JPH0523Y2 - - Google Patents

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JPH0523Y2
JPH0523Y2 JP6884189U JP6884189U JPH0523Y2 JP H0523 Y2 JPH0523 Y2 JP H0523Y2 JP 6884189 U JP6884189 U JP 6884189U JP 6884189 U JP6884189 U JP 6884189U JP H0523 Y2 JPH0523 Y2 JP H0523Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机の足載装置の改良に係わり、更に
詳しくは椅子を足入れ空間内に押込んだ場合に自
動的に後方へ格納され且つ引出した場合に足載せ
状態に復元する足載装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の足載装置は、例えば実公昭49−
7299号公報にて開示される如く机の足入れ空間の
両側板に二つの支持杆の一側をそれぞれ回動可能
に枢支するとともに、他側間に載置板を該支持杆
に対して回動可能に支持したものが提供される
が、該載置板に足を載せた場合に常に足裏にその
上面が接触した状態になるとともに、足入れ空間
に椅子を押込んだ場合に載置板が後方へ移動する
といつた効果があるものの、使用時に非常に不安
定であり、急な立上りに際して危険なものであつ
た。また、実開昭59−29938号公報にて開示され
る如く載置板の後端部両側面に突設したピンにて
該載置板を机の足入れ空間両側の側板に枢支する
とともに、側板前方に突設した支持用ダボにて前
記載置板を略水平に支持してなる足載装置は提供
されるが、使用時の安定性はよいものの、椅子を
足入れ空間内に格納する場合には、該載置板を後
方へ手又は足にて回動させなければならず、その
操作性に問題があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、載置板に足を載せた使用時に極めて安
定であるとともに、椅子を机の足入れ空間内に押
込んだ場合に載置板が自動的に後方へ回動すると
ともに、椅子を引出した場合には載置板が自動的
に足載せ状態に回動復元するようになし、また機
構部を一体化して側板への着脱が容易に行えると
ともに、取扱いに便利な机の足載装置を提供する
点にある。
〔課題を解決するための手段〕 本考案は、前述の問題解決の為に、机の足入れ
空間に面する両側板の前後に係止孔を並設し、該
側板に面接する受部材の外側面部に前方係止孔に
嵌合係止する支持用ダボを突設するとともに、外
側後部に後方係止孔に回動可能に嵌挿し得る支軸
を回動可能に突設し、また該受部材の外側前部を
一部切欠して側板間に移動用間隙を形成し、該間
隙に断面L字形を有する取付金具の一方のヒンジ
片を位置させてその先端部を前記支軸に固着し、
足載せ用の載置板の後部に取付けた該取付金具の
他方の取付片を前記受部材の上方から後方に回動
可能となし、前記支軸に巻回したコイルばねの一
方の弾片を受部材に係止するとともに、他方の弾
片を前記取付金具の適所に係止して前記載置板を
前方回転方向に弾性付勢し、更に受部材の前部上
面に載置板の下面を当止する緩衝具を設けてなる
机の足載装置を構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の机の足載装置
は、受部材の外側前後部に突出した支持用ダボ及
び支軸を足入れ空間に面する側板の前後に並設し
た係止孔に嵌挿して係止するとともに、受部材に
回動可能に装着した取付金具の取付片に足載せ用
の載置板後部を取付けてなるものであり、通常の
使用状態においては載置板はコイルばねの弾性付
勢力及び重量によりその前方下面を受部材の前部
上面に設けた緩衝具で当止されて足を載せ得る略
水平状態にあり、そして椅子を足入れ空間内に押
込んだ場合には載置板の前端が椅子に当接して後
方上方へ押され、それにより前記支軸を中心に該
載置板はコイルばねの弾性付勢力に抗して自動的
に回動格納され、またその状態から椅子を前方へ
引出した場合には前記載置板はコイルばねの弾性
付勢力により自動的に足を載せ得る状態に前方へ
回動復元し、前方下面を前記緩衝具で弾力的に当
止するのである。
〔実施例〕
次に添付図面を示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図は本考案を適用した机を示し、第2図及
び第3図は本考案の代表的実施例を示し、図中A
は机、Bは足載装置をそれぞれ示している。
机Aは、図示したものは足入れ空間1の一側に
袖引出し2を通常構造のもので、該足入れ空間1
に面する両側の側板3,3の前方側に多数の係止
孔4,……をまた後方側にも多数の係止孔5,…
…をそれぞれ上下方向に一定間隔を隔てて並設し
て構成した。尚、該係止孔4及び5は足載装置B
を装着するものであり、その詳細な位置設定は後
述するものとする。
足載装置Bは、第2図及び第3図に示す如く前
記足入れ空間1の横幅と略一致した横方向長さを
有する載置板6を、前記係止孔4,5を用いて両
側板3,3にそれぞれ対向させて取付けた受部材
7の後部に回動可能に装着した取付金具8に、そ
の両側後部を取付けるとともに、コイルばね9に
て前方回転方向に弾性付勢し、そして前記受部材
7の前部上面に設けた緩衝具10で前記載置板6
の前方両側下面を略水平となるように当止して構
成したもので、以下に、前記各部材を更に詳しく
述べる。
前記受部材7は、一側面を開放した略箱型の長
尺部材で、周縁11及び補強リブ12を前記側板
3に面接可能となし、該側板3に面する外側前部
には前記前方の係止孔4に嵌合係止する支持用タ
ボ13を突設し、また側面14の後部下方に軸孔
15を形成するとともに、該軸孔15の上方及び
後方に位置する前記周縁11の一部を切欠して段
部16を形成し、更に該軸孔15の近傍に前記段
部16の端縁を結ぶ面と面一又はそれよりも低い
高さの突部17を形成し、そして上方に突出させ
た前部上面18に形成した孔19に弾性若しくは
軟質合成樹脂等からなる前記緩衝具10を嵌着し
たものである。
前記取付金具8は、断面略L字形を有する部材
で、その一方をヒンジ片20となすとともに、他
方を前記載置板6を取付ける取付片21となした
もので、前記ヒンジ片20の先端部には支軸22
の中央部を直交状態に固着し、また該支軸22よ
り上方適所にピンを固着するか若しくは切起し等
により係止部23を突設し、そして前記取付片2
1には螺孔24,24を形成している。ここで、
前記支軸22は、一端部を同軸となして段状に縮
径させて大径部25と小径部26を形成し、該小
径部26の先端には環状凹溝27を形成し、第2
図及び第3図に示す如く該小径部26に平ワツシ
ヤを挿通した状態で前記受部材7の軸孔15に外
側から貫通させた後、内側から平ワツシヤ29を
挿通し、前記凹溝27にEリング30を嵌着して
抜止め装着し、受部材7に対して回動可能に取付
けるのである。また、前記支軸22の大径部25
はその中央で前記取付金具8のヒンジ片20に固
着するが、該大径部25の外方へ突出した部分を
前記側板3の後方係止孔5に回動可能に嵌挿でき
るようになし、そして該支軸22を側板3に装着
した際に、該側板3と前記ヒンジ片20とが接触
するのを防止するために、該ヒンジ片20の外側
で支軸22の周囲に膨出部31を形成している。
前記コイルばね9は、コイル部32とその両端
を接線方向に延長させた弾片33,34とからな
り、前記支軸22を受部材7に取付ける前に、該
コイル部32を前記ヒンジ片20の内側に突出し
た大径部25に巻回し、該支軸22を受部材7に
装着すると同時に一方の弾片33を該受部材7の
突部17の下方に係止するとともに、他方の弾片
34を取付金具8のヒンジ片20に突設した係止
部23の後部に係止して該取付金具8の取付片2
1が常に前方回転する方向に弾性付勢している。
そして、第4図に示す如く前記受部材7の外側
前後部に突出した支持用タボ13及び支軸22の
大径部25をそれぞれ側板3の係止孔4及び係止
孔5に嵌挿して装着し、特に後方の係止孔5に対
しては支軸22を回動可能となして装着し、この
状態で前記取付金具8のヒンジ片20は前記受部
材7の段部16と側板3との間に形成される移動
用の間隙35に位置し、該間隙35内で遊動回転
することになる。それから、前記載置板6の後部
両側に設けた貫通孔36,36に上方から挿通し
たネジ37,37を前記取付金具8の取付片21
に形成した螺孔24,24に螺合して取付ける。
ここで、前記側板3に形成した前後の係止孔4
及び係止孔5の位置関係は、第5図に示す如くそ
れぞれに受部材7から突出した支持用タボ13及
び支軸22を嵌挿した状態で、前記載置板6が水
平となるように上下の位置を設定するが、第6図
に示す如く載置板6の前端が下がつた傾斜状態に
なるように設定することも可能である。また、前
記支軸22を基点とした水平線aと前記載置板6
の前端部38に作用する水平応力線bとの間隔を
距離lとして示してあり、該水平応力線b上に作
用する後方への外部応力により、該載置板6がコ
イルばね9の弾性付勢力に抗して前記支軸22を
中心として上方後方へ回動するためには、水平線
aより水平応力線bが十分上方に設定されねばな
らない。
しかして、本考案の足載装置Bは、第7図に示
す如く前記載置板6を略水平となした足載せ状態
で、椅子Cを机Aの足入れ空間1内に押込むこと
により、該椅子Cの前脚39で該載置板6の前端
部38を後方へ押して、それによりコイルばね9
の弾性付勢力に抗して該前端部38が上方後方へ
回動し、第8図に示す格納状態となる。また、前
記載置板6の前端部38を前方下方へやや傾斜さ
せて足を載せやすい角度に設定した場合にも、前
記水平線aと前端部38の距離lを有する限り、
前記同様に椅子Cを押込むことにより載置板6を
回動格納することができる。そして、前記椅子C
を再度前方へ引出した場合には、前記載置板6は
コイルばね9の弾性付勢力により前方下方へ回動
し、該載置板6の前部下面が受部材7の上面18
に設けた緩衝具10に当止されて自動的に元の足
載せ状態に復元するのである。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の机の足載装置によれ
ば、机の足入れ空間に面する両側板の前後に係止
孔を並設し、該側板に面接する受部材の外側前部
に前方係止孔に嵌合係止する支持用ダボを突設す
るとともに、外側後側に後方係止孔に回動可能に
嵌挿し得る支軸を回動可能に突設し、また該受部
材の外側前部を一部切欠して側板間に移動用間隙
を形成し、該間隙に断面L字形を有する取付金具
の一方のヒンジ片を位置させてその先端部を前記
支軸に固着し、足載せ用の載置板の後部に取付け
た該取付金具の他方の取付片を前記受部材の上方
から後方に回動可能となし、前記支軸に巻回した
コイルばねの一方の弾片を受部材に係止するとと
もに、他方の弾片を前記取付金具の適所に係止し
て前記載置板を前方回転方向に弾性付勢し、更に
受部材の前部上面に載置板の下面を当止する緩衝
具を設けてなるので、支持用ダボ及び支軸を受部
材に一体となして設けたことにより、足入れ空間
両側の側板の前後に形成した係止孔に着脱する作
業が極めて容易に行えるとともに、その取扱いが
便利であり、また通常の使用状態において載置板
は、両側に下設した取付金具のヒンジ片に固着し
た支軸が係止孔に嵌挿されるとともに、載置板の
前方下面を受部材の前部上面に設けた緩衝具で略
水平となるように当止され、更にコイルばねによ
り該載置板を前方回転方向へ弾性付勢した状態に
あつて、ガタつきがなく極めて安定した足載せ状
態となすことができ、そして椅子を足入れ空間内
に押込んだ場合には載置板の前端が椅子に当接し
て後方へ押され、それにより前記支軸を中心に該
載置板をコイルばねの弾性付勢力に抗して自動的
に回動格納することができ、またその状態から椅
子を前方へ引出した場合には前記載置板はコイル
ばねの弾性付勢力により自動的に前方へ回動復元
して足載せ状態となすことができる。
また、受部材はコイルばね等を被覆するばかり
でなく、その表面側で椅子の押込み格納時にガイ
ドとして作用し、椅子が机の側板や袖引出しに当
たることが防止される。
更に、本考案の足載装置は受部材に予め取付金
具及びコイルばね等を組み込んで機構部を一体的
に組立ててユニツトとなすことができるので、机
への着脱が容易であるばかりでなく、外観的にも
優れたものとなすことができ、更にコイルばねを
受部材の内部に収容できるので、該コイルばねが
突出したり、またその係止部等の突起で足を傷つ
ける恐れが全くないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の足載装置の実施例を示す全体
斜視図、第2図は本考案の要部の分解斜視図、第
3図は同じく組立て状態の斜視図、第4図は足入
れ空間内に足載装置を装着した状態の部分縦断背
面図、第5図は載置板を水平となして装着した状
態の部分縦断側面図、第6図は載置板を傾斜させ
て装着した状態の部分縦断側面図、第7図は足入
れ空間内に椅子を押込む前の状態の縦断側面図、
第8図は足入れ空間内に椅子を押込んだ状態の縦
断側面図である。 A……机、B……足載装置、C……椅子、1…
…足入れ空間、2……袖引出し、3……側板、4
……係止孔、5……係止孔、6……載置板、7…
…受部材、8……取付金具、9……コイルばね、
10……緩衝具、11……周縁、12……補強リ
ブ、13……支持用ダボ、14……側面、15…
…軸孔、16……段部、17……突部、18……
上面、19……孔、20……ヒンジ片、21……
取付片、22……支軸、23……係止部、24…
…螺孔、25……大径部、26……小径部、27
……凹溝、28……平ワツシヤ、29……平ワツ
シヤ、30……Eリング、31……膨出部、32
……コイル部、33……弾片、34……弾片、3
5……間隙、36……貫通孔、37……ネジ、3
8……前端部、39……前脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机の足入れ空間に面する両側板の前後に係止孔
    を並設し、該側板に面接する受部材の外側前部に
    前方係止孔に嵌合係止する支持用ダボを突設する
    とともに、外側後部に後方係止孔に回動可能に嵌
    挿し得る支軸を回動可能に突設し、また該受部材
    の外側前部を一部切欠して側板間に移動用間隙を
    形成し、該間隙に断面L字形を有する取付金具の
    一方のヒンジ片を位置させてその先端部を前記支
    軸に固着し、足載せ用の載置板の後部に取付けた
    該取付金具の他方の取付片を前記受部材の上方か
    ら後方に回動可能となし、前記支軸に巻回したコ
    イルばねの一方の弾片を受部材に係止するととも
    に、他方の弾片を前記取付金具の適所に係止して
    前記載置板を前方回転方向に弾性付勢し、更に受
    部材の前部上面に載置板の下面を当止する緩衝具
    を設けてなる机の足載装置。
JP6884189U 1989-06-12 1989-06-12 Expired - Lifetime JPH0523Y2 (ja)

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JPH037730U JPH037730U (ja) 1991-01-24
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