JPH0523803U - 農用トラクタにおけるハーネスケーブルのジヨイント構造 - Google Patents

農用トラクタにおけるハーネスケーブルのジヨイント構造

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JPH0523803U
JPH0523803U JP5937791U JP5937791U JPH0523803U JP H0523803 U JPH0523803 U JP H0523803U JP 5937791 U JP5937791 U JP 5937791U JP 5937791 U JP5937791 U JP 5937791U JP H0523803 U JPH0523803 U JP H0523803U
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賢一 藤本
英機 神山
修一 戸上
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Yanmar Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農用トラクタのハーネスケーブルを確実に断
続操作できるようにした。 【構成】 自動接続機構7を具備するヒッチ装置6を介
して、トラクタの機体1と作業機Bを連結自在とすると
共に、同作業機B側には制御用検出センサ26を設け、か
つ、ハーネスケーブル27を介して機体1側と接続した農
用トラクタにおいて、上記ハーネスケーブル27のうち、
作業機側ハーネスケーブル27-2と、機体側ハーネスケー
ブル27-1とを、上下合せ面29,30 を有するカップリング
方式のジョイント31にて接続して、作業機Bの着脱に連
動して自動的にジョイント31を着脱可能に構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、農用トラクタにおけるハーネスケーブルのジョイント構造に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、農用トラクタの機体に、ヒッチ装置を介してロータリ作業機を着脱自在 に装着したものでは、ロータリ作業機の耕深を自動制御する検出センサがハーネ スケーブルを介して機体側のコントローラと接続されており、同ハーネスケーブ ルの中間には接続用カプラを介装したものが存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記ハーネスケーブルは、農用トラクタの機体よりロータリ作業機 を離す場合には、手作業により接続用カプラを分離する必要があり、この分離作 業が自動的にできないために、接続用カプラの分離作業を忘れた場合はロータリ 作業機を離したときにハーネスケーブルを切断して損傷することがあった。また 、逆にロータリ作業機をトラクタの機体側に接続する場合には、接続用カプラの 結合を忘れたり、接続をまちがえるといった問題点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、自動接続機構を具備するヒッチ装置を介して、トラクタの機体と作 業機を連結自在とすると共に、同作業機側には制御用検出センサを設け、かつ、 ハーネスケーブルを介して機体側と接続した農用トラクタにおいて、上記ハーネ スケーブルのうち、作業機側ハーネスケーブルと、機体側ハーネスケーブルとを 、上下合せ面を有するカップリング方式のジョイントにて接続して、作業機の着 脱に連動して自動的にジョイントを着脱可能に構成したことを特徴とする農用ト ラクタにおけるハーネスケーブルのジョイント構造を提供せんとするものである 。
【0005】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明すると、1は農用トラクタの機体 で、後部にトップリンク取付ブラケット2およびロアリンク取付ピン3を固着し て、これにトップリンク4及びロアリンク5を連結している。6はトップリンク 4及びロアリンク5の後端に連結するヒッチ装置で、自動接続機構7を具備しな がら作業機Bを自動的に装着可能としている。8は自動接続機構7を構成する背 面視門形状のヒッチフレームで、上部をトップリンク4に連結していると共に、 下部はロアリンク5と連結して上下に昇降自在に構成されている。
【0006】 9はリフトアーム、10はリフトリンクであって、リフトアーム9とロアリンク 5を連結している。11は機体1側のPTO軸12とクラッチケース13側のドックク ラッチ14とを自在に接続するユニバーサルジョイントである。
【0007】 また、上記ヒッチフレーム8の上部には、作業機Bであるロータリ作業機15の L字状アッパーアーム16を支持するU字状軸受部17を固着していると共に、同ヒ ッチフレーム8の下部両側には、ロータリ作業機15の下部両側に設けるロアリン クピン18,18 を係脱自在に嵌合するフック部19,19 を固着している。16-1はアッ パーアーム16の上部に設ける支点ピン、20はフック部19,19 に設ける後向き開口 部である。
【0008】 また、21はロアリンクピン18,18 を固定状態と開放状態に嵌合するロック機構 で、自動接続機構7を構成していると共に、上部には手元操作用の操作レバー22 を上下操作自在に設けている。21A は戻しバネである。
【0009】 23は、操作レバー22とロック機構21のアーム24とを連結する作動ロッド、25は ロック機構21の回動軸である。
【0010】 また、上記ロータリ作業機15には、耕耘深さを検出する制御用検出センサ26を 設けて、同制御用検出センサ26による検出結果を信号伝達用のハーネスケーブル 27にて機体1側に設けるコントローラ28に伝達する如く構成している。27-1は機 体側ハーネスケーブル、27-2はロータリ作業機側に設ける作業機側ハーネスケー ブルである。
【0011】 そして、両ハーネスケーブル27-1,27-2 は、上下合せ面29,30 を有するカップ リング方式のジョイント31を介して断続自在に接続されている。
【0012】 また、同ジョイント31はヒッチ装置6のヒッチフレーム8の内側に配設され、 ジョイント31の上側ジョイント31-1は、前記作動ロッド23に固着されていると共 に、同ジョイント31の下側ジョイント31-2は、ロータリ作業機15側のアッパーア ーム16に固着されている。
【0013】 32は上側ジョイント31-1を支持する上側ジョイントケース、33は取付パイプ、 34は固定ピンである。
【0014】 また、34-1は下側ジョイントケース、35は中心に設ける接続ピン、36は上側ジ ョイント31-1の電極で凸状となっている。37は下側ジョイント31-2の電極で凹状 となっている。
【0015】 本考案の実施例は上記のように構成されており、上記トラクタの機体1の後部 に、ロータリ作業機15を連結する場合は、リフトアーム9、及びリフトリンク10 を降下させながらロアリンク5を下方に下げる。そして、ヒッチフレーム8をロ ータリ作業機15の高さに合致させた状態で機体1を後退させる。
【0016】 また、これと同時に自動接続機構7のロック機構21を固定側にセットしておく 。そして、ヒッチフレーム8に設けるU字状軸受部17に、ロータリ作業機15側の アッパーアーム16の支点ピン16-1を嵌合させる。
【0017】 次に、リフトアーム9を上方に回動させるとヒッチフレーム8が上昇し、これ に伴ってロータリ作業機15側のロアリンクピン18,18 がフック部19,19 に嵌合し て、自動接続機構7により連結固定されるものである。
【0018】 また、これと同時に、操作レバー22が下向きに操作されて、作動ロッド23に固 着された上側ジョイント31-1が下側ジョイント31-2に嵌合するものである。
【0019】 したがって、自動的に両電極36,37 が接続されるから、制御用検出センサ26の 信号はハーネスケーブル27及びジョイント31を介して機体1側のコントローラ28 に伝達されるものである。
【0020】 また、機体1とロータリ作業機15との連結を離す場合は、操作レバー22を解除 方向に操作して、ジョイント31、及び自動接続機構7のロック機構21が解除側に セットされる。次に、リフトアーム9を降下させてヒッチフレーム8を地面近く まで下げることによりフック部19,19 とロータリ作業機15側のロアリンクピン18 ,18 が外される。
【0021】 そして、アッパーアーム16側の支点ピン16-1がヒッチフレーム8側のU字状軸 受部17より外されて両者が分割されるものである。
【0022】 上記実施例によれば、ロータリ作業機15側に設ける制御用検出センサ26と、ト ラクタの機体1側に設けるコントローラ28とをハーネスケーブル27を介して接続 するものにおいて、作業機側ハーネスケーブル27-2と機体側ハーネスケーブル27 -1とを、上下合せ面29,30 を有するカップリング方式のジョイント31にて接続す ると共に、同接続と切離し操作が、ロータリ作業機15の着脱に連動して自動的に 行なわれるものであるから、ハーネスケーフセルの接続及び切離しが確実に行な われるものである。また、ジョイント部の損傷を防止することができると共に、 運転操作が容易であるから、各種作業を能率的に行うことができるものである。
【0023】 また、上記実施例によれば、ハーネスケーブル27のジョイント31をヒッチ装置 6に設けると共に、同ヒッチ装置6の自動接続機構7を断続操作する操作レバー 22側とジョイント31とを連動連結したものであるから、ハーネスケーブル27のジ ョイント31を断続操作する操作手段とヒッチ装置6の操作レバー22とを兼用する ことができ、したがって操作部の構造が簡単であるから、製作コストが安価であ る。
【0024】 また、図5はハーネスケーブルのジョイント部の他の実施例を示すものであっ て、図中31A は上側ジョイント、32A は下側ジョイントで、同上側ジョイント31 A は引張りバネ31B により開閉自在となっている。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば、自動接続機構を具備するヒッチ装置を介してトラクタの機体 と作業機とを連結自在とすると共に、作業機側の制御用検出センサの信号を機体 側に伝達すべく設けたハーネスケーブルが、上下合せ面を有するカップリング式 のジョイントにて接続されているから、同ハーネスケーブルの接続及び切離しが 確実に行われるものである。また、ジョイント部の損傷を防止すると共に運転操 作が容易であり、各種作業を能率的に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用トラクタの機体と作業機の連結部を示す側
面図。
【図2】ヒッチ部の側面図。
【図3】同背面図。
【図4】ハーネスケーブルのジョイント部の一部断面拡
大側面図。
【図5】ハーネスケーブルのジョイント部の他の実施例
を示す側面図。
【符号の説明】
B 作業機 1 機体 6 ヒッチ装置 7 自動接続機構 22 操作レバー 26 制御用検出センサ 27 ハーネスケーブル 27-1 機体側ハーネスケーブル 27-2 作業機側ハーネスケーブル 31 ジョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 神山 英機 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーデイーゼル株式会社内 (72)考案者 戸上 修一 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動接続機構7を具備するヒッチ装置6
    を介して、トラクタの機体1と作業機Bを連結自在とす
    ると共に、同作業機B側には制御用検出センサ26を設
    け、かつ、ハーネスケーブル27を介して機体1側と接続
    した農用トラクタにおいて、 上記ハーネスケーブル27のうち、作業機側ハーネスケー
    ブル27-2と、機体側ハーネスケーブル27-1とを、上下合
    せ面29,30 を有するカップリング方式のジョイント31に
    て接続して、作業機Bの着脱に連動して自動的にジョイ
    ント31を着脱可能に構成したことを特徴とする農用トラ
    クタにおけるハーネスケーブルのジョイント構造。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011223898A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Sasaki Corporation 電装用カプラーを設けたオートヒッチ装置
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