JPH0524615A - 棚設備 - Google Patents

棚設備

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Publication number
JPH0524615A
JPH0524615A JP33733691A JP33733691A JPH0524615A JP H0524615 A JPH0524615 A JP H0524615A JP 33733691 A JP33733691 A JP 33733691A JP 33733691 A JP33733691 A JP 33733691A JP H0524615 A JPH0524615 A JP H0524615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable body
movable
shelves
moved
girder
Prior art date
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Pending
Application number
JP33733691A
Other languages
English (en)
Inventor
Gokichi Hatouchi
悟吉 波戸内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP33733691A priority Critical patent/JPH0524615A/ja
Publication of JPH0524615A publication Critical patent/JPH0524615A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 前後方向に一対配設した固定棚1間に、移動
棚2を前後方向で往復移動自在に複数配設し、移動棚2
と固定棚1の前面前方に作業スペースSを形成可能と
し、固定棚1の上部に左右方向のレール20を敷設し、レ
ール20に支持案内されるガーダー23を設け、ガーダー23
に支持されて作業スペースS内で移動自在な可動体25を
設け、可動体25に出し入れ具27を設けた棚設備。 【効果】 レールは固定棚上に、簡素な固定部材の使用
のみでほぼ直接に敷設でき、レール間で支持したガーダ
ー側の荷重は、固定棚を支持構造物として支持できる。
したがってレールは、特別な支持構造物を不要にしなが
らも強固に敷設でき、ガーダーを移動棚の上方にコンパ
クトに配置でき、移動棚の保管効率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば倉庫内や工場
内に設置され、物品を常に効率よく保管し得るととも
に、入出庫を容易に、かつ安全に行えるようにした棚設
備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動棚を使用した棚設備として
は、たとえば特公平2−19044 号公報に見られる移動棚
設備が提供されている。この従来構成では、支持構造物
などにより区画されたスペース内に、前後方向に往復移
動自在な複数の移動棚を配設しており、これら移動棚の
前面前方に作業スペースを形成可能としている。そして
移動棚の上方で支持構造物側に左右方向のレールを前後
一対に配設するとともに、これらレールにガイドされて
走行自在なアームを設けている。さらにアームにガイド
されて移動自在でかつ昇降自在なフォーク部が設けられ
ている。
【0003】この従来構成によると、移動棚群の移動に
より目的とする移動棚の前面前方に作業スペースを形成
し得、そしてアームの走行により作業スペース内でフォ
ーク部を移動し得るとともに、フォーク部の作動により
目的とする箇所に対して荷の出し入れを行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
よると、レールはブラケットなど支持部材を介して支持
構造物に強固に固定しなければならず、その支持部材は
特に上下方向で大型となり、したがって移動棚群の上方
にかなりのスペースを確保しなければならない。換言す
れば、レール支持構造により移動棚の保管効率が低下す
ることになる。さらにアーム側の荷重支持のため支持構
造物も大型化しなければならない。
【0005】本発明の目的とするところは、レールの敷
設は特別な支持構造物を用いることなく強固に行え、そ
してレール支持構造を簡素化し得て保管効率を極限にま
で向上し得る棚設備を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の棚設備は、上下方向ならびに左右方向に複数
の区画収納空間を有する固定棚と移動棚とを有し、前記
固定棚を前後方向に所定間隔を置いて一対配設し、これ
ら固定棚間に前記移動棚を、前後方向で往復移動自在に
複数配設するとともに、これら移動棚と固定棚の前面前
方に作業スペースを形成可能とした棚設備において、前
記固定棚の上部に左右方向のレールを敷設し、両レール
に支持案内されて左右方向に走行自在なガーダーを設
け、このガーダーに支持案内されて前後方向に移動自在
でかつ前記作業スペース内で移動自在な可動体を設け、
この可動体に、昇降自在でかつ前後方向に出退自在な出
し入れ具を設けている。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成によると、レールは固定棚
上に、簡素な固定部材の使用のみでほぼ直接に敷設し得
る。そしてレール間で支持したガーター側の荷重は、両
固定棚を支持構造物として床側で支持し得、したがって
特別な支持構造物を不要にし得る。
【0008】運転は、目的とする区画収納空間の前方に
作業スペースが生じるように移動棚群を移動させた状態
で、ガーターの支持案内により可動体を移動させて作業
スペースの端部外方に位置させる。次いでレールの支持
案内によりガーダーを走行させ、可動体を作業スペース
内で移動させて目的とする区画収納空間の前方に対向さ
せ停止させる。そして出し入れ具の昇降動と出退動との
組み合わせ動作により、目的とする区画収納空間に対し
て物品の入出庫を行える。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。1は前後一対の固定棚で、これら固定棚1間に、
固定棚間方向である前後方向で往復移動自在な複数の移
動棚2を配設している。各棚1,2は、上下方向ならび
に左右方向に複数の区画収納空間3を有する。各移動棚
2は、左右両端の側下部フレーム4にそれぞれ前後方向
で二個のつば付き車輪5を有し、また内側に位置する左
右一対の中間下部フレーム6は前後方向で二分割され、
各分割フレームにそれぞれ前後一対のつば無し車輪7を
有する。
【0010】そして移動棚2は、床側に敷設したレール
8,9上に車輪5,7を介して載置するとともに、それ
ぞれ搭載したモータ(走行駆動装置)10をつば無し車輪
7に連動連結することで、前後方向である一定経路11上
において各別に往復移動自在となる。ここで固定棚1の
設置間隔は、前記区画収納空間3の奥行寸法(前後寸
法)よりも少し長い寸法の作業スペースSを、固定棚1
と移動棚2の前面前方に少なくとも一箇所形成すべく設
定してある。
【0011】前記中間下部フレーム6は門型レール状で
あって、その前後端部には、移動制御信号を伝達するた
めの送受信器の一例である光電スイッチ12や、この光電
スイッチ12の投受光のための反射板13が取り付けられ
る。なお固定棚1の対応位置にも、光電スイッチ12また
は反射板13が取り付けられている。さらに移動棚2の一
側外面には制御装置14が設けられる。
【0012】前記棚1,2群の左右方向の一方の外方に
は荷捌き場15が形成され、この荷捌き場15には前後方
向、すなわち一定経路11に沿った方向で往復移動自在な
荷受け台16が設けられる。この荷受け台16は自走形式で
あって、前記レール8,9に沿って床側に敷設したレー
ル17に車輪などを介して支持案内され、そして上部は物
品支持部18に形成される。なお荷受け台16は2台が配置
され、それぞれ固定棚1の端部外方をホームポジション
19としている。
【0013】両固定棚1の上部には、それぞれ左右方向
のクレーンレール20が固定部材21を介して敷設され、こ
れらクレーンレール20に輪体22を介して支持案内される
ガーダー23は、棚1,2群と荷捌き場15との上方間に亘
って左右方向に走行自在となる。ここでガーダー23は、
左右一対のガイド部24Aと、これらガイド部24Aの端部
間を連結する前後一対の台車部24Bとから長形枠状に形
成され、そして台車部24Bに配設した前記輪体22を介し
てクレーンレール20上に載置される。
【0014】前記ガーダー23の両ガイド部24Aに支持案
内されて前後方向に移動自在な可動体25が設けられる。
この可動体25は、前後面が開放の箱状であって、その前
後方向の長さは前記作業スペースSの長さよりも少し短
く設定してあり、以て可動体25は作業スペースS内で左
右方向に移動自在となる。この可動体25内には昇降自在
なキャリッジ26が設けられ、そしてキャリッジ26には前
後方向に出退自在な出し入れ具27が設けられる。
【0015】なお前記荷受け台16の移動は従来の自走台
車制御方式により、前記ガーダー23の走行と可動体25の
移動とは従来の天井クレーン制御方式により、前記キャ
リッジ26の昇降と出し入れ具27の出退とは従来の自動倉
庫のクレーン制御方式により、それぞれ好適に制御され
る。
【0016】次に上記実施例の作用を説明する。前記ガ
ーダー23側と荷受け台16との間で物品の受け渡しを行う
に、まずクレーンレール20の支持案内によりガーダー23
を荷捌き場15の上方に走行させ、可動体25を荷捌き場15
内に位置させる。次いでレール17の支持案内により荷受
け台16をホームポジション19から可動体25に向けて移動
させ、この可動体25に接近した位置で停止させる。この
状態で、前記キャリッジ26の昇降動と出し入れ具27の出
退動との組み合わせ動作を行い、以て可動体25と荷受け
台16との間で物品の受け渡しを行える。
【0017】そして目的とする区画収納空間3の前方に
作業スペースSが生じるように移動棚2群を移動させ
る。この移動棚2群の移動は、モータ10の駆動によりつ
ば無し車輪7を強制回転させることで、車輪5,7を介
してレール8,9に支持させた状態で一定経路13上で行
われる。その際に光電スイッチ12からの投光が反射板13
で反射されるなどして移動制御信号の授受が行われ、以
って移動棚2は衝突などすることなく移動制御される。
【0018】このように作業スペースSを形成した状態
で、可動体25を移動させて作業スペースSの端部外方に
位置させる。この可動体25の移動は、所定間隔を置いた
2本のガイド部24Aに支持案内されることで、揺れるこ
となく安定して行われる。なお可動体25の移動に先立っ
て、荷受け台16はホームポジション19側に移動され、そ
してホームポジション19に停止した状態において、たと
えばフォークリフト車により荷受け台16に対して物品の
受け渡しが行われる。
【0019】前述したように作業スペースSの端部外方
に可動体25を位置させた状態でガーダー23を走行させ、
可動体25を作業スペースS内で移動させる。このとき可
動体25は、2本のガイド部24Aに支持されていることか
ら、走行方向で揺れることはない。そして可動体25を目
的とする区画収納空間3の前方に対向させて停止させ
る。この状態で前述したようにキャリッジ26の昇降動と
出し入れ具27の出退動との組み合わせ動作を行い、以て
目的とする区画収納空間3に対して物品の入出庫を行え
る。
【0020】上記実施例では、ホームポジション19に停
止した荷受け台16に対してフォークリフト車により物品
の受け渡しを行うようにしたが、これは図2の仮想線に
示すように、ホームポジション19に対向して固定荷受け
台30を設けたり、あるいは荷受け台16の移動経路の外側
にストレージコンベヤ31を配設して、荷受け台16との間
で物品の受け渡しを行うようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、レールは固
定棚上に、簡素な固定部材の使用のみでほぼ直接に敷設
でき、そしてレール間で支持したガーダー側の荷重は、
両固定棚を支持構造物として床側で支持することができ
る。したがってレールは、特別な支持構造物を不要にし
ながらも強固に敷設でき、これによりガーダーを移動棚
群の上方にコンパクトに配置でき、移動棚の保管効率を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、移動棚設備の斜視図
である。
【図2】同移動棚設備の概略平面図である。
【図3】同移動棚設備の概略側面図である。
【符号の説明】
1 固定棚 2 移動棚 3 区画収納空間 10 モータ(走行駆動装置) 15 荷捌き場 16 荷受け台 19 ホームポジション 20 クレーンレール 21 固定部材 23 ガーダー 24A ガイド部 24B 台車部 25 可動体 26 キャリッジ 27 出し入れ具

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下方向ならびに左右方向に複数の区画
    収納空間を有する固定棚と移動棚とを有し、前記固定棚
    を前後方向に所定間隔を置いて一対配設し、これら固定
    棚間に前記移動棚を、前後方向で往復移動自在に複数配
    設するとともに、これら移動棚と固定棚の前面前方に作
    業スペースを形成可能とした棚設備において、前記固定
    棚の上部に左右方向のレールを敷設し、両レールに支持
    案内されて左右方向に走行自在なガーダーを設け、この
    ガーダーに支持案内されて前後方向に移動自在でかつ前
    記作業スペース内で移動自在な可動体を設け、この可動
    体に、昇降自在でかつ前後方向に出退自在な出し入れ具
    を設けたことを特徴とする棚設備。
JP33733691A 1991-12-20 1991-12-20 棚設備 Pending JPH0524615A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33733691A JPH0524615A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 棚設備

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JP3095923A Division JP2927034B2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 移動棚設備

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JPH0524615A true JPH0524615A (ja) 1993-02-02

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JP33733691A Pending JPH0524615A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 棚設備

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS429726Y1 (ja) * 1964-06-08 1967-05-26
JPS5440621U (ja) * 1977-08-25 1979-03-17
JPS6082508A (ja) * 1983-10-07 1985-05-10 Itoki Kosakusho Co Ltd 移動棚装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS429726Y1 (ja) * 1964-06-08 1967-05-26
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