から以下のようにして得ることもできる。
【0018】
【0019】(反応式中、R1、R2およびXは前記と同
意義であり、R5はメチル基以外のR4を示す。) (a)すなわち、まず、式(VIII)の化合物のメチルエ
ステル部分を加水分解することにより、式(IX)の化合
物を得ることができる。本反応における加水分解は、酸
性条件あるいは塩基性条件における通常のエステルの加
水分解方法で行うことができるが、塩基性条件で行うの
が好ましく、塩基としては水酸化リチウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸水素リチウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸リチウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド、t−ブトキシカリウムなどが挙げら
れる。本反応で使用する溶媒は、水、メタノール、エタ
ノール、n−プロパノール、イソプロパノール、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、クロロベンゼン、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシドなどが挙げられるが、加水分
解の条件により適宜選択するのが好ましい。
【0020】(b)次いで式(IX)のカルボキシル基と
式 R5−OH(式中、R5は前記と同意義である。)で
表される化合物を反応させることにより、式(X)の化
合物を得ることができる。本反応は酸触媒存在化に行う
のが好ましく、酸触媒としては塩化水素、硫酸、過塩素
酸などの無機酸あるいは、パラトルエンスルホン酸、カ
ンファースルホン酸などの有機酸が挙げられる。本反応
で使用する溶媒は、アセトン、アセトニトリル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、クロロベンゼン、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシドなどが挙げられるが、酸触媒
により適宜選択するのが好ましい。
【0021】(c)最後に、式(X)の化合物を上記
(1)の(e)の方法と同様にニトロ化することによ
り、本発明の化合物[式(Ib)の化合物]を得ること
ができる。
【0022】(3)前記(1)の式(Ia)おいてmが
2〜4の整数である化合物は、式(V)の化合物から以
下のようにして得ることもできる。
【0023】
【0024】(反応式中、R1、R2およびR4は前記と
同意義であり、nは2〜4の整数を示し、Yはハロゲン
原子、メタンスルホニルオキシ基などの脱離基を示
す。) (a)すなわち、まず、式(V)の化合物と、式
【0025】
【0026】(式中、nは前記と同意義である。)で表
されるカルボン酸無水物を反応させることにより、式
(XI)の化合物を得ることができる。本反応は、通常溶
媒中で行うが、溶媒としてはジクロロメタン、クロロホ
ルム、酢酸エチル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
エチルエーテル、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロ
ロベンゼン、アセトン、アセトニトリルなどが挙げられ
る。
【0027】(b)次いで式(XI)のカルボキシル基と
式 R4−Y(式中、R4およびYは前記と同意義であ
る。)で表される化合物を反応させることにより、式
(XII)の化合物を得ることができる。本反応は塩基存
在化に行うのが好ましく、塩基としては、例えば、水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
アルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
などのアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸
水素カリウムなどのアルカリ金属炭酸水素塩、水素化ナ
トリウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属水素化
物、金属ナトリウム、ナトリウムアミドなどの無機塩基
またはトリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、
1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン、
1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセ
ン、ピリジン、N,N−ジメチルアミノピリジンなどの
有機塩基などが挙げられる。本反応は、無溶媒で、また
はジオキサン、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、
石油エーテル、n−ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ピリジン、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ジクロロメタン、クロロホルムなどの溶媒を任意に
選択して行うことができる。更に、本反応においては、
ヨウ化カリウム、トリス[2−(2−メトキシエトキ
シ)エチル]アミン、テトラ−n−ブチルアンモニウム
クロリド、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロミド、
ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド、ベンジルト
リエチルアンモニウムブロミド、トリカプチルメチルア
ンモニウムクロリドなどの4級アンモニウム塩、18−
クラウン−6 エーテルなどのクラウンエーテルなどを
加えることにより反応を加速することもできる。
【0028】(c)最後に、式(XII)の化合物を上記
(1)の(e)の方法と同様にニトロ化することによ
り、本発明の化合物[式(Ic)の化合物]を得ること
ができる。
【0029】(4)式(I)においてR4が水素原子で
ある本発明の化合物は、式(Ia)の化合物のエステル
部分を加水分解することにより得ることができる。加水
分解は、酸性条件あるいは塩基性条件における通常のエ
ステルの加水分解方法で行うことができるが、塩基性条
件で行うのが好ましく、塩基としては水酸化リチウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素リチウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸リチ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド、t−ブトキシカリウム
などが挙げられる。本反応で使用する溶媒は、メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、t−ブタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
などが挙げられるが、加水分解の条件により適宜選択す
るのが好ましい。更に、本反応においては、ヨウ化カリ
ウム、トリス[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]
アミン、テトラ−n−ブチルアンモニウムクロリド、テ
トラ−n−ブチルアンモニウムブロミド、ベンジルトリ
エチルアンモニウムクロリド、ベンジルトリエチルアン
モニウムブロミド、トリカプチルメチルアンモニウムク
ロリドなどの4級アンモニウム塩、18−クラウン−6
エーテルなどのクラウンエーテルなどを加えることに
より反応を加速することもできる。
【0030】本発明の化合物は、経口または非経口的に
慣用の投与剤型で投与することができる。これらは、例
えば錠剤、粉剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、液剤、乳
剤、懸濁剤、注射剤などであり、いずれも通常の方法に
より製造することができる。人に対して抗炎症剤、解熱
剤、鎮痛剤及び抗アレルギー剤として用いる場合、その
投与量は、年齢、体重、症状、投与経路、投与回数など
によって異なるが、通常1日当り5〜1000mgであ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明の化合物は、抗炎症作用、解熱作
用、鎮痛作用および抗アレルギー作用を示し、消化管障
害などの副作用が少ないため抗炎症剤、解熱剤、鎮痛剤
及び抗アレルギー剤として有用である。
【0032】
【実施例】次に、実施例および試験例を挙げ本発明を更
に詳細に説明する。 実施例1 (1)2−フルオロ−5−ニトロアニリン204.0g
を含むピリジン1300ml溶液に、氷冷下、メタンス
ルホニルクロリド164.7gを加えた後、室温で24
時間攪拌した。反応液に水3000mlを加え、析出物
を濾取後、水で洗浄、風乾して淡黄色針状晶のN−(2
−フルオロ−5−ニトロフェニル)メタンスルホンアミ
ド230.5gを得た。 m.p.128〜129℃(エタノール;以降、融点の
後の括弧内の溶媒は使用した再結晶溶媒を示す。) (2)60%水素化ナトリウム72.0gを含むクロロ
ベンゼン2500ml溶液に室温でシクロヘキサノール
174.0g、トリス[2−(2−メトキシエトキシ)
エチル]アミン10.0mlを順に加え、30分間攪拌
後、氷冷下、N−(2−フルオロ−5−ニトロフェニ
ル)メタンスルホンアミド136.0gを加え、室温で
16時間攪拌した。反応液に3規定塩酸1500mlを
加え、ジクロロメタンで抽出後、有機層を水、飽和食塩
水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を留去後、残渣をエタノールで再結晶して、淡黄色針
状晶のN−(2−シクロヘキシルオキシ−5−ニトロフ
ェニル)メタンスルホンアミド131.0gを得た。 m.p.105〜106.5℃ (3)N−(2−シクロヘキシルオキシ−5−ニトロフ
ェニル)メタンスルホンアミド131.0gに塩化アン
モニウム6.7gを含む140ml水溶液を加え、80
℃に加熱撹拌下、鉄粉105.5gを徐々に加え、2時
間加熱撹拌した。反応物を室温にもどし、酢酸エチル1
000mlを加え、不溶物を瀘去後、瀘液を減圧下濃縮
し、水を加え、ジクロロメタンで抽出した。有機層を
水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去し、残渣をエタノールで再結晶し
て、無色結晶のN−(5−アミノ−2−シクロヘキシル
オキシフェニル)メタンスルホンアミド107.9gを
得た。 m.p.151.5〜153.5℃ (4)N−(5−アミノ−2−シクロヘキシルオキシフ
ェニル)メタンスルホンアミド10.0gおよびピリジ
ン6.7gを含むジクロロメタン140ml溶液に、−
60℃で冷却下、メトキシカルボニルアセチルクロリド
6.1gを加え、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧
下濃縮し、メタノールを加え、不溶物を瀘去後、瀘液に
n−ヘキサンを加え再結晶することにより淡褐色結晶の
N−(2−シクロヘキシルオキシ−5−メトキシカルボ
ニルアセトアミノフェニル)メタンスルホンアミド1
1.3gを得た。 m.p.113〜114℃ (5)N−(2−シクロヘキシルオキシ−5−メトキシ
カルボニルアセトアミノフェニル)メタンスルホンアミ
ド1.2gを含む酢酸3.3ml溶液に80℃で、60
%硝酸0.21gを加え、20分間加熱撹拌した。反応
液を室温に戻し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、5%炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水
の順で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒
を留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;n−ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精
製、メタノール−n−ヘキサンで再結晶してN−(2−
シクロヘキシルオキシ−5−メトキシカルボニルアセト
アミノ−4−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド
1.0gを得た。 m.p.129.5〜131℃
【0033】実施例2〜5 実施例1(4)において、メトキシカルボニルアセチル
クロリドの代わりにエトキシカルボニルアセチルクロリ
ド、3−メトキシカルボニルプロピオニルクロリド、3
−エトキシカルボニルプロピオニルクロリドまたは4−
メトキシカルボニルブチリルクロリドを用いた他は実施
例1と同様にして、表1に示す化合物を得た。
【0034】
【表1】
【0035】実施例6 (1)アジピン酸モノメチル1.3gを含むジクロロメ
タン8lml溶液に、氷冷下、チオニルクロリド0.6
3gを加え15分間撹拌後、−78℃冷却下、実施例1
の(3)で得たN−(5−アミノ−2−シクロヘキシル
オキシフェニル)メタンスルホンアミド1.5gおよび
ピリジン1.6gを含むジクロロメタン10ml懸濁液
を加え、室温で1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢
酸エチルで抽出し、有機層を3規定塩酸、水、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水の順で洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去後、酢酸
エチル−n−ヘキサンで再結晶してN−[2−シクロヘ
キシルオキシ−5−(5−メトキシカルボニルバレリル
アミノ)フェニル]メタンスルホンアミド1.0gを得
た。 m.p.103.5〜104.5℃ (2)N−[2−シクロヘキシルオキシ−5−(5−メ
トキシカルボニルバレリルアミノ)フェニル]メタンス
ルホンアミドを実施例1(5)と同様にニトロ化するこ
とにより、N−[2−シクロヘキシルオキシ−5−(5
−メトキシカルボニルバレリルアミノ)−4−ニトロフ
ェニル]メタンスルホンアミドを得た。 m.p.92〜93.5℃(エタノール−n−ヘキサ
ン)
【0036】実施例7〜9 実施例1(1)においてシクロヘキサノールの代わりに
シクロペンタノール、シクロヘプタノールまたはシクロ
ペンタンチオールを用いた他は実施例1と同様にして、
表2に示す化合物を得た。
【0037】
【表2】
【0038】実施例10、11 実施例1(1)においてメタンスルホニルクロリドの代
わりにエタンスルホニルクロリドまたはn−ブタンスル
ホニルクロリドを用いた他は実施例1と同様にして、表
3に示す化合物を得た。
【0039】
【表3】
【0040】実施例12 (1)実施例1(4)で得たN−(2−シクロヘキシル
オキシ−5−メトキシカルボニルアセトアミノフェニ
ル)メタンスルホンアミド11.3gを含む2:1−テ
トラヒドロフラン−エタノール90ml溶液に氷冷下、
水酸化ナトリウム3.7gを含む17ml水溶液を加
え、30分間撹拌した。反応液に3規定塩酸33mlを
加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水
の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し後、溶媒
を留去し、残渣をエタノールで再結晶して、無色結晶の
N−(5−カルボキシアセトアミノ−2−シクロヘキシ
ルオキシフェニル)メタンスルホンアミド8.2gを得
た。 m.p.152.5〜154℃ (2)N−(5−カルボキシアセトアミノ−2−シクロ
ヘキシルオキシフェニル)メタンスルホンアミド1.5
g、n−ブタノール0.90gおよびパラトルエンスル
ホン酸0.15gを含むトルエン8ml溶液を1時間還
流した。反応液を室温に戻し、水を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水、5%炭酸水素ナトリウム水溶
液、飽和食塩水の順で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を留去後、残渣をエタノールで再結晶し
てN−[5−(n−ブトキシカルボニルアセトアミノ)
−2−シクロヘキシルオキシフェニル]メタンスルホン
アミド1.0gを得た。 m.p.113〜114℃ (3)N−[5−(n−ブトキシカルボニルアセトアミ
ノ)−2−シクロヘキシルオキシフェニル]メタンスル
ホンアミドを実施例1(5)と同様にニトロ化すること
により、N−[5−(n−ブトキシカルボニルアセトア
ミノ)−2−シクロヘキシルオキシ−4−ニトロフェニ
ル]メタンスルホンアミドを得た。 m.p.98〜99.5℃(エタノール)
【0041】実施例13〜17 実施例12の(2)においてn−ブタノールの代わりに
n−プロパノール、n−ペンタノール、イソプロパノー
ル、イソブタノールまたはベンジルアルコールを用いた
他は実施例12と同様にして、表4に示す化合物を得
た。
【0042】
【表4】
【0043】実施例18 (1)無水コハク酸7.0gを含むテトラヒドロフラン
350ml溶液に室温で実施例1(3)で得たN−(5
−アミノ−2−シクロヘキシルオキシフェニル)メタン
スルホンアミド20.0gを加え、2.5時間撹拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、水を加え、酢酸エチルで抽
出後、有機層を3規定塩酸、水、飽和食塩水の順で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去後、
エタノールで再結晶してN−[5−(3−カルボキシプ
ロピオニルアミノ)−2−シクロヘキシルオキシフェニ
ル]メタンスルホンアミド20.7gを得た。 m.p.156〜157.5℃ (2)N−[5−(3−カルボキシプロピオニルアミ
ノ)−2−シクロヘキシルオキシフェニル]メタンスル
ホンアミド2.0g、n−プロピルブロミド3.2gお
よび炭酸水素ナトリウム1.3gを含むN、N−ジメチ
ルホルムアミド26ml溶液を室温で24時間撹拌し
た。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後、有機層を
水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を留去後、残渣を酢酸エチル−n−ヘキ
サンで再結晶してN−{2−シクロヘキシルオキシ−5
−[3−(n−プロポキシカルボニル)プロピオニルア
ミノ]フェニル}メタンスルホンアミド0.71gを得
た。 m.p.93.5〜94.5℃ (3)N−{2−シクロヘキシルオキシ−5−[3−
(n−プロポキシカルボニル)プロピオニルアミノ]フ
ェニル}メタンスルホンアミドを実施例1(5)と同様
にニトロ化することにより、N−{2−シクロヘキシル
オキシ−4−ニトロ−5−[3−(n−プロポキシカル
ボニル)プロピオニルアミノ]フェニル}メタンスルホ
ンアミドを得た。 m.p.125〜126.5℃
【0044】実施例19 実施例18(2)においてn−プロピルブロミドの代わ
りにn−ブチルブロミドを用いた他は実施例18と同様
にして、N−{2−シクロヘキシルオキシ−5−[3−
(n−ブトキシカルボニル)プロピオニルアミノ]−4
−ニトロフェニル}メタンスルホンアミドを得た。 m.p.71.5〜73℃(エタノール)
【0045】実施例20 実施例1で得たN−(2−シクロヘキシルオキシ−5−
メトキシカルボニルアセトアミノ−4−ニトロフェニ
ル)メタンスルホンアミド0.31gを含むメタノール
1.0ml溶液に室温で水酸化ナトリウム0.14gを
含む0.9ml水溶液を加え、30分間撹拌した。反応
液に3規定塩酸を加え中和し、酢酸エチルで抽出後、有
機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を留去後、残渣をジクロロメタン
−n−ヘキサンで再結晶して、淡黄色結晶のN−(5−
カルボキシアセトアミノ−2−シクロヘキシルオキシ−
4−ニトロ−フェニル)メタンスルホンアミド0.08
gを得た。 m.p.161.5〜162.5℃
【0046】試験例1 カラゲニン足浮腫試験 カラゲニン足浮腫試験はウィンターらの方法[Pro
c.Soc.Exp.Biol.Med.、第111
巻、第544頁(1962年)]に準拠して行った。ウ
ィスター系ラット(1群6匹)を用い、5%アラビアゴ
ム水溶液に懸濁した検体[本発明化合物a〜cおよび対
照薬(インドメタシン)]を、体重100g当り1ml
の投与量で経口投与した。1時間後、1%カラゲニンを
左肢足蹠に0.1ml皮下投与した。カラゲニン投与3
時間後、足容積を測定し、その浮腫抑制率を求めて抗炎
症作用を調べた。なお、検体の投与用量は1mg/kg
とした。
【0047】その結果を表5に示した。
【0048】
【表5】
【0049】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/22 ABE 8413−4C (72)発明者 柏 真理子 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 畑山 勝男 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 (式中、R1は炭素原子数1〜5個のアルキル基を示
    し、R2は炭素原子数3〜8個のシクロアルキル基を示
    し、R3は水素原子、炭素原子数1〜8個のアルキル基
    またはベンジル基を示し、Xは酸素原子または硫黄原子
    を示し、mは1〜4の整数を示す。)で表される5−カ
    ルボキシアルカノイルアミノスルホンアニリド化合物お
    よびその塩。
JP4050371A 1991-08-08 1992-03-09 5−カルボキシアルカノイルアミノスルホンアニリド化合物 Pending JPH05246978A (ja)

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