JPH05236635A - 搬送保護継電装置 - Google Patents

搬送保護継電装置

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Publication number
JPH05236635A
JPH05236635A JP4072151A JP7215192A JPH05236635A JP H05236635 A JPH05236635 A JP H05236635A JP 4072151 A JP4072151 A JP 4072151A JP 7215192 A JP7215192 A JP 7215192A JP H05236635 A JPH05236635 A JP H05236635A
Authority
JP
Japan
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communication line
circuit
disturbance
electric station
electric
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Pending
Application number
JP4072151A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Sekiguchi
延夫 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05236635A publication Critical patent/JPH05236635A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids

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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信回線の切替えによっても、複数の電気所
間における送信,受信の伝送遅延時間を同一に維持可能
にする。 【構成】 制御回路30Bに、じょう乱検出回路27B
1,27B2によるじょう乱検出時に、正常な信号伝送
状態にある他の通信回線を選択するための制御信号によ
り自装置の通信回線を切替えるとともに、相手側電気所
切替指令を出力させ、この出力にもとづく上記相手側
電気所からの切替指令により、上記通信回線の切替えを
行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信回線を用いて電
力系統の保護を行う搬送保護継電装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開昭56−139032
号公報に示された従来の搬送保護継電装置を示す回路図
であり、図において、A,Bは夫々電気所、1A,1B
は夫々各電気所A,Bの母線、2は母線1A,1Bを遮
断器3A,3Bを介して連系する送電線、4A,4Bは
各電気所A,B側の送電線2に設けられた変流器であ
る。
【0003】また、電気所Aにおいて、5Aは変流器4
Aの2次電流iAを入力とし、それをその電流の大きさ
に比例した電圧に変換する電流−電圧変換回路(以下、
I/V回路と称する)である。
【0004】また、6AはI/V回路5Aの出力電圧信
号をその大きさに比例した周波数信号に変換する電圧−
周波数変換回路(以下、単にV/F回路という)で、そ
の出力信号を通信装置7A1を介し、さらにマイクロ回
線8aおよび図示しない中継局を介して相手側電気所B
へ伝送するものである。
【0005】一方、電気所Bにおいて9Bは通信装置7
B1を介して、相手側電気所Aより伝送される遅延時間
tdなる周波数信号を入力とし、それをその周波数に比
例した電圧VAに変換する周波数−電圧変換回路(以
下、F/V回路という)である。
【0006】さらに、5Bは変流器4Bの2次電流iB
を入力とし、上記I/V回路5Aと同一機能を有するI
/V回路、10B1はI/V回路5Bの出力信号を入力
とし、その信号を上記遅延時間tdと同一時間だけ遅延
させた信号VB1として出力する伝送遅延補償回路であ
る。
【0007】11BはF/V回路9Bおよび伝送遅延補
償回路10B1の出力信号VA,VB1を入力とし、所
定の動作判定式にもとづいて保護動作の要否の判定を行
って、保護動作出力を送出する判定回路である。ここ
で、判定回路11Bは動作判定式|vA+vB1|〉k
0 (但し、k0 は定数)にもとづいて判定を行うもので
ある。
【0008】また、7A2,7B2は通信装置7A1,
7B1と同一機能を有する通信装置、8bは通信装置と
の間を連結するマイクロ回線、10B2は伝送遅延補償
回路で、マイクロ回線8bを介して生じる伝送路の伝送
遅延時間td1分だけ自端子電流iBを遅延補償する回
路である。
【0009】また、12B1,12B2は夫々通信装置
7B1,7B2にて受信される受信信号AA,BBがじ
ょう乱を受けているか否かを検出するじょう乱検出回
路、13Bはじょう乱検出回路12B1,12B2の各
出力信号U,Vを夫々入力とし、判定の判定回路により
切替回路141と142とを同時に切替える如く制御す
る制御回路である。
【0010】さらに、141,142は通信装置7B
1,7B2の受信信号AAとBB,伝送遅延補償回路1
0B1,10B2の出力信号VB1,VB2を夫々切替
える切替回路であり、制御回路13Bの出力信号Eによ
り同時に接点a側またはb側に切替えるものである。
【0011】15Bは上記じょう乱検出回路12B1,
12B2の各出力信号U,Vのアンドをとる論理積回路
であり、その論理積の成立時に、その出力信号Lを`1
´として、判定回路11Bへ加えてその判定をロックす
るものである。
【0012】次に動作について説明する。フェージング
等により、マイクロ回線8bを介する伝送路に不良が生
じマイクロ回線8aが良好な場合には以下のように動作
する。この時には、じょう乱検出回路12B2の出力信
号Vが`1´、じょう乱検出回路12B1の出力信号U
が`0´となり、制御回路13Bの出力信号Eは`1´
となる。
【0013】このため、これに対応して切替回路141
と142は夫々接点a側に切替り、結果として、判定回
路11Bへの入力は、信号VAとしては良好な状態にあ
るマイクロ回線を介する伝送路側の受信信号AAが選択
され、また、信号VBBとしてはマイクロ回線8aを介
する伝送路の伝送遅延時間td1だけ遅延補償する伝送
遅延補償回路10B側の信号VB1が選択されて判定回
路11Bへ導入され、動作判定が行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の搬送保護継電装
置は以上のように構成されているので、じょう乱が検出
された場合、通信回線の切替えが行われるが、このため
に多重化した通信回線の夫々送信,受信の経路の相違に
より、自電気所から相手側の電気所への送信時の伝送遅
延時間と、相手側電気所よりの受信時の伝送遅延時間が
異なる結果となり、ディジタルPCM搬送保護継電装置
等のように送信,受信の伝送遅延時間が同一であること
を前提に構成される装置への適用が困難であるなどの問
題点があった。
【0015】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、健全な通信回線への切替
えを自動化でき、切替え後は送信,受信の伝送遅延時間
を同一にでき、これを動作原理上必要とする搬送保護継
電装置にも適用できる搬送保護継電装置を得ることを目
的とする。
【0016】請求項2の発明は通信回線の切替えをスイ
ッチ操作にて任意に実施できる搬送保護継電装置を得る
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る搬
送保護継電装置は、多重化構成の通信回線を介してデー
タを送受信する複数の電気所と、該電気所に設けられ
て、相手側電気所から得られたデータにもとづき上記通
信回線がじょう乱の影響を受けたか否かを検出するじょ
う乱検出回路とを備え、制御回路に、該じょう乱検出回
路によるじょう乱検出時に、正常な信号伝送状態にある
他の通信回線を選択させるための制御信号を上記相手側
電気所へ出力させ、この出力にもとづく上記相手側電気
所からの切替指令により、上記通信回線の切替えを行わ
せるようにしたものである。
【0018】また、請求項2の発明に係る搬送保護継電
装置は、多重化構成の通信回線を介してデータを送受信
する複数の電気所と、該電気所に設けられて、相手側電
気所から得られたデータにもとづき上記通信回線がじょ
う乱の影響を受けたか否かを検出するじょう乱検出回路
とを備え、制御回路に、該じょう乱検出回路によるじょ
う乱検出時に、正常な信号伝送状態にある他の通信回線
を選択させるための制御信号を上記相手側電気所へ出力
させ、この出力にもとづく上記相手側電気所からの切替
指令により、上記通信回線の切替えを行わせ、また、ス
イッチを用いて、上記通信回線の選択を任意に切替指示
させるようにしたものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明における制御回路は、通信回線
切替情報を相手側電気所へ伝達し、その情報を受信した
相手側電気所に正常な通信回線に自動的に切替えさせ、
送信,受信回線ともに同一経路の通信回線を選択させ
て、夫々同一の伝送遅延時間とすることにより、送信,
受信で同一の伝送遅延時間であることが要求される搬送
保護継電装置であっても、通信回線にじょう乱等の不具
合が発生した場合、健全回線に切替えて保護し、装置の
稼動率を向上する。
【0020】また、請求項2の発明におけるスイッチ
は、通信回線の選択を任意に可能にして、特定の通信回
線の保護,点検を容易化,効率化する。
【0021】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、A,Bは夫々電気所、
1A,1Bは電気所A,Bの母線、2は母線1A,1B
を遮断器3A,3Bを介して連係する送電線、4A,4
Bは各電気所A,B側の送電線2に設置された変流器で
ある。
【0022】また、電気所Aにおいて、5Aは変流器4
Aの2次電流iAを入力とし、その電流の大きさに比例
した電圧に変換する電流−電圧変換器(以下、I/V回
路という)、26AはI/V回路5Aの出力電圧をディ
ジタル量に変換するアナログ/ディジタル変換回路(以
下、A/D回路という)、27AはA/D変換回路26
Aで得られた並列データを直列データに並び換え、さら
に伝送路に適した符号形態に変換する送信インターフェ
ース回路(以下、TX回路という)である。
【0023】28A1,28A2はマイクロ回線9a,
9bを介して、電気所BへTX回路27Aの出力信号を
送出する通信装置、30Aは記憶装置31Aに格納され
た演算・制御手順にしたがって、本装置の機能を実現す
る制御回路としての中央処理装置(以下、CPUとい
う)である。
【0024】一方、電気所Bにおいても電気所Aと同様
のI/V回路5B,A/D回路26B,CPU30B,
記憶装置31Bおよび通信装置28B1,28B2が設
けられている。また、27B1,27B2は電気所Aか
らのデータをマイクロ回線9a,9bおよび通信装置2
8B1,28B2を介して受信して、復号化するじょう
乱検出回路としての受信インターフェース(以下、RX
回路という)で、これが受信したデータにもとづき、通
信回線のじょう乱の影響で、誤りを生じたかどうかの検
査を行い、同時に直列のデータをCPU30Bの扱い易
い並列データに並び換える。
【0025】また、D1,D2およびE1,E2はRX
回路27B1,27B2よりCPU30Bへ渡される直
列データおよび誤り検査結果信号としてのじょう乱検出
信号である。なお、図1においては、便宜上電気所Aは
送信回路、電気所Bは受信回路に限定して記載している
が、両電気所の構成は同一である。
【0026】また、図2はRX回路27B1,27B2
からのじょう乱検出信号E1,E2により、現在使用し
ている通信回線の異常を検出し、健全な回線に切替える
ために、CPU30Bが実行するシーケンス回路であ
り、21a,22a,22b,24a,24b,26a
は禁止ゲート、23a,23bはオアゲート、21b,
26bはアンドゲート、25はセット・リセット形のフ
リップフロップである。
【0027】次に動作について説明する。変流器4Aに
より検出された2次電流はI/V回路5Aにおいてその
大きさに比例した電圧に変換され、これがA/D回路2
6Aでディジタル量に変換される。また、このディジタ
ルの並列データTX回路27Aにより直列データに並び
換えられて符号変換され、通信装置28A1,28A2
から各ルートであるマイクロ回線9a,9bを介して電
気所Bへ送出される。また、CPU30Aはかかるデー
タ送信時における演算処理を記憶装置31Aからのデー
タを受けて実行する。
【0028】一方、電気所Bでは電気所Aからのデータ
を通信装置28B1,28B2により受信し、各RX回
路27B1,27B22復号化し、通信回線のじょう乱
の影響で誤りが生じたか否かを検出する。また、この検
出データを並列化してCPU30Bに入力し、これによ
り後述の通信回路の切替えが行われる。
【0029】次に通信回線の切替制御について説明す
る。まず上記電気所BにおけるCPU30BはRX回路
27B1,27B2におけるじょう乱検出信号E1,E
2により、通信回線の異常を検出し、正常な回線に切替
る様に指令を出力する。今、仮にマイクロ回線9aによ
り伝送を行っている場合において、通信回線にじょう乱
が発生した場合には、まず、RX回路27B1により通
信回線のじょう乱が検出され、じょう乱検出信号Eが`
1´となる。
【0030】このとき、フリップフロップ25の状態
は、マイクロ回線9a側を使用中のため、出力RSは`
0´であり、この条件により禁止ゲート21aはその出
力が`1´となる。次に、この状態でマイクロ回路9b
側の通信回線にじょう乱が発生していなければ、じょう
乱検出信号E2は`0´状態であるから、禁止ゲート2
2aの出力も`1´となり、オアゲート23aの出力も
`1´となって、結局、フリップフロップ25の出力R
Sは`1´状態にセットされる。
【0031】これにより、本装置にて使用する受信デー
タをD1から誤りの無いD2へ切替え、さらに、相手の
電気所Aに対してマイクロ回線9b側のルートへの受信
切替えを促すための情報ビットをTX回路27Aにセッ
トし、送出させる。
【0032】一方、この情報ビットを受信する電気所A
においては、受信切替要求信号RT−Bが`1´とな
り、禁止ゲート24aの出力が`1´となり、フリップ
フロップ25の出力RSも`1´となって、マイクロ回
線9b側のルートの受信データD2を使用する。以上の
ように、一方のルートの伝送不良時は両電気所A,B間
で他ルートを使用する様に動作する。
【0033】実施例2.図3はCPU30Bの他の実施
例を示す。これは図2のオアゲート23a,23bの入
力側に、通信回路を任意に選択するための、外部動作用
のスイッチ(例えば、プッシュスイッチ)35,36を
介して、直流電源(図示しない)を接続したものであ
る。これによれば、定期検査などにおいて、一方の通信
回線を不使用とする場合には他方を予備回線として切替
え使用することにより、系統保護の中断なく、高稼動率
の運用を実現できる。
【0034】実施例3.なお、上記実施例ではマイクロ
波無線信号を伝送媒体とした通信回線について説明した
が、光ファイバ等の有線伝送媒体により構成される通信
回線であってもよく、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
【0035】実施例4.さらに、上記実施例では2端子
送電線に適用した場合について説明したが、3端子送電
線であっても適用可能であり、上記実施例と同様の効果
を奏する。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
多重化構成の通信回線を介してデータを送受信する複数
の電気所と、該電気所に設けられて、相手側電気所から
得られたデータにもとづき上記通信回線がじょう乱の影
響を受けたか否かを検出するじょう乱検出回路とを備
え、制御回路に、該じょう乱検出回路によるじょう乱検
出時に、正常な信号伝送状態にある他の通信回線を選択
させるための制御信号を上記相手側電気所へ出力させ、
この出力にもとづく上記相手側電気所からの切替指令に
より、上記通信回線の切替えを行わせるように構成した
ので、通信回線のじょう乱の影響を受けない高信頼度の
通信回線を利用して、データの送信を行うことができ、
さらに、PCM搬送保護継電装置等のように、その動作
原理上、送信と受信の伝送遅延時間が同一であることが
要求される装置においても、両端子各電気所間で同一通
信回線を使用でき、その送信,受信経路が同一であるこ
とにより、伝送遅延時間も同一に保つことができるもの
が得られる効果がある。
【0037】また、請求項2の発明によれば多重化構成
の通信回線を介してデータを送受信する複数の電気所
と、該電気所に設けられて、相手側電気所から得られた
データにもとづき上記通信回線がじょう乱の影響を受け
たか否かを検出するじょう乱検出回路とを備え、制御回
路に、該じょう乱検出回路によるじょう乱検出時に、正
常な信号伝送状態にある他の通信回線を選択させるため
の制御信号を上記相手側電気所へ出力させ、この出力に
もとづく上記相手側電気所からの切替指令により、上記
通信回線の切替えを行わせ、また、スイッチを用いて、
上記通信回線の選択を任意に切替指示させるように構成
したので、手動操作による切替制御により、例えば通信
回線の定期検査等により現用回線が不使用となる場合等
に、予め予備回線側に切替えておくことにより、不要な
切替えが生じないため、系統保護上より高い稼動率が得
られると共に、不要な警報が防止され、円滑な運用を実
現できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による搬送保護継電装置を
示すブロック図である。
【図2】図1における制御回路の一実施例を示す回路図
である。
【図3】図2における制御回路の他の実施例を示す回路
図である。
【図4】従来の搬送保護継電装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
A,B 電気所 27B1,27B2 RX回路(じょう乱検出回路) 30B 中央処理装置(CPU)(制御回路) 35,36 スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る搬
送保護継電装置は、多重化構成の通信回線を介してデー
タを送受信する複数の電気所と、該電気所に設けられ
て、相手側電気所から得られたデータにもとづき上記通
信回線がじょう乱の影響を受けたか否かを検出するじょ
う乱検出回路とを備え、制御回路に、該じょう乱検出回
路によるじょう乱検出時に、正常な信号伝送状態にある
他の通信回線を選択させるための制御信号により自装置
の通信回線を切替えるとともに、上記相手側電気所へ
替指令を出力させ、この出力にもとづく上記相手側電気
所からの切替指令により、上記通信回線の切替えを行わ
せるようにしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、請求項2の発明に係る搬送保護継電
装置は、多重化構成の通信回線を介してデータを送受信
する複数の電気所と、該電気所に設けられて、相手側電
気所から得られたデータにもとづき上記通信回線がじょ
う乱の影響を受けたか否かを検出するじょう乱検出回路
とを備え、制御回路に、該じょう乱検出回路によるじょ
う乱検出時に、正常な信号伝送状態にある他の通信回線
を選択させるための制御信号により自装置の通信回線を
切替えるとともに、上記相手側電気所へ切替指令を出力
させ、この出力にもとづく上記相手側電気所からの切替
指令により、上記通信回線の切替えを行わせ、また、ス
イッチを用いて、上記通信回線の選択を任意に切替指示
させるようにしたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、A,Bは夫々電気所、
1A,1Bは電気所A,Bの母線、2は母線1A,1B
を遮断器3A,3Bを介して連系する送電線、4A,4
Bは各電気所A,B側の送電線2に設置された変流器で
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】次に動作について説明する。変流器4Aに
より検出された2次電流はI/V回路5Aにおいてその
大きさに比例した電圧に変換され、これがA/D回路2
6Aでディジタル量に変換される。また、このディジタ
ルの並列データTX回路27Aにより直列データに並
び換えられて符号変換され、通信装置28A1,28A
2から各ルートであるマイクロ回線9a,9bを介して
電気所Bへ送出される。また、CPU30Aはかかるデ
ータ送信時における演算処理を記憶装置31Aからのデ
ータを受けて実行する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】次に通信回線の切替制御について説明す
る。まず上記電気所BにおけるCPU30BはRX回路
27B1,27B2におけるじょう乱検出信号E1,E
2により、通信回線の異常を検出し、正常な回線に切替
る様に指令を出力する。今、仮にマイクロ回線9aによ
り伝送を行っている場合において、通信回線にじょう乱
が発生した場合には、まず、RX回路27B1により通
信回線のじょう乱が検出され、じょう乱検出信号E1
`1´となる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
多重化構成の通信回線を介してデータを送受信する複数
の電気所と、該電気所に設けられて、相手側電気所から
得られたデータにもとづき上記通信回線がじょう乱の影
響を受けたか否かを検出するじょう乱検出回路とを備
え、制御回路に、該じょう乱検出回路によるじょう乱検
出時に、正常な信号伝送状態にある他の通信回線を選択
させるための制御信号により自装置の通信回線を切替え
るとともに、上記相手側電気所へ切替指令を出力させ、
この出力にもとづく上記相手側電気所からの切替指令に
より、上記通信回線の切替えを行わせるように構成した
ので、通信回線のじょう乱の影響を受けない高信頼度の
通信回線を利用して、データの送信を行うことができ、
さらに、PCM搬送保護継電装置等のように、その動作
原理上、送信と受信の伝送遅延時間が同一であることが
要求される装置においても、両端子各電気所間で同一通
信回線を使用でき、その送信,受信経路が同一であるこ
とにより、伝送遅延時間も同一に保つことができるもの
が得られる効果がある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】また、請求項2の発明によれば多重化構成
の通信回線を介してデータを送受信する複数の電気所
と、該電気所に設けられて、相手側電気所から得られた
データにもとづき上記通信回線がじょう乱の影響を受け
たか否かを検出するじょう乱検出回路とを備え、制御回
路に、該じょう乱検出回路によるじょう乱検出時に、正
常な信号伝送状態にある他の通信回線を選択させるため
の制御信号により自装置の通信回線を切替えるととも
に、上記相手側電気所へ切替指令を出力させ、この出力
にもとづく上記相手側電気所からの切替指令により、上
記通信回線の切替えを行わせ、また、スイッチを用い
て、上記通信回線の選択を任意に切替指示させるように
構成したので、手動操作による切替制御により、例えば
通信回線の定期検査等により現用回線が不使用となる場
合等に、予め予備回線側に切替えておくことにより、不
要な切替えが生じないため、系統保護上より高い稼動率
が得られると共に、不要な警報が防止され、円滑な運用
を実現できるものが得られる効果がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重化構成の通信回線を介してデータを
    送受信する複数の電気所と、該電気所に設けられて、相
    手側電気所から得られたデータにもとづき上記通信回線
    がじょう乱の影響を受けたか否かを検出するじょう乱検
    出回路と、該じょう乱検出回路によるじょう乱検出時
    に、正常な信号伝送状態にある他の通信回線を選択させ
    るための制御信号を上記相手側電気所へ出力し、この出
    力にもとづく上記相手側電気所からの切替指令により、
    上記通信回線の切替えを行わせる制御回路とを備えた搬
    送保護継電装置。
  2. 【請求項2】 多重化構成の通信回線を介してデータを
    送受信する複数の電気所と、該電気所に設けられて、相
    手側電気所から得られたデータにもとづき上記通信回線
    がじょう乱の影響を受けたか否かを検出するじょう乱検
    出回路と、該じょう乱検出回路によるじょう乱検出時
    に、正常な信号伝送状態にある他の通信回線を選択させ
    るための制御信号を上記相手側電気所へ出力し、この出
    力にもとづく上記相手側電気所からの切替指令により、
    上記通信回線の切替えを行わせる制御回路と、上記通信
    回線の選択を任意に切替指示するスイッチとを備えた搬
    送保護継電装置。
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