JPH0523674Y2 - - Google Patents

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JPH0523674Y2
JPH0523674Y2 JP1987107647U JP10764787U JPH0523674Y2 JP H0523674 Y2 JPH0523674 Y2 JP H0523674Y2 JP 1987107647 U JP1987107647 U JP 1987107647U JP 10764787 U JP10764787 U JP 10764787U JP H0523674 Y2 JPH0523674 Y2 JP H0523674Y2
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JP
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hose
excavator
reel
muddy water
pump
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JP1987107647U
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JPS6414294U (ja
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  • Earth Drilling (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は地中連続コンクリート壁の構築等に
おいて掘削孔からの泥水の排出を短時間に行なう
ことのできる泥水排出装置に関する。
《従来の技術》 従来のこの種の泥水排出装置としては、例えば
特開昭48−74006号公報に記載されたものがあつ
た。この装置を第5図に簡略化して示す。
同図において、Gはその下端にロータリカツタ
式掘削機1を支持しながら、これを垂直に降下し
て該掘削機1を掘削溝Xの底に到達させる役をな
す支持柱であつて、これは図示していない適宜の
機械装置に取り付けられている。Sはホースリー
ル2を有するホースリール装置Dを搭載した台車
であり、ホースリール2には泥水排出用ホースW
が巻回される。
このような構成の泥水排出装置においては、ホ
ースWは、ホースリール2の回動に伴い、ホース
リール2上にコイル状に順々に巻回されるか、ま
たは、コイル状に巻回されているものから順々に
ほどかれる。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、上述したような泥水排出装置に
おいては、ホースWがホースリール2に多数回巻
回されるので、ホースWの曲がり部分の長さが長
く、このため圧送抵抗が大きいという問題があつ
た。
この考案は、以上の問題点に鑑みてなされたも
のであつて、その目的は、泥水排出用ホースにお
ける圧送抵抗の小さい泥水排出装置を提供するこ
とにある。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成するために、この考案は、昇降
自在に吊り下げられた掘削機により掘削される掘
削孔内の泥水を該掘削孔の外部に排出する泥水排
出装置において、前記掘削機に取付けられたポン
プと、該ポンプからの泥水を前記掘削孔の外部に
排出する柔軟なホースと、該ホースが略半回巻回
されたリールと、該リールを掘削孔の上方で昇降
自在に吊り下げる吊下げ手段とを備えている。
《作用》 掘削機により掘削孔が掘削されると、その深度
に応じて該掘削機は降下する。従つて、ポンプも
降下し、ホースも降下する。このとき、ホースは
柔軟なためリールに半回ほど巻回されており、ホ
ースの降下に伴いリールを降下させることによ
り、ホースの継足し回数は減少する。この継足し
部分の減少およびホースが多数回巻回されていな
いことにより、ホースにおける圧送抵抗は減少す
る。
《実施例》 以下この考案の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
第1図はこの考案に係る泥水排出装置の全体構
成を示す正面断面図である。
図において、11は地盤に形成した掘削孔、1
2は該掘削孔11を掘削する掘削機、13は該掘
削機12を吊り下げ、昇降自在とするベースマシ
ンである。
ベースマシン13のアーム14の先端には滑車
15が取付けられている。滑車15にはリール吊
りワイヤ16が掛け渡され、このリール吊りワイ
ヤ16の下端にはリール17が回転自在に支持さ
れている。また、18は掘削機12の吊りワイヤ
である。
リール17には所定長さの例えば合成樹脂製の
柔軟なホース19の基端部が半回ほど巻回されて
おり、このホース19の先端部は、第2図に示す
ように、掘削機12に内蔵した固定パイプ20に
連結されている。
第2図及び第3図は掘削機12をより詳細に示
しており、この図において、掘削機12の下端に
は一対の回転刃21,21が配設されており、ま
た、揚泥ポンプ22の吸入パイプ22aが突設さ
れている。
揚泥ポンプ22の排出口は前記固定パイプ20
の一端に接続されており、この固定パイプ20の
他端部は該掘削機12の上端部内で逆U字形に湾
曲している。
また、前記柔軟なホース19はその一端19a
が固定パイプ20に連結され、その下方湾曲部が
該掘削機12内でウエイトブロツク23により上
下方向にガイドされて同方向に移動可能になされ
ている。すなわち、第4図に示すように、ウエイ
トブロツク23は半円状にローラ24…を連結し
たものであり、該ローラ24…を介して伝わるウ
エイトブロツク23の重量によりホース19をU
字形に湾曲させて下方に向けて押し下げているの
である。換言すればホース19のたるみに応じて
ウエイトブロツク23は昇降する。
従つて、掘削深さが深くなり、掘削機12が降
下すると、リール17の位置が不変であれば、ウ
エイトブロツク23が上昇することとなる。そし
て、さらに深部まで掘削されると、リール17を
ベースマシン13により下降させることになる。
すなわち、掘削機12の昇降に対応してリール
17を昇降させることにより、一定長さ範囲(例
えば掘削深さで0〜40m)ではホース19を継足
す必要がないのである。
なお、滑車を掘削機12の上部に固定し、該ホ
ース19をウエイトブロツク23との間でさらに
複数個巻回すようにしてもよい。
また、回転刃21の幅が掘削機12の幅より充
分に大きい場合は該掘削機の外側面にホース及び
ウエイトブロツク等を装着することができる。こ
のようにすればホースの取付等が極めて簡単とな
る。
さらに、揚泥ポンプの能力、ベースマシン、ホ
ースの長さを大きくすれば大深度掘削にも対応す
ることができる。
《効果》 以上実施例により詳細に説明したように、この
考案の泥水排出装置にあつては、長いホースを使
用することができ、ホースの継足し部分を大幅に
減らすことができ、ホースのリールへの巻回を半
回程度と少なくでき、従つて、圧送抵抗を減少す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る泥水排出装置の一実施
例におけるその全体構成を示す正面断面図、第2
図はこの実施例に係る掘削機を示すその正面図、
第3図はその側面図、第4図はウエイトブロツク
を拡大して示す正面図、第5図は従来技術を示す
泥水排出装置の正面断面図である。 11……掘削孔、12……掘削機、13……ベ
ースマシン(吊下げ機)、17……リール、19
……ホース、22……揚泥ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降自在に吊り下げされた掘削機により掘削さ
    れる掘削孔内の泥水を該掘削孔の外部に排出する
    泥水排出装置において、前記掘削機に取付けられ
    たポンプと、該ポンプからの泥水を前記掘削孔の
    外部に排出する柔軟なホースと、該ホースが略半
    回巻回されたリールと、該リールを掘削孔の上方
    で昇降自在に吊り下げる吊下げ手段とを備えたこ
    とを特徴とする泥水排出装置。
JP1987107647U 1987-07-15 1987-07-15 Expired - Lifetime JPH0523674Y2 (ja)

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JP1987107647U JPH0523674Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JP1987107647U JPH0523674Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6414294U JPS6414294U (ja) 1989-01-25
JPH0523674Y2 true JPH0523674Y2 (ja) 1993-06-16

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JPS6414294U (ja) 1989-01-25

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