JPH05241662A - サーボモータ制御装置 - Google Patents
サーボモータ制御装置Info
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- JPH05241662A JPH05241662A JP4042788A JP4278892A JPH05241662A JP H05241662 A JPH05241662 A JP H05241662A JP 4042788 A JP4042788 A JP 4042788A JP 4278892 A JP4278892 A JP 4278892A JP H05241662 A JPH05241662 A JP H05241662A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーボモータの運転状態にかかわらず高精度
の制御を可能にする。 【構成】 検出抵抗54およびトランス3で検出した電
流を高ゲインで増幅し第1フィードバック信号を生成す
る第1増幅器5aと、前記検出した電流を低ゲインで増
幅し第2フィードバック信号を生成する第2増幅器5b
と、前記第1フィードバック信号をデジタル化する第1
A/D変換器8と、前記第2フィードバック信号をデジ
タル化する第2A/D変換器9と、前記第1A/D変換
器8または第2A/D変換器9の一方を選択しその出力
と電流指令とに基づいてサーボモータへの電流を制御す
る電流制御演算部2とを具備する。
の制御を可能にする。 【構成】 検出抵抗54およびトランス3で検出した電
流を高ゲインで増幅し第1フィードバック信号を生成す
る第1増幅器5aと、前記検出した電流を低ゲインで増
幅し第2フィードバック信号を生成する第2増幅器5b
と、前記第1フィードバック信号をデジタル化する第1
A/D変換器8と、前記第2フィードバック信号をデジ
タル化する第2A/D変換器9と、前記第1A/D変換
器8または第2A/D変換器9の一方を選択しその出力
と電流指令とに基づいてサーボモータへの電流を制御す
る電流制御演算部2とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーボモータ制御装
置に関し、さらに詳しくは、サーボモータの運転状態に
かかわらず、高分解能のフィードバックを行い、高精度
な制御を行うサーボモータ制御装置に関する。
置に関し、さらに詳しくは、サーボモータの運転状態に
かかわらず、高分解能のフィードバックを行い、高精度
な制御を行うサーボモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のサーボモータ制御装置の
一例のブロック図である。このサーボモータ制御装置5
1は、電流指令に基づいて同期モータMの電流をデジタ
ル制御するもので、電流制御演算部12,電力増幅部5
3,U相電流検出抵抗54,V相電流検出抵抗55,U
相絶縁トランス3,V相絶縁トランス4,U相電圧増幅
器5a,V相電圧増幅器6a,マルチプレクサ17,A
/D変換器18および切換コントローラ10から構成さ
れている。
一例のブロック図である。このサーボモータ制御装置5
1は、電流指令に基づいて同期モータMの電流をデジタ
ル制御するもので、電流制御演算部12,電力増幅部5
3,U相電流検出抵抗54,V相電流検出抵抗55,U
相絶縁トランス3,V相絶縁トランス4,U相電圧増幅
器5a,V相電圧増幅器6a,マルチプレクサ17,A
/D変換器18および切換コントローラ10から構成さ
れている。
【0003】U相電流は、U相電流検出抵抗54により
検出され、U相絶縁トランス3に供給される。U相絶縁
トランス3は、U相電流に応じた電圧信号を、U相電圧
増幅器5aに供給する。U相電圧増幅器5aは、U相電
流に応じた電圧信号を、早送り加減速用ピーク電流に合
わせて設定されたゲインGrにより増幅し、U相フィー
ドバック信号とする。
検出され、U相絶縁トランス3に供給される。U相絶縁
トランス3は、U相電流に応じた電圧信号を、U相電圧
増幅器5aに供給する。U相電圧増幅器5aは、U相電
流に応じた電圧信号を、早送り加減速用ピーク電流に合
わせて設定されたゲインGrにより増幅し、U相フィー
ドバック信号とする。
【0004】V相電流は、V相電流検出抵抗55により
検出され、V相絶縁トランス4に供給される。V相絶縁
トランス4は、V相電流に応じた電圧信号を、V相電圧
増幅器6aに供給する。V相電圧増幅器6aは、V相電
流に応じた電圧信号を、早送り加減速用ピーク電流に合
わせて設定されたゲインGrにより増幅し、V相フィー
ドバック信号とする。
検出され、V相絶縁トランス4に供給される。V相絶縁
トランス4は、V相電流に応じた電圧信号を、V相電圧
増幅器6aに供給する。V相電圧増幅器6aは、V相電
流に応じた電圧信号を、早送り加減速用ピーク電流に合
わせて設定されたゲインGrにより増幅し、V相フィー
ドバック信号とする。
【0005】マルチプレクサ17は、切換コントローラ
10の指令により、U相フィードバック信号とV相フィ
ードバック信号を交互に切り替えて、A/D変換器18
に供給する。A/D変換器18は、U相フィードバック
信号またはV相フィードバック信号をデジタルデータに
変換し、電流制御演算部12に供給する。
10の指令により、U相フィードバック信号とV相フィ
ードバック信号を交互に切り替えて、A/D変換器18
に供給する。A/D変換器18は、U相フィードバック
信号またはV相フィードバック信号をデジタルデータに
変換し、電流制御演算部12に供給する。
【0006】電流制御演算部12は、U相フィードバッ
ク信号とV相フィードバック信号とを基にW相フィード
バック信号を算出する。そして、電流指令信号と,U相
フィードバック信号と,V相フィードバック信号と,W
相フィードバック信号とに基づいて、U相電流制御信号
と,V相電流制御信号と,W相電流制御信号とを生成
し、電力増幅部53に供給する。電力増幅部53は、U
相電流制御信号と,V相電流制御信号と,W相電流制御
信号とに基づいて、U相電流と,V相電流と,W相電流
とを同期モータMに供給する。
ク信号とV相フィードバック信号とを基にW相フィード
バック信号を算出する。そして、電流指令信号と,U相
フィードバック信号と,V相フィードバック信号と,W
相フィードバック信号とに基づいて、U相電流制御信号
と,V相電流制御信号と,W相電流制御信号とを生成
し、電力増幅部53に供給する。電力増幅部53は、U
相電流制御信号と,V相電流制御信号と,W相電流制御
信号とに基づいて、U相電流と,V相電流と,W相電流
とを同期モータMに供給する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記サーボモータ制御
装置51において、U相電圧増幅器5aおよびV相電圧
増幅器6aのゲインGrは、早送り加減速用ピーク電流
に合わせて設定されている。これは、早送り加減速用ピ
ーク電流は連続定格時の3〜5倍にもなるが、その時で
もフィードバック信号がA/D変換器18の入力レンジ
内に入るようにするためである。
装置51において、U相電圧増幅器5aおよびV相電圧
増幅器6aのゲインGrは、早送り加減速用ピーク電流
に合わせて設定されている。これは、早送り加減速用ピ
ーク電流は連続定格時の3〜5倍にもなるが、その時で
もフィードバック信号がA/D変換器18の入力レンジ
内に入るようにするためである。
【0008】しかし、連続定格時(切削送り時)につい
て考えてみれば、ゲインGrは可能な値の1/5〜1/
3に抑えられているということである。すなわち、従来
のサーボモータ制御装置では、連続定格時の分解能が低
くなり、高精度の制御を行えない問題点があった。
て考えてみれば、ゲインGrは可能な値の1/5〜1/
3に抑えられているということである。すなわち、従来
のサーボモータ制御装置では、連続定格時の分解能が低
くなり、高精度の制御を行えない問題点があった。
【0009】そこで、この発明の目的は、連続定格時で
も、高い分解能が得られ、高精度の制御を行えるように
したサーボモータ制御装置を提供することにある。
も、高い分解能が得られ、高精度の制御を行えるように
したサーボモータ制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、サーボモータに供給される電流を検出する電流検
出手段と、検出した電流を比較的高いゲインで増幅し第
1フィードバック信号を生成する第1増幅手段と、前記
検出した電流を比較的低いゲインで増幅し第2フィード
バック信号を生成する第2増幅手段と、前記第1フィー
ドバック信号をデジタル化する第1A/D変換器と、前
記第2フィードバック信号をデジタル化する第2A/D
変換器と、前記第1A/D変換器または第2A/D変換
器のいずれかの出力を選択し前記第1A/D変換器を選
択しているときに出力が所定より小さければ前記第2A
/D変換器を選択するように切り換えると共に前記第2
A/D変換器を選択しているときに出力が所定より大き
ければ前記第1A/D変換器を選択するように切り換え
る選択手段と、選択されたA/D変換器の出力と電流指
令とに基づいてサーボモータに供給する電流を制御する
電流制御手段とを具備したことを特徴とするサーボモー
タ制御装置を提供する。
明は、サーボモータに供給される電流を検出する電流検
出手段と、検出した電流を比較的高いゲインで増幅し第
1フィードバック信号を生成する第1増幅手段と、前記
検出した電流を比較的低いゲインで増幅し第2フィード
バック信号を生成する第2増幅手段と、前記第1フィー
ドバック信号をデジタル化する第1A/D変換器と、前
記第2フィードバック信号をデジタル化する第2A/D
変換器と、前記第1A/D変換器または第2A/D変換
器のいずれかの出力を選択し前記第1A/D変換器を選
択しているときに出力が所定より小さければ前記第2A
/D変換器を選択するように切り換えると共に前記第2
A/D変換器を選択しているときに出力が所定より大き
ければ前記第1A/D変換器を選択するように切り換え
る選択手段と、選択されたA/D変換器の出力と電流指
令とに基づいてサーボモータに供給する電流を制御する
電流制御手段とを具備したことを特徴とするサーボモー
タ制御装置を提供する。
【0011】第2の観点では、この発明は、サーボモー
タに供給される電流を検出する電流検出手段と、検出し
た電流を所定のゲインで増幅しフィードバック信号を生
成する増幅手段と、そのフィードバック信号をデジタル
化するA/D変換器と、前記検出した電流に基づいてサ
ーボモータの運転状態を予測し前記増幅手段のゲインを
設定変更するゲイン設定変更手段と、前記A/D変換器
の出力と電流指令とに基づいてサーボモータに供給する
電流を制御する電流制御手段とを具備したことを特徴と
するサーボモータ制御装置を提供する。
タに供給される電流を検出する電流検出手段と、検出し
た電流を所定のゲインで増幅しフィードバック信号を生
成する増幅手段と、そのフィードバック信号をデジタル
化するA/D変換器と、前記検出した電流に基づいてサ
ーボモータの運転状態を予測し前記増幅手段のゲインを
設定変更するゲイン設定変更手段と、前記A/D変換器
の出力と電流指令とに基づいてサーボモータに供給する
電流を制御する電流制御手段とを具備したことを特徴と
するサーボモータ制御装置を提供する。
【0012】
【作用】上記第1の観点によるこの発明のサーボモータ
制御装置では、異なるゲインを持つ複数のフィードバッ
ク系を有し、適切な大きさのフィードバック信号を出力
するフィードバック系を選択して、サーボモータへ供給
する電流を制御する。そこで、サーボモータの運転状態
にかかわらず、適切な大きさのフィードバック信号が確
保され、高精度の制御を行えるようになる。
制御装置では、異なるゲインを持つ複数のフィードバッ
ク系を有し、適切な大きさのフィードバック信号を出力
するフィードバック系を選択して、サーボモータへ供給
する電流を制御する。そこで、サーボモータの運転状態
にかかわらず、適切な大きさのフィードバック信号が確
保され、高精度の制御を行えるようになる。
【0013】上記第2の観点によるこの発明のサーボモ
ータ制御装置では、サーボモータの運転状態を予測し、
その運転状態に応じてフィードバック系のゲインを設定
変更する。そこで、サーボモータの運転状態にかかわら
ず、適切な大きさのフィードバック信号が確保され、高
精度の制御を行えるようになる。
ータ制御装置では、サーボモータの運転状態を予測し、
その運転状態に応じてフィードバック系のゲインを設定
変更する。そこで、サーボモータの運転状態にかかわら
ず、適切な大きさのフィードバック信号が確保され、高
精度の制御を行えるようになる。
【0014】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明を説明
する。図1は、この発明の第1実施例のサーボモータ制
御装置1のブロック図である。このサーボモータ制御装
置1は、電流指令に基づいて同期モータMの電流をデジ
タル制御するもので、電流制御演算部2,電力増幅部5
3,U相電流検出抵抗54,V相電流検出抵抗55,U
相絶縁トランス3,V相絶縁トランス4,U相第1電圧
増幅器5a,U相第2電圧増幅器5b,V相第1電圧増
幅器6a,U相第2電圧増幅器6b,マルチプレクサ
7,第1A/D変換器8,第2A/D変換器9および切
換コントローラ10から構成されている。
する。図1は、この発明の第1実施例のサーボモータ制
御装置1のブロック図である。このサーボモータ制御装
置1は、電流指令に基づいて同期モータMの電流をデジ
タル制御するもので、電流制御演算部2,電力増幅部5
3,U相電流検出抵抗54,V相電流検出抵抗55,U
相絶縁トランス3,V相絶縁トランス4,U相第1電圧
増幅器5a,U相第2電圧増幅器5b,V相第1電圧増
幅器6a,U相第2電圧増幅器6b,マルチプレクサ
7,第1A/D変換器8,第2A/D変換器9および切
換コントローラ10から構成されている。
【0015】U相電流は、U相電流検出抵抗54により
検出され、U相絶縁トランス3に供給される。U相絶縁
トランス3は、U相電流に応じた電圧信号を、U相第1
電圧増幅器5aおよびU相第2電圧増幅器5bに供給す
る。
検出され、U相絶縁トランス3に供給される。U相絶縁
トランス3は、U相電流に応じた電圧信号を、U相第1
電圧増幅器5aおよびU相第2電圧増幅器5bに供給す
る。
【0016】U相第1電圧増幅器5aは、U相電流に応
じた電圧信号を、早送り加減速用ピーク電流に合わせて
設定されたゲインGrにより増幅し、U相第1フィード
バック信号とする。U相第2電圧増幅器5bは、U相電
流に応じた電圧信号を、切削送り用ピーク電流に合わせ
て設定されたゲインGcにより増幅し、U相第2フィー
ドバック信号とする。
じた電圧信号を、早送り加減速用ピーク電流に合わせて
設定されたゲインGrにより増幅し、U相第1フィード
バック信号とする。U相第2電圧増幅器5bは、U相電
流に応じた電圧信号を、切削送り用ピーク電流に合わせ
て設定されたゲインGcにより増幅し、U相第2フィー
ドバック信号とする。
【0017】V相電流は、V相電流検出抵抗55により
検出され、V相絶縁トランス4に供給される。V相絶縁
トランス4は、V相電流に応じた電圧信号を、V相第1
電圧増幅器6aおよびV相第2電圧増幅器6bに供給す
る。
検出され、V相絶縁トランス4に供給される。V相絶縁
トランス4は、V相電流に応じた電圧信号を、V相第1
電圧増幅器6aおよびV相第2電圧増幅器6bに供給す
る。
【0018】V相第1電圧増幅器6aは、V相電流に応
じた電圧信号を、早送り加減速用ピーク電流に合わせて
設定されたゲインGrにより増幅し、V相第1フィード
バック信号とする。V相第2電圧増幅器6bは、V相電
流に応じた電圧信号を、切削送り用ピーク電流に合わせ
て設定されたゲインGcにより増幅し、V相第2フィー
ドバック信号とする。
じた電圧信号を、早送り加減速用ピーク電流に合わせて
設定されたゲインGrにより増幅し、V相第1フィード
バック信号とする。V相第2電圧増幅器6bは、V相電
流に応じた電圧信号を、切削送り用ピーク電流に合わせ
て設定されたゲインGcにより増幅し、V相第2フィー
ドバック信号とする。
【0019】マルチプレクサ7は、切換コントローラ1
0の指令により、U相フィードバック信号とV相フィー
ドバック信号を交互に切り替えて、第1A/D変換器8
および第2AD変換器9に供給する。第1A/D変換器
8は、U相第1フィードバック信号またはV相第1フィ
ードバック信号をデジタルデータに変換し、電流制御演
算部2に供給する。第2A/D変換器9は、U相第2フ
ィードバック信号またはV相第2フィードバック信号を
デジタルデータに変換し、電流制御演算部2に供給す
る。
0の指令により、U相フィードバック信号とV相フィー
ドバック信号を交互に切り替えて、第1A/D変換器8
および第2AD変換器9に供給する。第1A/D変換器
8は、U相第1フィードバック信号またはV相第1フィ
ードバック信号をデジタルデータに変換し、電流制御演
算部2に供給する。第2A/D変換器9は、U相第2フ
ィードバック信号またはV相第2フィードバック信号を
デジタルデータに変換し、電流制御演算部2に供給す
る。
【0020】電流制御演算部2は、通常は、第2A/D
変換器9からのU相第2フィードバック信号およびV相
第2フィードバック信号を採用し、これらU相第2フィ
ードバック信号およびV相第2フィードバック信号を基
にW相第2フィードバック信号を算出する。そして、電
流指令信号と,U相第2フィードバック信号と,V相第
2フィードバック信号と,W相第2フィードバック信号
とに基づいて、U相電流制御信号と,V相電流制御信号
と,W相電流制御信号とを生成し、電力増幅部53に供
給する。この制御では、切削送り時にも、高分解能が得
られ、高精度の制御が可能である。しかし、早送り加減
速時には、第2A/D変換器9がオーバフローしてしま
う。
変換器9からのU相第2フィードバック信号およびV相
第2フィードバック信号を採用し、これらU相第2フィ
ードバック信号およびV相第2フィードバック信号を基
にW相第2フィードバック信号を算出する。そして、電
流指令信号と,U相第2フィードバック信号と,V相第
2フィードバック信号と,W相第2フィードバック信号
とに基づいて、U相電流制御信号と,V相電流制御信号
と,W相電流制御信号とを生成し、電力増幅部53に供
給する。この制御では、切削送り時にも、高分解能が得
られ、高精度の制御が可能である。しかし、早送り加減
速時には、第2A/D変換器9がオーバフローしてしま
う。
【0021】第2A/D変換器9がオーバフローする
と、電流制御演算部2は、第1A/D変換器8からのU
相第1フィードバック信号およびV相第1フィードバッ
ク信号を採用し、これらU相第1フィードバック信号お
よびV相第1フィードバック信号を基にW相第1フィー
ドバック信号を算出する。そして、電流指令信号と,U
相第1フィードバック信号と,V相第1フィードバック
信号と,W相第1フィードバック信号とに基づいて、U
相電流制御信号と,V相電流制御信号と,W相電流制御
信号とを生成し、電力増幅部53に供給する。この制御
では、早送り加減速時に対応した制御が可能となる。
と、電流制御演算部2は、第1A/D変換器8からのU
相第1フィードバック信号およびV相第1フィードバッ
ク信号を採用し、これらU相第1フィードバック信号お
よびV相第1フィードバック信号を基にW相第1フィー
ドバック信号を算出する。そして、電流指令信号と,U
相第1フィードバック信号と,V相第1フィードバック
信号と,W相第1フィードバック信号とに基づいて、U
相電流制御信号と,V相電流制御信号と,W相電流制御
信号とを生成し、電力増幅部53に供給する。この制御
では、早送り加減速時に対応した制御が可能となる。
【0022】電流制御演算部2は、第1A/D変換器8
からのU相第1フィードバック信号およびV相第1フィ
ードバック信号が所定のレベルより小さくなると、再び
第2A/D変換器9からのU相第2フィードバック信号
およびV相第2フィードバック信号を採用するモードに
戻る。
からのU相第1フィードバック信号およびV相第1フィ
ードバック信号が所定のレベルより小さくなると、再び
第2A/D変換器9からのU相第2フィードバック信号
およびV相第2フィードバック信号を採用するモードに
戻る。
【0023】電力増幅部53は、U相電流制御信号と,
V相電流制御信号と,W相電流制御信号とに基づいて、
U相電流と,V相電流と,W相電流とを同期モータMに
供給する。
V相電流制御信号と,W相電流制御信号とに基づいて、
U相電流と,V相電流と,W相電流とを同期モータMに
供給する。
【0024】以上のように、このサーボモータ制御装置
1では、同期モータMの運転状態にかかわらず、常に高
分解能のフィードバックがなされ、高精度の制御が行わ
れるようになる。
1では、同期モータMの運転状態にかかわらず、常に高
分解能のフィードバックがなされ、高精度の制御が行わ
れるようになる。
【0025】図2は、この発明の第2実施例のサーボモ
ータ制御装置11を示すブロック図である。このサーボ
モータ制御装置11は、電流指令に基づいて同期モータ
Mの電流をデジタル制御するもので、電流制御演算部1
2,電力増幅部53,U相電流検出抵抗54,V相電流
検出抵抗55,U相絶縁トランス3,V相絶縁トランス
4,U相可変ゲイン電圧増幅器15,V相可変ゲイン電
圧増幅器16,マルチプレクサ17,A/D変換器1
8,切換コントローラ10およびゲインコントローラ2
0から構成されている。
ータ制御装置11を示すブロック図である。このサーボ
モータ制御装置11は、電流指令に基づいて同期モータ
Mの電流をデジタル制御するもので、電流制御演算部1
2,電力増幅部53,U相電流検出抵抗54,V相電流
検出抵抗55,U相絶縁トランス3,V相絶縁トランス
4,U相可変ゲイン電圧増幅器15,V相可変ゲイン電
圧増幅器16,マルチプレクサ17,A/D変換器1
8,切換コントローラ10およびゲインコントローラ2
0から構成されている。
【0026】U相電流は、U相電流検出抵抗54により
検出され、U相絶縁トランス3に供給される。U相絶縁
トランス3は、U相電流に応じた電圧信号を、U相可変
ゲイン電圧増幅器15に供給する。
検出され、U相絶縁トランス3に供給される。U相絶縁
トランス3は、U相電流に応じた電圧信号を、U相可変
ゲイン電圧増幅器15に供給する。
【0027】U相可変ゲイン電圧増幅器15は、U相電
流に応じた電圧信号を、ゲインコントローラにより設定
されたゲインGxにより増幅し、U相フィードバック信
号とする。
流に応じた電圧信号を、ゲインコントローラにより設定
されたゲインGxにより増幅し、U相フィードバック信
号とする。
【0028】V相電流は、V相電流検出抵抗55により
検出され、V相絶縁トランス4に供給される。V相絶縁
トランス4は、V相電流に応じた電圧信号を、V相可変
ゲイン電圧増幅器16に供給する。
検出され、V相絶縁トランス4に供給される。V相絶縁
トランス4は、V相電流に応じた電圧信号を、V相可変
ゲイン電圧増幅器16に供給する。
【0029】V相可変ゲイン電圧増幅器16は、V相電
流に応じた電圧信号を、ゲインコントローラにより設定
されたゲインGxにより増幅し、V相フィードバック信
号とする。
流に応じた電圧信号を、ゲインコントローラにより設定
されたゲインGxにより増幅し、V相フィードバック信
号とする。
【0030】マルチプレクサ7は、切換コントローラ1
0の指令により、U相フィードバック信号とV相フィー
ドバック信号を交互に切り替えて、A/D変換器18に
供給する。A/D変換器18は、U相フィードバック信
号またはV相フィードバック信号をデジタルデータに変
換し、ゲインコントローラ20および電流制御演算部1
2に供給する。
0の指令により、U相フィードバック信号とV相フィー
ドバック信号を交互に切り替えて、A/D変換器18に
供給する。A/D変換器18は、U相フィードバック信
号またはV相フィードバック信号をデジタルデータに変
換し、ゲインコントローラ20および電流制御演算部1
2に供給する。
【0031】ゲインコントローラ20は、U相フィード
バック信号およびV相フィードバック信号により、電流
値データ,電流値変化量データ,位相角データ等を保持
し、これらを基に同期モータMの運転状態を予測する。
そして、同期モータMの運転状態が早送り加減速と予測
されたら、U相可変ゲイン電圧増幅器15およびV相可
変ゲイン電圧増幅器16に、早送り加減速用ピーク電流
に合わせたゲインGrを設定する。一方、同期モータM
の運転状態が切削送りと予測されたら、U相可変ゲイン
電圧増幅器15およびV相可変ゲイン電圧増幅器16
に、切削送り用ピーク電流に合わせたゲインGcを設定
する。
バック信号およびV相フィードバック信号により、電流
値データ,電流値変化量データ,位相角データ等を保持
し、これらを基に同期モータMの運転状態を予測する。
そして、同期モータMの運転状態が早送り加減速と予測
されたら、U相可変ゲイン電圧増幅器15およびV相可
変ゲイン電圧増幅器16に、早送り加減速用ピーク電流
に合わせたゲインGrを設定する。一方、同期モータM
の運転状態が切削送りと予測されたら、U相可変ゲイン
電圧増幅器15およびV相可変ゲイン電圧増幅器16
に、切削送り用ピーク電流に合わせたゲインGcを設定
する。
【0032】電流制御演算部12は、U相フィードバッ
ク信号およびV相フィードバック信号を基にW相フィー
ドバック信号を算出する。そして、電流指令信号と,U
相フィードバック信号と,V相フィードバック信号と,
W相フィードバック信号とに基づいて、U相電流制御信
号と,V相電流制御信号と,W相電流制御信号とを生成
し、電力増幅部53に供給する。
ク信号およびV相フィードバック信号を基にW相フィー
ドバック信号を算出する。そして、電流指令信号と,U
相フィードバック信号と,V相フィードバック信号と,
W相フィードバック信号とに基づいて、U相電流制御信
号と,V相電流制御信号と,W相電流制御信号とを生成
し、電力増幅部53に供給する。
【0033】電力増幅部53は、U相電流制御信号と,
V相電流制御信号と,W相電流制御信号とに基づいて、
U相電流と,V相電流と,W相電流とを同期モータMに
供給する。
V相電流制御信号と,W相電流制御信号とに基づいて、
U相電流と,V相電流と,W相電流とを同期モータMに
供給する。
【0034】以上のように、このサーボモータ制御装置
11では、同期モータMの運転状態にかかわらず、常に
高分解能のフィードバックがなされ、高精度の制御が行
われるようになる。
11では、同期モータMの運転状態にかかわらず、常に
高分解能のフィードバックがなされ、高精度の制御が行
われるようになる。
【0035】図3は、この発明の第3実施例のサーボモ
ータ制御装置21を示すブロック図である。このサーボ
モータ制御装置21は、第1実施例のサーボモータ制御
装置1の電流制御演算部2を、第2実施例の電流制御演
算部12に置換し、さらに、第1A/D変換器8と第2
A/D変換器9のいずれかを選択するセレクタ30を設
けたものである。
ータ制御装置21を示すブロック図である。このサーボ
モータ制御装置21は、第1実施例のサーボモータ制御
装置1の電流制御演算部2を、第2実施例の電流制御演
算部12に置換し、さらに、第1A/D変換器8と第2
A/D変換器9のいずれかを選択するセレクタ30を設
けたものである。
【0036】セレクタ30は、U相フィードバック信号
およびV相フィードバック信号により、電流値データ,
電流値変化量データ,位相角データ等を保持し、これら
を基に同期モータMの運転状態を予測する。そして、同
期モータMの運転状態が早送り加減速と予測されたら第
1A/D変換器8を選択し、切削送りと予測されたら第
2A/D変換器9を選択する。
およびV相フィードバック信号により、電流値データ,
電流値変化量データ,位相角データ等を保持し、これら
を基に同期モータMの運転状態を予測する。そして、同
期モータMの運転状態が早送り加減速と予測されたら第
1A/D変換器8を選択し、切削送りと予測されたら第
2A/D変換器9を選択する。
【0037】このサーボモータ制御装置21によって
も、同期モータMの運転状態にかかわらず、常に高分解
能のフィードバックがなされ、高精度の制御が行われる
ようになる。
も、同期モータMの運転状態にかかわらず、常に高分解
能のフィードバックがなされ、高精度の制御が行われる
ようになる。
【0038】
【発明の効果】この発明のサーボモータ制御装置によれ
ば、サーボモータの運転状態にかかわらず、常に高分解
能のフィードバックがなされ、高精度の制御が行われる
ようになる。
ば、サーボモータの運転状態にかかわらず、常に高分解
能のフィードバックがなされ、高精度の制御が行われる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のサーボモータ制御装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】この発明の第2実施例のサーボモータ制御装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図3】この発明の第3実施例のサーボモータ制御装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図4】従来のサーボモータ制御装置の一例のブロック
図である。
図である。
1,11,21 サーボモータ制御装置 2,12 電流制御演算部 3 U相絶縁トランス 4 V相絶縁トランス4 5a U相第1電圧増幅器 5b U相第2電圧増幅器 6a V相第1電圧増幅器 6b U相第2電圧増幅器 7,17 マルチプレクサ 8 第1A/D変換器 9 第2A/D変換器 10 切換コントローラ10 15 U相電圧増幅器 16 V相電圧増幅器 18 A/D変換器 20 ゲインコントローラ 30 セレクタ 53 電力増幅部 54 U相電流検出抵抗 55 V相電流検出抵抗 M 同期モータ
Claims (2)
- 【請求項1】 サーボモータに供給される電流を検出す
る電流検出手段と、検出した電流を比較的高いゲインで
増幅し第1フィードバック信号を生成する第1増幅手段
と、前記検出した電流を比較的低いゲインで増幅し第2
フィードバック信号を生成する第2増幅手段と、前記第
1フィードバック信号をデジタル化する第1A/D変換
器と、前記第2フィードバック信号をデジタル化する第
2A/D変換器と、前記第1A/D変換器または第2A
/D変換器のいずれかの出力を選択し前記第1A/D変
換器を選択しているときに出力が所定より小さければ前
記第2A/D変換器を選択するように切り換えると共に
前記第2A/D変換器を選択しているときに出力が所定
より大きければ前記第1A/D変換器を選択するように
切り換える選択手段と、選択されたA/D変換器の出力
と電流指令とに基づいてサーボモータに供給する電流を
制御する電流制御手段とを具備したことを特徴とするサ
ーボモータ制御装置。 - 【請求項2】 サーボモータに供給される電流を検出す
る電流検出手段と、検出した電流を所定のゲインで増幅
しフィードバック信号を生成する増幅手段と、そのフィ
ードバック信号をデジタル化するA/D変換器と、前記
検出した電流に基づいてサーボモータの運転状態を予測
し前記増幅手段のゲインを設定変更するゲイン設定変更
手段と、前記A/D変換器の出力と電流指令とに基づい
てサーボモータに供給する電流を制御する電流制御手段
とを具備したことを特徴とするサーボモータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042788A JP2827667B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | サーボモータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042788A JP2827667B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | サーボモータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05241662A true JPH05241662A (ja) | 1993-09-21 |
JP2827667B2 JP2827667B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=12645710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4042788A Expired - Fee Related JP2827667B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | サーボモータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2827667B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7218540B2 (en) | 2004-01-29 | 2007-05-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Power semiconductor device |
JP2008306892A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Toshiba Mach Co Ltd | モータ制御装置 |
WO2009110787A1 (en) * | 2008-03-05 | 2009-09-11 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus and method |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005198485A (ja) * | 2003-12-09 | 2005-07-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インバータ制御装置およびインバータ制御方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4994258A (ja) * | 1973-01-10 | 1974-09-06 | ||
JPS5030457A (ja) * | 1973-07-06 | 1975-03-26 | ||
JPS513465A (ja) * | 1974-06-28 | 1976-01-12 | Hitachi Ltd | Chokosokukaitentai |
JPS52119162A (en) * | 1976-03-31 | 1977-10-06 | Toshiba Corp | Analog to digital convertor |
JPS52119161A (en) * | 1976-03-31 | 1977-10-06 | Toshiba Corp | Analog to digital convertor |
JPS538045A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-25 | Fujitsu Ltd | Automatic range selecting type a-d converter |
JPH03149607A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | サーボモータ制御装置 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4042788A patent/JP2827667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4994258A (ja) * | 1973-01-10 | 1974-09-06 | ||
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JP2008306892A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Toshiba Mach Co Ltd | モータ制御装置 |
WO2009110787A1 (en) * | 2008-03-05 | 2009-09-11 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus and method |
JP2011517847A (ja) * | 2008-03-05 | 2011-06-16 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | リソグラフィ装置および方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2827667B2 (ja) | 1998-11-25 |
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