JPH05241782A - 自己時間調整の下で読出し及び書込み動作をする分散形レジスタを持つ回路構成 - Google Patents

自己時間調整の下で読出し及び書込み動作をする分散形レジスタを持つ回路構成

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JPH05241782A
JPH05241782A JP4315028A JP31502892A JPH05241782A JP H05241782 A JPH05241782 A JP H05241782A JP 4315028 A JP4315028 A JP 4315028A JP 31502892 A JP31502892 A JP 31502892A JP H05241782 A JPH05241782 A JP H05241782A
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Application number
JP4315028A
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Inventor
David Moloney
モロネイ ダビド
Gianfranco Vai
ヴァイ ジアンフランコ
Maurizio Zuffada
ズファッダ マウリツィオ
Giorgio Betti
ベッティ ジョルジォ
Fabrizio Sacchi
サッキ ファブリツィオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
STMicroelectronics SRL
Original Assignee
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
SGS Thomson Microelectronics SRL
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Publication date
Application filed by SGS THOMSON MICROELECTRONICS, SGS Thomson Microelectronics SRL filed Critical SGS THOMSON MICROELECTRONICS
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    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store

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  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 マスタスレーブフリップフロップを必要とす
ることなく、レジスタのアドレス指定、並びにデータ書
込み/読出しの信頼性を保証する分散形レジスタを持つ
回路を構成する。 【構成】 この回路は、一連の記憶ユニット11と、デ
ータバス14と、アドレスバス15と、読出し/書込み
信号に対するライン16と、アドレスバスにプリチャー
ジアドレスをチャージするためのプリチャージロジック
17と、プリチャージの終了に関して所定の遅延を伴な
って記憶ユニットのアドレスデコーダ12の動作を可能
にするためのプリチャージセンサー18とから成る。ま
た、回路は、アドレスバス及びプリチャージロジックを
制御するためのフリップフロップ19と、そして記憶ユ
ニットの記憶レジスタ13にデータを書込むのに必要な
時間に基づいて計算された遅延を伴なって書込み停止信
号を作り出すのに適している仮想の遅延回路20とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自己時間調整の下で読出
し及び書込み動作をする分散形レジスタを持つ回路構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】分散形レジスタを持つシステムは主とし
て、一連のデータ記憶ユニットと、データバスと、アド
レスバスと、そして読出し/書込み信号に対するライン
とから成っている。各記憶ユニットはデータ書込み及び
読出しレジスタと、ローカルアドレスデコーダとから成
っている。
【0003】もしも所定のレジスタと連動されたローカ
ルアドレスデコーダがそのアドレスバス上での対応する
レジスタのアドレスを検知するならば、書込み信号が能
動である場合には、データバス上でのデータがレジスタ
へと転送され、読出し信号が能動である場合には、レジ
スタに記憶されているデータがデータバスへと転送され
る。
【0004】この型式のアーキテクチャは幾つかの欠陥
を持っている。もしもローカルアドレスデコーダがアド
レスバス上におけるアドレスの安定化時間よりも速いな
らば、正しくないアドレスか複号されることになる。書
込み動作の場合、それは、データがアドレス指定されな
いレジスタへ転送されることを意味し、読出し動作の場
合、それは、アドレス指定されないレジスタからのデー
タがデータバスへ転送されることを意味する。
【0005】更に、このアーキテクチャでは、それらレ
ジスタが、ゲート制御される単一段のフリップフロップ
よりも大きいサイズでしかも大きな電力消費を持つマス
タースレーブフリップフロップとして達成されることを
必要とする。実際問題として、マスタースレーブフリッ
プフロップにおいて、入力から出力へのデータの転送は
スイッチングインパルスの上向き (又は下向き) 前縁に
おいてのみ生じる。
【0006】しかし、単一ステップのフリップフロップ
では、スイッチングインパルスがある限り、入力データ
の状態における各変化は出力へと転送される。かくし
て、もしもそのデータがスイッチングインパルスの終了
前に再び変化するならば、新しい状態が出力へ転送さ
れ、結果的に、その動作が一旦完了すると、フリップフ
ロップの出力は一般に、情報を記憶していないその初め
の状態へと再び戻ることになる。
【0007】アドレス複号化エラーの問題を解決する代
替可能なアーキテクチャでは、すべてのアドレスバスラ
インが知られた状態または使用されない状態へと強制さ
れるプリチャージ状態に対してアドレスバスのアドレス
が保留されるようになっている。かくして、そこには、
アドレスバスをプリチャージアドレスに対してプリチャ
ージするためのプリチャージロジックと、プリチャージ
の状態又はアドレスバスのライン上における状態をチェ
ックするためのプリチャージセンサーとがある。
【0008】アドレスバスがn個のラインで形成されて
いる場合、2n−1のレジスタのみがアドレス指定され
ることになる。一般にオール“1”か又はオール“0”
の自由に利用できるアドレスはアドレスバスのラインが
プリチャージされるものである。書込みか又は読出しに
なる予定の与えられたレジスタがアドレス指定される瞬
間において、そのプリチャージ状態が終りとなる。その
後、適当に遅延されたプリチャージセンサー出力は、ア
ドレスバスかくしてそのアドレスの状態が安定して、複
号できることを示すにつれて、そのローカルアドレスデ
コーダを有効にするために使用される。この様に、デー
タはアドレス指定されたレジスタにおいてのみ読み出さ
れるか又は書き込まれることになる。最大遅延を確保す
るために、プリチャージセンサーをアドレスバスの末端
に配列することが重要である。アドレスは、プリチャー
ジセンサーが状態を変えるときでも、安定している必要
がある。
【0009】プリチャージセンサーの使用が、もしも一
方において、正しいレジスタアドレスの問題を解決する
ならば、いかなる場合においても、マスタースレーブフ
リップフロップをその記憶ユニットにおけるレジスタと
して使用する必要がある。ゲート制御されるシングル段
のフリップフロップの使用を許容する1つの解決策に
は、プリチャージセンサーの外に、特定の適当に時間調
整されたスイッチング又はゲート信号の使用を必要とす
る。ゲート信号は、データ切換えを可能にするクロック
信号とのプリチャージセンサーの出力における信号の論
理的組合せとして得られる。この様に、クロック信号は
データの時間期間を通した途中で状態を変えるので、デ
ータが切り換えられた後のプリチャージングの終了の検
知でもって開始するゲート信号はデータ自体の新しいス
イッチング動作前に終了し、かくして、問題でのデータ
は、仮にそれが単一ステップ型であってさえ、そのフリ
ップフロップの出力上で転送されることになる。
【0010】前述の解決策は、もしも、一方において、
それが単一ステップのフリップフロップの使用を可能に
し、かくして、小さいサイズと減少された電力消費でも
って実施されるとしても、直ちに利用できないようにす
ると共に、いかなる場合でも電力の消費を増大させるこ
とになる付加的なゲート信号の使用を要するという欠点
を持っている。
【0011】更に、かかるアーキテクチャに関しては、
ゲートインパルスの最小長さを決定するために、例え
ば、バス遅延、複号遅延などの書込みチェーンにおける
システムのコンポーネントの挙動についての詳細な知識
を必要とする。最後に、この型式のアーキテクチャは大
量生産技術でもって達成された回路構成の有り得る最高
速度動作を許さず、変わりやすい環境状態においては、
その構成が融通性に欠け最悪の状態の下で適切な動作を
得るために最大の保証された速度において動作すること
を意味する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、マス
タースレーブフリップフロップを必要とすることなく且
つ補助信号の使用なしに、レジスタをアドレス指定する
ための動作並びにデータ書込み及び読出しのための動作
における最大の信頼性を保証する分散形レジスタを持つ
回路構成を達成することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によると、かかる
目的は、各々がアドレスデコーダ及びデータ記憶レジス
タからなる一連の記憶ユニットと、データバスと、アド
レスバスと、読出し/書込み信号に対するラインと、そ
のアドレスバスにプリチャージアドレスをプリチャージ
するためのプリチャージロジックと、そのプリチャージ
の終了に関して所定の遅延をもってすべての記憶ユニッ
トのアドレスデコーダの動作を可能にするためのプリチ
ャージセンサーとを有する分散形レジスタを持つ回路構
成において、アドレスバスを制御するとともに、書込み
開始信号によりセットされそして書込み停止信号により
リセットされるプリチャージロジックを制御するための
フリップフロップと、そしてその記憶ユニットの記憶レ
ジスタにおけるデータの書込みに対して必要とする時間
に基づいて計算された遅延を伴なって前述の書込み停止
信号を作り出すために、前記書込み開始信号により作動
され且つ前記プリチャージセンサーにより有効にされる
仮想の遅延回路とを備えたことを特徴とする回路構成に
よって達成される。
【0014】特に、好ましくはデータ記憶ユニットと同
一の仮想の記憶ユニットにより構成される仮想の遅延回
路は、記憶ユニットのそれぞれの記憶レジスタに論理レ
ベル“1”か又は“0”を書込むのに必要な時間に基づ
いて計算された遅延を伴なって前記書込み停止信号を作
り出すのに適している。これは、アドレス指定されたレ
ジスタにデータを書込むのに必要とする時間に対しての
み有効にされる予定のレジスタにおけるデータの書込み
動作を可能にする。本発明の特長は、添付図面において
非制限的例として例示されたその実施例についての以下
の詳細な記載により一層明瞭になろう。
【0015】
【実施例】図1において、本発明による可能な回路構成
は、各々がアドレスデコーダ12と、それぞれのアドレ
スデコーダ12の出力信号により有効にされるデータ記
憶レジスタ13とからなっている一連の記憶ブロック1
1を含んでいる。記憶ユニット11はそれぞれのバッフ
ァ39,24を備えたデータバス14及びアドレスバス
15に沿って整列されている。アドレスバスの末端に
は、アドレスデコーダ12を可能化する有効なアドレス
信号IVを放出するのに使用されるプリチャージセンサー
18が接続されている。
【0016】各記憶ユニット11は、読出し/書込み信
号 (書込み信号は読出し信号の否定により得られる) の
供給される回路ライン16にも接続されている。バッフ
ァ24の出力におけるアドレスバス15には、プリチャ
ージアドレス、つまり、すべて論理価“1”をバッファ
24の出力にプリチャージするためのプリチャージロジ
ック17が接続されている。
【0017】この回路構成はまた、アドレスバス15及
びプリチャージロジック17を制御するためのフリップ
フロップ19を含んでいる。フリップフロップ19の出
力はバッファ24及びプリチャージロジック17に接続
され、そのセット入力は書込み開始信号ISの供給ライ
ンに接続され、そのリセット入力は、電力オン・リセッ
ト信号I及び仮想の遅延回路20の出力により表わされ
た入力を持つOR論理ゲート36により供給される書込
み停止信号FSの供給ラインに接続されている。
【0018】仮想の遅延回路20は、プリチャージセン
サー18に対して出力において接続され、常時能動のア
ドレス入力22の与えられているアドレスデコーダ21
を含んでいる。アドサスデコーダ21の出力はフリップ
フロップ23に対して入力において接続されている。フ
リップフロップ23はまた、プリチャージセンサー18
の出力に対してそのリセット入力において接続されてい
る。フリップフロップ23の出力はOR論理ゲート36
の2つの入力のうちの1つを表わしている。アドレスデ
コーダ21及びフリップフロップ23は、同一の遅延を
導入するように、記憶ユニット11のアドレスデコーダ
12及びアドレスレジスタ13と同一である。
【0019】図2において、a) はデータバス上におけ
るデータの遅延を表わし、b) はアドレスバス上におけ
るアドレスの遅延を表わし、c) は読出し/書込み信号
を表わし、d) は書込み開始信号を表わし、e) はプリ
チャージロジック17の出力におけるプリチャージ端部
信号及びアドレスバス上におけるアドレスのプリチャー
ジングの結果的可能化を表わし、f) はプリチャージ動
作の終りにプリチャージセンサーによって放出される有
効なアドレス信号を表わし、g) は書込み停止信号を表
わし、h) は記憶レジスタの内容の遅延を表わしてい
る。
【0020】さてここでは、図1の回路構成の動作がレ
ジスタにおけるデータの書込み動作を通して記述されよ
う。読出し動作は、データが、データバスからレジスタ
へと転送される代わりに、反対の通路に従うという事実
においてのみ、書込み動作から異なっており、しかも、
記憶ユニット11の内側でレジスタ13を正しくアドレ
ス指定し且つ書込み動作に完全に類似した動作を遅らせ
る動作を見做せるので、反復説明は省略する。
【0021】ここでは、データがレジスタ13に書込ま
れる動作を仮定する。対応する書込み信号 (図2c) は
ライン16を経て送られる。更に、ここでは、データバ
ス上並びにアドレスバス上における遅延と見做される図
2a及び2bでのt1 からt2 に及ぶ時間間隔にある場
合を仮定する。レジスタ13におけるデータの書込み動
作は、図2cの書込み/読出し信号に関して適当に遅延
されそしてフリップフロップ19をセットする目的を持
っている図2dに例示されている書込み開始信号ISの
インパルスによって開始される。フリップフロップ19
の出力 (図2e) はプリチャージロジック17を無能化
し、そしてデータがそこに記憶される予定のレジスタ1
3のアドレスをアドレスバス上にチャージするためにア
ドレスバス15のバッファ24を駆動する。
【0022】プリチャージセンサー18がバッファ24
の出力上でのプリチャージ状態を検出する限り、それ
は、アドレスデコーダ12を無能化された状態に維持す
る。アドレスバス15上におけるアドレスの安定化時間
よりも確実に大きい所定の遅延後、プリチャージセンサ
ー18はそのプリチャージから異なるアドレスバス15
の状態を検知し、そして有効なアドレス信号IV (図2
f) を通して、アドレスデコーダ12が、今やアドレス
バス15上で有効になっているアドレスを複号するのを
可能にする。
【0023】同時に、プリチャージセンサー18は、い
かなる場合でも常にアドレス指定されてそしてフリップ
フロップ23をリセットする仮想の遅延回路20でのア
ドレスデコーダ21を可能化つまり有効にする。アドレ
スデコーダ21の出力はフリップフロップ23のスイッ
チングインパルスを表わし、それは、最悪の場合でもレ
ジスタ13のものに等しい対応するスイッチング時間後
に論理レベル“1”に切り変わる。
【0024】フリップフロップ23の出力、かくして、
仮想の遅延回路20の出力はOR論理ゲート36への入
力において電力オン・リセット信号と組み合わされ、論
理ゲート36の出力はフリップフロップ19のリセット
入力に、書込み停止信号FS(図2g) として供給され
る。同時に、プリチャージロジック17はアドレスバス
15上におけるプリチャージアドレスをチャージするた
めに有効にされる。この信号の直前に、アドレス指定さ
れたレジスタ13の内容は図2hに例示されているよう
に変化することになる。
【0025】前述の実施例の場合、書込み停止信号FS
のインパルスはフリップフロップ23に論理レベル
“1”を書込むのに必要な時間後に生じる。この様に、
論理レベル“1”の特定の場合には、アドレス指定され
たレジスタ13において、データの書込みが完了され
る。図1の実施例に対して代替可能で且つ図3に一層詳
細に示されている回路構成の実施例を参照するに、仮想
の遅延回路20には、別なフリップフロップ25が設け
られている。フリップフロップ25の機能は、アドレス
指定されたレジスタ13に論理レベル“0”を書込むの
に必要な時間を計算することである。
【0026】かくして、フリップフロップ23の設定と
並行して、プリチャージセンサー18はフリップフロッ
プ25をリセットする。デコーダ21の出力は、論理レ
ベル“1”へのフリップフロップ23のスイッチングに
加えて、論理レベル“0”へのフリップフロップ25の
スイッチングを実施する。フリップフロップ25の出力
はインバータ44により反転されて、そしてAND論理
ゲート26への入力においてフリップフロップ23の出
力と組み合わされ、この論理ゲートの出力はOR論理ゲ
ート36の入力において電力オン・リセット信号Iと組
み合わされ、そして論理ゲート36の出力はフリップフ
ロップ19の入力リセットに供給される。
【0027】この第2の実施例によると、書込み停止信
号FSのインパルスは、フリップフロップ23に論理レ
ベル“1”に書込み、それと同時に、フリップフロップ
25に論理レベル“0”を書込むのに必要な時間に生じ
る。この様に、いずれかの論理レベルの特定のケースに
おいて、アドレス指定されたレジスタ13では、データ
の書込みが完了される。
【0028】上述した両回路構成は非同期型式であっ
て、本来的遅延について予備知識を必要としていない。
この構成は、温度、電源、生産の規模のようなあらゆる
条件の下での信頼性のある動作を保証する。かかる構成
は同期及び非同期システムのいずれとも連動できる。図
4には、第1の実施例の回路構成の詳細な実施例が、記
憶ユニット11に限定して例示されている。
【0029】そこで、A0−A7はアドレスバス15の
ラインの入力に示し、T0−T7は全体として図1及び
図2のバッファ24に対応する3状態バッファである。
P0−P7はPチャネルMOSトランジスタである。ト
ランジスタP0−P7のゲートはアドレスバス15上で
のアドレスのチャージを可能にする信号 (図2eに例示
されている) の供給されるラインLに接続されている。
かかる信号が低い限り、トランジスタP0−P7のゲー
トも低い状態にある。かかるトランジスタは導通しそし
て、アドレスバス15のアドレスラインを論理レベル
“1”に対応する電圧Vdへとチャージする。
【0030】アドレスバス上におけるアドレスのチャー
ジを有用にする信号が高くなる場合、トランジスタP0
−P7は禁止され、これと同時に、T0−T7が導通し
て、入力A0−A7上でのアドレスをアドレスバス15
のライン上に転送する。プリチャージセンサー18はN
AND論理ゲート40でもって作られている。ゲート4
0の入力はアドレスバス15のアドレスラインであり、
その出力は図2fに例示されている有効なアドレス信号
IVである。特定のケースにおいて、プリチャージ状態と
はアドレスバス15のライン上における全論理レベル
“1”により表わされるものと仮定しているので、もし
もアドレスバス15のラインの少なくとも1つが論理レ
ベル“0”になるならば、上述した出力は論理レベル
“1”にある。
【0031】各記憶ユニット11の入力には、AND論
理ゲート27がある。論理ゲート27の入力の1つは有
効なアドレス信号IVにより表わされ、他はアドレスバス
15の対応するラインに接続されている。アドレスライ
ン15の対応するラインに接続されている論理ゲート2
7の入力の各々には、その入力における記憶ユニット1
1のアドレスの論理レベルが“0”か又は“1”かに使
って、インバータ38の有無が決まる。ここでは、記憶
ユニット11のアドレスが論理レベル“0”により形成
されている。アドレスバス15上におけるアドレスが記
憶ユニット11のアドレスと一致し且つプリチャージセ
ンサー18からの出力における有効なアドレス信号IVが
論理レベル“1”にある場合、ユニット11の出力Uは
論理レベル“1”にある。
【0032】また、記憶ユニット11はAND論理ゲー
ト28を含み、そこでの入力は、一方では、読出し信号
を供給するライン16に接続され、他方では、プリチャ
ージセンサー18の出力に接続されている。AND論理
ゲート28の出力はAND論理ゲート30の2つの入力
の1つを表わしている。他の入力は論理ゲート27の出
力Uにより表わされている。論理ゲート30からの出力
には、読出し動作を有効にするための信号がある。
【0033】更に、記憶ユニット11はAND論理ゲー
ト29を含み、そこでの入力は、一方では、書込み信号
(インバータ42により否定された読出し信号に対応し
ている) を供給するライン16に接続され、他方では、
プリチャージセンサー18の出力に接続されている。A
ND論理ゲート29の出力はAND論理ゲート31の2
つの入力のうちの1つを表わしている。他の入力は論理
ゲート27の出力Uにより表わされている。論理ゲート
31からの出力には、書込み動作を有効にするための信
号がある。
【0034】AND論理ゲート30の出力は3状態バッ
ファ32を可能化するのに適していて、データバス14
上における記憶レジスタ13の内容の転送を許容する。
更に、論理ゲート31の出力はデータバス14上におけ
るデータをレジスタ13へと転送させるための駆動イン
パルスを発生するのに適している。仮想の遅延回路20
は、プリチャージの状態以外の状態にあるケースでは、
プリチャージデコーダ18による出力で表わされている
アドレスバスのライン数に等しい多くの入力を持つ遅延
を導入する機能を持つAND論理ゲート33を含んでい
る。
【0035】更に、回路20はAND論理ゲート34を
含み、そこでの入力は、一方では、書込み信号 (インバ
ータ55を通して否定された読出し信号に対応してい
る) を供給するためのライン16に接続され、他方で
は、プリチャージデコーダ18の出力に接続されてい
る。AND論理ゲート34の出力はAND論理ゲート3
5の2つの入力のうちの1つを表わしている。論理ゲー
ト35の他の入力は論理ゲート33の出力により表わさ
れている。論理ゲート35からの出力には、書込み動作
を有効にするための信号がある。
【0036】かかる信号は、前に例示されたのと同様
に、有効なアドレス信号IVにより前にリセットされたレ
ジスタ23に論理レベル“1”を書込むための駆動イン
パルスを発生するのに適している。レジスタ23の出力
は論理ゲート36の2つの入力のうちの1つを表わし、
他の入力は、前にも述べたように、電力オン・リセット
信号Iによって表わされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路構成の第1の実施例を例示し
ている。
【図2】読出し/書込み動作中における図1の回路構成
における各種信号の時間に対する曲線を例示している。
【図3】本発明による回路構成の第2の実施例を例示し
ている。
【図4】第1の実施例の回路構成を詳細に例示している
図である。
【符号の説明】
11 記憶ユニット 12 アドレスデコ
ーダ 13 データ記憶レジスタ 14 データバス 15 アドレスバス 16 ライン 17 プリチャージロジック 18 プリチャージ
センサー 19 フリップフロップ 20 遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マウリツィオ ズファッダ イタリア共和国、20153 ミラノ、ピアッ ツァ ガリバルディ、8 (72)発明者 ジョルジォ ベッティ イタリア共和国、20129 ミラノ、ビア プレムーダ、24 (72)発明者 ファブリツィオ サッキ イタリア共和国、27100 パビーア、ビア エミリア、32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々がアドレスデコーダ (12) 及びデ
    ータ記憶レジスタ (13) からなる一連の記憶ユニット
    (11) と、データバス (14) と、アドレスバス (1
    5) と、読出し/書込み信号に対するライン (16)
    と、前記アドレスバスにプリチャージアドレスをプリチ
    ャージするためのプリチャージロジック(17) と、そ
    のプリチャージの終了に関した所定の遅延をもってすべ
    ての前記記憶ユニット (11) のアドレスデコーダ (1
    2) の動作を有効にするためのプリチャージセンサー
    (18) とを有してなり、前記アドレスバス (15) を
    制御すると共に、書込み開始信号 (IS) によりセット
    され、そして書込み停止信号(FS) によりリセットさ
    れる前記プリチャージロジック (17) を制御するため
    のフリップフロップ (19) と、前記記憶ユニット (1
    1) の記憶レジスタ (13) にデータを書込むのに必要
    とする時間に基づいて計算された遅延を伴なって前記書
    込み停止信号 (FS) を作り出すために、前記書込み開
    始信号 (IS)により作動されそして前記プリチャージ
    センサー (18) により有効にされる仮想の遅延回路
    (20) とを備えていることを特徴とする分散形レジス
    タを有する回路構成。
  2. 【請求項2】 前記仮想の遅延回路 (20) は前記デー
    タ記憶ユニット (11) と同一の仮想の記憶ユニットに
    より構成されていることを特徴とする請求項1の回路構
    成。
  3. 【請求項3】 前記仮想の遅延回路 (20) は、前記デ
    ータ記憶ユニット (13) のアドレスデコーダ (12)
    と同一で、前記プリチャージセンサー (18) の出力に
    接続された可能化入力及び常時能動のアドレス入力を備
    えた別なアドレスデコーダ (21) と、前記データ記憶
    ユニット (11) の記憶レジスタ (13) と同一で、前
    記別なアドレスデコーダ (21) の出力に接続されたス
    イッチ作動入力及び前記プリチャージセンサー (18)
    の出力に接続されたリセット入力とを備えたフリップフ
    ロップ (23) とから成り、以って、前記書込み停止信
    号 (FS) は、論理レベル“1”を書き込むために必要
    とする時間に等しい遅延を伴なって作り出されることを
    特徴とする請求項2の回路構成。
  4. 【請求項4】 前記仮想の記憶ユニット (20) は、前
    記データ記憶ユニット (13) のアドレスデコーダ (1
    2) と同一で、前記プリチャージセンサー (18) の出
    力に接続された可能化入力及び常時能動のアドレス入力
    を備えた別なアドレスデコーダ (21) と、前記データ
    記憶ユニット (11) の記憶レジスタ(13) と同一
    で、前記別なアドレスデコーダ (21) の出力に接続さ
    れたそれぞれのスイッチ作動入力及び前記プリチャージ
    センサー (18) の出力に接続されたそれぞれのリセッ
    ト及びセット入力を持っている第1及び第2のフリップ
    フロップ (23,25) とによって構成されており、前
    記フリップフロップ (23,25) の出力は、論理レベ
    ル“1”及び“0”をそれぞれのフリップフロップ(2
    3,25) に書き込むのに必要な時間に基づいて計算さ
    れた遅延を伴なって前記書込み停止信号 (FS) をAN
    D論理ゲート (26) の出力に作り出すように、該論理
    ゲート (26) の入力において組み合わされるようにな
    っていることを特徴とする請求項1の回路構成。
JP4315028A 1991-11-28 1992-11-25 自己時間調整の下で読出し及び書込み動作をする分散形レジスタを持つ回路構成 Pending JPH05241782A (ja)

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JP4315028A Pending JPH05241782A (ja) 1991-11-28 1992-11-25 自己時間調整の下で読出し及び書込み動作をする分散形レジスタを持つ回路構成

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