JPH05246043A - インクカートリッジ - Google Patents

インクカートリッジ

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Publication number
JPH05246043A
JPH05246043A JP4834292A JP4834292A JPH05246043A JP H05246043 A JPH05246043 A JP H05246043A JP 4834292 A JP4834292 A JP 4834292A JP 4834292 A JP4834292 A JP 4834292A JP H05246043 A JPH05246043 A JP H05246043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
solid ink
solid
ring
cylindrical case
Prior art date
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Pending
Application number
JP4834292A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Ishikawa
重夫 石川
Tomoyuki Okamoto
朋之 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP4834292A priority Critical patent/JPH05246043A/ja
Publication of JPH05246043A publication Critical patent/JPH05246043A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固形インクを簡単にかつ的確にインクタンク
へ補給し、固形インクの外部露出を防止し、固形インク
への不純物付着を防止する。 【構成】 リング外キー部30が補給穴キー部に合致さ
れると、リング18はインクタンクに固定され、円筒ケ
ース20を手で回転させると、円筒ケース20とリング
18を固着している位置決めロックは解除されて円筒ケ
ース20は回転可能になる。そして、円筒ケース20の
十字突起部36と固形インク10の十字穴部16が合致
しているために、固形インク10と円筒ケース20は一
体回転する。円筒ケース20を一回転させる間に固形イ
ンク10の円筒外周部のインクキー部12とリング18
のリング内キー部14が合致し、固形インク10はイン
ク補給穴を通ってインクタンク内に自由落下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホットメルト式カラー
インクジェットプリンタに使用されるインクカートリッ
ジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホットメルト式カラーインクジェ
ットプリンタに於ける固形インクの補給方法としては、
米国特許第4864330号明細書に示すようなものが
ある。その明細書に開示されているインクカートリッジ
50は、図3に示すように、カップ型コンテナ81内に
固形インク82が収容されている。そして、その固形イ
ンク82の上面には支持板83が設けられており、固形
インク82の上面を覆っている。そして、その支持板8
3の下面中央部から下方にねじ部84が突出形成されて
おり、そのねじ部84が固形インク82にねじり込まれ
ていることにより、固形インク82は支持板83に保持
されている。また、その支持板83の上面中央部にはハ
ンドル85が設けられており、ハンドル85の上方には
カップ型コンテナ81を密封するようにシール86がカ
ップ型コンテナ81に取り付けられている。
【0003】そして、その固形インク82の補給方法は
以下の手順で行なう。
【0004】まず、上部のシール86を剥がし、ハンド
ル85を持って矢印A方向に引上げ、カップ型コンテナ
81より固形インク82を外す。この時、固形インク8
2はカバー等により覆われておらず露出している。そし
て、図4に示すように、固形インク82の固形インクキ
ー部87をインクタンク90のインク補給穴88上部に
設けられた補充穴キー部89に合わせて、固形インク8
2をインク補給穴88に係合させる。次いで、ハンドル
部85を矢印B方向に数回回転させて、ハンドル部85
に設けられたねじ部84から固形インク82を離脱さ
せ、インクタンク90内に自由落下させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カップ
型コンテナ81から外した状態の固形インク82はむき
出し状態であるので、手で触る可能性がある。そして、
手の表面に付着している不純物(油分、水分)が固形イ
ンク82に付着すると、この不純物がインクタンク90
に混入し、最終的にはインクジェットヘッドの内部に混
入して、その結果この不純物が原因とされる印字不良が
発生したり、最悪の場合はインクジェットヘッド自体が
使用不可になる危険性があった。
【0006】例えば、油分の原因による印字不良の1つ
としてトランスパレンシフィルム上に印字した時この油
分の付近のインクののりが悪くなるインクはじき現象に
なったり、インクジェットヘッドノズル部に不純物が付
着し印字不可になったりすることがある。また、固形イ
ンク82がむき出しであるため、使用者の手が汚れると
いう問題もあった。さらに、固形インクをインクタンク
90に落下させるためには、ハンドルを数回回す必要が
あり、その操作は非常に面倒であった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、固形インク補給時に固形インク
の外部露出を防止し、インク溶融保管部への固形インク
の挿入を簡単に行えるカラーインクジェットプリンタに
使用されるインクカートリッジを提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のホットメルト式カラーインクジェットプリン
タに使用されるインクカートリッジは、常温時に固体状
態で加熱すると溶融する固形インクを覆うケースと、そ
のケースに形成され、固形インクをそのケースと共にイ
ンク補給方向の軸線を中心として一体回転可能に支持す
る支持部と、固形インクに設けられた係合部と、その係
合部と合致する係止部を有すると共に、ケースと係合
し、係合部と係止部とがずれた状態で固形インクを保持
する保持部材と、その保持部材をプリンタに設けられた
インク溶融保管部に固定する固定部材とを具備してい
る。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明において、固形イン
クは常温時では固体状態であり、加熱すると溶融する。
固形インクは、固形インクに設けられた係合部とその係
合部に合致する保持部材に設けられた係止部とをずらし
た状態で保持部材に保持されると共に、ケースにより覆
われている。そして、固定部材により保持部材をプリン
タのインク溶融保管部に固定し、ケースを回転させる
と、ケースに形成された支持部により、固形インクはそ
のケースと共にインク補給方向の軸線を中心として一体
回転され、保持部材の係止部と固形インクの係合部とを
係合させ、固形インクを軸方向に移動可能にし、固形イ
ンクの自重によりプリンタのインク溶融保管部に供給さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0011】図1は本発明のインクカートリッジの分解
図である。常温時は固体状態、高温時に液体状態になる
固形インク10は、図1に示すように型離れをよくする
ため上部が細く下部が太い勾配のついた円筒形状をして
いる。その円筒部にその上部から下部にわたって、2箇
所に細長くくぼんだ本発明の係合部としてのインクキー
部12が設けられており、その天井部中央には十字状の
十字穴部16が設けられている。
【0012】本発明の保持部材としてのリング18は円
筒ケース20の回転時のガイド部24を持っている。ま
た、リング18は、本発明のインク溶融保管部としての
インクタンク26の上面に設けられたインク補給穴28
への位置合せのために、リング18の外周部に突出した
リング外キー部30が設けられている。一方、リング1
8の内周部にもインクキー部12に対応する突出した本
発明の係止部であるリング内キー部14が設けられてい
る。
【0013】円筒ケース20は、固形インク10を内部
に収納できる大きさであり、固形インク10と同様に上
部が細く下部が太い勾配のついた円筒形である。また、
その上部には操作方法等を印刷したシール32が貼り付
けてあり、円筒ケース20は内部の固形インク10の色
を直視できるように透明な樹脂から構成されている。更
に、円筒ケース20を回しやすくするために円筒ケース
20の上部の全周にわたり凹凸のついた引掛かり部34
が設けられている。また、円筒ケース20の上面の内側
中央部には、内部の固形インク10の十字穴部16に合
致させるための十字型の十字突起部36が設けられてい
る。更に、円筒ケース20の回り止めのために円筒ケー
ス20の一部とリング18の一部とを軽く接着している
位置決めロック38がリング18に設けられている。
【0014】そして、通常即ちインクカートリッジ内に
固形インク10が収納されているときには、リング18
内のリング内キー部14の上に、ガイド部24に沿って
インクキー部12とリング内キー部14が合致しないよ
うに固形インク10が設置されている。また、円筒ケー
ス20は固形インク10にかぶさっており、位置決めロ
ック38により円筒ケース20はリング18に軽く固着
されている。円筒ケース20は固形インク10に、十字
突起部36と十字穴部16が合致するようにかぶせられ
ているので、円筒ケース20を回転させると、十字突起
部36及び固形インク10もそれに伴なって回転する。
【0015】更に、インクタンク26の上面中央部に
は、リング18のガイド部24と略同型のインク補給穴
28が設けられており、その穴からは固形インク10の
みがインクタンク26内に落下するようになっている。
そして、インク補給穴28の外周はリング外キー部30
に合致するようにくぼんでおり、補給穴キー部40が設
けられている。
【0016】次に、このように構成されたインクカート
リッジの固形インク10をインクタンク26に補給する
時の動作を図2を参照しながら示す。
【0017】まず、インクカートリッジを図2に示す状
態からB方向に下げて、インクカートリッジのリング1
8の外周部のリング外キー部30を補給穴キー部40に
合致させて、インクカートリッジをインクタンク26に
はめ込む。補給穴キー部40にリング外キー部30が合
致し引掛かることにより、リング18をインクタンク2
6に固定する。
【0018】次に、リング外キー部30が補給穴キー部
40に合致されて、リング18はインクタンク26に固
定されるので、円筒ケース20を手でC矢印方向に回転
させると、円筒ケース20とリング18を固着している
位置決めロック38は解除されて円筒ケース20は回転
可能になる。そして、円筒ケース20の十字突起部36
と固形インク10の十字穴部16が合致しているため
に、固形インク10も円筒ケース20の回転に伴なって
回転する。円筒ケース20を一回転させる間に固形イン
ク10の円筒外周部のインクキー部12とリング18の
リング内キー部14が合致し、固形インク10はインク
補給穴28を通ってインクタンク26内に自由落下す
る。
【0019】このように、インク補給時に円筒ケース2
0及びリング18をインク補給穴28にはめ込み、円筒
ケース20を一回転させるだけなので、非常に簡単にイ
ンク補給が行うことができる。また、固形インク10は
円筒ケース20によって覆われているので、インク補給
時にも固形インク10は外部に露出することはない。そ
のため、固形インク10には不純物が付着するおそれは
なく、また使用者の手が汚れるということもない。
【0020】また、シアン、マゼンダ、黄色、黒色の4
色のそれぞれの固形インクに対して、色毎にリング外キ
ー部30及び補給穴キー部40の位置関係、サイズ、形
等を変えることにより、4色の固形インクの色違いの誤
挿入を防止することができる。
【0021】尚、本発明は以上詳述した実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において種
々の変更は可能である。
【0022】例えば、位置決めロック38による固着構
造に代えて、リング18と円筒ケース20をテープ止め
にて固定しても、リング外キー部30が補充穴キー部4
0に合致され、リング18がインクタンク26に固定さ
れている状態で円筒ケース20を手で回転させると、テ
ープ止めが解除されて、円筒ケース20は回転可能にな
る。更に、円筒ケース20内部の十字突起部36も外周
部を多角形にして、円筒ケース20と固形インク10を
連動させてもよい。また、補給穴キー部40も回り止め
手段及び誤挿入防止手段を満足すれば図2の形状でなく
てもよい。また、インクキー部12を十字穴部16に対
して対称的に設け、それに対応してリング内キー部14
も同様にして設けることにより、円筒ケース20を半回
転させるだけで固形インク10をインクタンク26に補
給することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のインクカートリッジは、固形インクの外部露出を
防止することにより異物混入を防止でき、かつインク溶
融保管部へのインク補給を簡単にかつ的確に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のインクカートリッジの構成図で
ある。
【図2】図2は本発明のインクカートリッジのインク挿
入方法を示す説明図である。
【図3】図3は従来のインクカートリッジの構成図であ
る。
【図4】図4は図3の従来のインクカートリッジのイン
ク挿入方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 固形インク 12 インクキー部 14 リング内キー部 16 十字穴部 18 リング 20 円筒ケース 26 インクタンク 28 インク補給穴 30 リング外キー部 36 十字突起部 38 位置決めロック 40 補給穴キー部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常温時は固体状態である固形インクを加
    熱溶融し、保管するインク溶融保管部を備えたホットメ
    ルト式カラーインクジェットプリンタに使用されるイン
    クカートリッジにおいて、 前記固形インクを覆うケースと、 そのケースに形成され、固形インクをそのケースと共に
    インク補給方向の軸線を中心として一体回転可能に支持
    する支持部と、 前記固形インクに設けられた係合部と、 その係合部と合致する係止部と、 その係止部を有すると共に前記ケースと係合し、前記係
    合部と係止部とがずれた状態で固形インクを保持する保
    持部材と、 その保持部材を前記インク溶融保管部に固定する固定部
    材とを具備することを特徴とするインクカートリッジ。
JP4834292A 1992-03-05 1992-03-05 インクカートリッジ Pending JPH05246043A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4834292A JPH05246043A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 インクカートリッジ

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JP4834292A JPH05246043A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 インクカートリッジ

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JPH05246043A true JPH05246043A (ja) 1993-09-24

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ID=12800726

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JP4834292A Pending JPH05246043A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 インクカートリッジ

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