JP3207647B2 - IgGおよびIgMクラスの抗体産生を促進する免疫賦活剤 - Google Patents

IgGおよびIgMクラスの抗体産生を促進する免疫賦活剤

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、IgGおよびIgM
クラスの抗体産生を促進する免疫賦活剤に関するもので
ある。さらに詳しくは、この発明は、疾病、老化等によ
る免疫能の低下を予防または改善する作用を有し、かつ
安全性の高い免疫賦活剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラクトフェリンは、生体内では、涙、唾
液、末梢血、乳汁等に含まれている鉄結合性タンパク質
であり、大腸菌、ブドウ球菌および腸球菌に対して、
0.5〜30mg/mlの濃度で抗菌作用を有すること
が知られている[ジャーナル・オブ・デイリー・サイエ
ンス (Journal of Dairy Science) 、第67巻、第60
6ページ、1984年]。また、ラクトフェリンは熱に
不安定であり、62.5℃で30分の加熱によりその生
理作用をほぼ失活し、70℃で15分の加熱により完全
に失活することが知られている[ジャーナル・オブ・ペ
ディアトリックス (Journal of Pediatrics)、第90
巻、第29ページ、1977年]。
【0003】従って、従来ラクトフェリン含有液を処理
する場合であって、その工程中に加熱処理を包含する場
合には、ラクトフェリンが失活するおそれがあり、充分
な加熱処理を採用できないのが実情であった。さらに、
ラクトフェリンそのものには抗菌作用ばかりではなく、
無血清培地で培養したリンパ系細胞に対してその細胞の
増殖促進作用[バイオキミカ・エト・バイオフィジカ・
アクタ(Biochimica et Biophysica Acta) 、第763
巻、第377ページ、1983年]および抗体の産生促
進作用[アグリカルチュラル・アンド・バイオロジカル
・ケミストリー (Agricultural and Biological Chemis
try)、第54巻、第1087ページ、1990年]の存
在が知られており、無血清培地における抗体産生促進に
関する技術も開示されている(特開平2−257892
公報)。
【0004】この発明の発明者らは、ラクトフェリンそ
のものではなく、ラクトフェリン類の加水分解物から分
離され、25アミノ酸残基からなる特定のペプチドに好
中球からのロイコトリエンB4の放出促進作用及び肥満
細胞からのヒスタミン放出促進作用のあることを発見し
て特許出願し(PCT/JP92/00275)、ラク
トフェリン加水分解物および/またはそれから分離した
特定のペプチドとビフィズス菌との併用によりIgA抗
体産生促進作用のあることを発見して特許出願し(特願
平4−188193号)、さらにラクトフェリン、ラク
トフェリン加水分解物またはこれらの混合物と上皮細胞
成長因子との併用による消化管細胞賦活作用のあること
も発見して特許出願した(特願平4−202724
号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来ラ
クトフェリン類の加水分解物が血清の存在下で抗体産生
促進作用を有するという報告はなされておらず、さら
に、血清の存在下でIgGおよびIgMの両クラスの抗
体産生を同時に促進するという報告は皆無であった。
この発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたもの
であり、全身性免疫に関係するIgGおよびIgMの両
クラスの抗体産生能を血清存在下で同時に促進する新し
い免疫賦活剤を提供することを目的としている。
【0006】
【問題を解決するための手段】この発明の発明者らは、
ラクトフェリン類の加水分解物の新規な作用効果につい
て鋭意研究を重ねた結果、ラクトフェリン類の加水分解
物が、血清存在下においても強い免疫賦活作用を発現
し、IgGおよびIgMの両クラスの抗体産生を同時に
促進することを発見し、この発明を完成した。
【0007】すなわち、この発明は、上記の課題を解決
するものとして、ウシのラクトフェリン、ウシのアポラ
クトフェリン、ウシの金属飽和ラクトフェリン、および
これらの任意の混合物からなる群より選択されたラクト
フェリンを加水分解して得られるラクトフェリン分解物
を有効成分とするIgGおよびIgMクラスの抗体産生
を促進する免疫賦活剤を提供する。次にこの発明につい
て詳しく説明する。
【0008】この発明において、出発物質として使用す
るラクトフェリンは、市販のラクトフェリン、ウシの初
乳、移行乳、常乳、末期乳等、またはこれらの乳の処理
物である脱脂乳、ホエー等(以下これらをまとめて乳等
と記載する)から常法(例えば、イオン交換クロマトグ
ラフィー)により分離したラクトフェリン、それらを塩
酸、クエン酸等により脱鉄したアポラクトフェリン、そ
れらを鉄、銅、亜鉛、マンガン等の金属でキレートさせ
た金属飽和ラクトフェリン、あるいはそれらの混合物で
あってよい(以下これらをまとめてLFと記載する)。
【0009】この発明に使用するラクトフェリン加水分
解物は、前記LFを酸または酵素で加水分解することに
よって得られる。酸による加水分解は、LFを0.1〜
20%(重量。以下、特に断りのない限り同じ)、望ま
しくは5〜15%の濃度で水または精製水等に溶解し、
得られた溶液に塩酸、リン酸等の無機酸、またはクエン
酸等の有機酸を添加し、溶液のpHを1〜4、望ましく
は2〜3に調整する。得られた溶液は、調整されたpH
に応じて、適当な温度で所定時間加熱して加水分解す
る。例えば、pHが1〜2に調整された場合には80〜
130℃、望ましくは90〜120℃で、pH2〜4に
調整された場合には100〜130℃、望ましくは10
0〜120℃で、それぞれ1〜120分間、望ましくは
5〜60分間加熱する。
【0010】酵素により加水分解する場合には、LFを
0.5〜20%、望ましくは5〜15%の濃度で水、精
製水等に溶解し、得られた溶液を使用される酵素の至適
pHに調整して加水分解する。使用する酵素には特に制
限がなく、市販の酵素、例えばモルシンF(商標。盛進
製薬社製。至適pH2.5〜3.0)、豚ペプシン(和
光純薬社製。至適pH2〜3)スミチームAP(商標。
新日本化学社製。至適pH3.0)、アマノM(商標。
アマノ製薬社製。至適pH3.0)、アマノA(商標、
アマノ製薬社製。至適pH7.0)、トリプシン(ノボ
社製。至適pH8.0)等を単用または併用するが、特
に、豚ペプシンを単用または他の任意の酵素との併用す
るのが望ましい。使用する酵素の量は、基質に対して
0.1〜5.0%の範囲、特に、0.5〜3.0%が望
ましい。
【0011】すなわち、この酵素による加水分解は、具
体的には、ラクトフェリン類の溶液のpHを調整し、上
記の酵素を適量添加した後、得られた溶液の温度を15
〜55℃、望ましくは30〜50℃で30〜600分
間、望ましくは60〜300分間保持してラクトフェリ
ン類を加水分解する。次いで溶液をそのまま、または中
和した後、酵素を常法により加熱失活する。
【0012】これらの酸または酵素を用いる方法によっ
て得られた反応液を、常法により冷却し、必要に応じて
中和、脱塩、脱色し、得られた溶液をそのまま、濃縮し
て液状の濃縮製品、または濃縮後乾燥して粉末製品とす
ることができる。前記の加水分解の条件は、厳密なもの
ではなく、製造コスト、例えば、温度、時間、酸または
酵素の種類および量、反応装置(加圧の有無)等を考慮
して適宜条件を設定できる。
【0013】以上の方法によって得られたLF分解物
は、種々の分子量を有する分解物の混合物であり、LF
分解物の分解率は、タンパク質の抗原性消失の観点か
ら、ホルモール滴定による分解度が6〜20%、特に7
〜15%の範囲が望ましい。こうして得られたLF分解
物は、血清存在下においてIgGおよびIgMクラスの
抗体産生を促進する免疫賦活活性を有する。
【0014】LF分解物の免疫賦活活性は、リンパ系細
胞を活性化し、主としてIgGおよびIgMクラスの抗
体産生を促進することにより全身性免疫を賦活化する。
従って、この発明によるラクトフェリン分解物は、その
まま、あるいは賦形剤または他の薬剤と混合してIgG
およびIgMクラスの抗体産生を促進する免疫賦活剤と
して用いることができる。
【0015】この発明の免疫賦活剤の投与量または摂取
量は、対象者の年齢、体重、症状等により異なるが、成
人1日当たりLF分解物として少なくとも0.1mg/
kg体重が望ましい。ラクトフェリン類、およびその加
水分解物は、天然物であるから、それらの安全性につい
て問題がないことは明らかである。
【0016】次に、試験例を示してこの発明の作用効果
を詳しく説明する。 試験例1 この試験は、マウス脾臓リンパ細胞のDNA合成促進作
用に及ぼすLF分解物の作用について調べるために行っ
た。 1.試料の調製 1)LF分解物の調製 乳等から分離したままの市販のLF[ベルギーのオレオ
フィナ社製。ここで「乳等から分離したままの」なる表
現は、ラクトフェリンの分離を行ったのみであって、脱
鉄、金属飽和等の化学処理を行っていないことを意味す
る(以下同じ)]を5%の濃度で精製水に溶解し、1M
の塩酸を添加し、pHを2〜3に調整し、豚ペプシン
(和光純薬社製)を基質に対して3%の割合で添加して
均一に混和した。次いで、この溶液を37℃で8時間保
持し、のち80℃で15分間保持して酵素を失活させ、
水酸化ナトリウム溶液で反応溶液を中和し、遠心(10
00rpmで10分間)して不溶解物を除去し、上清を
凍結乾燥し、試験試料を得た。 2)マウス脾臓リンパ細胞(以下リンパ細胞と記載す
る)の調製 SPFマウス(BALB/c系、雌、6週齢)を屠殺
し、脱血し、のち脾臓を無菌的に摘出し、常法(財団法
人日本生化学会編、『新生化学実験講座12 分子免疫
学I』、第1版、第9ページ、東京化学同人発行、19
89年)により個々のリンパ細胞を採取し、次の測定用
培地によりリンパ細胞を3回洗浄し、リンパ細胞数を4
×106 個/mlに調整した。 3)測定用培地の調製 10%のFBS、15mMのHEPESを添加したRP
MI1640(大日本製薬社製)培地を調製した。 2.実験方法 96穴マルチプレ−ト(ヌンク社製)に、1穴当たり2
×106 個の前記リンパ細胞および表1に示す濃度でL
F分解物を添加し(試験試料)、5%CO2 存在下、3
7℃で42時間培養した。その後、9.25kBq/ウ
エルの3 H−チミジン(ICN バイオメディカルズ社
製)を加え、さらに6時間、同一環境下で培養した。培
養終了後、常法により各穴の細胞を回収し、シンチレ−
ションカウンター(LKB社製)を用いてリンパ細胞に
取り込まれた3 H−チミジンのカウントを測定した。な
お、試験物質を添加しない対照試料についても同様に試
験した。
【0017】得られた1分間当たりのカウント値を次式
により標準化し、その値(SI:刺激指標)を表示し
た。 SI=(試験試料のカウント:cpm)/(対照試料の
カウント:cpm) 3.試験結果 この試験の結果は表1に示すとおりである。表1に示す
3回の反復試験の結果から明らかなように、LF分解物
を10μg/ml以上の濃度で添加した試料では、リン
パ細胞のDNA合成を促進することが認められ、LF分
解物の添加量の増加によりリンパ細胞のDNA合成が顕
著に促進された。血液を含む培地でリンパ細胞のDNA
合成が促進されたことは、血液を含まない培地よりも生
体に近い状態で、LF分解物がリンパ細胞の増殖を促進
することを示しており、リンパ細胞の増殖は、IgGお
よびIgMクラスの抗体産生を促進することが推定され
る。この推定は、次の試験例2により実証された。
【0018】なお、試験例1の結果を検証するために、
リンパ細胞の増殖を促進することが公知である市販のL
PSおよびConAを用いて同時に試験を行ったが、こ
の試験に誤りのないことが確認された。
【0019】
【表1】
【0020】試験例2 この試験は、LF分解物のIgGおよびIgMクラスの
抗体産生促進効果を調べるために行った。 1.試料の調製 試験例1と同一の方法によりLF分解物を調製した。 2.試験方法 リンパ細胞を試験例1と同一の方法により調製し、10
6 個/mlの割合に調整したリンパ細胞を、チューブ当
たり1mlずつ分注し、表2に示す濃度でLF分解物を
添加し、5%CO2 存在下、37℃で1週間培養した。
培養終了後、培養上清中のIgGおよびIgMクラスの
抗体量を酵素抗体法[イムノケミストリ−(Immunochemi
stry) 、第8巻、第871ペ−ジ、1971年]により
測定し、培養上清中にリンパ細胞から産生されたIgG
およびIgMの量を測定した。なお、LF分解物を添加
しない対照試料についても、前記と同一の方法によりI
gGおよびIgMの量を測定した。 3.試験結果 この試験の結果は、表2に示すとおりである。表2から
明らかなようにLF分解物を10μg/ml以上の濃度
で添加した試験試料において、IgGおよびIgMクラ
スの抗体産生が格段に促進されることが認められ、LF
分解物の添加量の増加によりこれらの抗体産生が顕著に
促進された。この試験結果は、従来全く知られていなか
ったLF分解物の新しい効果を示しており、この発明の
発明者らが初めて見出した事実である。
【0021】
【表2】
【0022】試験例3 この試験は、リンパ細胞のDNA合成促進作用に及ぼす
血清濃度について調べるために行った。 1.試料の調製および試験方法 培地中の血清濃度およびLF分解物の添加量を表3に示
すとおり変更したことを除き、試験例1と同一の方法に
より試験を行った。 2.試験結果 この試験の結果は、表3に示すとおりである。表3から
明らかなように、培地に添加する血清濃度およびLF分
解物の添加量の増加にともない、リンパ細胞のDNA合
成が、相乗的に促進されることが認められた。
【0023】
【表3】
【0024】次に実施例を示してこの発明をさらに詳細
かつ具体的に説明するが、この発明は以下の例に限定さ
れるものではない。
【0025】
【実施例】実施例1 試験例1と同一の方法によるラクトフェリン加水分解物 50.0(mg) 結晶セルロ−ス 170.0 コ−ンスタ−チ 66.0 タルク 11.0 ステアリン酸マグネシウム 3.0 1錠当たり上記の割合の各原料を常法により均一に混合
し、造粒し、乾燥し、打錠し、錠剤を得た。なお、ラク
トフェリン加水分解物以外の原料はいずれも市販品を用
いた。 実施例2 試験例1と同一の方法によるラクトフェリン加水分解物 50.0(g) 結晶セルロ−ス 375.0 コ−ンスタ−チ 575.0 上記各材料を均一に混合し、1gずつ常法により包装
し、散剤1000袋を調製した。なお、ラクトフェリン
加水分解物以外の原料はいずれも市販品を用いた。 実施例3 試験例1と同一の方法によるラクトフェリン加水分解物 20.0(g) 結晶セルロ−ス 78.0 コ−ンスタ−チ 20.0 乳糖 17.0 ポリビニルピロリドン 3.0 上記各材料を均一に混合し、常法により顆粒化し、約1
00mgずつゼラチン硬カプセル1000個に充填し、
カプセル剤を調製した。なお、ラクトフェリン加水分解
物以外の原料はいずれも市販品を用いた。
【0026】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この発明に
よって奏せられる効果は、次のとおりである。 1)リンパ球の増殖を促進し、IgGおよびIgMクラ
スの抗体の産生を増強することにより、疾病、老化等に
よる免疫能の低下を予防または改善することができる。 2)乳等の天然物より調製したLF分解物を有効成分と
しているので、極めて安全性が高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 浩文 神奈川県横浜市旭区南希望が丘118 森 永希望が丘寮 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 38/00 A61K 39/00 A61P 37/04 A61K 38/16 CA(STN) EMBASE(STN) MEDLINE(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウシのラクトフェリン、ウシのアポラク
    トフェリン、ウシの金属飽和ラクトフェリン、およびこ
    れらの任意の混合物からなる群より選択されたラクトフ
    ェリンを加水分解して得られるラクトフェリン分解物を
    有効成分とするIgGおよびIgMクラスの抗体産生を
    促進する免疫賦活剤。
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