JPH05243224A - 半導体装置の配線構造 - Google Patents

半導体装置の配線構造

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JPH05243224A
JPH05243224A JP4545792A JP4545792A JPH05243224A JP H05243224 A JPH05243224 A JP H05243224A JP 4545792 A JP4545792 A JP 4545792A JP 4545792 A JP4545792 A JP 4545792A JP H05243224 A JPH05243224 A JP H05243224A
Authority
JP
Japan
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film
tungsten
layer
wiring
resist
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Application number
JP4545792A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamashita
貴司 山下
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05243224A publication Critical patent/JPH05243224A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タングステン配線の寸法精度の改善 【構成】 タングステン膜3上にそれよりも反射率が低
く、表面モホロジーの良い膜7を形成することで、写真
製版時におけるタングステン膜よりの反射光を抑制し、
レジストパターンを寸法精度良く形成する。従って、そ
のレジストパターンをマスクにしたタングステン膜のエ
ッチングによる配線形成の、寸法精度の向上がはかれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タングステン、又は、
タングステンシリサイド等の高融点金属材料配線を有す
る半導体装置の配線構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4a〜eは、従来のタングステン配
線、または、タングステンシリサイド配線の形成方法、
及び配線構造を示す断面図であり、図において、1は導
電層、2は絶縁膜、3はタングステン膜、またはタング
ステンシリサイド膜、4はレジスト、5はコンタクトホ
ールである。次に従来のタングステン配線、又はタング
ステンシリサイド配線の、従来の形成方法について説明
する。先ず、図4aに示すように導電層1上の絶縁膜2
に良く知られた方法で、コンタクトホール5を形成す
る。次に図4bに示すように、化学気相成長法(以下、
CVD法という)でタングステン膜3を形成する。この
とき、一般にタングステン膜3と絶縁膜2とは、密着性
が良くないので、密着性を良くするために、図5に示す
ように、タングステン膜3と、絶縁膜2との間に密着性
の良い金属膜6(例えばTiN)を形成している場合も
ある。次に図4cで示すように、タングステン膜3に、
フォトレジスト4を塗布し、写真製版工程により、パタ
ーニングを施す。次に図4dで示すように、エッチング
処理し、レジストを除去して、図4eに示すように、タ
ングステンの配線3aが形成される。このように、従来
技術で形成されたタングステン配線の配線構造は、図4
e、図5に示す通り、W(タングステン)単一層もしく
は、W/TiNの構造となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のタングステン配
線は、上述のように形成されるのであるが、図4cで示
したレジストのパターニングの際の写真工程において、
図6aの構造図および、6bの入射光及び反射光の振幅
の関係を示す拡大模式図の様に、パターニングに寄与す
る光の強度は、入射光の強度10aと、タングステン膜表
面よりの反射光の強度11aとの合成できまる。タングス
テン表面からの反射率はかなり大きく(例えば55%程
度)、このため、入射光と反射光の、位相を含めた合成
を行うと、深さ方向に光強度の変動を生じ、従って図6
aに示す様にフォトレジストのエッチング面13aに凹凸
を生じる結果となる。又、CVD法で形成されたタング
ステン膜3は図6bに示すように、表面モホロジー(粗
さの形態)が悪いので、乱反射を起こし、この強度も入
射光の強度10aと合成される。これらのことにより、タ
ングステン表面位置でのレジストのパターン幅14の寸法
がバラつき、タングステン配線を精度良くパターニング
出来ないという欠点があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、レジストパターニング時の、
レジストの下層の金属膜からの反射光を抑えることによ
りパターニングの精度を改善し、配線を精度良く形成す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】高融点金属材料よりなる
配線層の上部に、上記配線層よりも低い反射率の反射防
止膜を設けた半導体装置の配線構造を形成する。
【0006】
【作用】この発明の配線構造では、配線用のタングステ
ン等高融点金属膜表面上に、それよりも低反射率の膜を
備えているので、該タングステン膜上のフォトレジスト
のパターニングの際、タングステン表面よりの反射光を
削減し、正確なパターンを形成することができる。
【0007】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の1実施例の製造方法を図1a
〜fによって詳細に説明する。図1eが本発明の一実施
例を示す構造である。図1a〜fは、本発明の半導体装
置の配線構造を示す断面図であり、図において、前記図
4で説明したものと同じものについては同一符号を付し
詳細な説明は省略する。これらの図において、7は低反
射率膜である。次に本発明に係わる半導体装置の配線構
造を、図1により説明する。配線材料としてタングステ
ン、またはタングステンシリサイドのどちらを選んでも
同じ効果を示すので、ここでは配線材料としてタングス
テンを用いる場合についてのみ説明する。先ず、図1a
において、基板1上の絶縁膜2に所定の処理を施しコン
タクトホール5を形成する。次に、図1bにおいてCV
D法でタングステン膜3を形成する。ここで図には記し
てないが従来例同様に密着性を向上させる目的で、絶縁
膜2とタングステン膜との間に密着性の良い金属膜6
(例えばTiN)を形成することもある。次に、図1c
の様に、タングステン膜よりも反射率の低い膜7(例え
ばTiNで反射率は約10%程度)をスパッタ法、CV
D法などで形成する。 その後、図1dの様にフォトレ
ジスト4を塗布し、図1eに示すような写真製版工程を
施しフォトレジスト4をパターニングする。次に、図1
fの様に上記レジストパターンをマスクとして、タング
ステン膜3及び膜7をエッチングし、タングステン配線
3aを形成する。以上の構造にすると、図1dで示した
フォトレジスト4のパターニングの際の写真工程におい
て、図2aの構造図および、2bの入射光及び反射光の
振幅の関係を示す拡大模式図の様に、パターニングに寄
与する光の強度は、入射光の強度10aと、タングステン
膜表面よりの反射光の強度11bとの合成できまる。Ti
N膜7の表面の反射率はタングステン膜表面の反射率
(例えば55%程度)に比べかなり小さく、このため、
入射光と反射光の位相を含めた合成を行うと、光強度の
ほとんどが入射光できまるので深さ方向に光強度の変動
がなくなり、従って図2aに示す様にフォトレジストの
エッチング面13は平になり、また図1eに示すパターン
幅14は精度よい。又、スパタ法またはCVD法で形成さ
れたTiN膜7の表面モフォロジーはタングステン膜3
の表面モホロジーにくらべ格段によく、乱反射による光
強度の変動も大幅に削減される。以上述べた効果により
レジストのパターニング精度14が上がり、その後のエッ
チングによる配線の寸法精度15を向上させることが可能
となる。
【0008】実施例2.上記、実施例1では、タングス
テン配線上にTiN膜を有する構造であったが、TiN
膜のかわりに、プラズマCVD等で形成した窒化膜(S
iNx)、或はスピンコートにより形成した有機のPP
SQ(poly phenyl sylses qui
oxane)等に代表される低反射率の膜を有する構造
であってもよく、上記実施例と同様の効果を奏すること
はいうまでもない。
【0009】実施例3.図3に示すように、実施例1で
形成したタングステン配線3aのTiN層7の上層に、
更に、絶縁膜8を形成するプロセス、フォトレジストを
塗布するプロセス、フォトマスクを施すプロセス、エッ
チングを行うプロセスを順次施こして、タングステン配
線とその上層回路との接続のためのコンタクトホール9
を形成するいわゆる多層配線構造のものでも、TiN膜
7により反射光が抑制されるため、TiN膜7の上層部
のフォトレジスト8位置における光強度は、ほとんど入
射光強度に依存するので、ホール9のエッチングが精度
良く実施できる。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、高融
点金属材配線上にそれよりも反射率の低い膜を形成する
ことにより、写真製版工程時のレジスト下層からの反射
光を抑制することが出来、レジストパターンの寸法精度
が向上する。従って、そのレジストパターンをマスクと
して形成した高融点金属配線の寸法精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図2】実施例1の、タングステン膜上にTiN膜を形
成したことによる効果を説明する図。bは、TiN膜上
での反射の様子を示したもの。
【図3】第3の実施例に示す多層配線構造の図。
【図4】従来の半導体装置の配線構造の製造方法を示す
断面図である。
【図5】従来半導体装置の配線構造の他の実施例を示す
図。
【図6】従来例のレジストパターニングを示す図で、6
bはタングステン膜面上での反射の様子を示したもの。
【符号の説明】
1 導電層 2 絶縁膜 3 タングステン膜 3a タングステン配線 4 フォトレジスト 5 コンタクトホール 6 密着性の良い金属膜 7 反射率の低い金属膜 8 フォトレジスト 9 コンタクトホール 10 入射光 10a 入射光の強度 11a 反射光の強度 11b 反射光の強度 12a (乱)反射光の方向 12b (乱)反射光の方向 13 フォトレジストのエッチング面形状 13a フォトレジストのエッチング面形状 14 タングステン膜上の、フォトレジストのパターニン
グ幅 15 タングステン配線のエッチング幅

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電層上に設けられた絶縁膜と、この絶
    縁膜にコンタクトホールを介して上記導電層と接続する
    高融点金属材料よりなる配線層とを有し、上記配線層の
    上部に設けられ上記配線層よりも低い反射率の層を備え
    たことを特徴とする半導体装置の配線構造。
JP4545792A 1992-03-03 1992-03-03 半導体装置の配線構造 Pending JPH05243224A (ja)

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