JPH05243982A - 信号を同期するための方法と装置 - Google Patents
信号を同期するための方法と装置Info
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- JPH05243982A JPH05243982A JP4220987A JP22098792A JPH05243982A JP H05243982 A JPH05243982 A JP H05243982A JP 4220987 A JP4220987 A JP 4220987A JP 22098792 A JP22098792 A JP 22098792A JP H05243982 A JPH05243982 A JP H05243982A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/08—Details of the phase-locked loop
- H03L7/099—Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
- H03L7/0991—Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator being a digital oscillator, e.g. composed of a fixed oscillator followed by a variable frequency divider
- H03L7/0992—Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator being a digital oscillator, e.g. composed of a fixed oscillator followed by a variable frequency divider comprising a counter or a frequency divider
-
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- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/08—Details of the phase-locked loop
- H03L7/10—Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ディジタル位相同期ループに関
し、大きな追従範囲と良い分解能を備えた簡単なディジ
タルPLLを提供することを目的とする。 【構成】 基準周期を有する基準信号に関連して内部信
号を同期する方法であって、内部信号は基準周期がその
間に通常では包含される長い周期あるいは短い周期を有
し、a)長い周期と短い周期の時間期間に関して基準周
期の時間期間を分析する段階と、b)もし基準周期が短
い周期より長い周期に近ければ、短い周期を増加せしめ
る段階と、c)もし基準周期が長い周期より短い周期に
近ければ、長い周期を減少せしめる段階と、d)もし基
準周期が長い周期より大きければ、長い周期を増加せし
める段階と、e)もし基準周期が短い周期より小さけれ
ば、短い周期を減少せしめる段階と、を備えて構成す
る。
し、大きな追従範囲と良い分解能を備えた簡単なディジ
タルPLLを提供することを目的とする。 【構成】 基準周期を有する基準信号に関連して内部信
号を同期する方法であって、内部信号は基準周期がその
間に通常では包含される長い周期あるいは短い周期を有
し、a)長い周期と短い周期の時間期間に関して基準周
期の時間期間を分析する段階と、b)もし基準周期が短
い周期より長い周期に近ければ、短い周期を増加せしめ
る段階と、c)もし基準周期が長い周期より短い周期に
近ければ、長い周期を減少せしめる段階と、d)もし基
準周期が長い周期より大きければ、長い周期を増加せし
める段階と、e)もし基準周期が短い周期より小さけれ
ば、短い周期を減少せしめる段階と、を備えて構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相同期ループ(PL
L)に関し、さらに詳しくは、ディジタル位相同期ルー
プに関する。
L)に関し、さらに詳しくは、ディジタル位相同期ルー
プに関する。
【0002】
【従来の技術】PLLは、基準信号と同一の位相と周波
数を持つ、基準信号に関して同期させた信号を提供す
る。基準信号がない場合、PLLは基準信号の定格周波
数にほぼ等しい周波数を提供する。PLLの機能は、基
準信号を追跡することであり、そして基準信号が偶発的
に欠落した場合に基準信号に類似した信号を提供するこ
とである。
数を持つ、基準信号に関して同期させた信号を提供す
る。基準信号がない場合、PLLは基準信号の定格周波
数にほぼ等しい周波数を提供する。PLLの機能は、基
準信号を追跡することであり、そして基準信号が偶発的
に欠落した場合に基準信号に類似した信号を提供するこ
とである。
【0003】図1Aは従来の簡単なディジタルPLLを
示し、基準信号SYNCのパルスに関して内部信号F
int のパルスを同期させようとするものである。このP
LLは、信号Fint と信号SYNCを受信してその出力
に信号SGNを提供するディジタル位相比較器(PHASE-
COMP)10を備える。信号Fint の位相が信号SYNC
の位相より進んでいる場合、すなわち、信号Fint のパ
ルスが信号SYNCのパスるに先立って現われれば、信
号SGNは第1の論理状態(“1”)であると仮定し、
信号Fint が遅れた位相を有する場合は信号SGNは第
2の論理状態(“0”)であると仮定する。信号Fint
は、位相比較器の信号SGNによって制御される除算器
(DIV NH −NL )12を介してクロック信号CK
を除算することによってえられる。除算器12は、信号
SGNが“1”である場合は一定の大きな数NH によっ
て信号CKを除算し、信号SGNが“0”出ある場合は
一定の小さな数NL で信号CKを除算する。
示し、基準信号SYNCのパルスに関して内部信号F
int のパルスを同期させようとするものである。このP
LLは、信号Fint と信号SYNCを受信してその出力
に信号SGNを提供するディジタル位相比較器(PHASE-
COMP)10を備える。信号Fint の位相が信号SYNC
の位相より進んでいる場合、すなわち、信号Fint のパ
ルスが信号SYNCのパスるに先立って現われれば、信
号SGNは第1の論理状態(“1”)であると仮定し、
信号Fint が遅れた位相を有する場合は信号SGNは第
2の論理状態(“0”)であると仮定する。信号Fint
は、位相比較器の信号SGNによって制御される除算器
(DIV NH −NL )12を介してクロック信号CK
を除算することによってえられる。除算器12は、信号
SGNが“1”である場合は一定の大きな数NH によっ
て信号CKを除算し、信号SGNが“0”出ある場合は
一定の小さな数NL で信号CKを除算する。
【0004】数値NH は、この数値NH でクロック信号
CKを割ることによってえられる信号Fint が基準信号
SYNCの定格周期より大きい(higher)周期(period)を
有する様な数値である。数値NL は信号Fint が基準信
号SYNCの定格周期より小さい(lower) 周期を有する
様な数値である。
CKを割ることによってえられる信号Fint が基準信号
SYNCの定格周期より大きい(higher)周期(period)を
有する様な数値である。数値NL は信号Fint が基準信
号SYNCの定格周期より小さい(lower) 周期を有する
様な数値である。
【0005】図1Bは、図1AのPLLのテレビジョン
信号への適例となる応用での信号SYNC、信号F
int 、および信号SGNを示し、ここで信号Fint はラ
イン・スキャンを生成することに使用される。そして、
信号SYNCは受信回路あるいは磁気テープ・レコーダ
によって生成され、その定格周期は64μsである。
信号への適例となる応用での信号SYNC、信号F
int 、および信号SGNを示し、ここで信号Fint はラ
イン・スキャンを生成することに使用される。そして、
信号SYNCは受信回路あるいは磁気テープ・レコーダ
によって生成され、その定格周期は64μsである。
【0006】信号SYNCの周期Tは、特に、テープの
走行速度によってそれが決定されるビデオ・テープ・レ
コーダの場合には、相当に大きい範囲内で変化する。数
値NH は、対応する信号Fint が信号SYNCの最大周
期、例えば65μs、より大きい長い周期TH を有するよ
うに選択される。数値NL は、対応する信号Fint が信
号SYNCの最小周期、例えば63μs、より小さい短い
周期TL を有するように選択される。
走行速度によってそれが決定されるビデオ・テープ・レ
コーダの場合には、相当に大きい範囲内で変化する。数
値NH は、対応する信号Fint が信号SYNCの最大周
期、例えば65μs、より大きい長い周期TH を有するよ
うに選択される。数値NL は、対応する信号Fint が信
号SYNCの最小周期、例えば63μs、より小さい短い
周期TL を有するように選択される。
【0007】図1Bは、信号SYNCがその定格周期
(64μs)であると仮定したときの定常状態(steady st
ate)で得られる信号を示す。
(64μs)であると仮定したときの定常状態(steady st
ate)で得られる信号を示す。
【0008】時刻t0 において、信号Fint からのパル
スは信号SYNCからの同期パルスに先立って検出さ
れ、そのことは、信号SYNCが信号Fint に関して位
相遅延を有することを示す。位相比較器の信号SGNは
“1”となりクロック信号CKを大きい数値NH で除算
することを選択する。信号Fint の次の周期は、したが
って、65μsに固定される。
スは信号SYNCからの同期パルスに先立って検出さ
れ、そのことは、信号SYNCが信号Fint に関して位
相遅延を有することを示す。位相比較器の信号SGNは
“1”となりクロック信号CKを大きい数値NH で除算
することを選択する。信号Fint の次の周期は、したが
って、65μsに固定される。
【0009】時刻t1 において、信号SYNCの次の同
期パルスは信号Fint からのパルスの前に検出される。
このことは、信号Fint が信号SYNCに関して位相遅
延を有することを示す。信号SGNは“0”となり、小
さい数値NL による除算を選択し、したがって、信号F
int の周期は63μsとなる。
期パルスは信号Fint からのパルスの前に検出される。
このことは、信号Fint が信号SYNCに関して位相遅
延を有することを示す。信号SGNは“0”となり、小
さい数値NL による除算を選択し、したがって、信号F
int の周期は63μsとなる。
【0010】時刻t2 において、信号Fint からのパル
スが、信号SYNCからの次の同期信号に先立って検出
され、位相遅延を示している。信号SGNは状態“1”
に切り替わり、処理は時刻t0 のときと同様の方法で続
行される。
スが、信号SYNCからの次の同期信号に先立って検出
され、位相遅延を示している。信号SGNは状態“1”
に切り替わり、処理は時刻t0 のときと同様の方法で続
行される。
【0011】基準信号SYNCの周期Tが一定でまた信
号Fint の長いそして短い周期の平均値に等しいような
上記の場合には、信号Fint の周期はそれぞれの周期に
おいて63μsと65μsとの間を変動する。
号Fint の長いそして短い周期の平均値に等しいような
上記の場合には、信号Fint の周期はそれぞれの周期に
おいて63μsと65μsとの間を変動する。
【0012】もし周期Tが64μsよりわずかに大きけれ
ば、信号Fint の周期は、時々、いくつかの連続する65
μsの周期であるような変動である。もし周期Tが65μ
sよりわずかに小さければ、信号Fint の周期は、時々
63μsの周期を伴う65μsの周期を有する。実際に、信
号Fint の長いあるいは短い周期は、信号Fint の周期
の多くの数にわたって計算される平均周波数が信号SY
NCのそれに等しいように、連続的に発生する。信号S
GNの動作周期(duty cycle)は(T−TL )/(TH −
TL )によって表現されることが証明される。
ば、信号Fint の周期は、時々、いくつかの連続する65
μsの周期であるような変動である。もし周期Tが65μ
sよりわずかに小さければ、信号Fint の周期は、時々
63μsの周期を伴う65μsの周期を有する。実際に、信
号Fint の長いあるいは短い周期は、信号Fint の周期
の多くの数にわたって計算される平均周波数が信号SY
NCのそれに等しいように、連続的に発生する。信号S
GNの動作周期(duty cycle)は(T−TL )/(TH −
TL )によって表現されることが証明される。
【0013】周期Tが65μsより大きければ、信号F
int の周期は65μsでブロックされ、したがって、それ
は誤り(false) となる。
int の周期は65μsでブロックされ、したがって、それ
は誤り(false) となる。
【0014】周期Tが63μsから64μsの範囲にあると
きは、相補的な状態が起こる。
きは、相補的な状態が起こる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、この
PLLは、基準信号SYNCの周期Tが定められた制限
値内の範囲(ここでは、63μsと65μs)にある場合に
のみ、その基準信号SYNCを追跡する能力がある。し
たがって、追従範囲(tracking range)を増加させるため
に、信号Fint の両端の制限値をできるだけ広く分離す
ることは有益なことである。
PLLは、基準信号SYNCの周期Tが定められた制限
値内の範囲(ここでは、63μsと65μs)にある場合に
のみ、その基準信号SYNCを追跡する能力がある。し
たがって、追従範囲(tracking range)を増加させるため
に、信号Fint の両端の制限値をできるだけ広く分離す
ることは有益なことである。
【0016】しかしながら、この範囲を増加させること
によって、PLLの分解能(resolution)は減少せしめら
れるのである。実際に、信号SYNCがテレビジョンの
ライン・スキャン同期信号であると仮定すると、スキャ
ンがそれから生成される信号Fint の両端の周期の間で
絶えず変化するその周期は、画面上のラインが一方が他
方に関連して進んであるいは遅れて交互に開始する形で
現れるのである。もし信号Fint の両端の周期が大きす
ぎれば、これらのラインの食い違いは視覚的に目立って
不快なものとなる(垂直ラインがぎざぎざとなる)。
によって、PLLの分解能(resolution)は減少せしめら
れるのである。実際に、信号SYNCがテレビジョンの
ライン・スキャン同期信号であると仮定すると、スキャ
ンがそれから生成される信号Fint の両端の周期の間で
絶えず変化するその周期は、画面上のラインが一方が他
方に関連して進んであるいは遅れて交互に開始する形で
現れるのである。もし信号Fint の両端の周期が大きす
ぎれば、これらのラインの食い違いは視覚的に目立って
不快なものとなる(垂直ラインがぎざぎざとなる)。
【0017】本発明の目的は大きな追従範囲と良い分解
能を備えた簡単なディジタルPLLを提供することであ
る。
能を備えた簡単なディジタルPLLを提供することであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段および作用】この目的は、
基準周期を有する基準信号に関連して内部信号を同期す
る方法であって、内部信号は基準周期がその間に通常で
は包含される長い周期あるいは短い周期を有し、a)長
い周期と短い周期の時間期間に関して基準周期の時間期
間を分析する段階と、b)もし基準周期が短い周期より
長い周期に近ければ、短い周期を増加せしめる段階と、
c)もし基準周期が長い周期より短い周期に近ければ、
長い周期を減少せしめる段階と、d)もし基準周期が長
い周期より大きければ、長い周期を増加せしめる段階
と、e)もし基準周期が短い周期より小さければ、短い
周期を減少せしめる段階と、を備える方法によって達成
される。
基準周期を有する基準信号に関連して内部信号を同期す
る方法であって、内部信号は基準周期がその間に通常で
は包含される長い周期あるいは短い周期を有し、a)長
い周期と短い周期の時間期間に関して基準周期の時間期
間を分析する段階と、b)もし基準周期が短い周期より
長い周期に近ければ、短い周期を増加せしめる段階と、
c)もし基準周期が長い周期より短い周期に近ければ、
長い周期を減少せしめる段階と、d)もし基準周期が長
い周期より大きければ、長い周期を増加せしめる段階
と、e)もし基準周期が短い周期より小さければ、短い
周期を減少せしめる段階と、を備える方法によって達成
される。
【0019】本発明の実施例によれば、段階a)は内部
信号と基準信号との間の予め定められた数の最新の連続
する位相差を分析することからなり、段階b)〜e)の
要件が、それぞれ、− 進んでいる位相の数が遅れてい
る位相の数より多い、− 遅れている位相の数が進んで
いる位相の数より多い、− 遅れている位相がない、−
進んでいる位相がない、を満足すれば段階b)〜e)
のそれぞれの動作が実行される。
信号と基準信号との間の予め定められた数の最新の連続
する位相差を分析することからなり、段階b)〜e)の
要件が、それぞれ、− 進んでいる位相の数が遅れてい
る位相の数より多い、− 遅れている位相の数が進んで
いる位相の数より多い、− 遅れている位相がない、−
進んでいる位相がない、を満足すれば段階b)〜e)
のそれぞれの動作が実行される。
【0020】本発明の実施例によれば、もし進んでいる
位相の連続する数が予め定められた数より多ければ、長
い周期が増加せしめられ、もし遅れている位相の連続す
る数が予め定められた数より多ければ、短い周期が減少
せしめられる。
位相の連続する数が予め定められた数より多ければ、長
い周期が増加せしめられ、もし遅れている位相の連続す
る数が予め定められた数より多ければ、短い周期が減少
せしめられる。
【0021】本発明の実施例によれば次の段階が実行さ
れる。長い周期を短い周期と比較し、長い周期と短い周
期との間の差が予め定められたスレッショールドより小
さいとき、長い周期を減少させることと短い周期を増加
させることを禁止する。
れる。長い周期を短い周期と比較し、長い周期と短い周
期との間の差が予め定められたスレッショールドより小
さいとき、長い周期を減少させることと短い周期を増加
させることを禁止する。
【0022】本発明の実施例によれば次の段階が提供さ
れる。長い周期を最大周期と比較し、もしそれらの周期
が等しければ長い周期を増加させることを禁止する。短
い周期を最小周期と比較し、もしそれらの周期が等しけ
れば短い周期を減少させることを禁止する。
れる。長い周期を最大周期と比較し、もしそれらの周期
が等しければ長い周期を増加させることを禁止する。短
い周期を最小周期と比較し、もしそれらの周期が等しけ
れば短い周期を減少させることを禁止する。
【0023】本発明はまた、基準信号に関連して内部信
号を同期する装置であって、それぞれの信号は定格の周
波数で発生する通常のパルスを備え、もし内部信号の位
相が同期信号の位相に関して進んでいれば、予め定めら
れた論理状態(“1”)の位相比較信号を提供し、もし
そうでなければ、相補的な論理状態(“0”)の位相比
較信号を提供する、位相比較器と、クロックを供給され
内部信号を提供するプログラマブル周波数除算器と、除
算器をプログラムするために、もし位相比較信号が予め
定められた状態(“1”)であれば大きな2進数を除算
器に提供し、もしそうでなければ、小さな2進数を除算
器に提供する、マルチプレクサと、位相比較信号の最新
の状態を順次に格納するための手段と、内部信号によっ
てクロックされマルチプレクサに大きな2進数を提供す
る第1のカウント手段と、位相比較信号の格納された最
新の状態が予め定められた状態(“1”)の単一の状態
を有するとき、第1のカウント手段をカウント・ダウン
する位置に設定する、第1の検出手段と、内部信号によ
ってクロックされマルチプレクサに小さな2進数を提供
する第2のカウント手段と、位相比較信号の格納された
最新の状態が相補的な状態(“0”)の単一の状態を有
するとき、第2のカウント手段をカウント・アップする
位置に設定する、第2の検出手段と、を備えた装置を提
供する。
号を同期する装置であって、それぞれの信号は定格の周
波数で発生する通常のパルスを備え、もし内部信号の位
相が同期信号の位相に関して進んでいれば、予め定めら
れた論理状態(“1”)の位相比較信号を提供し、もし
そうでなければ、相補的な論理状態(“0”)の位相比
較信号を提供する、位相比較器と、クロックを供給され
内部信号を提供するプログラマブル周波数除算器と、除
算器をプログラムするために、もし位相比較信号が予め
定められた状態(“1”)であれば大きな2進数を除算
器に提供し、もしそうでなければ、小さな2進数を除算
器に提供する、マルチプレクサと、位相比較信号の最新
の状態を順次に格納するための手段と、内部信号によっ
てクロックされマルチプレクサに大きな2進数を提供す
る第1のカウント手段と、位相比較信号の格納された最
新の状態が予め定められた状態(“1”)の単一の状態
を有するとき、第1のカウント手段をカウント・ダウン
する位置に設定する、第1の検出手段と、内部信号によ
ってクロックされマルチプレクサに小さな2進数を提供
する第2のカウント手段と、位相比較信号の格納された
最新の状態が相補的な状態(“0”)の単一の状態を有
するとき、第2のカウント手段をカウント・アップする
位置に設定する、第2の検出手段と、を備えた装置を提
供する。
【0024】本発明の実施例によれば、この装置は、さ
らに、位相比較信号の格納されたすべての状態が予め定
められた状態(“1”)であるとき、第1のカウント手
段をカウント・アップする位置に設定する、第3の検出
手段と、位相比較信号の格納されたすべての状態が相補
的な状態(“0”)であるとき、第2のカウント手段を
カウント・ダウンする位置に設定する、第4の検出手段
と、を備える。
らに、位相比較信号の格納されたすべての状態が予め定
められた状態(“1”)であるとき、第1のカウント手
段をカウント・アップする位置に設定する、第3の検出
手段と、位相比較信号の格納されたすべての状態が相補
的な状態(“0”)であるとき、第2のカウント手段を
カウント・ダウンする位置に設定する、第4の検出手段
と、を備える。
【0025】本発明の実施例によれば、この装置は、さ
らに、大きな2進数と小さな2進数とを比較し、もし大
きな2進数が小さな2進数より小さいかあるいは等しい
ときに、第1のカウント手段と第2のカウント手段を待
機状態に設定する、第1の比較器を備える。
らに、大きな2進数と小さな2進数とを比較し、もし大
きな2進数が小さな2進数より小さいかあるいは等しい
ときに、第1のカウント手段と第2のカウント手段を待
機状態に設定する、第1の比較器を備える。
【0026】本発明の実施例によれば、この装置は、さ
らに、大きな2進数を最大2進数と比較し、もし大きな
2進数が大きければ、カウント手段を待機状態に設定す
る、第2の比較器と、小さな2進数を最小2進数と比較
し、もし小さな2進数が小さけ0ば、カウント手段を待
機状態に設定する、第3の比較器と、を備える。
らに、大きな2進数を最大2進数と比較し、もし大きな
2進数が大きければ、カウント手段を待機状態に設定す
る、第2の比較器と、小さな2進数を最小2進数と比較
し、もし小さな2進数が小さけ0ば、カウント手段を待
機状態に設定する、第3の比較器と、を備える。
【0027】本発明の実施例によれば、プログラマブル
除算器は、マルチプレクサによって提供される数値によ
ってプログラムされるパルス発生器の出力信号によって
いずれかが選択される2つの別個の数値による除算器を
備える。
除算器は、マルチプレクサによって提供される数値によ
ってプログラムされるパルス発生器の出力信号によって
いずれかが選択される2つの別個の数値による除算器を
備える。
【0028】
【実施例】図1Aに示すようなPLLを備えた同期シス
テムにおいて、本発明による方法は、信号SYNCの現
在の安定した周期Tが長い周期と短い周期の間に存在す
ることを提供するとともに、信号Fint の長い周期(T
H )と短い周期(TL )をできるだけ信号SYNCの現
在の安定した周期Tにより近いものにするために、信号
Fint の長い周期(TH )と短い周期(TL )を修正す
ることにある。このことは次のようにして達成される。
テムにおいて、本発明による方法は、信号SYNCの現
在の安定した周期Tが長い周期と短い周期の間に存在す
ることを提供するとともに、信号Fint の長い周期(T
H )と短い周期(TL )をできるだけ信号SYNCの現
在の安定した周期Tにより近いものにするために、信号
Fint の長い周期(TH )と短い周期(TL )を修正す
ることにある。このことは次のようにして達成される。
【0029】信0SYNCの周波数のさらなるシフトの
ために、信号SYNCの周期Tは信号Fint の長い周期
と短い周期との間にはもはや含まれない。もし周期T
が、例えば、長い周期より大きければ、この長い周期は
それが再び周期Tより大きくなるまで増加せしめられ
る。もし周期Tが短い周期より小さければ、その短い周
期はそれが再び周期Tより小さくなるまで減少せしめら
れる。したがって、周期Tから最も離れた信号Fint の
周期は、信号Fint のその他の周期が最も離れるまで、
そして、長い周期および短い周期が、周期Tの両側に存
在すると同時に予め定められた最小値によってお互いに
分離されるまで、より近いものにされる。
ために、信号SYNCの周期Tは信号Fint の長い周期
と短い周期との間にはもはや含まれない。もし周期T
が、例えば、長い周期より大きければ、この長い周期は
それが再び周期Tより大きくなるまで増加せしめられ
る。もし周期Tが短い周期より小さければ、その短い周
期はそれが再び周期Tより小さくなるまで減少せしめら
れる。したがって、周期Tから最も離れた信号Fint の
周期は、信号Fint のその他の周期が最も離れるまで、
そして、長い周期および短い周期が、周期Tの両側に存
在すると同時に予め定められた最小値によってお互いに
分離されるまで、より近いものにされる。
【0030】図2は、図1Aの除算の数値NH およびN
L を適切に修正することによって、信号Fint の長い周
期および短い周期のこの修正を可能とする、本発明の実
施例によるPLLの概略図である。そのPLLは、図1
Aの従来のPLLで使用されたものと同一の、信号SY
NCと信号Fint を受信し信号SGNを提供する、ディ
ジタル位相比較器10を備える。信号Fint は、クロッ
ク信号CKをNがプログラマブルである除算器(DIV
N)13によって除算することによって得られる。除
算器13は数値Nで示されるプログラムのための入力(p
rogrammation input) を備える。この数値Nは2入力マ
ルチプレクサ14によって提供される。信号SGNの状
態“1”は、メモリー16に格納された大きい数値NH
で示されるマル0プレクサの第1の入力を選択する。信
号SGNの状態“0”は、メモリー17に格納された小
さい数値NL で示されるマルチプレクサの第2の入力を
選択する。
L を適切に修正することによって、信号Fint の長い周
期および短い周期のこの修正を可能とする、本発明の実
施例によるPLLの概略図である。そのPLLは、図1
Aの従来のPLLで使用されたものと同一の、信号SY
NCと信号Fint を受信し信号SGNを提供する、ディ
ジタル位相比較器10を備える。信号Fint は、クロッ
ク信号CKをNがプログラマブルである除算器(DIV
N)13によって除算することによって得られる。除
算器13は数値Nで示されるプログラムのための入力(p
rogrammation input) を備える。この数値Nは2入力マ
ルチプレクサ14によって提供される。信号SGNの状
態“1”は、メモリー16に格納された大きい数値NH
で示されるマル0プレクサの第1の入力を選択する。信
号SGNの状態“0”は、メモリー17に格納された小
さい数値NL で示されるマルチプレクサの第2の入力を
選択する。
【0031】本発明によるPLLの上述した構成要素は
図1Aの従来のPLLの構成要素と同じ機能を有し、そ
して、同様に、多くの数にわたって計算される信号F
int の平均周期が信号SYNCの周期Tに等しくなるよ
うに連続的に発生する短い周期TL および長い周期TH
とを備えた信号Fint を提供する。
図1Aの従来のPLLの構成要素と同じ機能を有し、そ
して、同様に、多くの数にわたって計算される信号F
int の平均周期が信号SYNCの周期Tに等しくなるよ
うに連続的に発生する短い周期TL および長い周期TH
とを備えた信号Fint を提供する。
【0032】数値NH あるいは数値NL による従来の除
算器12はプログラマブル除算器13に置き換えられ、
それには、信号SGNによって切り換えられるマルチプ
レクサ14を介して数値NH あるいは数値NL のいずれ
かが外部から提供される。したがって、数値NH および
数値NL を修正することによって、周期TH および周期
TL が上述した方法によって修正される。本発明の好ま
しい実施例による数値NH および数値NL を修正する方
法が以下で詳しく記述される。
算器12はプログラマブル除算器13に置き換えられ、
それには、信号SGNによって切り換えられるマルチプ
レクサ14を介して数値NH あるいは数値NL のいずれ
かが外部から提供される。したがって、数値NH および
数値NL を修正することによって、周期TH および周期
TL が上述した方法によって修正される。本発明の好ま
しい実施例による数値NH および数値NL を修正する方
法が以下で詳しく記述される。
【0033】制御回路(CTRL)18は、信号SGN
の一連の状態の関数として、メモリー16および17の
数値NH および数値NL を増加あるいは減少させる。制
御回路18は、予め定められた周期の数、例えば4個、
を備える窓(window)の中の信号SGNの最新の一連の状
態を分析する。信号SGNの状態の解釈は、次のような
状態を検出しそれに対応する動作を生じさせることを可
能とする。
の一連の状態の関数として、メモリー16および17の
数値NH および数値NL を増加あるいは減少させる。制
御回路18は、予め定められた周期の数、例えば4個、
を備える窓(window)の中の信号SGNの最新の一連の状
態を分析する。信号SGNの状態の解釈は、次のような
状態を検出しそれに対応する動作を生じさせることを可
能とする。
【0034】a)信号SGNが“1”と“0”との間を
交互に繰り返す状態(その動作周期は0.5 である)を示
す。図1Bに関連して示されたように、信号SYNCの
周期Tは信号Fint の短い周期TL と長い周期TH との
間の中央に置かれる。信号SGNのこれらの半周期は分
析の窓の中で検出され、小さな数値NL がその他の周期
毎に増加せしめられるとともに大きな数値NH が他の2
つの周期毎に減少せしめられる。したがって、信号F
int の長い周期TH と短い周期TL の信号SYNCの周
期Tへの素早い収束が得られる。
交互に繰り返す状態(その動作周期は0.5 である)を示
す。図1Bに関連して示されたように、信号SYNCの
周期Tは信号Fint の短い周期TL と長い周期TH との
間の中央に置かれる。信号SGNのこれらの半周期は分
析の窓の中で検出され、小さな数値NL がその他の周期
毎に増加せしめられるとともに大きな数値NH が他の2
つの周期毎に減少せしめられる。したがって、信号F
int の長い周期TH と短い周期TL の信号SYNCの周
期Tへの素早い収束が得られる。
【0035】b)信号SGNが連続的に“1”(結果と
しての信号Fint が長い周期にブロックされる)であ
る。このことは、信号Fint の長い周期TH が、信号S
YNCの現在の周期Tより小さいか、あるいは位相遅延
を素早く復旧するためには少なくとも不十分であること
を示す。信号SGNが、例えば、4つの周期を通じて
“1”である場合、大きな数値NH は、信号SGNが
“0”として検出されるまで、それぞれの連続する周期
において1ユニットだけ増加せしめられる。
しての信号Fint が長い周期にブロックされる)であ
る。このことは、信号Fint の長い周期TH が、信号S
YNCの現在の周期Tより小さいか、あるいは位相遅延
を素早く復旧するためには少なくとも不十分であること
を示す。信号SGNが、例えば、4つの周期を通じて
“1”である場合、大きな数値NH は、信号SGNが
“0”として検出されるまで、それぞれの連続する周期
において1ユニットだけ増加せしめられる。
【0036】c)信号SGNが時々1つの“0”を伴う
“1”の連続を示す(その動作周期は1に近い)。この
ことは、長い周期TH が周期Tより大きいが短い周期T
L よりも周期Tに近いことを示す。“0”が検出される
それぞれのときに、小さな数値NL が1ユニットだけ増
加せしめられて短い周期TL は周期Tと周期TH により
近づけられる。したがって、連続する“1”の数が、交
互の複数の“1”と複数の“0”が現れるまで、結果と
しての信号Fint の平均周期が周期Tに等しくなるよう
に、減少せしめられる。
“1”の連続を示す(その動作周期は1に近い)。この
ことは、長い周期TH が周期Tより大きいが短い周期T
L よりも周期Tに近いことを示す。“0”が検出される
それぞれのときに、小さな数値NL が1ユニットだけ増
加せしめられて短い周期TL は周期Tと周期TH により
近づけられる。したがって、連続する“1”の数が、交
互の複数の“1”と複数の“0”が現れるまで、結果と
しての信号Fint の平均周期が周期Tに等しくなるよう
に、減少せしめられる。
【0037】しかしながら、複数の“1”の数が非常に
多い場合には、小さい数値NL は非常にゆっくりと増加
せしめられる。収束を早めるためには、次のように動作
することが望ましい。b)の場合のように、大きい数値
NH が、4つの連続した“1”が分析の窓の中に検出さ
れたときの周期の次のぞれぞれの周期で増加せしめられ
る。このことは、周期Tが長い周期TH と短い周期TL
との間の中央に素早く置かれることとなる。実際に、信
号SGNの“0”に続く4つの“1”の周期を除くすべ
ての周期を通じて数値NH と数値NL のいずれの修正を
も得ることができる。周期Tが中央に置かれたとき、収
束が素早い上述のa)の状態を得る。
多い場合には、小さい数値NL は非常にゆっくりと増加
せしめられる。収束を早めるためには、次のように動作
することが望ましい。b)の場合のように、大きい数値
NH が、4つの連続した“1”が分析の窓の中に検出さ
れたときの周期の次のぞれぞれの周期で増加せしめられ
る。このことは、周期Tが長い周期TH と短い周期TL
との間の中央に素早く置かれることとなる。実際に、信
号SGNの“0”に続く4つの“1”の周期を除くすべ
ての周期を通じて数値NH と数値NL のいずれの修正を
も得ることができる。周期Tが中央に置かれたとき、収
束が素早い上述のa)の状態を得る。
【0038】次のd)とe)の状態がb)とc)の状態
の相補的な状態に対応し、同一の推論が成立する。
の相補的な状態に対応し、同一の推論が成立する。
【0039】d)信号SGNが常に“0”である。この
ことは、短い周期TL が周期Tより大きいことを示す。
信号SGNが4つの周期を通じて“0”となったとき、
小さな数値NL は、信号SGNが“1”として検出され
るまで、それぞれの連続する周期において1ユニットだ
け減少せしめられる。
ことは、短い周期TL が周期Tより大きいことを示す。
信号SGNが4つの周期を通じて“0”となったとき、
小さな数値NL は、信号SGNが“1”として検出され
るまで、それぞれの連続する周期において1ユニットだ
け減少せしめられる。
【0040】e)信号SGNが時々1つの“1”を伴う
“0”の連続的な列を示す(その動作周期は0に近
い)。このことは、短い周期TL が周期Tより小さいが
長い周期TH より周期Tに近いことを示す。“1”が検
出されるそれぞれのときに、大きな数値NH は1ユニッ
トだけ減少せしめられる。小さな数値NL は、交互の
“1”と“0”が現れるまで、分析の窓の中に4つの連
続する“0”が検出されたときの次のそれぞれの周期で
増加せしめられる。
“0”の連続的な列を示す(その動作周期は0に近
い)。このことは、短い周期TL が周期Tより小さいが
長い周期TH より周期Tに近いことを示す。“1”が検
出されるそれぞれのときに、大きな数値NH は1ユニッ
トだけ減少せしめられる。小さな数値NL は、交互の
“1”と“0”が現れるまで、分析の窓の中に4つの連
続する“0”が検出されたときの次のそれぞれの周期で
増加せしめられる。
【0041】もちろん、本発明によるPLLは予め定め
られた要件が満足される場合のみ動作する。特に、数値
NH は数値NL より大きくなければならず、ゆえに、段
階a)において数値NH と数値NL が1ユニットだけし
か違わない場合、数値NH を減少させることをあるいは
数値NL を増加させることを避ける必要がある。図3に
関連してどのようにしてこれらの要件を満足させるかが
わかる。
られた要件が満足される場合のみ動作する。特に、数値
NH は数値NL より大きくなければならず、ゆえに、段
階a)において数値NH と数値NL が1ユニットだけし
か違わない場合、数値NH を減少させることをあるいは
数値NL を増加させることを避ける必要がある。図3に
関連してどのようにしてこれらの要件を満足させるかが
わかる。
【0042】図3は図2のPLLの実施例を詳細に示し
たものである。図3においては再び図2の位相比較器1
0、マルチプレクサ14、およびプログラマブル除算器
13が示される。大きな数値NH および小さな数値NL
を含むメモリー16および17は、プログラマブル除算
器13によって生成される信号Fint によってクロック
されるアップ/ダウン・カウンタである。次に記述され
る付加的な構成要素は図2の制御回路18を構成する。
たものである。図3においては再び図2の位相比較器1
0、マルチプレクサ14、およびプログラマブル除算器
13が示される。大きな数値NH および小さな数値NL
を含むメモリー16および17は、プログラマブル除算
器13によって生成される信号Fint によってクロック
されるアップ/ダウン・カウンタである。次に記述され
る付加的な構成要素は図2の制御回路18を構成する。
【0043】位相比較器10の出力信号SGNの最後の
3つの状態SGN−1、SGN−2、およびSGN−3
はシフト・レジスタ35の3つのフリップ・フロップ3
4に格納され、SGN−0は現在の信号SGNの状態を
示している。シフト・レジスタ35は信号Fint によっ
てクロックされ上述の分析窓を構成する。
3つの状態SGN−1、SGN−2、およびSGN−3
はシフト・レジスタ35の3つのフリップ・フロップ3
4に格納され、SGN−0は現在の信号SGNの状態を
示している。シフト・レジスタ35は信号Fint によっ
てクロックされ上述の分析窓を構成する。
【0044】状態SGN−0〜SGN−3がそれぞれ、
4入力ANDゲート37の入力に適用され、その出力
は、2入力ANDゲート38を介してアップ/ダウン・
カウンタ16のカウント・アップ有効入力(UP)に接
続される。
4入力ANDゲート37の入力に適用され、その出力
は、2入力ANDゲート38を介してアップ/ダウン・
カウンタ16のカウント・アップ有効入力(UP)に接
続される。
【0045】状態SGN−0〜SGN−3の補数がそれ
ぞれ、4入力ANDゲート40の入力に適用され、その
出力が、2入力ANDゲート41を介してアップ/ダウ
ン・カウンタ17のカウント・ダウン有効入力(DOW
N)に接続される。
ぞれ、4入力ANDゲート40の入力に適用され、その
出力が、2入力ANDゲート41を介してアップ/ダウ
ン・カウンタ17のカウント・ダウン有効入力(DOW
N)に接続される。
【0046】状態SGN−0の補数、状態SGN−1、
および状態SGN−2の補数がそれぞれ3入力ANDゲ
ート43の入力に適用され、その出力が、2入力AND
ゲート44を介してアップ/ダウン・カウンタ16のカ
ウント・ダウン有効入力(DOWN)に接続される。
および状態SGN−2の補数がそれぞれ3入力ANDゲ
ート43の入力に適用され、その出力が、2入力AND
ゲート44を介してアップ/ダウン・カウンタ16のカ
ウント・ダウン有効入力(DOWN)に接続される。
【0047】状態SGN−0、状態SGN−1の補数、
状態SGN−2がそれぞれ3入力ANDゲート46の入
力に適用され、その出力が、2入力ANDゲート47を
介してアップ/ダウン・カウンタ17のカウント・アッ
プ有効入力(UP)に接続される。
状態SGN−2がそれぞれ3入力ANDゲート46の入
力に適用され、その出力が、2入力ANDゲート47を
介してアップ/ダウン・カウンタ17のカウント・アッ
プ有効入力(UP)に接続される。
【0048】まず最初に、ANDゲート38、41、4
4、47、および図示されない回路のその他の構成要素
は考慮しない。なぜなら、それらはPLLの主たる動作
に影響するものではないからである。ANDゲート3
7、40、43、および46の出力は直接にアップ/ダ
ウン・カウンタ16および17のアップあるいはダウン
の有効入力に接続され、数値NH は数値NL より大き
い、と仮定する。本発明によるPLLの動作が図3に関
連して記述される。
4、47、および図示されない回路のその他の構成要素
は考慮しない。なぜなら、それらはPLLの主たる動作
に影響するものではないからである。ANDゲート3
7、40、43、および46の出力は直接にアップ/ダ
ウン・カウンタ16および17のアップあるいはダウン
の有効入力に接続され、数値NH は数値NL より大き
い、と仮定する。本発明によるPLLの動作が図3に関
連して記述される。
【0049】上述したb)およびc)の状態に対応する
信号SGNの4つの連続する“1”は、カウンタ16の
カウント・アップを可能とする、したがって、信号F
int の次のパルスを通じて数値NH を1ユニットだけ増
加させることを可能とするANDゲート37によって検
出される。
信号SGNの4つの連続する“1”は、カウンタ16の
カウント・アップを可能とする、したがって、信号F
int の次のパルスを通じて数値NH を1ユニットだけ増
加させることを可能とするANDゲート37によって検
出される。
【0050】上述したd)およびe)の状態に対応する
信号SGNの4つの連続する“0”は、カウンタ17の
カウント・ダウンを可能とする、したがって、信号F
int の次のパルスを通じて数値NL を1ユニットだけ減
少させることを可能とするANDゲート40によって検
出される。
信号SGNの4つの連続する“0”は、カウンタ17の
カウント・ダウンを可能とする、したがって、信号F
int の次のパルスを通じて数値NL を1ユニットだけ減
少させることを可能とするANDゲート40によって検
出される。
【0051】上述したa)およびc)の状態に対応する
信号SGNの状態1、0、1の連続は、カウンタ17の
アップ・カウントを可能とする、したがって、信号F
int の次のパルスを通じて数値NL を1ユニットだけ増
加させることを可能とするゲート46によって検出され
る。
信号SGNの状態1、0、1の連続は、カウンタ17の
アップ・カウントを可能とする、したがって、信号F
int の次のパルスを通じて数値NL を1ユニットだけ増
加させることを可能とするゲート46によって検出され
る。
【0052】上述したa)およびe)の状態に対応する
信号SGNの状態0、1、0の連続は、カウンタ16の
ダウン・カウントを可能とする、したがって、信号F
int の次のパルスを通じて数値NH を1ユニットだけ減
少させることを可能とするゲート43によって検出され
る。
信号SGNの状態0、1、0の連続は、カウンタ16の
ダウン・カウントを可能とする、したがって、信号F
int の次のパルスを通じて数値NH を1ユニットだけ減
少させることを可能とするゲート43によって検出され
る。
【0053】本発明による回路は付加的な構成要素を備
え、その中で、ANDゲート38、41、44、および
47は、数値NH および数値NL が誤りの値、つまり、
NH>Nmax 、NL <Nmin 、NH <NL のような値、
を有することを防止する。数値Nmax および数値Nmin
はそれぞれ信号Fint の両端の周期に対応する数値を示
し、それらの間で信号SYNCが変化すると仮定され
る。
え、その中で、ANDゲート38、41、44、および
47は、数値NH および数値NL が誤りの値、つまり、
NH>Nmax 、NL <Nmin 、NH <NL のような値、
を有することを防止する。数値Nmax および数値Nmin
はそれぞれ信号Fint の両端の周期に対応する数値を示
し、それらの間で信号SYNCが変化すると仮定され
る。
【0054】カウンタ16が数値Nmax を越えてカウン
トしないように、それの出力(NH)は、数値NH と数
値Nmax を比較しNH >Nmax のときANDゲート38
の第2の入力に状態“0”を提供することによってカウ
ンタ16のカウント・アップを禁止する比較器50に接
続される。
トしないように、それの出力(NH)は、数値NH と数
値Nmax を比較しNH >Nmax のときANDゲート38
の第2の入力に状態“0”を提供することによってカウ
ンタ16のカウント・アップを禁止する比較器50に接
続される。
【0055】カウンタ17が数値Nmin より以下にカウ
ントしないように、それの出力(NL )は、数値NL と
数値Nmin を比較しNL <Nmin のときANDゲート4
1の第2の入力に状態“0”を提供することによってカ
ウンタ17のカウント・ダウンを禁止する比較器52に
接続される。
ントしないように、それの出力(NL )は、数値NL と
数値Nmin を比較しNL <Nmin のときANDゲート4
1の第2の入力に状態“0”を提供することによってカ
ウンタ17のカウント・ダウンを禁止する比較器52に
接続される。
【0056】数値NH および数値NL もまた、NH <N
L のときにANDゲート44および47の第2の入力に
状態“0”を提供することによってカウンタ16のカウ
ント・ダウンおよびカウンタ17のカウント・アップを
禁止する比較器54において比較される。
L のときにANDゲート44および47の第2の入力に
状態“0”を提供することによってカウンタ16のカウ
ント・ダウンおよびカウンタ17のカウント・アップを
禁止する比較器54において比較される。
【0057】数値NH および数値NL は大きな値に近い
ものとなる数値であり、後述される実際の例では約7000
である。カウンタ16および17においてわずかしか変
化しない大きな数値を格納することは有益なことではな
い。なぜなら、多くのビット数を備えたカウンタが必要
とされるからである。許容できるビット数で符号化でき
るゼロからある数値の間で構成される中間の大きな数値
(nH )および小さな数値(nL )をカウンタ16およ
び17に格納することが望ましく、したがって、これら
の数値が、これらの数値から適切な除算要素(division
factor) Nを計算する特定のプログラマブル除算器に提
供される。
ものとなる数値であり、後述される実際の例では約7000
である。カウンタ16および17においてわずかしか変
化しない大きな数値を格納することは有益なことではな
い。なぜなら、多くのビット数を備えたカウンタが必要
とされるからである。許容できるビット数で符号化でき
るゼロからある数値の間で構成される中間の大きな数値
(nH )および小さな数値(nL )をカウンタ16およ
び17に格納することが望ましく、したがって、これら
の数値が、これらの数値から適切な除算要素(division
factor) Nを計算する特定のプログラマブル除算器に提
供される。
【0058】数値NH および数値NL は一定の値をnH
とnL に加算することによって簡単に得られる。
とnL に加算することによって簡単に得られる。
【0059】図4は、プログラマブル除算器のもう1つ
の実施例を示し、本発明を実現するために種々の変形が
なされることを示そうとするものである。図4のプログ
ラマブル除算器は、クロック信号CKを受信し中間信号
Fi を提供する9 あるいは10で除算される除算器(DI
V 9/10)60を備える。9 による除算(例えば、
クロック信号CKの9個のパルス毎のパルスの準備(pro
vision) )あるいは10による除算(例えば、クロック信
号CKの10個のパルス毎のパルスの準備)かは信号10
/ 9*によって選択される。この信号の状態“1”は10に
よる除算を生じ、状態“0”は9 による除算を生じる結
果となる。信号Fint は中間信号Fi から除算器62に
よって信号Fi を除算することによって得られる。
の実施例を示し、本発明を実現するために種々の変形が
なされることを示そうとするものである。図4のプログ
ラマブル除算器は、クロック信号CKを受信し中間信号
Fi を提供する9 あるいは10で除算される除算器(DI
V 9/10)60を備える。9 による除算(例えば、
クロック信号CKの9個のパルス毎のパルスの準備(pro
vision) )あるいは10による除算(例えば、クロック信
号CKの10個のパルス毎のパルスの準備)かは信号10
/ 9*によって選択される。この信号の状態“1”は10に
よる除算を生じ、状態“0”は9 による除算を生じる結
果となる。信号Fint は中間信号Fi から除算器62に
よって信号Fi を除算することによって得られる。
【0060】信号10/9* は、中間信号Fi を受信しそし
てマルチプレクサ14(図2および図3)によって提供
される上述の中間の数値nH およびnL のいずれか一方
である数値nによってプログラムされるプログラマブル
・パルス発生器(n−PLS)64によって提供され
る。入力信号Fi のパルスの予め定められた数(nより
大きい)が発生するそれぞれの度に、パルス発生器64
はn個のパルスだけ転送している。
てマルチプレクサ14(図2および図3)によって提供
される上述の中間の数値nH およびnL のいずれか一方
である数値nによってプログラムされるプログラマブル
・パルス発生器(n−PLS)64によって提供され
る。入力信号Fi のパルスの予め定められた数(nより
大きい)が発生するそれぞれの度に、パルス発生器64
はn個のパルスだけ転送している。
【0061】テレビジョンに適合される例では、クロッ
ク信号CKは111MHzの周波数を有し、除算器62は768
で除算される除算器であり、パルス発生器64は信号F
i の1024個のパルスの間でn個のパルスを発生する発生
器であり、カウンタ16あるいは17によって提供され
る数値nは0 〜511 の範囲の2進数(9ビットで符号化
される)である。
ク信号CKは111MHzの周波数を有し、除算器62は768
で除算される除算器であり、パルス発生器64は信号F
i の1024個のパルスの間でn個のパルスを発生する発生
器であり、カウンタ16あるいは17によって提供され
る数値nは0 〜511 の範囲の2進数(9ビットで符号化
される)である。
【0062】この除算器の構成によって、信号Fi は10
24個のパルスの連続を生じさせ、それのn個はクロック
信号CKの10周期によってそれぞれ分離され、それの
(1024−n)個はクロック信号CKの9 周期によってそ
れぞれ分離される。信号Fintは信号Fi の768 個のパ
ルス毎に1 個のパルスを生じさせる。
24個のパルスの連続を生じさせ、それのn個はクロック
信号CKの10周期によってそれぞれ分離され、それの
(1024−n)個はクロック信号CKの9 周期によってそ
れぞれ分離される。信号Fintは信号Fi の768 個のパ
ルス毎に1 個のパルスを生じさせる。
【0063】したがって、信号Fint の周波数は、N =
768[( n / 1024) + 9 ] によって除算されるクロック信
号CKの周波数に等しい。もし n = 256であれば、N =
7104であり信号Fint の周波数は定格のライン周波数15
625Hz に等しい。
768[( n / 1024) + 9 ] によって除算されるクロック信
号CKの周波数に等しい。もし n = 256であれば、N =
7104であり信号Fint の周波数は定格のライン周波数15
625Hz に等しい。
【0064】この除算器が本発明によるPLLに用いら
れるとき、大きな中間数値(nH )と小さな中間数値
(nL )が1ユニットだけ異なるやいなや、信号Fint
の長い周期と短い周期との間の差は6.7ns であり、それ
はテレビジョン画面で感じることのできないシフトに対
応する。
れるとき、大きな中間数値(nH )と小さな中間数値
(nL )が1ユニットだけ異なるやいなや、信号Fint
の長い周期と短い周期との間の差は6.7ns であり、それ
はテレビジョン画面で感じることのできないシフトに対
応する。
【0065】
【発明の効果】加えて、本発明によるPLLは62.3μs
から65.7μsまで変化する(それぞれnL = 0 および
nH =511 に対応する)周期を有する信号SYNCに追
従することができる。これらの両端を有する周期は、よ
り多くのビット数を備えたアップ/ダウン・カウンタお
よびプログラマブル除算器を使用することによって、そ
して、除算器62の除算要素を減少させることによっ
て、増大させることができる。短い周期と長い周期との
間の最小の差は、高い周波数を備えたクロック信号CK
を使用することによって、そして、除算器62の除算要
素を増加させることによって、減少させることができ
る。
から65.7μsまで変化する(それぞれnL = 0 および
nH =511 に対応する)周期を有する信号SYNCに追
従することができる。これらの両端を有する周期は、よ
り多くのビット数を備えたアップ/ダウン・カウンタお
よびプログラマブル除算器を使用することによって、そ
して、除算器62の除算要素を減少させることによっ
て、増大させることができる。短い周期と長い周期との
間の最小の差は、高い周波数を備えたクロック信号CK
を使用することによって、そして、除算器62の除算要
素を増加させることによって、減少させることができ
る。
【0066】図3に関連して記述された実施例におい
て、信号Fint の永続する位相の進みあるいは遅れは4
つの周期(ANDゲート37および40)にわたって検
出される。偶発的な位相差の発生は3つの周期(AND
ゲート43および46)にわたって検出される。両方の
場合において3つの周期にわたっての検出を達成するこ
ともできる。
て、信号Fint の永続する位相の進みあるいは遅れは4
つの周期(ANDゲート37および40)にわたって検
出される。偶発的な位相差の発生は3つの周期(AND
ゲート43および46)にわたって検出される。両方の
場合において3つの周期にわたっての検出を達成するこ
ともできる。
【0067】本発明がテレビジョン信号に関連して記述
されたが、この分野に精通した者であれば、この回路
が、クロック信号の周波数と、除算器の除算要素と、数
値NHと数値NL の差と、を適合することによって、従
来のいかなるPLLの代わりとしても使用することので
きるディジタルPLLであることがわかるであろう。本
発明の種々の変形と変更がこの分野に精通した者によっ
て考えつくであろう。例えば、カウンタと、論理ゲート
と、除算器と、はマイクロプロセッサを適切にプログラ
ミングすることによって達成され、シフト・レジスタ3
5はメモリー・セルによって置き換えられてもよい。記
述されたこれらのロジック回路と同じ機能を有する他の
ロジック回路を考え出すこともできる。
されたが、この分野に精通した者であれば、この回路
が、クロック信号の周波数と、除算器の除算要素と、数
値NHと数値NL の差と、を適合することによって、従
来のいかなるPLLの代わりとしても使用することので
きるディジタルPLLであることがわかるであろう。本
発明の種々の変形と変更がこの分野に精通した者によっ
て考えつくであろう。例えば、カウンタと、論理ゲート
と、除算器と、はマイクロプロセッサを適切にプログラ
ミングすることによって達成され、シフト・レジスタ3
5はメモリー・セルによって置き換えられてもよい。記
述されたこれらのロジック回路と同じ機能を有する他の
ロジック回路を考え出すこともできる。
【0068】
【図1A】従来のディジタルPLLの概略構成図。
【図1B】従来のディジタルPLLの信号のタイム・チ
ャート。
ャート。
【図2】本発明によるディジタルPLLの概略構成図。
【図3】図2のPLLの典型的な実施例の構成図。
【図4】図2および図3のPLLに使用することのでき
るプログラマブル除算器の実施例の構成図。
るプログラマブル除算器の実施例の構成図。
10 位相比較器 12、13、60、62 除算器 14 マルチプレクサ 16、17 カウンタ 18 制御回路 35 シフト・レジスタ 37、38、40、41、43、44、46、47
ANDゲート回路 50、52、54 比較器
ANDゲート回路 50、52、54 比較器
Claims (10)
- 【請求項1】 基準周期(T)を有する基準信号(SY
NC)に関連して内部信号(Fint )を同期する方法で
あって、前記内部信号は前記基準周期(T)がその間に
通常では包含される長い周期(TH )あるいは短い周期
(TL )を有し、 a)長い周期(TH )と短い周期(TL )の時間期間に
関して前記基準周期(T)の時間期間を分析する段階
と、 b)もし基準周期(T)が短い周期(TL )より長い周
期(TH )に近ければ、短い周期(TL )を増加せしめ
る段階と、 c)もし基準周期(T)が長い周期(TH )より短い周
期(TL )に近ければば、長い周期(TH )を減少せし
める段階と、 d)もし基準周期(T)が長い周期(TH )より大きけ
れば、長い周期(TH)を増加せしめる段階と、 e)もし基準周期(T)が短い周期(TL )より小さけ
れば、短い周期(TL)を減少せしめる段階と、 を備えたことを特徴とする基準信号(SYNC)に関連
して内部信号(Fint)を同期する方法。 - 【請求項2】 段階a)が前記内部信号(Fint )と前
記基準信号(SYNC)との間の予め定められた数の最
新の連続する位相差を分析することからなり、段階b)
〜e)の用件が、それぞれ、 − 進んでいる位相の数が遅れている位相の数より多
い、 − 遅れている位相の数が進んでいる位相の数より多
い、 − 遅れている位相がない、 − 進んでいる位相がない、 を満足すれば段階b)〜e)のそれぞれの動作が実行さ
れる、請求項1に記載の基準信号(SYNC)に関連し
て内部信号(Fint )を同期する方法。 - 【請求項3】 − もし進んでいる位相の連続する数が
予め定められた数より多ければ、長い周期(TH )を増
加せしめる段階と、 − もし遅れている位相の連続する数が予め定められた
数より多ければ、短い周期(TL )を減少せしめる段階
と、 を備えた請求項2に記載の基準信号(SYNC)に関連
して内部信号(Fint)を同期する方法。 - 【請求項4】 − 長い周期(TH )と短い周期(T
L )を比較する段階と、 − 長い周期(TH )と短い周期(TL )との間の差が
予め定められたスレッショールドより小さいとき、長い
周期を減少させることと短い周期を増加させることを禁
止する段階と、 を備えた請求項1に記載の基準信号(SYNC)に関連
して内部信号(Fint)を同期する方法。 - 【請求項5】 − 長い周期(TH )を最大周期と比較
し、もしそれらの周期が等しければ長い周期を増加させ
ることを禁止する段階と、 − 短い周期(TL )を最小周期と比較し、もしそれら
の周期が等しければ短い周期を減少させることを禁止す
る段階と、 を備えた請求項1に記載の基準信号(SYNC)に関連
して内部信号(Fint)を同期する方法。 - 【請求項6】 基準信号(SYNC)に関連して内部信
号(Fint )を同期する装置であって、前記それぞれの
信号は定格の周波数で発生する通常のパルスを備え、 − もし前記内部信号(Fint )の位相が同期信号(S
YNC)の位相に関して進んでいれば、予め定められた
論理状態(“1”)の位相比較信号(SGN)を提供
し、もしそうでなければ、相補的な論理状態(“0”)
の位相比較信号(SGN)を提供する、位相比較器(1
0)と、 − クロック(CK)を供給され前記内部信号(F
int )を提供するプログラマブル周波数除算器(13)
と、 − 前記除算器をプログラムするために、もし前記位相
比較信号が予め定められた状態(“1”)であれば大き
な2進数(NH )を前記除算器に提供し、もしそうでな
ければ、小さな2進数(NL )を前記除算器に提供す
る、マルチプレクサ(14)と、 − 位相比較信号(SGN)の最新の状態を順次に格納
するための手段(34)と、 − 前記内部信号(Fint )によってクロックされマル
チプレクサに前記大きな2進数(NH )を提供する第1
のカウント手段(16)と、 − 位相比較信号(SGN)の格納された最新の状態が
予め定められた状態(“1”)の単一の状態を有すると
き、第1のカウント手段(16)をカウント・ダウンす
る位置に設定する、第1の検出手段(43)と、 − 前記内部信号(Fint )によってクロックされマル
チプレクサ(14)に前記小さな2進数(NL )を提供
する第2のカウント手段(17)と、 − 位相比較信号(SGN)の格納された最新の状態が
相補的な状態(“0”)の単一の状態を有するとき、第
2のカウント手段(17)をカウント・アップする位置
に設定する、第2の検出手段(46)と、 を備えたことを特徴とする基準信号(SYNC)に関連
して内部信号(Fint)を同期する装置。 - 【請求項7】 − 位相比較信号(SGN)の格納さ
れたすべての状態が予め定められた状態(“1”)であ
るとき、第1のカウント手段(16)をカウント・アッ
プする位置に設定する、第3の検出手段(37)と、 − 位相比較信号(SGN)の格納されたすべての状態
が相補的な状態(“0”)であるとき、第2のカウント
手段(17)をカウント・ダウンする位置に設定する、
第4の検出手段(40)と、 を備えた請求項6に記載の基準信号(SYNC)に関連
して内部信号(Fint)を同期する装置。 - 【請求項8】 前記大きな2進数(NH )と小さな2進
数(NL )とを比較し、もし前記大きな2進数が小さな
2進数より小さいかあるいは等しいときに、前記第1の
カウント手段(16)と第2のカウント手段(17)を
待機状態に設定する、第1の比較器(54)を備えた請
求項7に記載の基準信号(SYNC)に関連して内部信
号(Fint )を同期する装置。 - 【請求項9】 − 前記大きな2進数(NH )を最大2
進数(511)と比較し、もし前記大きな2進数(N
H )が大きければ、前記カウント手段(16)を待機状
態に設定する、第2の比較器と、 − 前記小さな2進数(NL )を最小2進数(0)と比
較し、もし前記小さな2進数(NL )が小さければ、前
記カウント手段(17)を待機状態に設定する、第3の
比較器と、 を備えた請求項6に記載の基準信号(SYNC)に関連
して内部信号(Fint)を同期する装置。 - 【請求項10】 前記プログラマブル除算器(13)
が、マルチプレクサ(14)によって提供される数値に
よってプログラムされるパルス発生器(64)の出力信
号によっていずれかが選択される2つの別個の数値によ
る除算器(60)を備える、請求項6に記載の基準信号
(SYNC)に関連して内部信号(Fin t )を同期する
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9109925 | 1991-07-30 | ||
FR9109925A FR2680058B1 (fr) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | Procede et dispositif de synchronisation d'un signal. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05243982A true JPH05243982A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=9415924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4220987A Withdrawn JPH05243982A (ja) | 1991-07-30 | 1992-07-29 | 信号を同期するための方法と装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5319681A (ja) |
EP (1) | EP0526359B1 (ja) |
JP (1) | JPH05243982A (ja) |
DE (1) | DE69214055T2 (ja) |
FR (1) | FR2680058B1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5832048A (en) * | 1993-12-30 | 1998-11-03 | International Business Machines Corporation | Digital phase-lock loop control system |
US5570066A (en) * | 1994-08-30 | 1996-10-29 | Motorola, Inc. | Method of programming a frequency synthesizer |
US6310922B1 (en) * | 1995-12-12 | 2001-10-30 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Method and apparatus for generating variable rate synchronization signals |
US5784332A (en) * | 1996-12-12 | 1998-07-21 | Micron Technology Corporation | Clock frequency detector for a synchronous memory device |
US6172935B1 (en) | 1997-04-25 | 2001-01-09 | Micron Technology, Inc. | Synchronous dynamic random access memory device |
US6628276B1 (en) | 2000-03-24 | 2003-09-30 | Stmicroelectronics, Inc. | System for high precision signal phase difference measurement |
US6826247B1 (en) | 2000-03-24 | 2004-11-30 | Stmicroelectronics, Inc. | Digital phase lock loop |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3646452A (en) * | 1971-02-16 | 1972-02-29 | Ibm | Second order digital phaselock loop |
DE2413604A1 (de) * | 1974-03-21 | 1975-09-25 | Blaupunkt Werke Gmbh | Phasenverriegelte regelschleife |
US4280099A (en) * | 1979-11-09 | 1981-07-21 | Sperry Corporation | Digital timing recovery system |
US4400817A (en) * | 1980-12-30 | 1983-08-23 | Motorola, Inc. | Method and means of clock recovery in a received stream of digital data |
DE3374829D1 (en) * | 1983-09-07 | 1988-01-14 | Ibm | Phase-locked clock |
US4748644A (en) * | 1986-01-29 | 1988-05-31 | Digital Equipment Corporation | Method and apparatus for a constant frequency clock source in phase with a variable frequency system clock |
JPH0744448B2 (ja) * | 1986-03-31 | 1995-05-15 | 株式会社東芝 | デジタル位相同期ル−プ回路 |
JPH0770991B2 (ja) * | 1986-08-27 | 1995-07-31 | 日本電気株式会社 | クロツク再生回路 |
US4820993A (en) * | 1987-08-17 | 1989-04-11 | Cyclotomics, Inc. | Digital phase lock loop |
DE3882489T2 (de) * | 1987-11-16 | 1994-02-17 | Sanyo Electric Co | PLL-Schaltung zum Generieren eines mit einem Eingangssignal mittels eines geschalteten Teilers synchronisierten Ausgangssignals. |
US4890305A (en) * | 1988-02-12 | 1989-12-26 | Northern Telecom Limited | Dual-tracking phase-locked loop |
US5077529A (en) * | 1989-07-19 | 1991-12-31 | Level One Communications, Inc. | Wide bandwidth digital phase locked loop with reduced low frequency intrinsic jitter |
-
1991
- 1991-07-30 FR FR9109925A patent/FR2680058B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-07-27 EP EP92420253A patent/EP0526359B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1992-07-27 DE DE69214055T patent/DE69214055T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-29 JP JP4220987A patent/JPH05243982A/ja not_active Withdrawn
- 1992-07-29 US US07/922,331 patent/US5319681A/en not_active Ceased
-
1996
- 1996-06-07 US US08/664,229 patent/USRE36090E/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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FR2680058A1 (fr) | 1993-02-05 |
USRE36090E (en) | 1999-02-09 |
EP0526359A1 (fr) | 1993-02-03 |
DE69214055D1 (de) | 1996-10-31 |
FR2680058B1 (fr) | 1994-01-28 |
US5319681A (en) | 1994-06-07 |
DE69214055T2 (de) | 1997-04-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |