JPH0524641B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524641B2 JPH0524641B2 JP63047616A JP4761688A JPH0524641B2 JP H0524641 B2 JPH0524641 B2 JP H0524641B2 JP 63047616 A JP63047616 A JP 63047616A JP 4761688 A JP4761688 A JP 4761688A JP H0524641 B2 JPH0524641 B2 JP H0524641B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- terminal
- insulating film
- coil
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 48
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
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- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、互に絶縁フイルムの上に巻き付けら
れた巻線を有する、フライバツクトランスなどの
コイルに関するものである。
れた巻線を有する、フライバツクトランスなどの
コイルに関するものである。
この種のコイルとして、例えばフライバツクト
ランスにおいては、絶縁フイルムを介して互いに
絶縁している多層巻の巻線を有し、巻線の末端は
切線方向に巻いた巻線を軸方向に直角に曲げてか
ら端子に接続することが必要である。
ランスにおいては、絶縁フイルムを介して互いに
絶縁している多層巻の巻線を有し、巻線の末端は
切線方向に巻いた巻線を軸方向に直角に曲げてか
ら端子に接続することが必要である。
そのため従来は、第7図に示すように、ボビン
1の周囲に、絶縁フイルム2上に巻付けた或る層
の巻線3の端末部6を直角に曲げ、粘着テープ4
で固定して端子5に接続していた。
1の周囲に、絶縁フイルム2上に巻付けた或る層
の巻線3の端末部6を直角に曲げ、粘着テープ4
で固定して端子5に接続していた。
また、別の例としては特開昭58−63105号公報
に示されたものの如く、絶縁フイルム2の縁辺に
第8図の如き切り込み7を入れ、第9図の如く巻
線3の端末部6が切り込み7に引掛けられて巻線
3の巻き方向(切線方向)に対して直角の軸方向
に曲げられ、第10図に示す如く端子に接続され
ていた。
に示されたものの如く、絶縁フイルム2の縁辺に
第8図の如き切り込み7を入れ、第9図の如く巻
線3の端末部6が切り込み7に引掛けられて巻線
3の巻き方向(切線方向)に対して直角の軸方向
に曲げられ、第10図に示す如く端子に接続され
ていた。
しかし、このような従来のものにおいては次の
如き問題点があつた。
如き問題点があつた。
即ち、粘着テープを用いるものにおいては、粘
着テープの取扱いが容易でなく作業の自動化が困
難であり、また、曲がり部の形状が不安定で特性
が不安定となる、という問題点があつた。
着テープの取扱いが容易でなく作業の自動化が困
難であり、また、曲がり部の形状が不安定で特性
が不安定となる、という問題点があつた。
また、第8〜10図に示される如きものは、切
り込み7の鋭いエツジに巻線3の端末部6を掛け
るので、巻線の絶縁被膜のはくりを生じ易く、絶
縁を損ねたり、巻線自体の断線をひき起こす、と
いう問題点があつた。
り込み7の鋭いエツジに巻線3の端末部6を掛け
るので、巻線の絶縁被膜のはくりを生じ易く、絶
縁を損ねたり、巻線自体の断線をひき起こす、と
いう問題点があつた。
本発明は、従来のものの以上の如き問題点を解
決し、確実に、巻線を直角に曲げて保持すること
が容易にでき、自動化に適し、特性を安定せし
め、かつ巻線自体及び絶縁被膜を損傷するおそれ
のないコイルを提供することを目的とする。
決し、確実に、巻線を直角に曲げて保持すること
が容易にでき、自動化に適し、特性を安定せし
め、かつ巻線自体及び絶縁被膜を損傷するおそれ
のないコイルを提供することを目的とする。
本発明は、絶縁フイルムの上に巻線を巻き付
け、該巻線の端末部を曲げて端子に接続配線する
コイルにおいて、前記巻線の巻始め部及び巻き終
り部に対応する絶縁フイルムの両縁辺に、中心に
小円孔があり、その周囲に環状の立ち上がり縁部
があつて、該縁部の外周に断面円弧状の案内面を
持つた掛け回し部を突設し、該掛け回し部の弯曲
面に巻線の端末部を巻回して端子に接続したこと
を特徴とするコイルである。
け、該巻線の端末部を曲げて端子に接続配線する
コイルにおいて、前記巻線の巻始め部及び巻き終
り部に対応する絶縁フイルムの両縁辺に、中心に
小円孔があり、その周囲に環状の立ち上がり縁部
があつて、該縁部の外周に断面円弧状の案内面を
持つた掛け回し部を突設し、該掛け回し部の弯曲
面に巻線の端末部を巻回して端子に接続したこと
を特徴とするコイルである。
本発明によれば、絶縁フイルム上に突出して設
けた巻線の掛け回し部の滑らかな案内面に案内さ
れて巻線の末端部がゆるやかに直角方向に曲げら
れ、かつ、案内面が巻線側に傾斜しているので、
掛け回した巻線は外れることなく確実に直角の曲
げ状態を保つことができ、掛け回す作業も簡単な
ので自動化が容易である。また、巻線を掛け回す
部分は巻線を滑らかに案内する案内面なので被膜
も巻線自体も損傷を招くおそれがない。
けた巻線の掛け回し部の滑らかな案内面に案内さ
れて巻線の末端部がゆるやかに直角方向に曲げら
れ、かつ、案内面が巻線側に傾斜しているので、
掛け回した巻線は外れることなく確実に直角の曲
げ状態を保つことができ、掛け回す作業も簡単な
ので自動化が容易である。また、巻線を掛け回す
部分は巻線を滑らかに案内する案内面なので被膜
も巻線自体も損傷を招くおそれがない。
本発明の実施例につき図面を用いて説明する。
第1図は、絶縁フイルム8の縁辺9近くに設け
られた掛け回し部11を示す。掛け回し部11は
小円孔10の周囲に第2図、第3図に示す如き、
絶縁フイルム8面より突出した立ち上がり縁部に
より形成され、周面は巻線3の端末部6を掛け回
す案内面12となつている。この案内面12は第
5図に示される如く、巻線3(端末部6)側に傾
斜している。
られた掛け回し部11を示す。掛け回し部11は
小円孔10の周囲に第2図、第3図に示す如き、
絶縁フイルム8面より突出した立ち上がり縁部に
より形成され、周面は巻線3の端末部6を掛け回
す案内面12となつている。この案内面12は第
5図に示される如く、巻線3(端末部6)側に傾
斜している。
この掛け回し部11に巻線3の端末部6を掛け
回した状態を第4図、第5図に示す。掛け回され
た端末部6は、巻線側に傾斜して外方に広がつた
部分に抑えられ、外れることはない。また案内面
12は円弧状であるので巻線3(端末部6)を滑
らかに案内することができる。
回した状態を第4図、第5図に示す。掛け回され
た端末部6は、巻線側に傾斜して外方に広がつた
部分に抑えられ、外れることはない。また案内面
12は円弧状であるので巻線3(端末部6)を滑
らかに案内することができる。
このようにして、或る層の巻線3の端末部6は
ほぼ直角に曲げられて確実に固定され、第6図の
如き状態となる。
ほぼ直角に曲げられて確実に固定され、第6図の
如き状態となる。
巻線コイルは多層のものでなくともよく、絶縁
フイルム上に単層の巻線コイルが巻かれているも
のでもよい。
フイルム上に単層の巻線コイルが巻かれているも
のでもよい。
本発明は、絶縁フイルムに備えられる掛け回し
部が、小円孔の周囲に環状の立ち上がり縁部から
構成されるので、金型成形により容易に成形で
き、しかも環状縁部により従来の切込み等に比べ
て強度が大きいために、コイル自動巻回機に掛け
てもつぶれることがなく、かつ弯曲した案内面に
巻線が引掛けられ嵌装された状態でガイドされる
ので、コイルの巻線の端末部を直角に曲がると確
実に保持でき、特性的にも安定できるし、巻線の
絶縁被膜を損傷したり断線するおそれもなく安全
に用いられるほか、配線作業も簡便にでき多層コ
イルの自動化に役立ち、巻線の巻き付けによつて
脱落することもなく、掛け回し部は外力で押し込
まれたり、変形することが少なく配線に支障を来
たすことのない品質上信頼性の高いコイルとする
ことができる。
部が、小円孔の周囲に環状の立ち上がり縁部から
構成されるので、金型成形により容易に成形で
き、しかも環状縁部により従来の切込み等に比べ
て強度が大きいために、コイル自動巻回機に掛け
てもつぶれることがなく、かつ弯曲した案内面に
巻線が引掛けられ嵌装された状態でガイドされる
ので、コイルの巻線の端末部を直角に曲がると確
実に保持でき、特性的にも安定できるし、巻線の
絶縁被膜を損傷したり断線するおそれもなく安全
に用いられるほか、配線作業も簡便にでき多層コ
イルの自動化に役立ち、巻線の巻き付けによつて
脱落することもなく、掛け回し部は外力で押し込
まれたり、変形することが少なく配線に支障を来
たすことのない品質上信頼性の高いコイルとする
ことができる。
第1〜6図は本発明の実施例に関するもので、
第1図は絶縁フイルムの展開図、第2図は掛け回
し部の付近の拡大正面図、第3図はその−線
断面図、第4図は巻線を掛け回した状態の端末部
の拡大正面図、第5図はその−線断面図、第
6図は全体の正面図、第7図は従来例の正面図、
第8図は他の従来例の絶縁フイルムの展開図、第
9図はその切り込み部の拡大正面図、第10図は
その従来例の全体の正面図である。 1…ボビン、2…絶縁フイルム、3…巻線、4
…粘着テープ、5…端子、6…端末部、7…切り
込み、8…絶縁フイルム、9…縁辺、10…小円
孔、11…掛け回し部、12…案内面。
第1図は絶縁フイルムの展開図、第2図は掛け回
し部の付近の拡大正面図、第3図はその−線
断面図、第4図は巻線を掛け回した状態の端末部
の拡大正面図、第5図はその−線断面図、第
6図は全体の正面図、第7図は従来例の正面図、
第8図は他の従来例の絶縁フイルムの展開図、第
9図はその切り込み部の拡大正面図、第10図は
その従来例の全体の正面図である。 1…ボビン、2…絶縁フイルム、3…巻線、4
…粘着テープ、5…端子、6…端末部、7…切り
込み、8…絶縁フイルム、9…縁辺、10…小円
孔、11…掛け回し部、12…案内面。
Claims (1)
- 1 絶縁フイルム8の上に巻線3を巻き付け、該
巻線3の端末部6を曲げて端子5に接続配線する
コイルにおいて、前記巻線3の巻始め部及び巻き
終り部に対応する絶縁フイルム8の両縁辺に、中
心に小円孔10があり、その周囲に環状の立ち上
がり縁部があつて、該縁部の外周に断面円弧状の
案内面12を持つた掛け回し部11を突設し、該
掛け回し部11の弯曲面に巻線3の端末部6を巻
回して端子5に接続したことを特徴とするコイ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63047616A JPH01223709A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63047616A JPH01223709A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01223709A JPH01223709A (ja) | 1989-09-06 |
JPH0524641B2 true JPH0524641B2 (ja) | 1993-04-08 |
Family
ID=12780155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63047616A Granted JPH01223709A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01223709A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0621220U (ja) * | 1990-12-03 | 1994-03-18 | 東西電工株式会社 | 高周波コイル |
JP4901154B2 (ja) * | 2005-08-05 | 2012-03-21 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の検査方法および検査装置ならびに半導体装置の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60229314A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フライバツクトランス |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP63047616A patent/JPH01223709A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60229314A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フライバツクトランス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01223709A (ja) | 1989-09-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |