JP3284598B2 - トラクタの作業機連結装置 - Google Patents

トラクタの作業機連結装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの作業機連
結装置に関し、車体に対して連結する作業機の制御のた
めの配線コネクタを、これら車体と作業機との間の連結
ヒッチ相互に設けることによって、作業機の連結と同時
に制御コネクタをも連結して、連結操作を簡単化するも
のである。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタ耕耘装置では、トラクタ車体の後部に耕耘装置を連
結して、耕耘装置による耕深を一定に制御する作業形態
がとられているが、この場合は、耕耘装置における耕耘
土壌を均平にするための均平板の角度を検出する耕深ポ
テンショメータ、該均平板を制御出力する制御モータ等
の配線を要し、これらの各接続端子を、ヒッチ相互間の
連結に伴って、同時に円滑に接合させようとするもので
ある。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、トラクタ車
体1に対して作業機2を連結するヒッチ3,4間に、制
御用の配線コネクタ5,6を接合分離自在に設けると共
に、これら両コネクタ5,6内に配設の各接合端子7,
8を、円錐形状の凹ピン9とこれに嵌合される凸ピン1
とで構成し、前記コネクタ5,6のいずれかを回り方
向及び差込方向に所定範囲移動自在に構成したことを特
徴とするトラクタの作業機連結装置の構成とした。
【0004】
【作用、及び発明の効果】トラクタ車体1のヒッチ3に
対して、作業機2のヒッチ4を接合させて、作業機2の
連結を行う。又、これらのヒッチ3,4の分離によって
作業機2の連結を外すことができる。このようなヒッチ
3,4相互間の接合、分離によって、同時に、これらヒ
ッチ3,4に対して一定の関係位置にあるコネクタ5と
6とが接合、分離される。コネクタ5の各端子7は、
端部が円錐形状の凹ピン9に形成され、コネクタ6の各
端子8は、この凹ピン9に嵌合し易い凸ピン10に形成
されているために、これらの嵌合案内が円滑に行われ
る。特にこの発明では、端子7、8の形状のみならず、
端子を支持するコネクタ5,6のうち、いずれか一方を
回り方向及び差込方向に移動自在としたのでピン9,1
0に無理な荷重が作用してこれが折れたり曲がったりす
るような恐れがなく、コネクタ5,6の接合が円滑に行
われて作業機連結の連結操作を容易化できる。
【0005】
【実施例】図1〜図4において、耕耘装置を作業機2と
して装着する場合を説明する。トラクタ車体1は、前車
輪11、後車輪12を有する四輪走行形態で、運転席1
3、ステアリングハンドル14等を有し、後部のリフト
アーム15によって昇降される左右一対のロアリンク1
6や、トップリンク17の後端にヒッチ3を取付けて、
耕耘装置の耕耘フレーム18のヒッチ4を連結させて、
この耕耘装置を昇降する。又、この連結と同時に、車体
1からの動力取出軸19によって、耕耘フレーム18側
の入力軸20を連結して耕耘軸21を伝動できる。22
は、この耕耘軸21に配設した耕耘爪である。23は耕
耘カバー、24は、耕耘カバー23後側の均平板で、左
右方向の均平軸25回りに上下回動自在で耕耘土壌面を
均平することができる。
【0006】車体1側のヒッチ3は、倒U字形態のヒッ
チ本体26に、前記動力取出軸19によって回転連動さ
れるカップリンク27を、前後方向へ揺動する揺動アー
ム28で吊下げて、ばね29で後方の作業機2側へ常時
張圧させている。又、このヒッチ本体26の左右両側下
部には、後側作業機2側のヒッチピン30と嵌合するピ
ンガイド31と、このピンガイド31に嵌合されたヒツ
チピン30と係合して外れを防ぐフックレバー32とを
有し、又、このヒッチ本体26の上端中央部には、作業
機2側のヒッチマスト33のヒッチピン34に係合する
フック35を有し、前記リフトアーム15の操作で、ヒ
ッチ3を昇降させながら、このフック35をヒッチピン
34を掬い上げるようにして係合して、更にこのヒッチ
3を上昇することによって、作業機2前部が浮上され
て、下部のヒッチピン30が、該上部のヒッチピン34
回りに前側へ作業機自重で揺動されて、各対向するピン
ガイド31に嵌合して、各々ばね36で張圧されたクッ
クレバー32で自動係合される。ヒッチ3,4の連結を
外すときはこのフックレバー32を手で操作して回せ
ば、ヒッチピン30がフックレバー32から外れてピン
ガイド31から脱出できる。
【0007】作業機2側のヒッチ4は、上記のように耕
耘フレーム18の中央部の伝動ケース37の左右両側下
部に位置するヒッチピン30と、ヒッチマスト33上端
のヒッチピン34とから構成される。伝動ケース37
は、前側に入力軸20を突出し、前記カップリング27
とスプライン勘合して連動できる。又、この入力軸20
からギヤ機構等を介して、横側の伝動ケース内を経る伝
動機構によって耕耘軸21を伝動する。
【0008】コネクタ5,6は、上記ヒッチ3,4に一
体に取付けられる。車体1側のヒッチ3のピンガイド3
1の内側には、ブラケット38によってコネクタ5を取
付け、又、作業機2側のヒッチ4のヒッチピン30の内
側には、ブラケット39によってコネクタ6を取付け
て、これらヒッチ3,4の接合時において、両コネクタ
5,6が対向接近して接合しうる位置に設定されてい
る。
【0009】コネクタ5の先端面に突出する各ハーネス
の端子7である凹ピン9は、ソケット状で、先端部を円
錐状に開き、対向して設けられる凸ピン10の嵌合を案
内し易く構成している。又、この凹ピン9に嵌合する各
凸ピン10は、コネクタ6の先端面に突出して、該各凹
ピン9と同位相に配置されている。又、コネクタ5,6
の嵌合部には位置合せのための切欠部40と、突出部4
1とが形成されて、各端子7,8の接合対が決められ
る。
【0010】コネクタ5の各端子7は、車体1における
電装装置やコントローラCPU等にハーネス42で連結
している。又、コネクタ6の各端子8は、作業機2側の
耕深ポテンショメータ44や、均平板24駆動用のモー
タ45等にハーネス43で連結している。これらコント
ローラからの出力によって、モータを作動して、均平板
24を上下回動して基準位置に制御したり、この均平板
24の上下回動角を該耕深ポテンショメータで検出し
て、これをコントローラへフィードバックしてリフトア
ーム15の出力回動によって一定の設定深さに維持すべ
く制御する。例えば、中央部の凹ピン9、凸ピン10を
アース用とし、この周部に耕深ポテンショメータ用と、
その基準用、モータ用とその基準用等の入出力端子を配
置している。
【0011】図5において、上例と異なる点は、コネク
タ5,6の連接時の位置決めと差込案内とを行う凹ガイ
ド46、凸ガイド47を設けたもので、コネクタ5,6
の外周部で接合端面に突出されている。凹ガイド46
は、板ばね状で、左右に開拡した形態とし、凸ガイド4
7は、この凹ガイド46に嵌合するようにくさび状に形
成されている。これら凹ガイド46と凸ガイド47とに
よってコネクタ5,6の回り方向の遊動を行いながら、
凹ピン9、凸ピン10の嵌合を行わせる。
【0012】図6、図7において、上例と異なる点は、
コネクタ5、又は6を、ばね48でブラケット38、又
は39へ弾発させて、このばね48に抗して、コネクタ
5の回り方向及び差込方向へ移動自在とするものであ
る。コネクタ5の基部に固定のディスク49を、ブラケ
ット38と挟持板50との間で挟持して、これらブラケ
ット38と挟持板50との間に亘って挿通するピン51
を、ばね48で張圧することによって、該ディスク49
を挟持させて、回動方向及びコネクタ差込方向へ移動自
在にしている。52は、コネクタ5の外周面に突出した
ストッパー、53は、挟持板50に設けた一対のストッ
パーで、このストッパー53の角度内でコネクタ5の回
動を規制するように構成している。
【0013】図8、図9において、上例と異なる点は、
コネクタ5を前記フックレバー32の回動によって上下
揺動させて、ヒッチ3,4連結によって、コネクタ5,
6を自動的に嵌合させるものである。ヒッチ3の左右両
側に設けられるフックレバー32は、ピンガイド31に
対してヒッチ4側のヒッチピン30が係合されるとき、
ばね36の張圧力に抗して回動されるが、このフックレ
バー32の回動軸54に、クランクアーム55を設け、
該ピンガイド31に抗して上下方向へ摺動自在に案内さ
せたブラケット38に、該クランクアーム55の先端部
を係合させて、このブラケット38と一体のコネクタ5
を、該フックレバー32がヒッチピン30の通過で開か
れたときは、図9のように上動し、フックレバー32が
閉じられたときは、図8のように下動する関係に連動し
ている。又、ヒッチ4側のコネクタ6は、該コネクタ5
と対向するように上向きに設定されている。
【0014】図10、図11において、上例と異なる点
は、動力取出軸19のカップリング27をクラッチ入
(伝動)位置に固定するためのロックレバー56を有
し、このロックレバー56の手動操作によって、ロッド
58連動でコネクタ5を上下揺動させて、コネクタ6に
対する接合、分離を行わせるものである。コネクタ5の
ブラケット38を上下動するためのクランクアーム55
の軸60を、ヒッチ本体26に枢支し、この軸60にロ
ックアーム59を一体に設けると共に、該ロッド58を
連結する。前記揺動アーム28の揺動圏にのぞむロック
アーム59によって、この揺動アーム28のばね29に
よる作業機2側への揺動位置を係止して、この揺動アー
ム28によるカップリング27の入力軸20への嵌合連
結を外れないようにロックして、作業機2側へ伝動を維
持する。このようなカップリング27の伝動位置は、該
ロックレバー56をヒッチ本体26上のカム57から外
した状態でロックさせて(図11)、ロックレバー56
をカム57上に係合させたときロック解除させる(図1
0)。
【0015】なお、このロックレバー56は、動力取出
軸19から上記カップリング27に連動される間に設け
るクラッチを入り位置にロック操作する構成とする形態
でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタ部の斜視図。
【図2】ヒッチ部の斜視図。
【図3】ヒッチ部の斜視図。
【図4】トラクタの側面図。
【図5】一部別実施例を示すコネクタ部の斜視図。
【図6】一部別実施例を示すコネクタ部の斜視図。
【図7】その側断面図。
【図8】一部別実施例を示すヒッチ部の斜視図。
【図9】その作用を示す斜視図。
【図10】一部別実施例を示すヒッチ部の斜視図。
【図11】その作用を示す斜面図。
【符号の説明】
1 車体 2 作業機 3 ヒッチ 4 ヒッチ 5 コネクタ 6 コネクタ 7 端子 8 端子 9 凹ピン 10 凸ピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタ車体1に対して作業機2を連結す
    るヒッチ3,4間に、制御用の配線コネクタ5,6を接
    合分離自在に設けると共に、これら両コネクタ5,6内
    に配設の各接合端子7,8を、円錐形状の凹ピン9とこ
    れに嵌合される凸ピン10とで構成し、前記コネクタ
    5,6のいずれかを回り方向及び差込方向に所定範囲移
    動自在に構成したことを特徴とするトラクタの作業機連
    結装置。
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JP5626985B2 (ja) * 2010-12-17 2014-11-19 株式会社ササキコーポレーション トラクタ作業機
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