JPH05240326A - 繊維強化樹脂歯車 - Google Patents

繊維強化樹脂歯車

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JPH05240326A
JPH05240326A JP4042988A JP4298892A JPH05240326A JP H05240326 A JPH05240326 A JP H05240326A JP 4042988 A JP4042988 A JP 4042988A JP 4298892 A JP4298892 A JP 4298892A JP H05240326 A JPH05240326 A JP H05240326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
fibers
gear
reinforced resin
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP4042988A
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English (en)
Inventor
Kaneo Hamashima
兼男 浜島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】歯部7の噛み合い面70の耐摩耗性を確保した
繊維強化樹脂歯車を提供すること。 【構成】メタ系アラミド繊維を0°、90°で配向させ
た布と、SiCウィスカーを5体積%添加したフェノー
ル樹脂とを用い、布にフェノール樹脂を含浸させたプリ
プレグを用いる。このプリプレグを巻いて棒状とすると
ともに、その棒状の両端を合わせてドーナツ状とする。
更に、これを加熱圧縮成形したリング状素材を得る。リ
ング状素材の外周部を歯切りし、歯部7の噛み合い面7
0において木の年輪状に繊維を配向させるとともに、噛
み合い面70にSiCウィスカーを分散させる。繊維は
歯部7において放射方向にも配向している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維強化樹脂歯車に関す
る。この歯車は例えば自動車のカムシャフトタイミング
ギヤ等に利用できる。
【0002】
【従来の技術】繊維強化樹脂歯車は、噛み合い音が低
い、軽量で回転慣性力が小さい等の利点をもつため、近
年、種々の分野で多用されつつある。ここで、特開昭6
0ー206628号公報に開示されている様に、補強用
短繊維と熱硬化性樹脂とを混練した材料を型のキャビテ
ィに装填し、加熱加圧成形した繊維強化樹脂歯車が知ら
れている。また特開昭60ー206629号公報に開示
されている様に、補強用短繊維と熱硬化性樹脂とからな
るジエニール状のプリプレグを型のキャビティに円周方
向に装填し、加熱加圧成形した繊維強化樹脂歯車が知ら
れている。
【0003】また、特開平2ー241729号公報に開
示されている様に、メタ系芳香族ポリアミド繊維の紡織
布にフェノール樹脂を含浸させた補強布を渦巻状に巻い
て棒状とするとともに、その棒状の両端を合わせてドー
ナツ状としたプリプレグを成形固化してリング状素材を
形成し、リング状素材の外周部を歯切り加工した繊維強
化樹脂歯車が知られている。しかし特開平2ー2417
29号公報にかかる繊維強化樹脂歯車では、強化繊維が
メタ系芳香族ポリアミド繊維のため、歯車使用条件の苛
酷化に伴い、歯部の噛み合い面の耐摩耗性が不足すると
いう問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した実情
に鑑みなされたものであり、その目的は、歯部の噛み合
い面の耐摩耗性の向上を図り得る繊維強化樹脂歯車を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる繊維強化
樹脂歯車は、補強布を巻いて棒状とするとともに、その
棒状の両端を合わせてドーナツ状とした補強体を埋設し
たプリプレグを成形固化したリング状素材を歯切りし
て、歯部の噛み合い面に補強体の繊維が木の年輪状に配
向した繊維強化樹脂歯車であって、歯部は、歯部の噛み
合い面に分散されて表出する微小硬質体をもつことを特
徴とするものである。
【0006】本発明にかかる繊維強化樹脂歯車では、歯
部の噛み合い面に繊維が木の年輪状に配向している。こ
こで、木の年輪状とは、繊維が多重に配向していること
をいい、輪状に配向している形態、半輪状、部分輪状に
配向している形態を含む。本発明の繊維強化樹脂歯車で
用いる繊維は、基本的には歯車を形成可能であれば良
く、特に制約を受けるものではないが、その切削加工性
及び、噛み合い音の低減性の面から、メタ系アラミド繊
維が好ましい。場合によってはカーボン繊維、ガラス繊
維、パラ系アラミド繊維を用いることができる。繊維の
総量としては特に制約を受けることなく、歯車の要求特
性に応じて任意に設定すれば良いが、歯部の強度及び成
形性の面を考慮すると、繊維の総体積率は50%前後、
特に40〜60%程度が好ましい。
【0007】微小硬質体は歯部の噛み合い面に分散され
て表出している。微小硬質体は、硬度がHv400以
上、大きさが直径30μm以下が好ましい。微小硬質体
として、一般的にはウィスカー、粒子、繊維チョップ等
を採用できる。ウィスカーはセラミックスウィスカー、
金属ウィスカーを採用でき、例えば、炭化珪素ウィスカ
ー、アルミナウィスカーを採用できる。ここで、微小硬
質体の量が多いと耐摩耗性は向上するものの、加工性は
低下する。そのため、微小硬質体の割合は、体積%で2
%〜20%程度が好ましい。繊維及び微小硬質体の総量
は、繊維強化部全体を100%としたとき、体積%で4
0〜60%程度が好ましい。
【0008】本発明の繊維強化樹脂歯車に使用するマト
リックス樹脂としては、フェノ−ル樹脂、エポキシ樹
脂、ポリイミド樹脂等の各種熱硬化樹脂、あるいは、P
ES、PEEK、PAI等の各種熱可塑性樹脂であって
良い。即ち、繊維と何らかの方法で複合化可能な樹脂で
あれば良い。
【0009】
【作用】歯部には繊維が木の年輪状に配向しているの
で、この配向に伴い、歯部は強化される。また歯部の噛
み合い面には、微小硬質体が分散されているので、噛み
合い面における耐摩耗性が向上する。
【0010】
【実施例】
(実施例1) (1)プリプレグの製造 溶剤によりワニス状に溶融させたフェノ−ル樹脂に、高
硬度の炭化珪素(SiC)ウィスカー(タテホ化学工業
株式会社『SCW』)を添加して均一に攪拌した。炭化
珪素ウィスカーは樹脂に対して体積%で5%とした。そ
して、そのワニス状のフェノ−ル樹脂を平織のアラミド
繊維布に含浸させた後、溶剤を乾燥除去し、これにより
炭化珪素ウィスカーとアラミド繊維とフェノ−ル樹脂と
から成るプリプレグシートを作成した。
【0011】ところで、アラミド繊維布の繊維間、繊維
の網目に炭化珪素ウィスカーは補集され易いことになる
ので、後の各工程において炭化珪素ウィスカーが繊維か
ら外れることは抑制される。そして上記したプリプレグ
シートを、図2に示す様に平行四辺形状に切断し、プリ
プレグ1とした。プリプレグ1は、辺1a〜1dをも
ち、辺1cの直角方向に対して辺1aが角度θ(5°)
傾斜している。ここで、プリプレグ1は、長さL1が2
35mm、幅L2が182mm、厚み0.2mmであ
る。このプリプレグ1では図2に示す様に繊維1x、1
yの配向は辺1cに対して0°と90°である。なお、
繊維1x、1yの1本は、12μm程度の径の極細糸を
多数本集束させたものであり、1本の径は0.1mmで
ある。
【0012】ここで、炭化珪素ウィスカーは、硬度がH
v3300程度、平均径が1μm、平均長さが50μm
である。また、上記したプリプレグ1を構成するアラミ
ド繊維布の特性について説明する。繊維材質はメタ系ア
ラミド(帝人(株)「コーネックス」)であり、フィラ
メント特性として強度80kg/mm2 、伸びは27
%、弾性率は1250kg/mm2 、ヤーン特性として
番手は20tex、目付130g/m2 である。
【0013】(2)リング状素材の製造 次に、図1(A)に示す様に、平行四辺形状に切断した
プリプレグ1を用い、そのプリプレグ1を一辺1cから
渦巻き状に巻き取り、棒状とする。次に、図1(C)に
示す様に、棒状としたプリプレグ1の一端部と他端部と
が合わさる様に合せ部3aを形成し、プリプレグ1を湾
曲させてドーナツ状予備成形材3を得た。ここで、ドー
ナツ状予備成形材3の合せ部3a(渦巻き棒の合せ)
は、同部の強度低下を避けるべくオーバーラップさせた
構造とされている。オーバーラップの長さは、図1のプ
リプレグ1の切断時にその形状を工夫することにより任
意に設定できる。
【0014】このようにして得たドーナツ状予備成形材
3を、図3に示す様に、合せ部3aが180°対向する
ように2本重ね合せた状態で、図4に示す金型4にセッ
トする。このとき金型4内には、中央孔5eをもつリン
グ状の鋼製インサ−ト5を配置している。この金型4
は、キャビティの底部に位置決め用突部40aをもつ下
型40と、下型40のキャビティに挿入されるリング状
加圧面41aをもつ円筒状の加圧パンチ41と、加圧パ
ンチ41の中央孔41bに挿通された中子42とで構成
されている。そして、中子42でインサート5を保持す
るとともに、キャビティ内に上下に2個重ねて配置した
ドーナツ状予備成形材3を、加圧パンチ41で矢印E方
向に押圧して加熱圧縮成形を行い、これによりプリプレ
グ1中の樹脂成分を固化させ、図5に示すリング状素材
6を形成した。この際の成形条件は、温度180℃、圧
力250kgf/cm2 、加圧時間15分である。
【0015】図5に示すリング状素材6では、鋼製イン
サ−ト5の凹部5a及び凸部5bと繊維強化樹脂部分の
内周部とは強固に結合している。図6にリング状素材6
の断面を示す。リング状素材6の繊維強化部分6aは、
均一に分散されたアラミド繊維と炭化珪素ウィスカーと
の双方で強化されている。ここで、リング状素材6は、
内径L7が40.0mm、外径L9が79.0、厚さt
が10mm、インサート5の外径L8が55mmであ
る。またリング状素材6の繊維強化部分6aにおいて、
アラミド繊維の量は体積率で40%であり、炭化珪素ウ
ィスカーの量は体積率で3%であり、アラミド繊維と炭
化珪素ウィスカーとが全面に均一に分散されている。
【0016】(3)歯切り加工 図5に示すリング状素材6を用い、そのリング状素材6
の外周部に、カッターにより切削加工を施すことにより
歯切り加工を行い、図7、図8に示す様に、外周部に歯
部7をもつ繊維強化樹脂歯車8を得た。このとき歯切り
加工の際の切除により、繊維が一部切断される。この繊
維強化樹脂歯車8の歯車諸元は以下の様である。即ち、
種類はインボリュートハスバ歯車であり、歯先直径は7
9.0mm、歯元直径は66.9mm、ピッチ円直径は
73.9mm、全歯たけは6.05mm、歯数は32、
直角モジュールは2.0、歯直角圧力角は18.0°、
ねじれ角は30°である。
【0017】ところで、本実施例にかかる繊維の配向形
態を図7、図8に示す。図7は主として歯部7の噛み合
い面70における木の年輪状の繊維配向を示す。また図
8は木の年輪状に配向した繊維を省略し、噛み合い面7
0における他の繊維配向を示す。図7に示す様に、本実
施例にかかる繊維強化樹脂歯車8では、歯部7の噛み合
い面70では、繊維100が木の年輪状に配向してい
る。また歯部7の最外周面としての歯先面75では、ほ
ぼ周方向にのびる繊維101と、歯車の軸芯Kにそって
のびる繊維102とが交差して配向している。また、歯
部7の軸端面76では、ほぼ周方向にのびる繊維103
と、歯車の軸芯Kに対してほぼ放射方向にのびる繊維1
04とが交差して配向している。また図8に示す様に、
歯部7の噛み合い面70では、周方向にのびる繊維10
3のうち歯切りの際に切断された切断端面103aが噛
み合い面70の表面で表出している。また噛み合い面7
0には炭化珪素ウィスカーが分散されて表出している。
【0018】なお、複合強化部7bの繊維構成比は、使
用する繊維布の目付量を変えることにより、任意に設定
できる。ところで、歯車の使用に当って、歯部7のうち
応力的に最も厳しい部位が歯元72である。この点本実
施例では、歯車の軸芯Kに対してほぼ放射方向にのびる
繊維104が配向しており、そのため歯部7の歯元72
の強度増加を図ることができる。また、繊維同士の接触
は繊維強化部のクラック等の要因となり易い。この点本
実施例では繊維同士の接触はウィスカーにより抑制され
易いので、かかる点からして歯部7の強度増加に有利で
ある。
【0019】また歯車の使用に当って、耐摩耗性が必要
な部位は歯部7の噛み合い面70のうち、ピッチ円73
付近、または、ピッチ円73よりもやや径内方の部位、
即ち半径方向におけるピッチ円73と歯元72との間の
部位である。この点本実施例では、歯部7の噛み合い面
70の全面には炭化珪素ウィスカーが分散されて表出し
ており、そのため耐摩耗性の向上も図ることができる。
【0020】(他の実施例)他の実施例として、アラミ
ド繊維の量を40%としたままで、ワニス状のフェノー
ル樹脂への炭化珪素ウィスカーの添加量のみを表1に示
す様に変更して、実施例1と同様の成形工程、歯切り加
工工程を経て、実施例1の場合と外形が全く同一の繊維
強化樹脂歯車(NO.a〜NO.g)を作成した。
【0021】
【表1】 さらに、別の実施例として、体積%で、アラミド繊維の
量を40%とし微小硬質体の割合を3%としたままで、
ワニス状のフェノール樹脂へ添加する微小硬質体の種類
を表2に示す様に変更した。そして、実施例1と同様の
成形工程、歯切り加工工程を経て、実施例1の場合と外
形が全く同一の繊維強化樹脂歯車(NO.h〜NO.
n)を作成した。
【0022】
【表2】 ここで、NO.a〜NO.nにかかる繊維強化樹脂歯車
でも、歯部7の噛み合い面70では、アラミド繊維が木
の年輪状に配向しており、また、歯部7の噛み合い面7
0には各微小硬質体が均一に分散されている。
【0023】(比較例)比較例として、炭化珪素ウィス
カーを添加することなく、実施例1と同様の成形工程、
歯切り加工工程を経て、実施例1の場合と外形が全く同
一の繊維強化樹脂歯車を作成した。 (試験)実施例1の繊維強化樹脂歯車、他の実施例の繊
維強化樹脂歯車、及び比較例1、2の繊維強化樹脂歯車
を用い、表面を窒化処理した鋼(SCr20)製のドラ
イブギヤを用い、3kg−mの駆動トルクを加えて、2
000rpmの回転数で前記の各種歯車を駆動させ、5
0時間経過後の歯部7の噛み合い面70の摩耗量を測定
した。その試験結果を図9、図10に示す。
【0024】(1)炭化珪素ウィスカーの体積%の影響 図9の縦軸が噛み合い面の摩耗量、横軸が炭化珪素ウィ
スカーの体積%を示す。図9に示す試験結果より、アラ
ミド繊維のみで複合化した比較例では、摩耗量が80μ
mを超えており、最も摩耗量が大きい。しかし、NO.
a、NO.b、NO.c、NO.d、NO.e、NO.
f、NO.gの順に、つまり、炭化珪素ウィスカーの増
加に伴って摩耗量が減少している。なかでも炭化珪素ウ
ィスカーが2体積%含有されたNO.c、あるいは実施
例1では、摩耗量が急激に減少している。この試験結果
から、耐摩耗性の向上に炭化珪素ウィスカーの2%以上
の添加が効果的であることがわかる。
【0025】(2)微小硬質体の硬度の影響 図10の縦軸が噛み合い面の摩耗量、横軸が微小硬質体
の硬度を示す。図10に示す試験結果より、Hv400
以上の微小硬質体が効果的であることがわかる。NO.
l、NO.m、NO.nは炭化珪素粒子の径を変更した
ものであり、これらを比較すると、炭化珪素粒子が同量
であるにもかかわらず、粒子直径により差が生じ、粒径
が3μmのNO.lでは摩耗量が少なく、粒径が50μ
mのNO.nでは摩耗量が多く、粒径が30μmのN
O.mでは摩耗量はその間の値であった。このことか
ら、摩耗量の低減には粒径が30μm以下が効果的であ
ることがわかる。
【0026】
【発明の効果】本発明の繊維強化樹脂歯車によれば、歯
部の噛み合い面には、微小硬質体が分散されて表出して
いるので、歯部の噛み合い面における耐摩耗性を向上で
きる。又、繊維同士の異常接近を微小硬質体で抑制でき
るので、繊維同士の異常接近に起因するクラック等の不
具合を解消するのに有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)(C)はプリプレグでドーナツ状
の予備成形材を形成する工程を示す図である。
【図2】プリプレグの展開図である。
【図3】ドーナツ状の予備成形材を2個重ねた状態の斜
視図である。
【図4】金型内で2個重ねたドーナツ状の予備成形材を
圧縮成形する際の断面図である。
【図5】リング状素材の斜視図である。
【図6】リング状素材の断面を模式的に示す図である。
【図7】木の年輪状の繊維の配向とともに示す繊維強化
樹脂歯車の歯部の部分斜視図である。
【図8】繊維の配向の一部を示す繊維強化樹脂歯車の歯
部の部分斜視図である。
【図9】摩耗量と炭化珪素ウィスカーの含有率との関係
を示すグラフである。
【図10】摩耗量と微小硬質体の硬度との関係を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
図中、1はプリプレグ、3はドーナツ状予備成形材、4
は金型、6はリング状素材、7は歯部、70は噛み合い
面を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補強布を巻いて棒状とするとともに、その
    棒状の両端を合わせてドーナツ状とした補強体を埋設し
    たプリプレグを成形固化したリング状素材を歯切りし
    て、歯部の噛み合い面に該補強体の繊維が木の年輪状に
    配向した繊維強化樹脂歯車であって、 該歯部は、該歯部の噛み合い面に分散されて表出する微
    小硬質体をもつことを特徴とする繊維強化樹脂歯車。
JP4042988A 1992-02-28 1992-02-28 繊維強化樹脂歯車 Pending JPH05240326A (ja)

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JP4042988A JPH05240326A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 繊維強化樹脂歯車

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JP4042988A JPH05240326A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 繊維強化樹脂歯車

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JPH05240326A true JPH05240326A (ja) 1993-09-17

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JP4042988A Pending JPH05240326A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 繊維強化樹脂歯車

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4834070B2 (ja) * 2005-03-11 2011-12-07 エクスラー アクチエンゲゼルシャフト 電動モータ式のブレーキアクチュエータ

Cited By (1)

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