JPH052391Y2 - - Google Patents

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JPH052391Y2
JPH052391Y2 JP1986168393U JP16839386U JPH052391Y2 JP H052391 Y2 JPH052391 Y2 JP H052391Y2 JP 1986168393 U JP1986168393 U JP 1986168393U JP 16839386 U JP16839386 U JP 16839386U JP H052391 Y2 JPH052391 Y2 JP H052391Y2
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JP
Japan
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bonnet
vehicle body
lid
fastening
hinge member
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JP1986168393U
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JPS6374381U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、美的外観を向上するためのガーニツ
シユを備えた車両のリツド取付構造に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、車両においては、美的外観の向上のた
め、ボンネツトのフロントガラス側端部を覆いた
い、或いは、開放感を得るためフロントガラスを
大きく見せたいというニーズがある。そこで、こ
れらのニーズに応えるための一つの方法として、
ボンネツトに上記の隙間を覆う黒色等のガーニツ
シユを取り付けることが考えられている。
一方、上記ボンネツト、即ちリツドの取付構造
には、例えば、実開昭60−143081号公報に示され
る「自動車用フード装置」がある。この装置で
は、フードすなわちリツドが、可動部材すなわち
ヒンジ部材にて回動自在に取り付けられている。
しかしながら、上記従来の構造では、ヒンジ部
材をリツドの裏面側に取り付けるものであるた
め、リツドを車体に取り付ける際には、先ず、リ
ツドを開いた状態にして、車体側に固定されたヒ
ンジ部材の回動部に締結部材にて仮止めした後、
リツドを閉じて車体に対する位置合わせを行い、
次いで、リツドを開けて完全に締結するというよ
うに、リツドを開け閉めしながら取り付けを行わ
なければならず、かなり面倒である。更に、リツ
ドを開放状態にして裏側からヒンジ部材を取り付
けるという作業は、非常に作業がし辛いものであ
る等、作業性の低下を招来するものとなつてい
る。
このような問題を解決するリツド取付構造とし
て、実開昭59−102457号公報には、ヒンジ部材の
リツド締結部をトランクリツドの裏面に締結する
一方、ヒンジ部材の車体締結部をリヤピラーに外
面側から締結すると共に、このリヤピラーにおけ
る締結部分をリヤピラーガーニツシユにて覆うも
のが開示されている。
上記のような構造によれば、ヒンジ部材の車体
締結部はリヤピラーに外面側から締結することが
できるので、予めヒンジ部材のリツド締結部をト
ランクリツドと締結しておくことにより、車体に
対する位置合わせを行いながらのリツドの取り付
け作業が容易になる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の構造では、予めヒンジ部
材のリツド締結部をリツドと締結するための作業
スペース、およびその作業後における車体へのリ
ツドの運搬が必要となる。一方、この問題を解決
するために、先ずヒンジ部材の車体締結部をリヤ
ピラーに締結した後、ヒンジ部材のリツド締結部
をリツドと締結するようにした場合、先の従来例
と同様、トランクリツドと車体との位置合わせを
するために、トランクリツドを開け閉めしながら
取り付け作業を行わなければならない。また、例
えばヒンジ部材のリツド締結部もトランクリツド
の外面側から締結する構造とした場合、この締結
部分を覆うガーニツシユ等がさらにトランクリツ
ド上に必要となる。さらに、ヒンジ部材の車体締
結部がトランクリツド前方のリヤピラーに締結さ
れ、この締結部分がリヤピラーガーニツシユにて
覆われているため、リヤピラーガーニツシユには
ヒンジ部材の車体締結部を貫通可能なガイド溝を
形成する必要があり、外観の悪化を招来してい
る。特にこの構造を車両の前部であるボンネツト
の取付構造に使用した場合、上記の外観悪化の問
題は一層顕著となる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の車両のリツド取付構造は、上記の課題
を解決するために、車体開口部を覆うリツドがヒ
ンジ部材にて開閉自在に車体に取り付けられた車
両のリツド取付構造において、上記のリツドはボ
ンネツトであり、ヒンジ部材は車体締結部とボン
ネツト締結部とを有し、車体締結部は、ボンネツ
トの取り付け前に、締結部材により車体外方から
ボンネツト取り付け位置下方の車体側部材に締結
される一方、ボンネツト締結部は、ボンネツトの
上面側から締結する締結部材によりボンネツトの
下面側に締結され、ボンネツト取り付け後に、上
記の車体締結部は、ボンネツトの下方に位置して
ボンネツトにより覆われ、ボンネツト上には、ボ
ンネツトにおけるフロントガラス側端部付近に位
置し、上記の締結部材によるボンネツトとヒンジ
部材のボンネツト締結部との締結部分を覆うガー
ニツシユが設けられていることを特徴としてい
る。
〔作用〕
上記の構成によれば、ボンネツトを取り付ける
際、先ず、ヒンジ部材の車体締結部を締結部材に
より車体外方からボンネツト取り付け位置下方の
車体側部材に締結し、次に、ヒンジ部材のボンネ
ツト締結部をボンネツトの上面側から締結する締
結部材によりボンネツトの下面側に締結する。そ
の後、ボンネツト上にガーニツシユを設ける。
上記のように、本車両のリツド取付構造におい
ては、車体に対するヒンジ部材の車体締結部の締
結、およびヒンジ部材のボンネツト締結部に対す
るボンネツトの締結を何れも外方から行うことが
できるので、車体に対して位置合わせを行いなが
らのボンネツトの取り付け作業が容易である。ま
た、上記の作業は、車体上において行うことがで
きるので、他の作業スペースが不要であると共
に、ボンネツト取り付け作業中における他の作業
スペースへのボンネツトの運搬も不要である。ま
た、ヒンジ部材の車体締結部と車体側部材との締
結部分は、ボンネツトの下方に位置してボンネツ
トにより覆われ、ヒンジ部材のボンネツト締結部
とボンネツトとの締結部分はボンネツト上に設け
られたガーニツシユにて覆われ、このガーニツシ
ユには案内溝等を形成する必要がないので、車両
の美的外観は良好なものとなる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図乃至第5図に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
自動車には、第5図に示すように、リツドであ
るボンネツト1と両側のフロントフエンダ2,2
とのフロントガラス3側の端部に、各々、これら
各部を覆うと共に、後述のカウルパネル5におけ
る開口部等を覆い、美的外観を保持する黒色のガ
ーニツシユ4…が配設されている。
上記ガーニツシユ4付近の構造は、第1図及び
第2図に示す如くであり、フロントガラス3の下
方にはカウルパネル5が設けられている。これら
両者の間には、美観を保持するためのモール17
が間装されると共に、上記両者及びモール17を
固定する接着剤層18、及びダム19が設けられ
ている。上記カウルパネル5の車幅方向の両側部
には車体側部材としてのカウル凹部5aが形成さ
れており、その端部はボルト12とナツト13に
て上記フロントフエンダ2の端部と接続されてい
る。上記カウル凹部5aにはそれぞれ、車体締結
部としての固定部6とボンネツト締結部としての
回動部7とを接続ピン8により軸着したヒンジ9
が設けられている。ヒンジ9の固定部6は、締結
部材としての複数のボルト10…とナツト11…
にて上記カウル凹部5aの底壁に固定されてい
る。一方、上記ヒンジ9の回動部7は、締結部材
である複数のボルト14…とナツト15…にて、
ボンネツト1に取り付けられている。ボンネツト
1はアウターパネル1aとインナーパネル1bか
ら成り、アウターパネル1aにおける上記ヒンジ
9の回動部7の取り付け部位には、インナーパネ
ル1bと当接するようにボンネツト凹部1cが形
成されている。そして、このボンネツト凹部1c
の底壁にヒンジ9側からボルト14を貫通させ、
上方からナツト15を締結することにより、ヒン
ジ9の回動部7とボンネツト1との接続が行われ
ている。即ち、ボンネツト1の上面側に上記ボル
ト14とナツト15との締結部が設けられた構造
となつている。さらに、上記ボンネツト1のボン
ネツト凹部1c上には、前記ガーニツシユ4が設
けられている。このガーニツシユ4は一体をなす
アウターパネル4aとインナーパネル4bからな
り、インナーパネル4bが、樹脂フアスナー1
6、スタツドボルト等にてボンネツト1に取り付
けられることにより、ボンネツト1上に固定され
ている。
上記の構成において、ボンネツト1を取り付け
る際には、先ず、ヒンジ9の固定部6をボルト1
0…とナツト11…にてカウル凹部5aに固定す
る。次いで、ボンネツト1を、ボンネツト凹部1
cとヒンジ9の回動部7とが一致するように載置
する。そして、ボンネツト凹部1cに、ボルト1
4をヒンジ9の回動部7及びボンネツト凹部1c
の底壁を貫通させて突出させ、上方からナツト1
5…を螺着してボンネツト1と回動部7とを接続
する。その後、ボンネツト1にガーニツシユ4を
固定する。また、第3図及び第4図に示すよう
に、ヒンジ9の固定部6を、カウルパネル5のカ
ウル凹部5aにおける側壁に取り付ける場合であ
つても、他の構造は、前記第1図及び第2図のも
のと略同一であり、同様にボンネツト1の取り付
けを行うことができる。
〔考案の効果〕
本考案の車両のリツド取付構造は、以上のよう
に、リツドはボンネツトであり、ヒンジ部材は車
体締結部とボンネツト締結部とを有し、車体締結
部は、ボンネツトの取り付け前に、締結部材によ
り車体外方からボンネツト取り付け位置下方の車
体側部材に締結される一方、ボンネツト締結部
は、ボンネツトの上面側から締結する締結部材に
よりボンネツトの上面側に締結され、ボンネツト
取り付け後に、上記の車体締結部は、ボンネツト
の下方に位置してボンネツトにより覆われ、ボン
ネツト上には、ボンネツトにおけるフロントガラ
ス側端部付近に位置し、上記の締結部材によるボ
ンネツトとヒンジ部材のボンネツト締結部との締
結部分を覆うガーニツシユが設けられている構成
である。
これにより、車体に対するヒンジ部材の車体締
結部の締結、およびヒンジ部材のボンネツト締結
部に対するボンネツトの締結を何れも外方から行
うことができるので、車体に対して位置合わせを
行いながらのボンネツトの取り付け作業が容易で
ある。また、上記の作業は、車体上において行う
ことができるので、他の作業スペースが不要であ
ると共に、ボンネツト取り付け作業中における他
の作業スペースへのボンネツトの運搬も不要であ
る。また、ヒンジ部材の車体締結部と車体側部材
との締結部分はボンネツトの下方に位置してボン
ネツトにより覆われ、ヒンジ部材のボンネツト締
結部とボンネツトとの締結部分はボンネツト上に
設けられたガーニツシユにて覆われ、このガーニ
ツシユには案内溝等を形成する必要がないので、
車両の美的外観は良好であるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すも
のであつて、第1図は車両のリツド取付構造を示
す車両の前後方向の概略縦断面図、第2図は同車
両幅方向の概略縦断面図、第3図は変形例を示す
車両の前後方向の概略縦断面図、第4図は同車両
幅方向の概略縦断面図、第5図は本リツド取付構
造を備えた車両の斜視図である。 1はボンネツト(リツド)、1aはアウターパ
ネル、1bはインナーパネル、4はガーニツシ
ユ、5はカウルパネル、5aはカウル凹部(車体
側部材)、6は固定部(車体締結部)、7は回動部
(ボンネツト締結部)、8は接続ピン、9はヒンジ
(ヒンジ部材)、10,14はボルト(締結部材)、
11,15はナツト(締結部材)である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体開口部を覆うリツドがヒンジ部材にて開閉
    自在に車体に取り付けられた車両のリツド取付構
    造において、 上記のリツドはボンネツトであり、ヒンジ部材
    は車体締結部とボンネツト締結部とを有し、車体
    締結部は、ボンネツトの取り付け前に、締結部材
    により車体外方からボンネツト取り付け位置下方
    の車体側部材に締結される一方、ボンネツト締結
    部は、ボンネツトの上面側から締結する締結部材
    によりボンネツトの下面側に締結され、ボンネツ
    ト取り付け後に、上記の車体締結部は、ボンネツ
    トの下方に位置してボンネツトにより覆われ、ボ
    ンネツト上には、ボンネツトにおけるフロントガ
    ラス側端部付近に位置し、上記の締結部材による
    ボンネツトとヒンジ部材のボンネツト締結部との
    締結部分を覆うガーニツシユが設けられているこ
    とを特徴とする車両のリツド取付構造。
JP1986168393U 1986-10-31 1986-10-31 Expired - Lifetime JPH052391Y2 (ja)

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JPS6374381U JPS6374381U (ja) 1988-05-18
JPH052391Y2 true JPH052391Y2 (ja) 1993-01-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102457U (ja) * 1982-12-22 1984-07-10 マツダ株式会社 自動車のトランクリツド構造

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JPS6374381U (ja) 1988-05-18

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