JPH05246230A - 車両室内温度制御装置 - Google Patents

車両室内温度制御装置

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JPH05246230A
JPH05246230A JP4357469A JP35746992A JPH05246230A JP H05246230 A JPH05246230 A JP H05246230A JP 4357469 A JP4357469 A JP 4357469A JP 35746992 A JP35746992 A JP 35746992A JP H05246230 A JPH05246230 A JP H05246230A
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JP
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signal
temperature
blower
air
speed
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Application number
JP4357469A
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English (en)
Inventor
Bruce Robert Weatherhead
ロバート ウェザーヘッド ブルース
George W Jarosch
ウイリアム ジャロッシュ ジョージ
Thomas F Glennon
フランシス グレノン トーマス
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00878Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
    • B60H1/00885Controlling the flow of heating or cooling liquid, e.g. valves or pumps

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室放熱器への冷却液の流れを自動的に制御
してブロワプレナムから吐き出される空気の温度を一定
レベルに維持し、車両室内の快適さを実現すること。 【構成】 電子コントローラは、ブロワのプレナム吐き
出し温度を感知するサーミスタアレイ、ユーザ可動式レ
ベル選択制御装置、サーボ駆動形放熱器水弁の位置を感
知する電位差計、エンジンrpmタコメータ発電機、及
びブロワ速度信号から入力を受け取る。コントローラ
は、マイクロプロセッサ内の比例・積分・微分(PI
D)制御を用いて、エンジンrpm/水ポンプ速度の大
幅は変動またはユーザ選択によるブロワ速度変化に無関
係に、プレナム吐き出し空気を一定温度に維持できるよ
うに放熱器弁サーボモータを作動させる制御信号を発生
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両室内の空気の空調
または温度制御に関するもので、特にエンジン冷却液の
流れを受け取って車室へ吐き出されるブロワ空気を調節
できるようにする熱交換器を車室内に設けた制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記形式の車両室内温度制御装置では、
ブロワ空気を加熱するために少なくとも1つの発熱形熱
交換器すなわち放熱器を内蔵したブロワダクトまたはハ
ウジングを用いることが公知である。必要に応じて、第
2吸熱形熱交換器すなわち蒸発器を放熱器の上流側に介
在させて冷媒を循環させることによって、放熱器を通過
する前にブロワ空気を除湿して冷却できるようにする。
これらの後者の形式の装置では、ダクトプレナムから車
室へ吐き出されるブロワ空気の温度がすべて放熱器を通
るエンジン冷却液の流れを制御することによって制御さ
れているため、蒸発器への冷媒の流れを調節する必要が
ない。冷媒が蒸発器を循環している時に車室へ送られる
空気のプレナム吐き出し温度を冷媒流の調節を必要とし
ないで制御できるようにすることは、車両室内の温度制
御を非常に簡単にして、快適さを向上させることがわか
っている。これは、まずブロワ空気流を蒸発器上で冷却
してそれの水分を凝縮して除去した後、除湿空気流を所
望温度まで加熱することによってブロワ空気流を除湿す
ることが望ましい場合に特にあてはまる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブロワ速度及びエンジ
ン駆動形冷却液ポンプの速度の変化に無関係に、ブロワ
プレナムから吐き出される空気の温度を一定レベルに維
持できるように、蒸発器へ送られる冷却液の流れが自動
的に調節されるようにした、車室のブロワ吐き出し空気
温度を調節するそのような装置を提供することが特に望
まれている。放熱器へのエンジン冷却液の流れがサーボ
モータ作動形弁によって制御されるようにしたそのよう
な自動制御装置を提供することが特に望まれている。
【0004】サーボモータ作動形弁を作動させて放熱器
への流れを制御するための制御装置において、エンジン
速度がアイドル状態から最高エンジン作動RPMまでの
エンジン速度の変化に応答して弁へ送られる冷却液の流
れが大幅に変動する場合、放熱器上を流れる吐き出し空
気を一定温度に維持することが非常に困難であることが
わかっている。
【0005】このような事情に鑑みて、ユーザの選択に
よるブロワ速度の変化や放熱器入口への流れを制御する
冷却液弁への冷却液の流量の大幅な変動に左右されず
に、ブロワプレナム吐き出し空気を一定温度に維持でき
るように、車室放熱器への冷却液の流れを自動的に制御
する制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】および
【作用】上記目的を達成するために、本発明の制御装置
は、車両室内の快適さを制御するための装置であって、
放熱器だけを設けた車室装置または放熱器の前方のブロ
ワ流内に配置された空調蒸発器と組み合わせた装置を使
用して、いずれの構造でも、ブロワ空気吐き出しプレナ
ムに露出したサーミスタアレイが放熱器上を流れる空気
の温度を感知して、電子コントローラに温度信号を送
り、コントローラは、エンジン駆動形タコメータ発電機
及び冷却液弁上のフィードバック位置センサからも信号
を受け取る。電子コントローラはさらに、ユーザ制御ヘ
ッドからの温度選択入力信号及びブロワ速度信号も受け
取る。コントローラは、サーボモータを起動して制御弁
を調整する制御信号を発生する。コントローラは、比例
・積分・微分制御を用いて弁サーボモータへ送る制御信
号を発生して、この制御により、弁への流れの大幅な変
動及びユーザによって選択されるブロワ速度の変化を調
節することができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による制御装置10が、車両室内の空調制
御に用いられた場合を示しており、エンジン駆動形水ポ
ンプ12がラジエータ(図示せず)から入口14を介してエ
ンジン冷却液を受け取って、エンジンへその間の内部通
路(図示せず)を介して冷却液を送り出す。水ポンプ12
に設けられた補助出口16から、加熱エンジン冷却液が導
管18を介して弁20の入口へ送られ、この弁は、導管22を
介して水ポンプの入口へ還流させるバイパス形式である
ことが好ましい。弁20に設けられた二次出口に導管24が
接続されてそれを介して送り出すことができ、導管24は
熱交換器すなわち放熱器26の入口に接続されており、さ
らに放熱器は導管28に接続されて、弁20の二次入口へ流
れを戻すことができるようになっている。
【0008】放熱器26は一般的にブロワハウジング30内
に配置されており、ハウジング30の一端部にはフィルタ
34を介して空気を引き込むブロワ32が設けられて、モー
タ36によって駆動されて空気を放熱器26に吹き付けるた
めにハウジング30内のプレナム領域38へ送ることができ
るようになっている。プレナムの吐き出しは、一般的に
可動ベーンまたはモード選択ドア40によって適当に設け
られた出口、例えば車室の床出口を介して車室内へ、ま
たは上方の前方ガラスデフロスト出口へ行われる。ブロ
ワモータ36の一方のリード線は車両電源アースに接地さ
れ、モータの他方側は電力リード線42に接続されてい
る。
【0009】オプションとして、空調装置を備えた車両
では、吸熱形熱交換器すなわち蒸発器44をブロワハウジ
ング30内の放熱器26とブロワ32との間に配置して、ブロ
ワ空気が放熱器26を通過する前にブロワ空気を乾燥、冷
却できるようにする。蒸発器44は、コンプレッサ54の吐
き出し出口に接続されている導管52から入口に加圧冷媒
流を受け取る、一般的にエンジン冷却ラジエータの前方
に配置された大気コンデンサ50の吐き出し出口に接続さ
れた導管48から加圧冷媒液を受け取るように接続されて
いる膨張弁46から冷媒流を受け取る。コンプレッサ54
は、一般的に車両エンジンのクランク軸に取り付けられ
たプーリ58に掛けられているベルト56によって駆動され
る。蒸発器44の吐き出し出口は、導管60を介して接続さ
れて、再蒸発冷媒をコンプレッサ54の吸い込み入口へ戻
すようになっている。
【0010】放熱器の水ポンプ20は、サーボモータ68に
接続している入力軸66によって駆動される減速手段64に
よって駆動される回転軸62によって移動するように作動
連結されている。
【0011】弁位置センサ70が、減速手段の出力軸62に
取り付けられており、本実施例ではセンサ70に回転電位
差計が用いられ、そのワイパが軸62と共に移動するよう
に連結されている。
【0012】ブロワモータの電力リード線42が、分岐点
74及びリード線76を介してブロワ速度選択制御装置72に
接続しており、分岐点74はリード線78を介してシステム
コントローラ82の一部を構成しているマイクロプロセッ
サ80の入力部に接続している。
【0013】ユーザ操作式レベル選択制御装置84の作動
によって所望のブロワ速度が選択され、また制御装置84
はリード線86、88、90によってマイクロプロセッサ80の
それぞれ個別の入力部に接続している。本実施例では、
制御装置84は回転電位差計(図示せず)を用いている
が、可変電圧を与えることができる適当な他の装置を用
いることもできる。
【0014】タコメータ発電機92は、破線94で示されて
いるエンジン軸で駆動され、そのコイルの一方側は接地
され、他方側はリード線96を介してマイクロプロセッサ
80の別の入力部に接続されて、それにエンジン速度信号
を送っている。
【0015】弁位置電位差計70は、リード線98、100 、
102 によってマイクロプロセッサ80の個別の入力部に接
続されており、それの可動ワイパはリード線100 に接続
されている。
【0016】少なくとも1つの、好ましくはアレイ状の
サーミスタ104 を有するブロワ吐き出し空気温度感知手
段がプレナム38内に設けられており、アレイ104 はリー
ド線106 、108 を介してマイクロプロセッサ80の個別の
入力部に接続されている。
【0017】コントローラ82の制御信号出力部は、リー
ド線110 、112 を介してサーボモータ68の両側に接続さ
れている。
【0018】図2に示されているように、コントローラ
82には、搭載車両電圧V+からダイオードD1及び抵抗
R1を有するネットワークを介して送られ、ツェナーダ
イオードD2でサージ保護されて、本実施例ではサージ
プロテクタを有している装置U4へR2を介して供給さ
れる調整5ボルト電源を与える電源部114 が設けられて
いる。端子116 におけるU4の出力は、他の装置部材に
用いられる調整5ボルト電圧を与える。
【0019】コントローラ82には、米国イリノイ州、シ
ャウムバーグのモトローラ(Motorola)社製の製造者番号
MC68HC705P9 の装置U1を有するマイクロプロセッサ80
が設けられている。コントローラ82には、リード線78か
らブロワモータ速度信号を受け取るブロワ速度検出回路
118 が設けられており、電源電圧P1のバイアスが逆バ
イアスダイオードD3、直列抵抗R3及びR4及びツェ
ナダイオードD4を介してスイッチQ1のベースにかけ
られており、スイッチQ1のコレクタにはR6を介して
バイアスがかけられ、エミッタは接地している。Q1の
コレクタ分岐点は、リード線120 を介してU1に接続さ
れている。R3及びR4間の電圧は分岐点122 で引き出
されて、直列の抵抗R7及び逆極性ツェナ装置D5を介
して第2スイッチQ2のベースへ供給され、スイッチQ
2のエミッタは接地され、コレクタ分岐点にはR9を介
してバイアスがかけられ、またリード線124 を介してU
1の入力ピン21に接続している。
【0020】作用を説明すると、リード線78からのブロ
ワモータ電圧が低レベルの場合、スイッチQ1及びQ2
はオフになる。ブロワ電圧が中の低レベルMLまで上昇
した時、ツェナダイオードD4が電子なだれを起こして
Q1をオンに切り換え、コレクタ分岐点の電圧を引き下
げることによって、リード線120 に信号が発生する。ブ
ロワモータ電圧が中の高レベルMHかそれ以上まで増加
した時、ツェナダイオードD5が電子なだれを起こして
Q2が導通することによって、コレクタ分岐点の電圧を
引き下げ、リード線124 で信号をマイクロプロセッサU
1へ送る。このように、検出回路118 は2つのスイッチ
Q1及びQ2で3つの信号入力をマイクロプロセッサU
1に与える。
【0021】コントローラ82には、タコメータ発電機の
リード先96から信号を入力部に受け取って、R17を介し
て分岐点128 へ送る周波数/電圧変換器126 が設けられ
ており、分岐点128 はさらに逆極性ダイオードD7及び
5ボルト電源と、周波数/電圧変換装置U3のピン1と
に接続しており、装置U3のピン11は5ボルト調整電源
に接続している。本実施例では、装置U2はモトローラ
社製の製造者番号TCAO372DPIにすることができる。装置
U3のピン5及び10はR20を介して分岐点130に接続し
ており、この分岐点130 はR19を介して接地していると
共に、リード線132 を介してマイクロプロセッサU1の
入力ピン16に接続している。このように、R20及びR19
は電圧分割器を構成している。
【0022】弁位置フィードバック電位差計70は、5ボ
ルト電源からリード線98に沿って電力を受け取り、電位
差計のワイパ端子がリード線100 によってマイクロプロ
セッサのU1のピン19へ信号を送る。フィードバック電
位差計70から出たリード線102 は分岐点134 を介して接
地しており、この分岐点134 はC11を介して分岐点136
及び信号リード線100 に接続している。5ボルト電源
が、C10を介して分岐点136 に接続している分岐点138
でリード線98に接続している。
【0023】ユーザ操作のレベル選択制御装置のリード
線86は分岐点140 に接続しており、これは調整電源から
5ボルトのバイアスがかけられており、制御装置84内の
電位差計(図示せず)のワイパリード線にも接続してい
る。制御装置84内の電位差計の他方のリード線は、リー
ド線90を介して分岐点144 に接続しており、これは接地
していると共に、C13を介して分岐点142 に接続してい
る。分岐点142 は、信号入力部としてマイクロプロセッ
サU1のピン18に接続して、それに弁位置フィードバッ
ク信号を与えている。
【0024】マイクロプロセッサU1は、装置U1のピ
ン25及び23の制御信号出力をサーボモータ68へ送る。U
1のピン25は、リード線146 に沿って一対の演算増幅器
U2の一方側の演算増幅器のピン6の正入力部に接続し
ており、ピン3の負端子は分岐点148 で基準電圧に接続
している。R11及びR12は電圧分割器として機能して、
分岐点148 に基準電圧を加える。U1のピン23は、リー
ド線150 を介して装置U2の他方側の演算増幅器のピン
7の正入力部に接続しており、負端子8は分岐点148 に
接続しており、R12を介して接地している。U2の一方
側の演算増幅器のピン3の出力はリード線110 に接続し
て、モータを一方向へ駆動し、また増幅器U2の他方側
の演算増幅器のピン1の出力はリード線112 に接続し
て、モータを反対方向へ駆動するようになっており、リ
ード線110 及び112 の間に過渡抑制のためのC9が接続
されている。
【0025】サーミスタアレイからリード線106 に沿っ
て分岐点152 へ送られたブロワ空気吐き出し温度信号
は、R14を介して分岐点154 へ送られ、これはマイクロ
プロセッサ80のピン17に接続していると共に、R13を介
して接地している。R14及びR13は、分岐点154 を介し
てピン17へ送る電圧分割器として機能する。電力は、ツ
ェナダイオードD6によって調整されてアレイ104 へ送
られる。サーミスタアレイ104 の他方のリード線108
は、分岐点156 を介して接続しており、これはC16を介
して接地していると共に、分岐点158 に接続している。
分岐点158 には12ボルト電源からR16を介してバイアス
がかけられており、分岐点158 は逆極性ツェナダイオー
ドD6を介して接地している。分岐点158 は、周波数/
電圧変換器U3のピン8にも接続して、それに電力を供
給している。C14は、サーミスタリード線106 及び108
間の過渡抑制を行っている。
【0026】図3は、サーボモータ68へ送る制御信号を
発生するためのマイクロプロセッサ80の作動をブロック
図で示したものであり、回路の作動によって、段階160
においてレジスタ、ポート及びベクトルが初期化されて
から、段階162 でタイマがリセットされ、段階164 でリ
ード線78からのブロワ速度電圧が読み取られて、Q1及
びQ2からの切り換え信号の3つの組み合わせの1つが
発生する。
【0027】回路は次に、段階166 で整数の乗数のKp
を11〜22、好ましくは15〜22の範囲内で、Ki を9〜2
0、好ましくは12〜18の範囲内の整数として選択し、Kd
は1〜7の範囲内の整数の定数、好ましくは3であ
り、Kt は1〜7の範囲内の整数のrpm利得定数であ
る。
【0028】次に、回路は段階168 へ進んで、リード線
96でのタコメータ発電機の電圧を読み取って、その可変
周波数をアナログ電圧信号に変換し、リード線132 に沿
ってマイクロプロセッサのピン16へ送る。回路は次に段
階168 で次式: △TACH=TACH(t-1) − TACH(t) を計算する。
【0029】次に、マイクロプロセッサ80は段階170 へ
進んで、U1のピン19において分岐点136 での弁位置電
位差計電圧を読み取って、KL が電位差計を減速器に取
り付けた時に軸62の位置に対するそれのワイパ位置64に
関して決定された校正定数である時、次式: θ=Vt × KL から弁位置を計算する。
【0030】回路は次に、段階172 でU1のピン17を介
して分岐点154 におけるサーミスタアレイからの電圧を
読み取って、その電圧を参照用テーブルからF゜の度数
に変換する。回路は次に段階174 へ進み、レベル選択制
御装置84からの電圧をマイクロプロセッサのピン18によ
って中央リード線88の分岐点142 から読み取って、その
電圧を参照用テーブルからF゜の度数に変換する。
【0031】回路は次に段階176 へ進み、吐き出し空気
温度エラーPID項を以下のように計算する。
【0032】P: P=1/Kp (TEMPエラーt )=K
p (T設定点−Tサーミスタ) I: I=1/Ki × ΣTEMPエラーt D: D=Kd (TEMPエラーt − TEMPエラーt-1 ) マイクロプロセッサは次に、段階178 で△TACH項を
計算する。
【0033】T=Kt (△TACH) マイクロプロセッサは次に、段階180 でP,I,D及び
タコメータ発電機係数の合計を計算して、次式: θ1 −θ0 =P+I+D+T=△θ から弁移動を決定する。
【0034】次に、マイクロプロセッサは段階182 で、
エンジン速度が第1閾値よりも小さいかを決定するため
に、タコメータ発電機電圧Vt がアイドル閾速度である
ω1以下であるかを質問し、そうである場合、回路は直
接に段階184 へ進む。本実施例ではω1 はエンジンの10
00rpmである。しかし、段階182 でVt がω1 以下で
はないことが決定された場合、マイクロプロセッサは段
階186 へ進み、タコメータ発電機電圧Vt が第2閾値ω
2 以上であるかを調べる。段階186 でVt がω2 以上で
はないと決定されると、回路は直接に段階187 へ進む。
しかし、Vt がω2 以上である場合、回路は段階188 へ
進む。本実施例では、ω2 はエンジンの1200rpmであ
る。段階188 でアイドル補正係数が加算されて、次式: θt =△θ+θ0 −Kc に従って目標弁位置が計算される。但し、Kc は、弁の
全行程が90゜である場合に約15゜の弁移動を表すアイド
ル速度補正係数である。システムは次に段階184へ進
む。
【0035】段階182 において電圧Vt がω1 以下であ
る場合、マイクロプロセッサは段階184 へ進んで、アイ
ドル補正係数が加算されて、次式: θt =△θ+θ0 +Kc から目標弁位置が計算される。
【0036】マイクロプロセッサは次に、直接に段階18
7 へ進み、モータが所望の移動方向にストールされたか
が決定される。段階187 でモータが所望の移動方向にス
トールされたことが表示された場合、マイクロプロセッ
サは直接に段階188 へ進んでモータを停止させ、段階16
2 へ戻る前に、750 ミリ秒の遅れを与える。
【0037】段階187 で、モータが所望の移動方向にス
トールされていないことが決定された場合、段階190 で
弁モータ168 が励起されて、運転を続ける。次に、マイ
クロプロセッサ80は段階192 で分岐点136 での電位差計
電圧がθt であるかが決定される。そうである場合、マ
イクロプロセッサは段階194 へ進む。しかし、段階192
で分岐点136 でのフィードバック電位差計電圧がθt で
はないと決定された場合、回路は段階190 へ戻って、弁
モータを作動させ続ける。
【0038】このように、制御信号はすべての係数の合
計であり、CS=P+I+D+T+Cで表されることが
理解されるであろう。但し、エンジン速度がω1 より低
くなった時、C=+Kc で、エンジン速度がω2 より高
くなった時、C=−Kc である。各ユーザ選択のブロワ
速度に対して制御信号が個別に決定される。P=0の場
合に対してだけKi が計算されることも理解されたい。
【0039】抵抗器、コンデンサ及びソリッドステート
装置の値を
【0040】
【表1】 に示す。
【0041】以上に本発明の好適な実施例を説明してき
たが、発明の精神の範囲内において変更が可能であるこ
とは理解されるであろう。
【0042】
【発明の効果】このように、本発明は、発熱形熱交換用
の放熱器へのスロットル流れを制御するためのサーボモ
ータ駆動形弁を用いた車両室内空調装置用の独特の新し
い制御装置を構成し、ブロワプレナム内に配置されたサ
ーミスタからの温度入力、弁位置電位差計及びエンジン
速度を感知するタコメータ発電機からの入力、及びユー
ザによる温度レベル選択入力に基づいた制御信号を発生
して、車室へ送り込まれるブロワ吐き出し空気の温度を
自動的に制御して室内の快適さを制御できる。
【0043】また、本発明の制御装置はサーボ駆動形弁
用の電子コントローラであるため、吐き出し空気温度の
変化に関する比例、積分及び微分係数に基づいた制御信
号を各ユーザ選択ブロワ速度に対して発生することがで
き、エンジンrpmがアイドルまたはそれに近い時にア
イドル速度補正係数を制御信号に加えることによって、
放熱器へのエンジン冷却液の流れの大幅な変動、及び特
にエンジンアイドル状態と高速エンジン作動との差を調
節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両室内の空調に用いられた本発明の自動制御
装置の概略図である。
【図2】図1のコントローラの電気回路図である。
【図3】図2のコントローラに用いられているマイクロ
プロセッサの制御論理のフローチャートである。
【符号の説明】
20 弁 32 ブロワ 38 プレナム 70 弁位置フィードバック電位差計 72 ブロワ速度選択制御装置 80 マイクロプロセッサ 82 コントローラ 84 レベル選択制御装置 92 タコメータ発電機 104 サーミスタアレイ
フロントページの続き (72)発明者 ジョージ ウイリアム ジャロッシュ アメリカ合衆国 イリノイ 60007 エル ク グローブ フォーレスト ビュー ド ライブ 315 (72)発明者 トーマス フランシス グレノン アメリカ合衆国 イリノイ 60559 ダー リーン ウイルトン ロード 7537

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室熱交換器及びこの熱交換器へ加熱流
    体を循環させるエンジン駆動形ポンプを設けた形式の車
    両室内空調制御装置であって、 (a)出力信号を受け取った時に前記熱交換器への加熱
    流体の流れを制御する可動弁部材を設けたモータ駆動の
    弁手段と、 (b)前記可動弁部材の位置の電気的表示を行うフィー
    ドバック手段と、 (c)空気流を前記熱交換器上に吹き付けるとともに、
    この空気流を車室へ送るためのプレナム手段を有するブ
    ロワ手段と、 (d)エンジン速度の電気表示を行うタコメータ手段
    と、 (e)エンジン速度の変化率の電気表示を行う速度変化
    感知手段と、 (f)前記プレナム手段内の空気の温度の電気表示を行
    う温度感知手段と、 (g)ユーザによる選択移動時に作動して、選択された
    相対温度レベルを表示する電気的温度信号及び選択され
    たブロワ速度を表示する電気信号を発生するユーザ制御
    手段と、 (h)Kp が11〜22の範囲内の利得定数であるとして、 P=△T/Kp ={T(設定点)−T(サーミスタ)}/Kp Ki が9〜20の範囲内の整数であって、P=0の場合だ
    け計算されるとして、 IP=0= Σ△Tt /Ki dTエラー=Tエラー(t) −Tエラー(t-1) 、Kd が1
    〜7の範囲内の整数の利得定数であるとして、 D= dTエラー × Kd △RPM=RPM(t-1) − RPM(t) 、Kt が1〜7
    の範囲内のRPM利得定数であるとして、 T=△RPM × Kt Cがアイドル速度補正係数で、エンジン速度が第1閾値
    より低い時に、 C=+Kc であり、 エンジン速度が前記第1閾値よりも高い第2閾値より高
    くまで上昇した時に15゜の弁移動を表すC=−Kc であ
    る時に、 CS=P+I+D+T+C の関係に従って、各ユーザ選択ブロワ速度に対して個別
    に決定される出力制御信号を発生する手段とを有してい
    ることを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 出力信号を発生する前記手段には、前記
    信号の値を連続的に決定する間を所定の時間間隔だけ遅
    らせる手段を備えていることを特徴とする請求項1の制
    御装置。
  3. 【請求項3】 車室熱交換器及びこの熱交換器へ加熱流
    体を循環させるエンジン駆動形ポンプを設けた車両室内
    空調用の制御装置であって、 (a)前記熱交換器への加熱流体の流れを制御するため
    の可動弁部材を内部に設けた弁手段と、 (b)制御信号を受け取った時に前記弁部材を移動させ
    る作動手段と、 (c)前記弁部材の位置を表す電気フィードバック信号
    を発生するフィードバック手段と、 (d)空気流を前記熱交換器上に吹き付けるとともに、
    この空気流を車室へ送るためのプレナム手段を有するブ
    ロワ手段と、 (e)前記ポンプエンジン速度を感知することができ、
    前記エンジン速度の変化率を表す変化率電気信号を発生
    する回路手段を設けた速度感知手段と、 (f)前記プレナム手段から吐き出される空気の温度を
    表す電気信号を発生する温度感知手段と、 (g)ユーザによる選択移動時に作動して、選択された
    相対温度を表す電気信号及びブロワ速度電気信号を発生
    するユーザ制御手段と、 (h)前記相対温度信号と前記吐き出し空気温度信号と
    を比較して、それに基づいてエラー信号を発生する第1
    回路手段と、 (i)前記エラー信号の値を所定の時間間隔で比較し
    て、それに基づいて間隔信号を発生する第2回路手段
    と、 (j)前記温度信号の変化率を決定して、前記変化率を
    表す微分信号を発生する第3回路手段と、 (k)前記エラー信号、前記間隔信号、前記微分信号及
    び前記変化率信号を合計して、その合計に基づいて前記
    作動手段用の制御信号を発生する第4回路手段とを有し
    ていることを特徴とする制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第4回路手段は、前記合計だけに基
    づいて前記作動手段用の制御信号を発生することを特徴
    とする請求項3の制御装置。
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