JPH05243344A - バンプ接点付薄膜プローブ緩衝システム - Google Patents
バンプ接点付薄膜プローブ緩衝システムInfo
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- JPH05243344A JPH05243344A JP4295071A JP29507192A JPH05243344A JP H05243344 A JPH05243344 A JP H05243344A JP 4295071 A JP4295071 A JP 4295071A JP 29507192 A JP29507192 A JP 29507192A JP H05243344 A JPH05243344 A JP H05243344A
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- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/06—Measuring leads; Measuring probes
- G01R1/067—Measuring probes
- G01R1/073—Multiple probes
- G01R1/07307—Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card
- G01R1/0735—Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card arranged on a flexible frame or film
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ウエハーの非破壊の集積回路(IC)試験シ
ステムに用いられるバンプ接点付き薄膜プローブ緩衝シ
ステムを提供する。 【構成】 集積回路試験システムは、試験コントローラ
14と、ウエハー配給システム18と、プローブカード
22とを備えている。ウエハー配給システムは、ウエハ
ーの操作と制御を行なう。複数個のプローブを有するプ
ローブカードは、ウエハーに当接するプローブの各々の
位置を定める。動作ボード36は、プローブの各々に対
応して設けられた伝送線路を有している。プローブは、
プローブの各々をそれぞれ対応する伝送線路に接続する
ことにより試験コントローラと電気的に接続される。さ
らに、動作ボードとプローブの間に配置された緩衝シス
テムは、エラストマ層50と屈曲自在な保護層52とを
備えている。それはウエハーとプローブとの当接を緩和
し、屈曲自在な保護層はエラストマ層を保護する。
ステムに用いられるバンプ接点付き薄膜プローブ緩衝シ
ステムを提供する。 【構成】 集積回路試験システムは、試験コントローラ
14と、ウエハー配給システム18と、プローブカード
22とを備えている。ウエハー配給システムは、ウエハ
ーの操作と制御を行なう。複数個のプローブを有するプ
ローブカードは、ウエハーに当接するプローブの各々の
位置を定める。動作ボード36は、プローブの各々に対
応して設けられた伝送線路を有している。プローブは、
プローブの各々をそれぞれ対応する伝送線路に接続する
ことにより試験コントローラと電気的に接続される。さ
らに、動作ボードとプローブの間に配置された緩衝シス
テムは、エラストマ層50と屈曲自在な保護層52とを
備えている。それはウエハーとプローブとの当接を緩和
し、屈曲自在な保護層はエラストマ層を保護する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路(IC)の非
破壊試験に関し、特に、プローブと被試験装置(即ち、
試験中の装置(DUT))の間の接触力を確実に緩和で
きる緩衝システムを有するプローブ付試験システムに関
する。
破壊試験に関し、特に、プローブと被試験装置(即ち、
試験中の装置(DUT))の間の接触力を確実に緩和で
きる緩衝システムを有するプローブ付試験システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】集積回路は、通常、固定パターンを繰り
返し使用することによって複数層の半導体回路を形成
し、結果として、薄い平面状の基板、すなわちウエハー
上に複数個の「チップ」を生成することにより製造され
ている。次に、ウエハーは、個々のチップに切断され
て、さらなる加工とパッケージングが行なわれる。しか
しながら、半導体チップから作られる最終製品の品質と
信頼性を保証するために、まず、個々のチップの検査お
よび試験を行なわなければならない。
返し使用することによって複数層の半導体回路を形成
し、結果として、薄い平面状の基板、すなわちウエハー
上に複数個の「チップ」を生成することにより製造され
ている。次に、ウエハーは、個々のチップに切断され
て、さらなる加工とパッケージングが行なわれる。しか
しながら、半導体チップから作られる最終製品の品質と
信頼性を保証するために、まず、個々のチップの検査お
よび試験を行なわなければならない。
【0003】試験は、ウエハーを個々のチップに切断す
る前に、ウエハーレベルで実施される。一般に、試験シ
ステムは、試験プログラムの実行および制御を行なう試
験コントローラと、試験用のウエハーを機械的に操作し
位置決めするウエハー配給システムと、被試験装置(D
UT)との正確な機械的接触を維持しかつ試験コントロ
ーラとDUTとの間の電気的インターフェースを提供す
るプローブカードとを備えている。プローブカードは
「動作ボード(performance boar
d)」として知られているプリント回路基板を有してい
る。動作ボードは個々の集積回路または集積回路ファミ
リに供するものとして設計される。プローブカードは、
さらに、複数の試験プローブを有し、これらの試験プロ
ーブは被試験装置(DUT)の入力/出力(I/O)パ
ッドと一致するように正確に位置決めされている。
る前に、ウエハーレベルで実施される。一般に、試験シ
ステムは、試験プログラムの実行および制御を行なう試
験コントローラと、試験用のウエハーを機械的に操作し
位置決めするウエハー配給システムと、被試験装置(D
UT)との正確な機械的接触を維持しかつ試験コントロ
ーラとDUTとの間の電気的インターフェースを提供す
るプローブカードとを備えている。プローブカードは
「動作ボード(performance boar
d)」として知られているプリント回路基板を有してい
る。動作ボードは個々の集積回路または集積回路ファミ
リに供するものとして設計される。プローブカードは、
さらに、複数の試験プローブを有し、これらの試験プロ
ーブは被試験装置(DUT)の入力/出力(I/O)パ
ッドと一致するように正確に位置決めされている。
【0004】試験コントローラによる制御のもとで、電
圧と電流の特定の組合せを含む一組の試験信号を発生さ
せ、動作ボードと試験プローブを介してDUTへ送出す
る。試験信号に応答するチップの出力をプローブにより
検出し、動作ボードを介して試験コントローラへ送る。
DUTからの電圧・電流・周波数応答が分析され、一組
の所定の許容範囲と比較される。試験基準に合格しない
チップを識別し、拒絶する。残りの試験チップは次の工
程に進められる。
圧と電流の特定の組合せを含む一組の試験信号を発生さ
せ、動作ボードと試験プローブを介してDUTへ送出す
る。試験信号に応答するチップの出力をプローブにより
検出し、動作ボードを介して試験コントローラへ送る。
DUTからの電圧・電流・周波数応答が分析され、一組
の所定の許容範囲と比較される。試験基準に合格しない
チップを識別し、拒絶する。残りの試験チップは次の工
程に進められる。
【0005】従来型のウエハープローブカードは、動作
ボード上に設けられた一組の極細針すなわちプローブか
ら成る。プローブは、その先端によりDUTの接触パッ
ドのパターンと同様のパターンが形成されるように配列
されている。プローブの他端は、動作ボード上のプリン
ト回路のトレース(経路部)へはんだ付けされ、さらに
試験コントローラへ接続される。ウエハー配給システム
により、試験されるウエハーをプローブカードの下の整
列位置まで運び、プローブおよびDUTの入力/出力
(I/O)パッド間に正確な接触が得られるまでウエハ
ーを持ち上げる。
ボード上に設けられた一組の極細針すなわちプローブか
ら成る。プローブは、その先端によりDUTの接触パッ
ドのパターンと同様のパターンが形成されるように配列
されている。プローブの他端は、動作ボード上のプリン
ト回路のトレース(経路部)へはんだ付けされ、さらに
試験コントローラへ接続される。ウエハー配給システム
により、試験されるウエハーをプローブカードの下の整
列位置まで運び、プローブおよびDUTの入力/出力
(I/O)パッド間に正確な接触が得られるまでウエハ
ーを持ち上げる。
【0006】また、薄膜(以下、メンブレンと呼ぶ)プ
ローブ技術も開発されており、これは、薄く且つ柔軟性
のある誘電体膜、すなわちメンブレンの上に、バンプ接
点として知られているマイクロ接点の列を形成するもの
である。各バンプ接点について、マイクロストリップ伝
送線路がメンブレン上に形成され、動作ボードへの電気
的接続を果たしている。バンプ接点はメッキ(メタルプ
レーティング)技法により形成されている。マイクロス
トリップはフォトリソグラフィ技法を用いて形成され
る。従来のプローブとは異なり、バンプ接点はメンブレ
ンのすぐ上に形成できるので、メンブレンプローブによ
れば、精細なプローブ先端を正しい位置に保つために針
またはブレードを延在させる必要はない。バンプ接点に
よれば、高いプローブ密度で多数の接点を形成すること
ができる。さらに、メンブレンプローブは簡単な構成を
有しているため、機械的および電気的な性能が著しく改
善される。
ローブ技術も開発されており、これは、薄く且つ柔軟性
のある誘電体膜、すなわちメンブレンの上に、バンプ接
点として知られているマイクロ接点の列を形成するもの
である。各バンプ接点について、マイクロストリップ伝
送線路がメンブレン上に形成され、動作ボードへの電気
的接続を果たしている。バンプ接点はメッキ(メタルプ
レーティング)技法により形成されている。マイクロス
トリップはフォトリソグラフィ技法を用いて形成され
る。従来のプローブとは異なり、バンプ接点はメンブレ
ンのすぐ上に形成できるので、メンブレンプローブによ
れば、精細なプローブ先端を正しい位置に保つために針
またはブレードを延在させる必要はない。バンプ接点に
よれば、高いプローブ密度で多数の接点を形成すること
ができる。さらに、メンブレンプローブは簡単な構成を
有しているため、機械的および電気的な性能が著しく改
善される。
【0007】メンブレンまたは従来のプローブカードの
いずれかによりIC試験を成功させるための重要な要件
は、プローブとDUTの入力/出力パッドの間の適性な
電気的接触を確立することである。実際の試験動作にお
いて、プローブカードとプローブ先端またはバンプ接点
がDUTのI/Oパッドの表面と正確に同一平面をなさ
ないことがある。メンブレンプローブカードの場合、自
己レベリングシステム(米国特許第4,906,920
号参照)を用いて非同一平面状態を調節する。従来のプ
ローブカードでは同様の偏差を補償するために、ウエハ
ー配給システムを制御して、最初の接触点以上に所定の
距離だけウエハーを持ち上げ、全てのプローブと確実に
接触させることを行っている。このような手法はオーバ
ードライブと呼ばれている。
いずれかによりIC試験を成功させるための重要な要件
は、プローブとDUTの入力/出力パッドの間の適性な
電気的接触を確立することである。実際の試験動作にお
いて、プローブカードとプローブ先端またはバンプ接点
がDUTのI/Oパッドの表面と正確に同一平面をなさ
ないことがある。メンブレンプローブカードの場合、自
己レベリングシステム(米国特許第4,906,920
号参照)を用いて非同一平面状態を調節する。従来のプ
ローブカードでは同様の偏差を補償するために、ウエハ
ー配給システムを制御して、最初の接触点以上に所定の
距離だけウエハーを持ち上げ、全てのプローブと確実に
接触させることを行っている。このような手法はオーバ
ードライブと呼ばれている。
【0008】試験動作に悪影響を及ぼしがちな他の要因
は、DUTのI/Oパッドの表面上に通常形成される非
導電性酸化物膜である。この薄膜の厚さは5〜10ナノ
メートルにすぎないが、抵抗度が極めて高く、電流・電
圧・周波数の応答の測定の正確さはかなり損なわれる。
従来のプローブカードの場合には、DUTの平面に対し
てプローブに若干の角度をもたせることによりこの問題
を解決している。プローブがウエハーに押圧されるにつ
れ、プローブはパッドの表面に沿って摺動する。この水
平移動によりスクラブ(磨洗)作用が生じ、表面の酸化
物膜が取り除かれる。メンブレンプローブでは、スクラ
ブ作用はたわみピボット機構を使用することにより得ら
れる。このようなたわみピボット機構は、米国特許第
4,918,383号に開示されている。
は、DUTのI/Oパッドの表面上に通常形成される非
導電性酸化物膜である。この薄膜の厚さは5〜10ナノ
メートルにすぎないが、抵抗度が極めて高く、電流・電
圧・周波数の応答の測定の正確さはかなり損なわれる。
従来のプローブカードの場合には、DUTの平面に対し
てプローブに若干の角度をもたせることによりこの問題
を解決している。プローブがウエハーに押圧されるにつ
れ、プローブはパッドの表面に沿って摺動する。この水
平移動によりスクラブ(磨洗)作用が生じ、表面の酸化
物膜が取り除かれる。メンブレンプローブでは、スクラ
ブ作用はたわみピボット機構を使用することにより得ら
れる。このようなたわみピボット機構は、米国特許第
4,918,383号に開示されている。
【0009】プローブおよびバンプ接点をもつメンブレ
ンは、試験動作において、垂直の「オーバードライブ」
力と水平の「引張」力、そして「スクラブ」力を受け
る。このようなストレス過多状態によりメンブレンの弾
力性が失われる。また、物質的劣化と構造破壊をも生
じ、これによりプローブカードの寿命短縮をもたらす。
ンは、試験動作において、垂直の「オーバードライブ」
力と水平の「引張」力、そして「スクラブ」力を受け
る。このようなストレス過多状態によりメンブレンの弾
力性が失われる。また、物質的劣化と構造破壊をも生
じ、これによりプローブカードの寿命短縮をもたらす。
【0010】前述した米国特許第4,906,920号
には、メンブレンプローブバンプ接点とDUTの表面と
の同一平面整列を改善するための自己レベリングシステ
ム機構が開示されている。ピボットピンを板ばねと移動
台とともに設けることにより、表面整列調節のための若
干の角度回転自由度を提供している。さらに、エラスト
マ層を、自己レベリング機構とメンブレンおよびバンプ
接点の間に配することにより、DUTに加えられるプロ
ーブの押圧力を緩衝している。
には、メンブレンプローブバンプ接点とDUTの表面と
の同一平面整列を改善するための自己レベリングシステ
ム機構が開示されている。ピボットピンを板ばねと移動
台とともに設けることにより、表面整列調節のための若
干の角度回転自由度を提供している。さらに、エラスト
マ層を、自己レベリング機構とメンブレンおよびバンプ
接点の間に配することにより、DUTに加えられるプロ
ーブの押圧力を緩衝している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】自己レベリング機構と
エラストマ層を設けることによりバンプ接点に加わるス
トレスを減ずることができる。しかし、高温チップ試験
における高温に過大な負荷力が組合わさったとき、すべ
てのエラストマは圧縮固化または圧縮変形として知られ
る現象を呈する。このことはバンプ接点と伝送線路の寿
命短縮を導く。そこで、寿命短縮を避けるためにエラス
トマ層を保護しなければならない。
エラストマ層を設けることによりバンプ接点に加わるス
トレスを減ずることができる。しかし、高温チップ試験
における高温に過大な負荷力が組合わさったとき、すべ
てのエラストマは圧縮固化または圧縮変形として知られ
る現象を呈する。このことはバンプ接点と伝送線路の寿
命短縮を導く。そこで、寿命短縮を避けるためにエラス
トマ層を保護しなければならない。
【0012】さらに、試験中にDUTのI/Oパッドか
ら酸化物膜を除去するための水平スクラブ動作が行なわ
れている間、エラストマ層に沿ったメンブレンは横方向
の力を受けている。過大なオーバードライブ(力)と高
温によりこの横方向の力を受け入れにくくなり、スクラ
ブ動作の効果が弱められる。エラストマとメンブレンの
間で、摩擦による機械的接合が失われることを避けるた
めにエラストマ層を保護しなければならない。
ら酸化物膜を除去するための水平スクラブ動作が行なわ
れている間、エラストマ層に沿ったメンブレンは横方向
の力を受けている。過大なオーバードライブ(力)と高
温によりこの横方向の力を受け入れにくくなり、スクラ
ブ動作の効果が弱められる。エラストマとメンブレンの
間で、摩擦による機械的接合が失われることを避けるた
めにエラストマ層を保護しなければならない。
【0013】そこで、本発明の目的は、高温と高負荷状
態における継続的動作により引き起こされる圧縮固化の
問題からエラストマを保護することである。
態における継続的動作により引き起こされる圧縮固化の
問題からエラストマを保護することである。
【0014】本発明の他の目的は、エラストマが滑らな
いように保護し、DUTのI/Oパッド上の酸化物膜が
効果的に除去されるようにエラストマとメンブレンおよ
びバンプの間の充分な摩擦を保証することである。
いように保護し、DUTのI/Oパッド上の酸化物膜が
効果的に除去されるようにエラストマとメンブレンおよ
びバンプの間の充分な摩擦を保証することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】好ましい実施例におい
て、本発明はICウエハーの非破壊試験を行なうための
プローブカードを備えている。プローブカードは動作ボ
ードと複数のバンプ接点を有している。プローブカード
は、ウエハー配給システムと協動し、実質的に予め定め
られた位置において制御された大きさの力をもってウエ
ハーに当接する上記複数のバンプ接点の各々の位置を定
める。動作ボードは、試験コントローラと電気的に接続
されて、試験コントローラにより制御される。動作ボー
ドは、さらに、プローブの各々に対応して設けられた伝
送線路を有している。バンプ接点は動作ボードに連結さ
れ、各プローブをそれぞれ対応する伝送線路に接続する
ことにより各プローブは動作ボードおよび試験コントロ
ーラに電気的に接続される。プローブカードは、さら
に、動作ボードとプローブの間に配置されたプローブ緩
衝システムを備えている。緩衝システムは、少なくとも
1つのエラストマ層と少なくとも1つの屈曲自在な保護
層とを有し、プローブ緩衝システムにより、ウエハーと
プローブとの当接を緩和するとともに、屈曲自在な保護
層によりエラストマ層を保護する。
て、本発明はICウエハーの非破壊試験を行なうための
プローブカードを備えている。プローブカードは動作ボ
ードと複数のバンプ接点を有している。プローブカード
は、ウエハー配給システムと協動し、実質的に予め定め
られた位置において制御された大きさの力をもってウエ
ハーに当接する上記複数のバンプ接点の各々の位置を定
める。動作ボードは、試験コントローラと電気的に接続
されて、試験コントローラにより制御される。動作ボー
ドは、さらに、プローブの各々に対応して設けられた伝
送線路を有している。バンプ接点は動作ボードに連結さ
れ、各プローブをそれぞれ対応する伝送線路に接続する
ことにより各プローブは動作ボードおよび試験コントロ
ーラに電気的に接続される。プローブカードは、さら
に、動作ボードとプローブの間に配置されたプローブ緩
衝システムを備えている。緩衝システムは、少なくとも
1つのエラストマ層と少なくとも1つの屈曲自在な保護
層とを有し、プローブ緩衝システムにより、ウエハーと
プローブとの当接を緩和するとともに、屈曲自在な保護
層によりエラストマ層を保護する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0017】図1は、本発明によるICウエハー試験シ
ステム10を示す概略構成図である。試験システム10
は、次の3つの主な装置、即ち、1)一般に電子テスタ
ーと呼ばれる試験コントローラ14、2)一般に「プロ
ーバ」と呼ばれるウエハー配給システム18、及び3)
プローブカード22を備えている。試験コントローラ1
4は試験プログラムの制御、実行を行なう。ウエハー配
給システム18は、プローブカード22による試験の実
行のために、ICウエハー、すなわち、DUTを操作し
位置決めを行なう。ウエハー配給システム18とプロー
ブカード22は試験コントローラ14に電気的に接続さ
れ、試験コントローラ14により制御される。試験コン
トローラ14は、試験ソフトウエアプログラムを実行
し、ICチップがある一連のIC試験に合格か不合格か
の判定を試験結果から解析する機能を有している。通常
の試験動作において、ウエハー配給システム18は、ウ
エハーのI/Oパッドがプローブカード22に接触する
ようにDUTを所定の位置へ運ぶ。電流・電圧・周波数
の応答の測定はプローブカード22により行なわれ、こ
れらの出力信号は試験結果解析のために試験コントロー
ラ14へ送られる。
ステム10を示す概略構成図である。試験システム10
は、次の3つの主な装置、即ち、1)一般に電子テスタ
ーと呼ばれる試験コントローラ14、2)一般に「プロ
ーバ」と呼ばれるウエハー配給システム18、及び3)
プローブカード22を備えている。試験コントローラ1
4は試験プログラムの制御、実行を行なう。ウエハー配
給システム18は、プローブカード22による試験の実
行のために、ICウエハー、すなわち、DUTを操作し
位置決めを行なう。ウエハー配給システム18とプロー
ブカード22は試験コントローラ14に電気的に接続さ
れ、試験コントローラ14により制御される。試験コン
トローラ14は、試験ソフトウエアプログラムを実行
し、ICチップがある一連のIC試験に合格か不合格か
の判定を試験結果から解析する機能を有している。通常
の試験動作において、ウエハー配給システム18は、ウ
エハーのI/Oパッドがプローブカード22に接触する
ようにDUTを所定の位置へ運ぶ。電流・電圧・周波数
の応答の測定はプローブカード22により行なわれ、こ
れらの出力信号は試験結果解析のために試験コントロー
ラ14へ送られる。
【0018】図2aおよび図2bには、本発明の一実施
例によるメンブレンプローブカード24が示されてい
る。メンブレンプローブカード24は、薄い誘電体膜で
あるメンブレン28を有している。複数のバンプ接点3
2がメンブレン28の一面に形成されている。メンブレ
ン28の他面には、一組のマイクロストリップ伝送線路
33がバンプ接点32の各々に対応して設けられてい
る。各マイクロストリップ伝送線路33は導電性経路と
して形成されている。バンプ接点32とマイクロストリ
ップ伝送線路33は、フォトリソグラフィ技法を使用し
てメンブレン28にパターン形成されている。
例によるメンブレンプローブカード24が示されてい
る。メンブレンプローブカード24は、薄い誘電体膜で
あるメンブレン28を有している。複数のバンプ接点3
2がメンブレン28の一面に形成されている。メンブレ
ン28の他面には、一組のマイクロストリップ伝送線路
33がバンプ接点32の各々に対応して設けられてい
る。各マイクロストリップ伝送線路33は導電性経路と
して形成されている。バンプ接点32とマイクロストリ
ップ伝送線路33は、フォトリソグラフィ技法を使用し
てメンブレン28にパターン形成されている。
【0019】図2aに示すように、メンブレン28は動
作ボード36に取りつけられている。動作ボード36
は、プリント回路基板のキャリア(支持体)であり、メ
ンブレン28と試験コントローラ14の間のインターフ
ェースとして機能するために必要な回路部分を備えてい
る。力伝達機構は動作ボード36に取り付けられ、この
動作ボード36にはプローブカードを被試験ウエハーに
当接する過程において垂直および水平に力が加わる。例
えば、力伝達機構は、上部伝達段40と、下部伝達段4
1と、複数の板ばね42と、メンブレン28および動作
ボード36に接続された側方伝達段44とを有してい
る。試験コントローラ14の制御の下に、ウエハー配給
システム18に連結された力伝達機構は、メンブレン2
8に圧力を加え、バンプ接点32をウエハーのI/Oパ
ッドに当接させる。この圧力を制御することにより、バ
ンプ接点32とDUTのI/Oパッドの間に良好な接触
が確立され、ICチップの試験を正確に行なうことが保
証される。接点緩衝システム48は下部伝達段41とメ
ンブレン28の間に配置されており(図2b参照)、且
つ、エラストマ層50と屈曲自在な保護層52を有して
いる。接点緩衝システム48はバンプ接点32がDUT
のI/Oパッド上に接触するときその圧力を緩和する。
作ボード36に取りつけられている。動作ボード36
は、プリント回路基板のキャリア(支持体)であり、メ
ンブレン28と試験コントローラ14の間のインターフ
ェースとして機能するために必要な回路部分を備えてい
る。力伝達機構は動作ボード36に取り付けられ、この
動作ボード36にはプローブカードを被試験ウエハーに
当接する過程において垂直および水平に力が加わる。例
えば、力伝達機構は、上部伝達段40と、下部伝達段4
1と、複数の板ばね42と、メンブレン28および動作
ボード36に接続された側方伝達段44とを有してい
る。試験コントローラ14の制御の下に、ウエハー配給
システム18に連結された力伝達機構は、メンブレン2
8に圧力を加え、バンプ接点32をウエハーのI/Oパ
ッドに当接させる。この圧力を制御することにより、バ
ンプ接点32とDUTのI/Oパッドの間に良好な接触
が確立され、ICチップの試験を正確に行なうことが保
証される。接点緩衝システム48は下部伝達段41とメ
ンブレン28の間に配置されており(図2b参照)、且
つ、エラストマ層50と屈曲自在な保護層52を有して
いる。接点緩衝システム48はバンプ接点32がDUT
のI/Oパッド上に接触するときその圧力を緩和する。
【0020】バンプ接点に圧力を加える際、メンブレン
28と板ばね42はある程度の柔軟性を示し、メンブレ
ン28とDUTとの平面整列におけるわずかな誤差およ
びバンプ接点32と試験パッドとの高さのずれを調節す
る。実際の試験動作では、低抵抗の接触と正確な測定を
保証するために、制御された大きさの力、すなわち「オ
ーバードライブ」が通常加えられる。メンブレン28は
低張力で動作するため、バンプ接点32のある程度独立
した動きを許している。
28と板ばね42はある程度の柔軟性を示し、メンブレ
ン28とDUTとの平面整列におけるわずかな誤差およ
びバンプ接点32と試験パッドとの高さのずれを調節す
る。実際の試験動作では、低抵抗の接触と正確な測定を
保証するために、制御された大きさの力、すなわち「オ
ーバードライブ」が通常加えられる。メンブレン28は
低張力で動作するため、バンプ接点32のある程度独立
した動きを許している。
【0021】図3は、屈曲自在な保護層52による保護
を受けない従来例の場合において、オーバードライブと
バンプ接点32の独立した動きによってエラストマ層5
0に加えられる影響を示している。バンプ接点の真上の
エラストマ層50の表面に近接した領域、すなわち、領
域54は、バンプ接点32とウエハーのI/Oパッドと
の接触の際、緩衝効果を示す様な局部的屈曲パターンを
生成して押圧される。領域54は、強い周期的な衝撃を
受け、弾力性と緩衝効果の急速な減衰を招く。
を受けない従来例の場合において、オーバードライブと
バンプ接点32の独立した動きによってエラストマ層5
0に加えられる影響を示している。バンプ接点の真上の
エラストマ層50の表面に近接した領域、すなわち、領
域54は、バンプ接点32とウエハーのI/Oパッドと
の接触の際、緩衝効果を示す様な局部的屈曲パターンを
生成して押圧される。領域54は、強い周期的な衝撃を
受け、弾力性と緩衝効果の急速な減衰を招く。
【0022】図4aは、エラストマ層50と屈曲自在な
保護層52に同様の力で衝撃を与えた場合を示してい
る。押圧パターン56がより広範囲にわたって広がり、
より緩やかな緩衝効果が得られる。屈曲自在な保護層5
2の保護のもとで、エラストマ層50は局部的にそれほ
ど激しくない力を受ける。屈曲自在な保護層52には、
薄いガラス層を用いることができ、これは、高温試験に
耐え、圧縮固化が起こりにくい。
保護層52に同様の力で衝撃を与えた場合を示してい
る。押圧パターン56がより広範囲にわたって広がり、
より緩やかな緩衝効果が得られる。屈曲自在な保護層5
2の保護のもとで、エラストマ層50は局部的にそれほ
ど激しくない力を受ける。屈曲自在な保護層52には、
薄いガラス層を用いることができ、これは、高温試験に
耐え、圧縮固化が起こりにくい。
【0023】図4bは、本発明の別の実施例を示し、力
伝達機構は接点自動清浄(スクラブ)機構58を備えて
おり、これは、米国特許第4,918,313号に開示
されたものと同様のものである。接点自動清浄機構58
は、メンブレン28がDUTに当接する時に、自動的に
横方向に清浄動作を行なう。図4cに示すように、非常
に薄い層、すなわちエラストマ摩擦層62が、保護層5
2とメンブレン28の間に配置されている。エラストマ
摩擦層62は、ゴム状のエラストマ物質で作られてい
る。エラストマ摩擦層62は、保護層52およびメンブ
レン28にしっかりと接合されている。エラストマ摩擦
層62は、エラストマ層50のさらなる保護を提供する
だけでなく、異なる物質から成る複数の層の間の充分な
横方向摩擦を確保することにより、接点自動清浄機構5
8により行われる酸化物膜除去の効果を高める。
伝達機構は接点自動清浄(スクラブ)機構58を備えて
おり、これは、米国特許第4,918,313号に開示
されたものと同様のものである。接点自動清浄機構58
は、メンブレン28がDUTに当接する時に、自動的に
横方向に清浄動作を行なう。図4cに示すように、非常
に薄い層、すなわちエラストマ摩擦層62が、保護層5
2とメンブレン28の間に配置されている。エラストマ
摩擦層62は、ゴム状のエラストマ物質で作られてい
る。エラストマ摩擦層62は、保護層52およびメンブ
レン28にしっかりと接合されている。エラストマ摩擦
層62は、エラストマ層50のさらなる保護を提供する
だけでなく、異なる物質から成る複数の層の間の充分な
横方向摩擦を確保することにより、接点自動清浄機構5
8により行われる酸化物膜除去の効果を高める。
【0024】図4dは、本発明の他の実施例を示し、力
伝達機構は図4aと同様に、接点自動清浄機構58を備
えている。緩衝システム48は1つのエラストマ層50
と、1つの屈曲自在な保護層52と、2つのエラストマ
摩擦層62と64とを有している。エラストマ摩擦層6
2は、メンブレン28とエラストマ層50の間にあり、
エラストマ摩擦層64は、エラストマ層50と下部伝達
段41の間にある。エラストマ摩擦層62および64
は、エラストマ層50のさらなる保護を提供するだけで
なく、これらすべての層の間の横方向摩擦を増大させ、
酸化物膜除去におけるスクラブ動作の効果を保証するも
のである。
伝達機構は図4aと同様に、接点自動清浄機構58を備
えている。緩衝システム48は1つのエラストマ層50
と、1つの屈曲自在な保護層52と、2つのエラストマ
摩擦層62と64とを有している。エラストマ摩擦層6
2は、メンブレン28とエラストマ層50の間にあり、
エラストマ摩擦層64は、エラストマ層50と下部伝達
段41の間にある。エラストマ摩擦層62および64
は、エラストマ層50のさらなる保護を提供するだけで
なく、これらすべての層の間の横方向摩擦を増大させ、
酸化物膜除去におけるスクラブ動作の効果を保証するも
のである。
【0025】以上、実施例を用いて本発明を説明した
が、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく種々の
変形が可能であることは言うまでもない。
が、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく種々の
変形が可能であることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、エラストマ層のさらな
る保護を提供することができる。これにより、エラスト
マ層の圧縮固化による寿命短縮を防ぎ、プローブの性能
および信頼性を向上させることができる。
る保護を提供することができる。これにより、エラスト
マ層の圧縮固化による寿命短縮を防ぎ、プローブの性能
および信頼性を向上させることができる。
【0027】さらに、本発明によれば、エラストマ層が
高温にさらされるとともに、継続的な高負荷力を受けた
ときに生じる物質的劣化による横方向摩擦の喪失を避け
ることができる。また、DUT上のI/Oパッドから酸
化物膜を除去するための水平スクラブ動作の効果が高め
られるため、より優れたプローブ接触とより正確な試験
結果が得られる。
高温にさらされるとともに、継続的な高負荷力を受けた
ときに生じる物質的劣化による横方向摩擦の喪失を避け
ることができる。また、DUT上のI/Oパッドから酸
化物膜を除去するための水平スクラブ動作の効果が高め
られるため、より優れたプローブ接触とより正確な試験
結果が得られる。
【図1】本発明によるウエハー試験システムの概略構成
図である。
図である。
【図2】(a)は本発明によるメンブレンプローブカー
ドの断面図である。(b)は本発明による緩衝システム
を示す図である。
ドの断面図である。(b)は本発明による緩衝システム
を示す図である。
【図3】屈曲自在な保護層のない従来例の場合のエラス
トマ層の屈曲パターンを示す図である。
トマ層の屈曲パターンを示す図である。
【図4】(a)は屈曲自在な保護層を設けた本発明の場
合のエラストマ層の屈曲パターンを示す図である。
(b)は本発明による接点自動清浄機構とバンプ接点緩
衝システムを有するメンブレンプローブカードを示す図
である。(c)は本発明による緩衝システムの一実施例
を示す図である。(d)は、本発明による結合システム
の別の実施例を示す図である。
合のエラストマ層の屈曲パターンを示す図である。
(b)は本発明による接点自動清浄機構とバンプ接点緩
衝システムを有するメンブレンプローブカードを示す図
である。(c)は本発明による緩衝システムの一実施例
を示す図である。(d)は、本発明による結合システム
の別の実施例を示す図である。
10 ICウエハー試験システム 14 試験コントローラ 18 ウエハー配給システム 22 プローブカード 24 メンブレンプローブカード 28 メンブレン 32 バンプ接点 33 マイクロストリップ伝送線路 36 動作ボード 40 上部伝達段 41 下部伝達段 42 板ばね 44 側方伝達段 48 接点緩衝システム 50 エラストマ層 52 屈曲自在な保護層 54 領域 58 接点自動清浄機構 62、64 エラストマ摩擦層
Claims (10)
- 【請求項1】 ウエハーの非破壊試験を行なうための集
積回路(IC)試験システムにおいて、 一組の試験プログラムを制御し実行するための試験コン
トローラと、 上記一組の試験プログラムを実施するための上記試験コ
ントローラによる制御のもとで、上記ウエハーを操作
し、位置決めを行なうためのウエハー配給システムと、 動作ボードおよび複数個のプローブとを有するプローブ
カードとを備え、 上記プローブカードは、上記ウエハー配給システムと協
動し、実質的に予め定められた位置において制御された
大きさの力をもって上記ウエハーに当接する上記複数個
のプローブの各々の位置を定め、上記動作ボードは、上
記試験コントローラと電気的に接続されて上記試験コン
トローラにより制御され、上記プローブの各々に対応し
て伝送線路が設けられ、 上記複数個のプローブは上記動作ボードに連結され、上
記プローブの各々をそれぞれ対応する上記伝送線路に接
続することにより上記プローブの各々は上記動作ボード
を介して上記試験コントローラと電気的に接続され、 上記プローブカードは、さらに、少なくとも1つのエラ
ストマ層と少なくとも1つの屈曲自在な保護層とを有す
るプローブ緩衝システムを備え、上記プローブ緩衝シス
テムにより、上記ウエハーと上記プローブとの当接を緩
和するとともに、上記屈曲自在な保護層により上記エラ
ストマ層を保護するように構成したことを特徴とする集
積回路試験システム。 - 【請求項2】 ウエハーの非破壊試験を行なうための集
積回路(IC)試験システムにおいて、 一組の試験プログラムを制御し実行するための試験コン
トローラと、 上記一組の試験プログラムを実施するための上記試験コ
ントローラによる制御のもとで、上記ウエハーを操作し
位置決めを行なうためのウエハー配給システムと、 動作ボードと、力伝達機構と、薄膜とを有するプローブ
カードとを備え、 上記力伝達機構は、上記動作ボードに接合および連結さ
れ、 上記薄膜は、第1の面および第2の面を有し、上記第1
の面は上記力伝達機構に接合され、上記第2の面は複数
個のバンプ接点を備え、上記複数個のバンプ接点の各々
には、上記薄膜の上記第1の面を介して延在し上記動作
ボードへの接続を行なう伝送線路がそれぞれ対応して設
けられ、 上記プローブカードは、上記ウエハー配給システムと協
動し、実質的に予め定められた位置において制御された
大きさの力をもって上記ウエハーに当接する上記複数個
のバンプ接点の各々の位置を定め、 上記動作ボードは、上記試験コントローラと電気的に接
続されて上記試験コントローラにより制御され、上記複
数個のバンプ接点の各々は、さらに、上記動作ボードを
介して上記試験コントローラと電気的に接続され、 上記プローブカードは、さらに、上記力伝達機構の伝達
段および上記薄膜の間に配置されたプローブ緩衝システ
ムを備え、上記緩衝システムは、少なくとも1つのエラ
ストマ層と少なくとも1つの屈曲自在な保護層とを有
し、上記プローブ緩衝システムにより、上記ウエハーと
上記バンプ接点との当接を緩和するとともに、上記屈曲
自在な保護層により上記エラストマ層を保護するように
構成したことを特徴とする集積回路試験システム。 - 【請求項3】 集積回路(IC)ウエハーの非破壊試験
を行なうための薄膜プローブカードにおいて、 上記非破壊試験の実施において、複数個の制御信号およ
び試験信号を受信するための複数個の電気回路を有する
動作ボードと、 上記動作ボードに接合および連結された力伝達機構と、 第1の面および第2の面を有する薄膜とを備え、 上記第1の面は、上記力伝達機構に接合され、上記第2
の面は複数個のバンプ接点を有し、上記複数個のバンプ
接点の各々には、上記薄膜の上記第1の面を介して延在
し上記動作ボードへの接続を行なう伝送線路がそれぞれ
対応して設けられ、これにより上記バンプ接点の各々は
上記動作ボードと電気的に接続され、 上記複数の制御信号および試験信号の受信において、上
記動作ボードは、上記力伝達機構を制御するとともに、
実質的に予め定められた位置において制御された大きさ
の力をもって上記ウエハーに当接する上記複数個のバン
プ接点の各々の位置を定めるための手段を備え、 上記力伝達機構と上記薄膜の間にプローブ緩衝システム
を配置し、上記緩衝システムは、少なくとも1つのエラ
ストマ層と少なくとも1つの屈曲自在な保護層とを備
え、上記プローブ緩衝システムにより、上記ウエハーと
上記バンプ接点との当接を緩和するとともに、上記屈曲
自在な保護層により上記エラストマ層を保護するように
構成したことを特徴とする薄膜プローブカード。 - 【請求項4】 上記屈曲自在な保護層の各々は、ガラス
薄膜であることを特徴とする請求項3に記載の薄膜プロ
ーブカード。 - 【請求項5】 上記プローブ緩衝システムは、さらに、
横方向接触摩擦を増大させるための少なくとも1つのエ
ラストマ摩擦層を備えたことを特徴とする請求項3に記
載の薄膜プローブカード。 - 【請求項6】 上記力伝達機構は、上記動作ボードおよ
び上記薄膜に連結する自己レベリングシステムを備え、 上記自己レベリングシステムは、上部伝達段と下部伝達
段を有し、上記上部伝達段は上記動作ボードに連結さ
れ、上記下部伝達段は上記薄膜に接続され、 上記自己レベリングシステムに、さらに、上記上部伝達
段から上記下部伝達段まで延在するピボットピンを設け
て上記上部および上記下部伝達段を相対的に微小角度回
転できるようにしたことにより、上記被試験ウエハーと
同一平面をなすように薄膜を調節することを特徴とする
請求項3に記載の薄膜プローブカード。 - 【請求項7】 上記力伝達機構は、さらに、 上記動作ボードおよび上記薄膜に連結された伝達段と、 上記動作ボードおよび上記伝達段に取りつけられた複数
個のたわみピボット機構を有する接点自動清浄ラブ機構
とを備え、 上記複数個のたわみピボット機構は、上記複数個のバン
プ接点と上記ウエハーとの当接時に、非対称の水平方向
不均衡状態を発生させ、これにより上記バンプ接点が上
記ウエハーを磨洗して、上記ウエハー上の酸化物膜を除
去するように構成したことを特徴とする請求項3に記載
の薄膜プローブカード。 - 【請求項8】 上記プローブ緩衝システムは、エラスト
マ層と、屈曲自在な保護層と、エラストマ摩擦層とを備
え、 上記エラストマ層は上記伝達段に接合され、上記エラス
トマ摩擦層は上記薄膜に接合され、上記屈曲自在な保護
層は上記エラストマ層と上記少なくとも1つのエラスト
マ摩擦層の間に配置され、 上記少なくとも1つのエラストマ摩擦層は、さらに、上
記屈曲自在な保護層および上記薄膜に固着結合されて、
上記薄膜と上記屈曲自在な保護層の間の横方向摩擦を増
大させるように構成したことを特徴とする請求項7に記
載の薄膜プローブカード。 - 【請求項9】 上記プローブ緩衝システムは、エラスト
マ層と、屈曲自在な保護層と、第1のエラストマ摩擦層
と、第2のエラストマ摩擦層とを備え、 上記第1のエラストマ摩擦層は上記伝達段および上記エ
ラストマ層に固着結合され、上記第2のエラストマ摩擦
層は上記エラストマ層および上記薄膜に固着結合され、
これにより上記伝達段および上記エラストマ層の間の横
方向摩擦および上記エラストマ層と上記薄膜の間の横方
向摩擦を増大させるように構成したことを特徴とする請
求項7に記載の薄膜プローブカード。 - 【請求項10】 集積回路(IC)ウエハーの非破壊試
験を行なうための薄膜プローブカードにおいて、 上記非破壊試験を実施するにおいて、複数個の制御信号
および試験信号を受信するための複数個の電気回路を有
する動作ボードと、 上記動作ボードに接合および連結された力伝達機構とを
備え、 上記力伝達機構は上部伝達段と下部伝達段とを有し、上
記上部伝達段は上記動作ボードに接合され、上記下部伝
達段は上記薄膜に接合され、上記上部伝達段から上記下
部伝達段まで延在するピボットピンを設けて、上記上部
および上記下部伝達段を相対的に微小角度回転できるよ
うに構成し、 第1の面と第2の面を有する薄膜を設け、上記第1の面
は上記下部伝達段に接合され、上記第2の面は複数個の
バンプ接点を有し、上記複数個のバンプ接点の各々に
は、上記薄膜の上記第1の面を介して延在する伝送線路
がそれぞれ対応して設けられ、 上記動作ボードは、上記力伝達機構を制御するととも
に、実質的に予め定められた位置において制御された大
きさの力をもって上記ウエハーに当接する上記複数個の
バンプ接点の各々の位置を定めるための手段を備え、 上記力伝達機構には、さらに、上記動作ボードと上記上
部伝達段に取りつけられた複数個のたわみピボット機構
を有する接点自動清浄機構が設けられ、上記複数個のた
わみピボット機構は、上記複数個のバンプ接点と上記ウ
エハーとの当接時に、非対称の水平方向不均衡状態を発
生させ、これにより、上記バンプ接点が上記ウエハーを
磨洗して、上記ウエハー上の酸化物膜を除去し、 上記動作ボードは、さらに、上記伝送線路に接続され、
これにより、上記バンプ接点の各々は上記動作ボードに
電気的に接続され、 上記下部伝達段と上記薄膜の間にプローブ緩衝システム
を配置し、上記プローブ緩衝システムは少なくとも1つ
のエラストマ層と少なくとも1つの屈曲自在な保護層と
を備え、上記プローブ緩衝システムにより、上記ウエハ
ーと上記バンプ接点との当接を緩和するとともに、上記
屈曲自在な保護層により上記エラストマ層を保護するよ
うに構成したことを特徴とする薄膜プローブカード。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/801,702 US5180977A (en) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | Membrane probe contact bump compliancy system |
US07/801,702 | 1991-12-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05243344A true JPH05243344A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=25181839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4295071A Pending JPH05243344A (ja) | 1991-12-02 | 1992-11-04 | バンプ接点付薄膜プローブ緩衝システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5180977A (ja) |
EP (1) | EP0545070A1 (ja) |
JP (1) | JPH05243344A (ja) |
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