JPH0524463U - 車載用盗難防止装置 - Google Patents

車載用盗難防止装置

Info

Publication number
JPH0524463U
JPH0524463U JP8238191U JP8238191U JPH0524463U JP H0524463 U JPH0524463 U JP H0524463U JP 8238191 U JP8238191 U JP 8238191U JP 8238191 U JP8238191 U JP 8238191U JP H0524463 U JPH0524463 U JP H0524463U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference voltage
level
sensor
signal
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8238191U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2574355Y2 (ja
Inventor
正典 宇都宮
Original Assignee
株式会社ケンウツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ケンウツド filed Critical 株式会社ケンウツド
Priority to JP8238191U priority Critical patent/JP2574355Y2/ja
Publication of JPH0524463U publication Critical patent/JPH0524463U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2574355Y2 publication Critical patent/JP2574355Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 センサからの検知レベルによって誤動作を起
さないようにし、また、新たに設定した基準電圧を表示
するようにして基準電圧レベルの確認ができるようにし
た車載用盗難防止装置を提供するものである。 【構成】 予め設定された基準電圧レベルを越えたセン
サ検知信号を記憶する記憶手段と、この信号レベルを新
たな基準電圧に書き換える基準電圧書き換え手段とを設
けて構成した。また、センサによって検知された信号を
記憶し、設定スイッチによって記憶した信号レベルを表
示するレベル表示手段を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車載用盗難防止装置に係り、特に、ガラス破壊センサ機能の誤動作 を減少させるのに好適な車載用盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の車載用盗難防止装置としては、図6,図7に示すようなガラス破壊セン サ信号処理のブロック構成のものが提供されていた。
【0003】 図において、1はマイクロフォン、2はアンプ、3はフィルタ、5はA/Dコ ンバータ、6はマイクロコンピュータ、10はコンパレータ、11は基準電圧設定ボ リューム、12は基準電圧設定スイッチである。
【0004】 ブロックの構成としては、図6の例ではガラス破壊音を検知するマイクロフォ ン1はアンプ2に接続され、更に、フィルタ3を介してコンパレータ10の一方の 入力端子に加えられ、コンパレータ10の他の一方の入力端子には基準電圧設定ボ リューム11が接続されている。
【0005】 更に、コンパレータ10の出力はマイクロコンピュータ6の入力ポートの1つに 接続されている。
【0006】 上記のように構成されたブロックの動作は、マイクロフォン1で検知された音 の信号はアンプ2で増幅され、フィルタ3によってガラス破壊時に生ずる周波数 成分が取り出され、コンパレータ10の一方の入力である予め窓ガラスを叩くなり して設定しておいた基準電圧と比較される。
【0007】 フィルタ3からの出力レベルが基準電圧より大きい場合コンパレータ10より信 号がマイクロコンピュータ6に入力され、これを受けたマイクロコンピュータ6 は警報信号を出力して警報動作を行なうようになっている。
【0008】 また、図7で示す例では、フィルタ3の出力信号をA/Dコンバータ5に加え デジタル信号に変換してマイクロコンピュータ6に加えるようになっていて、予 め窓ガラスを叩くなりしてその時のレベルを基準電圧設定スイッチ7の操作によ ってマイクロコンピュータ6に基準電圧として記憶されたレベルと比較しマイク ロフォン1で検知されたレベルが基準電圧より大きければ上記同様警報動作に移 るようになっている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の車載用盗難防止装置においては、図6で示すように、 基準電圧が一度設定されるとそのレベルのままになっているので、また、基準電 圧を設定するとき窓ガラスを叩いたりして調整するので、このように設定した後 、装置を動作状態にした時、車外の雑音等で誤動作が頻繁に起こる欠点があった 。
【0010】 また、図7で示すように基準電圧の設定は基準電圧設定スイッチ12によって、 マイクロコンピュータ6に記憶されるが設定した基準電圧のレベル表示が行なわ れないので、使用者はその確認ができない欠点があった。
【0011】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来の欠点を解消し、一度警報動作を起こした外部の雑音による誤動作は2度と 起こさず、また、基準電圧の設定レベルが表示される車載用盗難防止装置を提供 するところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
図1はこの考案の機能ブロック図であり、この考案の車載用盗難防止装置は、 窓ガラスが破壊された時の音をマイクロフォンで構成されたセンサで検知し、そ の信号を増幅して予め設定されていた基準電圧と比較することで警報動作を行う 車載用盗難防止装置において、前記センサが動作し設定された基準電圧を越えた とき、この時のセンサ検知レベルを記憶する記憶手段と、それ以後、記憶手段に よって記憶されたレベルを新しい基準電圧として書き換える基準電圧書き換え手 段とを設けて構成したものである。
【0013】 また、窓ガラスが破壊されたときの音をマイクロフォンで構成されたセンサで 検知し、その信号を増幅して予め設定されていた基準電圧と比較することで警報 動作を行なう車載用盗難防止装置において、前記センサで検知したレベルを基準 電圧として設定するための設定スイッチと、基準電圧として設定された検知レベ ルを記憶する記憶手段と、記憶したレベルを前記設定スイッチの操作によって表 示するレベル表示手段とを設けて構成したものである。
【0014】
【作用】
この考案の作用を図1を用いて説明する。
【0015】 この考案によれば、窓ガラスが破壊された時の音をマイクロフォンで構成され たセンサで検知し、その信号を増幅して予め設定されていた基準電圧と比較する ことで警報動作を行う車載用盗難防止装置において、前記センサが動作し設定さ れた基準電圧を越えたとき、この時のセンサ検知レベルを記憶する記憶手段と、 それ以後、記憶手段によって記憶されたレベルを新しい基準電圧として書き換え る基準電圧書き換え手段とを設けて構成したので、車両外の雑音等の音により誤 動作して警報動作になることを防止できるようになる。
【0016】 また、窓ガラスが破壊されたときの音をマイクロフォンで構成されたセンサで 検知し、その信号を増幅して予め設定されていた基準電圧と比較することで警報 動作を行なう車載用盗難防止装置において、前記センサで検知したレベルを基準 電圧として設定するための設定スイッチと、基準電圧として設定された検知レベ ルを記憶する記憶手段と、記憶したレベルを前記設定スイッチの操作によって表 示するレベル表示手段とを設けて構成したので、使用者が基準電圧の設定確認が 容易になり設定を確実にさせることができるようになる。
【0017】
【実施例】
この考案に係る車載用盗難防止装置の実施例を図1乃至図5に基づき説明する 。
【0018】 なお、従来例と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0019】 図において、4はマイクロフォン1で検知された信号を直流電圧に変換する整 流器、5は整流器4の出力電圧をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ、6 はこの装置を制御するマイクロコンピュータ、7は基準電圧設定時及び表示時に 操作する設定スイッチ、8は警報動作時に音を発生するサイレン、9は表示器、 10,11はバッファである。
【0020】 また、マイクロコンピュータ6は、データの演算処理を行なう中央処理装置と 実行すべきプログラムを格納するROMとデータを記憶するRAM及び入出力ポ ートから構成されていて、A/Dコンバータ5と設定スイッチ7はマイクロコン ピュータ6の入力ポートに、また、バッファ10を介したサイレン8及びバッファ 11を介した表示器9はマイクロコンピュータ6の出力ポートに接続されている。
【0021】 そして、図2に示すこの考案の車載用盗難防止装置は、マイクロフォン1で検 知された信号をアンプ2,フィルタ3及び整流器4を介してA/Dコンバータ5 でデジタル信号に変換し、マイクロコンピュータ6内に記憶されている基準電圧 と比較し、そのレベルが基準電圧よりも大きければ、そのレベルを改めて基準電 圧として記憶すると共に警報信号を出力してサイレン8を動作させる。
【0022】 また、図3に示すこの考案の車載用盗難防止装置は、設定スイッチ7の操作よ りマイクロフォン1で検知し、A/Dコンバータ5でデジタル信号に変換された 信号を基準電圧としてマイクロコンピュータ6内に記憶すると共にそのレベルの 大きさを表示器9の点滅回数或は、サイレン8の鳴動回数等で使用者に知らせる ようになっている。
【0023】 次に、この装置の動作を図4及び図5のフローチャートに基づき説明する。
【0024】 この装置が動作を開始すると装置に対してアーミング要求があるかどうかをチ ェック(ステップS1)し、アーミング要求がなければフローは終了し、要求があ ればガラス破壊センサ(前記例ではマイクロフォン1)からの信号をチェックし て予め設定されている基準レベルとの比較を行なう(ステップS2)。
【0025】 ステップS2で破壊センサからの信号レベルが基準電圧を越えていれば、基準電 圧を現在入力された信号レベルの値に書き換え(ステップS3)その後、警報動作 を行なう(ステップS4)。
【0026】 なお、ステップS2で入力された信号レベルが基準電圧を越えていなければ或は 、ステップS4が終了すると、フローは他のセンサからの入力処理や警報動作を行 なう(ステップS5)。
【0027】 次に、装置に対してディスアーム要求があるかどうかをチェック(ステップS6 )し、要求がなければフローはステップS2へ戻り、要求があればフローは終了す る。
【0028】 また、実施例2として基準電圧の設定時そのレベルを表示する動作を図5のフ ローチャートで説明する。
【0029】 装置が動作を開始すると、基準電圧を設定する設定スイッチ7が押されたかど うかをチェック(ステップS1)し、押されていれば窓ガラスを叩く等して任意の 信号をマイクロフォン1で検知し、この値をアンプ2、フィルタ3、A/Dコン バータ5を介してマイクロコンピュータ6の入力ポートに加え、マイクロコンピ ュータ6内のRAMに記憶させ(ステップS2)、押されていなければフローは終 了する。
【0030】 次に、設定スイッチ7が押されているかどうかを再度チェック(ステップS3) し、押されていればRAMに記憶した基準電圧を点滅等で表示させ(ステップS4 )、押されていなければフローはステップS2に戻る。
【0031】 この実施例ではガラス破壊センサからの信号の例を上げたが他のアナログ信号 を出力しA/D変換してマイクロコンピュータ6内に取り込めるようなセンサに ついても同様に実施させることができる。
【0032】 また、記憶した基準電圧レベルを表示する表示器としては、7セグメントのL ED等で数値的に表現させることもできる。
【0033】 このようにこの考案の車載用盗難防止装置は、窓ガラスが破壊された時の音を マイクロフォンで構成されたセンサで検知し、その信号を増幅して予め設定され ていた基準電圧と比較することで警報動作を行う車載用盗難防止装置において、 前記センサが動作し設定された基準電圧を越えたとき、この時のセンサ検知レベ ルを記憶する記憶手段と、それ以後、記憶手段によって記憶されたレベルを新し い基準電圧として書き換える基準電圧書き換え手段とを設けて構成したものであ る。
【0034】 また、窓ガラスが破壊されたときの音をマイクロフォンで構成されたセンサで 検知し、その信号を増幅して予め設定されていた基準電圧と比較することで警報 動作を行なう車載用盗難防止装置において、前記センサで検知したレベルを基準 電圧として設定された検知レベルを記憶する記憶手段と、記憶したレベルを前記 設定スイッチの操作によって表示するレベル表示手段とを設けて構成したもので ある。
【0035】
【考案の効果】
この考案に係る車載用盗難防止装置によれば上述のように構成したので、以下 のような効果を奏する。
【0036】 予め設定されている基準電圧のレベルより大きいレベルが検知された時新しく 基準電圧が更新されるので、一度車外の雑音等により動作しても次からはその雑 音レベルでは動作しなくなり誤動作を減少させる効果がある。
【0037】 また、設定された基準電圧を表示できるようにしたので、使用者が設定の確認 が取り易くなると共に設定を確実にすることができる効果がある。
【0038】 しかも、設定した基準電圧の表示方法として既に装備されたものを使用するの でコスト高になることもなく実施も容易であるなどの優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の機能ブロック図である。
【図2】この考案の実施例1を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】この考案の実施例2を示す構成ブロック図であ
る。
【図4】実施例1のフローチャートである。
【図5】実施例2のフローチャートである。
【図6】従来例1を示す構成ブロック図である。
【図7】従来例2を示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロフォン 2 アンプ 3 フィルタ 4 整流器 5 A/Dコンバータ 6 マイクロコンピュータ 7 設定スイッチ 8 サイレン 9 表示器 10,11 バッファ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓ガラスが破壊された時の音をマイクロ
    フォンで構成されたセンサで検知し、その信号を増幅し
    て予め設定されていた基準電圧と比較することで警報動
    作を行う車載用盗難防止装置において、前記センサが動
    作し設定された基準電圧を越えたとき、この時のセンサ
    検知レベルを記憶する記憶手段と、それ以後、記憶手段
    によって記憶されたレベルを新しい基準電圧として書き
    換える基準電圧書き換え手段とを設けて構成したことを
    特徴とする車載用盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 窓ガラスが破壊されたときの音をマイク
    ロフォンで構成されたセンサで検知し、その信号を増幅
    して予め設定されていた基準電圧と比較することで警報
    動作を行なう車載用盗難防止装置において、前記センサ
    で検知したレベルを基準電圧として設定するための設定
    スイッチと、基準電圧として設定された検知レベルを記
    憶する記憶手段と、記憶したレベルを前記設定スイッチ
    の操作によって表示するレベル表示手段とを設けて構成
    したことを特徴とする車載用盗難防止装置。
JP8238191U 1991-09-13 1991-09-13 車載用盗難防止装置 Expired - Fee Related JP2574355Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8238191U JP2574355Y2 (ja) 1991-09-13 1991-09-13 車載用盗難防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8238191U JP2574355Y2 (ja) 1991-09-13 1991-09-13 車載用盗難防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0524463U true JPH0524463U (ja) 1993-03-30
JP2574355Y2 JP2574355Y2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=13773006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8238191U Expired - Fee Related JP2574355Y2 (ja) 1991-09-13 1991-09-13 車載用盗難防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2574355Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241856U (ja) * 1988-09-16 1990-03-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241856U (ja) * 1988-09-16 1990-03-22

Also Published As

Publication number Publication date
JP2574355Y2 (ja) 1998-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4107902B2 (ja) 防犯装置
US7541915B2 (en) Anti-theft system for vehicle
US20050173986A1 (en) Anti-theft system
JPH0524463U (ja) 車載用盗難防止装置
EP3128497A1 (en) Device for alerting on the approaching of emergency vehicles
JPH0546623U (ja) 自動車の盗難等感知器
JP2835537B2 (ja) 車両用盗難防止装置
JP4165555B2 (ja) 車両盗難防止システム
JP2000006761A (ja) 乗物用防犯警報装置
US7023329B2 (en) Air pressure induction type vehicle anti-thief device
CN204279355U (zh) 一种原车遥控器的防盗装置
JP3290160B2 (ja) 防犯装置における盗難行為の判定方法
JP2002245558A (ja) 盗難検知装置
KR100534304B1 (ko) 차량의 도난 및 충돌 감지시스템
JP2007269110A (ja) 車両用盗難防止装置
JP3290161B2 (ja) 防犯警報装置
JPH0137322Y2 (ja)
JP2600532Y2 (ja) 車載用盗難防止装置
KR970039994A (ko) 차량용 도난방지장치 및 그 제어방법
JPS62295751A (ja) 自動車用盗難警報制御装置
JPS61105256A (ja) 自動車の盗難防止装置
JP2004133706A (ja) 車上盗難警報装置
JP2001018758A (ja) 盗難検知装置
JPS6320250A (ja) 自動車用盗難警報制御装置
KR19980061047U (ko) 차량의 도난 경보장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees