JPH05242360A - ショーケース一体型キャッシュレジスタ - Google Patents

ショーケース一体型キャッシュレジスタ

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JPH05242360A
JPH05242360A JP4128392A JP4128392A JPH05242360A JP H05242360 A JPH05242360 A JP H05242360A JP 4128392 A JP4128392 A JP 4128392A JP 4128392 A JP4128392 A JP 4128392A JP H05242360 A JPH05242360 A JP H05242360A
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JP
Japan
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JP4128392A
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English (en)
Inventor
Shozo Fuwa
正造 不破
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】顧客が選択した商品及びその個数の確認を容易
にし、取引処理に係る店員の作業性を向上する。 【構成】ショーケース2の正面2aに各商品の陳列位置
に対応して顧客の操作により購入商品及び購入個数を入
力する商品キー4を設け、背面2bにこの購入商品及び
購入個数を表示する表示器6を各商品の陳列位置に対応
して備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、店舗において商品の
取引処理を登録するキャッシュレジスタに関し、特に商
品が陳列されるショーケースと一体にされたショーケー
ス一体型キャッシュレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ケーキ等の菓子類を取り扱う店
舗では、複数種の商品をショーケース内に陳列し、顧客
が所望する商品を目視により確認して購入できるように
している。このような店舗では、顧客は所望する商品名
を口頭で店員に伝えるか、若しくは所望する商品の陳列
されている位置を指さして伝達する。一方店員は顧客が
選択した商品をショーケース内において確認した後これ
を取り出し、包装して顧客に引き渡すとともに、キャッ
シュレジスタにおいて商品名、価格及び数量等を登録
し、取引処理を実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
店舗では、店員は顧客の選んだ商品を顧客との会話によ
りショーケース内において確認しなければならず、顧客
との意思の疎通を図らなければならないことから作業に
長時間を必要とするとともに、取り出すべき商品を誤る
場合が生じる問題があった。
【0004】この発明の目的は、顧客が選択した商品を
店員に対して表示する表示器を設けるとともに、顧客の
選択入力に基づいて自動的に登録処理を実行できるよう
にし、誤った商品の取り出しを未然に防止した店舗にお
ける店員の作業性を向上し、顧客が所望する商品に係る
取引処理を短時間で且つ正確に実行できるショーケース
一体型キャッシュレジスタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のショーケース
一体型キャッシュレジスタは図1に示すように、ショー
ケースの前面に顧客によって操作される入力手段を商品
毎に備え、店員が位置するショーケースの背面に、入力
手段によって入力された購入商品及び購入個数を読み取
る商品読取手段と、この商品読取手段によって読み取ら
れた購入商品及び購入個数を商品の陳列位置に対応して
表示する表示手段と、係員によって操作される操作手段
と、商品読取手段が読み取った購入商品及び購入個数と
操作手段の操作データに基づいて取引処理を実行する取
引処理手段と、を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明によれば、顧客が入力手段の操作によ
り購入しようとする商品及びその個数を入力すると、こ
の購入商品及び購入個数が商品読取手段によって読み取
られる。商品読取手段によって読み取られた購入商品及
び購入個数は表示手段によりショーケースの背面に位置
する定員に対して表示される。したがって、店員はこの
表示手段の表示内容に従ってショーケースから顧客が所
望する商品を必要な個数だけ取り出すことができる。ま
た、商品読取手段によって読み取られた購入商品及び購
入個数は取引処理手段に入力され、店員による操作手段
の操作データに基づいて取引処理手段において取引処理
が実行される。したがって、店員は取引処理において購
入商品及び購入個数を入力する必要がない。
【0007】
【実施例】図2(A)および(B)は、この発明の実施
例であるショーケース一体型キャッシュレジスタの正面
側及び背面側の外観斜視図である。この発明の実施例で
あるショーケース一体型キャッシュレジスタ1は、正面
2aの略全面に透明ガラス体3を備え、背面2bに開き
戸5を備えたショーケース2にキャッシュレジスタ21
を一体に構成したものである。ショーケース2の正面2
aには、ショーケース2の内部に収納される商品の陳列
位置に対応して商品キー4が設けられている。この商品
キー4は入力ボタン41と表示部42とによって構成さ
れている。表示部42には対応する商品名及び価格等が
表記されている。なお、この表示部42を液晶パネル等
によって構成し、後述する背面2bに設けられた操作手
段から入力された表示内容を表示するようにし、陳列す
る商品の変更に合わせて商品名および価格等の表示内容
を適宜変更できるようにしてもよい。
【0008】ショーケース2の背面2bにはこの発明の
表示手段であるディスプレイ7及び操作手段であるキー
ボード8がプリンタ9とともに設けられている。ディス
プレイ7は取引金額や店員に対する操作案内等のメッセ
ージを表示する。この表示パネルにタッチパネルを備
え、必要なデータを入力できるようにしてもよい。ま
た、キーボード8は取引処理モード選択や金額の入力を
行う際に操作される。プリンタ9は取引処理後に取引処
理内容をレシートに印字する。ショーケース2の背面2
aに備えられた開き戸5の背面側には、ショーケース2
の内部における商品の陳列位置に対応してこの発明の表
示手段である表示器6が設けられている。この表示器6
は、顧客が操作した商品キー4に対応して購入商品の位
置及び個数を表示する。
【0009】なお、ショーケース2の上面にはキャッシ
ュレジスタ21を構成する金額表示器10、現金収納装
置11及び計量装置12が備えられている。金額表示器
10は取引処理に係る金額等を表示する。現金収納装置
11はショーケース2の上面に開閉可能なカバーを備
え、内部に現金等を収納する。計量装置12は食肉等の
計量が必要な商品が陳列される場合を考慮して設けられ
ている。なお、ショーケース2の背面2bにカードリー
ダを備え、クレジットカードやプリペイドカード等の各
種カードによる取引を行うことができるようにしてもよ
い。
【0010】上記ショーケース一体型キャッシュレジス
タを備えた店舗における顧客及び店員の取引処理動作の
概略を図3に示す。顧客が商品キー4の入力ボタン41
を操作して所望する商品を選択するとともに(n2
1)、その入力ボタン41の操作回数により購入個数の
入力を行う(n22)。選択された商品及びその個数は
キャッシュレジスタ部21を介して表示器6に送られ、
該当する商品の陳列位置に設けられた表示器6において
選択商品および必要な個数が表示される(n26,n2
7)。また、ディスプレイ7及び金額表示器12に商品
毎の数量と商品単価、およびこれらの積によって求めら
れる合計金額が表示される(n23〜n25)。この
後、顧客と顧客と店員の間において入力内容の確認が口
頭により行われ(n28,n29)、表示されている内
容が顧客の所望する商品及び個数に一致する場合には店
員によってキーボード8の確定キーが押下され(n3
0)、商品の選択作業が終了する。一方、顧客の操作ミ
ス等により商品及び個数が顧客の所望するものと異なる
場合には店員によりキーボード8の訂正キーが操作され
(n31)、再び顧客による商品の選択及び数量の入力
がなされる(n21,22)。
【0011】図4は、上記ショーケース一体型キャッシ
ュレジスタの制御部の構成を示すブロック図である。R
OM32及びRAM33を備えたCPU31にはインタ
フェイス回路34〜40を介してキーボード8、ディス
プレイ7、プリンタ9、現金収納装置11、計量装置1
2、商品キー4及び表示器6が接続されている。CPU
31はROM32に予め書き込まれたプログラムにより
商品キー4及びキーボード8の操作内容に従って表示器
6、ディスプレイ7及びプリンタ9に表示データ及び印
字データを出力する。また、キーボード8の操作内容に
基づいて現金収納装置11のカバーを開放する。さら
に、計量装置12の計量データに従って取引金額を演算
し、ディスプレイ7に表示データとして出力する。
【0012】なお、プリンタ9に対して出力される印字
データは取引内容を示すものである。RAM33の所定
のメモリエリアには図5に示すように、陳列されている
商品のそれぞれに対応するカウンタが割当てられおり、
複数の商品のそれぞれについて商品キーの操作回数を購
入個数として係数する。またRAM33の所定のメモリ
エリアには図6に示すテーブルが格納されている。この
テーブルは商品毎の単価を記憶したプライスルックアッ
プテーブルである。
【0013】図7は、上記制御部の処理手順を示すフロ
ーチャートである。CPU31は電源投入後において商
品キー4またはキーボード8の操作を待機しており(n
1)、キー操作がなされると操作されたキーがキーボー
ド8における精算キーまたは訂正キー操作であるか商品
キー4の操作であるかのチェックを行う(n2〜n
4)。商品キー4が操作された場合には複数設けられた
商品キー4a〜4lのうちのどの商品キーが操作された
かをチェックし(n5)、その商品キーに該当するRA
M33内のカウンタの内容をインクリメントする(n
6)。また、操作されたキーがキーボード8における訂
正キーであった場合にはRAM33において全ての商品
に対応するカウンタの内容をクリアする(n7)。この
訂正キーの操作は、前記図3のn28及びn29におけ
る確認処理において顧客が購入商品及び購入個数の訂正
を希望した際に店員が操作する。
【0014】操作されたキーがキーボード8における精
算キーであった場合にはRAM33において内容が0で
ないカウンタに対応する商品の単価をROM32のテー
ブル(図6参照)から読み出し(n8)、読み出した商
品単価とカウンタが記憶している個数との積により購入
金額Pを演算する(n9)。この演算結果はディスプレ
イ7及び金額表示器10に表示する。この後、顧客が支
払った金額Dの入力を待機し(n10)、支払金額Dか
ら購入金額Pを差し引いて釣り銭金額Chを演算する
(n11)。この釣り銭金額Chはディスプレイ7及び
金額表示器10に表示される。n10における支払金額
Dの入力は店員によるキーボード8の操作によって行わ
れる。上記釣り銭金額Chの演算と同時に現金収納装置
11のカバーを開放し(n12)、購入商品名、購入個
数、購入金額、支払金額及び釣り銭金額等の取引内容を
印字したレシートを発行して(n13)取引処理を終了
する。
【0015】以上のようにしてこの実施例によれば、顧
客による商品キー4の操作によって選択された商品及び
個数がショーケースの店員側に設けられた表示器6によ
って表示されるため、店員は顧客が選択した商品を会話
や動作により伝達され、その後に商品を確認するといっ
た作業が不要で、購入商品を容易に認知することができ
る。また、顧客の操作内容に基づいて取引処理に係る購
入金額の演算がなされるため、取引処理に係る店員の作
業を簡略化することができる。
【0016】なお、本実施例ではCPU31に対して商
品キー4及び表示器6をインタフェイス回路39及び4
0を介して信号線により接続することとしたが、商品キ
ー4及び表示器6がCPU31に対してデータを無線送
受信するものによって構成してもよい。これによってシ
ョーケース2内における商品の陳列位置の変化に対応し
て商品キー4及び表示器6を任意の位置に移動させるこ
とができる。この場合においてキャッシュレジスタ部2
1から商品毎に設けられる表示器6のそれぞれに対して
は、それぞれ異なる周波数によってデータを送信するこ
とにより、顧客が選択した商品に対応する表示器に正確
にデータを送信することができる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、入力手段によって顧
客が入力した購入商品及び購入個数がショーケースの背
面に設けられた表示手段によって店員に表示されるた
め、選択商品及び個数の確認作業を正確かつ容易に行う
ことができるとともに、入力手段の操作データに基づい
て取引処理が実行されるために取引処理に係る店員の作
業を軽減でき、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例であるショーケース一体型キ
ャッシュレジスタの外観図である。
【図3】同実施例における商品の選択作業に係る顧客及
び店員の処理動作を示す図である。
【図4】同実施例の制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】同制御部に備えられるRAMの要部のメモリマ
ップである。
【図6】同制御部に備えられるROMの一部に格納され
たテーブルの内容を示す図である。
【図7】同制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1−ショーケース一体型キャッシュレジスタ 2−ショーケース 4−商品キー(入力手段) 6−表示器(表示手段) 8−キーボード(操作手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種の商品が陳列されるショーケースの
    表面に露出して商品毎に設けられた入力手段と、入力手
    段の操作データに基づいて購入商品及び購入個数を読み
    取る商品読取手段と、商品読取手段が読み取った購入商
    品及び購入個数をショーケースの背面に露出し、且つ購
    入商品の陳列位置に対応して表示する表示手段と、ショ
    ーケースの背面に露出した操作手段と、商品読取手段が
    読み取った購入商品及び購入個数と操作手段の操作デー
    タとに基づいて取引処理を実行する取引処理手段と、を
    設けたことを特徴とするショーケース一体型キャッシュ
    レジスタ。
JP4128392A 1992-02-27 1992-02-27 ショーケース一体型キャッシュレジスタ Pending JPH05242360A (ja)

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ID=12604123

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JP4128392A Pending JPH05242360A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 ショーケース一体型キャッシュレジスタ

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JP (1) JPH05242360A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009211662A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Fujitsu Ltd 商品陳列管理装置及びその方法
WO2020080078A1 (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 Necプラットフォームズ株式会社 商品購入支援システム、商品購入支援装置及びその方法、pos端末装置、非一時的なコンピュータ可読媒体

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