JP4769182B2 - ダイバーシティ受信装置 - Google Patents

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Description

本発明はダイバーシティ受信装置に係り、特に所望のデジタル放送信号の帯域内に妨害信号が含まれる受信環境においても、高品質で受信できるダイバーシティ受信装置に関するものである。
日本の地上デジタル放送は、変調方式に直交周波数多重分割(OFDM)方式を採用している。OFDM方式は、多数の直交する搬送波(サブキャリア)を設け、各サブキャリアの振幅、位相にデータを割り当てデジタル変調する方式である。OFDM方式はマルチパスに強く、また時間インタリーブを施すことができるため、比較的移動体上での受信に優れるという特徴がある。しかしながら、マルチパスやフェージングが著しく発生する環境を走行する場合においても安定した受信を実現するためには、上記手段のみによる移動受信耐性では不十分である。そこで、複数のアンテナを用いてデジタル放送信号を受信し、受信した複数の信号を合成することで安定した受信を実現する、いわゆるダイバーシティ受信技術が用いられている。
ダイバーシティの合成方法には、選択合成法、等利得合成法、最大比合成法が知られている。選択合成法は、受信電力が最も大きいアンテナのみを選択し、その他のアンテナからの信号は使用しない合成方法である。等利得合成法は、各アンテナからの信号の位相を同一にして合成する方法である。最大比合成法は、各アンテナからの信号の位相を同一にし、さらに受信電力に比例した重みを各アンテナに付けて合成する方法である(例えば特許文献1参照)。
また、デジタル放送信号を受信する場合にダイバーシティを用いる方法として、例えば、受信したデジタル放送信号を時間領域から周波数領域に変換してサブキャリア毎の信号を取り出し、各サブキャリアに割り当てられている信号データを復調し、得られた各サブキャリアの復調データをサブキャリア単位でダイバーシティ合成処理を行う方法が開示されている(特許文献2参照)。
特開平9−284191号公報 特開2001−156738号公報
しかしながら、従来の一般的なダイバーシティ受信装置では、受信装置の周辺機器や受信装置自身の妨害電波などを受け、所望のデジタル放送信号の帯域内に妨害信号が混入した場合、妨害を受けたデジタル放送信号を用いてダイバーシティ合成と復調処理を行うことになり、復調後のデジタル信号の品質が劣化するという課題があった。
従来技術による合成法では、複数系統の信号を合成又は選択する際の評価指標として、受信電力の大きさを用いている。すなわち、電力最大となる系統の信号を優先させて合成・選択するものである。その結果、特定の周波数が妨害を受けている場合には、妨害を受けた系統の信号を優先して復調を行うことになり、復調データに誤りが発生してしまうことになる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、所望のデジタル放送信号の帯域内に妨害信号が混入している受信環境においても、受信品質の劣化を最小限に抑制することができるダイバーシティ受信装置を提供することにある。
本発明のダイバーシティ受信装置は、受信した第1、第2の系統の高周波信号を中間周波数信号に周波数変換して所望のチャンネルの第1、第2の信号を選局する第1、第2の選局部と、第1の選局部で選局した第1の信号に対し信号補正を施す信号補正部と、信号補正部の出力信号と第2の選局部で選局した第2の信号とを減算又は加算演算する演算部と、演算部の出力信号に含まれている妨害信号を検出し、信号補正部の補正量を制御する妨害信号検出部と、第1、第2の選局部で選局した第1、第2の信号と、演算部の出力信号とを合成および復調する合成/復調部とを備え、妨害信号検出部は、検出した妨害信号が減少するように信号補正部に対し信号補正情報を供給する。
また、本発明のダイバーシティ受信装置は、受信した第1、第2の系統の高周波信号を中間周波数信号に周波数変換して所望のチャンネルの第1、第2の信号を選局する第1、第2の選局部と、第1、第2の選局部に周波数変換用の局部発振信号を供給する局部発振器と、局部発振器が供給する局部発振信号に対し位相補正を施す位相補正部と、第1の選局部で選局した第1の信号と第2の選局部で選局した第2の信号とを減算又は加算演算する演算部と、演算部の出力信号に含まれている妨害信号を検出し、位相補正部の補正量を制御する妨害信号検出部と、第1、第2の選局部で選局した第1、第2の信号と、演算部の出力信号とを合成および復調する合成/復調部とを備え、妨害信号検出部は、検出した妨害信号が減少するように位相補正部に対し位相補正情報を供給する。
本発明によれば、所望のデジタル放送信号の帯域内に妨害信号が混入している受信環境においても、受信品質の劣化を最小限に抑制することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明によるダイバーシティ受信装置の第1の実施例(実施例1)の構成を示すブロック図である。1a,1bは高周波信号入力部、2a,2bは選局部、3は局部発振器、4a,4bは減算部、5a,5bは妨害信号検出部、6a,6bは信号補正部、7a〜7dはA/D変換部、8a〜8dは直交復調部、9a〜9dはFFT部、10は合成/復調部、13はデコーダ、14は制御部、15はメモリである。
図1において、高周波信号入力部1a,1bは、それぞれデジタル放送信号を受信し、選局部2a,2bに供給する。局部発振器3は、所望のデジタル放送信号の周波数チャンネルに対応した局部発振信号を発生し、選局部2a,2bに供給する。選局部2aは、高周波信号入力部1aより供給されたデジタル放送信号と局部発振器3より供給された局部発振信号とを乗算し、中間周波数のデジタル放送信号に周波数変換する。選局部2aの出力信号2a’は、A/D変換部7a、減算部4a、及び信号補正部6bに供給される。一方、選局部2bは、高周波信号入力部1bより供給されたデジタル放送信号と局部発振器3より供給された局部発振信号とを乗算し、中間周波数のデジタル放送信号に周波数変換する。選局部2bの出力信号2b’は、A/D変換部7d、減算部4b、及び信号補正部6aに供給される。この選局部2a,2bは、所望のデジタル放送信号の帯域のみを抽出するフィルタ(図示せず)を設け、所望のデジタル放送信号以外の不要な信号を除去することもできる。
A/D変換部7a〜7dは、供給されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、それぞれ直交復調部8a〜8dに供給する。直交復調部8a〜8dは、供給されたデジタル信号を複素ベースバンド信号に変換し、それぞれFFT部9a〜9dに供給する。FFT部9a〜9dは、供給された複素ベースバンド信号をFFT(高速フーリエ変換)により時間領域から周波数領域に変換し、各サブキャリアの信号データを合成/復調部10に供給する。合成/復調部10は、供給されたFFT部9a〜9dの信号データを基に、ダイバーシティ合成及び復調処理を施し、デジタル信号を出力する。この信号はさらにデコーダ13にて復号され、映像・音声信号となる。なお、ダイバーシティの合成方法では、受信電力が最も大きい信号を選択する選択合成法、各信号の位相を同一にして合成する等利得合成法、各信号の位相を同一にし、さらに受信電力に比例した重みを各信号に付けて合成する最大比合成法などを適宜用いる。
減算部4aは、選局部2aからの出力信号2a’と信号補正部6aからの出力信号とを減算し、A/D変換部7bに供給する。妨害信号検出部5aは、受信装置の周辺機器や受信装置自身の妨害電波などが原因で発生する妨害信号を検出する。そのために妨害信号検出部5aは、FFT部9bから供給される各サブキャリアの電力を算出し、最も電力の大きいサブキャリアが妨害を受けていると判断する。また、妨害信号検出部5aは、各サブキャリアの電力を判定する閾値判定回路を設け、FFT部9bから供給される各サブキャリアの電力と閾値とを比較し、閾値を超えるサブキャリアが妨害を受けていると判断しても良い。
そして、妨害信号検出部5aは、減算部4aの出力信号に含まれている妨害信号の電力が減少するように、利得および位相の少なくとも1つの補正量(以下、信号補正情報という)を信号補正部6aに供給する。信号補正部6aは、供給された信号補正情報に従い、選局部2bの出力信号2b’の利得と位相を補正し、減算部4aに供給する。ここで、妨害信号検出部5aは、減算部4aの出力信号に含まれている妨害信号の電力が最小の値となるように、信号補正情報を繰返し信号補正部6aに供給する。
一方、減算部4bは、選局部2bからの出力信号2b’と信号補正部6bからの出力信号とを減算し、A/D変換部7cに供給する。妨害信号検出部5bは、FFT部9cから供給される各サブキャリアの信号データを元に、減算部4bの出力信号に含まれている妨害信号を検出する。そして、妨害信号検出部5bは、信号補正部6bに供給される選局部2aの出力信号2a’を信号補正して、減算部4bの出力信号に含まれている妨害信号の電力が最小の値となるように、信号補正情報を繰返し信号補正部6bに供給する。信号補正部6bは、供給された信号補正情報に従い、選局部2aの出力信号2a’の利得、及び位相を補正し、減算部4bに供給する。
このように実施例1では、妨害検出部5a,5b、信号補正部6a,6b、減算部4a,4bを設けることで、FFT部9b,9cから、妨害信号を除去した新たな信号を出力させることに特徴がある。また、信号系統を4系統に増加して合成/復調部10に入力し、最適な信号処理を行うことで、より高品質の信号を得ることができる。
ここで妨害信号検出部5aと5bは、それぞれ単独で、あるいは連携して動作することができる。まず、妨害信号検出部5a,5bは、それぞれにおいて検出した妨害信号の個数が1つであった場合には、各妨害信号検出部において検出する妨害信号の電力が最小となるように制御する。また、妨害信号検出部5a,5bは、それぞれにおいて検出した妨害信号の個数が複数存在する場合には、各妨害信号検出部において検出する複数の妨害信号の合計電力が最小となるように制御する。
さらに、妨害信号検出部5aでは検出された最も電力が大きい妨害信号を除去し、妨害信号検出部5bでは妨害信号検出部5aによって除去される妨害信号を除いた最も電力が大きい妨害信号を除去するように連携して制御することもできる。これにより、2つの異なる妨害信号を除去することが可能である。さらに、階層伝送されたデジタル放送を受信する場合、妨害信号検出部5a,5bは、各階層の帯域内に含まれている妨害信号を検出し、受信している階層の帯域内に含まれる妨害信号を優先的に除去するように制御することもできる。例えば、1セグメント放送と12セグメント放送の各帯域内の妨害信号を検出し、1セグメント放送を受信中は1セグメント放送帯域内の妨害信号を除去するように制御され、12セグメント放送を受信中は12セグメント放送帯域内の妨害信号を除去するように制御される。また、アナログ放送の同一チャンネル混信妨害の発生を考え、アナログ信号の映像搬送波及び音声搬送波の周波数位置に映像搬送波帯域及び音声搬送波帯域を設け、これらの帯域内において検出された妨害信号を優先的に除去するように制御しても良い。
また妨害信号検出部5a,5bは、生成したチャンネル選局時ごとの信号補正情報を、メモリ15に格納しておく。制御部14は、再度同じチャンネルを選局した際に、メモリ15に格納された信号補正情報を読み出して信号補正部6a,6bに供給し、妨害信号の除去を行うことができる。これにより、受信装置に混入している妨害信号が前回の選局時と同一であれば、メモリ15に格納された信号補正情報によって妨害信号を容易に除去することが可能であり、妨害信号の検出時間を短縮又は省略できる。特に、複数のチャンネルを短時間毎に切替えて伝送する時分割多重信号を受信する場合、チャンネルごとに最適な信号補正情報をメモリに格納しておくことによって、効率良く妨害信号を除去することができる。
ところで、上記妨害信号は、受信装置の周辺機器や受信装置自身などから発生し、高周波信号入力部1a,1bにそれぞれ混入する。高周波信号入力部1a,1bにそれぞれ混入した妨害信号は、選局部2a,2bにおいて中間周波数に周波数変換されるが、共通の局部発振器3から供給された局部発振信号が用いられるため、各選局部から出力される妨害信号の周波数は一致する。妨害信号検出部5a,5bにより、それぞれ信号補正部6a,6bに入力される信号の利得及び位相を補正し、減算部4a,4bの出力信号に含まれる妨害信号を完全に除去するためには、選局部2a,2bから出力されるキャリア妨害信号の周波数は一致している必要がある。本実施例の構成はこれを満足するものである。
図2は、妨害信号の除去処理を実施する前後における妨害信号の様子を示す図である。(a)は、選局部2aの出力信号2a’に含まれている妨害信号a、(b)は、選局部2bの出力信号2b’に含まれている妨害信号bである。(c)は、減算部4aの出力信号に含まれている妨害信号であって、妨害信号c1は妨害信号の除去処理前、妨害信号c2は妨害信号の除去処理後のものである。(d)は、減算部4bの出力信号に含まれている妨害信号であって、妨害信号d1は妨害信号の除去処理前、妨害信号d2は妨害信号の除去処理後のものである。(e)は、合成/復調部10において4系統のFFT部の出力信号を合成した後に含まれている妨害信号であって、妨害信号e1は妨害信号の除去処理前、妨害信号e2は妨害信号の除去処理後のものである。但し、FFT部の出力信号はデジタル信号であるが、ここでは説明のためにアナログ信号の波形で表示している。
図2において、妨害信号の除去処理を実施する前は、減算部4a,4bは2つの妨害信号aとbをそのまま減算しているので、減算部4a,4bの出力信号には、妨害信号c1,d1が減少することなく含まれている。このため、合成/復調部10では、4つの妨害信号a,b,c1,d1を合成することで振幅が増大した妨害信号e1が生成され、この妨害信号e1を含む信号を用いて復調処理が行われることにより、復調後のデータに誤りが発生してしまう。
一方、妨害信号の除去処理を実施した後は、減算部4a,4bの出力信号に含まれる妨害信号c2,d2は除去され、又は十分に抑圧されている。このため、合成/復調部10では、4つの妨害信号a,b,c2,d2を合成することで、除去処理前の妨害信号e1と比較して振幅の小さい妨害信号e2が生成される。この妨害信号e2を含む信号を用いて復調処理を行うことにより、妨害信号の除去処理前と比較して復調後のデータの誤りを減少させることができる。
図3は、妨害信号の除去方法を説明する図であって、一例としてキャリア妨害信号が1波混入している場合について説明する。ここでは、前記図2(c)で示した減算部4aにおける妨害信号の除去を取り上げる。減算部4aに供給される妨害信号aは、選局部2aからの出力信号2a’に混入しているキャリア妨害信号で、妨害信号bは、信号補正部6aからの出力信号に混入しているキャリア妨害信号である。妨害信号aと妨害信号bは周波数は同一であるが、振幅がΔAだけ、且つ位相がΔθだけずれている。この時、減算部4aの出力信号には、妨害信号aと妨害信号bを減算した妨害信号c1が現れる。妨害信号検出部5aは、妨害信号bに対して振幅と位相を補正するための情報を生成し、妨害信号c1の電力が最小の値となるまで、信号補正情報を逐次修正しながら繰返し信号補正部6aに供給する。信号補正部6aは、供給された信号補正情報に従い、選局部2bの出力信号2b’の振幅及び位相を補正し、これにより、妨害信号bの振幅及び位相が補正される。妨害信号aとbとの振幅差ΔA及び位相差Δθを解消するように補正されると、減算部4aにおいて妨害信号a,bは打ち消し合い、図2(c)の妨害信号c2のように完全に除去して出力することができる。
以上のように、実施例1では、所望のデジタル放送信号の帯域内に妨害信号が混入している受信環境においても、この妨害信号を除去し、品質の良いデジタル放送信号を用いて復調処理を行うことにより、受信品質を改善することが可能である。
なお、図1において、妨害信号除去系統を1系統にしても良い。すなわち、減算器4b、妨害信号検出部5b、信号補正部6b、A/D変換部7c、直交復調部8c、FFT部9cを削除し、合成/復調部10への入力信号をFFT部9a,9b,9dからの3入力とする構成にしても良い。
図4は、本発明によるダイバーシティ受信装置の第2の実施例(実施例2)の構成を示すブロック図である。実施例2では、妨害信号検出部5c,5dと信号解析部11a,11bを新たに設けた。実施例1(図1)と同一機能の要素については同一符号を付してその説明を省略する。
信号解析部11aは、デジタル放送信号の帯域幅に比べて狭帯域でかつ通過中心周波数が可変のバンドパスフィルタを備えており、減算部4aの出力信号の帯域幅に渡ってバンドパスフィルタで走査することにより、減算部4aの出力信号の狭帯域区間ごとに電力を算出する。
妨害信号検出部5cは、信号解析部11aから供給される各狭帯域区間の電力のうち、最も電力の大きい狭帯域区間が妨害を受けていると判断する。また、妨害信号検出部5cは、各狭帯域区間の電力を判定する閾値判定回路を設け、信号解析部11aから供給される各狭帯域区間の電力と閾値とを比較し、閾値を超える狭帯域区間が妨害を受けていると判断しても良い。
そして、妨害信号検出部5cは、減算部4aの出力信号に含まれている妨害信号の電力が減少するように、信号補正情報を信号補正部6aに供給する。信号補正部6aは、供給された信号補正情報に従い、選局部2bの出力信号2b’の利得と位相を補正し、減算部4aに供給する。ここで、妨害信号検出部5cは、減算部4aの出力信号に含まれている妨害信号の電力が最小の値となるまで、信号補正情報を逐次修正しながら繰返し信号補正部6aに供給する。
信号解析部11b、妨害信号検出部5d、信号補正部6bの動作についても同様である。
なお、この実施例2においても、妨害信号検出部5cと5dは、それぞれ単独で、あるいは連携して動作することができる。妨害信号検出部5c,5dは、それぞれにおいて検出した妨害信号の個数が1つであった場合には、各妨害信号検出部において検出した妨害信号の電力が最小となるように制御する。また妨害信号検出部5c,5dは、それぞれにおいて検出した妨害信号の個数が複数存在する場合には、各妨害信号検出部において検出する複数の妨害信号の合計電力が最小となるように制御する。
さらに、妨害信号検出部5cでは検出された最も電力が大きい妨害信号を除去し、妨害信号検出部5dでは妨害信号検出部5cによって除去される妨害信号を除いた最も電力が大きい妨害信号を除去するように制御することもできる。これにより、2つの異なる妨害信号を除去することが可能である。さらに、階層伝送されたデジタル放送を受信する場合、妨害信号検出部5c,5dは、各階層の帯域内に含まれている妨害信号を検出し、受信している階層の帯域内に含まれる妨害信号を優先的に除去するように制御することもできる。
上記の妨害信号検出部5c,5dは、生成したチャンネル選局時ごとの信号補正情報を、メモリ15に格納しておく。制御部14は、再度同じチャンネルを選局した際に、メモリ15に格納された信号補正情報を読み出して信号補正部6a,6bに供給し、妨害信号の除去を行うことができる。これにより、受信装置に混入している妨害信号が前回の選局時と同一であれば、メモリに格納された信号補正情報によって妨害信号を除去することが可能であり、妨害信号の検出時間を短縮又は省略できる。
以上のように実施例2では、信号解析部11a,11bを設けそれぞれ減算部4a,4bの出力信号を解析することによって、妨害信号の検出と除去を図るものであり、実施例1と同様の効果を得ることができる。
さらに実施例2では、減算部4a,4bの出力を解析するための信号解析部11a,11bをA/D変換部7b,7cの前段に配置している。通常、各A/D変換部、各直交復調部、各FFT部は共通のLSI内部にて構成されることが多く、そのようなLSIを用いる場合にLSIの変更なしに実現でき、実装上有利となる。
なお、図4において、妨害信号除去系統を1系統にしても良い。すなわち、減算器4b、妨害信号検出部5d、信号補正部6b、A/D変換部7c、直交復調部8c、FFT部9cを削除し、合成/復調部10への入力信号をFFT部9a,9b,9dからの3入力とする構成にしても良い。
図5は、本発明によるダイバーシティ受信装置の第3の実施例(実施例3)の構成を示すブロック図である。実施例3では、前記信号補正部6a,6bを削除し、妨害信号検出部5e,5fと位相補正部12a,12bを新たに設けた。実施例1(図1)と同一機能の要素については同一符号を付してその説明を省略する。
減算部4aは、選局部2aからの出力信号2a’と選局部2bからの出力信号2b’とを減算し、A/D変換部7bに供給する。妨害信号検出部5eは、FFT部9bから供給される各サブキャリアの電力を算出し、最も電力の大きいサブキャリアが妨害を受けていると判断する。また、妨害信号検出部5eは、各サブキャリアの電力を判定する閾値判定回路を設け、FFT部9bから供給される各サブキャリアの電力と閾値とを比較し、閾値を超えるサブキャリアが妨害を受けていると判断しても良い。
そして、妨害信号検出部5eは、減算部4aの出力信号に含まれている妨害信号の電力が減少するように、位相の補正量(以下、位相補正情報という)を位相補正部12aに供給する。位相補正部12aは、供給された位相補正情報に従い、局部発振信号の位相を補正し、選局部2aに供給する。ここで、妨害信号検出部5eは、減算部4aの出力信号に含まれている妨害信号の電力が最小の値となるまで、位相補正情報を逐次修正して繰返し位相補正部12aに供給する。
選局部2aに供給される局部発振信号の位相補正を施すことによって、選局部2aの出力信号2a’の位相を調整し、すなわち妨害信号2a’の位相を調整することが可能である。その結果、減算部4aの出力信号に含まれている妨害信号を除去することができる。
一方、減算部4bは、選局部2aからの出力信号2a’と選局部2bからの出力信号2b’とを減算し、A/D変換部7cに供給する。妨害信号検出部5fは、FFT部9cから供給される各サブキャリアの信号データを基に、減算部4bの出力信号に含まれている妨害信号を検出する。そして妨害信号検出部5fは、減算部4bの出力信号に含まれている妨害信号の電力が減少するように、位相補正情報を位相補正部12bに供給する。位相補正部12bは、供給された位相補正情報に従い局部発振信号の位相を補正し、選局部2bに供給する。その結果、減算部4bの出力信号に含まれている妨害信号を除去することができる。
ここで、妨害信号検出部5eによる妨害信号の除去処理と、妨害信号検出部5fによる妨害信号の除去処理は、それぞれ交互に繰返し実行し、それぞれの妨害信号の電力和が最小となるように制御しても良い。即ち、妨害信号検出部5eによる妨害信号の除去処理を行う際は、妨害信号検出部5fによる妨害信号の除去処理は実施せず、妨害信号検出部5fによる妨害信号の除去処理を行う際は、妨害信号検出部5eによる妨害信号の除去処理は実施しないようにする。これにより、妨害信号検出部5eと妨害信号検出部5fによる妨害信号の除去処理は、互いに干渉することを回避し、最適状態に収束させることができる。
なお、この実施例3においても、妨害信号検出部5eと5fは、それぞれ単独で、あるいは連携して動作することができる。妨害信号検出部5e,5fは、それぞれにおいて検出した妨害信号の個数が1つであった場合には、各妨害信号検出部において検出した妨害信号の電力が最小となるように制御する。また、妨害信号検出部5e,5fは、それぞれにおいて検出した妨害信号の個数が複数存在する場合には、各妨害信号検出部において検出する複数の妨害信号の合計電力が最小となるように制御する。
さらに、妨害信号検出部5eでは検出された最も電力が大きい妨害信号を除去し、妨害信号検出部5fでは妨害信号検出部5eによって除去される妨害信号を除いた最も電力が大きい妨害信号を除去するように制御することもできる。これにより、2つの異なる妨害信号を除去することが可能である。さらに、階層伝送されたデジタル放送を受信する場合、妨害信号検出部5e,5fは、各階層の帯域内に含まれている妨害信号を検出し、受信している階層の帯域内に含まれる妨害信号を優先的に除去するように制御することもできる。
上記の妨害信号検出部5e,5fは、生成したチャンネル選局時ごとの信号補正情報を、メモリ15に格納しておく。制御部14は、再度同じチャンネルを選局した際に、メモリ15に格納された位相補正情報を読み出して位相補正部12a,12bに供給し、妨害信号の除去を行うことができる。これにより、受信装置に混入している妨害信号が前回の選局時と同一であれば、メモリに格納された位相補正情報によって妨害信号を除去することが可能であり、妨害信号の検出時間を短縮又は省略できる。
なお、実施例3の変形例として、選局部2aからの出力信号2a’及び選局部2bからの出力信号2b’の利得を補正する利得補正部(図示せず)を設けても良い。選局部2aからの出力信号2a’の利得補正部は、減算部4aの出力信号に含まれる妨害信号が減少するように、また選局部2bからの出力信号2b’の利得補正部は、減算部4bの出力信号に含まれる妨害信号が減少するように、それぞれの利得補正部を制御する構成とする。
以上のように、実施例3では、局部発振器3から出力される局部発振信号の位相を補正することによって妨害信号の除去を図るものである。そして、所望のデジタル放送信号の帯域内に妨害信号が混入している受信環境においても、この妨害信号を除去し、品質の良いデジタル放送信号を用いて復調処理を行うことにより、受信品質を改善することが可能である。
さらに実施例3では、選局部2a,2bで中間周波数に変換したデジタル放送信号をそのまま減算部4a,4bに供給する。よって、減算部4a,4bから出力されるデジタル放送信号は歪が少なく、高品質のものが得られる。
なお、図5において、妨害信号除去系統を1系統にしても良い。すなわち、減算器4b、妨害信号検出部5f、A/D変換部7c、直交復調部8c、FFT部9c、位相補正部12bを削除し、合成/復調部10の入力信号をFFT部9a,9b,9dからの3入力としても良い。
図6は、本発明によるダイバーシティ受信装置の第4の実施例(実施例4)の構成を示すブロック図である。実施例4では、妨害信号検出部5g,5hと信号解析部11a,11bとを新たに設けた。実施例3(図5)と同一機能の要素については同一符号を付している。
信号解析部11a,11bは、デジタル放送信号の帯域幅に比べて狭帯域でかつ通過中心周波数が可変のバンドパスフィルタを備えており、それぞれ減算部4a,4bの出力信号の帯域幅に渡ってバンドパスフィルタで走査することにより、減算部4a,4bの出力信号の狭帯域区間ごとに電力を算出する。
妨害信号検出部5g,5hは、信号解析部11a,11bから供給される各狭帯域区間の電力のうち、最も電力の大きい狭帯域区間が妨害を受けていると判断する。また、妨害信号検出部5g,5hは、各狭帯域区間の電力を判定する閾値判定回路を設け、信号解析部11a,11bから供給される各狭帯域区間の電力と閾値とを比較し、閾値を超える狭帯域区間が妨害を受けていると判断しても良い。
そして、妨害信号検出部5g,5hは、減算部4a,4bの出力信号に含まれている妨害信号の電力が減少するように、位相補正情報を位相補正部12a,12bに供給する。位相補正部12a,12bは、供給された位相補正情報に従い、局部発振信号の位相を補正し、選局部2a,2bに供給する。ここで、妨害信号検出部5g,5hは、減算部4a,4bの出力信号に含まれている妨害信号の電力が最小の値となるまで、位相補正情報を逐次修正して繰返し位相補正部12a,12bに供給する。
なお、この実施例4においても、妨害信号検出部5gと5hは、それぞれ単独で、あるいは連携して動作することができる。妨害信号検出部5g,5hは、それぞれにおいて検出した妨害信号の個数が1つであった場合には、各妨害信号検出部において検出した妨害信号の電力が最小となるように制御する。また、妨害信号検出部5g,5hは、それぞれにおいて検出した妨害信号の個数が複数存在する場合には、各妨害信号検出部において検出する複数の妨害信号の合計電力が最小となるように制御する。
さらに、妨害信号検出部5gでは検出された最も電力が大きい妨害信号を除去し、妨害信号検出部5hでは妨害信号検出部5gによって除去される妨害信号を除いた最も電力が大きい妨害信号を除去するように制御することもできる。これにより、2つの異なる妨害信号を除去することが可能である。さらに、階層伝送されたデジタル放送を受信する場合、妨害信号検出部5g,5hは、各階層の帯域内に含まれている妨害信号を検出し、受信している階層の帯域内に含まれる妨害信号を優先的に除去するように制御することもできる。
上記の妨害信号検出部5g,5hは、生成したチャンネル選局時ごとの信号補正情報を、メモリ15に格納しておく。制御部14は、再度同じチャンネルを選局した際に、メモリ15に格納された位相補正情報を読み出して位相補正部12a,12bに供給し、妨害信号の除去を行うことができる。これにより、受信装置に混入している妨害信号が前回の選局時と同一であれば、メモリに格納された位相補正情報によって妨害信号を除去することが可能であり、妨害信号の検出時間を短縮又は省略できる。
以上のように、実施例4では信号解析部11a,11bを設け、それぞれ減算部4a,4bの出力信号を解析することによって妨害信号の検出と除去を図るものであり、実施例3と同様の効果を得ることができる。さらに実施例4では、信号解析部11a,11bをA/D変換部7b,7cの前段に配置している。通常、各A/D変換部、各直交復調部、各FFT部は共通のLSI内部にて構成されることが多く、そのようなLSIを用いる場合にLSIの変更なしに実現でき、実装上有利となる。
なお、図6において、妨害信号除去系統を1系統にしても良い。すなわち、減算器4b、妨害信号検出部5h、信号解析部11b、位相補正部12b、A/D変換部7c、直交復調部8c、FFT部9cを削除し、合成/復調部10の入力信号をFFT部9a,9b,9dからの3入力としても良い。
前記各実施例1〜4の説明では、デジタル放送信号を2系統の高周波信号入力部1a,1bで受信し、2系統の選局部2a,2bで選局する場合を説明した。各実施例は、さらに入力信号が3系統以上の場合にも、その中から2系統の信号を選択して組み合わせることで、同様に拡張できることは言うまでもない。
前記各実施例1〜4において、妨害信号除去のために減算器4a,4bを用いたが、これに限らず、加算器を用いても実現できる。その場合は、補正量をこれに合わせて変換すれば良い。また、実施例1、実施例2の信号補正部6a,6bで施される位相補正、また実施例3、実施例4の位相補正部12a,12bで施される位相補正は、移相器あるいは遅延器を用いて実現できる。
前記各実施例によれば、デジタル放送信号をダイバーシティ受信する受信装置において、各アンテナからの信号を演算処理し、演算後の出力信号に含まれる妨害信号が減少するように制御を加えている。これにより、受信性能を向上することができ、且つ所望のデジタル放送信号の帯域内に妨害信号が混入している受信環境においても、受信品質の劣化を最小限に抑制することができる。
本発明によるダイバーシティ受信装置の第1の実施例の構成を示すブロック図。 妨害信号の除去処理を実施する前後における妨害信号の様子を示す図。 妨害信号の除去方法を説明する図。 本発明によるダイバーシティ受信装置の第2の実施例の構成を示すブロック図。 本発明によるダイバーシティ受信装置の第3の実施例の構成を示すブロック図。 本発明によるダイバーシティ受信装置の第4の実施例の構成を示すブロック図。
符号の説明
1a,1b…高周波信号入力部、
2a,2b…選局部、
2a’…選局部2aの出力信号、
2b’…選局部2bの出力信号、
3…局部発振器、
4a,4b…減算部、
5a〜5h…妨害信号検出部、
6a,6b…信号補正部、
7a〜7d…A/D変換部、
8a〜8d…直交復調部、
9a〜9d…FFT部、
10…合成/復調部、
11a,11b…信号解析部、
12a,12b…位相補正部、
13…デコーダ、
14…制御部、
15…メモリ。

Claims (6)

  1. 複数系統の高周波信号を受信してダイバーシティ合成するダイバーシティ受信装置において、
    受信した第1、第2の系統の高周波信号を中間周波数信号に周波数変換して所望のチャンネルの第1、第2の信号を選局する第1、第2の選局部と、
    該第1の選局部で選局した第1の信号に対し信号補正を施す信号補正部と、
    該信号補正部の出力信号と上記第2の選局部で選局した第2の信号とを減算又は加算演算する演算部と、
    該演算部の出力信号に含まれている妨害信号を検出し、上記信号補正部の補正量を制御する妨害信号検出部と、
    上記第1、第2の選局部で選局した第1、第2の信号と、上記演算部の出力信号とを合成および復調する合成/復調部とを備え、
    上記妨害信号検出部は、検出した妨害信号が減少するように上記信号補正部に対し信号補正情報を供給することを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  2. 複数系統の高周波信号を受信してダイバーシティ合成するダイバーシティ受信装置において、
    受信した第1、第2の系統の高周波信号を中間周波数信号に周波数変換して所望のチャンネルの第1、第2の信号を選局する第1、第2の選局部と、
    該第1、第2の選局部に周波数変換用の局部発振信号を供給する局部発振器と、
    該局部発振器が供給する局部発振信号に対し位相補正を施す位相補正部と、
    上記第1の選局部で選局した第1の信号と上記第2の選局部で選局した第2の信号とを減算又は加算演算する演算部と、
    該演算部の出力信号に含まれている妨害信号を検出し、上記位相補正部の補正量を制御する妨害信号検出部と、
    上記第1、第2の選局部で選局した第1、第2の信号と、上記演算部の出力信号とを合成および復調する合成/復調部とを備え、
    上記妨害信号検出部は、検出した妨害信号が減少するように上記位相補正部に対し位相補正情報を供給することを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  3. 請求項1記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記妨害信号検出部は前記信号補正部に対し、信号補正情報として利得補正と位相補正の少なくとも1つの補正情報を供給することを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  4. 請求項1又は2記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記受信する高周波信号が複数のサブキャリア成分から構成されている場合、
    前記妨害信号検出部は、各サブキャリアの電力を算出し、最も電力が大きいサブキャリアの妨害信号を減少するように、あるいは各サブキャリアの妨害信号の合計電力が最小となるように、前記信号補正部又は前記位相補正部を制御することを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  5. 請求項1又は2記載のダイバーシティ受信装置において、
    受信する高周波信号の帯域幅に比べて狭帯域でかつ通過中心周波数が可変のバンドパスフィルタを有する信号解析部を備え、
    該信号解析部は、上記バンドパスフィルタで前記演算部の出力信号の狭帯域区間ごとの電力を算出し、
    前記妨害信号検出部は、上記信号解析部の算出結果に基づき、最も電力の大きい狭帯域区間の妨害信号を減少するように前記信号補正部又は前記位相補正部を制御することを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  6. 請求項1又は2記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記妨害信号検出部は、チャンネル選局時ごとの前記信号補正情報又は前記位相補正情報をメモリに格納しておき、
    再度チャンネルが選局された際に、前記信号補正部又は前記位相補正部は、上記メモリに格納された信号補正情報又は位相補正情報信号を用いて信号補正又は位相補正を施すことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
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