JPH05238947A - 細菌毒素中和剤 - Google Patents

細菌毒素中和剤

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JPH05238947A
JPH05238947A JP4075778A JP7577892A JPH05238947A JP H05238947 A JPH05238947 A JP H05238947A JP 4075778 A JP4075778 A JP 4075778A JP 7577892 A JP7577892 A JP 7577892A JP H05238947 A JPH05238947 A JP H05238947A
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JP
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lactose
bacterial toxin
neutralizing agent
toxin
conjugate
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JP4075778A
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English (en)
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Hiroshi Shida
寛 志田
Emi Suzuki
恵美 鈴木
Kumiko Nagami
久美子 永見
Kotaro Takamizawa
康太郎 高見沢
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Yakult Honsha Co Ltd
Original Assignee
Yakult Honsha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 β−ラクトグロブリン、α−ラクトアルブミ
ン、牛血清アルブミンもしくは乳カゼインを乳糖と共に
加熱することにより得られる糖タンパク質系反応生成物
を有効成分とする細菌毒素中和剤。 【効果】 長期間服用もしくは飲食物と共に摂取しても
副作用のおそれが無く、細菌毒素による中毒症の予防と
治療に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病原性大腸菌毒素など
細菌性のエンテロトキシンによる中毒症状の予防・治療
に有効な細菌毒素中和剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病原性大腸菌毒素、コレラ毒素等の細菌
性エンテロトキシンが下痢等の中毒症をひき起こすメカ
ニズムとしては、最初に、毒素が腸上皮細胞膜上に存在
するレセプターと結合することが必要であると考えられ
ている。そこで、中毒症を起こす細菌の感染が予想され
る場合にあらかじめレセプターそのもの、もしくはレセ
プターと類似の構造を有する物質を経口投与しておき、
それを毒素と結合させることによって、毒素が腸管レセ
プターに結合するのを阻止し中毒症の発症を予防する方
法が考えられた。
【0003】このような観点から、例えば、コレラ毒素
のレセプターであるGM1ガングリオシドをチャコール
に結合させ、これをコレラ中毒患者に投与して毒素を吸
着しようとする試みがなされた(ストールら;ランセッ
トII.p.888-891(1980))。本発明者らも、細菌毒素中和
作用がありしかも安全性の点でも問題のない物質の探索
を広範囲に行い、その結果、獣乳の脂肪球皮膜の熱処理
物がガングリオシドをレセプターとする毒素に対して優
れた中和活性を有することを確認し、この化合物を有効
成分とする細菌毒素中和剤の発明につきすでに特許出願
した(特開昭60−72891号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、腸上皮
細胞膜上の細菌毒素レセプターは単純ではなく、このた
め、糖脂質系化合物を投与するだけでは中毒症状を抑制
できない場合もあることが報告されている。そこで本発
明は、糖脂質系化合物からなるレセプターの投与では効
果がない細菌毒素にも有効な、新規な細菌毒素中和剤を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述のよ
うに獣乳の脂肪球皮膜からレセプターとなり得る物質を
見いだした経験に基づき、獣乳由来の物質についてさら
に探索を進めた。その結果、獣乳やその乳清を加熱した
とき生じるプロテオース・ペプトンに優れた細菌毒素中
和作用があることを見いだした。また、プロテオース・
ペプトン中の有効成分についても研究を進め、それが幾
つかの糖タンパク質であることを確認した。
【0006】本発明は、上記知見に基づき、 プロテオース・ペプトンを有効成分として含有する
ことを特徴とする細菌毒素中和剤;および β−ラクトグロブリンと乳糖との結合物、α−ラク
トアルブミンと乳糖との結合物、牛血清アルブミンと乳
糖との結合物、および乳カゼインと乳糖との結合物から
なる群から選ばれた1種または2種以上の糖タンパク質
を有効成分として含有することを特徴とする細菌毒素中
和剤;を提供するものである。
【0007】
【作用】以下、本発明による細菌毒素中和剤について詳
細に説明する。本発明による細菌毒素中和剤の有効成分
の一つであるプロテオース・ペプトンは、牛乳等の獣乳
を約90〜100℃で約20〜30分間加熱処理し、そ
の後、pHを4.6前後に調整して遠心分離したとき得ら
れる上清部分に存在する。プロテオース・ペプトンは、
獣乳のほかにも、獣乳を遠心分離処理してクリームを分
離した後のスキムミルク、獣乳を原料とするチーズ製造
や酸カゼイン製造時の副産物であるホエー等を原料とし
ても、同様の熱処理によって生成させることができる。
【0008】これらプロテオース・ペプトンを含有する
上清を水に対して透析し、低分子量成分を除去すると、
プロテオース・ペプトン画分を得ることができる。プロ
テオース・ペプトン画分は、後述する毒素性大腸菌易熱
性毒素(LT)を用いる毒素結合活性検索試験により、
細菌毒素結合活性を有することが確認された。プロテオ
ース・ペプトン画分は、細菌毒素結合活性とは無関係の
成分も含んでいるが、その活性を利用するのに不都合な
物質は含んでいないので、そのまま細菌毒素中和剤とし
て用いることができる。
【0009】また、プロテオース・ペプトン画分中の有
効成分を確認するため、プロテオース・ペプトン画分を
さらに硫酸アンモニウム塩析およびゲル濾過処理等によ
り精製した。その結果、活性成分として、SDS−ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動で分子量が約1万6000
の、α−ラクトアルブミン由来の糖タンパク質、およ
び、分子量約2万の、β−ラクトグロブリン由来の糖タ
ンパク質を得た。
【0010】これらの糖タンパク質は、過ヨウ素酸処理
またはβ−ガラクトシダーゼ処理によって毒素との結合
活性が失われることなどから、末端がガラクトース残基
である糖鎖を持つと推察された。その他種々の試験およ
び分析を行なった結果から、これらはα−ラクトアルブ
ミンまたはβ−ラクトグロブリンと乳糖から形成された
アミノカルボニル反応化合物であると推定された。この
ことは、α−ラクトアルブミンまたはβ−ラクトグロブ
リンを乳糖と加熱下に反応させることにより生成させた
標品との比較で確認された。そして、さらに研究を進め
た結果、牛血清アルブミンや乳カゼインを乳糖と共に加
熱することによっても、同様の細菌毒素結合活性を有す
る物質が得られることが確認された。
【0011】本発明の細菌毒素中和剤は、上述のような
プロテオース・ペプトン画分、またはβ−ラクトグロブ
リンと乳糖との結合物、α−ラクトアルブミンと乳糖と
の結合物、牛血清アルブミンと乳糖との結合物、および
乳カゼインと乳糖との結合物からなる群から選ばれた1
種または2種以上の糖タンパク質を、経口投与に適した
任意の形態の製剤とすることにより製造することができ
る。上記糖タンパク質は、プロテオース・ペプトン画分
を分画することにより製造してもよく、また、相当する
タンパク質を乳糖と共に約70〜95℃で30分〜数時
間加熱して反応させることにより製造したものであって
もよい。製剤中には、必要に応じてほかに安定剤、賦形
剤、増量剤等を適宜含有させることができる。
【0012】本発明の細菌毒素中和剤は、食品である獣
乳、特に牛乳を原料として、基本的には熱処理を施すだ
けで製造可能であり、非常に安全性に優れたものである
から、長期間服用しても副作用の恐れは無い。したがっ
て、細菌毒素による汚染の可能性のある食品、飲料等に
添加しておくことにより飲食と同時に摂取されるように
してもよい。
【0013】本発明の細菌毒素中和剤の服用量は、有効
成分が副作用のない物質であるので特に上限はないが、
成人1日1人あたり10mg以上、好ましくは50mg以上
である。また、食品に添加する場合は、食品重量に対し
0.1重量%以上、好ましくは0.5重量%以上とする。
【0014】
【実施例】以下、実施例によって、さらに詳細に本発明
を説明する。なお、プロテオース・ペプトン画分等の分
画過程においては下記の方法で毒素結合活性を調べた。
【0015】毒素結合活性の検索 毒素結合活性の検索は、細菌毒素とレセプターの直接結
合を視覚化できる方法として、酵素抗体染色法(高見沢
ら;フエブスレター,201,229(1986)参
照)を応用して行なった。対象とする細菌毒素としては
LTを用いた。まず、試験検体となる各種糖タンパク質
成分をラエムリらの方法(ネイチャー,227,680
8(1970))でSDS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動に付し、次にミニトランスブロット装置(BIO
−RAD社)を用いてブロッティング(192mMグリシ
ン, 20%メタノールを含む25mMトリス緩衝液で40
V,20時間)を行い、タンパク質をポリフッ化ビニリ
デン膜(MILLIPORE社)に転写させた。
【0016】転写後、ポリフッ化ビニリデン膜を150
mM塩化ナトリウムを含む20mMトリス塩酸緩衝液(pH
7.4,緩衝液A)で洗浄後、1.5%ウシ血清アルブミ
ンと150mM塩化ナトリウムを含む20mMトリス塩酸緩
衝液(pH7.4、緩衝液B)で45分間ブロッキングを
行なった。次いで、10mlの緩衝液Aに溶解した3μg
のヒト型LTを加え、37℃で1時間反応させた後、緩
衝液Aで洗浄し、さらに緩衝液Bで15分間ブロッキン
グを行なった。その後、緩衝液Bで200倍に希釈した
抗LT抗体を加え、37℃で1時間反応させた後、0.
05%tween20を含む緩衝液Aで洗浄し、緩衝液Bで
250倍に希釈したペルオキシダーゼ標識抗ウサギIg
G抗体を加え、37℃で1時間反応させた。さらに、
0.05%tween20を含む緩衝液Aで洗浄後、ポリフッ
化ビニリデン膜上で酵素反応を行った。
【0017】反応基質としては4-クロロ-1-ナフトー
ル/過酸化水素溶液(4-クロロ-1-ナフトール15mg
をメタノール5mlに溶解し、緩衝液A25mlで希釈し、
31%過酸化水素水10μlを加えたもの)を用い、室
温で反応させて発色させた。プロテオース・ペプトン画
分、およびα−ラクトアルブミン、β−ラクトグロブリ
ン、乳カゼイン、牛血清アルブミン等のタンパク質と乳
糖との結合物は、いずれも上記試験において毒素LTと
強く結合することを示した。
【0018】1.プロテオース・ペプトン画分の製造 生牛乳1000mlを3000rpmで15分間遠心分離し
て得られるスキムミルクを95〜100℃に30分間加
熱した後、25〜30℃まで冷却した。次いで攪拌しな
がら6N塩酸を徐々に滴下し、pHを4.6に調整した。
さらに3000rpmで15分間遠心分離して、プロテオ
ース・ペプトン画分を上清部分に得た。この上清部分を
分画分子量5000の限外濾過膜で濾過して低分子成分
を除去したのち凍結乾燥すると、プロテオース・ペプト
ン画分乾燥粉末1.5gが得られた。
【0019】2.プロテオース・ペプトン画分の分画 前項と同様にしてスキムミルクから得られたプロテオー
ス・ペプトン含有上清を、硫安分画、ゲル濾過等により
精製・分画した。すなわち、プロテオース・ペプトン含
有上清に硫酸アンモニウムを加え、55%飽和とし、室
温で2時間攪拌した。次いで遠心分離(3500rpm,
20分)を行い、得られた上清に硫酸アンモニウムを加
えて90%飽和とし、生成した沈澱物を集めて透析後、
凍結乾燥した。
【0020】上記精製により得られた画分440mgを、
0.15M塩化ナトリウムを含む15mMリン酸緩衝液1
0mlに溶解後、トヨパールHW−55でゲル濾過を行い
(カラム:2.5mm×90mm,流速0.25ml/分)、L
Tと結合するフラクションを回収した。このLTと結合
するフラクションをさらに逆相カラム(μBondasphere
C18,3.9mm×150mm,Waters社)およびゲル濾過カ
ラム(TSK G2000SWXL.,7.8mm×300mm,TOSHO社)
を用いた高速液体クロマトグラフィーで分画し、2種類
の糖タンパク質成分を単離した。
【0021】両成分は分子量(SDS−ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動による)がそれぞれ約16000と約
20000であり、α−ラクトアルブミンおよびβ−ラ
クトグロブリン由来のものであった。両成分は、β−ガ
ラクトシダーゼ処理または過ヨウ素酸処理により毒素中
和活性を失なった。このことから、これらは末端にガラ
クトース残基を有することがわかった。
【0022】3.α−ラクトアルブミンおよびβ−ラク
トグロブリンと乳糖からの糖タンパク質の製造 前項の毒素中和物質の構造を確認するため、α−ラクト
アルブミンと乳糖およびβ−ラクトグロブリンと乳糖を
それぞれ加熱下に反応させて得られた反応生成物との比
較を行なった。
【0023】すなわち、pH6.5の50mMリン酸緩衝液
中に乳糖10%とα−ラクトアルブミンまたはβ−ラク
トグロブリン1%を溶解し、60℃で20時間反応させ
た。次いで反応液を水に対して透析したのち凍結乾燥
し、各タンパク質と乳糖との結合物を得た。得られた反
応生成物は、前記プロテオース・ペプトン画分から単離
された2成分と電気泳動で同定された。
【0024】4.乳カゼインおよび牛血清アルブミンの
乳糖結合体の製造 乳中の主要タンパク質である乳カゼインおよび牛血清ア
ルブミンについて、α−ラクトアルブミンと乳糖を反応
させた場合と同様の方法で乳糖と反応させ、乳糖結合体
を製造する実験を行なった。上記により得られたプロテ
オース・ペプトン画分および糖タンパク質について、後
記方法で毒素中和活性を調べた結果を表1に示す。各試
料の添加により細胞の形態変化は顕著に抑制され、毒素
が中和されたことがわかる。
【0025】
【表1】
【0026】毒素中和活性の試験 チャイニーズハムスターの卵巣細胞(CHO−K1細
胞)の形態変化に基づく方法によった。すなわち、ヒト
由来のLT(濃度20ng/ml,0.25ml)に試料(ハ
ムF−12培地に溶解したもの)0.25mlを加え、3
7℃で2時間放置した後、CHO-K1細胞(あらかじ
めNunc社製チャンバースライド〔Lab-Tek,8チャンバ
ー〕にウエル当り7×103/mlになるようにCHO−K
1細胞をまき、5%CO2インキュベーター中で37℃
で3時間放置後、スライド表面に付着させておいたも
の)に加える。細胞の培養を上記条件でさらに1夜行な
った後、細胞をギムザ染色(Merck社製)し、毒素によ
り形態が卵円型から紡錘型へ変化した細胞を顕微鏡観察
により数える(一試料につき400個の細胞を観察対象
とする)。試験試料の代わりにハムF−12培地のみを
用いた場合を対照群として変形細胞の計数値を補正し、
細胞形態変化率を算出する。
【0027】
【発明の効果】本発明細菌毒素中和剤は、上述のように
乳糖とタンパク質の結合物を有効成分とし、かつ少量で
有効なものであるから、長期間服用もしくは飲食物と共
に摂取しても副作用のおそれは無く、細菌毒素による中
毒症の予防と治療にきわめて有効なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高見沢 康太郎 東京都港区東新橋1−1−19 株式会社ヤ クルト本社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 β−ラクトグロブリンと乳糖との結合
    物、α−ラクトアルブミンと乳糖との結合物、牛血清ア
    ルブミンと乳糖との結合物、および乳カゼインと乳糖と
    の結合物からなる群から選ばれた1種または2種以上の
    糖タンパク質を含有することを特徴とする細菌毒素中和
    剤。
  2. 【請求項2】 β−ラクトグロブリン、α−ラクトアル
    ブミン、牛血清アルブミンおよび乳カゼインからなる群
    から選ばれた1種または2種以上のタンパク質と乳糖を
    混合して加熱することにより得られる反応生成物を含有
    することを特徴とする細菌毒素中和剤。
  3. 【請求項3】 糖タンパク質が乳糖とタンパク質のアミ
    ノカルボニル反応化合物であることを特徴とする請求項
    1記載の細菌毒素中和剤。
  4. 【請求項4】 プロテオース・ペプトンを含有すること
    を特徴とする細菌毒素中和剤。
JP4075778A 1992-02-28 1992-02-28 細菌毒素中和剤 Pending JPH05238947A (ja)

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Cited By (4)

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