JPH0523966Y2 - - Google Patents

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JPH0523966Y2
JPH0523966Y2 JP1988050056U JP5005688U JPH0523966Y2 JP H0523966 Y2 JPH0523966 Y2 JP H0523966Y2 JP 1988050056 U JP1988050056 U JP 1988050056U JP 5005688 U JP5005688 U JP 5005688U JP H0523966 Y2 JPH0523966 Y2 JP H0523966Y2
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damper
combustion
air
primary
amount
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は燃焼装置において、非燃焼時に空気量
調整ダンパを自動的に全閉とし、従来の煙突のド
ラフトによるボイラ停止時のもれ込み空気による
熱損失を皆無ならしめる燃焼装置の空気量調整ダ
ンパに関するものである。 〔従来の技術〕 従来第4図に示すように燃焼装置例えばボイラ
の空気調整ダンパ10はダンパモータ11に連結
され、非燃焼時は最低燃焼の空気量を確保する開
度になつている。そのため煙突の通風力によつて
空気が流入し、ボイラ内で加熱されてボイラ出口
より排出されている。その熱損失はボイラの運転
状況によつても異るが、例えば5〜20%のような
相当大きな量になつているのである。第4図にお
いて1はボイラ本体、2は風箱、3はフアン、4
はバーナ、12は排ガス排出口、13は蒸気送出
口である。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来のボイラの熱損失量に鑑み、この問題
の一つの解決方法としてはダンパモータを非燃焼
時に空気調整ダンパ10を全閉方向に作動される
ことが考えられるが、従来の空気調整ダンパ10
の特性上最低燃焼時の開度と全閉時との開度の差
が少なく、非燃焼時と最低燃焼時のダンパモータ
11による空気調整ダンパ10の開度調整が著し
く困難であるため、従来のままでは該開度調整が
実用化されているボイラは存在しない。そこで本
考案は最低燃焼時の空気量調整が容易に行なわ
れ、ボイラ停止時は空気調整ダンパを全閉にし
て、ボイラへ流入する空気量を零にしてボイラ停
止時の熱損失を全く無くする燃焼装置の空気量調
整ダンパを提供することを目的とするものであ
る。 〔課題を解決するための手段〕 本考案は燃焼装置において、最低燃焼用空気量
が確保される一次ダンパ6と燃焼量に応じて空気
量が調整される二次ダンパ5とが同一のダンパケ
ーシング内に内蔵され、空気流路の同一平面で全
閉になるように設けられ、ダンパモータの自動運
転と停止とによつて最低燃焼時は二次ダンパ5が
全閉となり、一次ダンパ6は最低燃焼用空気量が
確保される開度に調整され、非燃焼時には一次ダ
ンパ6及び二次ダンパ5がともに自動的に全閉に
なる燃焼装置の空気量調整ダンパに関するもので
ある。 本考案に於ては非燃焼時は空気調整ダンパ即ち
一次ダンパ6、二次ダンパ5を全閉にするので、
ボイラ停止時において、煙突のドラフトによる空
気の流入は全くない、このとき平均負荷Lmに対
する省エネルギー比率Svは次式で求めることが
できる。 Sv=√×Cpa ×(t2−t1)m・Ao/(Lm・Hl) ここにΔP:煙突の通風力 Kg/m2 ΔPmax:定格時のバーナ差圧、Kg/m2 Cpa:空気の定圧比熱、kcal/℃・h t2:ボイラ出口の空気温度 ℃ t1:フアン入口空気温度 m:空気比 Ao:理論空気量 Lm:平均負荷率 Hl:低発熱量 kcal/Nm3(燃料) 天然ガスだきボイラにおいて非燃焼時に通風力
が30mmAqある場合に本考案による空気調整ダン
パを取付けたときの平均負荷に対するエネルギー
の節約率は計算の結果次の通りになる。
〔実施例〕
次に図面によつて本考案を説明する。 第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
本考案の燃焼装置の空気量調整ダンパ燃焼停止
時、ダンパを全閉した場合の断面図、第3図は同
最低燃焼ダンパの開度を示す断面図である。第2
図に示すようにダンパケーシング17内に一次ダ
ンパ6、二次ダンパ5を設ける。一次ダンパ6は
一次ダンパモータ13に一次ダンパリンケージ1
5を介して連結し、非燃焼時は全閉とし、最低燃
焼時は第3図に示すように最低燃焼に必要な燃焼
用空気を確保する開度まで一次ダンパ6を開き、
燃焼中はこの開度を維持する。 二次ダンパ5は二次ダンパモータ14に二次ダ
ンパリンケージ16を介して連結し、非燃焼時及
び最低燃焼時は全閉にしておくが高燃焼に移行す
るに従つて開き、燃焼量に応じた空気量を確保す
るように調整する。 第1図では本考案の空気調整ダンパをフアン3
の吸込側に取付けているが、フアンの吐出側に設
けてもよい。 フアンの開度の調整並びに全閉は一次及び二次
のダンパモータの自動運転、停止によつて行なわ
れる。 〔発明の効果〕 本考案によつて簡単なダンパ装置によつて燃焼
装置の燃焼用空気を制御することによつて自動的
に空気量の調整並びにボイラ停止時の空気の流入
を全く無くすることができ、第1表に示す如くエ
ネルギーの節約率は最高12%まで可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全面断面図、第2
図、第3図は本考案のダンパ部分の拡大詳細図で
第2図は燃焼停止時のダンパ全閉の場合、第3図
は最低燃焼時のダンパの開度を示す場合のそれぞ
れ一実施例を示す。第4図は従来の空気調整ダン
パを備えた燃焼装置の断面図を示す。 1……ボイラ本体、2……風箱、3……フア
ン、4……バーナ、5……二次ダンパ、6……一
次ダンパ、10……空気調整ダンパ、13……一
次ダンパモータ、14……二次ダンパモータ、1
5……一次ダンパリンケージ、16……二次ダン
パリンケージ、17……ダンパケーシング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼装置において、最低燃焼用空気量が確保さ
    れる一次ダンパ6と燃焼量に応じて空気量が調整
    される二次ダンパ5とが同一ダンパケーシング内
    に内蔵されて、空気流路の同一平面内で全閉とな
    るように設けられ、一次ダンパ6は一次モータ1
    3に一次ダンパリンケージ15を介して連結さ
    れ、二次ダンパ5は、二次ダンパモータ14に二
    次ダンパリンケージ16を介して連結され、ダン
    パモータの自動運転と停止とによつて、最低燃焼
    時には二次ダンパが全閉となり、一次ダンパは最
    低燃焼用空気が確保される開度に調整され、非燃
    焼時には一次ダンパ及び二次ダンパが共に自動的
    に全閉となることを特徴とする燃焼装置の空気量
    調整ダンパ。
JP1988050056U 1988-04-13 1988-04-13 Expired - Lifetime JPH0523966Y2 (ja)

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JPH01157943U JPH01157943U (ja) 1989-10-31
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6252750B2 (ja) * 1978-07-31 1987-11-06 Sanwa Chemical Co Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0144914Y2 (ja) * 1985-09-10 1989-12-26

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JPS6252750B2 (ja) * 1978-07-31 1987-11-06 Sanwa Chemical Co Ltd

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JPH01157943U (ja) 1989-10-31

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