JPH05243415A - 配線基板 - Google Patents

配線基板

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Publication number
JPH05243415A
JPH05243415A JP7514492A JP7514492A JPH05243415A JP H05243415 A JPH05243415 A JP H05243415A JP 7514492 A JP7514492 A JP 7514492A JP 7514492 A JP7514492 A JP 7514492A JP H05243415 A JPH05243415 A JP H05243415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
substrate
protrusion
wiring board
solder bumps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7514492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Iida
眞義 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7514492A priority Critical patent/JPH05243415A/ja
Publication of JPH05243415A publication Critical patent/JPH05243415A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実装されたICチップからの放熱を容易に
し、バンプ間の短絡の発生を防止して、実装の信頼性を
向上する。 【構成】 ICチップ1が実装される配線基板3に、I
Cチップ1と面接触可能な凸部5を一体に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリップチップ実装ま
たはTAB実装などにより、ICチップがフェイスダウ
ンで実装される配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】消費電力の大きいICチップなどをフェ
イスダウンでセラミック基板などに実装するとき、IC
チップから発生する熱をIC端子部を介して基板から放
熱させるだけでは十分に放熱できない場合がある。この
ような場合、従来は図6に示すように、ICチップ11
の裏面にヒートシンク12を取り付けて放熱を行なって
いた。なお、図6に示すICチップ11は、リード13
を介して基板14上のランド15にTAB実装した場合
を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図6に示
す従来の放熱構造では、ヒートシンク12を取り付ける
ために高密度実装や薄型実装が困難となり、しかも別部
品としてのヒートシンク12が必要なため、コスト高に
なるという問題があった。
【0004】また大型のICチップを半田バンプを介し
て基板上にフリップチップ実装する場合、ICペレット
の自重が重いため、半田溶融中にICチップが沈下して
半田バンプをつぶし、隣接するバンプ間に短絡が生じる
おそれもあった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、ICチップからの放熱を容易にして高密度実
装、薄型実装を可能とすることができ、しかもバンプ間
の短絡を防止して、実装の信頼性を向上することのでき
る配線基板を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の配線基板は、I
Cチップ1が実装される配線基板3において、基板3に
ICチップ1と面接触可能な凸部5を一体に形成したこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の配線基板3においては、基板3に一
体に形成された凸部5が直接ICチップ1に面接触して
いるので、ICチップ1から発生する熱は十分に基板3
から放熱される。またICチップ実装時に、凸部5の厚
みによってICチップ1の高さ方向の位置を制御するこ
とができ、ICペレットの自重によるバンプ2のつぶれ
がなくなり、バンプ2間の短絡の発生を防止することが
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の配線基板1の一実施例を図面
を参照して説明する。
【0009】図1及び図2に本発明の一実施例の構成を
示す。ICチップ1の表面には、各端子に対応する位置
に半田バンプ2が設けられている。またICチップ1を
フェイスダウンで基板3に実装するときに、半田バンプ
2に対向する位置における基板3上には、それぞれ電極
4が形成されている。さらに基板3の電極4の内側に
は、ほぼ正方形状で厚さ0.4mm以下の凸部5が、基板
3と同一材料で一体に突出して形成されている。そし
て、凸部5はICチップ1を基板3に実装したときに、
ICチップ1の各端子に設けられた半田バンプ2に当接
しないようになっている。
【0010】次に図3を参照して、ICチップ1の実装
工程を説明する。図3(a)に示すように、ICチップ
1に設けられた半田バンプ2と基板3上に形成された電
極4とを位置合わせし、ICチップ1をフェイスダウン
で基板3上にマウントする。この状態では凸部5は半田
バンプ2の内側に位置している。次に図3(b)に示す
ように半田バンプ2を加熱溶融して電極4に対して半田
付けを行なう。このときICチップ1は自重により沈下
し、下面が基板3に形成された凸部5に面接触し、凸部
5によって規制される高さに位置決めされる。
【0011】本実施例によれば、基板3の凸部5に直接
ICチップ1が面接触するため、ICチップ1から発生
した熱は凸部5を介して基板3側に十分に放熱される。
従って、図6に示すようなヒートシンク12を取り付け
る必要がなくなり、高密度実装、薄型実装が可能とな
る。
【0012】また凸部5の厚みによってICチップ1の
高さ方向の位置が制御されるので、ICペレットの自重
による半田バンプ2のつぶれが制限され、隣接するバン
プ間の短絡の発生を防止できる。さらにICチップ1と
基板3との間の距離が一定となるため、実装の信頼性が
向上する。
【0013】なお、図4に示すように基板3に形成され
た凸部5の外周をICチップ1のバンプ2に当接するこ
とにより、ICチップ1の基板3に対する面方向の位置
決めを行なうことができる。また図5に示すように、凸
部5に凹部5aを形成し、凹部5aの底面に電極4aを
設け、ICチップ1のバンプ2aを電極4aに半田付け
することによっても、ICチップ1の位置決めを行なう
ことができる。
【0014】上記各実施例ではICチップ1を基板3に
対しフリップチップ実装を行なった場合について説明し
たが、TAB実装を行なう場合にも応用することがで
き、同様の効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配線基板
によれば、ICチップが実装された配線基板にICチッ
プと面接触可能な凸部を一体に形成したので、基板から
の放熱が可能となり、ヒートシンクを取り付ける必要が
なく、高密度実装、薄型実装が可能となる。またバンプ
のつぶれがなくなりバンプ間の短絡の発生を防止するこ
とができ実装の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線基板の一実施例の構成を示す斜視
図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】本実施例による配線基板へのICチップの実装
工程を示す説明図である。
【図4】本実施例の第1の応用例を示す縦断面図であ
る。
【図5】本実施例の第2の応用例を示す縦断面図であ
る。
【図6】従来の配線基板への実装状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ICチップ 3 配線基板 5 凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップが実装される配線基板におい
    て、 前記基板に前記ICチップと面接触可能な凸部を一体に
    形成したことを特徴とする配線基板。
JP7514492A 1992-02-26 1992-02-26 配線基板 Pending JPH05243415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7514492A JPH05243415A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 配線基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7514492A JPH05243415A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 配線基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05243415A true JPH05243415A (ja) 1993-09-21

Family

ID=13567714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7514492A Pending JPH05243415A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 配線基板

Country Status (1)

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JP (1) JPH05243415A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051568A (ja) * 2001-08-08 2003-02-21 Nec Corp 半導体装置
JP2009533865A (ja) * 2006-04-14 2009-09-17 アギア システムズ インコーポレーテッド 集積回路および回路ボードのダイレクト・チップ・アタッチ結合構成における熱エネルギーの消散を改善するための方法および装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010330