JPH0523667A - 飲料水浄化装置 - Google Patents
飲料水浄化装置Info
- Publication number
- JPH0523667A JPH0523667A JP3206437A JP20643791A JPH0523667A JP H0523667 A JPH0523667 A JP H0523667A JP 3206437 A JP3206437 A JP 3206437A JP 20643791 A JP20643791 A JP 20643791A JP H0523667 A JPH0523667 A JP H0523667A
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- JP
- Japan
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- water
- cartridge
- drinking water
- activated carbon
- container
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成により、長期間使用しない場合の
雑菌の繁殖を防止することができ、またカートリッジ内
に古い水がたまっていないため、常時衛生的な飲料水を
得ることができるのみならず、必然的に逆洗洗浄が行な
われるため、カートリッジの寿命を大幅に延ばすことが
できる。 【構成】 連続的に供給される水道水を活性炭２及び中
空糸フィルタ３により浄化する飲料水浄化装置であっ
て、水道水が途絶えたときにはセンサ６によりこれを検
知し、電磁弁７、９を切り換えるとともにエアポンプ１
１及びヒータ１２を所定時間動作せしめる。エアポンプ
１１とヒータ１２からの温風は、前記活性炭２及び中空
糸フィルタ３の容器であるカートリッジ容器１内に浄化
時の水の流れと逆方向に送風され、このカートリッジ容
器１内の汚れを残留浄化水により洗浄すると共にカート
リッジ容器１内を乾燥させて殺菌する。
雑菌の繁殖を防止することができ、またカートリッジ内
に古い水がたまっていないため、常時衛生的な飲料水を
得ることができるのみならず、必然的に逆洗洗浄が行な
われるため、カートリッジの寿命を大幅に延ばすことが
できる。 【構成】 連続的に供給される水道水を活性炭２及び中
空糸フィルタ３により浄化する飲料水浄化装置であっ
て、水道水が途絶えたときにはセンサ６によりこれを検
知し、電磁弁７、９を切り換えるとともにエアポンプ１
１及びヒータ１２を所定時間動作せしめる。エアポンプ
１１とヒータ１２からの温風は、前記活性炭２及び中空
糸フィルタ３の容器であるカートリッジ容器１内に浄化
時の水の流れと逆方向に送風され、このカートリッジ容
器１内の汚れを残留浄化水により洗浄すると共にカート
リッジ容器１内を乾燥させて殺菌する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、連続的に供給される
水を活性炭及び中空糸フィルタにより浄化する飲料水浄
化装置に関するものである。
水を活性炭及び中空糸フィルタにより浄化する飲料水浄
化装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、活性炭及び中空糸フィルタを入
れたカートリッジ等の容器に水道水を供給し、カルキ
臭、金気臭や赤サビ、ニゴリを取り除く浄化装置が知ら
れている。
れたカートリッジ等の容器に水道水を供給し、カルキ
臭、金気臭や赤サビ、ニゴリを取り除く浄化装置が知ら
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の飲料
水浄化装置では、基本的に浄化装置を使用しないときに
カートリッジ内の活性炭の透き間や中空糸フィルタに詰
まったゴミから雑菌が繁殖し易く、また、浄化後の溜水
は残留塩素が無くなるため、細菌が発生し、飲料水とし
て適さなくなる。また、これらの飲料水浄化装置は機構
上、一定時間使用すると原水中の固形不純物により濾材
の小孔がふさがれ、いわゆる目詰まりの状態となり、濾
材の濾過能力が低下する。このため従来の浄化装置にお
いては、一定時間使用後はカートリッジを交換しなけれ
ばならず、不便であった。
水浄化装置では、基本的に浄化装置を使用しないときに
カートリッジ内の活性炭の透き間や中空糸フィルタに詰
まったゴミから雑菌が繁殖し易く、また、浄化後の溜水
は残留塩素が無くなるため、細菌が発生し、飲料水とし
て適さなくなる。また、これらの飲料水浄化装置は機構
上、一定時間使用すると原水中の固形不純物により濾材
の小孔がふさがれ、いわゆる目詰まりの状態となり、濾
材の濾過能力が低下する。このため従来の浄化装置にお
いては、一定時間使用後はカートリッジを交換しなけれ
ばならず、不便であった。
【０００４】前記のような細菌の発生に関しては、塩化
銀等の滅菌材を利用したり、供給される原水圧を利用し
たカートリッジ内の残留水排出等の手法が提案されてい
る。また、前記のような目詰まりに関しては、吐出口よ
り給水口に水を逆流させる逆洗により濾材の寿命を延ば
す手法が提案されている。このように従来の飲料水浄化
装置では、細菌の発生と目詰まりに対処するためにそれ
ぞれ各別の手法を用いていたため、飲料水浄化装置の構
成が複雑になるという欠点があった。この発明は、前記
の欠点を除去し、単一の手法により前記細菌の発生と目
詰まりとに対処し得るようにしたものであり、簡単な構
成により前記細菌の発生を防止すると共に前記の目詰ま
りを少なくすることができる飲料水浄化装置を提供する
ことを目的としている。
銀等の滅菌材を利用したり、供給される原水圧を利用し
たカートリッジ内の残留水排出等の手法が提案されてい
る。また、前記のような目詰まりに関しては、吐出口よ
り給水口に水を逆流させる逆洗により濾材の寿命を延ば
す手法が提案されている。このように従来の飲料水浄化
装置では、細菌の発生と目詰まりに対処するためにそれ
ぞれ各別の手法を用いていたため、飲料水浄化装置の構
成が複雑になるという欠点があった。この発明は、前記
の欠点を除去し、単一の手法により前記細菌の発生と目
詰まりとに対処し得るようにしたものであり、簡単な構
成により前記細菌の発生を防止すると共に前記の目詰ま
りを少なくすることができる飲料水浄化装置を提供する
ことを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、連続的に供給される水を活性炭及び
中空糸フィルタにより浄化する飲料水浄化装置におい
て、送風手段を備え、前記の供給される水が途絶えたと
きには、前記手段より前記活性炭及び中空糸フィルタの
容器内に浄化時の水の流れと逆方向に送風し、この容器
内の汚れを残留浄化水により洗浄すると共に容器内を乾
燥させて殺菌するようにしたことを特徴とするものであ
る。また、前記の送風手段により温風を送風することに
より、短時間での乾燥が可能となる。
めに、この発明は、連続的に供給される水を活性炭及び
中空糸フィルタにより浄化する飲料水浄化装置におい
て、送風手段を備え、前記の供給される水が途絶えたと
きには、前記手段より前記活性炭及び中空糸フィルタの
容器内に浄化時の水の流れと逆方向に送風し、この容器
内の汚れを残留浄化水により洗浄すると共に容器内を乾
燥させて殺菌するようにしたことを特徴とするものであ
る。また、前記の送風手段により温風を送風することに
より、短時間での乾燥が可能となる。
【０００６】
【作用】上記のように構成された飲料水浄化装置では、
水が途絶えたときには、活性炭及び中空糸フィルタの容
器内に吐出口より送風気が逆送される。このため、容器
内の残留浄化水は中空糸フィルタの微細孔表面についた
汚れを逆洗しながら強制排水される。これにより、中空
糸フィルタの濾過能力が回復される。前記残留浄化水が
強制排水された後、容器内は送風により乾燥され、この
飲料水浄化装置を長期間に亘り使用しない場合でも前記
容器内に雑菌が発生することがない。また、前記容器内
に温風を供給することにより、短時間での乾燥が可能と
なる。
水が途絶えたときには、活性炭及び中空糸フィルタの容
器内に吐出口より送風気が逆送される。このため、容器
内の残留浄化水は中空糸フィルタの微細孔表面についた
汚れを逆洗しながら強制排水される。これにより、中空
糸フィルタの濾過能力が回復される。前記残留浄化水が
強制排水された後、容器内は送風により乾燥され、この
飲料水浄化装置を長期間に亘り使用しない場合でも前記
容器内に雑菌が発生することがない。また、前記容器内
に温風を供給することにより、短時間での乾燥が可能と
なる。
【０００７】
【実施例】以下に、この発明の一実施例について図１を
用いて説明する。図１は飲料水浄化装置の簡略化した構
成を示すものである。図において、１はカートリッジ容
器であり、内部には周知のように活性炭２及び中空糸フ
ィルタ３が収納されている。このカートリッジ１には水
入口、水出口となる管４、５が結合されている。前記管
４にはセンサ６が設けられ、また３ポートの電磁弁７を
介して排出口８が配設されている。前記管５には３ポー
トの電磁弁９を介して外気導入口１０が配設されてい
る。１１は外気導入口１０と電磁弁９との間に介在され
たエアポンプ、１２はヒータである。
用いて説明する。図１は飲料水浄化装置の簡略化した構
成を示すものである。図において、１はカートリッジ容
器であり、内部には周知のように活性炭２及び中空糸フ
ィルタ３が収納されている。このカートリッジ１には水
入口、水出口となる管４、５が結合されている。前記管
４にはセンサ６が設けられ、また３ポートの電磁弁７を
介して排出口８が配設されている。前記管５には３ポー
トの電磁弁９を介して外気導入口１０が配設されてい
る。１１は外気導入口１０と電磁弁９との間に介在され
たエアポンプ、１２はヒータである。
【０００８】前記水入口となる管４から連続的に供給さ
れる水道水または揚水式井戸水等の水圧若しくは流量が
前記のセンサ６により検知される。浄水時には管４から
供給された水は実線矢印で示すようにカートリッジ容器
１を経て水出口となる管５より吐出される。前記管４に
連続的に供給されていた水が途絶えると、前記センサ６
によりこれが検知され、図示していない制御部のタイマ
スイッチ（図示せず）が前記電磁弁７、９を同時に動作
させて水路を切り換えると共に、エアポンプ１１とヒー
タ１２を定められた時間だけ動作せしめる。この動作に
より温風が管５に圧送されるが、既に浄化された管５中
及び中空糸フィルタ３内の残留浄化水がまず圧送される
ことにより逆洗洗浄がなされ、汚れを含む水は排出口８
より強制排出される。この強制排出の後、カートリッジ
容器１内は圧送温風により乾燥されて殺菌される。図中
の破線矢印は逆洗及び乾燥殺菌時のエアの流れを示すも
のである。
れる水道水または揚水式井戸水等の水圧若しくは流量が
前記のセンサ６により検知される。浄水時には管４から
供給された水は実線矢印で示すようにカートリッジ容器
１を経て水出口となる管５より吐出される。前記管４に
連続的に供給されていた水が途絶えると、前記センサ６
によりこれが検知され、図示していない制御部のタイマ
スイッチ（図示せず）が前記電磁弁７、９を同時に動作
させて水路を切り換えると共に、エアポンプ１１とヒー
タ１２を定められた時間だけ動作せしめる。この動作に
より温風が管５に圧送されるが、既に浄化された管５中
及び中空糸フィルタ３内の残留浄化水がまず圧送される
ことにより逆洗洗浄がなされ、汚れを含む水は排出口８
より強制排出される。この強制排出の後、カートリッジ
容器１内は圧送温風により乾燥されて殺菌される。図中
の破線矢印は逆洗及び乾燥殺菌時のエアの流れを示すも
のである。
【０００９】上記実施例では、発生温風温度を50〜60℃
にすることにより充分な殺菌ができた。尚、温風が当た
る各部材は耐熱性が必要なことは言うまでもない。上記
実施例では、ヒータ１２を設けたが、このヒータ１２を
設けずに圧送空気をカートリッジ容器１内に供給するこ
とによってもカートリッジ容器１内を乾燥させ、細菌の
繁殖を防止することが可能である。
にすることにより充分な殺菌ができた。尚、温風が当た
る各部材は耐熱性が必要なことは言うまでもない。上記
実施例では、ヒータ１２を設けたが、このヒータ１２を
設けずに圧送空気をカートリッジ容器１内に供給するこ
とによってもカートリッジ容器１内を乾燥させ、細菌の
繁殖を防止することが可能である。
【００１０】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているため、簡単な構成により従来問題となっていた、
長期間使用しない場合の雑菌の繁殖を防止することがで
き、またカートリッジ内に古い水がたまっていないた
め、常時衛生的な飲料水を得ることができるのみなら
ず、必然的に逆洗洗浄が行なわれるため、カートリッジ
の寿命を大幅に延ばすことができる。
ているため、簡単な構成により従来問題となっていた、
長期間使用しない場合の雑菌の繁殖を防止することがで
き、またカートリッジ内に古い水がたまっていないた
め、常時衛生的な飲料水を得ることができるのみなら
ず、必然的に逆洗洗浄が行なわれるため、カートリッジ
の寿命を大幅に延ばすことができる。
【図１】この発明の一実施例を示す飲料水浄化装置の簡
略化した構成図である。
略化した構成図である。
１ カートリッジ容器
２ 活性炭
３ 中空糸フィルタ
４ 管
５ 管
６ センサ
７ 電磁弁
９ 電磁弁
１１ エアポンプ
１２ ヒータ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所
Ｃ０２Ｆ 1/44 Ｃ 8014−4Ｄ
9/00 Ｚ 6647−4Ｄ
Claims (2)
- 【請求項１】 連続的に供給される水を活性炭及び中空
糸フィルタにより浄化する飲料水浄化装置において、送
風手段を備え、前記の供給される水が途絶えたときに
は、前記手段より前記活性炭及び中空糸フィルタの容器
内に浄化時の水の流れと逆方向に送風し、この容器内の
汚れを残留浄化水により洗浄すると共に容器内を乾燥さ
せて殺菌するようにしたことを特徴とする飲料水浄化装
置。 - 【請求項２】 請求項１の飲料水浄化装置において、送
風手段は温風を送風するものであることを特徴とする飲
料水浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206437A JP2655020B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 飲料水浄化方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206437A JP2655020B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 飲料水浄化方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523667A true JPH0523667A (ja) | 1993-02-02 |
| JP2655020B2 JP2655020B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=16523365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3206437A Expired - Fee Related JP2655020B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 飲料水浄化方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2655020B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0871555A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-19 | Ckd Corp | 浄水器 |
| US5850298A (en) * | 1994-03-22 | 1998-12-15 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing device eliminating background noise |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5751692U (ja) * | 1980-09-08 | 1982-03-25 | ||
| JPH0240282A (ja) * | 1988-08-01 | 1990-02-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 蛇口直結型浄水器 |
| JPH02273588A (ja) * | 1989-04-13 | 1990-11-08 | Ube Ind Ltd | 浄水用カートリッジの洗浄方法及びその装置 |
| JPH03186A (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-07 | Material Eng Tech Lab Inc | 浄水器 |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3206437A patent/JP2655020B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5751692U (ja) * | 1980-09-08 | 1982-03-25 | ||
| JPH0240282A (ja) * | 1988-08-01 | 1990-02-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 蛇口直結型浄水器 |
| JPH02273588A (ja) * | 1989-04-13 | 1990-11-08 | Ube Ind Ltd | 浄水用カートリッジの洗浄方法及びその装置 |
| JPH03186A (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-07 | Material Eng Tech Lab Inc | 浄水器 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5850298A (en) * | 1994-03-22 | 1998-12-15 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing device eliminating background noise |
| JPH0871555A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-19 | Ckd Corp | 浄水器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2655020B2 (ja) | 1997-09-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |