JPH05246218A - タイヤ圧調整弁 - Google Patents

タイヤ圧調整弁

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JPH05246218A JP4050069A JP5006992A JPH05246218A JP H05246218 A JPH05246218 A JP H05246218A JP 4050069 A JP4050069 A JP 4050069A JP 5006992 A JP5006992 A JP 5006992A JP H05246218 A JPH05246218 A JP H05246218A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気の流れを著しく妨げる絞りによる圧力差
を利用しないで、開弁状態を確実に維持し、タイヤ圧の
増圧あるいは減圧調整を迅速に行う。 【構成】 タイヤ圧調整弁200において、第1ポート
3は高圧空気の供給、大気への解放、又は遮断を選択し
得る制御ラインに通じ、第2ポート4はタイヤに通じ
る。通路5には圧力応動弁6が設けられ、その一側には
第1室10が、他側には第2室11が形成される。通路
5の途中のスロート部12と第2室11とは小径の圧力
導入孔によって連通している。増圧、減圧のいずれの場
合も、制御装置ラインによって第1ポート3が一旦高圧
とされて弁6が開く。スロート部12に空気流が発生す
ることにより、静圧が低下して第2室11の圧力も第1
室10に対して著しく低圧になり、弁6の開弁状態が維
持される。減圧の際には、その状態で制御ラインを大気
に解放して排気すればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両に使用
されるタイヤの空気圧を、走行中であっても車室内から
任意に、或いは全く自動的に増圧或いは減圧調整し、調
整後はそのタイヤ圧を確実に維持することができるタイ
ヤ圧調整弁に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭57−158106号公報にはこ
の種のタイヤ圧調整装置の従来技術が記載されている。
この装置は、補給導管と、圧力応動型のシート弁と、絞
りと、タイヤへの導管との直列回路からなり、この直列
回路をタイヤの増圧又は減圧のための空気が流れる時
に、絞りの上流側と下流側との間に発生する圧力差によ
って、圧力応動弁自体が開弁位置を保持することができ
るように構成されており、それによってタイヤの空気圧
の増圧又は減圧調整の際に、タイヤへの導管と補給導管
との連通状態を維持し得るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、圧力応動型のシート弁を作動させるための大きな圧
力差を発生させる必要上、例えば、圧力応動型のシート
弁のダイヤフラムに穿孔して取り付けた中空リベットの
ような小径の孔を前記の絞りとして直列回路に挿入しな
ければならないので、この絞りのために、タイヤ圧の増
圧や減圧調整を行う際に空気の流動が妨げられ、タイヤ
圧調整に要する時間が長くなるという問題があった。そ
こで本発明は、この問題を解決し、タイヤ圧の増圧や減
圧調整を行う際の圧力応動弁の十分な開度を安定に維持
しながらも、調整に要する時間を短縮することができる
手段を提供することを、発明の解決課題とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための手段として、制御ラインに通じる第1ポ
ートと、タイヤに通じる第2ポートと、前記第1ポート
及び前記第2ポートを連通し得る通路と、前記第1ポー
トと前記通路との間の連通を遮断し得る圧力応動弁と、
前記圧力応動弁を作動させるために前記圧力応動弁の一
側に形成され前記通路に連通する第1室と、前記圧力応
動弁を作動させるために前記圧力応動弁の他側に形成さ
れる第2室と、前記通路の途中に設けられるスロート部
と、前記第2室と前記スロート部とを連通する小径の圧
力導入孔とを備えていることを特徴とするタイヤ圧調整
弁を提供する。
【0005】
【作用】タイヤ圧の増圧或いは減圧の際には、いずれの
場合も一旦、制御ラインには高圧の空気が供給され、そ
れによって第1ポートの圧力が高まって圧力応動弁を強
制的に開弁させる。圧力応動弁が開弁している状態にお
いて、増圧の際には、制御ラインから高圧の空気が、そ
のまま第1ポートと第2ポートとを連通する通路を通っ
てタイヤに供給されるが、通路の途中には僅かに流路径
を絞るスロート部が設けられているので、スロート部で
は流速が増加してその分だけ静圧が低下する。そのた
め、スロート部に対して小径の圧力導入孔によって連通
している圧力応動弁の第2室の圧力が大きく低下する。
一方、圧力応動弁の第1室は前記通路に連通していて、
供給される空気圧によって高圧となっているから、第1
室と第2室との間には大きな圧力差が生じ、圧力応動弁
は大きな開弁状態を安定に維持して、増圧のための高圧
の空気の流れを妨げることがないので、増圧調整は迅速
に行われる。
【0006】タイヤ圧を減圧する際には、圧力応動弁が
開弁している状態において、制御ラインを大気に解放す
る。その結果、タイヤから制御ラインに向かって空気が
流れるようになり、第1ポートと第2ポートを連通する
通路を流れる空気の流動方向が逆転する。スロート部で
は逆方向の空気の流れによって静圧の低下が起こり、そ
れが小径の圧力導入孔によって圧力応動弁の第2室に伝
えられ、圧力応動弁は十分大きな開弁状態を維持し、タ
イヤの減圧も迅速に行われる。空気流の方向が反転する
途中で、空気の流れが停止する瞬間があるが、スロート
部と第2室とは小径の圧力導入孔によって連通している
ため、圧力応動弁の作動は緩慢であって、スロート部の
一瞬の静圧上昇が鋭敏に第2室に伝えられることはな
く、それによって圧力応動弁が閉弁することはない。
【0007】増圧、或いは減圧調整が終わって、タイヤ
の空気圧が目的の値に達したとき、制御ラインは閉じら
れて空気の流れを一旦停止させる。それによって、スロ
ート部における空気の流れも止まり静圧低下もなくなる
ので、小径の圧力導入孔によって連通している第2室の
圧力が上昇し、第1室との圧力差が消失する。その結
果、圧力応動弁は閉弁し、第1ポートとタイヤ側との間
の連通は遮断され、タイヤの空気圧はその値のままで維
持される。
【0008】
【実施例】図2は、本発明の実施例であるタイヤ圧調整
弁を車両のタイヤに取り付けた例を示すものである。こ
の図において、101はフィルタ、102は空気ポンプ
(コンプレッサ)であり、電子式制御装置(ECU)1
10の指令により高圧空気を発生する。この高圧空気
は、増圧弁103の開弁により制御ライン108に連通
され、ドライヤ106により乾燥高圧空気として、タイ
ヤ201に供給される。解放ライン109は、制御ライ
ン108を大気解放したりタイヤ201の圧力を減圧す
る際に、減圧弁104を開弁し、サイレンサ105を通
して大気中へ空気を解放するものである。圧力センサ1
07は制御ライン108中に配置され、圧力を検出して
ECU110に信号を送るものである。ECU110
は、圧力センサ107の信号や切替スイッチ111の設
定値を照合し演算処理して、弁103,104やポンプ
102を作動させる。
【0009】206は車軸、208はそれを支持するキ
ャリヤ、209は軸受であって、タイヤ201が取りつ
けられた車輪203は車軸206に取付けられて固定さ
れている。200は本発明に係るタイヤ圧調整弁で、タ
イヤ201内の圧力を増減調整する時のみ開弁して、制
御ライン108を通して、タイヤ201内の空気の出入
りを許すが、流れを停止すると自動的に閉弁して、タイ
ヤ201はその圧力を維持するようになっている。制御
ライン108はコネクタ210、特開平2−16931
0号公報に開示された回転軸シール装置207、車軸2
06中に施された空気通路205を介して、タイヤ圧調
整弁200に連結される。202は、車輪203内を通
ってタイヤ201へと連結するチューブである。
【0010】図1は、本発明の第1の実施例としてのタ
イヤ圧調整弁の具体的構造を示したものである。ハウジ
ング1には、第1ポート3が形成され、ハウジング2に
は、第2ポート4が形成される。第1ポート3は、車軸
206の空気通路205と連通し、第2ポート4は、チ
ューブ202を介してタイヤ201に連結される。第1
ポート3と第2ポート4は通路5により連通可能となっ
ているが、非制御時にはダイヤフラム弁6により連通を
遮断されている。ダイヤフラム弁6はハウジング1内の
第1室10と、ハウジング2内の第2室11との間を隔
てており、両室10,11の圧力差によって作動する。
【0011】タイヤ圧調整弁200の要部である弁機構
は、ハウジング1とハウジング2との間に設けられ、ダ
イヤフラム弁6とディスク7とばね8とを有する。ダイ
ヤフラム弁6の外周縁はハウジング1とハウジング2に
より挟持され、ダイヤフラム弁6の中央に形成された弁
体6aは、ハウジング1の第1ポート3の開口部である
主ポート9に接離して、通路5と第1ポート3との間を
開閉する。ディスク7は厚肉部の背面に配置される。ば
ね8はディスク7とハウジング2の間に設けられ、ダイ
ヤフラム弁6が主ポート9を閉塞する側へ付勢する。通
路5の途中に設けられた流路縮小部14は、静圧と動圧
の和は、流管の場所によらず一定というベルヌイの定理
を利用して流路5からゆるやかに断面積を減少させたス
ロート部12にて、流速を上昇させて動圧を増やし、静
圧を降下させる作用をする。ハウジング2に設けられた
圧力導入孔13は、スロート部12と第2室11とを連
通し、スロート部12の静圧を第2室11に導くもので
ある。圧力導入孔13は径が細いため、スロート部12
での急激な圧力変化を第2室11には伝えないので、ダ
イヤフラム弁6の動きは緩慢なものとなる。
【0012】次に図1のタイヤ圧調整弁200の実施例
を含む図2のシステムの作用を説明する。非作動時、制
御ライン108は減圧弁104が導通していて大気に解
放され、実質的に大気圧となっている。その状態では、
タイヤ圧調整弁200の通路5における空気の流れは停
止しているので、スロート部12での静圧降下はなく、
タイヤ201の圧力が第1室10及び第2室11に導か
れることになる。この結果ダイヤフラム弁6は、第1室
10側と第2室11側の受圧部の面積差(主ポート9の
面積に相当する)にかかるタイヤ201の圧力と、ばね
8により付勢されて主ポート9を閉塞し、その時の圧力
を保持する。このようにして、この実施例のタイヤ圧調
整弁200は、タイヤ201の圧力による自封作用を有
する。
【0013】ここで、タイヤ201内の圧力を高める必
要がある場合、ECU110は、まず減圧弁104を制
御ライン108が大気から遮断される位置に切換え、次
いで増圧弁103を遮断位置から導通位置へ切り換える
と共に、空気ポンプ102を作動し、高圧空気を制御ラ
イン108に導く。それによって、第1ポート3には高
圧空気が導かれ、ダイヤフラム弁6がこの空気の圧力に
より主ポート9を開放して、第1ポート3が第1室10
および通路5に連通する。この結果通路5および流路縮
小部14には空気が流れ、スロート部12では流速が増
し、流速の遅い第1室10に比べ静圧が低下する。した
がってスロート部12の静圧を導入している第2室の圧
力も低下して、第1室10との間の圧力差により開弁圧
が発生し、ダイヤフラム弁6は開弁状態を維持し、高圧
空気が第2ポート4よりタイヤ201に安定に圧送され
る。
【0014】タイヤ201内の圧力が目標の圧力に達す
ると、ECU110は空気ポンプ102を停止し、増圧
弁103を閉弁して高圧空気の圧送を止め、空気の流れ
を停止させる。その結果、スロート部12における静圧
低下がなくなるので、タイヤ圧調整弁200内の第1室
10と第2室11の圧力は等しくなり、ダイヤフラム弁
6はばね8に付勢されて、主ポート9を閉塞する。その
後、減圧弁104を開弁位置とし、解放ライン109と
制御ライン108とを連通させて、制御ライン108か
ら主ポート9までの圧力を大気に解放する。これによ
り、タイヤ圧調整弁200はタイヤ201内の圧力によ
る自封状態となる。
【0015】これに対し、タイヤ201内の圧力を低下
させる必要がある場合、ECU110は、ダイヤフラム
弁6を開弁させるために、まず減圧弁104を閉じて解
放ライン109内を大気より遮断し、次いで増圧弁10
3を開弁位置において空気ポンプ102を作動させると
いう一連の増圧作動を行う。そしてダイヤフラム弁6が
開弁状態となった後、空気ポンプ102を停止させて高
圧空気の供給を断ち、減圧弁104は開弁位置に切り替
え、解放ライン109より空気を大気に解放し、流れの
向きを反転させる。この時、通路5内の空気の流れが停
止し、ダイヤフラム弁6の開弁圧がなくなる瞬間が存在
するが、絞り効果のある細い圧力導入孔13により、第
2室11の圧力変化は遅く、速い動きが規制されている
ダイヤフラム弁6は、閉弁までに時間がかかる。このた
め流れの向きの反転を瞬時に行えば、ダイヤフラム弁6
が閉弁するよりも速く反対方向に空気が流れ始め、反転
した減圧方向の空気流により、再びスロート部12で静
圧降下がおこり、ダイヤフラム弁6は閉じることなく開
弁状態が維持され、流れが停止するまで減圧動作は安定
に持続される。
【0016】タイヤ201内の圧力が目標値まで降下し
た時、ECU110は解放ライン109の減圧弁104
を閉弁し、制御ライン108を大気から遮断して通路5
内の空気の流れを停止させる。このため、前述したよう
に、ダイヤフラム弁6は主ポート9を閉塞し、タイヤ2
01内の圧力を保持する。
【0017】他の実施例を図3に示す。図1の実施例と
異なる点は、ダイヤフラム弁6をピストン弁15とした
点である。すなわち、ハウジング2内にはピストン弁1
5が気密に嵌合して摺動し得るシリンダ16が形成され
ており、シリンダ16の空間はピストン弁15によって
図1の実施例の場合と同様な働きをする第1室10と第
2室11に区切られている。ピストン弁15は、ばね8
によって図中左方へ付勢され、中央の厚肉部である弁体
15aによって第1ポート3の開口部である主ポート9
を閉塞することができる。第2室11が細い圧力導入孔
13によって流路縮小部14のスロート部12に連通し
ていることを含めて、他の構造は図1に示した実施例と
略同じであり、その作用、効果も略同じである。図1の
ダイヤフラム弁6や図3のピストン弁15は、他にも、
ベローズ等を用いて弁機構を構成することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1室と第2室
との圧力差によって開弁し、タイヤへ供給される高圧空
気、およびタイヤから外部へ解放される空気が、圧力損
失の大きい絞りを通過しないため、調圧時間を短縮する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのタイヤ圧調整弁を示す
断面図である。
【図2】本発明のタイヤ圧調整弁を含むタイヤ圧の制御
システムを例示する全体構成図である。
【図3】本発明の他の実施例としてのタイヤ圧調整弁を
示す断面図である。
【符号の説明】
1、2…ハウジング 3…第1ポート 4…第2ポート 5…通路 6…ダイヤフラム弁 8…ばね 10…第1室 11…第2室 12…スロート部 13…圧力導入孔 14…流路縮小部 15…ピストン弁 16…シリンダ 102…空気ポンプ(コンプレッサ) 103…増圧弁 104…減圧弁 105…サイレンサ 108…制御ライン 109…解放ライン 110…電子式制御装置(ECU) 200…タイヤ圧調整弁 201…タイヤ 206…車軸
フロントページの続き (72)発明者 松本 平樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 馬渕 衛 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ラインに通じる第1ポートと、タイ
    ヤに通じる第2ポートと、前記第1ポート及び前記第2
    ポートを連通し得る通路と、前記第1ポートと前記通路
    との間の連通を遮断し得る圧力応動弁と、前記圧力応動
    弁を作動させるために前記圧力応動弁の一側に形成され
    前記通路に連通する第1室と、前記圧力応動弁を作動さ
    せるために前記圧力応動弁の他側に形成される第2室
    と、前記通路の途中において前記通路の流路径を絞るこ
    とによって形成されたスロート部と、前記第2室と前記
    スロート部とを連通する小径の圧力導入孔とを備えてい
    ることを特徴とするタイヤ圧調整弁。
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