JPH0241356Y2 - - Google Patents

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JPH0241356Y2
JPH0241356Y2 JP2530285U JP2530285U JPH0241356Y2 JP H0241356 Y2 JPH0241356 Y2 JP H0241356Y2 JP 2530285 U JP2530285 U JP 2530285U JP 2530285 U JP2530285 U JP 2530285U JP H0241356 Y2 JPH0241356 Y2 JP H0241356Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、吸込流路の開閉と吐出流路中の大気
への開口部の開閉とを同時にかつ自力で行うよう
にした容積形回転圧縮機の吸気調節装置に関する
ものである。
(従来技術) 従来、この種の吸気調節装置として、第9図に
示すものが公知である(実公昭58−19353号公
報)。すなわち、図において51は容積形回転圧
縮機本体(以下、本体という。)でその吸込側に
は管52と介して大気に開放した吸気口53を備
えた吸込流路54が、また、吐出側には中間部に
逆止弁55を備えるとともに、この手前にて管5
6、大気開放口57を介して大気に通じる吐出流
路58が延設してある。
一方、吸気口53と大気開放口57との間には
シリンダ59が固定してあり、吸気口53の開閉
用として設けた吸気開閉弁60と、大気開放口5
7の開閉用として設けた吐出圧力開放弁61とが
シリンダ59のピストンロツド62により一体作
動可能に結合してある。このシリンダ59内はピ
ストン63により仕切られ、吸気口53側の前室
64と大気開放口57側の後室65とからなり、
後室65内にはピストン63を介してピストンロ
ツド62を常時吸気口53側に付勢する第3ばね
66が設けてある。そして、ピストン63に外力
が加わらないときには、第3ばね66の力により
吸気開閉弁60は吸気口5を閉じるとともに、吐
出圧力開放弁61は大気開放口57を開く。逆に
第3ばね66に打勝つ外力が加わつたときには、
吸気開放弁60は吸気口53を開くとともに、吐
出圧力開放弁61は大気開放口57を閉じるよう
に形成してある。
そこで、この第3ピストン63を作動させるた
めに四方切換弁67を介して、その入側の管6
8,69および出側の管70,71により、上記
前室64、後室65の各々と、吸込流路54、三
方弁72の出側部分の各々とを適宜切換可能に一
対一に連通させ、かつこの三方弁72を介して管
73,74により本体51の中間圧力と大気圧の
うちの高圧の方を上記出側の管69に導くように
してある。
すなわち、まず、本体51が作動する前はピス
トン63には、第3ばね66の力のみが働き、吸
気開閉弁60は吸気口53を閉じ、かつ吐出圧力
開放弁61は大気開放口57を開く。これととも
に、第9図中実線で示すように四方切換弁67は
管68,70を介して前室64を吸込流路54
に、また管69,73,74を介して後室65を
本体51の中間部あるいは大気のうちの高圧側に
連通させた状態となつている。
そして、この状態では本体51を起動すると前
室64が真空に近い状態(厳密には、吸気口53
の外側と吸込流路54を直結する細管75により
若干量の気体の吸込みは行われているが、以下真
空状態とみなす。)になるのに対して、後室65
は上記中間圧または大気圧となり、ばね力ととも
に両圧力差により、ピストン63は第9図中左方
へ付勢され、吸気開閉弁60は吸気口53を閉じ
た状態を保つ。したがつて、吸込流路54内は真
空状態となり本体51はアンロード状態での起動
が可能となる。
ついで、第9図中破線で示すように、四方切換
弁67を操作して上記と逆に前室64を上記高圧
側に、後室65を吸込流路54に連通させる。こ
れにより後室65を真空状態に、かつ前室64を
高圧にして、両圧力差によつてピストン63を右
進させ、吸気口53を開くとともに吐出圧力開放
弁61により大気開放口57を閉じロード運転へ
移行させるようにしたものである。
さらに、その後適宜四方切換弁67を操作する
ことにより、上記起動時と同じように吸気口53
を閉じるとともに大気開放口57を開き、アンロ
ード運転が可能となり節電を図ることができる。
しかしながら、この吸気調節装置では、第3ば
ね66は吸気開閉弁60に対して吸気口53を閉
じる方向に付勢するようになつている。このた
め、ばね力があまり強すぎると、四方切換弁67
を操作してロード運転に移行しようとしても、前
室64側の圧力ばね力が打勝つことができず、吸
気口53を開くことができなくなる。また、たと
えピストン63が作動して吸気口53を開いて
も、ばね力はその動作の妨げとなるように作用す
るという欠点を有している。
これに対して、シリンダ59内から第3ばね6
6を除いたものが提案されている。しかしなが
ら、このものでは本体51の作動前に何らかの理
由(例えば振動)でピストン63(したがつて吸
気開閉弁60、吐出圧力開放弁61)が第9図中
右方に移動して吸気口53が開いた場合、吸気口
53を閉じることができないため、起動時のアン
ロード運転ができないときいう欠点を有してい
る。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的はアンロード運転からロード運転
へ、あるいはその逆の切換えを円滑かつ、確実に
行うことを可能とした容積形圧縮機の吸気調節装
置を提供することにある。
(考案の構成) 以上の目的を構成するために、本考案は、圧縮
機本体吐出側の吐出流路に連通させて設けた放気
流路の放気口を開閉する放気弁を、常時閉状態側
に弾性的に付勢して設けた放気流路開閉部と、圧
縮機本体吸込側に接続した吸込流路内の吸気口の
側方に、吸込流路と第1ダイヤフラムによりしや
断し、かつ上記吐出流路と切換弁を介して接続し
た空圧室を有するとともに、上記吸気口を開閉す
る吸気弁の第1弁心棒を、上記2つの弁のいずれ
か一方が閉状態のときには他方の弁を開状態に押
圧するように放気弁の第2弁心棒と同軸上に突き
合わせ可能に設けて、かつ上記第1ダイヤフラム
を貫通させるとともに、この第1弁心棒に外嵌さ
せた第1座金により第1ダイヤフラムと一体作動
可能に設けた吸込流路開閉部と、大気圧側と第2
ダイヤフラムによりしや断した油圧室を上記空圧
室に対して吸気口とは反対側に設ける一方、第2
座金を介して上記第2ダイヤフラムと一体作動可
能に、かつこれを貫通させるとともに、常時弾性
力により上記第1弁心棒と同軸上、これに向かつ
て突き合わせ可能に付勢し、この突き合わせ方向
への移動により上記吸気弁を閉状態に押圧できる
ようにピストンロツドを設けて形成した起動アン
ロード部とから構成した。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図〜第3図は本考案の第1実施例である容
積形圧縮機の吸気調節装置1を示す。すなわち、
この装置は上記同様圧縮機の本体(図示せず)の
吐出側の吐出流路に連通させて設けた放気流路5
に接続する放気流路開閉部2と、本体の吸込側の
吸込流路の一部をなす吸込流路開閉部3と、本体
に潤滑油を供給する油循環ライン中の油ポンプか
らの分岐ラインと適宜切換弁を介して接続する起
動アンロード部4とを、この順序で互いに隣接さ
せて形成してある。
このうち、放気流路開閉部2は、この内部に放
気口6を開閉する放気弁7を有するとともに、こ
の放気弁7を第1ばね8により常時閉状態側に付
勢し、かつ放気弁7の第2弁心棒9を吸込流路開
閉部3側に突き出させて形成してある。
ついで、吸込流路開閉部3は、内部に吸気口1
0と、この吸気口10の側方に第1ダイヤフラム
11により吸込流路12としや断し、かつ図示し
ない切換弁を介してガス流出入口13にて上記吐
出流路に通じた空圧室14を有し、この吸気口1
0を開閉する吸気弁15の第1弁心棒19を、上
記2つの弁のいずれか一方が閉状態のときには他
方の弁を開状態に押圧するように、放気弁7の第
2弁心棒9と同軸上に突き合わせ可能に設けてあ
る。さらに、この第1弁心棒19は第1座金20
を介して第1ダイヤフラム11と一体作動可能
に、これを貫通させて設けてある。
さらに、起動アンロード部4は第2ダイヤフラ
ム21によりしや断した油圧室22と大気開放部
23とを有し、油圧室22には上記のように油ポ
ンプからの潤滑油ラインが接続される。また、第
2座金24を介して第2ダイヤフラム21と一体
作動可能に、かつこれを貫通させて、常時、第2
ばね25により上記第1弁心棒19と同軸上、こ
れに向かつて突き合わせ可能に付勢し、この突き
合わせ方向への移動により上記吸気弁15を閉状
態に押圧できるようにピストンロツド26を設け
てある。
そして、第1図は始動時の状態を示し、放気弁
7、吸気弁15はピストンロツド26を介して第
2ばね25の力により左方へ移動しており放気弁
7は開、吸気弁15は閉の状態にある。
第2図はロード運転状態を示し、第1図の状態
において上記ポンプからの潤滑油が油圧室22に
導かれてピストンロツド26が右方へ移動すると
ともに、吸気弁15が吸込流路12の大気側と本
体側との圧力差により右方に移動して開となり、
これとともに第1弁心棒19が第2弁心棒9から
離れる一方、第1ばね8の力により放気弁7が右
方へ移動して放気弁7が閉の状態となつている。
なお、この状態では放気弁7は放気流路5により
導かれた本体からの吐出ガスの圧力により右方へ
付勢されており、空圧室14は大気に開放してい
る。
第3図はアンロード運転状態を示し、第2図の
状態において、空圧室14に本体からの吐出ガス
が導かれて、第1ダイヤフラム11が左方へたわ
むとともに、吸気弁15および放気弁7が第1ば
ね8の力に打勝つて左方へ移動している。この結
果、吸気弁15が閉、放気弁7が開の状態とな
り、吸込流路12が閉じられ、本体はアンロード
運転を行い、本体から吐出されるわずかなガスは
放気流路5から放気弁7を通つて大気へ放出され
る。なお、この状態においては油圧室22内には
潤滑油が満たされており、ピストンロツド26は
右方へ移動したままの状態である。
その後、再びロード運転に復帰する場合は空圧
室14を大気に連通させることにより行い、吸気
弁15は吸込流路12の大気側と本体側との圧力
差により開となり、放気弁7は第1ばね8の力に
より閉となる。
以下、各弁の開閉は上記動作の繰り返しとな
る。
ところで、この装置では上記のアンロード運転
状態(第3図)からロード運転状態(第2図)へ
の切り換えを円滑に行うため吸気弁15の弁体1
6の大気側の受圧面積と第1ダイヤフラム11の
空圧室14側における受圧面積を等しく形成して
ある。すなわち、このように両受圧面積を等しく
することにより、上記運転状態の切り換えのため
に、空圧室14を大気に連通させたときに、吸気
弁15が大気圧により受ける右向きの力と、第1
ダイヤフラム11が大気圧により受ける左向きの
力が等しくなるようにしてある。そして、吸気弁
15より本体側の吸込流路12中の圧力如何に拘
わらず上記切り換えの際に吸気弁15が、左、右
方向の力のバランスの下で、第1ばね8の力によ
り円滑に右方へ移動するようにするためである。
ところが、逆にロード運転状態からアンロード
運転状態へ切り換える場合について考えると、第
2図の状態から吸気弁15の第1弁心棒19が左
進して、やがて放気弁7の第2弁心棒9に当た
る。そして、当たつた瞬間は放気弁7には本体か
らの吐出ガスによる圧力が加わつており、強い力
で右方へ付勢されているが放気弁7が放気口6を
わずかに開いた瞬間、放気流路5内は大気に連通
して急激な圧力降下を伴う。この結果、放気弁7
には、右方向に第1ばね8による力が働くが、こ
れより十分大きな第1弁心棒19からの左方向の
力が、略一方的に加わつた状態となり、放気弁7
は急激に左進し、その背後のストツパ27に強い
衝撃を伴つて突き当たり、大きな異音を発するこ
とがある。そして、この場合には放気弁7の摩耗
も激しくなる。
第4図以下は斯る不具合を解消した第2実施例
である吸気調節装置1aを示し、上記第1図〜第
3図に示す吸気調節装置1aとは吸気弁15およ
びその取付構造を除いて他は実質的に同一であ
り、対応する部分には同一番号を付して説明を省
略する。
上記吸気調節装置1aの吸気弁15aは、その
弁体16aの大気側の受圧面積が、第1ダイヤフ
ラム11の空圧室14側の受圧面積より大きくな
るように形成してある。
そして、このように形成することにより、本装
置が上記第2図に対応するロード運転状態から第
3図に対応するアンロード運転に移行する際に、
上記のように放気弁7の開いた瞬間に吸気弁15
aが急激に左進するのを防いでいる。すなわち、
吸気弁15aが左方へ移動するにつれて、この本
体側の圧力が低くなり、吸気弁15aは左方の大
気圧との差圧により、次第に大きな右向きの力を
受け、しかも、その大きさは吸気弁15aの閉状
態近傍では第1ダイヤフラム11が受ける左向き
の力に対抗し得るだけの大きさとなり、放気弁7
が左進する速度は大きく緩和される。
また、逆にアンロード運転状態からのロード運
転状態への切り換え時において、吸気弁15aが
大きくなつているので、吸気弁15aを開く際の
隙間すなわち流路がそれだけ広くなり流路抵抗が
小さくなつている。
さらに、第4図は上記第3図に対応するアンロ
ード運転状態を示し、実際にはこの状態の時で
も、吸気弁15aの本体側を略真空状態にするこ
とによる本体部分の異音の発生、温度上昇を防ぐ
ために、通常弁体16aと吸気口10の内周面と
の間に若干の隙間17を設けて、ここから大気ガ
スが本体側にわずかだけもれるよう形成されてい
る。しかし、このガスのもれ量には適正値が存在
し、その量に合わせるのが好ましい。
そこで、この吸気弁15aはシム18を介して
第1弁心棒19に取り付けてある。そして、第5
図〜第7図に示すように、適宜シム18の枚数を
変えることにより隙間17の大きさを変えて上記
もれ量を自由に調節できるようにしてある。
上記の点を除き、この装置の作動は、第1図〜
第3図の場合と同じで、始動時、ロード運転、ア
ンロード運転の各状態に切り換え可能となつてい
る。
ついで、第8図は本考案に係る吸気調節装置1
aを適用したオイルフリータイプのスクリユ圧縮
機を示す。
図示するように、吸込流路12から本体31、
吐出流路32を経て圧縮ガスを吐出するようにな
つており、このうち吐出流路32は中間部に逆止
弁33を介在させて設けたプレクーラ部34およ
びアフタークーラ部35を有し、吐出する圧縮ガ
スを冷却するようになつている。
また、上記の放気流路5は逆止弁33の手前で
吐出流路32から分岐し、放気弁7の作動空間3
6に通じており、アフタークーラ部35を出た所
で吐出流路32から分岐した分岐ガスライン37
が制御空気フイルタ付減圧弁38、第1三方電磁
弁39を経て空圧室14に通じている。この第1
三方電磁弁39は上記始動時およびロード運転状
態の時には空圧室14を大気に連通させ、アンロ
ード運転状態の時には空圧室14を吐出流路32
に連通させるものである。また、吐出流路32
中、上記分岐ガスライン37の分岐点により下流
側の位置には吐出圧力リレー40が設けてあり、
吐出ガス圧を検出できるようになつている。
さらに、本体31には、ここから油ポンプ4
1、油クーラ42、油フイルタ43を経て、ここ
で分岐して、本体31に至る油循環ライン44が
設けてあり、上記分岐した他方のラインは第2三
方電磁弁45を経て油圧室22に至つている。そ
して、本体31および第2三方電磁弁45からは
油タンク46に油を戻すラインと、この油タンク
46からは油ポンプ41に油を導くラインが設け
てある。
ここで、第2三方電磁弁45は始動時には油循
環ライン44から途中で分岐して来たラインを油
タンク46に戻すラインに連通させ、ロード、ア
ンロード運転状態の時には上記分岐ラインを油圧
室22に連通させるものである。
そして、本体31および油ポンプ41を始動さ
せた後、適宜第1,第2三方電磁弁39,45を
切り換えて、上述のように空圧室14、油圧室2
2内の圧力を自己の力で昇圧、減圧することによ
り、各弁を同時に作動させて始動時の状態、ロー
ド、アンロード運転状態に適宜切り換え可能とな
つている。
(考案の効果) 以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば、上述のように放気流路開閉部と吸込流路開
閉部と起動アンロード部とから構成してある。
このため、始動後運転の途中でのロード運転あ
るいはアンロード運転への切換えを円滑かつ確実
に行うことができるという効果を有している。
また、上記第2実施例に示すように、吸気弁の
弁体部の受圧面積を第1ダイヤフラム部の受圧面
積より大きく形成した場合には、ロード運転から
アンロード運転状態への切り換える際、吸気弁の
急激な動きを抑制して、放気弁ガストツパーに大
きな力で衝突するのを防止でき、その損傷を少な
くし、装置の耐久性を向上させることができる。
さらに、アンロード運転からロード運転状態へ
の切り換えに際しても、吸気弁の開放時の流路抵
抗を小さくして円滑な切換動作が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の第1実施例である吸
気調節装置の各種状態を示す断面図、第4図は本
考案に係る吸気調節装置の断面図、第5図〜第7
図は第4図中A部の各種状態を示す部分拡大断面
図、第8図は第4図の吸気調節装置を適用したス
クリユ圧縮機の機器構成図、第9図は従来の吸気
調節装置の断面図である。 1,1a……吸気調節装置、2……放気流路開
閉部、3……吸込流路開閉部、4……起動アンロ
ード部、5……放気口、7……放気弁、8……第
1ばね、9……第2弁心棒、10……吸気口、1
1……第1ダイヤフラム、12……吸込流路、1
4……空圧室、15,15a……吸気弁、16,
16a……弁体、19……第1弁心棒、20……
第1座金、21……第2ダイヤフラム、22……
油圧室、24……第2座金、25……第2ばね、
26……ピストンロツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 圧縮機本体吐出側の吐出流路に連通させて設
    けた放気流路の放気口を開閉する放気弁を、常
    時閉状態側に弾性的に付勢して設けた放気流路
    開閉部と、圧縮機本体吸込側に接続した吸込流
    路内の吸気口の側方に、吸込流路と第1ダイヤ
    フラムによりしや断し、かつ上記吐出流路と切
    換弁を介して接続した空圧室を有するととも
    に、上記吸気口を開閉する吸気弁の第1弁心棒
    を、上記2つの弁のいずれか一方が閉状態のと
    きには他方の弁を開状態に押圧するように放気
    弁の第2弁心棒と同軸上に突き合わせ可能に設
    けて、かつ上記第1ダイヤフラムを貫通させる
    とともに、この第1弁心棒に外嵌させた第1座
    金により第1ダイヤフラムと一体作動可能に設
    けた吸込流路開閉部と、大気圧側と第2ダイヤ
    フラムによりしや断した油圧室を上記空圧室に
    対して吸気口とは反対側に設ける一方、第2座
    金を介して上記第2ダイヤフラムと一体作動可
    能に、かつこれを貫通させるとともに、常時弾
    性力により上記第1弁心棒と同軸上、これに向
    かつて突き合わせ可能に付勢し、この突き合わ
    せ方向への移動により上記吸気弁を閉状態に押
    圧できるようにピストンロツドを設けて形成し
    た起動アンロード部とからなることを特徴とす
    る容積形圧縮機の吸気調節装置。 (2) 上記吸気弁の弁体部の受圧面積を第1ダイヤ
    フラム部の受圧面積より大きくしたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の容
    積形圧縮機の吸気調節装置。
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