JP2005260482A - ダイバシティ受信装置及びダイバシティ受信方法 - Google Patents

ダイバシティ受信装置及びダイバシティ受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 空間ダイバシティによる受信性能を低下させることなく、回路の小型化と、消費電力の低減を実現すること。
【解決手段】 アンテナANT1で受信されたOFDM信号は、RFミキサ36aにより第1の帯域の信号に変換される。アンテナANT2で受信されたOFDM信号は、RFミキサ36bにより第2の帯域の信号に変換される。後段ブロック40において、加算回路42は、第1前段ブロック30a及び第2前段ブロック30bから出力された信号を加算し、IFミキサ44の低域周波数への変換後、ADC回路50はA/D変換する。第1処理系ブロック52aにおいて、BPF回路54aは、ADC回路50から出力された信号から第1の帯域に相当する帯域の信号を抽出し、BPF回路54bは、第2の帯域に相当する帯域の信号を抽出する。合成回路60は、この抽出された信号を合成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイバシティ受信装置及びダイバシティ受信方法に関する。
従来から、フェージング等の受信状況の悪化に伴う伝送品質の低下を防止する受信技術として、複数のアンテナを用いた空間ダイバシティが知られており、受信性能の低下を防ぐため、最大比合成方式や等利得合成方式によるダイバシティ受信装置が知られている。
図6は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重方式)により変調された地上波デジタルテレビ放送(以下、地上波デジタルテレビ放送の電波信号のことを「OFDM信号」という。)を最大比合成方式でダイバシティ受信する受信装置900の機能構成を示すブロック図である。以下、同図を用いて、受信装置900の構成及び動作を簡単に説明する。
同図によれば、受信装置900は、チューナ部300と、復調部500と、復号部7とを備えて構成される。チューナ部300は、アンテナANT1を介してOFDM信号を受信する第1チューナ回路300aと、アンテナANT2を介してOFDM信号を受信する第2チューナ回路300bとを備えて構成される。
第1チューナ回路300aは、アンテナANT1と、LNA(Low Noise Amplifier)回路32aと、RF−BPF(Radio Frequency-Band Pass Filter)回路34aと、RFミキサ360aと、IF−BPF(Intermediate Frequency-Band Pass Filter)回路380aと、IFミキサ44aと、LPF(Low Pass Filter)回路46aとを備えて構成される。また、第2チューナ回路300bは、アンテナANT2と、LNA回路32bと、RF−BPF回路34bと、RFミキサ360bと、IF−BPF回路380bと、IFミキサ44bと、LPF回路46bとを備えて構成される。
第1チューナ回路300aにおいて、アンテナANT1を介して受信されたOFDM信号は、LNA回路32aによって増幅され、増幅された信号のうち、選択された放送局の帯域に相当する周波数帯域のOFDM信号がRF−BPF回路34aによって抽出される。そして、抽出されたOFDM信号はRFミキサ360aにより中間周波信号に変換され、当該中間周波信号からは、選択された放送局の周波数帯域の信号がIF−BPF回路380aにより抽出される。次いで、IFミキサ44aにより低域周波数を中心周波数とした信号に周波数変換され、LPF回路46aにより高調波ノイズを削除された後、復調部500へ出力される。尚、第2チューナ回路300bの構成・動作は、第1チューナ回路300aと同様であるので、その説明は省略する。
復調部500は、第1処理系ブロック520aと、第2処理系ブロック520bと、合成回路60と、復調回路62と、誤り訂正回路64とを備えて構成される。また、第1処理系ブロック520aは、ADC(Analog Digital Converter)回路50aと、同期回路56aと、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)回路58aとを備え、第2処理系ブロック520bは、ADC回路50bと、同期回路56bと、FFT回路58bとを備えて構成される。
第1処理系ブロック520aにおいて、ADC回路50aは、第1チューナ回路300aから出力された信号をA/D変換する。同期回路56aは、ADC回路50aによりA/D変換されたデジタル信号を直交復調することによりベースバンドであるOFDM信号に再生する(以下、同期回路による処理を「同期処理」という。)。FFT回路58aはFFT処理して、合成回路60へ出力する。尚、第2処理系ブロック520bの構成・動作は、第1処理系ブロック520aと同様であるので、その説明は省略する。
合成回路60は、第1処理系ブロック520aのFFT回路58aから出力された信号と、第2処理系ブロック520bのFFT回路58bから出力された信号とについて、OFDM信号内の各キャリアの信号を比較し、最良の信号を合成して抽出する。
復調回路62は、合成回路60から出力された信号を復調し、誤り訂正回路64は、所定の誤り訂正処理を行う。復号部7は、誤り訂正回路64から出力された信号を復号し、音声データ及び映像データを抽出する。
この受信装置900によれば、複数のアンテナの内、何れかのアンテナの受信状態が悪い場合でも、合成回路60の合成処理により、受信状態の良いアンテナの信号を基に最良の信号が合成処理される。
また、FFT処理により変換されたキャリア領域の信号(OFDM周波数領域信号)により、受信信号の位相差の影響を受けることなく合成処理を行うことができるため、一定の受信性能を維持することができる。
また、ダイバシティ受信装置の受信技術としては種々のものが知られているが、例えば、次のものが知られている。すなわち、アンテナとして利用されるイヤホンワイヤと、このイヤホンワイヤによる受信信号を信号処理するRFアンプ、ミキサ、IFアンプ及び検波回路とから成る系統を2系統備え、一方のイヤホンワイヤの受信不良を検出した場合に、他方のイヤホンワイヤの受信信号を選択して切り替える装置が知られている(特許文献1参照)。
更に、アンテナと、このアンテナにより受信された受信信号を信号処理するフロントエンド回路、IF増幅回路及びFM検波回路とを2系統備え、IF増幅回路の出力信号の信号レベルの高いほうの受信信号を選択して切り替えるダイバシティ受信装置が知られている(特許文献2参照)。
特開2002−314450号公報 特開平6−237196号公報
しかし、従来の受信装置900においては、受信信号を合成回路60において合成するまでに、各アンテナの受信信号を独立して信号処理するための2系統の回路が必要であるため、回路規模及び消費電力が増大してしまった。
また、特許文献1及び2のような装置では、受信状態のよいアンテナを選択して切り替える、いわゆる選択合成方式であるため、複数のアンテナ総ての受信状態が悪い場合には、装置全体の受信性能が低下してしまった。
また、各アンテナの受信信号には位相差がある可能性があり、その信号を切り替えることにより、位相の不連続性が生じてしまい、更に受信性能が低下してしまう可能性があった。
更に、切り替えの判断基準となる信号が受信信号から生成されているため、同じ種類の回路を2系統備える必要があった。そのため、回路規模が大きくなり、消費電力も多くなってしまっていた。
本発明は、上述したような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、空間ダイバシティによる受信性能を低下させることなく、回路の小型化と、消費電力の低減を実現することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載のダイバシティ受信装置は、
電波信号を受信する第1及び第2の受信手段(例えば、図1のアンテナANT1及びアンテナANT2)と、
前記第1の受信手段により受信された電波信号を第1の帯域(例えば、図2の第1の帯域fw1)の信号に変換する第1の変換手段(例えば、図1のRFミキサ36a、IF−BPF回路38a)と、
前記第2の受信手段により受信された電波信号を前記第1の帯域とは異なる帯域の第2の帯域(例えば、図2の第2の帯域fw2)の信号に変換する第2の変換手段(例えば、図1のRFミキサ36b、IF−BPF回路38b)と、
前記第1の変換手段により変換された信号(例えば、図1の信号IFa)と、前記第2の変換手段により変換された信号(例えば、図1の信号IFb)とを加算合成する加算合成手段(例えば、図1の加算回路42)と、
この加算合成手段により加算合成された信号を所定の周波数を中心周波数とする信号に変換するIF変換手段(例えば、図1のIFミキサ44)と、
このIF変換手段により変換された信号をA/D変換するA/D変換手段(例えば、図1のADC回路50)と、
このA/D変換手段により変換された信号の中から、前記第1の帯域に相当する帯域のデジタル信号を抽出する第1の抽出手段(例えば、図1のBPF回路54a)と、
前記A/D変換手段により変換された信号の中から、前記第2の帯域に相当する帯域のデジタル信号を抽出する第2の抽出手段(例えば、図1のBPF回路54b)と、
前記第1の抽出手段により抽出された信号と、前記第2の抽出手段により抽出された信号とを合成処理する合成手段(例えば、図1の合成回路60)と、
この合成手段により合成処理された信号を復調する復調手段(例えば、図1の復調回路62)と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、
電波信号を受信する第1及び第2の受信手段(例えば、図1のアンテナANT1及びアンテナANT2)を備えたダイバシティ受信装置を用いたダイバシティ受信方法であって、
前記第1の受信手段により受信された電波信号を第1の帯域(例えば、図2の第1の帯域fw1)の信号に変換する第1の変換ステップ(例えば、図1のRFミキサ36a及びIF−BPF回路38aによる処理ステップ)と、
前記第2の受信手段により受信された電波信号を前記第1の帯域とは異なる帯域の第2の帯域(例えば、図2の第2の帯域fw2)の信号に変換する第2の変換ステップ(例えば、図1のRFミキサ36b及びIF−BPF回路38bによる処理ステップ)と、
前記第1の変換ステップにおいて変換された信号(例えば、図1の信号IFa)と、前記第2の変換ステップにおいて変換された信号(例えば、図1の信号IFb)とを加算合成する加算合成ステップ(例えば、図1の加算回路42による処理ステップ)と、
この加算合成ステップにおいて加算合成された信号を所定の周波数を中心周波数とする信号に変換するIF変換ステップ(例えば、図1のIFミキサ44による処理ステップ)と、
このIF変換ステップにおいて変換された信号をA/D変換するA/D変換ステップ(例えば、図1のADC回路50による処理ステップ)と、
このA/D変換ステップにおいて変換された信号の中から、前記第1の帯域に相当する帯域のデジタル信号を抽出する第1の抽出ステップ(例えば、図1のBPF回路54aによる処理ステップ)と、
前記A/D変換ステップにおいて変換された信号の中から、前記第2の帯域に相当する帯域のデジタル信号を抽出する第2の抽出ステップ(例えば、図1のBPF回路54bによる処理ステップ)と、
前記第1の抽出ステップにおいて抽出された信号と、前記第2の抽出ステップにおいて抽出された信号とを合成処理する合成ステップ(例えば、図1の合成回路60による処理ステップ)と、
この合成ステップにおいて合成処理された信号を復調する復調ステップ(例えば、図1の復調回路62による処理ステップ)と、
を含むことを特徴としている。
請求項1又は3に記載の発明によれば、受信した電波信号を第1の帯域の信号と第2の帯域の信号とに変換して加算合成し、この加算合成した信号に対して所定の周波数を中心周波数とする信号へ変換して、A/D変換を行う。そして、A/D変換された信号から第1の帯域に相当する信号と、第2の帯域に相当する信号とを抽出して合成処理及び復調を行う。ここで、第1の帯域と第2の帯域とは異なる帯域であるから、加算合成時に、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号との干渉を防ぐことができる。このように、2つの信号を干渉することなく加算合成し、A/D変換後に2つの信号を抽出することにより、IF制御手段又はIF制御ステップからA/D変換手段又はA/D変換ステップまでの処理を、1系統にすることができる。従って、回路の小型化と消費電力の低減を実現することができる。
請求項2に記載のダイバシティ受信装置は、
電波信号を受信する第1及び第2の受信手段(例えば、図3のアンテナANT1及びアンテナANT2)と、
切替制御信号(例えば、図3の切替制御信号CS)を出力する切替制御手段(例えば、図3の切替制御回路68)と、
この切替制御手段から出力される切替制御信号に従って、前記第1及び第2の受信手段それぞれが受信した電波信号を交互に切り替えて出力する切替出力手段(例えば、図3のマルチプレクサ48)と、
前記切替出力手段により出力された信号をA/D変換するA/D変換手段(例えば、図3のADC回路50)と、
前記切替制御手段から出力される切替制御信号に従って、前記A/D変換手段により変換されたデジタル信号を時分割に分離することで、前記第1の受信手段により出力された信号のデジタル信号と前記第2の受信手段により出力された信号のデジタル信号とを抽出する抽出手段(例えば、図3のデマルチプレクサ51)と、
この抽出手段により抽出された各デジタル信号を合成処理する合成手段(例えば、図3の合成回路60)と、
この合成手段により合成処理された信号を復調する復調手段(例えば、図3の復調回路62)と、
を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、
電波信号を受信する第1及び第2の受信手段(例えば、図3のアンテナANT1及びアンテナANT2による処理ステップ)を備えたダイバシティ受信装置を用いたダイバシティ受信方法であって、
前記第1及び第2の受信手段それぞれが受信した電波信号を交互に切り替えて出力する切替出力ステップ(例えば、図3のマルチプレクサ48による処理ステップ)と、
前記切替出力ステップにおいて出力された信号をA/D変換するA/D変換ステップ(例えば、図3のADC回路50による処理ステップ)と、
前記A/D変換ステップにおいて変換されたデジタル信号を時分割に分離することで、前記第1の受信ステップにおいて出力された信号のデジタル信号と前記第2の受信ステップにおいて出力された信号のデジタル信号とを抽出する抽出ステップ(例えば、図3のデマルチプレクサ51による処理ステップ)と、
この抽出ステップにおいて抽出された各デジタル信号を合成処理する合成ステップ(例えば、図3の合成回路60による処理ステップ)と、
この合成ステップにおいて合成処理された信号を復調する復調ステップ(例えば、図3の復調回路62による処理ステップ)と、
を含むことを特徴としている。
請求項2又は4に記載の発明によれば、受信した2つの電波信号を交互に切り替えて出力し、この出力された信号をA/D変換し、A/D変換されたデジタル信号を時分割に分離することで、受信した2つの電波信号のデジタル信号を抽出して、合成処理及び復調を行う。このように、2つの電波信号を切り替えて出力した後、A/D変換後に2つの信号を抽出することにより、A/D変換手段又はA/D変換ステップの処理を1系統にすることができる。従って、回路の小型化と消費電力の低減を実現することができる。
請求項1又は3に記載の発明によれば、受信した電波信号を第1の帯域の信号と第2の帯域の信号とに変換して加算合成し、この加算合成した信号に対して所定の周波数を中心周波数とする信号へ変換して、A/D変換を行う。そして、A/D変換された信号から第1の帯域に相当する信号と、第2の帯域に相当する信号とを抽出して合成処理及び復調を行う。ここで、第1の帯域と第2の帯域とは異なる帯域であるから、加算合成時に、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号との干渉を防ぐことができる。このように、2つの信号を干渉することなく加算合成し、A/D変換後に2つの信号を抽出することにより、IF制御手段又はIF制御ステップからA/D変換手段又はA/D変換ステップまでの処理を、1系統にすることができる。従って、回路の小型化と消費電力の低減を実現することができる。
請求項2又は4に記載の発明によれば、受信した2つの電波信号を交互に切り替えて出力し、この出力された信号をA/D変換し、A/D変換されたデジタル信号を時分割に分離することで、受信した2つの電波信号のデジタル信号を抽出して、合成処理及び復調を行う。このように、2つの電波信号を切り替えて出力した後、A/D変換後に2つの信号を抽出することにより、A/D変換手段又はA/D変換ステップの処理を1系統にすることができる。従って、回路の小型化と消費電力の低減を実現することができる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明のダイバシティ受信装置を空間ダイバシティによるOFDM信号の受信装置1に適用した場合の第1実施形態について図1〜図2を参照して詳細に説明する。尚、本実施形態において図6に示して説明した受信装置900と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図1は、受信装置1の機能構成を示すブロック図である。同図によれば、受信装置1は、チューナ部3と、復調部5と、復号部7とを備えて構成される。チューナ部3は、アンテナANT1を介してOFDM信号を受信する第1前段ブロック30aと、アンテナANT2を介してOFDM信号を受信する第2前段ブロック30bと、後段ブロック40とを備えて構成される。
第1前段ブロック30aは、LNA回路32aと、RF−BPF回路34aと、RFミキサ36aと、IF−BPF回路38aとを備えて構成される。また、第2前段ブロック30bは、LNA回路32bと、RF−BPF回路34bと、RFミキサ36bと、IF−BPF回路38bとを備えて構成される。後段ブロック40は、加算回路42と、IFミキサ44と、LPF回路46とを備えて構成される。
ここで、本実施形態の特徴となるRFミキサ36a及び36bと、IF−BPF回路38a及び38bとの特性を図2を用いて説明する。尚、同図の横軸は周波数、縦軸は信号レベルを表す。
RFミキサ36aは、RF−BPF回路34aから出力された信号を第1の周波数f1(例えば、57MHz)を中心周波数とした信号に変換する。また、RFミキサ36bは、RF−BPF回路34bから出力された信号を第2の周波数f2(例えば、58MHz)を中心周波数とした信号に変換する。この第1の周波数f1と第2の周波数f2との間隔FWは、同じ放送局の電波信号が互いに干渉し合うことのない範囲(例えば、1MHz)に設定される。
IF−BPF回路38aは、RFミキサ36aにより周波数変換された信号のうち、第1の周波数f1を中心とした第1の帯域fw1の信号を抽出可能なフィルタ特性に設計される。また、IF−BPF回路38bは、RFミキサ38bにより周波数変換された信号のうち、第2の周波数f2を中心とした第2の帯域fw2の信号を抽出可能なフィルタ特性に設計される。
例えば、RFミキサ36aが、受信信号を57MHzを中心周波数として周波数変換した場合、地上波デジタルテレビ放送のOFDM信号の1放送局の帯域幅は5.6MHzであるから、選択された放送局の受信信号は、帯域fw1が54.2〜59.8MHzの信号s1に変換される。また、RFミキサ36bが、受信信号を58MHzを中心周波数として周波数変換した場合、選択された放送局の受信信号は、帯域fw2が55.2〜60.8MHzの信号s2に変換される。
そして、IF−BPF回路38aが、図2(a)のようなフィルタ特性fc1に設計されているため、IF−BPF回路38aは、RFミキサ36aから出力された信号の中から、第1の帯域fw1の信号s1を抽出して出力する。また、IF−BPF回路38bが、図2(b)のようなフィルタ特性fc2に設計されているため、IF−BPF回路38bは、RFミキサ36bから出力された信号の中から、第2の帯域fw2の信号s2を抽出して出力する。これにより、選択された放送局のOFDM信号は、IF−BPF回路38aから信号s1として出力され、また、IF−BPF回路38bから信号s2として出力される。この信号s1及びs2は異なる帯域に変換されているから、後述する加算回路42において加算合成されたとしても、互いに干渉することなく、加算合成される。
復調部5は、ADC回路50と、第1処理系ブロック52aと、第2処理系ブロック52bと、合成回路60と、復調回路62と、誤り訂正回路64とを備えて構成される。また、第1処理系ブロック52aは、デジタルフィルタであるBPF回路54aと、同期回路56aと、FFT回路58aとを備え、第2処理系ブロック52bは、BPF回路54bと、同期回路56bと、FFT回路58bとを備えて構成される。
第1処理系ブロック52aのBPF回路54aは、IF−BPF回路38aの抽出する信号の帯域である第1の帯域fw1に相当する帯域の信号を抽出可能なフィルタ特性に設計されている。また、第2処理系ブロック52bのBPF回路54bは、IF−BPF回路38bの抽出する信号の帯域である第2の帯域fw2に相当する帯域の信号を抽出可能なフィルタ特性に設計されている。
次に、受信装置1の具体的な動作を説明する。先ず、第1前段ブロック30aにおいて、アンテナANT1を介して受信されたOFDM信号は、LNA回路32aにより増幅され、選択された放送局の帯域に相当する周波数帯域のOFDM信号がRF−BPF回路34aにより抽出される。そして、抽出された信号が、RFミキサ36aにより第1の周波数f1を中心周波数とした信号に変換され、IF−BPF回路38aにより第1の帯域fw1の信号が抽出される。尚、第2前段ブロック30bの動作は、第1前段ブロック30aと同様であるので、その説明を省略する。
後段ブロック40において、第1前段ブロック30aのIF−BPF回路38aにより抽出された信号IFaと、第2前段ブロック30bのIF−BPF回路38bにより抽出された信号IFbとが、加算回路42により加算合成される。そして、この加算合成された信号は、第1の周波数f1及び第2の周波数f2よりも低域な周波数を中心周波数とする信号にIFミキサ44によって周波数変換され、LPF回路46によりフィルタされる。
復調部5において、チューナ部3から出力された信号は、ADC回路50によりA/D変換される。第1処理系ブロック52aにおいて、BPF回路54aは、A/D変換されたデジタル信号の中から第1の帯域fw1に相当する帯域の信号を抽出する。そして、同期回路56aは、同期処理を行い、FFT回路58aは、同期回路56aから出力された信号をFFT処理する。
第2処理系ブロック52bにおいて、BPF回路54bは、A/D変換されたデジタル信号から第2の帯域fw2に相当する帯域の信号を抽出する。そして、同期回路56bは、同期処理を行い、FFT回路58bは、同期回路56bから出力された信号をFFT処理する。
合成回路60は、第1処理系ブロック52aのFFT回路58aによりFFT処理された信号DSaと、第2処理系ブロック52aのFFT回路58bによりFFT処理された信号DSbとについて、OFDM信号内の各キャリア毎の信号を比較し、最良の信号を合成して抽出する合成処理を行う。例えば、信号DSaと信号DSbとの最大比合成を行う。最大比合成は公知技術であるが、簡単に説明すると、先ず、FFT処理された信号DSa及びDSbであるキャリア領域の信号の中から、OFDM方式による変調時に予め挿入されたSP信号(スキャッタードパイロット信号)を抽出し、同一周波数のサブキャリア毎の振幅レベルを計算する。そして、この計算結果に基づいて、合成後のサブキャリアのCN比が最も小さくなるように、信号DSa及び信号DSbのサブキャリアを合成する。尚、合成回路60の合成処理には、等利得合成を用いることとしてもよい。
復調回路62は、合成回路60により合成処理された信号を復調する。誤り訂正回路64は、所定の誤り訂正処理を行って、処理した信号を復号部7へ出力する。
以上、本実施形態によれば、アンテナANT1によって受信されたOFDM信号は、RFミキサ36aにより第1の周波数f1を中心周波数とした信号に変換され、IF−BPF回路38aにより第1の帯域fw1の信号が抽出される。また、アンテナANT2によって受信されたOFDM信号は、RFミキサ36bにより第2の周波数f2を中心周波数とした信号に変換され、IF−BPF回路38bにより第2の帯域fw2の信号が抽出される。そして、抽出された第1の帯域fw1の信号IFa及び第2の帯域fw2の信号IFbは、加算回路42により加算合成される。第1の帯域fw1と第2の帯域fw2とは、予め異なる帯域に設定されているため、信号IFa及びIFbは互いに干渉することなく加算回路42により加算合成される。
また、ADC回路50によりA/D変換されたデジタル信号の中から、BPF回路54aにより第1の帯域fw1に相当する帯域の信号が抽出され、BPF回路54bにより第2の帯域fw2に相当する帯域の信号が抽出されて、合成回路60により合成処理(最大比合成)される。これにより、一度加算合成された信号から、再度、アンテナANT1及びANT2により受信されたOFDM信号に対応するデジタル信号が抽出され、キャリア領域の信号によって合成回路60の合成処理が行われる。従って、後段ブロック40とADC回路50とについて、1系統の回路で済むため、受信装置1の回路規模の小型化及び消費電力の低減が実現される。また、1系統であるからといって受信性能が低下することもなく、受信装置1を構成することが可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、マルチプレクサ(MPX;multiplexer)及びデマルチプレクサ(DEMPX;demultiplexer)を用いた場合の実施形態である。
図3は、第2実施形態における受信装置1aの機能構成を示すブロック図である。尚、第2実施形態において図6に示して説明した受信装置900と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態における受信装置1aは、チューナ部300と、マルチプレクサ48と、復調部5aと、復号部7とを備えて構成される。復調部5aは、ADC回路50と、デマルチプレクサ51と、第1処理系ブロック52cと、第2処理系ブロック52dと、合成回路60と、復調回路62と、誤り訂正回路64と、切替制御回路68とを備えて構成される。また、第1処理系ブロック52cは、同期回路56a及びFFT回路58aを備え、第2処理系ブロック52dは、同期回路56b及びFFT回路58bを備えて構成される。
マルチプレクサ48は、切替制御回路68から出力される切替制御信号CSに従って、第1チューナ回路300aと第2チューナ回路300bとから出力される信号を時分割で交互に切り替えてADC回路50へ出力する回路である。
デマルチプレクサ51は、切替制御回路68から出力される切替制御信号CSに従って、ADC回路50から出力される信号を時分割に分離し、第1処理系ブロック52c及び第2処理系ブロック52dへ交互に切り替えて出力する回路である。このデマルチプレクサ51の動作により、第1チューナ回路300aから出力された信号に対応するデジタル信号が第1処理系ブロック52cに、第2チューナ回路300bから出力された信号に対応するデジタル信号が第2処理系ブロック52dに、分離・出力される。
切替制御回路68は、マルチプレクサ48の切り替えと、デマルチプレクサ51の切り替えとを制御するための切替制御信号CSを出力する回路である。具体的には、切替制御回路68が切替制御信号CSをマルチプレクサ48及びデマルチプレクサ51へ出力すると、マルチプレクサ48は、入力元となる第1チューナ回路300a及び第2チューナ回路300bを交互に切り替え、切り替えたチューナ回路から出力される信号をADC回路50へ出力する。その一方、デマルチプレクサ51は、出力先となる第1処理系ブロック52c及び第2処理系ブロック52dを交互に切り替えて、ADC回路50から出力される信号を切り替えた処理ブロックへ出力する。
このような切替制御回路68の制御により、マルチプレクサ48とデマルチプレクサ51とは、入力元と出力先とを同期的に切り替える。これにより、第1チューナ回路300aから出力された信号ASaのデジタル信号が、第1処理系ブロック52cにおいて信号処理され、第2チューナ回路300bから出力された信号ASbのデジタル信号が、第2処理系ブロック52dにおいて信号処理されることとなる。
従って、第2実施形態によれば、ADC回路50が、1系統分の回路で済むため、受信装置1a全体の回路の小型化及び消費電力の低減を実現することができる。また、1系統であるからといって、受信性能が低下することもない。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図4は、第3実施形態における受信装置1bの機能構成を示すブロック図である。第3実施形態における受信装置1bは、図1の受信装置1のチューナ部3をチューナ部3bに、復調部5を復調部5bに置き換えた構成である。尚、上述した第1実施形態において図1に示して説明した受信装置1と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図4によれば、チューナ部3bは、第1前段ブロック30a、第2前段ブロック30b、第3前段ブロック30c、・・・といった複数の前段ブロックと、後段ブロック40bとを備えて構成される。後段ブロック40bは、加算回路42bと、IFミキサ44と、LPF回路46とを備えて構成される。また、復調部5bは、第1処理系ブロック52a、第2処理系ブロック52b、第3処理系ブロック52b、・・・といった複数の処理ブロックと、ADC回路50と、合成回路60bと、復調回路62、誤り訂正回路64とを備えて構成される。
第1前段ブロック30a、第2前段ブロック30b、第3前段ブロック30c、・・・は、第1の帯域fw1、第2の帯域fw2、第3の帯域fw3、・・・といったそれぞれが異なる帯域の信号に受信信号を周波数変換する。そして、後段ブロック40bの加算回路42bは、各前段ブロックから出力された信号IFa、IFb、IFc、・・・を加算合成する。
また、復調部5bにおいては、第1処理系ブロック52a、第2処理系ブロック52b、第3処理系ブロック52c、・・・は、ADC回路50から出力されたデジタル信号から、第1の帯域fw1に相当する帯域の信号、第2の帯域fw2に相当する帯域の信号、第3の帯域fw3に相当する帯域の信号、・・・を抽出した後、同期処理及びFFT処理を行う。合成回路60bは、第1処理系ブロック52a、第2処理系ブロック52b、第3処理系ブロック52c、・・・から出力される信号DSa、DSb、DSc、・・・を合成処理する。
以上、第3実施形態によれば、異なる帯域の信号を抽出する複数の前段ブロックから出力される信号を加算合成し、A/D変換した後、復調部5bの複数の処理ブロックにおいて、各前段ブロックが抽出した帯域に相当する帯域の信号を抽出して合成処理を行う。従って、第1実施形態と同様の効果が得られるだけでなく、空間ダイバシティのアンテナ数を増やし、前段ブロックを3以上とすることが可能となる。この結果、ダイバシティ効果をより一層高めることができる。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図5は、第4実施形態における受信装置1cの機能構成を示すブロック図である。第4実施形態における受信装置1cは、図3の受信装置1aのチューナ部300をチューナ部3cに、マルチプレクサ48をマルチプレクサ48cに、復調部5aを復調部5cに置き換えた構成である。尚、上述した第2実施形態において図3に示して説明した受信装置1bと同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図5によれば、チューナ部3cは、第1チューナ回路300a、第2チューナ回路300b、第3チューナ回路300c、・・・といった複数のチューナ回路を備えて構成される。また、復調部5cは、第1処理系ブロック52a、第2処理系ブロック52b、第3処理系ブロック52c、・・・といった複数の処理ブロックを備えて構成される。
マルチプレクサ48cは、出力する信号のチューナ回路を、切替制御回路68cから出力される切替制御信号CScに従って、第1チューナ回路300a、第2チューナ回路300b、第3チューナ回路300c、・・・といった順序で切り替え、切り替えたチューナ回路から出力される信号をADC回路50へ出力する。
デマルチプレクサ51cは、ADC回路50によりA/D変換されたデジタル信号を時分割により分離することで、第1チューナ回路300a、第2チューナ回路300b、第3チューナ回路300c、・・・から出力された信号のデジタル信号を抽出して、第1処理系ブロック52a、第2処理系ブロック52b、第3処理系ブロック52c、・・・へと出力する。合成回路60cは、第1処理系ブロック52a、第2処理系ブロック52b、第3処理系ブロック52c、・・・から出力される信号DSa、DSb、DSc、・・・を合成処理する。
以上、第4実施形態によれば、複数のチューナ回路から出力される信号を、マルチプレクサ48が切り替えて出力し、この出力された信号をA/D変換した後、デマルチプレクサ51がA/D変換されたデジタル信号を時分割して分離し、各チューナ回路に対応する処理ブロックに出力する。従って、第2実施形態と同様の効果が得られるだけでなく、空間ダイバシティのアンテナ数を増やし、チューナ回路を3以上とすることが可能となる。この結果、ダイバシティ効果をより一層高めることができる。
尚、本実施形態において、本発明を地上波デジタルテレビ放送の受信装置として説明したが、本発明の適用可能なものはこれに限られたものではなく、適宜変更可能である。例えば、衛星デジタル放送やデジタル音声放送の受信装置に適用することとしてもよいし、携帯電話機等のデジタル通信装置に適用することとしてもよい。
本発明の実施形態における受信装置の機能構成を示すブロック図。 (a)は第1前段ブロックのRFミキサ及びIF−BPF回路の特性を示す図、(b)は第2前段ブロックのRFミキサ及びIF−BPF回路の特性を示す図。 本発明の第2実施形態における受信装置の機能構成を示すブロック図。 本発明の第3実施形態における受信装置の機能構成を示すブロック図。 本発明の第4実施形態における受信装置の機能構成を示すブロック図。 従来の受信装置の機能構成を示すブロック図。
符号の説明
1 受信装置
3 チューナ部
30a 第1前段ブロック
32a LNA回路
34a RF−BPF回路
36a RFミキサ
38a IF−BPF回路
30b 第2前段ブロック
32b LNA回路
34b RF−BPF回路
36b RFミキサ
38b IF−BPF回路
40 後段ブロック
42 加算回路
44 IFミキサ
46 LPF回路
5 復調部
50 ADC回路
52a 第1処理系ブロック
52b 第2処理系ブロック
60 合成回路
62 復調回路
64 誤り訂正回路
7 復号部

Claims (4)

  1. 電波信号を受信する第1及び第2の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された電波信号を第1の帯域の信号に変換する第1の変換手段と、
    前記第2の受信手段により受信された電波信号を前記第1の帯域とは異なる帯域の第2の帯域の信号に変換する第2の変換手段と、
    前記第1の変換手段により変換された信号と、前記第2の変換手段により変換された信号とを加算合成する加算合成手段と、
    この加算合成手段により加算合成された信号を所定の周波数を中心周波数とする信号に変換するIF変換手段と、
    このIF変換手段により変換された信号をA/D変換するA/D変換手段と、
    このA/D変換手段により変換された信号の中から、前記第1の帯域に相当する帯域のデジタル信号を抽出する第1の抽出手段と、
    前記A/D変換手段により変換された信号の中から、前記第2の帯域に相当する帯域のデジタル信号を抽出する第2の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段により抽出された信号と、前記第2の抽出手段により抽出された信号とを合成処理する合成手段と、
    この合成手段により合成処理された信号を復調する復調手段と、
    を備えることを特徴とするダイバシティ受信装置。
  2. 電波信号を受信する第1及び第2の受信手段と、
    切替制御信号を出力する切替制御手段と、
    この切替制御手段から出力される切替制御信号に従って、前記第1及び第2の受信手段それぞれが受信した電波信号を交互に切り替えて出力する切替出力手段と、
    前記切替出力手段により出力された信号をA/D変換するA/D変換手段と、
    前記切替制御手段から出力される切替制御信号に従って、前記A/D変換手段により変換されたデジタル信号を時分割に分離することで、前記第1の受信手段により出力された信号のデジタル信号と前記第2の受信手段により出力された信号のデジタル信号とを抽出する抽出手段と、
    この抽出手段により抽出された各デジタル信号を合成処理する合成手段と、
    この合成手段により合成処理された信号を復調する復調手段と、
    を備えることを特徴とするダイバシティ受信装置。
  3. 電波信号を受信する第1及び第2の受信手段を備えたダイバシティ受信装置を用いたダイバシティ受信方法であって、
    前記第1の受信手段により受信された電波信号を第1の帯域の信号に変換する第1の変換ステップと、
    前記第2の受信手段により受信された電波信号を前記第1の帯域とは異なる帯域の第2の帯域の信号に変換する第2の変換ステップと、
    前記第1の変換ステップにおいて変換された信号と、前記第2の変換ステップにおいて変換された信号とを加算合成する加算合成ステップと、
    この加算合成ステップにおいて加算合成された信号を所定の周波数を中心周波数とする信号に変換するIF変換ステップと、
    このIF変換ステップにおいて変換された信号をA/D変換するA/D変換ステップと、
    このA/D変換ステップにおいて変換された信号の中から、前記第1の帯域に相当する帯域のデジタル信号を抽出する第1の抽出ステップと、
    前記A/D変換ステップにおいて変換された信号の中から、前記第2の帯域に相当する帯域のデジタル信号を抽出する第2の抽出ステップと、
    前記第1の抽出ステップにおいて抽出された信号と、前記第2の抽出ステップにおいて抽出された信号とを合成処理する合成ステップと、
    この合成ステップにおいて合成処理された信号を復調する復調ステップと、
    を含むことを特徴とするダイバシティ受信方法。
  4. 電波信号を受信する第1及び第2の受信手段を備えたダイバシティ受信装置を用いたダイバシティ受信方法であって、
    前記第1及び第2の受信手段それぞれが受信した電波信号を交互に切り替えて出力する切替出力ステップと、
    前記切替出力ステップにおいて出力された信号をA/D変換するA/D変換ステップと、
    このA/D変換ステップにおいて変換されたデジタル信号を時分割に分離することで、前記第1の受信ステップにおいて出力された信号のデジタル信号と前記第2の受信ステップにおいて出力された信号のデジタル信号とを抽出する抽出ステップと、
    この抽出ステップにおいて抽出された各デジタル信号を合成処理する合成ステップと、
    この合成ステップにおいて合成処理された信号を復調する復調ステップと、
    を含むことを特徴とするダイバシティ受信方法。
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