JPS6025681B2 - ボイラ炉内圧制御装置 - Google Patents
ボイラ炉内圧制御装置Info
- Publication number
- JPS6025681B2 JPS6025681B2 JP7402979A JP7402979A JPS6025681B2 JP S6025681 B2 JPS6025681 B2 JP S6025681B2 JP 7402979 A JP7402979 A JP 7402979A JP 7402979 A JP7402979 A JP 7402979A JP S6025681 B2 JPS6025681 B2 JP S6025681B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- flow rate
- damper
- transmitter
- internal pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ボィラにおける炉内圧制御に係り、特に制御
性と省エネルギーとの両立を達成したボィラ炉内圧制御
装置に関するものである。
性と省エネルギーとの両立を達成したボィラ炉内圧制御
装置に関するものである。
石油ショック以来のエネルギーコストの上昇と、石油資
源の有限性により、最近の産業界では省エネルギーは一
つな大きなテーマとなっている。
源の有限性により、最近の産業界では省エネルギーは一
つな大きなテーマとなっている。
このような背景からボィラ炉内圧制御システムについて
も省エネルギー化が要請されている。従来の炉内圧制御
装置は、固定回転数電動機で誘引通風機（以下ＩＤＦと
いう）を駆動しておき、ｍＦダンパーの開度制御のみで
炉内圧を制御しているので、負荷に対応した排ガス流量
をＩＤＦダンパーの絞り抵抗によって制御することにな
り、大きな電力損失がある。したがって、この損失を小
さくして省エネルギーをはかるには、ＩＤＦを可変速電
動機で駆動するようにすればよい。しかしながら、ここ
に一つの大きな問題がある。
も省エネルギー化が要請されている。従来の炉内圧制御
装置は、固定回転数電動機で誘引通風機（以下ＩＤＦと
いう）を駆動しておき、ｍＦダンパーの開度制御のみで
炉内圧を制御しているので、負荷に対応した排ガス流量
をＩＤＦダンパーの絞り抵抗によって制御することにな
り、大きな電力損失がある。したがって、この損失を小
さくして省エネルギーをはかるには、ＩＤＦを可変速電
動機で駆動するようにすればよい。しかしながら、ここ
に一つの大きな問題がある。
それは制御速度の問題である。ＩＤＦダンパ−操作器は
非常に早く、全閉から全開までの動作時間が１の沙以下
である。しかし可変遠電動機では、応答速度を早くしよ
うとすると電動機速度制御装贋として大容量のものが必
要となり、コストと設畳スペースに限界があり、省エネ
ルギー効果も４・さくなる。そうかといって応答の遅い
可変速電動機の回転数制御のみで炉内圧を制御すれば、
制御性が大きく低下し、ボィラが負荷変動に追従できな
くなってしまう。本発明は、上記のような問題点を完全
に解決し、応答速度の遅い可変遠電動機システムと、ｍ
Ｆダンパー操作を併用し、制御性を維持しつつ省エネル
ギーをはかる炉内圧制御装置を提供することを目的とし
ている。
非常に早く、全閉から全開までの動作時間が１の沙以下
である。しかし可変遠電動機では、応答速度を早くしよ
うとすると電動機速度制御装贋として大容量のものが必
要となり、コストと設畳スペースに限界があり、省エネ
ルギー効果も４・さくなる。そうかといって応答の遅い
可変速電動機の回転数制御のみで炉内圧を制御すれば、
制御性が大きく低下し、ボィラが負荷変動に追従できな
くなってしまう。本発明は、上記のような問題点を完全
に解決し、応答速度の遅い可変遠電動機システムと、ｍ
Ｆダンパー操作を併用し、制御性を維持しつつ省エネル
ギーをはかる炉内圧制御装置を提供することを目的とし
ている。
この目的を達成するため本発明では、炉内圧調節計の出
力でＩＤＦダンパー開度を制御しておき、ボィラの負荷
すなわち蒸気流量に対応してＩＤＦの回転数を制御し、
しかもこの際ＩＤＦダンパ−の開度が大きい範囲で制御
するようにして省エネルギーをはかりつつ且つ制御性も
良い炉内圧制御を実現した。以下、図面を参照して本発
明の一実施例を説明する。
力でＩＤＦダンパー開度を制御しておき、ボィラの負荷
すなわち蒸気流量に対応してＩＤＦの回転数を制御し、
しかもこの際ＩＤＦダンパ−の開度が大きい範囲で制御
するようにして省エネルギーをはかりつつ且つ制御性も
良い炉内圧制御を実現した。以下、図面を参照して本発
明の一実施例を説明する。
図は本発明によるボイラ炉内圧制御装置の一実施例を示
すブロック系統図である。図において、ボイラ１におい
て、バーナ２により水が加熱され、蒸気となって蒸気管
３、蒸気流量発信器１１を通って需要端に送られる。一
方、排ガスは鰹道４からＩＤＦダンパー５およびＩＤＦ
６を通って煙突７から大気中へ放出される。ボイラーに
は炉内圧発信器８が設けられており、炉内圧を検出して
炉内圧に比例した信号を発信する。
すブロック系統図である。図において、ボイラ１におい
て、バーナ２により水が加熱され、蒸気となって蒸気管
３、蒸気流量発信器１１を通って需要端に送られる。一
方、排ガスは鰹道４からＩＤＦダンパー５およびＩＤＦ
６を通って煙突７から大気中へ放出される。ボイラーに
は炉内圧発信器８が設けられており、炉内圧を検出して
炉内圧に比例した信号を発信する。
この信号は炉内圧調節計９に導びかれる。炉内圧調節計
９は炉内圧に比例した信号を炉内圧設定値と比較調節演
算し、その調節出力でＩＤＦダンパー操作器１０を制御
し、ＩＤＦダンパー５の開度調節をして炉内圧が一定と
なるようにする。一方、蒸気管３に設けられている蒸気
流量発信器１１で蒸気流量を検出し、蒸気流量に比例し
た信号を関数発生器１２に送る。
９は炉内圧に比例した信号を炉内圧設定値と比較調節演
算し、その調節出力でＩＤＦダンパー操作器１０を制御
し、ＩＤＦダンパー５の開度調節をして炉内圧が一定と
なるようにする。一方、蒸気管３に設けられている蒸気
流量発信器１１で蒸気流量を検出し、蒸気流量に比例し
た信号を関数発生器１２に送る。
関数発生器１２は蒸気流量の大小に対応した関数信号を
出力する。この関数信号により可変電圧可変周波数装置
などの回転数制御装置１３を介して電動機１４の回転数
を制御して、ｍＦ６の回転数すなわち送風能力を調節す
る。しかして、関数発生器１２の関数の形は、負荷つま
り蒸気流量の如何にかかわらずｍＦダンパー５の開欧が
いつでも開度の大きい所で炉内圧を設定された所定値に
制御するように、換言すれば、ＩＤＦによる排ガス流量
が大きくなりすぎるので、それをｍＦダンパー５の関度
を絞ることにより流量をへらして炉内圧の低下を防ぐと
いう状態にならないようにＩＤＦ６の送風能力を低目に
調節するような形に設定してやる。以上のように構成さ
れた本発明によるボィラ炉内圧制御装置では、ｍＦ６を
駆動する電動機１４を速度可変とし、関数発生器１２に
より負荷に見合い且つそれぞれの負荷状態でドラフトが
過大にならないように回転数制御を行なうようにしたの
で、従来装置にくらべて大幅に所要電力が削減され省エ
ネルギーが達成される。
出力する。この関数信号により可変電圧可変周波数装置
などの回転数制御装置１３を介して電動機１４の回転数
を制御して、ｍＦ６の回転数すなわち送風能力を調節す
る。しかして、関数発生器１２の関数の形は、負荷つま
り蒸気流量の如何にかかわらずｍＦダンパー５の開欧が
いつでも開度の大きい所で炉内圧を設定された所定値に
制御するように、換言すれば、ＩＤＦによる排ガス流量
が大きくなりすぎるので、それをｍＦダンパー５の関度
を絞ることにより流量をへらして炉内圧の低下を防ぐと
いう状態にならないようにＩＤＦ６の送風能力を低目に
調節するような形に設定してやる。以上のように構成さ
れた本発明によるボィラ炉内圧制御装置では、ｍＦ６を
駆動する電動機１４を速度可変とし、関数発生器１２に
より負荷に見合い且つそれぞれの負荷状態でドラフトが
過大にならないように回転数制御を行なうようにしたの
で、従来装置にくらべて大幅に所要電力が削減され省エ
ネルギーが達成される。
また、蒸気流量をつかまえることにより負荷変化を早く
とらえて、応答の遅いｍＦ駆動用電動機１４の回転数を
設定すること、そして炉内圧の制御は応答の早いＩＤＦ
ダンパーによって行なうことの二つの効果により制御性
の低下を招くことはない。また、電動機の速度の応答速
度を上げなくて済むので、回転数制御装置１３のコスト
および設置スペースを削減することができる。なお、ｍ
Ｆダンパ一は、分割ダンパーとし、全開部と制御部とに
分け、部分的な関度制御を行なうようにしてもよい。
とらえて、応答の遅いｍＦ駆動用電動機１４の回転数を
設定すること、そして炉内圧の制御は応答の早いＩＤＦ
ダンパーによって行なうことの二つの効果により制御性
の低下を招くことはない。また、電動機の速度の応答速
度を上げなくて済むので、回転数制御装置１３のコスト
および設置スペースを削減することができる。なお、ｍ
Ｆダンパ一は、分割ダンパーとし、全開部と制御部とに
分け、部分的な関度制御を行なうようにしてもよい。
また、炉内圧調節計、関数発生器などの機能をディジタ
ル演算によりソフトウェア処理するようにして実施する
こともできる。以上詳述したように本発明によれば、制
御性と省エネルギーとの両立を達成したボィラ炉内圧制
御装置を提供することができる。
ル演算によりソフトウェア処理するようにして実施する
こともできる。以上詳述したように本発明によれば、制
御性と省エネルギーとの両立を達成したボィラ炉内圧制
御装置を提供することができる。
図は本発明によるボィラ炉内圧制御装置の一実施例の構
成を示すブロック系統図である。 １・・・・・・ポィラ、２・・・・・・バーナ、３・・
・・・・蒸気管、４・・・・・・煙道、５…・・・ＩＤ
Ｆダンパー、６・・・・・・ＩＤＦ（誘引送風機）、８
・・・・・・炉内圧発信器、９・・・・・・炉内圧調節
計、１０・・・・・・ｍＦダンパー操作器、１１・・・
・・・蒸気流量発信器、１２・・・・・・関数発生器、
１３・・・・・・電動機回転数制御装置、１４・・・・
・・電動機。
成を示すブロック系統図である。 １・・・・・・ポィラ、２・・・・・・バーナ、３・・
・・・・蒸気管、４・・・・・・煙道、５…・・・ＩＤ
Ｆダンパー、６・・・・・・ＩＤＦ（誘引送風機）、８
・・・・・・炉内圧発信器、９・・・・・・炉内圧調節
計、１０・・・・・・ｍＦダンパー操作器、１１・・・
・・・蒸気流量発信器、１２・・・・・・関数発生器、
１３・・・・・・電動機回転数制御装置、１４・・・・
・・電動機。
Claims (1)
- １ 燃料を燃焼させて蒸気を発生させるボイラに装着さ
れその炉内圧に比例した信号を発信する炉内圧発信器と
、この発信器からの信号を受け設定値と比較調節演算し
て調節信号を出力する炉内圧調節計と、この調節計から
の信号により前記ボイラの煙道に設けられたＩＤＦダン
パーの開度を調節するＩＤＦダンパー操作器と、前記ボ
イラからの蒸気を需要端に送出する蒸気管に装着され蒸
気流量に比例した信号を発信する蒸気流量発信器と、こ
の発信器からの信号ご受け関数信号を発信する関数発生
器と、この関数発生器からの信号を受け前記煙道に前記
ＩＤＦダンパーと直列に設けられた誘引送風機を駆動す
る電動機の回転数を制御する電動機回転数制御装置とを
具備し、前記関数発生器の発生する関数の形が蒸気流量
の如何にかかわらず前記ＩＤＦダンパーの開度が大なる
状態で炉内圧を一定に保つことができるような排ガス流
量を生じる送風能力を発生する回転数に前記誘引送風機
の回転数を制御するような形に設定されたことを特徴と
するボイラ炉内圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7402979A JPS6025681B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | ボイラ炉内圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7402979A JPS6025681B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | ボイラ炉内圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56902A JPS56902A (en) | 1981-01-08 |
| JPS6025681B2 true JPS6025681B2 (ja) | 1985-06-19 |
Family
ID=13535295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7402979A Expired JPS6025681B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | ボイラ炉内圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025681B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5856244A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 再生針および情報記録担体の清掃装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59170702U (ja) * | 1983-04-25 | 1984-11-15 | バブコツク日立株式会社 | 炉内圧調節型ボイラ装置 |
| JP7308063B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-07-13 | 三菱重工業株式会社 | 演算装置、システム、演算方法及びプログラム |
-
1979
- 1979-06-14 JP JP7402979A patent/JPS6025681B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5856244A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 再生針および情報記録担体の清掃装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56902A (en) | 1981-01-08 |
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