JP3290161B2 - 防犯警報装置 - Google Patents
防犯警報装置Info
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Description
する。
例えば車両用の防犯警報装置においてはセンサにて異常
を検知し、そのセンサからの検知信号を受けて制御部が
盗難行為(いたずら行為を含む。以下同じ)の有無を判
定し、警報器から警報音を発生させるようにしている。
ンサが車両に加わった衝撃ないし振動を検知し、その衝
撃ないし振動レベルが一定レベルを超えたときに盗難行
為有りと判定して警報を発生させるようにしている。
を通り過ぎる他の車両,トラック等から発せられる地響
きや工事等により加わる振動,航空機の往来,地震,雷
等の外乱要素による衝撃ないし振動をも拾ってしまい、
実際に盗難行為が行われていないにも拘らず盗難があっ
たものと誤判定してしまって警報音を発生してしまうと
いった問題がある。
知らせるためのものであって大きな音であり、従って実
際に盗難行為が行われていないにも拘わらずこのような
警報音が発生してしまうと周辺に大きな迷惑を及ぼして
しまう。
一定の効果があることを認識していながらも誤警報を発
する恐れから、かかる防犯警報装置の使用に躊躇がある
というのが実情であった。
を背景とし、車両等に対する盗難行為を正確に検知し得
て誤警報の発生を防止することのできる防犯警報装置を
提供することを目的としてなされたものである。而して
請求項1の防犯警報装置は、外部から加えられた衝撃波
をセンサにて検出し、該センサからの衝撃波の信号を制
御部に入力して該制御部において信号処理し、人為的な
盗難行為によるものか否かを判定して警報部から警報を
発するようになした防犯警報装置において、前記制御部
を、前記センサからの信号がノイズ除去のために設定し
た第一しきい値を超えてから予め設定した第一規定時間
内に異常判定のために設定した、前記第一しきい値より
も大きい第二しきい値に達したか否かを判定し、達した
と判定したとき盗難行為が行われたものとして前記警報
部から警報を発生させるものとなしたことを特徴とす
る。
載の防犯警報装置において、前記制御部を、前記センサ
からの信号のピークが前記第一規定時間内に有るか否か
を判定し、有りと判定したときに前記警報部から警報を
発生させるものとなしたことを特徴とする。
載の防犯警報装置において、前記制御部を、前記センサ
からの信号のピークが前記第一規定時間内に有ると判定
した場合において、該第一規定時間よりも長い時間で設
定した第二規定時間内に第二のピークが無いか否かを判
定し、無いと判定したときに前記警報部から警報を発生
させるものとなしたことを特徴とする。
の何れかに記載の防犯警報装置において、前記第一規定
時間を150ms未満とすることを特徴とする。
載の防犯警報装置において、前記第一規定時間を100
ms以下とすることを特徴とする。
載の防犯警報装置において、前記第一規定時間を60m
s以下とすることを特徴とする。
載の防犯警報装置において、前記第二規定時間を120
ms以下とすることを特徴とする。
載の防犯警報装置において、前記第二規定時間を100
ms以下とすることを特徴とする。
の何れかに記載の防犯警報装置において、前記制御部
を、前記第二しきい値よりも小さく且つ前記第一しきい
値よりも大きい値で第三しきい値を設定し、前記第一規
定時間内に前記センサからの信号が該第三しきい値に達
したところで前記警報部から予備的な警告を発生させる
ものとなしたことを特徴とする。
9の何れかに記載の防犯警報装置において、前記防犯警
報装置は乗物用の防犯警報装置であることを特徴とす
る。
置において、誤警報が頻発するのはセンサによって検知
した衝撃ないし振動(以下単に衝撃とする)レベルが一
定レベルを超えているか否かで異常判定、つまり盗難行
為の有無を判定していることに基づくものである。この
ような判定方法の場合、上記のような外乱要素、例えば
車両等の横を通り過ぎる他の車両やトラック或いは土木
工事等により車両等に加わる衝撃等のレベルが一定レベ
ルを超えると必然的にこのような衝撃をも拾ってしまう
こととなる。
ベルを超えているか否かによって盗難行為の有無を判定
する限りこのような誤警報は避けられないものと考え、
そこで人為的な盗難行為が行われた場合と車両等の横を
トラック等が通過した際のセンサからの出力波形に着眼
し、その出力波形の調査研究を行った。その結果、人為
的な盗難行為が行われた場合と車両等の横をトラック等
が通過したような場合とでセンサからの出力波形に明確
な相違があることを見出した。
した車両の隣を土砂を満載した大型のトラックが地響き
をたてながら通過した際のセンサからの出力信号波形
を、また同図(B)はマフラー改造車が爆音を発しなが
ら通過した際のセンサからの出力信号波形をそれぞれ表
している。一方同図(A)は防犯警報装置を装着した車
両を人為的に手で叩いたときにセンサから出力された信
号波形を示したものである。
素によるセンサからの出力信号波形と人為的に車両が叩
かれたときのセンサからの出力信号波形との間には明確
な差が見て取れる。
形の場合、波形の立上りが緩やかで、出力波がノイズ除
去のために設定した第一しきい値を超えてからゆっくり
とピーク値(Vp)に到達すること、従ってその出力波
が異常判定のために設定した第二しきい値を超えた場合
においても第二しきい値を超えるまでの時間が長いこ
と、併せてピーク値に到達するまでの所要時間が長いこ
と等の特徴がある(図14(B)参照)のに対し、図13
(A)に示す波形の場合、波形の立上りが急峻で、第一
しきい値を超えてから速やかに第二しきい値を超えるこ
と、併せてピーク値に到達するまでの所要時間も短いこ
と等の特徴がある(図14(A)参照)ことが分る。
に基づくものである。即ち大型のトラックやマフラー改
造車両が通過する際の速度はほぼ一定であり、従って防
犯警報装置を装着した車両に加わる衝撃波は徐々に高ま
って来るのに対し、車両に対して盗難行為が行われる場
合には直接的に車両に且つ急激に衝撃が加わることか
ら、センサからの出力波形は急峻な立上りを示し、その
後振動が減衰して行くものと考えられる。
ラー改造車両が通過する場合の例を示したが、航空機が
上空を通過する場合においてもセンサからの出力波形は
同様のものとなる。但し工事等により車両に衝撃等が加
わった場合には若干様子は異なるものの、衝撃の発生源
が車両から遠距離にあり且つ衝撃が地面や空気を伝わっ
て車両に到るため、センサからの出力波形は上記図13
(B),(C)の波形と概略似たような波形となることが判
明している。
出力波形の場合、衝撃が地面や或いは空気を伝播して車
両に伝わることから、出力波が第一しきい値を超えてか
ら第二しきい値に到達するまでの所要時間及びピーク値
に到達するまでの所要時間は最も短い場合であっても6
0ms(ミリセカンド)以下となるようなことはなく、
その殆どは150ms以上であることが判明している。
これに対して車両への物理的接触による出力波形、即ち
人為的な盗難行為による出力波形の場合、ピーク値まで
の到達時間はどんなに長くても150ms以上となるこ
とはなく、その殆どが60ms以下であり、従って第一
しきい値を超えてから第二しきい値に到達するまでの時
間は当然にそれよりも短い。
れたものである。而して請求項1の防犯警報装置は、セ
ンサからの信号がノイズ除去のために設定した第一しき
い値を超えてから予め設定した第一規定時間内に異常判
定のために設定した第二しきい値に達したときに盗難行
為が行われたものとして警報部から警報を発生させるよ
うになしたもので、この防犯警報装置の場合、外乱要素
による防犯警報装置の誤動作を防止し得て、防犯警報装
置の信頼性を高めることができる。また目的とする行為
とそうでないものとを正確に識別できることから、セン
サの感度を高く設定して使用することができる。これに
より盗難行為が行われる際の微妙な状態変化をも容易に
検出することが可能となる。
定時間内にピークに達しているか否かは問わない。これ
に対し請求項2のものは、センサからの信号のピークが
上記第一規定時間内にあるか否かを判定し、有りと判定
したときに警報部から警報を発生させるようになしたも
のである。前述したように車両に対して直接的且つ物理
的な接触が行われた場合、センサからの出力波は急峻な
立上りを示し、極めて短時間にピークに到達する。従っ
て請求項2によれば、更に精度高く盗難行為の有無を判
定することが可能となる。
いても、ときとしてセンサからの出力波が短時間でピー
クに到達するといった可能性も否定できない。但し外乱
要素による波形であってしかも急峻な立上りを示すよう
な場合、第一のピークに続いて速やかに第二のピークが
現れる。尚ここでピークとは、前後の出力値に対して高
い出力値を示す部分を意味する。
場合、第一のピークを過ぎた波は第一しきい値に向って
ひたすら減衰するのみであり、第一のピークに続いて速
やかに第二のピークが現れるといったことはない。
センサからの信号のピークが第一規定時間内にある場合
において、更にそれよりも長い時間で設定した第二規定
時間内に第二のピークが無いか否かを判定し、無いと判
定したときに警報部から警報を発生させるようになした
もので、この請求項3の防犯警報装置によれば、更に精
度高く盗難行為の有無を判定することが可能となる。
(請求項4)、望ましくは100ms以下に(請求項
5)、更に望ましくは60ms以下に(請求項6)設定
しておくことができる。
することができ、より望ましくは100ms以下に設定
しておくことができる(請求項7,請求項8)。
直接的且つ物理的接触によりセンサから出力された波形
は、100ms以内に第二のピークが現れることは観測
されておらず、そこで第二規定時間を上記120ms、
特に100ms以下としておくことで盗難行為の検出を
精度高く行うことができる。
二しきい値との間に第三しきい値を設定しておき、上記
第一規定時間内にセンサからの信号がその第三しきい値
に達したときに警報部から予備的な警告を発生させるよ
うになすことができる(請求項9)。このようにしてお
けば本格的な盗難が行われる以前に相手を退散させるこ
とができる。
の盗難警報装置に適用して特に効果が大である(請求項
10)。
た場合の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。図1
において10はその防犯警報装置におけるセンサで、自
動車12の車両内部の適宜の位置に装着してある。本例
ではこのセンサ10として、衝撃ないし振動を電気信号
に変換するピエゾ素子を用いている。勿論他のセンサを
用いることも可能である。
ている。同図に示しているようにこの防犯警報装置の場
合、車両に加わる異常を検知するセンサ10と制御部1
4と警報部16とを含んで構成されている。ここで警報
部16は警報音合成回路18−1とスピーカ20とを有
しており、制御部14からの警報信号に基づいて警報音
合成回路18−1で警報信号を生成し、スピーカ20か
ら警報音を発報する。
ローパスフィルタ24,コンパレータ26−0,26−
1,26−2・・・26−n,電圧調整回路28−0,
28−1,28−2・・・28−n,パルスタイマ回路
30,AND回路32−1,32−2・・・32−n及
び判定回路34を含んで構成されている。
0からの出力信号が図3(I)に示しているようにプラ
ス電圧及びマイナス電圧を含んでいるため、ここで同図
(II)に示すようにマイナス電圧を除去するものであ
る。
ためのものである。即ちセンサ10からの信号波の中に
はピエゾ素子固有の振動に基づく高い周波数(60〜7
0Hz)の信号波と外部からの衝撃波とが混在している
ことから、そのピエゾ素子固有の振動に基づく信号波を
除去する(同図(III)参照)。
い値S0設定用のものであって、そのしきい値S0は電圧
調整回路28−0によって調整される。コンパレータ2
6−1〜26−nは、センサ10からの信号波の到達電
圧値を検出するためのもので、それぞれ電圧調整回路2
8−1〜28−nによって、比較のための基準電圧値が
調整される。ここではコンパレータ26−1→26−n
に向ってその基準電圧値が段階的に小さくなるように設
定してある。
値S0を超した時点から一定幅のパルス信号、ここでは
時間幅60msのパルス信号を発生する。パルスタイマ
回路30からのパルス信号はAND回路32−1〜32
−nのそれぞれのゲートに入力される。各AND回路3
2−1〜32−nは、パルスタイマ回路30からの信号
の入力によってゲートが開いている間だけ、各コンパレ
ータ26−1〜26−nからの信号を受け付ける。
ンパレータ26−1〜26−n,AND回路32−1〜
32−n等によって、センサ10からの出力波がしきい
値S 0を超えてから60ms以内にどのレベルまで上昇
到達したかが検出される。判定回路34は、その結果を
受けてセンサ10からの出力波が外乱要素によるものか
又は人為的な盗難行為によるものかを判定する。
素による出力波Gの場合、第一しきい値S0を超えてか
ら60ms(第一規定時間)以内の時間幅で第二しきい
値SHに到達せず、従ってこの場合には判定回路34は
外乱要素によるものと判定して警報音合成回路18−1
には警報信号を出力しない。
合、60ms以内に信号波がしきい値SHに到達するた
め、判定回路34がAND回路32−1〜32−nから
の出力信号に基づいてこれを盗難行為によるものと判定
し、警報音合成回路18−1に警報信号を出力する。警
報部16はこれを受けてスピーカ20から警報音を発報
する。
S0と第二しきい値SHとの間に第三しきい値SLを設定
しておいて、AND回路32−1〜32−nからの出力
信号によりセンサ10からの信号波がその第三しきい値
SLを超えたと判定したときに判定回路34から予備警
告音合成回路18−2に信号出力し、スピーカ20から
本来の警報音よりも小さい音圧レベルで予備警告音を発
報するようになすことができる。
1〜26−n及びAND回路32−1〜32−nを設け
て、センサ10からの出力波が60ms以内にどこまで
到達したかを見るようにしているが、場合によってしき
い値SHを超えるか否かだけを見るためのコンパレータ
26及びAND回路32を設けておき、しきい値SHに
到達したか否かのみを判定回路34で判定して警報部1
6から警報音を発報するようになすことも可能である。
サ10からの出力信号がしきい値S H,しきい値SLに到
達したか否かを2つのコンパレータ26−1,26−2
及びAND回路32−1,32−2で検出するようにな
しておき、しきい値SLを超えたときには予備警告音
を、またしきい値SHを超えたときには本来の警報音を
発報するようになすことも可能である。
る防犯警報装置の誤動作を防止し得て防犯警報装置の信
頼性を高めることができる。また目的とする行為とそう
でないものとを正確に識別できることから、センサ10
の感度を高く設定して使用することができる。これによ
り盗難行為が行われる際の微妙な状態変化をも容易に検
出することが可能となる。
第一規定時間(60ms)内にセンサ10からの信号が
その第三しきい値SLに達したときに警報部16から予
備的な警告を発生させるようにしており、このようにし
ておけば本格的な盗難が行われる以前に相手を退散させ
ることができる。
0ms以内にセンサ10からの信号レベルがしきい値S
Hを超えたか否かの判定はできるものの、同規定時間内
に信号のピークがあるかどうかについては判定すること
ができない。
場合の例を示している。図6に示しているように、この
例では制御部14がクリッピング回路22,ローパスフ
ィルタ24を備えている点で上記実施例と同様である
が、この例では制御部14がA/Dコンバータ36及び
演算判定回路38を備えており、その演算判定回路38
において60ms以内にピークがあるか否かの判定も併
せて行う。
出力信号をクリッピング回路22に通して信号のマイナ
ス電圧分を除去し(図8(II)参照)、またローパスフィ
ルタ24を通すことによって同図(III)に示している
ように波形を平滑化する。更に続いて同図(IV)に示し
ているようにA/Dコンバータ36により、連続したア
ナログ電圧信号をデジタル信号に信号変換する。そして
これを受けて演算判定回路38はそのデジタル信号に基
づいて演算処理を行う。
8による処理の内容を示している。図示のようにこの例
では、信号波がしきい値S0を超えた後信号電圧を5m
s間隔で100ms分(20ポイント分)保存し、そし
て信号電圧が60ms以内にしきい値SHを超えている
場合には、更にピーク値Vpが60ms以内にあるか否
かを判定する(ステップS10,S12,S14,S1
6,S18)。その結果、図9(VI)に示しているよう
にピーク値Vpが60ms以内に有ると判定したときに
は、車両に盗難行為が加えられたものと判定して警報部
16から警報音を発報させる(ステップS20)。
0ms以内にSHを超えていないと判定したとき、更に
はステップS18においてピーク値VPが60ms以内
に無いと判定した場合には、外乱要素により発生した信
号波であると判定して警報部16から警報音は発生させ
ない。尚、演算判定回路38は信号波がしきい値S0よ
り低下するまで待って再び同様の処理を繰り返す(ステ
ップS22)。
か否かを検出し、その結果に基づいてセンサ10からの
出力信号が人為的な盗難行為によるものであるか外乱要
素によるものであるかを判定しており、従って盗難行為
が行われたときに、より正確にこれを検出し警報発報す
ることができる。
理的な接触が行われた場合、センサ10からの出力波は
急峻な立上りを示し、極めて短時間にピークに到達す
る。従って本例によれば、更に精度高く盗難行為の有無
を判定することが可能となる。
うに警報部16に予備警告音合成回路18−2を備えて
おき、演算判定回路38においてセンサ10からの出力
信号が図9(VI)の第三しきい値SLを超えたか否かを
判定し(図11のステップS15)、その結果しきい値
SHを超えている場合には警報音を、またしきい値SLの
みを超えている場合には予備警告音を発報するようにな
すこともできる(ステップS24,S20,S26)。
理の他の例を示している。この例では、ステップS18
において60ms(第一規定時間)以内に出力信号のピ
ーク(ピーク値Vp)が有りと判定された場合におい
て、続くステップS28において100ms(第二規定
時間)以内に第二のピーク(ピーク値Vs)が有るか否
かを判定する。その結果、第二のピークが無いと判定し
たときには警報部16から警報音を発報させる。また一
方100ms以内に第二のピークが有ると判定した場合
には、外乱要素によるものと判定して警報音を発報しな
い。
接触による衝撃が発生した場合、その衝撃波はピークを
超えてからただ減衰するのみであって、第一のピークが
現れた後速やかに第二のピークが現れるといったことは
観測されていない。従ってこのように処理を行うことに
よって、更に精度高く盗難行為の有無を判定することが
可能となる。
くまで一例示である。例えば上記第一規定時間,第二規
定時間は上例以外の値に設定することも適宜に行い得
る。具体的には第一規定時間を150ms未満の値で、
或いはまた100ms以下の値で適宜に設定することも
可能である。更にまた第二規定時間は120msないし
それ以下の値で適宜に設定することが可能であるなど、
本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を
加えた形態で構成可能である。
を自動車に装着した状態を示す図である。
らの信号波の処理の内容を示す図である。
である。
を示す図である。
構成を示す図である。
判定の内容を表すフローチャートである。
らの信号波の処理の内容を示す図である。
処理の内容の図8に続く図である。
成を示す図である。
及び判定の内容を表すフローチャートである。
の処理及び判定の内容を表すフローチャートである。
る波形パターンとを示す図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 外部から加えられた衝撃波をセンサにて
検出し、該センサからの衝撃波の信号を制御部に入力し
て該制御部において信号処理し、人為的な盗難行為によ
るものか否かを判定して警報部から警報を発するように
なした防犯警報装置において、 前記制御部を、前記センサからの信号がノイズ除去のた
めに設定した第一しきい値を超えてから予め設定した第
一規定時間内に異常判定のために設定した、前記第一し
きい値よりも大きい第二しきい値に達したか否かを判定
し、達したと判定したとき盗難行為が行われたものとし
て前記警報部から警報を発生させるものとなしたことを
特徴とする防犯警報装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の防犯警報装置におい
て、前記制御部を、前記センサからの信号のピークが前
記第一規定時間内に有るか否かを判定し、有りと判定し
たときに前記警報部から警報を発生させるものとなした
ことを特徴とする防犯警報装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の防犯警報装置におい
て、前記制御部を、前記センサからの信号のピークが前
記第一規定時間内に有ると判定した場合において、該第
一規定時間よりも長い時間で設定した第二規定時間内に
第二のピークが無いか否かを判定し、無いと判定したと
きに前記警報部から警報を発生させるものとなしたこと
を特徴とする防犯警報装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の防犯警報
装置において、前記第一規定時間を150ms未満とす
ることを特徴とする防犯警報装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の防犯警報装置におい
て、前記第一規定時間を100ms以下とすることを特
徴とする防犯警報装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の防犯警報装置におい
て、前記第一規定時間を60ms以下とすることを特徴
とする防犯警報装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の防犯警報装置におい
て、前記第二規定時間を120ms以下とすることを特
徴とする防犯警報装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の防犯警報装置におい
て、前記第二規定時間を100ms以下とすることを特
徴とする防犯警報装置。 - 【請求項9】 請求項1〜8の何れかに記載の防犯警報
装置において、前記制御部を、前記第二しきい値よりも
小さく且つ前記第一しきい値よりも大きい値で第三しき
い値を設定し、前記第一規定時間内に前記センサからの
信号が該第三しきい値に達したところで前記警報部から
予備的な警告を発生させるものとなしたことを特徴とす
る防犯警報装置。 - 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載の防犯警
報装置において、前記防犯警報装置は乗物用の防犯警報
装置であることを特徴とする防犯警報装置。
Priority Applications (1)
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JP16296999A JP3290161B2 (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 防犯警報装置 |
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JP16296999A JP3290161B2 (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 防犯警報装置 |
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