JPH052418Y2 - - Google Patents

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JPH052418Y2
JPH052418Y2 JP8457887U JP8457887U JPH052418Y2 JP H052418 Y2 JPH052418 Y2 JP H052418Y2 JP 8457887 U JP8457887 U JP 8457887U JP 8457887 U JP8457887 U JP 8457887U JP H052418 Y2 JPH052418 Y2 JP H052418Y2
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ecd
tongue piece
tongue
side plate
box
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、箱を使用し始めてからの経時を表示
する箱に関する。
(従来の技術) 従来の技術につき、説明を加える。
従来の経時を表示する箱の経時表示素子は、大
気中より水分を僅かずつ吸収し、その含水量に従
つて変色する素子、大気中の酸素と僅かずつ反応
し、その反応の進み具合に従つて変色する素子、
大気中の窒素を吸収し、その吸収量に従つて変色
する素子等がある。この様な素子の測定開始は、
アルミ箔等の大気遮断子を除去することで行な
う。
(考案が解決しようとする問題点) 上述の様な従来の技術の経時表示素子は、大気
中の成分を吸収、反応する事により経時進行す
る。従つて大気中の成分変化や温度、湿度により
大きく影響される。また、使用者はわざわざ箔等
の大気遮断子を除去しなければ経時が開始されな
い。また、一旦経時が開始されたものの経時は、
もう止める事は出来ない。
(問題を解決する為の手段) 上述の問題点を解決する為、箱の側面板から連
設もしくは切り込まれて形成されている舌片に閉
路の一部分を欠くECDもくしはECDの閉路の一
部分が形成され、前記舌片を折り返したとき該側
面板もしくは他の舌片の相当する場所に前記舌片
の閉路の残部が接触する様に形成されている構造
に経時を表示する様にする。
なお、箱の側面板から連設するとは、側面板よ
り外側に折目を介して設けられるフラツプを設け
ることを言う。また、舌片が切り込まれて形成さ
れるとは、側面板の中央部分で舌片となるべき部
分があり、その部分が一辺を除いてコの字形、U
字形その他の形状で切り抜かれていて、その残つ
た一辺が折目を介して側面板に連設されている状
態を指す。
また、舌辺に閉路の一部分を欠くECDが形成
されているとは、舌片に設けたECDが、折り曲
げられたときにそれに対応する側面板もしくは他
の舌片の抵抗回路の一部もしくは全部が接触し、
それによつてECDの端子間が電気的閉路になる
事が出来る状態をさす。
また、舌片にECDの閉路の一部分が形成され
ているとは、側面板もしくは他の舌片にECDが
設けられていて、舌片を折り曲げたときに設けら
れている抵抗回路の一部もしくは全部が接触し、
それによつてECDの端子間が電気的閉路になる
事が出来る状態を指す。
さらに、舌片を折り曲げたときに側面板と確実
に電気的接触を与える必要があるが、側面板、舌
片、もしくはその何れにも差込片と切込の様に係
止手段を与えても良いが、その様な工夫がなくと
も舌片と側面板が電気的に接触するなら、その様
なものは必要はない。
(作用) ECDの経時表示素子としての働きについては、
実願昭61−106649号(昭和61年7月11日出願)
(実開昭63−14193号公報)によつて示されてい
る。
それは、ECDが電荷の変化によつて順次表示
が変化するという性質を利用するものであり、回
路は、ECDに定格の抵抗回路を備えるというも
のである。
この様にすれば、定抵抗回路等によりECD間
の電荷の量が順次変化していき、それに対応して
ECDの表示が変化する様になる。
この場合、12.5MΩ、25MΩ、50MΩといつた
異なつた抵抗値により用いられる変色の速度が変
化する。ここで12.5MΩなら一ケ月、25MΩなら
二ケ月、50MΩなら三ケ月という様に、ECD注入
されている電気量の放出スピードが違うために、
エレクトロクロミツク体の発色が消色するまでの
時刻が違なることにより、表示が可能になる。
このときの時間の経過によるECDの両極の電
荷の変化を、図面を用いて説明する。
第7図は、定抵抗回路の場合の回路図である。
初期電圧をE、ECDの容量をC、定抵抗回路の
全抵抗をR、所期電圧を開放したときよりの時刻
をtとした場合のECDの電荷をqとして閉路を
解くと、 q=EC{1−exp(−t/RC)} となる。この式をグラフで表わすと第8図の様に
なる。但し、この場合の初期電圧Eは出荷時に与
えられたものでも良いし、この箱に電源を設けて
も良い。
(実施例 1) 本考案の一つの実施例を、図面を用いて詳細に
説明する。第1図は、本考案の一実施例を示す斜
視図、第2図は、同展開図、第3図は、同復舌片
の折り曲げ説明図、第4図は、同舌片の折り曲げ
時の斜視図である。側面板11,12,13,1
4、天板15、底板16および適宜なフラツプと
糊代よりなる直方体の箱の一側面板11の端部よ
り折線を介して舌片22が設けられていて、その
舌片22の先端には折り線を介して差込片23が
設けられている。さらに、その舌片22の下方に
折り線を介して復舌片24が設けられている。
各々舌片22と復舌片24には各々ECD31と
抵抗32が設けられており、ECD31の電極3
3対が、復舌片24を折り曲げたときに抵抗32
を介して回路になる様、接触する位置関係になつ
ている。また、側面板11の差込片23と対応す
る位置に切込34が設けられていて、復舌片24
を舌片22の内部に折り込んだ状態で舌片22が
側面板11に固定できる様になつている。なお、
この様なことが出来る為、側面板11にはECD
31を落としこめる様に孔25が設けられてい
て、折り込んだ状態でもECD31の厚さにより
接触不良が起きない構造となつている。また、本
例ではECD31の表示部35と電極33は、表
裏の関係になるものを使用している。ついでなが
ら、本考案は箱の側面板の工夫に依つている為、
箱全体の形状は問題でなく、側面板のあるもので
あれば、六角形柱、八角形等の他、いかなる箱に
も応用可能である。
(実施例 2) 実施例1とは違う実施例を、もう一つあげる。
第5図は、実施例2の正面図、第6図は、同差し
込み状態の斜視図である。
側面板51には、切り込まれた舌片52があ
り、その先端部は差込片53がある。その舌片5
2にはECD61が設けられていて、舌片52を
折り込んだときにこのECD61の電極62が対
向しながらその電極62間を結線する様に抵抗6
3が設けられている。また折り込んだとき舌片5
2が側面板51に固定可能な様に差込片53の対
応する位置に切込54が設けられている。
(考案の効果) 本考案により、外界(特に大気の成分や温度
等)によりほとんど影響されることなく経時を表
示する事ができた。
また、一旦経時を中止する場合でも、箱を単に
折りたたむ事で容易に可能である。
さらに、経時を根本的に開始する場合でも、単
に充電する事で行なう事が出来る。
従つて、昆虫捕獲器、芳香剤容器、脱臭剤、鮮
度保持剤等の他、経時を必要とするものであれ
ば、いかなるものにも応用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は、同展開図、第3図は、同復舌片の折り曲
げ説明図、第4図は、同舌片の折り曲げ時の斜視
図である。第5図は、別な実施例を示す正面図、
第6図は、同差し込み状態の斜視図である。第7
図は、ECDの駆動回路図、第8図は、同電荷変
化図である。 11,12,13,14……側面板、15……
天板、16……底板、22……舌片、23……差
込片、24……復舌片、31……ECD、32…
…抵抗、33……電極、34……切込、35……
表示部、51……側面板、52……舌片、53…
…差込片、61……ECD、62……電極、63
……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱の側面板から連設もしくは切り込まれて形成
    されている舌片に閉路の一部分を欠くECD(エレ
    クトロクロミツクデイスプレイ)もしくはECD
    の閉路の一部分が形成され、前記舌片を折り返し
    たとき該側面板もしくは他の舌片の相当する場所
    に前記舌片の閉路の残部分が接触するよう形成さ
    れている経時を表示する箱。
JP8457887U 1987-05-30 1987-05-30 Expired - Lifetime JPH052418Y2 (ja)

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JP8457887U JPH052418Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JPS63194140U JPS63194140U (ja) 1988-12-14
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