JPH071929Y2 - トラクタと作業機の連結装置 - Google Patents
トラクタと作業機の連結装置Info
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- JPH071929Y2 JPH071929Y2 JP1692688U JP1692688U JPH071929Y2 JP H071929 Y2 JPH071929 Y2 JP H071929Y2 JP 1692688 U JP1692688 U JP 1692688U JP 1692688 U JP1692688 U JP 1692688U JP H071929 Y2 JPH071929 Y2 JP H071929Y2
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- Japan
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- shaft
- working machine
- tractor
- input shaft
- equipment cylinder
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトラクタと作業機の連結装置に関する。
(従来の技術) 中央1本のトップリンクと左右一対のロアリンクとから
成る3点リンク機構を介して、トラクタ後方にロータリ
耕耘装置を昇降自在で且つ着脱自在に連結する場合にお
いて、この連結作業を容易に行えるようにする技術が、
特開昭60−259104号公報に開示されている。
成る3点リンク機構を介して、トラクタ後方にロータリ
耕耘装置を昇降自在で且つ着脱自在に連結する場合にお
いて、この連結作業を容易に行えるようにする技術が、
特開昭60−259104号公報に開示されている。
上記のものでは、トップリンクと両ロアリンクの夫々の
耕耘装置側端部が連結体により連結され、連結体は、左
右方向中央部の上部に位置する上連結部と、左右両側部
の下部に位置する左右一対の下連結部とを有し、これら
上・下連結部が、作業機の対応する上・下連結部に分離
可能に連結される。
耕耘装置側端部が連結体により連結され、連結体は、左
右方向中央部の上部に位置する上連結部と、左右両側部
の下部に位置する左右一対の下連結部とを有し、これら
上・下連結部が、作業機の対応する上・下連結部に分離
可能に連結される。
(考案が解決しようとする課題) 然し乍ら、上記のものでは、トラクタのPTO軸と耕耘装
置の入力軸との連結の容易化については、何ら考慮され
ておらず、この点についての改善が要望されている。
置の入力軸との連結の容易化については、何ら考慮され
ておらず、この点についての改善が要望されている。
本考案は上記問題を解決できるトラクタと作業機の連結
装置を提供することを目的とする。
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく、本考案が採用した手段は、ト
ラクタ1に、中央1本のトップリンク10と左右一対のロ
アリンク11とから成る3点リンク機構9が昇降自在に備
えられ、トップリンク10と両ロアリンク11の夫々の作業
機側端部が連結体14により連結され、連結体14は、左右
方向中央部の上部に位置する上連結部23と、左右両側部
の下部に位置する左右一対の下連結部24とを有し、これ
ら上・下連結部23,24が、作業機Rの対応する上・下被
連結部36,37に分離可能に連結され、トラクタ1のPTO軸
7と作業機Rの人力軸35とが分離可能に連動連結された
ものにおいて、 連結体14に、連結体14と作業機Rの連結、分離時に同時
にPTO軸7と入力軸35とを連結、分離させるクラッチ装
置50が備えられ、クラッチ装置50は、略前後方向の軸心
を有すると共に連結体14に軸心方向に移動自在で且つい
ずれの径方向にも平行移動及び首振り自在に備えられた
装備筒58と、装備筒58内に支持されてPTO軸7と連動す
ると共に装備筒58と一体的に上記移動及び首振りをし且
つ入力軸35と分離可能に連動連結される連結軸52と、装
備筒58に捲周されて装備筒58の作業機側端部と連結体14
間に弾発状に介装されることで装備筒58及び連結軸52を
上記移動及び首振り可能に保持するバネ59と、装備筒58
の作業機側端部に備えられて軸心方向に関して連結軸52
よりも作業機側に位置するリング状案内体60とを有し、
案内体60は、装備筒58内周面と連結軸52間の隙間を作業
機側から視て閉塞状とすると共に、その内部に入力軸35
が挿脱自在に挿通され、案内体60の作業機側端面が、連
結軸側に向ってテーパ状とされ且つ入力軸35と連結軸52
の連結時に入力軸35を案内する案内面74とされた点にあ
る。
ラクタ1に、中央1本のトップリンク10と左右一対のロ
アリンク11とから成る3点リンク機構9が昇降自在に備
えられ、トップリンク10と両ロアリンク11の夫々の作業
機側端部が連結体14により連結され、連結体14は、左右
方向中央部の上部に位置する上連結部23と、左右両側部
の下部に位置する左右一対の下連結部24とを有し、これ
ら上・下連結部23,24が、作業機Rの対応する上・下被
連結部36,37に分離可能に連結され、トラクタ1のPTO軸
7と作業機Rの人力軸35とが分離可能に連動連結された
ものにおいて、 連結体14に、連結体14と作業機Rの連結、分離時に同時
にPTO軸7と入力軸35とを連結、分離させるクラッチ装
置50が備えられ、クラッチ装置50は、略前後方向の軸心
を有すると共に連結体14に軸心方向に移動自在で且つい
ずれの径方向にも平行移動及び首振り自在に備えられた
装備筒58と、装備筒58内に支持されてPTO軸7と連動す
ると共に装備筒58と一体的に上記移動及び首振りをし且
つ入力軸35と分離可能に連動連結される連結軸52と、装
備筒58に捲周されて装備筒58の作業機側端部と連結体14
間に弾発状に介装されることで装備筒58及び連結軸52を
上記移動及び首振り可能に保持するバネ59と、装備筒58
の作業機側端部に備えられて軸心方向に関して連結軸52
よりも作業機側に位置するリング状案内体60とを有し、
案内体60は、装備筒58内周面と連結軸52間の隙間を作業
機側から視て閉塞状とすると共に、その内部に入力軸35
が挿脱自在に挿通され、案内体60の作業機側端面が、連
結軸側に向ってテーパ状とされ且つ入力軸35と連結軸52
の連結時に入力軸35を案内する案内面74とされた点にあ
る。
(作用) トラクタ1への作業機Rの連結時には、連結体14の昇降
装置3による上昇により、連結体14の上・下連結部23,2
4に作業機Rの上・下連結部36,37が係合して、作業機R
のトラクタ1側に引寄せられ、阻止装置39により、上・
下被連結部36,37の上・下連結部23,24からの離脱が阻止
される。
装置3による上昇により、連結体14の上・下連結部23,2
4に作業機Rの上・下連結部36,37が係合して、作業機R
のトラクタ1側に引寄せられ、阻止装置39により、上・
下被連結部36,37の上・下連結部23,24からの離脱が阻止
される。
そして、連結体14の上・下連結部23,24と作業機Rの上
・下被連結部36,37との連結時に作業機Rがトラクタ1
側に引寄せられることで作業機Rの入力軸35とクラッチ
装置50の連結軸52とが解除自在に咬合連結される。
・下被連結部36,37との連結時に作業機Rがトラクタ1
側に引寄せられることで作業機Rの入力軸35とクラッチ
装置50の連結軸52とが解除自在に咬合連結される。
上記連結時に、連結軸52と入力軸35との軸心がずれてい
ても、案内体60の案内面74による入力軸35の案内と、装
備筒58及び連結軸52の径方向の移動や首振り等により、
上記軸心のずれが修正されて、連結軸52と入力軸35は良
好に連結される。
ても、案内体60の案内面74による入力軸35の案内と、装
備筒58及び連結軸52の径方向の移動や首振り等により、
上記軸心のずれが修正されて、連結軸52と入力軸35は良
好に連結される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第7図の図面に基
づき説明すれば、第4図において、1はトラクタ、2は
トラクタ車体、3はトラクタ車体2の後部に搭載された
昇降装置として例示する作業機昇降用油圧装置で、左右
一対のリフトアーム4を有する。5は座席、6は後輪、
7はPTO軸で、車体2後端から後方に突出している。
づき説明すれば、第4図において、1はトラクタ、2は
トラクタ車体、3はトラクタ車体2の後部に搭載された
昇降装置として例示する作業機昇降用油圧装置で、左右
一対のリフトアーム4を有する。5は座席、6は後輪、
7はPTO軸で、車体2後端から後方に突出している。
Rは作業機として例示するサイドドライブ式ロータリ耕
耘装置で、トラクタ1の後方に、3点リンク機構9を介
して昇降自在で且つ着脱自在に連結されている。
耘装置で、トラクタ1の後方に、3点リンク機構9を介
して昇降自在で且つ着脱自在に連結されている。
3点リンク機構9は、中央1本のトップリンク10と左右
一対のロアリンク11とから成り、各ロアリンク11と各リ
フトアーム4とが夫々リフトロッド12により連結されて
いる。
一対のロアリンク11とから成り、各ロアリンク11と各リ
フトアーム4とが夫々リフトロッド12により連結されて
いる。
第5図乃至第7図に示すように、14は連結体で、トップ
リンク10と両ロアリンク11の夫々の耕耘装置側端部、即
ち、後端部を連結するもので、上方に突出する正面視山
形状とされた円筒状本体15と、本体15の左右両側部間に
下方突出状に渡設された円筒状渡設材16と、本体15の左
右方向中央部から上方に突設された取付部18と、本体15
の左右両側端部から後方に突設された左右一対の受部材
19と、両受部材19から外側方に突設された左右一対の連
結ピン20等を有する。
リンク10と両ロアリンク11の夫々の耕耘装置側端部、即
ち、後端部を連結するもので、上方に突出する正面視山
形状とされた円筒状本体15と、本体15の左右両側部間に
下方突出状に渡設された円筒状渡設材16と、本体15の左
右方向中央部から上方に突設された取付部18と、本体15
の左右両側端部から後方に突設された左右一対の受部材
19と、両受部材19から外側方に突設された左右一対の連
結ピン20等を有する。
取付部18の前部には、トップリンク10の後端部が取付ピ
ン22により着脱自在に連結されている。取付部18の後部
には、上方に向って開口する上連結部23が切欠形成され
ている。
ン22により着脱自在に連結されている。取付部18の後部
には、上方に向って開口する上連結部23が切欠形成され
ている。
各受部材19には、後方に開口する下連結部24が形成され
ると共に、各連結ピン20には各ロアリンク11の後端部が
着脱自在に備えられている。
ると共に、各連結ピン20には各ロアリンク11の後端部が
着脱自在に備えられている。
耕耘装置Rは、前部上部の左右方向中央部に位置する入
力ケース26と、入力ケース26から前方斜め上方に突設さ
れたトップマスト27と、入力ケース26から左右両側方に
突設された一対のサポートアーム28と、各サポートアー
ム28の左右方向中途部から前方に突設された左右一対の
ブラケット29と、各サポートアーム28の外側端部から夫
々下設された伝動ケース30及びサイドプレートと、伝動
ケース30及びサイドプレートの下端部間に横架されて回
転駆動され且つ耕耘軸とこれに備えられた多数の耕耘爪
とから成る耕耘部31と、耕耘部31を覆被する耕耘カバー
32と、左右一対のゲージ軸33と、ゲージ軸33を昇降させ
る耕深調整機構34等を有する。
力ケース26と、入力ケース26から前方斜め上方に突設さ
れたトップマスト27と、入力ケース26から左右両側方に
突設された一対のサポートアーム28と、各サポートアー
ム28の左右方向中途部から前方に突設された左右一対の
ブラケット29と、各サポートアーム28の外側端部から夫
々下設された伝動ケース30及びサイドプレートと、伝動
ケース30及びサイドプレートの下端部間に横架されて回
転駆動され且つ耕耘軸とこれに備えられた多数の耕耘爪
とから成る耕耘部31と、耕耘部31を覆被する耕耘カバー
32と、左右一対のゲージ軸33と、ゲージ軸33を昇降させ
る耕深調整機構34等を有する。
入力ケース26には、前方に突出する入力軸35が回転自在
に支持されている。
に支持されている。
トップマスト27の上部には、連結体14の上連結部23と係
脱自在に係合する丸軸状の上被連結部36が左右方に配設
されている。
脱自在に係合する丸軸状の上被連結部36が左右方に配設
されている。
両ブラケット29の前部には、連結体14の両下連結部24と
係脱自在に係合する左右一対の丸軸状下被連結部37が左
右方向に配設されている。
係脱自在に係合する左右一対の丸軸状下被連結部37が左
右方向に配設されている。
39は左右一対の阻止装置で、各受部材19に備えられて、
各下被連結部37の各下連結部24からの離脱を解除自在に
阻止するもので、受部材19上に立設された装備筒40と、
装備筒40及び下連結部24の上下端部に挿入される抜止め
ピン41と、抜止めピン41を下方に付勢する付勢バネ42
と、装備筒40に固設され且つ抜止めピン41が下連結部24
内から離脱した位置で係脱自在に係止される固定板43
と、受部材19に枢支され且つ抜止めピン41を上記離脱し
た位置に解除自在に保持する規制体44と、規制体44のバ
ネ45等を有する。
各下被連結部37の各下連結部24からの離脱を解除自在に
阻止するもので、受部材19上に立設された装備筒40と、
装備筒40及び下連結部24の上下端部に挿入される抜止め
ピン41と、抜止めピン41を下方に付勢する付勢バネ42
と、装備筒40に固設され且つ抜止めピン41が下連結部24
内から離脱した位置で係脱自在に係止される固定板43
と、受部材19に枢支され且つ抜止めピン41を上記離脱し
た位置に解除自在に保持する規制体44と、規制体44のバ
ネ45等を有する。
ところで、トラクタ1のPTO軸7と耕耘装置Rの入力軸3
5とは、伸縮自在な伝動軸47と、伝動軸47の両端部に備
えられた前・後自在継手48,49と、クラッチ装置50とを
介して、分離可能に連動連結されている。
5とは、伸縮自在な伝動軸47と、伝動軸47の両端部に備
えられた前・後自在継手48,49と、クラッチ装置50とを
介して、分離可能に連動連結されている。
前自在継手48はPTO軸7に連動連結され、又、後自在継
手49は、前・後ヨーク51,52と、両ヨーク51,52を連結す
るスパイダ53とから成り、前ヨーク51は伝動軸47に解除
自在に連結されている。
手49は、前・後ヨーク51,52と、両ヨーク51,52を連結す
るスパイダ53とから成り、前ヨーク51は伝動軸47に解除
自在に連結されている。
クラッチ装置50は、連結体14と耕耘装置Rの連結、分離
時に、同時に、PTO軸7と入力軸35とを連結、分離させ
るもので、ブラケット55と、保持体56と、円筒状装備筒
58と、コイルバネ59と、リング状案内体60等を有する。
時に、同時に、PTO軸7と入力軸35とを連結、分離させ
るもので、ブラケット55と、保持体56と、円筒状装備筒
58と、コイルバネ59と、リング状案内体60等を有する。
ブラケット55は、連結体14の本体15上部の左右両側部間
に水平に渡設されるもので、断面が略L型状とされてい
る。
に水平に渡設されるもので、断面が略L型状とされてい
る。
保持体56は、前後に面状を呈する本体部62と、本体部62
の両側縁部及び下縁部に直交状に固設されて前方に突出
する補強部63とから成る。
の両側縁部及び下縁部に直交状に固設されて前方に突出
する補強部63とから成る。
保持体56の本体部62の上部はブラケット55の垂直壁部後
面に垂設されて、その左右両側部に取付ボルト64により
取付けられている。
面に垂設されて、その左右両側部に取付ボルト64により
取付けられている。
保持体56の本体部62には円形状の取付孔65が形成され、
この取付孔65に、略前後方向の軸心を有する装備筒58が
遊挿されて、軸心方向に移動可能とされると共に、径方
向のいずれの方向にも平行移動可能で且つ首振り可能と
されている。
この取付孔65に、略前後方向の軸心を有する装備筒58が
遊挿されて、軸心方向に移動可能とされると共に、径方
向のいずれの方向にも平行移動可能で且つ首振り可能と
されている。
装備筒58の前・後端部には、夫々、ワッシャ66,67及び
止め輪68,69が備えられ、ワッシャ66及び止め輪68によ
り、装備筒58の取付孔65から後方への抜けが防止されて
いる。
止め輪68,69が備えられ、ワッシャ66及び止め輪68によ
り、装備筒58の取付孔65から後方への抜けが防止されて
いる。
装備筒58には後自在継手49の後ヨーク52が連結軸として
軸受70を介して回転自在に支持され、装備筒58は後ヨー
ク52と共に上記移動及び首振りを行う。後ヨーク52の後
端部を除く後部内には、入力軸35の雄スプライン部71と
解除自在に咬合連結される雌スプライン部72が形成され
ている。
軸受70を介して回転自在に支持され、装備筒58は後ヨー
ク52と共に上記移動及び首振りを行う。後ヨーク52の後
端部を除く後部内には、入力軸35の雄スプライン部71と
解除自在に咬合連結される雌スプライン部72が形成され
ている。
コイルバネ59は装備筒58に捲周されて、両ワッシャ66,6
7間に弾発状に介装され、装備筒58及び後ヨーク52を上
記移動及び首振り可能に保持している。
7間に弾発状に介装され、装備筒58及び後ヨーク52を上
記移動及び首振り可能に保持している。
尚、コイルバネ59の縮小による装備筒58の軸心方向に関
する前方側への最大移動可能距離1は、入力軸35の雄
スプライン部71と後ヨーク52の雌スプライン部72との軸
心方向に関する咬合長さl2以上、即ち1≧l2とされて
いる。
する前方側への最大移動可能距離1は、入力軸35の雄
スプライン部71と後ヨーク52の雌スプライン部72との軸
心方向に関する咬合長さl2以上、即ち1≧l2とされて
いる。
案内体60は装備筒58の後端部内に嵌合されて、止め輪73
により着脱自在に抜止めされて、後ヨーク52よりも後方
側に位置する。
により着脱自在に抜止めされて、後ヨーク52よりも後方
側に位置する。
案内体60は、装備筒58内周面と後ヨーク52間の隙間を後
方から視て閉塞状とすると共に、その内部に入力軸35が
挿脱されるもので、その内径が、後ヨーク52の後端部内
径及び雌スプライン部72の谷径と同一乃至それよりも若
干大とされている。
方から視て閉塞状とすると共に、その内部に入力軸35が
挿脱されるもので、その内径が、後ヨーク52の後端部内
径及び雌スプライン部72の谷径と同一乃至それよりも若
干大とされている。
案内体60の後端面は、入力軸35と後ヨーク52の連結時に
入力軸35を案内する案内面74とされて、前方に向ってテ
ーパ状とされている。
入力軸35を案内する案内面74とされて、前方に向ってテ
ーパ状とされている。
上記のように構成した実施例によれば、トラクタ1に耕
耘装置Rを連結する際には、連結体14側においては、両
阻止装置39の抜止めピン41が引上げられて、規制体44に
より保持されている。又、耕耘装置Rは、地面に載置さ
れて、第6図に示すように、若干前傾姿勢とされてい
る。
耘装置Rを連結する際には、連結体14側においては、両
阻止装置39の抜止めピン41が引上げられて、規制体44に
より保持されている。又、耕耘装置Rは、地面に載置さ
れて、第6図に示すように、若干前傾姿勢とされてい
る。
この状態で、トラクタ1を後進させて、耕耘装置Rに接
近させ、第6図に示すように、耕耘装置Rの上・下各被
連結部36,37の前方斜め下方側に、連結体14の上・下各
連結部23,24を夫々位置させる。
近させ、第6図に示すように、耕耘装置Rの上・下各被
連結部36,37の前方斜め下方側に、連結体14の上・下各
連結部23,24を夫々位置させる。
次に3点リンク機構9、連結体14及びクラッチ装置50を
油圧装置3により徐々に上昇させて、まず、連結体14の
上連結部23内に上被連結部36を係合させるのであり、こ
の状態では、各下連結部24は各下被連結部37の前方側に
位置している。
油圧装置3により徐々に上昇させて、まず、連結体14の
上連結部23内に上被連結部36を係合させるのであり、こ
の状態では、各下連結部24は各下被連結部37の前方側に
位置している。
そして、3点リンク機構9、連結体14及びクラッチ装置
50を更に上昇させれば、連結体14の上連結部23内に上被
連結部36が係合していることから、上記3点リンク機構
9等の上昇により、耕耘装置Rは持上げられ乍ら上被連
結部36廻りにトラクタ1側、即ち、前方側に回動せしめ
られて、トラクタ1側に引寄せられる。
50を更に上昇させれば、連結体14の上連結部23内に上被
連結部36が係合していることから、上記3点リンク機構
9等の上昇により、耕耘装置Rは持上げられ乍ら上被連
結部36廻りにトラクタ1側、即ち、前方側に回動せしめ
られて、トラクタ1側に引寄せられる。
これにより、各下被連結軸37は各下連結部24内に後方か
ら係合し乍ら、規制体44を前方へ回動させ、各下連結部
24内の前部に位置する。
ら係合し乍ら、規制体44を前方へ回動させ、各下連結部
24内の前部に位置する。
又、規制体44の前方側への回動により、抜止めピン41の
保持が解除されて、抜止めピン41は、第5図に示すよう
に、下連結部24の上下端部に挿入され、下被連結部37の
下連結部24内からの離脱を阻止する。
保持が解除されて、抜止めピン41は、第5図に示すよう
に、下連結部24の上下端部に挿入され、下被連結部37の
下連結部24内からの離脱を阻止する。
ところで、上記のように、耕耘装置Rが上被連結部36廻
りにトラクタ1側へ回動して、連結体14の下連結部24に
下被連結部37が係合されることにより、耕耘装置Rの入
力軸35が後自在継手49の後ヨーク52内に進入して、入力
軸35の雄スプライン部71と後ヨーク52の雌スプライン部
72とが咬合される。
りにトラクタ1側へ回動して、連結体14の下連結部24に
下被連結部37が係合されることにより、耕耘装置Rの入
力軸35が後自在継手49の後ヨーク52内に進入して、入力
軸35の雄スプライン部71と後ヨーク52の雌スプライン部
72とが咬合される。
この場合において、入力軸35が後ヨーク52内に進入する
際に、両者の軸心が上下方向に大きくずれていても、入
力軸35は案内体60のテーパ状案内面74により案内され
て、後ヨーク52内へと導かれるのであり、上記のような
場合に、入力軸35が装備筒58内周面と後ヨーク52間に進
入して、軸受70等を損傷したりする惧れはない。
際に、両者の軸心が上下方向に大きくずれていても、入
力軸35は案内体60のテーパ状案内面74により案内され
て、後ヨーク52内へと導かれるのであり、上記のような
場合に、入力軸35が装備筒58内周面と後ヨーク52間に進
入して、軸受70等を損傷したりする惧れはない。
又、上記場合において、入力軸35が装備筒58及び後ヨー
ク52内に軸心方向後方から直線状に進入しているのでは
なく、耕耘装置Rが上被連結部36廻りに前方に回動し
て、その回動軸心廻りの回動により、入力軸35が装備筒
58及び後ヨーク52内に進入して、後ヨーク52と連結され
るので、入力軸35と後ヨーク52が連結前において正規位
置や正規姿勢からずれていない場合でも、入力軸35の後
ヨーク52内への進入時には、両者の軸心は交叉すること
になる。
ク52内に軸心方向後方から直線状に進入しているのでは
なく、耕耘装置Rが上被連結部36廻りに前方に回動し
て、その回動軸心廻りの回動により、入力軸35が装備筒
58及び後ヨーク52内に進入して、後ヨーク52と連結され
るので、入力軸35と後ヨーク52が連結前において正規位
置や正規姿勢からずれていない場合でも、入力軸35の後
ヨーク52内への進入時には、両者の軸心は交叉すること
になる。
然し乍ら、装備筒58及び後ヨーク52が保持体56にいずれ
かの径方向にも平行移動可能で且つ首振り可能に備えら
れているので、入力軸35と後ヨーク52との連結時に、装
備筒58及び後ヨーク52が上下方向に大きく首振りし、又
平行移動することで、入力軸35と後ヨーク52の軸心のず
れは修正され、両者はこじれることなく円滑に咬合連結
される。
かの径方向にも平行移動可能で且つ首振り可能に備えら
れているので、入力軸35と後ヨーク52との連結時に、装
備筒58及び後ヨーク52が上下方向に大きく首振りし、又
平行移動することで、入力軸35と後ヨーク52の軸心のず
れは修正され、両者はこじれることなく円滑に咬合連結
される。
又、入力軸35と後ヨーク52が連結前において正規位置や
正規姿勢からずれおり、入力軸35の後ヨーク52の連結時
に、上記ずれによる両者の軸心のずれがあっても、後ヨ
ーク52の径方向への平行移動や首振りにより、入力軸35
と後ヨーク52の軸心のずれは修正され、両者は円滑且つ
良好に連結される。
正規姿勢からずれおり、入力軸35の後ヨーク52の連結時
に、上記ずれによる両者の軸心のずれがあっても、後ヨ
ーク52の径方向への平行移動や首振りにより、入力軸35
と後ヨーク52の軸心のずれは修正され、両者は円滑且つ
良好に連結される。
更に、入力軸35の後ヨーク52の連結時に、入力軸35の雄
スプライン部71と、後ヨーク52の雌スプライン部72とが
周方向に関して対応合致しておらず、雄,雌スプライン
部71,72が咬合しない場合も考えられる。
スプライン部71と、後ヨーク52の雌スプライン部72とが
周方向に関して対応合致しておらず、雄,雌スプライン
部71,72が咬合しない場合も考えられる。
而して、装備筒58が保持体56に軸心方向に移動自在に備
えられて、装備筒58の軸心方向に関する前方側への最大
移動可能距離1が、入力軸35の雄スプライン部71と後
ヨーク52の雌スプライン部72の軸心方向に関する咬合長
さl2以上とされているので、上記のような場合でも、耕
耘装置Rの上被連結部36廻りの前方側への回動により、
雄・雌スプライン部71,72の対向端部が接当した状態
で、装備筒58や後ヨーク52等が入力軸35により押され
て、コイルバネ59及び伝動軸47を縮小し乍ら前進し、何
ら問題なく、連結体14の下連結部24内に耕耘装置Rの下
被連結部37が係合される。
えられて、装備筒58の軸心方向に関する前方側への最大
移動可能距離1が、入力軸35の雄スプライン部71と後
ヨーク52の雌スプライン部72の軸心方向に関する咬合長
さl2以上とされているので、上記のような場合でも、耕
耘装置Rの上被連結部36廻りの前方側への回動により、
雄・雌スプライン部71,72の対向端部が接当した状態
で、装備筒58や後ヨーク52等が入力軸35により押され
て、コイルバネ59及び伝動軸47を縮小し乍ら前進し、何
ら問題なく、連結体14の下連結部24内に耕耘装置Rの下
被連結部37が係合される。
そして、上記係合後、PTO軸7を軽く回転駆動すること
により、伝動軸47等を介して、後ヨーク52が回転して、
その雌スプライン部72と入力軸35の雄スプライン部71と
が周方向に関して対応合致する。
により、伝動軸47等を介して、後ヨーク52が回転して、
その雌スプライン部72と入力軸35の雄スプライン部71と
が周方向に関して対応合致する。
そして、この対応合致した際に、コイルバネ59の弾発力
により、装備筒58や後ヨーク52が、伝動軸47を伸長させ
乍ら後進して、後ヨーク52の雌スプライン部72と入力軸
35の雄スプライン部71とが咬合せしめられる。
により、装備筒58や後ヨーク52が、伝動軸47を伸長させ
乍ら後進して、後ヨーク52の雌スプライン部72と入力軸
35の雄スプライン部71とが咬合せしめられる。
上記のようにして、耕耘装置Rのトラクタ1に対する連
結作業を終了する。
結作業を終了する。
次に、耕耘装置Rをトラクタ1から分離させる際には、
上記とは逆の手順で作業を行なうのであり、まず、阻止
装置39の抜止めピン41を引上げて、第6図の仮想線で示
すように、固定板43に係止して、抜止めピン41を下連結
部24内から離脱した位置にロックする。
上記とは逆の手順で作業を行なうのであり、まず、阻止
装置39の抜止めピン41を引上げて、第6図の仮想線で示
すように、固定板43に係止して、抜止めピン41を下連結
部24内から離脱した位置にロックする。
この状態で、油圧装置3により、3点リンク機構9、連
結体14を介して、耕耘装置Rを下降させて、耕耘装置R
の耕耘部31を接地させる。
結体14を介して、耕耘装置Rを下降させて、耕耘装置R
の耕耘部31を接地させる。
そして、更に、3点リンク機構9、連結体14を下降させ
れば、耕耘装置Rが上被連結部36廻りに後方側に回動し
て、前傾し、まず、連結体14の下連結部24内から耕耘装
置Rの下被連結部37が離脱すると共に、入力軸35が後ヨ
ーク52や装備筒58を上下方向に首振り及び平行移動させ
乍ら後ヨーク52内から離脱して、入力軸35と後ヨーク52
の連結は解除される。
れば、耕耘装置Rが上被連結部36廻りに後方側に回動し
て、前傾し、まず、連結体14の下連結部24内から耕耘装
置Rの下被連結部37が離脱すると共に、入力軸35が後ヨ
ーク52や装備筒58を上下方向に首振り及び平行移動させ
乍ら後ヨーク52内から離脱して、入力軸35と後ヨーク52
の連結は解除される。
そして、更に、連結体14を下降させれば、連結体14の上
連結部23内から、耕耘装置Rの上被連結部36が相対的に
上方側に離脱する。
連結部23内から、耕耘装置Rの上被連結部36が相対的に
上方側に離脱する。
これにより、トラクタ1からの耕耘装置Rの分離作業は
終了する。
終了する。
第8図及び第9図は本考案とは異なるトラクタと作業機
の連結装置を示すもので、取付部18は正面視門型状とさ
れて、その後端部にストッパ76が固設され、又、上連結
部23は円弧状とされて、トップリンク10の後部下面から
後方に突設されている。
の連結装置を示すもので、取付部18は正面視門型状とさ
れて、その後端部にストッパ76が固設され、又、上連結
部23は円弧状とされて、トップリンク10の後部下面から
後方に突設されている。
トップマスト27上端部には、サポートリンク77を連結固
定するための取付ボルト78が左右方向に挿通されて、取
付ボルト78にナット79が螺結されると共に、取付ボルト
78には、楕円形状の上被連結部36が回動時に套嵌されて
おり、ナット79の締結により、上被連結部36は任意回動
位置で固定される。
定するための取付ボルト78が左右方向に挿通されて、取
付ボルト78にナット79が螺結されると共に、取付ボルト
78には、楕円形状の上被連結部36が回動時に套嵌されて
おり、ナット79の締結により、上被連結部36は任意回動
位置で固定される。
上被連結部36は上連結部23上面とストッパ76間の隙間に
係合されるが、上被連結部36の上記隙間内での遊びは、
上被連結部36の回動により調整される。
係合されるが、上被連結部36の上記隙間内での遊びは、
上被連結部36の回動により調整される。
第10図及び第11図は本考案とは別のトラクタと作業機の
連結装置を示すもので、連結体14の本体15の左右両側部
の下端部からは左右一対の突設板81が後方に突設され、
これら突設板81に下連結部24が切欠形成されている。
連結装置を示すもので、連結体14の本体15の左右両側部
の下端部からは左右一対の突設板81が後方に突設され、
これら突設板81に下連結部24が切欠形成されている。
そして、連結ピン20が突設板81及び本体15に貫挿されて
いる。
いる。
又、作業機82としては、溝掘機や畦塗り機等が使用さ
れ、その左右方向の重心位置が連結体14の左右方向の中
心から一側方にずれている。
れ、その左右方向の重心位置が連結体14の左右方向の中
心から一側方にずれている。
そして、作業機82のブラケット29前部の上面には、上被
連結部36を中心とした円弧状、あるいは、直線状のガイ
ド部83が形成されており、作業機82のトラクタ1への連
結時に、作業機82が上被連結部36廻りにトラクタ側へ回
動した際に、ガイド部83が連結ピン20を案内支持する。
連結部36を中心とした円弧状、あるいは、直線状のガイ
ド部83が形成されており、作業機82のトラクタ1への連
結時に、作業機82が上被連結部36廻りにトラクタ側へ回
動した際に、ガイド部83が連結ピン20を案内支持する。
これにより、作業機82の左右方向に関する重心位置が連
結体14の左右方向に関する中心から一側方にずれていて
も、上記のように、作業機82が上被連結部36廻りにトラ
クタ側へ回動する際に、作業機82が左右方向に関して傾
むいたりすることがなく、下被連結部37の下連結部24内
への係合連結を容易に行える。
結体14の左右方向に関する中心から一側方にずれていて
も、上記のように、作業機82が上被連結部36廻りにトラ
クタ側へ回動する際に、作業機82が左右方向に関して傾
むいたりすることがなく、下被連結部37の下連結部24内
への係合連結を容易に行える。
第12図及び第13図は、本考案とは別のロアリンクのガイ
ド装置を示し、PTO軸7を覆うカバー85が車体2後端に
備えられ、カバー85下部にガイド体86が備えられてい
る。
ド装置を示し、PTO軸7を覆うカバー85が車体2後端に
備えられ、カバー85下部にガイド体86が備えられてい
る。
ガイド体86は、カバー85に取付けられる取付板87と、取
付板87から下設されたくの字状ガイド棒88とを有し、ガ
イド棒88下端部はヒッチフレーム89に接当している。
付板87から下設されたくの字状ガイド棒88とを有し、ガ
イド棒88下端部はヒッチフレーム89に接当している。
そして、チェックチェン90が緩んでいる状態で、ロアリ
ンク11を昇降させた場合に、ロアリンク11が内側方へ揺
動しても、ガイド棒88がロアリンク11を案内して、ロア
リンク11がカバー85に当ったりすることはない。
ンク11を昇降させた場合に、ロアリンク11が内側方へ揺
動しても、ガイド棒88がロアリンク11を案内して、ロア
リンク11がカバー85に当ったりすることはない。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、3点リンク機構
と作業機の連結作業のみならず、トラクタのPTO軸と作
業機の入力軸との連結作業も容易且つ確実に行うことが
でき、トラクタに対する作業機の連結作業をより一層容
易且つ短時間で行うことができる。又、PTO軸と連動す
る連結軸と入力軸との連結時に、両者の軸心がずれてい
ても、案内体の案内面による入力軸の案内と、装備筒及
び連結軸の移動や首振りとにより、上記軸心のずれが修
正されて、連結軸と入力軸は良好に連結され、従って、
連結軸と入力軸の連結時に、入力軸が装備筒内周面と連
結軸間に進入したりして、良好に連結されなかったりす
る惧れはない。本考案は上記利点を有し、実益大であ
る。
と作業機の連結作業のみならず、トラクタのPTO軸と作
業機の入力軸との連結作業も容易且つ確実に行うことが
でき、トラクタに対する作業機の連結作業をより一層容
易且つ短時間で行うことができる。又、PTO軸と連動す
る連結軸と入力軸との連結時に、両者の軸心がずれてい
ても、案内体の案内面による入力軸の案内と、装備筒及
び連結軸の移動や首振りとにより、上記軸心のずれが修
正されて、連結軸と入力軸は良好に連結され、従って、
連結軸と入力軸の連結時に、入力軸が装備筒内周面と連
結軸間に進入したりして、良好に連結されなかったりす
る惧れはない。本考案は上記利点を有し、実益大であ
る。
第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示し、第1図及
び第2図の各図は相異なる作動体勢を示すクラッチ装置
等の縦側断面図、第3図は同一部断面側面図、第4図は
全体側面図、第5図及び第6図の各図は相異なる作動状
態を示す要部の一部断面側面図、第7図は同一部断面正
面図、第8図及び第9図は本考案とは異なるトラクタと
作業機の連結装置を示し、第8図は要部の縦側断面図、
第9図は上被連結部等の背面図、第10図及び第11図は本
考案とは異なるトラクタと作業機の連結装置を示し、第
10図は要部の一部断面側面図、第11図は第10図のA−A
線矢視断面図、第12図及び第13図は本考案とは別のロア
リンクのガイド装置を示し、第12図は背面図、第13図は
側面図である。 1……トラクタ、7……PTO軸、9……3点リンク機
構、10……トップリンク、11……ロアリンク、14……連
結体、23,24……上・下連結部、35……入力軸、36,37…
…上・下被連結部、50……クラッチ装置、52……後ヨー
ク(連結軸)、58……装備筒、59……コイルバネ、60…
…案内体、74……案内面。
び第2図の各図は相異なる作動体勢を示すクラッチ装置
等の縦側断面図、第3図は同一部断面側面図、第4図は
全体側面図、第5図及び第6図の各図は相異なる作動状
態を示す要部の一部断面側面図、第7図は同一部断面正
面図、第8図及び第9図は本考案とは異なるトラクタと
作業機の連結装置を示し、第8図は要部の縦側断面図、
第9図は上被連結部等の背面図、第10図及び第11図は本
考案とは異なるトラクタと作業機の連結装置を示し、第
10図は要部の一部断面側面図、第11図は第10図のA−A
線矢視断面図、第12図及び第13図は本考案とは別のロア
リンクのガイド装置を示し、第12図は背面図、第13図は
側面図である。 1……トラクタ、7……PTO軸、9……3点リンク機
構、10……トップリンク、11……ロアリンク、14……連
結体、23,24……上・下連結部、35……入力軸、36,37…
…上・下被連結部、50……クラッチ装置、52……後ヨー
ク(連結軸)、58……装備筒、59……コイルバネ、60…
…案内体、74……案内面。
Claims (1)
- 【請求項1】トラクタ1に、中央1本のトップリンク10
と左右一対のロアリンク11とから成る3点リンク機構9
が昇降自在に備えられ、トップリンク10と両ロアリンク
11の夫々の作業機側端部が連結体14により連結され、連
結体14は、左右方向中央部の上部に位置する上連結部23
と、左右両側部の下部に位置する左右一対の下連結部24
とを有し、これら上・下連結部23,24が、作業機Rの対
応する上・下被連結部36,37に分離可能に連結され、ト
ラクタ1のPTO軸7と作業機Rの入力軸35とが分離可能
に連動連結されたものにおいて、 連結体14に、連結体14と作業機Rの連結、分離時に同時
にPTO軸7と入力軸35とを連結、分離させるクラッチ装
置50が備えられ、クラッチ装置50は、略前後方向の軸心
を有すると共に連結体14に軸心方向に移動自在で且つい
ずれの径方向にも平行移動及び首振り自在に備えられた
装備筒58と、装備筒58内に支持されてPTO軸7と連動す
ると共に装備筒58と一体的に上記移動及び首振りをし且
つ入力軸35と分離可能に連動連結される連結軸52と、装
備筒58に捲周されて装備筒58の作業機側端部と連結体14
間に弾発状に介装されることで装備筒58及び連結軸52を
上記移動及び首振り可能に保持するバネ59と、装備筒58
の作業機側端部に備えられて軸心方向に関して連結軸52
よりも作業機側に位置するリング状案内体60とを有し、
案内体60は、装備筒58内周面と連結軸52間の隙間を作業
機側から視て閉塞状とすると共に、その内部に入力軸35
が挿脱自在に挿通され、案内体60の作業機側端面が、連
結軸側に向ってテーパ状とされ且つ入力軸35と連結軸52
の連結時に入力軸35を案内する案内面74とされたことを
特徴とするトラクタと作業機の連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1692688U JPH071929Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | トラクタと作業機の連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1692688U JPH071929Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | トラクタと作業機の連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01121308U JPH01121308U (ja) | 1989-08-17 |
JPH071929Y2 true JPH071929Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31230279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1692688U Expired - Lifetime JPH071929Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | トラクタと作業機の連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071929Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP1692688U patent/JPH071929Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01121308U (ja) | 1989-08-17 |
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