JPH05240520A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH05240520A JPH05240520A JP7886692A JP7886692A JPH05240520A JP H05240520 A JPH05240520 A JP H05240520A JP 7886692 A JP7886692 A JP 7886692A JP 7886692 A JP7886692 A JP 7886692A JP H05240520 A JPH05240520 A JP H05240520A
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- JP
- Japan
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- lubricating oil
- pipe
- compressor
- valve
- outdoor
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2313/00—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
- F25B2313/025—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple outdoor units
- F25B2313/0253—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple outdoor units in parallel arrangements
- F25B2313/02531—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple outdoor units in parallel arrangements during cooling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/07—Details of compressors or related parts
- F25B2400/075—Details of compressors or related parts with parallel compressors
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 いわゆるマルチ形空気調和装置において、運
転中の室外ユニットの潤滑油不足を解消することのでき
る空気調和装置を提供する。 【構成】 バランス管51と圧縮機111 ,112 の吐
出管とをつなぐ補助管531 ,532 を設けると共に、
この補助管531 ,532 に開閉弁551 ,552 を設
けたものであり、開閉弁552 を開くことにより、バラ
ンス管51内に高圧冷媒を導き、潤滑油量の調整後に、
バランス管51内に残留する潤滑油を、圧縮機111 に
向けて送り出すものである。
転中の室外ユニットの潤滑油不足を解消することのでき
る空気調和装置を提供する。 【構成】 バランス管51と圧縮機111 ,112 の吐
出管とをつなぐ補助管531 ,532 を設けると共に、
この補助管531 ,532 に開閉弁551 ,552 を設
けたものであり、開閉弁552 を開くことにより、バラ
ンス管51内に高圧冷媒を導き、潤滑油量の調整後に、
バランス管51内に残留する潤滑油を、圧縮機111 に
向けて送り出すものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内ユニットから延び
るユニット間配管に、室外ユニットを複数台並列につな
いだ空気調和装置に関する。
るユニット間配管に、室外ユニットを複数台並列につな
いだ空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数台の室内ユニットを並列に
配置すると共に、各室内ユニットにつながれるユニット
間配管に対し、圧縮機、及び室外熱交換器等を内蔵する
複数台の室外ユニットを並列に接続してなるビル用のマ
ルチ形空気調和装置は知られている(例えば、特開平2
−85656号公報参照)。この種のマルチ形空気調和
装置は、装置の大容量システム化が図れるという利点が
ある。
配置すると共に、各室内ユニットにつながれるユニット
間配管に対し、圧縮機、及び室外熱交換器等を内蔵する
複数台の室外ユニットを並列に接続してなるビル用のマ
ルチ形空気調和装置は知られている(例えば、特開平2
−85656号公報参照)。この種のマルチ形空気調和
装置は、装置の大容量システム化が図れるという利点が
ある。
【0003】ところで、マルチ形空気調和装置では、室
外ユニットにおける圧縮機の潤滑油が、冷媒とともに室
外ユニット及び室内ユニット間を循環するので、各室外
ユニット間の潤滑油量にばらつきが生じるという問題が
ある。
外ユニットにおける圧縮機の潤滑油が、冷媒とともに室
外ユニット及び室内ユニット間を循環するので、各室外
ユニット間の潤滑油量にばらつきが生じるという問題が
ある。
【0004】これを解消するために、従来、各室外ユニ
ットの潤滑油の戻し管どうしをバランス管でつなぎ、こ
のバランス管を通じて、潤滑油量の多い方から少ない方
に潤滑油を流して油量を調整するようにしたものが提案
されている。
ットの潤滑油の戻し管どうしをバランス管でつなぎ、こ
のバランス管を通じて、潤滑油量の多い方から少ない方
に潤滑油を流して油量を調整するようにしたものが提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、潤滑油量の調整後に潤滑油がバランス管内に
残留し易く、これにより開閉弁(電磁弁)の耐久性が低
下して、それが誤動作したり、液封が生じたりするとい
う問題がある。更に、例えば室外ユニット同志の距離が
長い場合などにはバランス管の長さが長くなるため、バ
ランス管内に多量の潤滑油が残って、潤滑油が不足する
という問題もある。
構成では、潤滑油量の調整後に潤滑油がバランス管内に
残留し易く、これにより開閉弁(電磁弁)の耐久性が低
下して、それが誤動作したり、液封が生じたりするとい
う問題がある。更に、例えば室外ユニット同志の距離が
長い場合などにはバランス管の長さが長くなるため、バ
ランス管内に多量の潤滑油が残って、潤滑油が不足する
という問題もある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、いわゆるマルチ形空気調
和装置において、潤滑油量の調整後に潤滑油がバランス
管内に残留することのない空気調和装置を提供すること
にある。
技術が有する問題点を解消し、いわゆるマルチ形空気調
和装置において、潤滑油量の調整後に潤滑油がバランス
管内に残留することのない空気調和装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、室外熱交換器と、圧縮機と、油分離器と
を有し、この油分離器により分離される潤滑油を戻し管
を介して圧縮機へ戻す室外ユニットを複数台備え、これ
ら室外ユニットを室内ユニットから延びるユニット間配
管に並列につなぐと共に、各室外ユニットの戻し管どう
しを、潤滑油量を調整するためのバランス管でつないだ
空気調和装置において、このバランス管と圧縮機の吐出
管とをつなぐ補助管を設けると共に、この補助管に、潤
滑油量の調整後、バランス管内に高圧冷媒を導く開閉弁
を設けたことを特徴とするものである。
に、本発明は、室外熱交換器と、圧縮機と、油分離器と
を有し、この油分離器により分離される潤滑油を戻し管
を介して圧縮機へ戻す室外ユニットを複数台備え、これ
ら室外ユニットを室内ユニットから延びるユニット間配
管に並列につなぐと共に、各室外ユニットの戻し管どう
しを、潤滑油量を調整するためのバランス管でつないだ
空気調和装置において、このバランス管と圧縮機の吐出
管とをつなぐ補助管を設けると共に、この補助管に、潤
滑油量の調整後、バランス管内に高圧冷媒を導く開閉弁
を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、いわゆるマルチ形空気調和装
置において、バランス管を通じて、潤滑油量の多い方か
ら少ない方に潤滑油を流して油量を調整した後に、開閉
弁を開いて、バランス管内に高圧冷媒を導いて、この高
圧冷媒により、バランス管内に残留する潤滑油を圧縮機
に送り出すので、潤滑油量の調整後に潤滑油がバランス
管内に残留することはない。
置において、バランス管を通じて、潤滑油量の多い方か
ら少ない方に潤滑油を流して油量を調整した後に、開閉
弁を開いて、バランス管内に高圧冷媒を導いて、この高
圧冷媒により、バランス管内に残留する潤滑油を圧縮機
に送り出すので、潤滑油量の調整後に潤滑油がバランス
管内に残留することはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0010】図1において、11 ,12 は室外ユニット
を示し、3は室内ユニットを示している。室外ユニット
11 は、アキュームレータ101 と、圧縮機111 と、
油分離器121 と、四方弁131 と、室外熱交換器14
1 と、室外電動式膨脹弁151 と、冷媒調節器161 と
で構成されている。なお、171 は室外熱交換器141
のファンである。室外ユニット12 については、以下の
構成を含めて、室外ユニット11 と同じであるので、説
明を省略する。また、室内ユニット3は、室内熱交換器
34と、室内電動式膨脹弁35(以下「室内メカ弁3
5」という。)とで構成される。この室内ユニット3か
らは、ガス管5及び液管7からなるユニット間配管が延
び出し、このユニット間配管には、室外ユニット11 ,
12 が並列に接続される。
を示し、3は室内ユニットを示している。室外ユニット
11 は、アキュームレータ101 と、圧縮機111 と、
油分離器121 と、四方弁131 と、室外熱交換器14
1 と、室外電動式膨脹弁151 と、冷媒調節器161 と
で構成されている。なお、171 は室外熱交換器141
のファンである。室外ユニット12 については、以下の
構成を含めて、室外ユニット11 と同じであるので、説
明を省略する。また、室内ユニット3は、室内熱交換器
34と、室内電動式膨脹弁35(以下「室内メカ弁3
5」という。)とで構成される。この室内ユニット3か
らは、ガス管5及び液管7からなるユニット間配管が延
び出し、このユニット間配管には、室外ユニット11 ,
12 が並列に接続される。
【0011】油分離器121 は、圧縮機111 から吐出
される冷媒中の潤滑油を分離するものであり、ここで分
離された潤滑油は戻し管211 ,221 を通じて圧縮機
111 に戻される。戻し管211 には開閉弁231 ,2
51 が設けられる。
される冷媒中の潤滑油を分離するものであり、ここで分
離された潤滑油は戻し管211 ,221 を通じて圧縮機
111 に戻される。戻し管211 には開閉弁231 ,2
51 が設けられる。
【0012】室外ユニット11 ,12 の戻し管211 ,
212 どうしは、バランス管51によりつながれる。こ
のバランス管51は、第3の補助管531 を通じて、四
方弁131 とチェッキ弁181 との間につながれ、第3
の補助管531 には第3の開閉弁551 が設けられる。
第3の開閉弁551 が開き、四方弁131 が図示の位置
に切り替わると、バランス管51は室外熱交換器141
に連通する。
212 どうしは、バランス管51によりつながれる。こ
のバランス管51は、第3の補助管531 を通じて、四
方弁131 とチェッキ弁181 との間につながれ、第3
の補助管531 には第3の開閉弁551 が設けられる。
第3の開閉弁551 が開き、四方弁131 が図示の位置
に切り替わると、バランス管51は室外熱交換器141
に連通する。
【0013】即ち、第3の補助管531 から四方弁13
1 を経て、室外熱交換器141 に至る一連の管路は、バ
ランス管51と室外熱交換器141 とをつなぐ、いわゆ
る第1の補助管を構成する。
1 を経て、室外熱交換器141 に至る一連の管路は、バ
ランス管51と室外熱交換器141 とをつなぐ、いわゆ
る第1の補助管を構成する。
【0014】冷媒調節器161 は、第2の補助管571
を通じて、バランス管51につながれ、第2の補助管5
71 には、第2の開閉弁591 が設けられる。冷媒調節
器161 の液管7には開閉弁601 が設けられ、この開
閉弁601 は一方向性を有する電磁弁であり、図中で左
から右への流れを止めることはできない。
を通じて、バランス管51につながれ、第2の補助管5
71 には、第2の開閉弁591 が設けられる。冷媒調節
器161 の液管7には開閉弁601 が設けられ、この開
閉弁601 は一方向性を有する電磁弁であり、図中で左
から右への流れを止めることはできない。
【0015】なお、図1において、S1 、S2 は、圧縮
機111 ,112 の潤滑油量を検知するための潤滑油セ
ンサである。
機111 ,112 の潤滑油量を検知するための潤滑油セ
ンサである。
【0016】次に、作用を説明する。
【0017】冷房運転時において、冷媒は、図1に矢印
で示す方向に流れる。この場合には、室外ユニット
11 ,12 はともに運転され、室外電動式膨脹弁1
51 ,152は略全開で、室内メカ弁35は負荷に応じ
て開度調整される。室外熱交換器141 ,142 は凝縮
器として作用し、室内熱交換器34は蒸発器として作用
する。即ち、室内熱交換器34からは冷風が送出され、
冷房運転が行われる。
で示す方向に流れる。この場合には、室外ユニット
11 ,12 はともに運転され、室外電動式膨脹弁1
51 ,152は略全開で、室内メカ弁35は負荷に応じ
て開度調整される。室外熱交換器141 ,142 は凝縮
器として作用し、室内熱交換器34は蒸発器として作用
する。即ち、室内熱交換器34からは冷風が送出され、
冷房運転が行われる。
【0018】暖房運転時において、冷媒は、同図中で矢
印と反対の方向に流れる。この場合には、室外ユニット
11 ,12 はともに運転され、電動式膨脹弁151 ,1
52、及び室内メカ弁35は負荷に応じて開度調整され
る。室外熱交換器141 ,142 は蒸発器として作用
し、室内熱交換器34は凝縮器として作用する。即ち、
室内熱交換器34からは温風が送出され、暖房運転が行
われる。
印と反対の方向に流れる。この場合には、室外ユニット
11 ,12 はともに運転され、電動式膨脹弁151 ,1
52、及び室内メカ弁35は負荷に応じて開度調整され
る。室外熱交換器141 ,142 は蒸発器として作用
し、室内熱交換器34は凝縮器として作用する。即ち、
室内熱交換器34からは温風が送出され、暖房運転が行
われる。
【0019】ところで、いわゆるマルチ形空気調和装置
においては、各室外ユニット11 ,12 において、潤滑
油量に不足が生じた場合に、それを満足する油量に調整
するための制御が行われる。この場合には集中制御器及
び個別制御器(図示せず)などを介して各種開閉弁が制
御される。
においては、各室外ユニット11 ,12 において、潤滑
油量に不足が生じた場合に、それを満足する油量に調整
するための制御が行われる。この場合には集中制御器及
び個別制御器(図示せず)などを介して各種開閉弁が制
御される。
【0020】この制御を図3の処理フローを参照して説
明すると、まずスタート(S1)して、冷房運転が行わ
れている時に(S2)、圧縮機111 の潤滑油量に不足
があるか否かが判断される(S3)。この判断は潤滑油
センサS1 の検知値に基づいて行われる。S3の判断が
NOであれば、潤滑油不足はないから、そのまゝ冷房制
御を継続し、YESであれば、潤滑油不足であるから、
ほかに十分な潤滑油量を有する室外ユニット12 が有る
か否かを確認する(S4)。S4の確認は、潤滑油セン
サS2 の検知値に基づいて行われる。
明すると、まずスタート(S1)して、冷房運転が行わ
れている時に(S2)、圧縮機111 の潤滑油量に不足
があるか否かが判断される(S3)。この判断は潤滑油
センサS1 の検知値に基づいて行われる。S3の判断が
NOであれば、潤滑油不足はないから、そのまゝ冷房制
御を継続し、YESであれば、潤滑油不足であるから、
ほかに十分な潤滑油量を有する室外ユニット12 が有る
か否かを確認する(S4)。S4の確認は、潤滑油セン
サS2 の検知値に基づいて行われる。
【0021】ここで、十分な潤滑油量を有する室外ユニ
ット有りとなれば、その室外ユニットから潤滑油を回収
するための潤滑油量調整制御を実行する(S5)。
ット有りとなれば、その室外ユニットから潤滑油を回収
するための潤滑油量調整制御を実行する(S5)。
【0022】具体的には、図2に示すように、潤滑油不
足のある室外ユニット11 の開閉弁231 が閉じられ、
開閉弁251 が開かれると共に、十分な潤滑油量を有す
る室外ユニット12 の開閉弁232 が開かれ、開閉弁2
52 が閉じられる。
足のある室外ユニット11 の開閉弁231 が閉じられ、
開閉弁251 が開かれると共に、十分な潤滑油量を有す
る室外ユニット12 の開閉弁232 が開かれ、開閉弁2
52 が閉じられる。
【0023】この操作が行われると、圧縮機111 の戻
し管211 は負圧であるので、図2に示すように、室外
ユニット12 の油分離器122 で分離された潤滑油は開
閉弁232 、バランス管51、及び室外ユニット11 の
開閉弁251 を通じて、矢印で示すように流れて、圧縮
機111 の戻し管211 に流入する。
し管211 は負圧であるので、図2に示すように、室外
ユニット12 の油分離器122 で分離された潤滑油は開
閉弁232 、バランス管51、及び室外ユニット11 の
開閉弁251 を通じて、矢印で示すように流れて、圧縮
機111 の戻し管211 に流入する。
【0024】S4にて、十分な潤滑油量を有する室外ユ
ニット無しとなれば、もはや回収できる潤滑油は無いの
であるから、潤滑油不足の室外ユニットの運転能力を低
下させる(S6)。定格の圧縮機を備えた室外ユニット
であれば、この室外ユニットの運転を停止するし、イン
バータ搭載の圧縮機を備えた室外ユニットであれば、周
波数を下げ、圧縮機の回転数を下げる。
ニット無しとなれば、もはや回収できる潤滑油は無いの
であるから、潤滑油不足の室外ユニットの運転能力を低
下させる(S6)。定格の圧縮機を備えた室外ユニット
であれば、この室外ユニットの運転を停止するし、イン
バータ搭載の圧縮機を備えた室外ユニットであれば、周
波数を下げ、圧縮機の回転数を下げる。
【0025】上述の潤滑油量調整制御(S5)が終了し
たら、いわゆる高圧冷媒によるバイパス管の洗い流し制
御を実行する(S7)。
たら、いわゆる高圧冷媒によるバイパス管の洗い流し制
御を実行する(S7)。
【0026】S7は、この実施例の特徴部分であり、具
体的には、図2に示すように、潤滑油不足のある室外ユ
ニット11 の開閉弁231 が閉じられ、開閉弁251 が
開かれると共に、十分な潤滑油量を有する室外ユニット
12 の第3の開閉弁552 が開かれる。すると、十分な
潤滑油量を有する室外ユニット12 の圧縮機112 か
ら、高圧冷媒の一部が、第3の補助管532 を通じて流
出し、バランス管51、及び室外ユニット11 の開閉弁
251 を通じて、矢印で示すように流れて、圧縮機11
1 の戻し管211 に流入する。
体的には、図2に示すように、潤滑油不足のある室外ユ
ニット11 の開閉弁231 が閉じられ、開閉弁251 が
開かれると共に、十分な潤滑油量を有する室外ユニット
12 の第3の開閉弁552 が開かれる。すると、十分な
潤滑油量を有する室外ユニット12 の圧縮機112 か
ら、高圧冷媒の一部が、第3の補助管532 を通じて流
出し、バランス管51、及び室外ユニット11 の開閉弁
251 を通じて、矢印で示すように流れて、圧縮機11
1 の戻し管211 に流入する。
【0027】このS7の制御は、約10秒間程度実行さ
れ、これがタイムアウトすると(S8)、S2の冷房制
御に移行する。なお、図3において、処理フローは冷房
時の流れを示しているが、暖房時の処理も同じである。
れ、これがタイムアウトすると(S8)、S2の冷房制
御に移行する。なお、図3において、処理フローは冷房
時の流れを示しているが、暖房時の処理も同じである。
【0028】これによれば、バランス管51を通じて、
潤滑油量の多い方から少ない方に潤滑油を流して油量を
調整した後に、バランス管51内に高圧冷媒が導かれ、
この高圧冷媒により、バランス管51内に残留する潤滑
油が、圧縮器111 の戻し管211 に送り出されるの
で、潤滑油量の調整後に、潤滑油がバランス管51内に
残留することはない。従って、開閉弁(電磁弁)の耐久
性は向上し、それが誤動作したり、液封が生じたりする
ことはない。
潤滑油量の多い方から少ない方に潤滑油を流して油量を
調整した後に、バランス管51内に高圧冷媒が導かれ、
この高圧冷媒により、バランス管51内に残留する潤滑
油が、圧縮器111 の戻し管211 に送り出されるの
で、潤滑油量の調整後に、潤滑油がバランス管51内に
残留することはない。従って、開閉弁(電磁弁)の耐久
性は向上し、それが誤動作したり、液封が生じたりする
ことはない。
【0029】また、この実施例によれば、高圧冷媒によ
るバイパス管51の洗い流し制御を実行するので、室外
ユニット間の距離が長いとしても、即ち、バイパス管5
1の長さが長いとしても、潤滑油が残留することはな
く、上記の弊害を確実に解消することができる。
るバイパス管51の洗い流し制御を実行するので、室外
ユニット間の距離が長いとしても、即ち、バイパス管5
1の長さが長いとしても、潤滑油が残留することはな
く、上記の弊害を確実に解消することができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、いわゆ
るマルチ形空気調和装置において、バランス管を通じ
て、潤滑油量の多い方から少ない方に潤滑油を流して油
量を調整した後に、開閉弁を開いて、バランス管内に高
圧冷媒を導いて、この高圧冷媒によりバランス管内に残
留する潤滑油を圧縮機に送り出すので、潤滑油がバラン
ス管内に残留することはない。
るマルチ形空気調和装置において、バランス管を通じ
て、潤滑油量の多い方から少ない方に潤滑油を流して油
量を調整した後に、開閉弁を開いて、バランス管内に高
圧冷媒を導いて、この高圧冷媒によりバランス管内に残
留する潤滑油を圧縮機に送り出すので、潤滑油がバラン
ス管内に残留することはない。
【図1】本発明による空気調和装置の一例を示す系統図
である。
である。
【図2】本発明による一実施例を示す冷媒回路図であ
る。
る。
【図3】本発明による一実施例の処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
11 ,12 室外ユニット 3 室内ユニット 5 ガス管 7 液管 101 ,102 アキュームレータ 111 ,112 圧縮機 141 ,142 室外熱交換器 211 ,212 戻し管 231 ,232 開閉弁 251 ,252 開閉弁 53 第3の補助管 551 ,552 第3の開閉弁
Claims (1)
- 【請求項1】 室外熱交換器と、圧縮機と、油分離器と
を有し、この油分離器により分離される潤滑油を戻し管
を介して前記圧縮機へ戻す室外ユニットを複数台備え、
これらの室外ユニットを室内ユニットから延びるユニッ
ト間配管に並列につなぐと共に、前記各室外ユニットの
戻し管どうしを、潤滑油量を調整するためのバランス管
でつないだ空気調和装置において、このバランス管と前
記圧縮機の吐出管とをつなぐ補助管を設けると共に、こ
の補助管に、潤滑油量の調整後、前記バランス管内に高
圧冷媒を導くための開閉弁を設けたことを特徴とする空
気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4078866A JP2966633B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4078866A JP2966633B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05240520A true JPH05240520A (ja) | 1993-09-17 |
JP2966633B2 JP2966633B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=13673751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4078866A Expired - Fee Related JP2966633B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2966633B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11230642A (ja) * | 1998-02-17 | 1999-08-27 | Hitachi Ltd | マルチエアコン |
JP2001201200A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-07-27 | Toshiba Kyaria Kk | マルチ形空気調和機 |
CN100354577C (zh) * | 2003-10-20 | 2007-12-12 | Lg电子株式会社 | 用于控制空调的系统及方法 |
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1992
- 1992-02-28 JP JP4078866A patent/JP2966633B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11230642A (ja) * | 1998-02-17 | 1999-08-27 | Hitachi Ltd | マルチエアコン |
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JP4499863B2 (ja) * | 2000-01-21 | 2010-07-07 | 東芝キヤリア株式会社 | マルチ形空気調和機 |
CN100354577C (zh) * | 2003-10-20 | 2007-12-12 | Lg电子株式会社 | 用于控制空调的系统及方法 |
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