JPS6236256Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6236256Y2
JPS6236256Y2 JP7769182U JP7769182U JPS6236256Y2 JP S6236256 Y2 JPS6236256 Y2 JP S6236256Y2 JP 7769182 U JP7769182 U JP 7769182U JP 7769182 U JP7769182 U JP 7769182U JP S6236256 Y2 JPS6236256 Y2 JP S6236256Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pin
winding
coil
wire
conductor
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Expired
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JP7769182U
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JPS58180604U (ja
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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コイルの巻終部を絡げピンに絡げた
後の余分な導線を引張つたとき、その導線が絡げ
ピン上で容易切断されるようにしたVTR(ビデ
オテープレコーダ)用磁気ヘツドのコイルボビン
に関するものである。
従来、VTR用オーデイオ消去ヘツドのコイル
ボビンは第1図に示したように構成されている。
第1図において、1はコイル導線2を巻く巻線
部、3は巻線部1の一方の端部に設けた端子設置
部で、引出端子ピン4,5を植立している。4
a,5aは、それぞれ引出端子ピン4,5に連な
り、コイルの巻始部2aおよび巻終部2bをそれ
ぞれ絡げる絡げピン、6は巻線部1の他方の端部
に設けたツバ、7はこのツバ6に設けたポール
で、ツバ6付近で巻き終えた導線をポール7に引
掛けて折り返し、巻終部2bを絡げピン5aに導
びくようにする。
コイルの巻終部2bは、絡げピン5aに絡げら
れた後、余分な導線2cが切断されるが、この切
断方法として、ハサミ、カツター押付け等の方法
によると、絡げピン5aから切断部までの導線の
残余が1〜2mmの長さになり、この長さは、小さ
い磁気ヘツドのコイルとしては長過ぎて、周囲の
導電部に接触する危険があつたり、また絡げピン
5aのはんだ付けで導線の残余部がはんだで固く
出張り、ケースに入らなくなる等の問題が生ず
る。そこで、余分な導線2cを矢印Fのように強
く引張り、絡げピン5aの位置で引き切る方法
(以下、この方法を引切法と呼称する)が通常採
用されている。特に、自動巻線機の導入において
は、この引切法が採用される。
使用する導線の線径が、例えば0.025〜0.12mm
φ程度の細い場合は、引張力を加えることによ
り、絡げピン5aの位置で容易に切断することが
できるが、コイルのQ値を高く確保するために線
径が0.16mmφ程度の導線を使用すると、その切断
が容易でなく、絡げピン5aとポール7との間の
導線まで引張られることになる。このため、ポー
ル7の角部が導線の被膜(例えばウレタン)に食
い込み、最悪の場合は、このポール部分で断線に
至ることもあつた。あるいは、余分な導線2cの
残余分を長く残して切れるので、ハサミ等を用い
て再度、注意深く切りなおさなければならなかつ
た。
本考案は、上記従来例の欠点を解消するため
に、絡げピンの形状を、断面が三角形、四角等、
角部を有するものにして、絡げピンに絡げた後の
余分な導線を引張つたとき、前記角部で導線が切
断されるようにしたコイルボビンを提供するもの
である。以下、図面により実施例を詳細に説明す
る。
第2図は、本考案の一実施例を示したもので、
断面形状が三角形の絡げピン11,12が設けら
れている。絡げピンをこのような形状にすると、
コイルの巻終部2bを絡げピン12に絡げた後の
余分な導線2cを矢印Fのように引張ると、絡げ
ピン12の角部(稜)12aがカツターの役目を
するので導線が容易に切断され、しかもハサミで
切断したときのような残余もないので、はんだ付
けしたとき出張るものがない。さらに本実施例で
は、ポール7での断線を防ぐために、ポール7の
外側角部にアールを設けるとともに、引掛けた導
線がポール7から離脱しないように、ポール7の
先端部の突出部13を形設してある。
なお、絡げピン11,12は引出端子ピン4,
5とそれぞれつながつて一体のものであるが、コ
スト低減のために、ボビン製作後に丸ピン(最も
安価)を自動挿入機により圧入し、この圧入され
た丸ピンの絡げピン部分を自動機でつぶして三角
ピンに成形することができる。断面が三角形の部
分は、絡げピン全体でもよく、また部分であつて
もよい。
第3図〜第5図は、それぞれ本考案の他の実施
例を示したもので、絡げピンの形状がそれぞれ異
なる。第3図のものは、三角ピン14,15を有
し、第4図のものは四角ピン16,17、第5図
のものは断面がほぼ半円状のピン18,19をそ
れぞれ備えている。上記各実施例においても、第
2図のものと同様の効果を有するものである。
以上説明したように、本考案によれば、絡げピ
ンに角部を形設することにより、引切法によつて
余分な導線の切断を確実に行なうことができ、作
業能率が向上するとともに、自動巻線の信頼性が
蓄しく向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、巻線を施した従来例の斜視図、第2
図は、本考案の一実施例の斜視図、第3図〜第5
図は、それぞれ本考案の他の実施例の斜視図であ
る。 1……巻線部、2……コイル導線、4,5……
引出端子ピン、7……ポール、11,12,1
4,15,16,17,18,19……絡げピ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻線部の一方の端部に、引出端子ピンにそれぞ
    れ連なりコイル導線の巻始部および巻終部をそれ
    ぞれ絡げる絡げピンと、他方の端部に、前記コイ
    ル導線の一端を引掛けて折り返すためのポールと
    をそれぞれ備え、前記絡げピンは、その全体また
    は一部の断面形状が三角、四角等少なくとも一つ
    の角部を有し、コイル導線の巻終部を前記絡げピ
    ンに絡げた後の余分な導線を引張つたとき、前記
    絡げピンの角部でその導線を切断するようにした
    ことを特徴とするコイルボビン。
JP7769182U 1982-05-28 1982-05-28 コイルボビン Granted JPS58180604U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7769182U JPS58180604U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 コイルボビン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7769182U JPS58180604U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 コイルボビン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58180604U JPS58180604U (ja) 1983-12-02
JPS6236256Y2 true JPS6236256Y2 (ja) 1987-09-16

Family

ID=30086942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7769182U Granted JPS58180604U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 コイルボビン

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JP (1) JPS58180604U (ja)

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JPS58180604U (ja) 1983-12-02

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