JP4835244B2 - 車両用警報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主に自動車の盗難防止等に用いられる車両用警報装置に関するものである。
近年、自動車の高機能化が進む中、様々な警報装置を車両に装着し盗難防止等を図ったものが増えている。
このような従来の車両用警報装置について、図4及び図5を用いて説明する。
図4は従来の車両用警報装置のブロック回路図であり、同図において、1は車室内に装着されたマイクロフォン等の集音手段、2はアンプ等の増幅手段、3はマイコン等の電子部品から形成された制御手段で、集音手段1からの集音信号は増幅手段2によって増幅され、制御手段3に出力される。
また、4はアラームやブザー等の警報手段で、制御手段3が集音手段1からの集音信号に応じて、警報手段4を駆動するようにして車両用警報装置が構成されている。
以上の構成において、駐車時等に、別途設けられたスイッチ等を操作し、車両用警報装置を作動可能な状態にして、ドア等を施錠して車両から離れた後、例えば、この車両の窓ガラスが叩かれた場合には、図5の周波数特性図に示すような、8〜220Hz前後の音G1が発生する。
そして、この音G1を集音手段1が集音し、増幅手段2によって増幅された集音信号が制御手段3に出力されると、制御手段3が警報手段4を駆動させ、アラームやブザー等を吹聴して盗難防止用の警報装置が作動する。
また、同様に、車両のドアが叩かれた場合には、9〜170Hz前後の音D1が、ドアが開かれた場合には、5〜13Hz前後の音D2が、ドアが閉じられた場合には、4〜25Hz前後の音D3が発生し、これらを集音手段1が集音して、警報装置が作動するように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−135083号公報
しかしながら、上記従来の車両用警報装置においては、自車のドアの開閉や窓ガラスへの叩音に加え、図5に示すように、例えば、横に駐車していた他車のドアが閉じられた場合には、6〜40Hz前後の音A3が発生するが、この他車の音A3も集音手段1が集音して、警報装置が作動してしまうため、自車への盗難防止用警報とは異なる誤作動が生じるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、誤作動がなく、盗難防止の確実な検出が可能な車両用警報装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、集音手段から高周波フィルタを介して高周波領域の高周波集音信号と、これと並列に低周波フィルタを介して低周波領域の低周波集音信号を制御手段に入力すると共に、車両のドアの開閉を検出する検出手段からの開閉信号を制御手段に入力し、低周波集音信号が検出され、開閉信号が検出されていない場合には、制御手段が警報手段を駆動しないようにして車両用警報装置を構成したものであり、自車のドアが開閉され、開閉信号が検出された場合には警報装置を作動させると共に、開閉信号が入力されない場合でも、自車の窓ガラスやドアの音のように、高周波集音信号が入力された場合には、警報装置を作動させ、他車のドア音のように、低周波集音信号のみが入力された場合には、警報装置を作動させないようにすることで、誤作動がなく、盗難防止の確実な検出が可能な車両用警報装置を得ることができるという作用を有するものである。
以上のように本発明によれば、誤作動がなく、盗難防止の確実な検出が可能な車両用警報装置を実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による車両用警報装置のブロック回路図であり、同図において、1は車室内に装着されたマイクロフォン等の集音手段、5は8〜500Hzの高周波領域用の高周波フィルタ、6は3〜7.5Hzの低周波領域用の低周波フィルタで、高周波フィルタ5と低周波フィルタ6が集音手段1に並列に接続されている。
そして、集音手段1は車室内中央前方に取り付けられ、最も集音効率の良い、車両後方確認のためのルールミラー近傍に装着されている。
また、7はマイコン等の電子部品から形成された制御手段で、高周波フィルタ5と低周波フィルタ6が、アンプ等の増幅手段2を介して制御手段7に接続されている。
さらに、8は車両に装着されドアの開閉を検出するスイッチ等の検出手段、4はアラームやブザー等の警報手段で、検出手段8と警報手段4が制御手段7に接続され、制御手段7が高周波フィルタ5からの高周波集音信号や、低周波フィルタ6からの低周波集音信号、検出手段8からの開閉信号に応じて、警報手段4を駆動するようにして車両用警報装置が構成されている。
以上の構成において、駐車時等に、別途設けられたスイッチ等を操作し、車両用警報装置を作動可能な状態にして、ドア等を施錠して車両から離れた後、例えば、この車両の窓ガラスが叩かれた場合には、図2の周波数特性図に示すような、8〜220Hz前後の音G1が発生する。
そして、これを集音手段1が集音するが、この音G1は車両の周囲で発生する音としては8〜220Hz前後と、比較的高い高周波領域の音であるため、8〜500Hzの高周波領域XHの高周波フィルタ5を通過した後、増幅手段2によって増幅され、高周波集音信号として制御手段7に出力される。
そして、この音G1のみが高周波集音信号として入力された場合には、図3の警報作動チャート図に示すように、制御手段7が警報手段4を駆動させ、アラームやブザー等を吹聴して盗難防止用の警報装置が作動する。
また、車両のドアが叩かれた場合には、9〜170Hz前後の音D1が発生し、この音D1も高周波領域の音であるため、高周波領域XHの高周波フィルタ5から、高周波集音信号として制御手段7に出力され、上記の音G1と同様に、制御手段7が警報手段4を駆動して警報装置が作動する。
さらに、ドアが開かれた場合には、5〜13Hz前後の音D2が、ドアが閉じられた場合には、4〜25Hz前後の音D3が各々発生するが、これらの音D2やD3は、3〜7.5Hzの低周波領域XLと8〜500Hzの高周波領域XHの両方にまたがった周波数であるため、低周波フィルタ6と高周波フィルタ5の両方から、低周波集音信号及び高周波集音信号として制御手段7に出力される。
なお、このように自車のドアの開閉が行われた場合には、ドアの開閉を検出する検出手段8からも開閉信号が制御手段7に出力される。
つまり、自車のドアが開閉された場合には、図3に示すように、低周波集音信号と高周波集音信号に加え、開閉信号も制御手段7に出力され、この場合にも、制御手段7が警報手段4を駆動して、警報装置を作動させる。
また、例えば、横に駐車していた他車のドアが閉じられた場合には、図2に示すように、6〜40Hz前後の音A3が発生し、この音A3も低周波領域XLと高周波領域XHの両方にまたがった周波数であるため、低周波フィルタ6と高周波フィルタ5の両方から、低周波集音信号及び高周波集音信号として制御手段7に出力される。
ただし、この場合には、開閉されたドアが自車ではなく他車のドアであり、図3に示すように、検出手段8からは開閉信号が制御手段7に出力されないため、制御手段7が警報手段4を駆動せず、警報装置は作動しない。
つまり、自車の窓ガラスやドアが叩かれた場合のように、高周波領域XHの音G1やD1が発生し、高周波集音信号のみが入力された場合や、自車のドアが開閉されて、低周波領域XLと高周波領域XHの両方にまたがった音D2やD3が発生し、低周波集音信号と高周波集音信号、及び開閉信号が入力された場合には、制御手段7が警報手段4を駆動して、警報装置を作動させる。
これに対し、他車のドアが閉じられた場合のように、低周波領域XLと高周波領域XHの両方にまたがった音A3が発生し、低周波集音信号と高周波集音信号は入力されるが、検出手段8からの開閉信号は入力されない場合には、制御手段7がこれを判別して、警報装置を作動させないように構成されている。
すなわち、自車のドアが開閉され、開閉信号が検出された場合には警報装置を作動させると共に、開閉信号が入力されない場合でも、自車の窓ガラスやドアの音G1やD1のように、高周波集音信号が入力された場合には、警報装置を作動させ、他車のドアの音A3のように、低周波集音信号が入力された場合には、警報装置を作動させないようにすることで、誤作動がなく、盗難防止の確実な検出を行えるようになっている。
このように本実施の形態によれば、集音手段1から高周波フィルタ5を介して高周波領域XHの高周波集音信号と、これと並列に低周波フィルタ6を介して低周波領域XLの低周波集音信号を制御手段7に入力すると共に、車両のドアの開閉を検出する検出手段8からの開閉信号を制御手段7に入力し、低周波集音信号が検出され、開閉信号が検出されていない場合には、制御手段7が警報手段4を駆動しないことによって、自車のドアが開閉された場合や、自車の窓ガラス等のように高周波集音信号が入力された場合には、警報装置を作動させ、他車のドア音のように、低周波集音信号が入力された場合には、警報装置を作動させないようにすることで、誤作動がなく、盗難防止の確実な検出が可能な車両用警報装置を得ることができるものである。
本発明による車両用警報装置は、誤作動がなく、盗難防止の確実な検出が可能なものを提供することができ、主に自動車の盗難防止用装置として有用である。
本発明の一実施の形態による車両用警報装置のブロック回路図 同周波数特性図 同警報作動チャート 従来の車両用警報装置のブロック回路図 同周波数特性図
符号の説明
1 集音手段
2 増幅手段
4 警報手段
5 高周波フィルタ
6 低周波フィルタ
7 制御手段
8 検出手段

Claims (1)

  1. 集音手段と、この集音手段からの集音信号に応じて警報手段を駆動する制御手段からなり、上記集音手段から高周波フィルタを介して高周波領域の高周波集音信号と、これと並列に低周波フィルタを介して低周波領域の低周波集音信号を上記制御手段に入力すると共に、車両のドアの開閉を検出する検出手段からの開閉信号を上記制御手段に入力し、上記低周波集音信号が検出され、上記開閉信号が検出されていない場合には、上記制御手段が上記警報手段を駆動しない車両用警報装置。
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