JPH05236724A - モータの防振取り付け機構 - Google Patents

モータの防振取り付け機構

Info

Publication number
JPH05236724A
JPH05236724A JP7244192A JP7244192A JPH05236724A JP H05236724 A JPH05236724 A JP H05236724A JP 7244192 A JP7244192 A JP 7244192A JP 7244192 A JP7244192 A JP 7244192A JP H05236724 A JPH05236724 A JP H05236724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
bracket
mounting base
holes
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7244192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2767337B2 (ja
Inventor
Yasuichi Kondo
康市 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority to JP7244192A priority Critical patent/JP2767337B2/ja
Publication of JPH05236724A publication Critical patent/JPH05236724A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2767337B2 publication Critical patent/JP2767337B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 防振ゴムが変形せず、モータの振動に対して
スキャナーを防振できるモータの防振取り付け機構を提
供する。 【構成】 スキャナーのブラケット2とステッピングモ
ータ1の取り付けベース1c の間に、両面が2枚の板金
3b,3c に接着され中央部に遊嵌孔を有する防振ゴム3
a を設ける。ブラケット側の板金3b に4本の貫通ボル
ト6a に対する4個の螺孔を穿孔する。取り付けベース
1c の取り付け孔を遊嵌孔とし、取り付けベース側の板
金3c とブラケット2の、それぞれの中央部と、上記の
取り付け孔に対応した周辺部の4隅とに遊嵌孔を設け、
各中央部の遊嵌孔にステッピングモータの回転軸1b を
貫通する。4本の貫通ボルトを周辺部の4隅の各遊嵌孔
を貫通して各螺孔にそれぞれ螺合し、ブラケット側また
は取り付けベース側にやや硬質のゴムワッシャー7を介
在させて、各貫通ボルトの先端をロックナット6b によ
り固定して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、OCRにおけるモー
タの防振取り付け機構に関する。
【0002】
【従来の技術】OCR(光学式文字読み取り装置)にお
けるデータの読み取りスキャナーは、ステッピングモー
タ(以下単にモータという)により駆動されて回転す
る。スキャナーに対してモータの振動が伝わると読み取
り精度が劣化するので、防振ゴムを使用してモータの振
動を吸収するようになされている。図2はスキャナーに
対するモータの従来の取り付け機構の断面図を示す。モ
ータ1はモータ部1a と回転軸1b 、および取り付けベ
ース1c よりなる。これに対してスキャナーには鉛直面
の方向にブラケット2が設けてある。防振ゴム3aはそ
の両面に板金3b,3c が接着されたものを使用し、両板
金3b,3c を固定ボルト4により取り付けベース1c と
ブラケット2にそれぞれ固定する。ブラケット2と防振
ゴム3a および両板金3b,3c に遊嵌孔を設けて回転軸
1b を貫通させたものである。なお、回転軸1b の先端
にはギヤ5a を取り付け、これに噛合するギヤ5b とに
よりスキャナーの回転ローラーが回転される。ただしギ
ヤの代わりにプーリとベルトを使用することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の防振機構におい
ては、ブラケット2が鉛直面の方向をなすので、モータ
1とその回転軸1b は水平方向となる。この場合、ブラ
ケット2に対してモータ1は防振ゴム3a のみにより支
持されているので、モータ部1a の加重Wにより、防振
ゴム3a の下部には押圧力が、上部には反対の引っ張り
力が絶えず加わって防振ゴムは次第に変形する。これに
よりモータ1と回転軸1b が傾斜してギヤ5a と5b の
噛合わせが悪くなり、いわゆる歯飛びが発生し、または
ベルトが弛緩して回転力が良好に伝達されない。このよ
うな傾斜を排除するためにはモータ1の取り付け方法を
改善することが必要である。この発明は、以上に鑑みて
なされたもので、防振ゴムが変形せず、モータの振動に
対してスキャナーを防振できるモータの防振取り付け機
構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するモータの防振取り付け機構であって、上記のブ
ラケットとモータの取り付けベースの間に、両面が2枚
の板金に接着され中央部に遊嵌孔を有する防振ゴムを設
ける。ブラケット側の板金に4本の貫通ボルトに対する
4個の螺孔を穿孔する。取り付けベースの取り付け孔を
遊嵌孔とし、取り付けベース側の板金とブラケットの、
それぞれの中央部と、取り付け孔に対応した周辺部の4
隅とに遊嵌孔を設け、各中央部の遊嵌孔にモータの回転
軸を貫通する。4本の貫通ボルトを周辺部の4隅の各遊
嵌孔を貫通して各螺孔にそれぞれ螺合し、ブラケット側
または取り付けベース側にやや硬質のゴムワッシャーを
介在させて、各貫通ボルトの先端をロックナットにより
固定したものである。
【0005】
【作用】上記の防振取り付け機構においては、各貫通ボ
ルトに対して、取り付けベース、ブラケットおよび取り
付けベース側の板金は遊嵌孔のいわゆるガタにより固定
されないが、ブラケット側の板金は、これに穿孔された
4個の螺孔に対して各貫通ボルトがそれぞれ螺合して固
定される。各遊嵌孔を貫通して螺孔に螺合した各貫通ボ
ルトの先端は、ゴムワッシャーを介在してロックナット
により固定され、取り付けベースはブラケットに対して
ほぼ固定される。以上の機構により、モータの振動は、
従来と同様に防振ゴムに吸収されるが、一部は遊嵌孔に
より減衰して各貫通ボルトに伝わり、さらにゴムワッシ
ャーにより減衰するのでブラケットは防振される。次
に、モータの加重は、主としてゴムワッシャーを介して
4本の貫通ボルトにより支持されているが、ゴムワッシ
ャーはやや硬質で容易に変形しないので回転軸は長時間
に亘って傾斜しない。一方、防振ゴムには加重の一部が
加わるが、その力は小さいので変形せず、従ってその防
振作用は低下しない。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示し、(a) は貫
通ボルトに対する断面図、(b) は正面図である。(a),
(b) において、モータ1の取り付けベース1c の4隅に
設けられた取り付け孔をギャップgを有する遊嵌孔と
し、これらに対応してブラケット2に同様な遊嵌孔を設
ける。防振ゴム3a は両面に板金3b,3c が接着されて
おり、これを取り付けベース1c とブラケット2の間に
介在させ、回転軸1b を防振ゴム3a 、両板金3b,3c
およびブラケット2のそれぞれの中央部に設けた遊嵌孔
に貫通させる。ブラケット側の板金3b には4本の貫通
ボルト6a に対する螺孔を穿孔し、また取り付けベース
側の板金3c には対応する位置に遊嵌孔を設ける。各貫
通ボルト6a にゴムワッシャー7を通して取り付けベー
ス1c と板金3c の遊嵌孔を貫通し、板金3b の螺孔に
螺合する。さらにそれぞれの先端をロックナット6b に
より固定する。なお、ゴムワッシャー7には図示の太鼓
形やスリーブ形があり、いずれかのやや硬質のものを使
用する。ゴムワッシャー7の硬度は、小さいほど振動が
減衰するが反面変形し易いので、これらを勘案して適切
な硬度のものを選択する。以上の構成により、モータ1
の振動は従来通り防振ゴム3a に吸収されてスキャナー
が防振されるとともに、その加重は4本の貫通ボルト6
a に支持されて回転軸1b が傾斜せず、ギヤ6a が安定
に動作する。
【0007】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による防
振取り付け機構においては、モータの振動は大部分が防
振ゴムに吸収され、その一部は遊嵌孔とゴムワッシャー
により減衰してブラケットは防振され、また、モータの
加重はやや硬質で容易に変形しないゴムワッシャーを介
して4本の貫通ボルトにより支持され、ステッピングモ
ータの回転軸は長時間に亘って傾斜しないもので、OC
Rのスキャナーの防振と回転動作の安定化に寄与すると
ころには大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示し、(a) は貫通ボル
トに対する断面図、(b) は正面図である。
【図2】 OCRのスキャナーに対するステッピングモ
ータの従来の取り付け機構の断面図を示す。
【符号の説明】
1…ステッピングモータ、モータ、1a …モータ部、1
b …回転軸、1c …取り付けベース、2…ブラケット、
3a …防振ゴム、3b,3c …板金、4…固定ボルト、5
a,5b …ギヤ、6a …貫通ボルト、6b …ロックナッ
ト、7…ゴムワッシャー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OCRのデータ・スキャナーの鉛直面を
    なすブラケットに対するステッピングモータの取り付け
    において、該ブラケットとステッピングモータの取り付
    けベースとの間に、両面が2枚の板金に接着され中央部
    に遊嵌孔を有する防振ゴムを設け、前記ブラケット側の
    板金に4本の貫通ボルトに対する4個の螺孔を穿孔し、
    前記取り付けベースの取り付け孔を遊嵌孔とし、該取り
    付けベース側の板金と前記ブラケットの、それぞれの中
    央部と、前記取り付け孔に対応した周辺部の4隅とに遊
    嵌孔を設け、該各中央部の遊嵌孔に前記ステッピングモ
    ータの回転軸を貫通し、前記各貫通ボルトを前記周辺部
    の4隅の各遊嵌孔を貫通して前記各螺孔に螺合し、前記
    ブラケット側または前記取り付けベース側にやや硬質の
    ゴムワッシャーを介在させ、各貫通ボルトの先端をロッ
    クナットにより固定したことを特徴とする、モータの防
    振取り付け機構。
JP7244192A 1992-02-21 1992-02-21 モータの防振取り付け機構 Expired - Lifetime JP2767337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7244192A JP2767337B2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 モータの防振取り付け機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7244192A JP2767337B2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 モータの防振取り付け機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05236724A true JPH05236724A (ja) 1993-09-10
JP2767337B2 JP2767337B2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=13489385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7244192A Expired - Lifetime JP2767337B2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 モータの防振取り付け機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2767337B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202870A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008055228A (ja) * 2007-11-16 2008-03-13 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008086794A (ja) * 2007-11-16 2008-04-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009047050A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Hitachi Ltd 可変動弁装置のアクチュエータ
JP2009265137A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Mitsubishi Electric Corp カラーホイール装置
JP2012000512A (ja) * 2011-10-05 2012-01-05 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012000513A (ja) * 2011-10-05 2012-01-05 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015015934A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 リョービ株式会社 歩行型作業機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202870A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009047050A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Hitachi Ltd 可変動弁装置のアクチュエータ
JP2008055228A (ja) * 2007-11-16 2008-03-13 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008086794A (ja) * 2007-11-16 2008-04-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009265137A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Mitsubishi Electric Corp カラーホイール装置
JP2012000512A (ja) * 2011-10-05 2012-01-05 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012000513A (ja) * 2011-10-05 2012-01-05 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015015934A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 リョービ株式会社 歩行型作業機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2767337B2 (ja) 1998-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0144555B1 (ko) 충격공구 지지장치
US7267313B2 (en) Retaining device for the floating mounting of a flat screen and electronic display device comprising a flat screen and a retaining device
JPH05236724A (ja) モータの防振取り付け機構
KR940006831A (ko) 구동축과 차축 입력 축의 결합된 조립체의 균형을 잡는 장치
JPH09270975A (ja) 冷却ファンの取付構造
JPH08326842A (ja) モータ用マウント
JP3293865B2 (ja) 組込式二重防振装置
JP4082819B2 (ja) マッサージ機
KR950001323Y1 (ko) 와전류형 지시계기의 회전전달장치에 있어서의 내진장치
KR200282731Y1 (ko) 펌프의 방진장치
KR102394228B1 (ko) 카메라 거치대
JP3169826B2 (ja) モータの支持構造
JPH0528930Y2 (ja)
JPH0628383U (ja) 駆動モータの制振装置
JP2007167405A (ja) ミシンの支持構造
KR100309916B1 (ko) 크랭크축댐퍼풀리의굽힘진동감쇠구조
JPH1147483A (ja) 床面固定式洗濯機
JPH0861437A (ja) 駆動装置
JP2000023418A (ja) 駆動部材の取付構造
KR100536657B1 (ko) 진동 가진장치
JPS5935856Y2 (ja) モ−タの取付け構造
JPH09187137A (ja) 刈払機の防振装置
JPH0544232A (ja) 作業機の運転室
JPS6042142A (ja) ワイパ−装置近傍の窓ガラス支持構造
KR19980029967U (ko) 차량엔진의 진동 흡수구조