JPH0523767U - 磁気デイスク駆動用モータ - Google Patents

磁気デイスク駆動用モータ

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Publication number
JPH0523767U
JPH0523767U JP7760191U JP7760191U JPH0523767U JP H0523767 U JPH0523767 U JP H0523767U JP 7760191 U JP7760191 U JP 7760191U JP 7760191 U JP7760191 U JP 7760191U JP H0523767 U JPH0523767 U JP H0523767U
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JP
Japan
Prior art keywords
bearing holder
bearing
magnetic disk
disk drive
drive motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7760191U
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English (en)
Inventor
豊 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 軸受を軸受ホルダー12内に支持するにあた
って、軸受ホルダー12側に真円度等の加工精度上のバ
ラツキがあっても、簡易な構成によって、軸受を高精度
で良好に取り付けることを可能とする。 【構成】 軸受ホルダー12に、軸方向に延在するよう
に割溝12aを形成し、この割溝12aを介して円周方
向に分割配置された複数の可撓性胴部片12bを備える
ことによって、軸受ホルダー12の中空内部に軸受体を
圧入した際に、軸受ホルダー12の可撓性胴部片12b
を撓ませつつ軸受体の外周に沿わせるようにしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気ディスクを回転駆動させるための磁気ディスク駆動用モータに 関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に用いられているディスク駆動装置のディスク駆動モータは、例えば図3 に示されているような構造を有している。
【0003】 図3において、フレーム1の略中央部分には、中空円筒状の軸受ホルダー1a が一体的に立設されており、この軸受ホルダー1aの内周側に、軸受手段として の一対のボールベアリング2,2が軸方向に並設するように圧入・固着されてい る。上記ボールベアリング2,2の内輪部分には、シャフト3が接着・固定され て回転自在に支承されており、このシャフト3の図示上端部分にハブ4の中心部 分が嵌合固定されている。このハブ4の胴部外周には、磁気ディスク5が装着さ れている。
【0004】 また前記軸受ホルダー1aの外周には、ステータコア6が固定されているとと もに、このステータコア6にコア巻線7が接着にて装荷されており、これによっ て電動機の電機子(固定子)が構成されている。一方前記ハブ4の内周壁面には 、上記コア巻線7の外周に対向するようにして環状の駆動マグネット8が接着・ 固定されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の軸受取付構造では、軸受ホルダー4aに真円度 等の精度上のバラツキがあると、軸受(ボールベアリング3)に対し無用な応力 が負荷されることがあり、この応力が、回転精度に悪影響を及ぼすおそれがある 。特にハブ4において、いわゆるアキシャル振れが非繰返し成分状態で発生する 場合には、磁気ディスクがヘッドに衝突する等の不具合を生じることもある。
【0006】 そこで本考案は、簡易な構成によって、軸受ホルダー側の加工精度にかかわら ず、軸受を高精度で良好に取り付けることができるようにした磁気ディスク駆動 用モータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、フレームに一体形成された中空円筒状の軸 受ホルダーと、この軸受ホルダーの中空内部に圧入されたシャフト支持用の軸受 とを備えてなる磁気ディスク駆動用モータにおいて、前記軸受ホルダーは、軸方 向に延在する割溝を介して円周方向に分割配置されてなる複数の可撓性胴片を備 えた構成を有している。
【0008】 また請求項2に記載された考案は、請求項1に記載の磁気ディスク駆動用モー タにおいて、軸受ホルダーの割溝が複数条形成されてなり、これら各割溝の中心 軸に関する対面側が、可撓性胴片の壁部になされた構成を有している。
【0009】
【作用】
このような構成を備える手段において、軸受ホルダーの中空内部に対し軸受が 圧入された際、軸受の外周に沿うようにして軸受ホルダーの可撓性胴片が撓むこ ととなり、その結果軸受に無用な応力が負荷されないようになっている。
【0010】 このとき特に請求項2における手段においては、軸受ホルダーにおける可撓性 胴部の各片部が、同一の方向に撓むことはなく、したがって軸受ホルダーに過度 の撓み等を生じることなく軸受が良好に支持されるようになっている。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 まず図2に示されているように、フレーム11の略中央部分には、中空円筒状 の軸受ホルダー12が一体に立設されており、この軸受ホルダー12の中空内部 に一対の軸受としてのボールベアリング13,14が圧入されている。これら一 対のボールベアリング13,14は、軸受ホルダー12の軸方向に並設されるよ うにして圧入されており、外輪の外周側が軸受ホルダー12の内周側に接着され 、また内輪の内周側が、ハブ15の中心部に設けられたシャフト15aの外周側 に接着されている。
【0012】 このとき図1に示されているように、上述した軸受ホルダー12の筒状胴部に は、割溝12aが3条にわたって形成されている。これら各割溝12a,12a ,12aは、軸方向に向かって所定の長さ延在されており、円周方向に等ピッチ 間隔で配置されている。そしてこれら3条の割溝12a,12a,12aによっ て、軸受ホルダー12の全体が円周方向に3分割されており、各割溝12aを介 して3体の可撓性胴片12b,12b,12bが円周方向に並設されている。
【0013】 このとき軸受ホルダー12の中心軸12cに関して、上記各割溝12aに対面 側の部分は、可撓性胴片12bの壁部に設定されており、一対の割溝12a,1 2aどうし、及び一対の可撓性胴片12b,12bどうしは、相互に対面される ことのないように配置されている。
【0014】 また図2に戻って、前記ハブ15の外周側胴部は、シャフト15aを中心とす る中空円筒状に成形されており、その外周フランジ部15bの外周面に、図示を 省略した磁気ディスクが装着されるようになっている。またこのハブ15の外周 フランジ部15bの内周壁面には、環状の駆動マグネット16が設置されている 。一方前記フレーム11側の軸受ホルダー12の外周部には、ステータコア17 が固定されており、このステータコア17の外周面が、上記駆動マグネット16 の内周側に対面されている。また上記ステータコア17には、コア巻線18が装 荷されている。
【0015】 このような実施例において、軸受ホルダー12の中空内部に軸受としてのボー ルベアリング13,14が圧入された際、そのボールベアリング13,14の外 周に沿うようにして、軸受ホルダー12の各可撓性胴片12bが撓むこととなる 。したがって軸受ホルダー12に真円度等の精度上のバラツキがあった場合でも 、ボールベアリング13,14は、軸受ホルダー12側から無用な応力を負荷さ れることなく高精度に保持される。
【0016】 さらにこのとき、軸受ホルダー12における可撓性胴片12bのそれぞれは、 相互に対面することのないように配置されているため、各々が同一の方向に撓む ことはない。したがって可撓性胴片12bが撓みつつボールベアリング13,1 4を保持するにあたって、軸受ホルダー12が過度に撓むことはなく、したがっ てボールベアリング13,14は、より一層安定的に支持されるようになってい る。
【0017】 なお上述した実施例は、割溝12aを3条にわたって形成したものであるが、 割溝12aを2条以下にて設ける場合、あるいは4条対以上に設ける場合も同様 である。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように本考案は、軸受ホルダーを、割溝を介して円周方向に分割す ることによって複数の可撓性胴片から構成し、軸受ホルダー内に軸受を圧入した 際に、軸受ホルダーの可撓性胴片を軸受の外周に沿わせるように撓ませることと したものであるから、軸受ホルダーに真円度等の加工精度上のバラツキがあった 場合でも、軸受に無用な応力を負荷させることなく支持することができ、簡易な 構成によって、軸受を高精度で良好に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における磁気ディスク駆動用
モータの軸受ホルダー構造を表わした外観斜視説明図で
ある。
【図2】本考案を適用した磁気ディスク駆動用モータの
全体構造を表わした半断面説明図である。
【図3】従来における磁気ディスク駆動用モータの一例
を表わした横断面説明図である。
【符号の説明】
11 フレーム 12 軸受ホルダー 12a 割溝 12b 可撓性胴片 13,14 ボールベアリング 15 ハブ 15a シャフト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム側に一体形成された中空円筒状
    の軸受ホルダーと、この軸受ホルダーの中空内部に圧入
    されたシャフト支持用の軸受とを備えてなる磁気ディス
    ク駆動用モータにおいて、 前記軸受ホルダーは、軸方向に延在する割溝を介して円
    周方向に分割配置された複数の可撓性胴片からなること
    を特徴とする磁気ディスク駆動用モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気ディスク駆動用モ
    ータにおいて、 軸受ホルダーの割溝は複数条形成されてなり、軸受ホル
    ダーの中心軸に関して上記各割溝の対面側部分には、可
    撓性胴片の壁部が配置されていることを特徴とする磁気
    ディスク駆動用モータ。
JP7760191U 1991-08-30 1991-08-30 磁気デイスク駆動用モータ Pending JPH0523767U (ja)

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JP7760191U JPH0523767U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 磁気デイスク駆動用モータ

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JP7760191U JPH0523767U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 磁気デイスク駆動用モータ

Publications (1)

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JPH0523767U true JPH0523767U (ja) 1993-03-26

Family

ID=13638463

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JP7760191U Pending JPH0523767U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 磁気デイスク駆動用モータ

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JP (1) JPH0523767U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004522090A (ja) * 2001-03-27 2004-07-22 ハンセン・トランスミッションズ・インターナショナル・ナムローゼフェンノートシャップ ころ軸受組立体
JP2019035392A (ja) * 2017-08-21 2019-03-07 愛三工業株式会社 ベアリング支持構造及びスロットル装置

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