JPH05244048A - ダイバーシティ受信機 - Google Patents
ダイバーシティ受信機Info
- Publication number
- JPH05244048A JPH05244048A JP4039387A JP3938792A JPH05244048A JP H05244048 A JPH05244048 A JP H05244048A JP 4039387 A JP4039387 A JP 4039387A JP 3938792 A JP3938792 A JP 3938792A JP H05244048 A JPH05244048 A JP H05244048A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- switching
- antenna
- timing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Noise Elimination (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ＦＭ放送にディジタル信号を多重して放送す
るＦＭ多重放送の切り替えダイバーシティの受信機にお
いて、アンテナ入力を選択する際に、多重されているデ
ィジタル信号のクロック信号のタイミングで切り替えを
行う。 【効果】 アンテナ切り替えによる誤りは発生せず、最
大限の受信品質を確保することができる。
るＦＭ多重放送の切り替えダイバーシティの受信機にお
いて、アンテナ入力を選択する際に、多重されているデ
ィジタル信号のクロック信号のタイミングで切り替えを
行う。 【効果】 アンテナ切り替えによる誤りは発生せず、最
大限の受信品質を確保することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＦＭ放送にステレオ音
声とは別のディジタルデータを多重して放送するＦＭ多
重放送の切り替えダイバーシティ受信機に関するもので
ある。
声とは別のディジタルデータを多重して放送するＦＭ多
重放送の切り替えダイバーシティ受信機に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来から、ＦＭ放送の切り替えダイバー
シティ受信機として、受信入力レベルの大きいアンテナ
を選択する受信機が知られている。また、ＩＦ信号の歪
成分を検出して、アンテナを選択する受信機も知られて
いる。
シティ受信機として、受信入力レベルの大きいアンテナ
を選択する受信機が知られている。また、ＩＦ信号の歪
成分を検出して、アンテナを選択する受信機も知られて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
切り替えダイバーシティ受信機では、アンテナを切り替
えた際にノイズが入り、受信データが誤る場合があると
いう欠点がみられた。また、受信データの誤りが多いよ
うな受信地点では、アンテナ切り替えによる誤りの増加
によって、誤り訂正符号の訂正能力を越えてしまう場合
があり、受信品質が劣化するという欠点もみられた。
切り替えダイバーシティ受信機では、アンテナを切り替
えた際にノイズが入り、受信データが誤る場合があると
いう欠点がみられた。また、受信データの誤りが多いよ
うな受信地点では、アンテナ切り替えによる誤りの増加
によって、誤り訂正符号の訂正能力を越えてしまう場合
があり、受信品質が劣化するという欠点もみられた。
【０００４】よって本発明の目的は、アンテナ切り替え
による誤りを発生させないようにすることにより、最大
限の受信品質を確保することができるダイバーシティ受
信機を提供することにある。
による誤りを発生させないようにすることにより、最大
限の受信品質を確保することができるダイバーシティ受
信機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、ＦＭ放送にディジタル信号を多重して
放送するＦＭ多重放送の切り替えダイバーシティ受信機
において、多重されている前記ディジタル信号に基づい
てクロック信号を再生するクロック再生手段と、ＩＦ信
号またはＲＦ信号からアンテナ切り替えのための制御信
号を検出する制御信号検出手段と、前記クロック信号の
タイミングに応答して前記制御信号を送出し、アンテナ
を切り替えるタイミング制御手段を具備したものであ
る。
めに、本発明は、ＦＭ放送にディジタル信号を多重して
放送するＦＭ多重放送の切り替えダイバーシティ受信機
において、多重されている前記ディジタル信号に基づい
てクロック信号を再生するクロック再生手段と、ＩＦ信
号またはＲＦ信号からアンテナ切り替えのための制御信
号を検出する制御信号検出手段と、前記クロック信号の
タイミングに応答して前記制御信号を送出し、アンテナ
を切り替えるタイミング制御手段を具備したものであ
る。
【０００６】
【作用】本発明の上記構成によれば、ＦＭ放送にディジ
タル信号を多重して放送するＦＭ多重放送の切り替えダ
イバーシティの受信機において、アンテナ入力を選択す
る際に、多重されているディジタル信号のクロック信号
のタイミングで切り替えを行うことにより、ダイバーシ
ティ切り替え時でも誤りなくデータの受信ができるよう
になる。
タル信号を多重して放送するＦＭ多重放送の切り替えダ
イバーシティの受信機において、アンテナ入力を選択す
る際に、多重されているディジタル信号のクロック信号
のタイミングで切り替えを行うことにより、ダイバーシ
ティ切り替え時でも誤りなくデータの受信ができるよう
になる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【０００８】図１は、本発明の一実施例による２チャン
ネル切り替えダイバーシティ受信機を示す。本図におい
て、１００，２００は受信アンテナ、１０２，２０２は
ＲＦ信号からＩＦ信号を得るダウンコンバータである。
１０４，２０４は受信入力レベルを検出するためのＩＦ
レベル検出回路、１０６，２０６はＦＭ復調回路であ
る。１０８は、受信入力レベルの大きいアンテナ入力を
選択するためのレベル比較器である。
ネル切り替えダイバーシティ受信機を示す。本図におい
て、１００，２００は受信アンテナ、１０２，２０２は
ＲＦ信号からＩＦ信号を得るダウンコンバータである。
１０４，２０４は受信入力レベルを検出するためのＩＦ
レベル検出回路、１０６，２０６はＦＭ復調回路であ
る。１０８は、受信入力レベルの大きいアンテナ入力を
選択するためのレベル比較器である。
【０００９】１１６は多重されているディジタル信号を
復調する回路、１１２は多重データのクロック信号を検
出する回路である。１１０は、レベル比較器１０８から
の制御信号を入力してクロック再生回路１１２からのク
ロックのタイミングで切り替え回路を制御するタイミン
グ制御回路である。１１４はｃｈ１，ｃｈ２のＦＭ復調
後、出力をタイミング制御回路１１０の制御に従って切
り替える切り替え回路である。
復調する回路、１１２は多重データのクロック信号を検
出する回路である。１１０は、レベル比較器１０８から
の制御信号を入力してクロック再生回路１１２からのク
ロックのタイミングで切り替え回路を制御するタイミン
グ制御回路である。１１４はｃｈ１，ｃｈ２のＦＭ復調
後、出力をタイミング制御回路１１０の制御に従って切
り替える切り替え回路である。
【００１０】次に、本実施例の動作を説明する。
【００１１】ＦＭ電波を受信アンテナ１００で受信し、
ダウンコンバータ１０２でＩＦ信号に変換する。ｃｈ２
についても同様の原理でＩＦ信号を得る。ＩＦレベル検
出回路１０４，２０４で受信入力レベルを検出し、レベ
ル比較器１０８でこれらＩＦレベル検出回路１０４およ
び２０４の出力を比較し、大きい方を選択するよう制御
信号を出力する。
ダウンコンバータ１０２でＩＦ信号に変換する。ｃｈ２
についても同様の原理でＩＦ信号を得る。ＩＦレベル検
出回路１０４，２０４で受信入力レベルを検出し、レベ
ル比較器１０８でこれらＩＦレベル検出回路１０４およ
び２０４の出力を比較し、大きい方を選択するよう制御
信号を出力する。
【００１２】一方、ＦＭ復調回路１０６，２０６の出力
信号であるコンポジット信号は、切り替え回路１１４に
よってどちらか一方が必ず選択されており、この信号か
らディジタル信号を抽出してディジタル復調回路１１６
で復調する。ディジタル復調回路１１６から、クロック
再生回路１１２でクロック信号を再生し、出力する。タ
イミング制御回路１１０では、レベル比較器１０８の出
力をクロック再生回路１１２のタイミングに従ってアン
テナ切り替え用制御信号として出力し、切り替え回路１
１４でアンテナ入力を切り替える。
信号であるコンポジット信号は、切り替え回路１１４に
よってどちらか一方が必ず選択されており、この信号か
らディジタル信号を抽出してディジタル復調回路１１６
で復調する。ディジタル復調回路１１６から、クロック
再生回路１１２でクロック信号を再生し、出力する。タ
イミング制御回路１１０では、レベル比較器１０８の出
力をクロック再生回路１１２のタイミングに従ってアン
テナ切り替え用制御信号として出力し、切り替え回路１
１４でアンテナ入力を切り替える。
【００１３】図２は、タイミング制御回路１１０の動作
を示すタイミング図の一例である。本図のようにクロッ
クの立ち下がりでデータが変化するような場合、クロッ
クの立ち下がりのタイミングでのみ切り替えの制御を行
う。
を示すタイミング図の一例である。本図のようにクロッ
クの立ち下がりでデータが変化するような場合、クロッ
クの立ち下がりのタイミングでのみ切り替えの制御を行
う。
【００１４】なお、クロック再生回路１１２の替わり
に、例えばブロック単位で方形波を出力する回路やフレ
ーム単位で方形波を出力する回路を用いることも可能で
ある。
に、例えばブロック単位で方形波を出力する回路やフレ
ーム単位で方形波を出力する回路を用いることも可能で
ある。
【００１５】また１０４，２０４，１０８からなるアン
テナ選択回路は、これまで説明してきた実施例のような
ＩＦレベルを検出して大きい方を選択する回路ではな
く、ＩＦ信号の歪を検出して歪の少ない方を選択する
等、いかなるダイバーシティ受信回路でもよい。
テナ選択回路は、これまで説明してきた実施例のような
ＩＦレベルを検出して大きい方を選択する回路ではな
く、ＩＦ信号の歪を検出して歪の少ない方を選択する
等、いかなるダイバーシティ受信回路でもよい。
【００１６】さらに、上記実施例は２ｃｈ切り替えダイ
バーシティ受信機についての例であるが、３ｃｈ以上の
切り替えダイバーシティでも同様の原理により実施可能
であることは言うまでもない。
バーシティ受信機についての例であるが、３ｃｈ以上の
切り替えダイバーシティでも同様の原理により実施可能
であることは言うまでもない。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナ切り替えによ
る誤りは発生せず、最大限の受信品質を確保することが
できる。
る誤りは発生せず、最大限の受信品質を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】アンテナ切り替えのタイミング図である。
１００，２００ 受信アンテナ １０２，２０２ ダウンコンバータ １０４，２０４ ＩＦレベル検出回路 １０６，２０６ ＦＭ復調回路 １０８，２０８ レベル比較器 １１０ タイミング制御回路 １１２ クロック再生回路 １１４ 切り替え回路 １１６ ディジタル復調回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森山 繁樹 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 斉藤 知弘 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 磯部 忠 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 山田 宰 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 ＦＭ放送にディジタル信号を多重して放
送するＦＭ多重放送の切り替えダイバーシティ受信機に
おいて、 多重されている前記ディジタル信号に基づいてクロック
信号を再生するクロック再生手段と、 ＩＦ信号またはＲＦ信号からアンテナ切り替えのための
制御信号を検出する制御信号検出手段と、 前記クロック信号のタイミングに応答して前記制御信号
を送出し、アンテナを切り替えるタイミング制御手段を
具備したことを特徴とするダイバーシティ受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4039387A JPH05244048A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | ダイバーシティ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4039387A JPH05244048A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | ダイバーシティ受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05244048A true JPH05244048A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12551598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4039387A Pending JPH05244048A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | ダイバーシティ受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05244048A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02222326A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ダイバーシチ受信機 |
| JPH0447729A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-17 | Clarion Co Ltd | ダイバーシティ方式ｆｍ多重放送受信機 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP4039387A patent/JPH05244048A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02222326A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ダイバーシチ受信機 |
| JPH0447729A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-17 | Clarion Co Ltd | ダイバーシティ方式ｆｍ多重放送受信機 |
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