JP4297933B2 - 防犯装置 - Google Patents

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Description

本発明は防犯装置に関し、より詳細には車両や建物等に設置して、不法な手段による室
内への侵入行為等の異常を検知して、警報処理を行うことのできる防犯装置に関する。
図17は、従来の車載用の防犯装置の要部を概略的に示したブロック図である。
車載用防犯装置50は、車室内への不法侵入行為等による異常を検出する異常検出セン
サ51と、制御部52と、警報出力手段53とを含んで構成されている。異常検出センサ
51は、単一の衝撃センサから構成されており、外部からの衝撃を検知すると、センサ信
号を制御部52に出力する。
制御部52は、異常検出センサ51からのセンサ信号が、不法侵入行為等に起因するも
のか否か(衝撃や振動のレベルが一定レベルを越えたか否か)を判定し、不法侵入行為等
に起因するものであると判定した場合に警報出力手段53に警報出力信号を出力するもの
であり、増幅回路、平滑回路、及び比較判定回路(いずれも図示せず)等を含んで構成さ
れている。警報出力手段53は、前記警報出力信号に基づいて不法侵入行為者等に対する
警報措置を行うものであり、駆動回路及びホ−ンやランプ等を含んで構成されている。こ
のような防犯装置50では、異常検出センサ51が異常を検出する(衝撃センサが衝撃や
振動を検知する)と、警報音が発せられることとなる。
しかしながら、従来の防犯装置50では、異常検出センサ51が、低コストで比較的検
出感度の良い衝撃センサのみで構成されているものが多く、窓ガラスや車両のボディ等に
対する比較的軽微な衝撃でも感度良く検出してしまい、その結果、車室内への不法侵入行
為ではない、例えば、通行人の多い市街地に駐車して、通行人が誤って車両に接触した場
合の衝撃や、強風や大雨等による振動でも過敏に反応してしまい、誤警報が多発してしま
うという課題があった。
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、不法な手段による室内への侵入行為等
の異常度合いを正確に判定することができ、誤警報をなくすことのできる防犯装置を提供
することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る防犯装置(1)は、外部から車両に加えられた衝撃により車体に伝わる振動を衝撃検知信号として検知する衝撃検知手段と、車室内を伝わる音圧を検知する音圧検知手段と、前記衝撃検知手段における所定レベル以上の衝撃検知したときのタイミングと、前記音圧検知手段における所定レベル以上の音圧検知したときのタイミングとの差に基づいて、車両ガラス部の破損の発生、及び車両ボディ部への弱い衝撃の発生のいずれかであるかを判定する被衝撃部位判定手段と、該被衝撃部位判定手段による被衝撃部位の判定結果に応じて、対応する警報処理を行う警報処理手段とを備えていることを特徴としている。
上記防犯装置(1)によれば、前記衝撃検知手段による所定レベル以上の衝撃検知したときのタイミングと、前記音圧検知手段による所定レベル以上の音圧検知したときのタイミングとの差から、車両ガラス部の破損の発生であるか、車両ボディ部への弱い衝撃の発生であるかを判定することができる。したがって、車両への侵入手段としては、車両ガラス部を破損して侵入するケ−スが想定されるが、車両ガラス部が割れるような強い衝撃と、車両ボディ部への弱い衝撃とを正確に判別することができ、判別された被衝撃部位に対応した的確な警報処理を行うことができ、誤警報をなくすことができる。
また本発明に係る防犯装置(2)は、上記防犯装置(1)において、前記被衝撃部位判定手段が、前記衝撃検知手段による所定レベル以上の衝撃検知したときのタイミングの方が、前記音圧検知手段による所定レベル以上の音圧検知したときのタイミングよりも早いと判定した場合、車両ガラス部の破損の発生と判定するものであることを特徴としている。
上記防犯装置(2)によれば、前記車両ガラス部が破損されるような強いインパクトの衝撃が加えられた場合には、前記所定レベル以上の衝撃検知したときのタイミングの方が、前記所定レベル以上の音圧検知したときのタイミングよりも早くなるため、前記被衝撃部位判定手段が、前記車両ガラス部を破損して侵入する行為に起因する衝撃であることを正確に判別することができる。
また本発明に係る防犯装置(3)は、上記防犯装置(2)において、前記被衝撃部位判定手段が、車両ガラス部の破損の発生と判定した場合、前記警報処理手段が、前記車両ガラス部の破損行為に対応した警報処理を行うものであることを特徴としている。
上記防犯装置(3)によれば、前記車両ガラス部の破損行為に対応した効果的な警報処理を行うことができ、前記車両ガラス部を破損して侵入しようとする者に対して的確な警報を発することで、侵入行為を諦めさせる効果を高めることができる。
また本発明に係る防犯装置(4)は、上記防犯装置(1)において、前記被衝撃部位判定手段が、前記音圧検知手段による所定レベル以上の音圧検知したときのタイミングの方が、前記衝撃検知手段による所定レベル以上の衝撃検知したときのタイミングよりも早いと判定した場合、車両ボディ部への弱い衝撃の発生と判定するものであることを特徴としている。
上記防犯装置(4)によれば、車両ボディ部へ弱い衝撃が加えられた場合には、前記所定レベル以上の音圧検知したときのタイミングの方が、前記所定レベル以上の衝撃検知したときのタイミングよりも早くなるため、前記被衝撃部位判定手段が、車両ボディ部に加えられた弱い衝撃であることを正確に判別することができる。
また本発明に係る防犯装置(5)は、上記防犯装置(4)において、前記被衝撃部位判定手段が、車両ボディ部への弱い衝撃の発生と判定した場合、前記警報処理手段が、前記車両ボディ部への衝撃の発生に対応した警報処理を行うものであることを特徴としている。
上記防犯装置(5)によれば、前記車両ボディ部への衝撃の発生に対応した効果的な警報処理を行うことができ、前記車両ボディ部に弱い衝撃を加えた者に対して的確な警報を発することで、注意を促す効果を高めることができる。
また本発明に係る防犯装置(6)は、上記防犯装置(1)において、前記衝撃検知手段
で検知された衝撃検知信号の示す衝撃レベルと、前記音圧検出手段で検知された音圧検知
信号の示す音圧レベルとに基づいて異常度合いを判定する異常度合判定手段をさらに備え
ていることを特徴としている。
上記防犯装置(6)によれば、前記衝撃検知手段で検知された衝撃検知信号の示す衝撃レベルと、前記音圧検出手段で検知された音圧検知信号の示す音圧レベルとを組み合わせて異常度合いを判定し、さらに前記衝撃検知手段による所定レベル以上の衝撃検知したときのタイミングと、前記音圧検知手段による所定レベル以上の音圧検知したときのタイミングとの差から、車両ガラス部の破損の発生であるか、車両ボディ部への弱い衝撃の発生であるかを判定することができる。したがって、従来の単一の衝撃検知手段による判定と比べて、判定精度を格段に向上させることができ、判定精度の向上により誤警報をなくすことができ、また、異常度合いと被衝撃部位とに応じた的確な警報処理を行うことが可能となる。
以下、本発明に係る防犯装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、参考例(1)に係る車載用防犯装置の要部を概略的に示したブロック図である。
図中10は、車載用防犯装置を示し、車載用防犯装置10は、衝撃センサ11と信号処
理部12とを含んで構成される衝撃検知手段13と、音圧センサ14と信号処理部15と
を含んで構成される音圧検知手段16と、マイクロコンピュ−タ(以下、マイコンと記す
)17とを含んで構成されており、マイコン17には、警報手段20が接続されている。
衝撃センサ11は、外部から加えられた衝撃や振動を検知するもので、加えられた衝撃
レベルに応じた電圧値を出力する半導体式感圧センサ等で構成されている。衝撃センサ1
1で検知された衝撃は、信号波に変換されて信号処理部12に出力される。
信号処理部12は、衝撃センサ11が出力した信号波を所定レベルまで増幅するための
信号増幅部12aと、信号増幅部12aで増幅された信号波から衝撃レベルを判定するの
に必要な所定周波数部分の信号を通過させるためのフィルタ部12bとを含んで構成され
ている。
音圧センサ14は、車室内を伝わる音圧を検知するもので、検知された音圧レベルに応
じた電圧値を出力するマイクロフォンや圧電素子等を含んで構成され、音圧センサ14で
検知された音圧は、信号波に変換されて信号処理部15に出力される。
信号処理部15は、音圧センサ14が出力した信号波を所定レベルまで増幅するための
信号増幅部15aと、信号増幅部15aで増幅された信号波から目的とする検出周波数帯
域の信号のみを通過させるためのフィルタ部15bとを含んで構成されている。
マイコン17は、所定のエネルギ値を閾値としてフィルタ部12bを通過した衝撃セン
サ信号のレベル判定を行うレベル判定部17aと、所定のエネルギ値を閾値としてフィル
タ部15bを通過した音圧センサ信号のレベル判定を行うレベル判定部17bと、レベル
判定部17aから出力された判定信号とレベル判定部17bから出力された判定信号とを
受信し、各判定信号に基づいて異常度合い(車両盗難等に直結する車両侵入行為は異常度
合いが高く、ボディへのいたずら行為や通行人等による接触行為などは異常度合いが低い
)を判定する異常度合判定手段17cと、異常度合判定手段17cによる異常度合いの判
定結果に基づいて、警報手段20に対して所定の警報処理を行う警報処理手段17dとを
含んで構成されている。
警報手段20は駆動回路(図示せず)を備え、警報手段20には、ホ−ンやサイレン等
の警報装置や、音声による警告を行う音声出力装置や、ランプ等、あるいは、これらを組
み合わせたものが採用される。
なお、車載用防犯装置10は、車室内の所定位置(ダッシュボ−ドの下方位置等)に設
置することができるが、衝撃センサ11及び音圧センサ14の設置場所による感度差の影
響を少なくするために、車両の前後左右の窓からの距離が均等になる位置、例えば、車室
内中央のセンタ−コンソ−ルBOX付近に設置することが望ましい。
次に、参考例(1)に係る車載用防犯装置10におけるマイコン17の行う処理動作を図2〜4に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。図2は、衝撃センサ11が衝撃を検知した時のマイコン17の行う割り込み処理動作を示している。
まず、ステップS1では、衝撃センサ11が所定レベル以上の衝撃を検知したか否かを
判断し、所定レベル以上の衝撃を検知したと判断すれば、ステップS2に進む。ステップ
S2では、検出された衝撃検知信号をマイコン17内のRAM(図示せず)に格納して、
ステップS3に進む。ステップS3では、図4に示すメインル−チンに戻す処理を行い、
その後処理を終了する。一方、ステップS1において、所定レベル以上の衝撃検知がなか
ったと判断すれば、ステップS3に進み、その後処理を終了する。
図3は、音圧センサ14が音圧を検知した時のマイコン17の行う割り込み処理動作を
示している。ステップS11では、音圧センサ14が所定レベル以上の音圧を検知したか
否かを判断し、所定レベル以上の音圧を検知したと判断すれば、ステップS12に進む。
ステップS12では、検出された音圧検知信号をマイコン17内のRAMに格納して、
ステップS13に進む。ステップS13では、図4に示すメインル−チンに戻す処理を行
い、その後処理を終了する。一方ステップS11において、所定レベル以上の音圧検知が
なかったと判断すれば、ステップS13に進み、その後処理を終了する。
図4は、マイコン17の行う異常判定処理のメインル−チンを示している。まず、ステ
ップS21では、RAMから衝撃センサ11及び音圧センサ14の衝撃検知信号と音圧検
知信号の読み出しを行い、ステップS22に進む。
ステップS22では、衝撃検知信号のレベルが所定レベル(窓ガラスが割れる程度の強
い衝撃レベル)以上であり、かつ音圧センサ14の音圧検知信号のレベルが所定レベル(
窓ガラスが割れる程度の強い音圧レベル)以上であるか否かを判断し、衝撃検知信号のレ
ベルが所定レベル以上であり、かつ音圧検知信号のレベルが所定レベル以上である、すな
わち車内への不法侵入行為に起因する強い衝撃が検知されたと判断すれば、ステップS2
5に進む。ステップS25では、不法侵入行為を行っている者に対して侵入行為を諦めさ
せるような大きな警報音をすぐに発生させる処理を行い、その後処理を終了する。
一方、ステップS22において、衝撃検知信号のレベルが所定レベル以上であり、かつ
音圧検知信号のレベルが所定レベル以上であることはないと判断すれば、ステップS23
に進む。ステップS23では、衝撃検知信号のレベルが所定レベル以上であり、かつ音圧
検知信号のレベルが所定レベルより小さいか否かを判断し、衝撃検知信号のレベルが所定
レベル以上であり、かつ音圧検知信号のレベルが所定レベルより小さい、すなわち、通行
人等の接触やボディへのいたずら程度の比較的弱い衝撃が検知されたと判断すれば、ステ
ップS26に進む。
ステップS26では、車両に接触した通行人やいたずら行為を行っている者に対して、
注意を促したり、威嚇するためのプリアラ−ムによる小さな警報音を発生させる処理を行
い、その後処理を終了する。
一方、ステップS23において、衝撃検知信号のレベルが所定レベル以上であり、かつ
音圧検知信号のレベルが所定レベルより小さいことはないと判断すれば、ステップS24
に進む。ステップS24では、衝撃検知信号のレベルが所定レベルより小さく、かつ音圧
検知信号のレベルが所定レベル以上であるか否かを判断し、衝撃検知信号のレベルが所定
レベルより小さく、かつ音圧検知信号のレベルが所定レベル以上である、すなわち大型ト
ラックや、マフラ−改造車等の大音量を発する車両等が近くを通過したと判断すれば、ス
テップS27に進む。ステップS27では、この場合、車両への侵入行為等の直接の被害
はないので、警報処理を行うことなく、その後処理を終了する。
一方ステップS24において、衝撃検知信号のレベルが所定レベルより小さく、かつ音
圧検知信号レベルが所定レベル以上であることはないと判断すれば、その後処理を終了す
る。
上記参考例(1)に係る車載用防犯装置10によれば、衝撃検知手段13で検知された衝撃検知信号のレベルと、音圧検知手段16で検知された音圧検知信号のレベルとを組み合わせて異常度合いを判定するので、異常判定の精度を格段に向上させることができ、誤警報をなくすことができる。
また、衝撃検知信号のレベルと、音圧検知信号のレベルとが共に異常と判定される大き
な衝撃が外部から加えられた場合に、異常度合判定手段17cが不法侵入行為(特に、窓
ガラスを割って侵入する行為)に起因するものであると判定するので、不法侵入行為が行
われている場合を正確に判別することができる。
また、この場合は、警報処理手段17dが不法侵入行為に対応した効果的な警報処理を
行うことにより、不法侵入行為者に対して的確な警報を発することで、侵入行為を諦めさ
せる効果を高めることができる。
また、衝撃検知信号のレベルが所定値以上、かつ音圧検知信号のレベルが所定値より小
さい衝撃が外部から加えられた場合には、異常度合判定手段17cが不法侵入行為に至る
強い衝撃ではないと判定し、通行人が誤って接触した場合や、いたずら程度の弱い衝撃が
加えられた場合を正確に判別することができる。
また、この場合は、警報処理手段17dがプリアラ−ムによる警報処理を行うことがで
き、車両に接触した通行人や、いたずら行為を行っている者に対して注意を促す的確な警
報を発することができ、いたずら行為等を止めさせる効果を高めることができる。
図5は、参考例(2)に係る車載用防犯装置の要部を概略的に示したブロック図である。但し参考例(2)に係る車載用防犯装置10Aは、衝撃検知手段13Aを構成する信号処理部12Aと、音圧検知手段16Aを構成する信号処理部15Aと、マイコン17Aとを除いて図1に示した車載用防犯装置10の構成と略同様であるので、ここでは異なる機能を有する構成部品には異なる符号を付し、その他の構成部品の説明を省略することとする。
信号処理部12Aは、信号増幅部12aと、フィルタ部12bと、フィルタ部12bを
通過した衝撃センサ信号の検波を行う検波処理部12cと、検波処理部12cで検波され
た信号レベルと予め設定された閾値電圧との比較判定を行い、検波信号の電圧値が閾値電
圧以上の場合に、マイコン17Aに衝撃検知信号を出力するレベル判定部12dとを含ん
で構成されている。
信号処理部15Aは、信号増幅部15aと、フィルタ部15bと、フィルタ部15bを
通過した音圧センサ信号の検波を行う検波処理部15cと、検波処理部15cで検波され
た信号レベルと予め設定された閾値電圧との比較判定を行い、検波信号の電圧値が閾値電
圧以上の場合に、マイコン17Aに音圧検知信号を出力するレベル判定部15dとを含ん
で構成されている。
マイコン17Aは、信号処理部12Aから出力された衝撃検知信号と、信号処理部15
Aから出力された音圧検知信号とに基づいて異常度合いを判定する異常度合判定手段17
eと、異常度合判定手段17eによる判定結果に基づいて、警報手段20に対して所定の
警報処理を行う警報出力手段17dとを含んで構成されている。
次に、参考例(2)に係る車載用防犯装置10Aにおけるマイコン17Aの行う処理動作を図6〜8に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。図6は、衝撃センサ11が衝撃を検知した時にマイコン17Aの行う割り込み処理を示している。
まずステップS31では、信号処理部12Aから出力される衝撃検知信号を検知したか
否かを判断し、衝撃検知信号を検知したと判断すれば、ステップS32に進む。ステップ
S32では、衝撃検知信号を検知したことを示す衝撃検知フラグを1にして、ステップS
33に進む。ステップS33では、図8に示すメインル−チンに戻す処理を行い、その後
処理を終了する。
一方、ステップS31において、衝撃検知信号を検知していないと判断すればステップ
S34に進み、ステップS34では、衝撃検知フラグを0にして、ステップS33に進む
また、図7は、音圧センサ14が音圧を検知した時にマイコンの行う割り込み処理を示
している。まずステップS41では、信号処理部15Aから出力される音圧検知信号を検
知したか否かを判断し、音圧検知信号を検知したと判断すれば、ステップS42に進む。
ステップS42では、音圧検知信号を検知したことを示す音圧検知フラグを1にして、
ステップS43に進む。ステップS43では、メインル−チンに戻す処理を行い、その後
処理を終了する。
一方、ステップS41において、音圧検知信号を検知しなかったと判断すれば、ステッ
プS44に進み、ステップS44では、音圧検知フラグを0にして、ステップS43に進
む。
図8は、マイコン17Aの行う異常判定処理のメインル−チンを示している。なお、図
4に示したメインル−チンと同一の処理動作(ステップS25〜S27)には、同一符号
を付し、その説明を省略することとする。
まずステップS51では、衝撃検知フラグと音圧検知フラグとを読み出す処理を行い、
ステップS52に進む。ステップS52では、衝撃検知フラグが1、かつ音圧検知フラグ
が1であるか否かを判断し、衝撃検知フラグが1、かつ音圧検知フラグが1である、すな
わち車内への不法侵入行為に起因する強い衝撃が検知されたと判断すれば、ステップS2
5に進む。ステップS25では、不法侵入行為に対する警報音をすぐに発生させる処理を
行い、その後処理を終了する。
一方、ステップS52において、衝撃検知フラグが1、かつ音圧検知フラグが1である
ことはないと判断すれば、ステップS53に進む。ステップS53では、衝撃検知フラグ
が1であり、かつ音圧検知フラグが0であるか否かを判断し、衝撃検知フラグが1であり
、かつ音圧検知フラグが0である、すなわち通行人等の接触やいたずら程度の弱い衝撃が
検知されたと判断すれば、ステップS26に進む。ステップS26では、プリアラ−ムに
よる小さな警報音を発生させる処理を行い、その後処理を終了する。
一方、ステップS53において、衝撃検知フラグが1であり、かつ音圧検知フラグが0
であることはないと判断すれば、ステップS54に進む。ステップS54では、衝撃検知
フラグが0であり、かつ音圧検知フラグが1であるか否かを判断し、衝撃検知フラグが0
であり、かつ音圧検知フラグが1である、すなわち大型トラックや、マフラ−改造車等の
大音量を発する車両等が近くを通過したと判断すれば、ステップS27に進む。
ステップS27では、この場合、車両への侵入行為等の直接の被害はないので、警報処
理を行うことなく、その後処理を終了する。一方ステップS54において、衝撃検知フラ
グが0であり、かつ音圧検知フラグが1であることはないと判断すれば、その後処理を終
了する。
上記参考例(2)に係る車載用防犯装置10Aによれば、上記参考例(1)に係る車載用防犯装置10と略同様の効果を得ることができる。さらに、マイコン17Aでは、衝撃検知フラグ及び音圧検知フラグの判定のみを行えば良いので、衝撃センサ11及び音圧センサ14の検知信号の成形波形のレベル判定を行う必要がなく、マイコン17Aの判定処理の負担を軽減させることができる。
図9は、実施の形態()に係る車載用防犯装置の要部を概略的に示したブロック図で
ある。但し実施の形態()に係る車載用防犯装置10Bは、マイコン17Bを除いて図
1に示した車載用防犯装置10の構成と略同様であるので、ここでは異なる機能を有する
マイコン17Bには異なる符号を付し、その他の構成部品の説明を省略することとする。
マイコン17Bは、レベル判定部17aで所定レベル以上の衝撃を検知したときの衝撃
検知タイミングと、レベル判定部17bで所定レベル以上の音圧を検知したときの音圧検
知タイミングとを計時するタイマ−手段17fと、タイマ−手段17fで計時された衝撃
検知タイミングと、音圧検知タイミングと基づいて、すなわち衝撃と音圧との伝播速度の
差から被衝撃体(特に窓ガラスへの衝撃かボディへの衝撃か)を判定する被衝撃体判定手
段17gと、被衝撃体判定手段17gによる被衝撃体の判定結果に基づいて、所定の警報
処理を行う警報処理手段17hとを含んで構成されている。
図10(a)〜(c)は、マイコン17Bの行う被衝撃体判定処理動作を説明するため
の、衝撃センサ11と音圧センサ14との検知状態を示すタイミングチャ−トである。
図10(a)は、衝撃センサ11、音圧センサ14ともに反応していない検知状態を示
しており、このような検知状態に対しては、警報処理は行われないようになっている。
図10(b)は、衝撃センサ11、音圧センサ14ともに所定レベル以上の反応を示し
、音圧センサ14の検知タイミング(時刻t1)の方が、衝撃センサ11の検知タイミン
グ(時刻t2)よりも早い検知状態を示しており、例えば、車両の窓ガラスに対して、割
れない程度の弱い衝撃やボディに対して衝撃が加えられた場合に、このような音圧と衝撃
との伝播速度差が生じる。
したがって、このような検知状態に対しては、窓ガラスを破損して車内に直接侵入する
行為に起因する衝撃ではない、すなわち被衝撃体が窓ガラスではないと判断して、窓ガラ
ス以外のボディ衝撃検知用の警報音を発する処理を行うようになっている。
図10(c)は、衝撃センサ11、音圧センサ14ともに所定レベル以上の反応を示し
、衝撃センサ11の検知タイミング(時刻t3)の方が、音圧センサ14の検知タイミン
グ(時刻t4)よりも早い状態を示しており、例えば、車両の窓ガラスに対して、割れる
程度の強い衝撃が加えられた場合に、このような衝撃と音圧との伝播速度差が生じる。
したがって、このような検知状態に対しては、窓ガラスを破損して車内に直接侵入する
行為に起因する衝撃である、すなわち被衝撃体が窓ガラスであると判断して、窓ガラス破
損侵入時用の警報音を発する処理を行うようになっている。
次に、実施の形態()に係る車載用防犯装置10Bにおけるマイコン17Bの行う処
理動作を図11〜13に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。図11は、衝撃セン
サ11が衝撃を検知した時のマイコン17Bの行う割り込み処理動作を示している。
まず、ステップS61では、衝撃センサ11が所定レベル(異常であることを検出する
レベル)以上の衝撃を検知したか否かを判断し、所定レベル以上の衝撃を検知したと判断
すれば、ステップS62に進む。ステップS62では、タイマ−手段17fで検知された
衝撃検知時のタイマ−値をRAMに格納し、ステップS63に進む。ステップS63では
、メインル−チンに戻す処理を行い、その後処理を終了する。一方、ステップS61にお
いて、所定レベル以上の衝撃を検知していないと判断すれば、ステップS63に進み、そ
の後、処理を終了する。
図12は、音圧センサ14が音圧を検知した時のマイコン17Bの行う割り込み処理動
作を示している。まず、ステップS71では、音圧センサ14が所定レベル(異常である
ことを検出するレベル)以上の音圧を検知したか否かを判断し、所定レベル以上の音圧を
検知したと判断すれば、ステップS72に進む。
ステップS72では、タイマ−手段17fで検知された音圧検知時のタイマ−値をRA
Mに格納し、ステップS73に進む。ステップS73では、メインル−チンに戻す処理を
行い、その後処理を終了する。一方、ステップS71において、所定レベル以上の音圧を
検知していないと判断すれば、ステップS73に進み、その後処理を終了する。
図13は、マイコン17Bの行う被衝撃体判定処理のメインル−チンを示している。ま
ずステップS81では、RAMから衝撃検知タイミングと音圧検知タイミングとのタイマ
−値を読み出す処理を行い、ステップS82に進む。
ステップS82では、読み出したタイマ−値に基づいて、衝撃検知タイミングの方が、
音圧検知タイミングより早いか否かを判断し、衝撃検知タイミングの方が、音圧検知タイ
ミングより早い、すなわち、被衝撃体が窓ガラスであり、該窓ガラスを破損して車内に直
接侵入する行為に起因するレベルの衝撃であると判断すれば、ステップS85に進む。ス
テップS85では、窓ガラス破損侵入時の警報音(車内侵入者に対して犯行を諦めさせる
ような警報音)を出力する処理を行い、その後処理を終了する。
一方、ステップS82において、衝撃検知タイミングの方が、音圧検知タイミングより
早くないと判断すれば、ステップS83に進む。ステップS83では、音圧検知タイミン
グの方が、衝撃検知タイミングより早いか否かを判断し、音圧検知タイミングの方が、衝
撃検知タイミングより早い、すなわち、窓ガラスを破損して車内に直接侵入する行為に起
因するレベルの衝撃ではないと判断すれば、ステップS86に進む。ステップS86では
、ボディ衝撃検知用の警報音を出力するプリアラ−ム処理を行い、その後処理を終了する
一方、ステップS83において、音圧検知タイミングの方が、衝撃検知タイミングより
早くないと判断すれば、ステップS84に進む。ステップS84では、衝撃検知タイミン
グと音圧検知タイミングとが一致しているか否かを判断し、衝撃検知タイミングと音圧検
知タイミングとが一致していると判断すれば、ステップS87に進む。
ステップS87では、ステップS86よりも音量レベルを下げた警報音を発生させるプ
リアラ−ム処理を行い、その後処理を終了する。一方ステップS84において、衝撃検知
タイミングと音圧検知タイミングとが一致していないと判断すれば、その後処理を終了す
る。
上記実施の形態()に係る車載用防犯装置10Bによれば、衝撃検知手段13による
衝撃検知タイミングと、音圧検知手段16による音圧検知タイミングとの差、すなわち衝
撃と音圧との伝播速度の差から被衝撃体が窓ガラスか否かを判定することができる。
例えば、車両等への侵入手段としては、窓ガラスを破損して侵入するケ−スが想定され
るが、窓ガラスが割れるような強い衝撃と、窓ガラスが割れない程度の弱い衝撃やボディ
への衝撃とを正確に判別することができ、判別された被衝撃体に対応した的確な警報処理
を行うことができ、誤警報をなくすことができる。
また、窓ガラスが割れるような強い衝撃が窓ガラスに加えられた場合には、衝撃検知タ
イミングの方が、音圧検知タイミングよりも早くなるため、被衝撃体判定手段17gが、
窓ガラスを破損して侵入する行為に起因する衝撃であることを正確に判定することができ
る。
この場合、警報処理手段17hが、窓ガラスの破損行為に対応した効果的な警報処理を
行うことにより、窓ガラスを破損して侵入しようとする者に対して的確な警報を発するこ
とができ、侵入行為を諦めさせる効果を高めることができる。
また、窓ガラス以外のボディ等に衝撃が加えられた場合には、音圧検知タイミングの方
が、衝撃検知タイミングよりも早くなるため、被衝撃体判定手段17gが、窓ガラス以外
のボディに加えられた衝撃であることを正確に判定することができる。
この場合、警報処理手段17hが、窓ガラス以外の部位に対応した効果的な警報処理を
行うことができ、窓ガラス部以外の部位に衝撃を加えた者に対して的確な警報を発するこ
とができ、注意を促す効果を高めることができる。
図14は、実施の形態()に係る車載用防犯装置の要部を概略的に示したブロック図
である。但し実施の形態()に係る車載用防犯装置10Cは、マイコン17Cを除いて
図5に示した車載用防犯装置10Aの構成と略同様であるので、ここでは異なる機能を有
するマイコン17Cには異なる符号を付し、その他の構成部品の説明を省略することとす
る。
マイコン17Cは、信号処理部12Aから出力された衝撃検知信号の検知タイミングと
、信号処理部15Aから出力された音圧検知信号の検知タイミングとを計時するタイマ−
手段17iと、タイマ−手段17iで計時された衝撃検知タイミングと、音圧検知タイミ
ングと基づいて、衝撃と音圧との伝播速度の差から被衝撃体(特に窓ガラスへの衝撃かボ
ディへの衝撃か)を判定する被衝撃体判定手段17jと、被衝撃体判定手段17jによる
被衝撃体の判定結果に基づいて、所定の警報処理を行う警報処理手段17hとを含んで構
成されている。
次に、実施の形態()に係る車載用防犯装置10Cにおけるマイコン17Cの行う処
理動作を図15、16に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、メインル−チ
ンの処理は、図13に示した処理と略同様であるのでここではその説明を省略することと
する。
図15は、衝撃センサ11が衝撃を検知した時にマイコン17Cの行う割り込み処理を
示している。まず、ステップS91では、信号処理手段12Aから出力される衝撃検知信
号を検知したか否かを判断し、衝撃検知信号を検知したと判断すれば、ステップS92に
進む。
ステップS92では、タイマ−手段17iで検知した衝撃検知時のタイマ−値をRAM
に格納し、ステップS93に進む。ステップS93では、メインル−チンに戻す処理を行
い、その後処理を終了する。一方、ステップS91において、衝撃検知信号を検知してい
ないと判断すれば、ステップS93に進み、その後、処理を終了する。
図16は、音圧センサ14が音圧を検知した時のマイコン17Cの行う割り込み処理動
作を示している。まず、ステップS101では、信号処理手段15Aから出力される音圧
検知信号を検知したか否かを判断し、音圧検知信号を検知したと判断すれば、ステップS
102に進む。
ステップS102では、タイマ−手段17iで検知した音圧検知時のタイマ−値をRA
Mに格納し、ステップS103に進む。ステップS103では、メインル−チンに戻る処
理を行い、その後処理を終了する。一方、ステップS101において、音圧検知信号を検
知していないと判断すれば、ステップS104に進み、その後処理を終了する。
上記実施の形態()に係る車載用防犯装置10Cによれば、上記実施の形態()に
係る車載用防犯装置10Bと略同様の効果を得ることができる。また、マイコン17Cで
は、信号処理手段12A、15Aから出力される衝撃検知信号及び音圧検知信号の検知時
のタイマ−値を格納し、該タイマ−値に基づいて被衝撃体の判定を行えば良いので、衝撃
センサ11及び音圧センサ14で検知された信号の成形波形のレベル判定処理を行う必要
がなく、マイコン17Cの処理負担を軽減させることができる。
なお、上記参考例(1)及び実施の形態()、または上記参考例(2)及び実施の形態()を適宜組み合わせて防犯装置を構成することも可能である。
このような防犯装置によれば、衝撃センサ11で検知された衝撃検知信号のレベルと、
音圧センサ14で検知された音圧検知信号のレベルとを組み合わせて異常度合いを判定す
ることができ、さらに衝撃センサ11による衝撃検知タイミングと、音圧センサ14によ
る音圧検知タイミングとの差、すなわち衝撃と音圧との伝播速度の差から被衝撃体を判定
することができる。したがって、従来の衝撃センサのみによる判定と比べて、判定精度を
格段に向上させることができ、判定精度の向上により誤警報をなくすことができ、また、
異常度合いと被衝撃体とに応じた的確な警報処理を行うことが可能となる。
参考例(1)に係る車載用防犯装置の要部を概略的に示したブロック図である。 参考例(1)に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う割り込み処理動作を示したフロ−チャ−トである。 参考例(1)に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う割り込み処理動作を示したフロ−チャ−トである。 参考例(1)に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。 参考例(2)に係る車載用防犯装置の要部を概略的に示したブロック図である。 参考例(2)に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う割り込み処理動作を示したフロ−チャ−トである。 参考例(2)に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う割り込み処理動作を示したフロ−チャ−トである。 参考例(2)に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。 本発明の実施の形態()に係る車載用防犯装置の要部を概略的に示したブロックである。 (a)〜(c)は、マイコンの行う被衝撃体判定処理動作を説明するための、衝撃センサと音圧センサとの検知状態を示すタイミングチャ−トである。 実施の形態()に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う割り込み処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態()に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う割り込み処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態(1)に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態()に係る車載用防犯装置の要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態()に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う割り込み処理動作を示したフロ−チャ−トである。 実施の形態()に係る車載用防犯装置におけるマイコンの行う割り込み処理動作を示したフロ−チャ−トである。 従来の車載用防犯装置の要部を概略的に示したブロック図である。
符号の説明
10、10A、10B、10C 車載用防犯装置
11 衝撃センサ
12、12A 信号処理部
13、13A 衝撃検知手段
14 音圧センサ
15、15A 信号処理部
16、16A 音圧検知手段
17、17A、17B、17C マイコン
17a、17b、レベル判定部
17c、17e 異常度合判定手段
17d、17h 警報処理手段
17f、17i タイマ−手段
17g、17j 被衝撃体判定手段
20 警報手段

Claims (6)

  1. 外部から車両に加えられた衝撃により車体に伝わる振動を衝撃検知信号として検知する衝撃検知手段と、
    車室内を伝わる音圧を検知する音圧検知手段と、
    前記衝撃検知手段における所定レベル以上の衝撃検知したときのタイミングと、前記音圧検知手段における所定レベル以上の音圧検知したときのタイミングとの差に基づいて、車両ガラス部の破損の発生、及び車両ボディ部への弱い衝撃の発生のいずれかであるかを判定する被衝撃部位判定手段と、
    該被衝撃部位判定手段による被衝撃部位の判定結果に応じて、対応する警報処理を行う警報処理手段とを備えていることを特徴とする防犯装置。
  2. 前記被衝撃部位判定手段が、
    前記衝撃検知手段による所定レベル以上の衝撃検知したときのタイミングの方が、前記音圧検知手段による所定レベル以上の音圧検知したときのタイミングよりも早いと判定した場合、車両ガラス部の破損の発生と判定するものであることを特徴とする請求項1記載の防犯装置。
  3. 前記被衝撃部位判定手段が、車両ガラス部の破損の発生と判定した場合、前記警報処理手段が、前記車両ガラス部の破損行為に対応した警報処理を行うものであることを特徴とする請求項2記載の防犯装置。
  4. 前記被衝撃部位判定手段が、前記音圧検知手段による所定レベル以上の音圧検知したときのタイミングの方が、前記衝撃検知手段による所定レベル以上の衝撃検知したときのタイミングよりも早いと判定した場合、車両ボディ部への弱い衝撃の発生と判定するものであることを特徴とする請求項1記載の防犯装置。
  5. 前記被衝撃部位判定手段が、車両ボディ部への弱い衝撃の発生と判定した場合、前記警報処理手段が、前記車両ボディ部への衝撃の発生に対応した警報処理を行うものであることを特徴とする請求項4記載の防犯装置。
  6. 前記衝撃検知手段で検知された衝撃検知信号の示す衝撃レベルと、前記音圧検出手段で検知された音圧検知信号の示す音圧レベルとに基づいて異常度合いを判定する異常度合判定手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の防犯装置。
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