JPH0133958Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133958Y2 JPH0133958Y2 JP6905084U JP6905084U JPH0133958Y2 JP H0133958 Y2 JPH0133958 Y2 JP H0133958Y2 JP 6905084 U JP6905084 U JP 6905084U JP 6905084 U JP6905084 U JP 6905084U JP H0133958 Y2 JPH0133958 Y2 JP H0133958Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- combustion
- air
- concentration
- low
- Prior art date
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- Expired
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 43
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 8
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000004071 soot Substances 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Air Supply (AREA)
- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案はバーナ燃焼装置に係り、特に低燃焼か
ら高燃焼にわたつて低O2運転を可能にするに好
適なバーナ燃焼装置に関するものである。
ら高燃焼にわたつて低O2運転を可能にするに好
適なバーナ燃焼装置に関するものである。
第２図ａは従来のバーナ燃焼装置を示す概略
図、第２図ｂは第２図ａのＡ部拡大図である。図
において９はバーナ、１はバーナスロート、２は
バーナインペラ、３はバーナアトマイザ（バーナ
ガン）、４は二次空気ダンパ、５は一次空気スリ
ーブ、２３は風箱、８はボイラ、２４はボイラ８
の炉、１０は風道、１１は煙道、１２は煙突、１
３は押込通風機、１４は空気量調整ダンパ、１９
は排ガス中のO2濃度を検出するO2濃度検出器、
２１は制御器、２２はダンパ駆動器である。
図、第２図ｂは第２図ａのＡ部拡大図である。図
において９はバーナ、１はバーナスロート、２は
バーナインペラ、３はバーナアトマイザ（バーナ
ガン）、４は二次空気ダンパ、５は一次空気スリ
ーブ、２３は風箱、８はボイラ、２４はボイラ８
の炉、１０は風道、１１は煙道、１２は煙突、１
３は押込通風機、１４は空気量調整ダンパ、１９
は排ガス中のO2濃度を検出するO2濃度検出器、
２１は制御器、２２はダンパ駆動器である。
このように構成してある従来のバーナ燃焼装置
において、バーナ９の入口部で一次空気と二次空
気に分割された燃焼用空気は（例えば一次空気は
全体の10％前後）、バーナスロート１を通過して
燃料と接触し燃焼が行なわれる。なおバーナ燃焼
装置にあつては低O2運転（低空燃比運転）が図
られるが、これは単にNOxを低減させるのみな
らず、押込送風機１３の電力を低減できるので省
エネルギー化を可能にするものである。この従来
装置では、適切なる空燃比を得るために、O2濃
度検出器１９により排ガス中のO2濃度を検出し
制御器２１によつてダンパ駆動器２２を駆動さ
せ、押込通風機１３の入口に設けられた空気量調
整ダンパ１４を操作して空気量を調整するシステ
ムとなつている。
において、バーナ９の入口部で一次空気と二次空
気に分割された燃焼用空気は（例えば一次空気は
全体の10％前後）、バーナスロート１を通過して
燃料と接触し燃焼が行なわれる。なおバーナ燃焼
装置にあつては低O2運転（低空燃比運転）が図
られるが、これは単にNOxを低減させるのみな
らず、押込送風機１３の電力を低減できるので省
エネルギー化を可能にするものである。この従来
装置では、適切なる空燃比を得るために、O2濃
度検出器１９により排ガス中のO2濃度を検出し
制御器２１によつてダンパ駆動器２２を駆動さ
せ、押込通風機１３の入口に設けられた空気量調
整ダンパ１４を操作して空気量を調整するシステ
ムとなつている。
しかし、従来装置では、バーナスロート１は最
大燃焼に適切なるように製作されており、高燃焼
では適切なる低O2化を図れるものの、中低燃焼
ではバーナスロート１が大きいので、燃焼用空気
の必要な流速を得るためには空気量を多くしなけ
ればならず、したがつて低O2運転をすることが
できなかつた。すなわち、このような状況下で上
記したような排ガス中のO2濃度を検出してO2の
制御を行なつても中低燃焼ではハードの面が追従
せず、結局O2が高濃度のままで燃焼せざるをえ
ず燃焼用空気の低O2化を図ることはできなかつ
た。
大燃焼に適切なるように製作されており、高燃焼
では適切なる低O2化を図れるものの、中低燃焼
ではバーナスロート１が大きいので、燃焼用空気
の必要な流速を得るためには空気量を多くしなけ
ればならず、したがつて低O2運転をすることが
できなかつた。すなわち、このような状況下で上
記したような排ガス中のO2濃度を検出してO2の
制御を行なつても中低燃焼ではハードの面が追従
せず、結局O2が高濃度のままで燃焼せざるをえ
ず燃焼用空気の低O2化を図ることはできなかつ
た。
〔考案の目的）
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、低燃焼から高燃焼にわたつて低O2運転を
自動的に可能にするバーナ燃焼装置を提供するこ
とにある。
くし、低燃焼から高燃焼にわたつて低O2運転を
自動的に可能にするバーナ燃焼装置を提供するこ
とにある。
上記目的を達成するために本考案は燃料と燃焼
用空気とが接触するバーナスロートの開口面積の
増減手段と、風箱内ガス圧と炉内ガス圧との差圧
の検出手段とを有し、上記差圧が一定になるよう
に上記開口面積を増減させることを特徴とする。
用空気とが接触するバーナスロートの開口面積の
増減手段と、風箱内ガス圧と炉内ガス圧との差圧
の検出手段とを有し、上記差圧が一定になるよう
に上記開口面積を増減させることを特徴とする。
第１図は本考案の一実施例のバーナ燃焼装置を
示す図で、ａは当該バーナ燃焼装置の側面を示し
（Ａ部を拡大して示す）、ｂは当該バーナ燃焼装置
のシステムを示す。 第１図ａに示すように、本
考案は第２図ｂに示した従来のバーナ燃焼装置
に、燃料と燃焼用空気とが接触するバーナスロー
ト１の開口面積を調節できるスロートフロート６
を設けたものである。このスロートフロート６は
例えば図示のようなじようご形状をしており、駆
動装置７によつて矢印Ｂ方向に可動可能になつて
いる。Ｃはスロートフロート６の可動範囲を示
す。
示す図で、ａは当該バーナ燃焼装置の側面を示し
（Ａ部を拡大して示す）、ｂは当該バーナ燃焼装置
のシステムを示す。 第１図ａに示すように、本
考案は第２図ｂに示した従来のバーナ燃焼装置
に、燃料と燃焼用空気とが接触するバーナスロー
ト１の開口面積を調節できるスロートフロート６
を設けたものである。このスロートフロート６は
例えば図示のようなじようご形状をしており、駆
動装置７によつて矢印Ｂ方向に可動可能になつて
いる。Ｃはスロートフロート６の可動範囲を示
す。
さらに本考案は、第１図ｂに示すように、次の
ような構成を有する。すなわち、第１図ｂにおい
て、１５は風箱ガス圧検出器、１６は炉内ガス圧
検出器、１７は差圧調節計、１８は空燃比制御
器、１９はO2濃度検出器、２０はばいえん濃度
検出器、２１は制御器、２２はダンパ駆動器であ
る。
ような構成を有する。すなわち、第１図ｂにおい
て、１５は風箱ガス圧検出器、１６は炉内ガス圧
検出器、１７は差圧調節計、１８は空燃比制御
器、１９はO2濃度検出器、２０はばいえん濃度
検出器、２１は制御器、２２はダンパ駆動器であ
る。
このような構成の本考案において、風箱２３内
のガス圧と炉２４内のガス圧との差圧を風箱ガス
圧検出器１５および炉内ガス圧検出器１６によつ
て検出し、両者の差圧が一定になるようにスロー
トフロート６を矢印Ｂ方向に駆動させバーナスロ
ート１の開口面積を増減するものである。バーナ
スロート１の開口面積を調節することにより、上
記差圧を一定にし、バーナスロート１を通過する
燃焼用空気の流速を一定にして、高燃焼の場合の
みならず、低燃焼および中燃焼の場合でも低O2
運転を可能とするものである。
のガス圧と炉２４内のガス圧との差圧を風箱ガス
圧検出器１５および炉内ガス圧検出器１６によつ
て検出し、両者の差圧が一定になるようにスロー
トフロート６を矢印Ｂ方向に駆動させバーナスロ
ート１の開口面積を増減するものである。バーナ
スロート１の開口面積を調節することにより、上
記差圧を一定にし、バーナスロート１を通過する
燃焼用空気の流速を一定にして、高燃焼の場合の
みならず、低燃焼および中燃焼の場合でも低O2
運転を可能とするものである。
さらに本実施例においては、バーナ燃焼装置の
低O2運転を行ない、かつ爆発を防止して安全性
を高めるために、O2濃度検出器１９とばいえん
濃度検出器２０とによりO2濃度およびばいえん
濃度を検出し、制御器２１と空燃比制御器１８と
を通して、かつ差圧調節計１７および駆動装置７
と連絡を取りながらダンパ駆動器２２を駆動させ
燃焼用空気の供給量を制御するものである。
低O2運転を行ない、かつ爆発を防止して安全性
を高めるために、O2濃度検出器１９とばいえん
濃度検出器２０とによりO2濃度およびばいえん
濃度を検出し、制御器２１と空燃比制御器１８と
を通して、かつ差圧調節計１７および駆動装置７
と連絡を取りながらダンパ駆動器２２を駆動させ
燃焼用空気の供給量を制御するものである。
本実施例によれば、従来の装置において低燃
焼、中燃焼、高燃焼の場合にそれぞれ10〜12％、
６〜７％、３〜４％の低O2運転しかできなかつ
たのに対して、低燃焼から高燃焼にわたつて２〜
３％での均一な低O2運転が可能となつた。また
排ガス中のO2濃度およびばいえん濃度双方を検
出して空気量を制御することにより、低O2化の
みならずばいえん濃度を規定内に抑えて異常に高
くなるのを防止し、それに基因する爆発を防止で
きるので、安全性を向上できる効果がある。
焼、中燃焼、高燃焼の場合にそれぞれ10〜12％、
６〜７％、３〜４％の低O2運転しかできなかつ
たのに対して、低燃焼から高燃焼にわたつて２〜
３％での均一な低O2運転が可能となつた。また
排ガス中のO2濃度およびばいえん濃度双方を検
出して空気量を制御することにより、低O2化の
みならずばいえん濃度を規定内に抑えて異常に高
くなるのを防止し、それに基因する爆発を防止で
きるので、安全性を向上できる効果がある。
以上述べたたように、本考案によれば、低燃焼
から高燃焼にわたつて低O2運転を自動的に可能
とするバーナ燃焼装置を提供することができる。
から高燃焼にわたつて低O2運転を自動的に可能
とするバーナ燃焼装置を提供することができる。
第１図は本考案の一実施例のバーナ燃焼装置を
示す図、第２図ａは従来のバーナ燃焼装置を示す
概略図、第２図ｂは第２図ａのＡ部拡大図であ
る。 １……バーナストロート、２……バーナインペ
ラ、３……バーナアトマイザ、４……二次空気ダ
ンパ、５……一次空気スリーブ、６……スロート
フロート、７……駆動装置、８……ボイラ、９…
…バーナ、１０……風道、１１……煙道、１２…
…煙突、１３……押込通風機、１４……空気量調
整ダンパ、１５……風箱ガス圧検出器、１６……
炉内ガス圧検出器、１７……差圧調節計、１８…
…空燃比制御器、１９……O2濃度検出器、２０
……ばいえん濃度検出器、２１……制御器、２２
……ダンパ駆動器、２３……風箱、２４……炉。
示す図、第２図ａは従来のバーナ燃焼装置を示す
概略図、第２図ｂは第２図ａのＡ部拡大図であ
る。 １……バーナストロート、２……バーナインペ
ラ、３……バーナアトマイザ、４……二次空気ダ
ンパ、５……一次空気スリーブ、６……スロート
フロート、７……駆動装置、８……ボイラ、９…
…バーナ、１０……風道、１１……煙道、１２…
…煙突、１３……押込通風機、１４……空気量調
整ダンパ、１５……風箱ガス圧検出器、１６……
炉内ガス圧検出器、１７……差圧調節計、１８…
…空燃比制御器、１９……O2濃度検出器、２０
……ばいえん濃度検出器、２１……制御器、２２
……ダンパ駆動器、２３……風箱、２４……炉。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 燃料と燃焼用空気とが接触するバーナスロー
トの開口面積の増減手段と、風箱内ガス圧と炉
内ガス圧との差圧の検出手段とを有し、上記差
圧が一定になるように上記開口面積を増減させ
ることを特徴とするバーナ燃焼装置。 ２ さらに排ガス中のO2濃度およびばいえん濃
度の検出手段を有し、これらの濃度に対応して
上記燃焼用空気の供給量を変化させることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の
バーナ燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6905084U JPS60181557U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | バ−ナ燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6905084U JPS60181557U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | バ−ナ燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60181557U JPS60181557U (ja) | 1985-12-02 |
| JPH0133958Y2 true JPH0133958Y2 (ja) | 1989-10-16 |
Family
ID=30604361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6905084U Granted JPS60181557U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | バ−ナ燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60181557U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012149815A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Miura Co Ltd | バーナ |
| JP5490924B2 (ja) * | 2011-01-21 | 2014-05-14 | バブコック日立株式会社 | 固体燃料バーナおよび前記バーナを用いる燃焼装置 |
-
1984
- 1984-05-14 JP JP6905084U patent/JPS60181557U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60181557U (ja) | 1985-12-02 |
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