JP3008676U - 照明器具用吊下げボックス - Google Patents

照明器具用吊下げボックス

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JP3008676U
JP3008676U JP1994011136U JP1113694U JP3008676U JP 3008676 U JP3008676 U JP 3008676U JP 1994011136 U JP1994011136 U JP 1994011136U JP 1113694 U JP1113694 U JP 1113694U JP 3008676 U JP3008676 U JP 3008676U
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JP
Japan
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box body
lid
tightening ring
box
hanging
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JP1994011136U
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English (en)
Inventor
秀司 中野
幸弘 成平
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Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付け作業を簡単に行える構造の照明器具用
吊下げボックスを提供する。 【構成】 ボックス本体1に蓋2を締付けリング3を用
いて装着する構造とし、その締付けリング3の内側周縁
には、内方に向けて凸の形状の短冊状突起3aを周方向
の少なくとも2か所に形成し、ボックス本体1の端部周
縁には、前記突起3aに対応する位置に、それぞれ当該
突起3aが引っ掛かる突条1aが周方向に沿って形成し
ている。また、この各突条1aの上記突起3aが引っ掛
かる面Fを周方向の一端から他端に向けて蓋2の押圧方
向に傾斜する面とし、さらに突条1の他端にはストッパ
3bを設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は照明器具を天井に吊下げる際に使用される吊下げボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般住宅において照明器具は、鎖などを利用して天井に吊下げられているが、 工場などで使用される防水形照明器具では、支持の安定性と配線の防水保護のた め、パイプを利用して天井に吊下げる構造のものが多い。
【0003】 また、この種の吊下げ型の器具において、器具への配線が通される吊下げパイ プは、通常、吊下げボックス(端子箱)を介して天井に固定され、そのボックス 内で結線が行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、吊下げボックスは、従来、一端が開口された略円筒形のボックス本 体と、この本体の開口部を塞ぐ蓋などにより構成され、そのボックス本体に蓋を をねじ止めする構造、あるいはボックス本体の外周面におねじを形成し、これに 嵌り合うめねじを形成した締付けリングを利用して、蓋をボックス本体に固定す る構造のものがあるが、そのいずれも取付け作業が煩雑で多くの時間を要する。
【0005】 すなわち、蓋をねじ止めする構造では、ボックス本体のねじ穴に蓋側の貫通孔 を合わせた状態で、小ねじを下方からねじ込んでゆくといった面倒な作業を、1 個のボックスに対し3〜4か所にわたって行う必要がある。一方、締付けリング により蓋を固定する構造では、締付けリングが比較的大きな径となるので、ボッ クス本体とのねじの嵌め合わせが難しく、しかも、締付けリングをねじが締まる までねじ込む必要がある。
【0006】 本考案はそのような事情に鑑みてなされたもので、取付け作業が簡単な照明器 具用吊下げボックスの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の吊下げボックスは、実施例に対応する図 1及び図2に示すように、略円筒形で軸方向の端部の一方が開口されたボックス 本体1と、このボックス本体1を、開口部10を下方に向けた状態で天井に固定 するための脚11・・11と、ボックス本体1の開口部10を塞ぐ円形キャップ状 の部材で、中央に吊下げパイプPの固定用のボス穴20が設けられた蓋2と、そ の蓋2の外側周縁に当たり当該蓋2をボックス本体1の端部に向けて押圧するた めの締付けリング3と、ボックス本体1と蓋2との合わせ部に挟み込まれるパッ キン(Oリング4)を有し、締付けリング3の内側周縁には、内方に向けて凸の 形状で周方向に沿って延びる短冊状の突起3aが、周方向の少なくとも2か所に 形成されているとともに、ボックス本体1の端部周縁には、締付けリング3の各 突起3aに対応する位置に、それぞれ当該突起3aが引っ掛かる突条1aが周方 向に沿って形成され、この各突条1aは、締付けリング3の突起3aが引っ掛か る面Fが周方向の一端から他端に向けて蓋2の押圧方向に傾斜する形状に加工さ れ、かつ、その他端にはストッパ1bが設けられていることによって特徴づけら れる。
【0008】
【作用】
蓋2の外側周縁に締付けリング3を嵌めた状態で、締付けリング3をボックス 本体1の端部に合わせる。このとき、締付けリング3の突起3aはボックス本体 1の突条1aを避けた位置とし、また、蓋2とボックス本体1の端部との間には Oリング4を挟み込んでおく。この状態で、締付けリング3を回転すると、締付 けリング3の突起3aがボックス本体1の突条1aの一端に引っ掛かり、この時 点から、締付けリング3は、突条1aの面F(傾斜面)によりボックス本体1の 軸方向に進んでゆき、これにより、蓋2がボックス本体1の端部に向けて押圧さ れゆく。
【0009】 また、締付けリング3の回転は、突起3aが突条1aの他端のストッパ1bに 当たった時点で規制されるので、締付けリング3の廻し過ぎにより突起3aと突 条1aとの係合が外れることはない。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。 まず、この実施例を適用する照明器具は、図3(A) に示すように、器具本体1 01と反射板104の両端部を、それぞれ、側板102に連結して一体化し、全 体としての強度を高めた構造の器具で、反射板104の下面に互いに対向するソ ケット103が固着されている。その対向ソケット103の間には、硬質ガラス 製のランプ保護カバー106が配置されており、この保護カバー106内に直管 形けい光ランプ(図示せず)が収容され、両端がソケット103によって支持さ れる。
【0011】 また、反射板104には、ランプ保護カバー106の保護用のガード105が 取付け金具107を介して装着されている。なお、ランプ保護カバー106がな い器具ではガード105はけい光ランプの保護用として装着される。そして、以 上の構造の照明器具は、吊下げパイプP,吊下げ金具Sならびに本考案実施例の 吊下げボックスBを利用して、工場など天井に吊下げて使用される。
【0012】 さて、吊下げボックスBは、図1及び図2に示すように、アルミニウムダイカ スト製のボックス本体1,蓋2及び締付けリング3と、防水用のOリング4,5 によって構成されている。なお、図1において(B) は(A) のX−X矢視断面を、 また(C) は(B) のY−Y矢視断面をそれぞれ示す。
【0013】 ボックス本体1は、軸方向の端部の一方が開放された略円筒形に成形されてお り、その背面側には、天井への取付け用の脚11・・11が4か所に一体形成され ている。
【0014】 また、ボックス本体1の開口部10側の端部には周方向に沿って一様高さ・幅 で延びる凸部12が一体形成されている。さらに、凸部12の外周面には、互い に対称となる円周方向の2か所に、それぞれ突条1aが形成されている。この各 突条1aは周方向に沿って延び、後述する締付けリング3の突起3aが引っ掛か る面Fが、周方向の一端から他端に向けて背面側に傾斜する形状に加工されてお り、その他端にストッパ1bが設けられている。なお、このボックス本体1の側 壁には、電線管ねじ込み用のねじ穴13が、周方向の4か所に位置に設けられて いる。
【0015】 蓋2は、略円すい台形のキャップ状部材で、中央に吊下げパイプPを挿入・固 定するためのボス穴20が設けらている。また、蓋2の周縁には鍔部21が一体 形成されており、その鍔部21の端面に、先のボックス本体1の凸部12が嵌る 凹部22が設けらている。この凹部22にはOリング4が嵌め込まれる。
【0016】 一方、締付けリング3の内周部には、蓋2の外部周縁の段付き面21aが当た る面31aが形成されている。また、締付けリング3の内部周縁には、互いに対 称となる円周方向の2か所に、それぞれ、内方に凸の形状で周方向に沿って延び る短冊状の突起3aが、先のボックス本体1の突条1aの配置に対応する位置関 係で形成されている。この各突起3aは、締付けリング3をボックス本体1の端 部に合わせて回転することにより、突条1aの一端から嵌り込んでこの突条1a の面Fに引っ掛かる。また、各突起3aの突条1a上での移動は、突条1aの他 端のストッパ1bによって規制される。
【0017】 ここで、この吊下げボックスBには、以上の構成に加えて、ボックス本体1か ら蓋2を分解したときに、その蓋2をボックス本体1に吊下げるための鎖6が設 けられおり、この鎖6の一端は蓋2の内部に小ねじ6aによってねじ止めされ、 また、鎖6の他端のフック6bを引っ掛けるための穴14がボックス本体1の側 部に設けられている。さらに、蓋2のボス穴20の内周面にはOリング用溝20 aが形成されており、また、ボス穴20の側壁にパイプPの廻り止め用のねじ穴 20bが形成されている。さらにまた、締付けリング3には、廻り止め用のねじ 穴3cが形成されている。なお、ボックス本体1の内部と外部には、それぞれ、 内部アース用と外部アース用のねじ穴1cと1dが設けられている。
【0018】 次に、照明器具の取付け手順とともに、本考案実施例の作用を述べる。 まず、照明器具側の組立てとして、器具に吊下げパイプPの固定を行った後、 配線側の吊下げパイプPに締付けリング3を差し込み、次いで、このパイプPの 端部を蓋2のボス穴20に嵌め込んで固定する。また、蓋2の内部には鎖6の一 端をねじ止めにより固定しておき、さらに、蓋2の凹部22にOリング4を嵌め 込んでおく。
【0019】 一方、ボックス本体1と吊下げ金具Sは天井の所定位置に、吊下げパイプPの 配置に対応する位置関係で固定しておく。 次に、吊下げ金具Sに一方のパイプPの先端を係止し、次いで、もう一方のパ イプPに固定した蓋2の鎖6のフック6bをボックス本体1に引っ掛けて、蓋2 をボックス本体1に吊下げる〔図3(B) 〕。この状態で、結線を行った後、締付 けリング3を手で把持し、鎖6をボックス本体1から外し、次いで、蓋2の凹部 22をボックス本体1の凸部12に合わせつつ、締付けリング3をボックス本体 1の端部に嵌め込む。このとき、締付けリング3の突起3aがボックス本体1の 突条1aに当たらないようにしておく。
【0020】 その状態で、締付けリング3を、ボックス本体1の前面側から見て右向きに、 リングの突起3aがボックス本体1のストッパ1bに当たるまで回転させる。こ の回転により、締付けリング3の突起3aが、ボックス本体1の突条1aに引っ 掛かり、その引っ掛かり面Fの傾斜により締付けリング3がボックス本体1の背 面側へと進む。その結果、蓋2がボックス本体1に向けて押圧される。そして、 締付けリング3のねじ穴3cに小ねじをねじ込んで、このリング3の廻り止めを 行うことによって取付け作業を完了する。
【0021】 以上のように本考案実施例では、ボックス本体1への蓋2の装着は、締付けリ ング3を、例えば角度90°程度回転させるだけでワンタッチで装着できる。ま た、ボックス本体1に蓋2を鎖6により吊下げた状態、すなわち照明器具の一端 側を鎖6により支持した状態で結線作業を行えるので、これら結線・取付け作業 を一人の作業員で行うことができる。
【0022】 さらに、本考案実施例によると、ボックス本体1,蓋2及び締付けリング3が いずれもアルミニウムダイカスト成形品であるので、加工部を少なくして製造コ ストの低減化をはかることができる。また、ボックス本体1の開口部10及び内 部容積を従来品に比して大きくしているので、結線作業が行い易いといった利点 もある。
【0023】 なお、ボックス本体1と締付けリング3との係合箇所つまりボックス本体1の 突条1aと締付けリング3の突起3aの形成箇所は、2か所に限られることなく 3か所以上であってもよい。
【0024】 また、本考案の吊りボックスは、2本吊りタイプのほか、1本吊りタイプの照 明器具にも適用できる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の吊下げボックスによれば、ボックス本体の端部 締付けリングを合わせて回転させる、といったワンタッチ操作で蓋をボックス本 体に装着でき、しかも、その装着作業を蓋に吊下げパイプを固定した状態で行え るので、取付け作業を簡単かつ短時間に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の構造を示す図で、(A) は縦断面
図,(B) は(A) のX−X矢視断面図,(C) はY−Y矢視
断面図
【図2】本考案実施例の全体構造を示す分解斜視図
【図3】本考案実施例の使用状態を示す図
【符号の説明】
B 吊下げボックス 1 ボックス本体 1a 突条 F 面 1b ストッパ 10 開口部 11 脚 12 凸部 2 蓋 20 ボス穴 21 鍔部 22 凹部 3 締付けリング 3a 突起 4,5 Oリング 6 鎖 P 吊下げパイプ S 吊下げ金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊下げ型の照明器具を支持する吊下げパ
    イプの天井への固定と、当該照明器具の結線を行うのに
    使用されるボックスであって、略円筒形で軸方向の端部
    の一方が開口されたボックス本体と、このボックス本体
    を、上記開口部を下方に向けた状態で天井に固定するた
    めの脚と、上記ボックス本体の開口部を塞ぐ円形キャッ
    プ状の部材で中央に上記吊下げパイプの固定用のボス穴
    が設けられた蓋と、その蓋の外側周縁に当たり当該蓋を
    上記ボックス本体の端部に向けて押圧するための締付け
    リングと、上記ボックス本体と上記蓋との合わせ部に挟
    み込まれるパッキンを有し、上記締付けリングの内側周
    縁には、内方に向けて凸の形状で周方向に沿って延びる
    短冊状の突起が周方向の少なくとも2か所に形成されて
    いるとともに、上記ボックス本体の端部周縁には、上記
    締付けリングの各突起に対応する位置に、それぞれ当該
    突起が引っ掛かる突条が周方向に沿って形成され、この
    各突条は、上記突起が引っ掛かる面が周方向の一端から
    他端に向けて上記蓋の押圧方向に傾斜する形状に加工さ
    れ、かつ、その他端にはストッパが設けられていること
    を特徴とする照明器具用吊下げボックス。
JP1994011136U 1994-09-07 1994-09-07 照明器具用吊下げボックス Expired - Lifetime JP3008676U (ja)

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ID=43144493

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014026937A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Iwasaki Electric Co Ltd 吊り下げ防爆形照明装置

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