JPH0523946Y2 - - Google Patents

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JPH0523946Y2
JPH0523946Y2 JP3849388U JP3849388U JPH0523946Y2 JP H0523946 Y2 JPH0523946 Y2 JP H0523946Y2 JP 3849388 U JP3849388 U JP 3849388U JP 3849388 U JP3849388 U JP 3849388U JP H0523946 Y2 JPH0523946 Y2 JP H0523946Y2
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exhaust
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、機器本体、例えば浴室内設置の強制
給排気型風呂釜より突出した給気筒および排気筒
を覆う防熱カバーに関するものである。
〔従来の技術〕
以下、従来の防熱カバーを第7図乃至第9図を
参照して説明する。
図において、1は例えば浴室内設置の強制給排
気型風呂釜などの機器本体で、この機器本体1の
上面に円筒形の給気口10および排気口11を設
け、その給気口10および排気口11に円筒形の
給気筒12および排筒13を嵌合して給排気口と
給排気筒とを連給する。なお、14は給排気口に
設けたリブである。
2は防熱カバーで、この防熱カバー2は断面変
則的なコの字形をなし、この防熱カバー2の左右
両側片の両端にねじ貫通孔20を設ける。3は平
面変則的なコの字形をなす取付具で、この取付具
3の両端にねじ孔30を設ける。
かくして、排気筒13に防熱カバー2および2
個の取付具3を外から嵌め、その取付具3のねじ
孔30にねじ31をねじ込み、防熱カバー2と取
付具3とを排気筒13に挟持させて防熱カバー2
を排気筒13に取付ける。この防熱カバー2は、
燃焼空気の排出により高温となる排気筒13を覆
い、その排気筒13に触れて火傷するのを防ぐも
のである。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述の従来の防熱カバー2は、取付
具3を用いて排気筒13にただ単に取付けただけ
のものであり、排気筒13の軸方向および周方向
にフリー(不安定)の状態にある。このために、
防熱カバー2は排気筒13に対して上下動したり
回つたりし、排気筒13を覆つて排気筒13に直
接触れないようにするための防熱カバーとしての
機能を果し得ない場合がある。
また、防熱カバー2は排気筒13のみに取付け
るので、防熱カバーを取付けていない給気筒12
との外観上の見栄えが悪い。
さらに、防熱カバー2は取付具3と共に排気筒
13に直接接触して取付けられているので、排気
筒13から防熱カバー2への熱伝導が大きく、防
熱カバー2が高温となる場合がある。
本考案の目的は、給排気筒に上下動したり回つ
たりすることなく確実に取付けることができ、ま
た給排気筒を一緒に覆うことができ、さらに排気
筒からの熱伝導が小さい防熱カバーを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の如き目的を達成するため、給
気筒と排気筒とを同時に覆う大きさを有するコの
字型のカバーと、第1取付具と、第2取付具と、
第3取付具とからなり、前記第1取付具は長方形
をなし、その左右両端を第1取付具の中央部とコ
の字形カバーの中央片との間に間隔を設けた状態
でコの字形カバーの左右両側片に固定し、前記第
2取付具は、給気筒と排気筒との間に挿入し得る
取付部と、その取付部の基部両側からL字形に折
曲げた左右の狭持部とからなり、その取付部を給
気筒と排気筒との間に挿入し、左右の狭持部と前
記第1取付具の中央部との間に給気筒と排気筒と
を狭持した状態で取付部の先端をコの字形カバー
の中央片に取付け、前記第3取付具は、給排気筒
のリブに嵌合し得るストツプリングと、コの字形
カバーの中央片に固定し得る取付部とよりなり、
給排気筒のリブにストツプリングを嵌合すると共
に取付板をコの字形カバーの中央片に取付けたこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本考案の防熱カバーは、前記の如く、第3取付
具のストツプリングが給排気筒のリブに嵌合する
と共に取付板がコの字形カバーの中央片に取付け
られているので、給排気筒に対するコの字形カバ
ーの上下方向の動きを阻止し、かつ、第1取付具
と第2取付具とにより給気筒と排気筒とを狭持し
た状態で第3取付具と共にコの字形カバーを取付
けているので、コの字形カバーの給排気筒に対す
る回動を阻止し、しかも、第1取付具と第2取付
具および第3取付具を介してコの字形カバーが排
気筒に直接接触することがないように取付けられ
ているので、コの字形カバーが高温となるのを防
止することができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る防熱カバーの一実施例を第
1図乃至第6図を参照して説明する。
図中、第7図乃至第9図と同符号は同一のもの
を示す。図において、15および16は機器本体
1の給排気口10,11の端部および給排気筒1
2,13の端部にそれぞれ環状に設けたリブであ
る。
4は給気筒12と排気筒13とを同時に覆い得
る大きさの平面コの字形をなすカバーで、このカ
バー4の中央片40の上部中央に長孔41を上下
方向に設け、かつその中央片40の下部両端にね
じ貫通孔42を設ける。このカバー4の左右両側
片43の上部に複数個、例えば4個のねじ貫通孔
44を間隔をおいてそれぞれ設ける。
5は第1取付具で、この第1取付具5は細長い
長方形の薄鋼板の両端部をへの字形に折曲し、そ
の両端にねじ孔50を設ける。
6は第2取付具で、この第2取付具6は細長い
長方形の薄鋼板の中央部をコの字形に折曲して前
記給排気筒12と13との間に挿入かつ回転可能
な取付部60を形成し、その取付部60の両側部
をL字形に折曲して挟持部61を形成し、かつ取
付部60の先端部にねじ孔62を設ける。
7は第3取付具で、この第3取付具7は前記給
排気口10,11および給排気筒12,13のリ
ブ15,16にそれぞれ嵌合して給排気筒12,
13の抜けを防ぐストツプリング70と、そのス
トツプリング70に固定した取付板71とからな
り、その取付板71の両端にねじ孔72を設け
る。
この実施例における本考案の防熱カバーは、以
上の如き構成よりなり、以下その取付作業につい
て説明する。
まず、機器本体1の給排気口10,11および
給排気筒12,13のリブ15,16に第3取付
具7のストツプリング70を嵌合し、その第3取
付具7の取付板71をカバー4の取付面側に向け
る。次に、カバー4の上下4個のねじ貫通孔44
の内の任意の1個のものと第1取付具5のねじ孔
50とを合致させ、そのねじ孔50にねじ8をね
じ込み、第1取付具5をカバー4に任意の高さで
取付ける。続いて、第2取付具6の取付部60を
第1取付具5上に載せ、その第2取付具6のねじ
孔62にねじ8をカバー4の長孔41を通してね
じ込み、第2取付具6をカバー4に回動可能にか
つ挟持部61を垂直にして仮り止めする。
その第2取付具6の挟持部61を給排気筒12
と13との間に挿入し、壁Wを背とする給排気筒
12,13の前面側をカバー4で覆う。この第2
取付具6をほぼ90°回動させて垂直状態の挟持部
61を水平にする。続いて、ねじ8を締付けて第
2取付具6をカバー4に取付け、この第2取付具
6の挟持部61と第1取付具5の中央部51とで
給排気筒12,13を挟持する。次に、前記第3
取付具7のねじ孔72とカバー4の下のねじ貫通
孔42とを合致させ、そのねじ孔72にねじ8を
ねじ込み、第3取付具7にカバー4を装着する。
このように、この実施例における本考案の防熱
カバーにおいて、カバー4に取付けた第3取付具
7のストツプリング70が給排気口10,11お
よび給排気筒12,13のリブ15,16に嵌合
するので、この第3取付具7を介してカバー4の
上下方向の動きが制止されている。また、第1取
付具5と第2取付具6の挟持部61とが給排気筒
12,13を一緒に挟持し、かつ上述の2個の第
3取付具7のストツプリング70が給排気筒1
2,13をそれぞれ嵌合するので、この第1取付
具5、第2取付具6、第3取付具7を介してカバ
ー4の給排気筒12,13回りの動きが制止され
ている。従つて、カバー4は給排気筒12,13
に対して上下動したり回つたりすることなく確実
に取付けられ、排気筒13を覆つてその排気筒1
3に直接触れないようにすることができ、防熱カ
バーとしての用途を十分に果すことができる。
また、カバー4は大形で給排気筒12,13を
一緒に覆うので、外観上のバランスがとれ、美感
を損う虞れがない。
さらに、カバー4は第1取付具5、第2取付具
6、第3取付具7を介して給排気筒12,13に
装着されているので、このカバー4は給排気筒1
2,13に直接接触しておらず、給排気筒12,
13との間に隙間があり、また給排気筒12,1
3に直接接触する第1取付具5、第2取付具6、
第3取付具7とカバー4との接触面積が小さい。
このために、排気筒13の熱が第1取付具5、第
2取付具6、第3取付具7を介してカバー4に伝
導する所謂熱伝導が小さく、カバー4が高温にな
るようなことはなく、そのカバー4に触れても火
傷するようなことはない。
しかも、このカバー4の取付作業は、主に給排
気筒12,13の前面側において行うので、第1
図に示すように、機器本体1が浴室内の直交する
2壁Wの角に設置されており、給排気筒12,1
3と壁Wとの間の空間が小さくとも、カバー4を
給排気筒12,13に簡単に取付けることができ
る。また、この実施例においては、上述の第3取
付具7のストツプリング70が給排気口10,1
1および給排気筒12,13のリブ15,16に
嵌合するので、給排気筒12,13の抜け防止を
も兼用することができる。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案の給排気筒の
防熱カバーは、カバーに取付けた第1取付具およ
び第2取付具を給排気筒に挟持させ、かつその給
排気筒のリブに嵌合した第3取付具にカバーを装
着するので、カバーを給排気筒に上下動したり回
つたりすることなく確実に取付けることができ
る。また、カバーは給排気筒を一緒に覆うことが
できるので、外観上のバランスを保つことができ
る。さらに、カバーは第1取付具、第2取付具、
第3取付具を介して排気筒に直接接触せずに取付
けられているので、排気筒からカバーへの熱伝導
が小さく、カバーが高温となるようなことはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案に係る給排気筒の防
熱カバーの一実施例を示し、第1図は浴室内設置
の強制給排気型風呂釜より突出した給排気筒に装
着した状態の斜視図、第2図は分解斜視図、第3
図AおよびBはカバーの取付作業を示した説明
図、第4図は第1図における−線断面図、第
5図は第4図における−線断面図、第6図は
第4図における−線断面図である。第7図乃
至第9図は従来の排気筒の防熱カバーを示し、第
7図は使用状態の斜視図、第8図は分解斜視図、
第9図は第7図における−線断面図であ
る。 1……機器本体、12……給気筒、13……排
気筒、15,16……リブ、4……カバー、5…
…第1取付具、6……第2取付具、7……第3取
付具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給気筒と排気筒とを同時に覆う大きさを有する
    コの字型のカバーと、第1取付具と、第2取付具
    と、第3取付具とからなり、前記第1取付具は長
    方形をなし、その左右両端を第1取付具の中央部
    とコの字形カバーの中央片との間に間隔を設けた
    状態でコの字形カバーの左右両側片に固定し、前
    記第2取付具は、給気筒と排気筒との間に挿入し
    得る取付部と、その取付部の基部両側からL字形
    に折曲げた左右の狭持部とからなり、その取付部
    を給気筒と排気筒との間に挿入し、左右の狭持部
    と前記第1取付具の中央部との間に給気筒と排気
    筒とを狭持した状態で取付部の先端をコの字形カ
    バーの中央部に取付け、前記第3取付具は、給排
    気筒のリブに嵌合し得るストツプリングと、コの
    字形カバーの中央片に固定し得る取付板とよりな
    り、給排気筒のリブにストツプリングを嵌合する
    と共に取付板をコの字形カバーの中央片に取付た
    ことを特徴とする、給排気筒の防熱カバー。
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